JPH0862913A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0862913A
JPH0862913A JP6200347A JP20034794A JPH0862913A JP H0862913 A JPH0862913 A JP H0862913A JP 6200347 A JP6200347 A JP 6200347A JP 20034794 A JP20034794 A JP 20034794A JP H0862913 A JPH0862913 A JP H0862913A
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JP
Japan
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paper
paper feed
cassette
paper feeding
jam
Prior art date
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JP6200347A
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English (en)
Inventor
Koji Shirosugi
浩司 白杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャム発生時に使用していた給紙カセットか
らの給紙を規制することにより、その給紙カセット内へ
の用紙のセット不良やその給紙カセットの画像形成装置
本体への装着不良が原因となるジャムの再発を防止し、
また、用紙のセット不良状態や給紙カセットの装着不良
状態を解消した後にはその給紙カセットからの給紙を行
なえるようにする。 【構成】 ジャム発生時に使用していた給紙カセットか
らの給紙を規制する給紙規制手段と、給紙が規制された
給紙カセットが画像形成装置本体に対して脱着操作され
たことを検出する脱着操作検出手段と、この脱着操作検
出手段からの検出結果に基づいて給紙規制を解除する給
紙規制解除手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一サイズの用紙を収
容する複数個の給紙カセットを有する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置には複数個の給紙カセットが設けられており、各給紙
カセットにはそれぞれサイズの異なる用紙や向きを変え
た用紙を収容することが一般的である。しかし、特定サ
イズの用紙を大量に使用する場合には、特開平3−12
2670号公報に開示されたように、同一サイズの用紙
を複数個の給紙カセットに収容して使用することが行な
われている。そして、この画像形成装置では、或る給紙
カセットから給紙を行なっている際に用紙の分離ミスが
発生した場合、同一サイズの用紙を収容している他の給
紙カセットから給紙を行なうようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、用紙切れ等に
よって他の給紙カセットに同一サイズの用紙が収容され
ていない場合には、分離ミスが発生した時に使用してい
た給紙カセットからの給紙を続行している。ここで、分
離ミスの発生原因が、給紙カセット内への用紙のセット
不良や、画像形成装置本体への給紙カセットの装着不良
である場合には、分離ミスが発生した時に使用していた
給紙カセットからの給紙を続行することにより、分離ミ
スが再発する危険性が高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
同一サイズの用紙を収容する複数個の給紙カセットを画
像形成装置本体に着脱自在に取り付けた画像形成装置に
おいて、ジャム発生時に使用していた前記給紙カセット
からの給紙を規制する給紙規制手段と、給紙が規制され
た前記給紙カセットが前記画像形成装置本体に対して脱
着操作されたことを検出する脱着操作検出手段と、この
脱着操作検出手段からの検出結果に基づいて前記給紙規
制手段による給紙規制を解除する給紙規制解除手段とを
設けた。
【0005】請求項2記載の発明は、同一サイズの用紙
を収容する複数個の給紙カセットを画像形成装置本体に
着脱自在に取り付けた画像形成装置において、ジャム発
生時に使用していた前記給紙カセットからの給紙を規制
する給紙規制手段と、給紙が規制された前記給紙カセッ
ト内の用紙の向きがジャム発生時における用紙の向きに
対して変更されたことを検出する用紙向き検出手段と、
この用紙向き検出手段からの検出結果に基づいて前記給
紙規制手段による給紙規制を解除する給紙規制解除手段
