JPH086195Y2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

Info

Publication number
JPH086195Y2
JPH086195Y2 JP1989017536U JP1753689U JPH086195Y2 JP H086195 Y2 JPH086195 Y2 JP H086195Y2 JP 1989017536 U JP1989017536 U JP 1989017536U JP 1753689 U JP1753689 U JP 1753689U JP H086195 Y2 JPH086195 Y2 JP H086195Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water storage
storage tank
water supply
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989017536U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02109908U (ja
Inventor
幸雄 宮本
隆幸 松本
孝之 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP1989017536U priority Critical patent/JPH086195Y2/ja
Publication of JPH02109908U publication Critical patent/JPH02109908U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH086195Y2 publication Critical patent/JPH086195Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は複数の貯湯タンクを有する給湯装置に関す
るものである。
(従来の技術) この種の貯湯式給湯装置の従来例としては、例えば本
出願人による実願昭62−192339号(実開平1−97147
号)の装置を挙げることができる。第2図にその装置構
成を示しており、同図において、複数の貯湯タンク51、
52、53の内、例えば第1、第2貯湯タンク51、52には、
ヒートポンプシステムの一部を構成する給湯用熱交換器
67で加熱された、例えば45〜50℃の湯水が貯溜されてい
る。また、第3貯湯タンク53には電気ヒータ61が設けら
れ、上記給湯用熱交換器67で加熱された湯水を更に加熱
して、例えば85℃の湯水を貯溜するようになされてい
る。上記各貯湯タンク51、52、53には出湯タンク切換手
段としての開閉弁56、57、58が各々設けられており、任
意の貯湯タンク51、52、53を選択して給湯すべく構成さ
れている。
この従来例では複数の貯湯タンク51、52、53に低温と
高温との湯温の異なる湯水を貯溜し得ると共に、大型の
貯湯タンクを1台設置する場合よりも、小型の貯湯タン
ク51、52、53を複数設けて、同じ貯湯容量を確保しなが
ら、貯湯タンクの設置スペースを低減し得るようになさ
れている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記給湯装置の使用態様によっては、
例えば低温の貯湯水を貯湯している第1又は第2貯湯タ
ンク51、52からの給湯頻度が高くなり、一方高温の貯湯
水を貯湯している第3貯湯タンク53からの給湯頻度が少
なくなる場合がある。したがって、上記第3貯湯タンク
53の貯湯水は長時間にわたって第3貯湯タンク53内に滞
留してしまうことになる。このような場合に、第3貯湯
タンク53の貯湯水が所謂死水になってしまい、第3貯湯
タンク53の貯湯水から消毒剤が消失して殺菌効果が低下
するという不具合が生じることになる。
この考案は上記従来の欠点を解消するためになされた
ものであって、その目的は、貯湯タンクに貯湯水が長時
間にわたって滞留することを防止できる給湯装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段) そこで第1請求項の給湯装置では、高温湯貯溜タンク
のような低使用頻度の貯湯タンク2を含む複数の貯湯タ
ンク1、2を給水管8と給湯管11との間に並列接続する
と共に、給水管8からいずれかの貯湯タンク1、2を経
由して給湯管11へと至る出湯経路を切換える出湯タンク
切換手段4を備えた給湯装置であって、低使用頻度の貯
湯タンク2と他の貯湯タンク1との間に湯水を回流させ
るための回流経路を設けると共に、さらに死水発生防止
のために設定した所定時間毎に開閉作動をなして上記回
流経路の連通と遮断とを切換える自動切換弁9と、回流
作動用のポンプ22とを設けたことを特徴としている。
また第2請求項の給湯装置では、上記回流経路は、低
使用頻度の貯湯タンク2と他の貯湯タンク1とをその下
端部において連通させるよう接続した回流配管7と、上
記両貯湯タンク1、2をその上端部において連通させる
給湯管11とを通じて上記両貯湯タンク1、2間に湯水を
回流させる経路として構成され、上記回流配管7に上記
自動切換弁9とポンプ22とが介設されていることを特徴
としている。
(作用) 上記第1請求項の給湯装置では、自動切換弁9を所定
時間毎に開弁しポンプ22を作動することによって、低使
用頻度の貯湯タンク2内の貯湯水と他の貯湯タンク1内
の貯湯水とを循環させることができる。従って低使用頻
度の貯湯タンク2内に貯湯水が長時間滞留することを防
止することが可能となる。
また第2請求項の給湯装置では、自動切換弁9とポン
プ22とが設けられた回流配管7と給湯管11とを用いて回
流経路を構成している。したがって従来の給湯装置の構
成に大幅な変更を加えることのない簡素な構成によっ
て、しかも確実に貯湯水を循環させることのできる給湯
装置を得ることが可能となる。
(実施例) 次にこの考案の給湯装置の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は、上記給湯装置の構造の略図である。給水管
8は三方電動弁4(出湯タンク切換手段)で第1枝管8a
及び第2枝管8bに分岐して、2個の第1及び第2貯湯タ
ンク1、2の下端部にそれぞれ接続している。両貯湯タ
ンク1、2の上端部には給湯管11が接続し、この給湯管
11から各給湯先へ給湯するようになっている。したがっ
て、両貯湯タンク1、2は下端部から給水を受け、その
水圧で上端部から貯湯水を給湯する押し上げ式給湯を行
うようになっている。
また上記両貯湯タンク1、2の下端部には、第2貯湯
タンク2から第1貯湯タンク1へと湯水を流通させる回
流配管7が接続され、この回流配管7には、その上流側
(第2貯湯タンク2側)から順に回流用三方電動弁9
(自動切換弁)、ポンプ22、及び給湯用熱交換器23が設
けられている。そして上記回流用三方電動弁9は、その
開弁と閉弁とによって回流配管7の連通と遮断とを切換
えるようになっている。また上記ポンプ22は、回流配管
7、第1貯湯タンク1、給湯管11、及び第2貯湯タンク
2を矢印Aの方向に循環する回流経路に貯湯水を循環さ
せる機能を果たしている。なおこのポンプ22は外部から
の指令で起動、停止自在になっている。さらに、上記給
湯用熱交換器23は冷凍サイクルにおける凝縮器として作
用するものであって、図示しない圧縮機、蒸発器、減圧
機構等に冷媒配管24によって接続され、これらでヒータ
ポンプシステムを構成している。すなわち上記凝縮器を
運転して冷媒循環がなされる際には、上記給湯用熱交換
器23において冷媒の凝縮を生じ、その凝縮熱が給湯用熱
交換器23を循環する給水に付与され、この給水を加熱す
るようになっている。したがって上記回流用三方電動弁
9を制御して回流経路が連通するよう開弁し、さらにポ
ンプ22を作動させることにより、両貯湯タンク1、2内
の湯水を約65℃まで加熱することができる。そして第2
貯湯タンク2の底部には電気ヒータ10が設けられ、これ
によって第2貯湯タンク2内の湯水をさらに加熱して例
えば85℃程度の高温湯とし、第1貯湯タンク1と第2貯
湯タンク2とに、それぞれ温度の異なる低温湯と高温