とを設けた。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明では、ジャムが発生した場
合にはそのジャム発生時に使用していた給紙カセットか
らの給紙が給紙規制手段により規制され、ジャムを生じ
た用紙と同一サイズの用紙を収容している他の給紙カセ
ットからの給紙が行なわれる。このため、給紙カセット
内への用紙のセット不良や画像形成装置本体への給紙カ
セットの装着不良がジャムの発生原因である場合におい
ては、ジャムの再発が防止される。一方、給紙が規制さ
れた給紙カセットを画像形成装置本体に対して脱着操作
することにより、給紙カセット内への用紙のセット不良
状態や画像形成装置本体への給紙カセットの装着不良状
態が解消されるため、この脱着操作を脱着操作検出手段
により検出した後に給紙規制解除手段によりその給紙カ
セットからの給紙規制を解除すれば、その給紙カセット
からの給紙が円滑に行なわれる。
【0007】請求項2記載の発明では、ジャムが発生し
た場合にはそのジャム発生時に使用していた給紙カセッ
トからの給紙が給紙規制手段により規制され、ジャムを
生じた用紙と同一サイズの用紙を収容している他の給紙
カセットからの給紙が行なわれる。このため、給紙カセ
ット内への用紙のセット不良や画像形成装置本体への給
紙カセットの装着不良がジャムの発生原因である場合に
おいては、ジャムの再発が防止される。一方、給紙が規
制された給紙カセットを一旦画像形成装置本体から外し
て収容されている用紙の向きをジャム発生時における用
紙の向きに対して変更操作することにより、給紙カセッ
ト内への用紙のセット不良状態や画像形成装置本体への
給紙カセットの装着不良状態が解消されるため、この変
更操作を用紙向き検出手段により検出した後に給紙規制
解除手段によりその給紙カセットからの給紙規制を解除
すれば、その給紙カセットからの給紙が円滑に行なわれ
る。
【0008】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図9に基づいて説明する。図4は画像形成装置である複
写機の全体構造を示すもので、画像形成装置本体である
複写機本体1の略中央部には感光体ドラム2が回転自在
に設けられており、この感光体ドラム2の周囲には、帯
電チャージャ3、現像ユニット4、レジストローラ5、
転写チャージャ6、第1分離チャージャ7、第1分離爪
8、クリーニングユニット9、除電ランプ10、分離ミ
ス検出センサ11、第2分離チャージャ12、第2分離
爪13が配置されている。また、前記感光体ドラム2の
上方には、原稿が載置されるコンタクトガラス14、載
置された原稿を押える圧板15、原稿を読み取って感光
体ドラム2の表面へ光書き込みをする光学系ユニット1
6が設けられている。
【0009】つぎに、前記複写機本体1には三個の給紙
カセット17a、17b、17cが着脱自在に取り付け
られており、さらに、画像形成が行なわれた用紙が排紙
される第1排紙トレイ18と第2排紙トレイ19とが設
けられている。なお、第1排紙トレイ18は、感光体ド
ラム2から正しく分離された用紙が排紙されるトレイで
あり、感光体ドラム2と第1排紙トレイ18との間に
は、搬送ベルト20、定着ユニット21、第1排紙セン
サ22、第1排紙ローラ23が設けられている。一方、
第2排紙トレイ19は、感光体ドラム2からの分離ミス
を生じた用紙が排紙されるトレイであり、感光体ドラム
2と第2排紙トレイ19との間には、ガイド板24、第
2排紙センサ25、搬送ローラ26、第2排紙ローラ2
7が設けられている。
【0010】また、前記複写機本体1内には、各給紙カ
セット17a〜17c内に収容されている用紙の用紙サ
イズ及び向きを検出する脱着操作検出手段である用紙セ
ンサ(図示せず)が設けられている。これらの用紙セン
サからは、図7に示すように、検出した用紙の用紙サイ
ズや向きに応じて異なった信号が出力されるもので、例
えば、用紙がA4サイズ縦向きならば、“0110”の
信号が出力され、用紙がA4サイズ横向きならば“11
10”の信号が出力され、給紙カセット17a〜17c
を複写機本体1から取り外すことにより用紙ナシの状態
となった場合には“0000”の信号が出力される。
【0011】ここで、前記複写機にはこの複写機の各種
動作を制御するマイクロコンピュータ(図示せず)が設
けられており、このマイクロコンピュータは、CPU
(図示せず)、制御動作のプログラムを格納したROM
(図示せず)、前記センサ11,22,24や用紙セン
サ及びその他のセンサが検出したデータを一時的に格納
するRAM(図示せず)等により形成されている。
【0012】このような構成において、この複写機の基
本的な動作を図8及び図9に基づいて説明する。複写機
の操作部(図示せず)に設けられているプリントキー
(図示せず)を“オン”させることにより(S1)コピ
ー動作が開始され、このとき、コピー枚数“N”がクリ
アされ、各給紙カセット17a〜17cのデータ(FE
D)と、これらの給紙カセット17a〜17cに収容さ
れている用紙の用紙サイズ及び向きのデータ(CST)
とがRAMに格納され、さらに、光学系ユニット16内
の露光ランプ28、帯電チャージャ3、転写チャージャ
6、第1分離チャージャ7、除電ランプ10、駆動用モ
ータ(図示せず)が“オン”される(S2)。
【0013】ついで、前のモードでジャムしていたか否
か(JAM=1?)がRAMに格納されているデータに
基づいて判断され(S3)、ジャムしていたならば、そ
のジャムがリセットされたか否か(JR=1?)が判断
される(S4)。そして、ジャムがリセットされていな
けばコピーを行なえないため、露光ランプ28、帯電チ
ャージャ3、転写チャージャ6、第1分離チャージャ
7、除電ランプ10、駆動用モータが“オフ”にされ
(S5)、終了する。一方、ジャムがリセットされてい
たならば、ステップ6で、コピー枚数“N”のデータが
RAMに格納される(M←N)。なお、ステップ3にお
いてジャムしていなかったと判断された場合にも、コピ
ー枚数“N”のデータがRAMに格納される(M←N)
(S7)。
【0014】ステップ6又はステップ7においてコピー
枚数“N”がRAMに格納された後、給紙が行なわれる
いずれかの給紙カセット17a〜17cに対応して位置
する給紙ローラが“オン”され(S8)、給紙が開始さ
れる。給紙が開始された後にレジストセンサ29が“オ
ン”したか否かが判断され(S9)、“オン”した場合
には、給紙ローラが“オフ”され、さらに、時間“T
1 ”がセットされる(S10)。なお、この“T1
は、光学系ユニット16による光書き込みタイミングと
用紙の給紙タイミングとを合わせるためのものである。
そして、この“T1”が経過したか否かが判断され(S
11)、“T1 ”が経過した後にレジストローラ5の駆
動により用紙が送られ、さらに、時間“T2 ”,“T
3 ”がセットされる(S11)。なお、“T2 ”は感光
体ドラム2からの用紙の分離ミスをチェックするための
時間であり、“T3 ”は第1排紙トレイ18上への排紙
ミス、即ち、感光体ドラム2から分離された用紙が第1
排紙トレイ18上へ排紙されるまでの間にジャムを発生
したか否かをチェックするための時間である。また、こ
れらの時間“T2 ,T3 ”は、T2 ≪T3 の関係にあ
る。
【0015】ついで、セットした時間“T2 ”が経過す
るまでに、感光体ドラム2からの用紙の分離ミスを検出
する分離ミス検出センサ11が“オン”したか否かが判
断され(S13,S14)、セットした時間“T2 ”が
経過しても分離ミス検出センサ11が“オン”にならな
い場合には、分離ミスが発生せずに適正な分離が行なわ
れたことを意味する。一方、セットした時間“T2 ”が
経過するまでに分離ミス検出センサ11が“オン”にな
れば、用紙が感光体ドラム2から分離されずに分離ミス
を生じたことを意味する。
【0016】用紙が分離ミスを発生しなかった場合に
は、用紙のジャムを検出するための第1排紙センサ22
が、セットした時間“T3 ”が経過するまでに“オン”
したか否かが判断され(S15,S16)、セットした
時間“T3 ”が経過する前に第1排紙センサ22が“オ
ン”になれば、用紙はジャムを発生せずに第1排紙トレ
イ18上へ排紙されたことを意味する。一方、セットし
た時間“T3 ”が経過しても第1排紙センサ22が“オ
ン”にならなければ、用紙がジャムを発生したことを意
味する。
【0017】用紙がジャムを発生せずに第1排紙トレイ
18上へ排紙された場合には、ステップ17においてコ
ピー枚数が1枚加算され(N←N+1)、さらに、ステ
ップ18においてジャムが“0”とされた後、コピー設
定枚数“NN”が実行したコピー枚数“N”に対して等
しいか又はそれ以下であるかが判断される(S19)。
そして、“N≧NN”であるならば、コピー枚数が設定
枚数に達したことを意味し、上述したステップ5の処理
が行なわれ、終了する。一方、“N≧NN”でなけれ
ば、コピー枚数が設定枚数に達していないことを意味
し、ステップ8以下の処理が繰り返される。
【0018】つぎに、上述したステップ15,16にお
いて、セットした時間“T3 ”が経過しても第1排紙セ
ンサ22が“オン”にならず、感光体ドラム2から分離
された用紙が第1排紙トレイ18上へ排紙されるまでの
間にジャムを発生したと判断された場合には、ステップ
20において、操作部に設けられているジャム表示灯
(図示せず)が点灯され、ジャムが発生したことのデー
タとコピー枚数“N”のデータとがRAMに格納される
(JAM←1,M←N)。そして、このステップ20の
処理が行なわれた後に、ジャム発生時に使用していた給
紙カセットのデータとその給紙カセットに収容されてい
た用紙の用紙サイズ及び向きのデータとがRAMに格納
される(S21)。
【0019】つぎに、上述したステップ13,14にお
いて、セットした時間“T2 ”が経過する前に分離ミス
検出センサ11が“オン”となり、用紙が感光体ドラム
2から分離ミスを生じたことが検出された場合には、図
9に示すステップ22において、クリーニングユニット
9が感光体ドラム2から離間され、第2分離チャージャ
12が“オン”され、第2分離爪13が感光体ドラム2
の外周面に当接され、ガイド板24に沿って設けられて
いる搬送ローラ26、第2排紙ローラ27が“オン”さ
れる。そして、このステップ22の処理が行なわれた後
に、上述したステップ21の処理と同様に、分離ミス発
生時に使用していた給紙カセットのデータとその給紙カ
セットに収容されていた用紙の用紙サイズ及び向きのデ
ータとがRAMに格納される(S23)。
【0020】ステップ23の処理が行なわれた後に、露
光ランプ28及び帯電チャージャ3が“オフ”され(S
24)、時間“T4 ”がセットされる(S25)。な
お、“T4 ”は、感光体ドラム2からの分離ミスを生じ
た用紙が第2排紙トレイ19上へ排紙されるまでの間に
ジャムを発生したか否かをチェックするための時間であ
る。そして、第2排紙センサ25がセットした時間“T
4 ”が経過するまでに“オン”したか否かが判断され
(S26,S27)、セットした時間“T4 ”が経過す
る前に第2排紙センサ25が“オン”になれば、用紙は
ジャムを発生せずに第2排紙トレイ19上へ排紙された
ことを意味する。一方、セットした時間“T4 ”が経過
しても第2排紙センサ25が“オン”にならなければ、
ジャムが発生したことを意味する。
【0021】セットした時間“T4 ”が経過する前に第
2排紙センサ25が“オン”となって用紙が第2排紙ト
レイ19上に排紙されたことが検出された場合には、ス
テップ28において、クリーニングユニット9が感光体
ドラム2の表面へ当接され、第2分離チャージャ12が
“オフ”され、第2分離爪13が感光体ドラム2の表面
から離間され、搬送ローラ26と第2排紙ローラ27と
が“オフ”され、露光ランプ28と帯電チャージャ3と
が“オン”される。そして、このステップ28の処理が
行なわれた後に、図8に示す上述したステップ8へ戻っ
てコピーが継続される。
【0022】一方、セットした時間“T4 ”が経過して
も第2排紙センサ25が“オン”にならず、ジャムが発
生したと判断された場合には、ステップ29において、
操作部に設けられているジャム表示灯が点灯され、ジャ
ムが発生したことのデータとコピー枚数“N”のデータ
とがRAMに格納される(JAM←1,M←N)。そし
て、このステップ29の処理が行なわれた後に、図8に
示す上述したステップ5の処理が行なわれ、終了する。
【0023】つぎに、上述したステップ21及びステッ
プ23に示すように、ジャム発生時又は分離ミス発生時
には、その時に使用していた給紙カセット、その給紙カ
セットに収容されている用紙の用紙サイズ及び向きのデ
ータがRAMに格納されるものであり、その格納処理を
図2のフローチャートに基づいて説明する。まず、ジャ
ム又は分離ミスが発生した場合には、上述したステップ
2においてRAMに格納されている給紙カセットのデー
タFEDに基づき、使用していた給紙カセットが特定さ
れ(S101,S102)、給紙規制手段により使用し
ていた給紙カセットのジャムメモリのフラグが“1”に
セットされる(S103,S104,S105)。な
お、このジャムメモリのフラグが“1”にセットされる
ことによりその給紙カセットからの給紙が規制される。
さらに、ステップ2においてRAMに格納されている用
紙サイズ及び向きのデータCSTに基づいてその時の用
紙サイズ及び向きが格納される(S106,S107,
S108)。例えば、1段目の給紙カセット17aを使
用していた場合には、“FED=0001”であるか
ら、ステップ101からステップ103へ移り、ステッ
プ103において、給紙カセット1段目ジャムフラグが
1にセットされる(FED1M=1)。さらに、その給
紙カセット17a内に収容されている用紙の用紙サイズ
及び向きが格納される(CST1M=CST)。
【0024】つぎに、使用する給紙カセットの選択処理
について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
なお、操作部に設けられている給紙カセット選択キー
(図示せず)を押し下げることにより、選択されるべき
給紙カセットが第1給紙カセット17a、第2給紙カセ
ット17b、第3給紙カセット17cの順にローテーシ
ョンされるもので、給紙カセット選択キーが“オン”さ
れると(S201)、現在選択されている給紙カセット
が何段目の給紙カセットであるかが順次判断される(S
202,S203,S204)。例えば、第1給紙カセ
ット17aの選択中に給紙カセット選択キーが押し下げ
られた場合には、ステップ202からステップ205へ
移り、ステップ5において、第2給紙カセット17bの
ジャムフラグが“1”であるか否か(FED2M=1
?)が判断される。そして、“1”でない場合には第2
給紙カセット17bの使用中にジャム又は分離ミスが発
生しなかったことを意味し、第2給紙カセット17bが
選択される(S206)。一方、第2給紙カセット17
bのジャムフラグが“1”である場合には、第2給紙カ
セット17bの選択が規制され、第3給紙カセット17
cのジャムフラグが“1”であるか否か(FED3M=
1?)が判断される(S207)。そして、“1”でな
い場合には第3給紙カセット17cが選択され(S20
8)、“1”である場合には第3給紙カセット17cの
選択が規制され、第1給紙カセット17aのジャムフラ
グが“1”であるか否か(FED1M=1)が判断され
る(S209)。そして、“1”でない場合には第1給
紙カセット17aが選択され(S210)、“1”であ
る場合には第1給紙カセット17aの選択が規制され
る。
【0025】なお、給紙カセット選択キーを押し下げた
時に選択されていた給紙カセットが第2給紙カセット1
7bであった場合(S203)、又は、第3給紙カセッ
ト17cであった場合(S204)にも、同様の処理が
行なわれる。
【0026】つぎに、給紙規制手段による給紙規制を解
除する処理について図1に基づいて説明する。なお、こ
の処理は、複写機の待機中に常時繰り返し行なわれる。
まず、各給紙カセットのジャムフラグが“1”であるか
否かが順次判断され(S301,S302,S30
3)、さらに、ジャムフラグが“1”である給紙カセッ
トについては、その給紙カセットに対応して設けられて
いる用紙センサの出力が“0000”となったか否かが
検出され(S304,S305,S306)、その検出
結果に基づいて給紙規制手段による給紙規制が給紙規制
解除手段により解除される(S307,S308,S3
09)。
【0027】例えば、ステップ301において第1給紙
カセット17aのジャムフラグが“1”である(FED
1M=1)と判断された場合には、その第1給紙カセッ
ト17aに対応して設けられている用紙センサの出力が
“0000”であるか否か(CST1=0000)が判
断される(S304)。そして、このステップ304に
おいて“CST1=0000”であると判断された場合
には、第1給紙カセット17aが複写機本体1から取り
外されることにより用紙ナシの状態になったことを意味
し、第1給紙カセット17aが複写機本体1に対して脱
着されたことを検出した脱着操作検出手段である用紙セ
ンサからの検出結果に基づき、給紙規制解除手段により
第1給紙カセット17aのジャムフラグが“0”(FE
D1M=0)にされる(S307)。そして、第1給紙
カセット17aのジャムフラグが“0”となることによ
り、図8のステップ3に示すように、この第1給紙カセ
ット17aからの給紙が可能となる。
【0028】ここで、ジャムや分離ミスの発生原因が、
第1給紙カセット17a内への用紙のセット不良や、複
写機本体1への第1給紙カセット17aの装着不良であ
る場合には、この第1給紙カセット17aを複写機本体
1に対して脱着することにより用紙のセット不良状態や
装着不良状態が解消される。従って、第1給紙カセット
17aからの給紙を再開させても、第1給紙カセット1
7a内への用紙のセット不良や複写機本体1への第1給
紙カセット17aの装着不良が原因となるジャムや分離
ミスの再発が防止される。
【0029】同様に、FED2M=1の場合(S30
2)、FED3M=1の場合(S303)にも、それら
の給紙カセットに対応して設けられている用紙センサの
出力が“0000”か否かが判断され(S305,S3
06)、出力が“0000”の場合には給紙規制解除手
段によってジャムフラグが“0”(FED2M=0,F
ED3M=0)とされ(S308,S309)、第2給
紙カセット17bや第3給紙カセット17cからの給紙
が可能となる。
【0030】ついで、請求項2記載の発明の一実施例を
図10に基づいて説明する。なお、図1乃至図9におい
て説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省
略する。図面は、給紙規制手段による給紙規制を解除す
る処理について説明するもので、ジャム又は分離ミス発
生時に使用していた給紙カセットからの給紙は、図2に
示した場合と同様に、給紙規制手段により規制されてい
る。まず、図1において説明した場合と同様に、各給紙
カセットのジャムフラグが“1”であるか否かが順次判
断される(S401,S402,S403)。ついで、
ジャムフラグが“1”である給紙カセットについては、
その給紙カセットに対応して設けられている用紙センサ
の出力が“0000”となったか否かが判断され(S4
04,S405,S406)、さらに、用紙センサの出
力が“0000”である場合を除き、その時の用紙セン
サの出力とジャム又は分離ミス発生時における用紙セン
サの出力とが用紙向き検出手段により比較され(S40
7,S408,S409)、その比較結果に基づいて給
紙規制手段による給紙規制が給紙規制解除手段により解
除される(S410,S411,S412)。
【0031】例えば、ステップ401において第1給紙
カセット17aのジャムフラグが“1”である(FED
1M=1)と判断された場合には、その第1給紙カセッ
ト17aに対応して設けられている用紙センサの出力が
“0000”であるか否か(CST1=0000)が判
断される(S404)。そして、このステップ404に
おいて“CST1=0000”でないと判断された場合
には、現在の用紙センサの出力とジャム又は分離ミス発
生時における用紙センサの出力とが用紙向き検出手段に
より比較され(S407)、異なる場合には用紙がサイ
ズの異なるものに交換され、又は、用紙の向きが変更さ
れたことを意味し、給紙規制解除手段により第1給紙カ
セット17aのジャムフラグが“0”(FED1M=
0)にされる(S410)。そして、第1給紙カセット
17aのジャムフラグが“0”となることにより、図8
のステップ3に示すように、この第1給紙カセット17
aからの給紙が可能となる。
【0032】ここで、ジャムや分離ミスの発生原因が、
第1給紙カセット17a内への用紙のセット不良や、複
写機本体1への第1給紙カセット17aの装着不良であ
る場合には、この第1給紙カセット17aを複写機本体
1から取り外し、さらに、商用されている用紙を他のサ
イズのものに交換したり用紙の向きを変更する(例え
ば、縦向きを横向きにする)ことにより、用紙のセット
不良状態や給紙カセットの装着不良状態が解消される。
従って、第1給紙カセット17aからの給紙を再開させ
ても、第1給紙カセット17a内への用紙のセット不良
や複写機本体1への第1給紙カセット17aの装着不良
が原因となるジャムや分離ミスの再発が防止される。
【0033】同様に、FED2M=1の場合(S40
2)、FED3M=1の場合(S403)にも、それら
の給紙カセットに対応して設けられている用紙センサの
出力が“0000”か否かが判断され(S405,S4
06)、出力が“0000”である場合を除き現在の用
紙センサの出力とジャム又は分離ミス発生時における用
紙センサの出力とが用紙向き検出手段により比較され
(S408,S409)、異なる場合には給紙規制解除
手段によってジャムフラグが“0”(FED2M=0,
FED3M=0)とされ(S411,S412)、第2
給紙カセット17bや第3給紙カセット17cからの給
紙が可能となる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、同
一サイズの用紙を収容する複数個の給紙カセットを画像
形成装置本体に着脱自在に取り付けた画像形成装置にお
いて、ジャム発生時に使用していた前記給紙カセットか
らの給紙を規制する給紙規制手段と、給紙が規制された
前記給紙カセットが前記画像形成装置本体に対して脱着
操作されたことを検出する脱着操作検出手段と、この脱
着操作検出手段からの検出結果に基づいて前記給紙規制
手段による給紙規制を解除する給紙規制解除手段とを設
けたので、ジャムが発生した場合にはそのジャム発生時
に使用していた給紙カセットからの給紙を給紙規制手段
によって規制することにより、給紙カセット内への用紙
のセット不良や画像形成装置本体への給紙カセットの装
着不良がジャムの発生原因である場合におけるジャムの
再発を防止することができ、一方、給紙が規制された給
紙カセットを画像形成装置本体に対して脱着操作するこ
とにより、給紙カセット内への用紙のセット不良状態や
画像形成装置本体への給紙カセットの装着不良状態を解
消することができ、従って、給紙カセットの脱着操作を
脱着操作検出手段で検出した後にその給紙カセットから
の給紙規制を給紙規制解除手段により解除すれば、その
給紙カセットからの給紙を再開させても安定した給紙を
行なうことができる等の効果を有する。
【0035】請求項2記載の発明は上述のように、同一
サイズの用紙を収容する複数個の給紙カセットを画像形
成装置本体に着脱自在に取り付けた画像形成装置におい
て、ジャム発生時に使用していた前記給紙カセットから
の給紙を規制する給紙規制手段と、給紙が規制された前
記給紙カセット内の用紙の向きがジャム発生時における
用紙の向きに対して変更されたことを検出する用紙向き
検出手段と、この用紙向き検出手段からの検出結果に基
づいて前記給紙規制手段による給紙規制を解除する給紙
規制解除手段とを設けたので、ジャムが発生した場合に
はそのジャム発生時に使用していた給紙カセットからの
給紙を給紙規制手段によって規制することにより、給紙
カセット内への用紙のセット不良や画像形成装置本体へ
の給紙カセットの装着不良がジャムの発生原因である場
合におけるジャムの再発を防止することができ、一方、
給紙が規制された給紙カセットを画像形成装置本体から
取り外して収容されている用紙の向きをジャム発生時に
おける用紙の向きに対して変更することにより、給紙カ
セット内への用紙のセット不良状態や画像形成装置本体
への給紙カセットの装着不良状態を解消することがで
き、従って、収容されている用紙の向きがジャム発生時
に対して変更されたことを用紙向き検出手段で検出した
後にその給紙カセットからの給紙規制を給紙規制解除手
段により解除すれば、その給紙カセットからの給紙を再
開させても安定した給紙を行なうことができる等の効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例における給紙規
制解除手段による給紙規制を解除する処理について説明
するフローチャートである。
【図2】ジャムや分離ミス発生時において使用していた
給紙カセット、その給紙カセットに収容されていた用紙
の用紙サイズ及び向きを記憶する処理について説明する
フローチャートである。
【図3】使用する給紙カセットの選択処理について説明
するフローチャートである。
【図4】複写機の全体構造を示す概略図である。
【図5】分離ミス発生時におけるクリーニングユニッ
ト、現像ユニット、第2分離爪の移動位置を示す概略図
である。
【図6】各給紙カセットのデータを示す説明図である。
【図7】用紙サイズや向きに応じた用紙センサの出力を
示す説明図である。
【図8】複写機の基本動作を説明するフローチャートで
ある。
【図9】分離ミス発生時における複写機の動作を説明す
るフローチャートである。
【図10】請求項2記載の発明の一実施例における給紙
規制解除手段による給紙規制を解除する処理について説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 17a,17b,17c 給紙カセット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一サイズの用紙を収容する複数個の給
    紙カセットを画像形成装置本体に着脱自在に取り付けた
    画像形成装置において、ジャム発生時に使用していた前
    記給紙カセットからの給紙を規制する給紙規制手段と、
    給紙が規制された前記給紙カセットが前記画像形成装置
    本体に対して脱着操作されたことを検出する脱着操作検
    出手段と、この脱着操作検出手段からの検出結果に基づ
    いて前記給紙規制手段による給紙規制を解除する給紙規
    制解除手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 同一サイズの用紙を収容する複数個の給
    紙カセットを画像形成装置本体に着脱自在に取り付けた
    画像形成装置において、ジャム発生時に使用していた前
    記給紙カセットからの給紙を規制する給紙規制手段と、
    給紙が規制された前記給紙カセット内の用紙の向きがジ
    ャム発生時における用紙の向きに対して変更されたこと
    を検出する用紙向き検出手段と、この用紙向き検出手段
    からの検出結果に基づいて前記給紙規制手段による給紙
    規制を解除する給紙規制解除手段とを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
JP6200347A 1994-08-25 1994-08-25 画像形成装置 Pending JPH0862913A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108996280A (zh) * 2018-06-27 2018-12-14 阜阳市金天数码科技有限公司 一种复印机
JP2019200297A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019200297A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN108996280A (zh) * 2018-06-27 2018-12-14 阜阳市金天数码科技有限公司 一种复印机

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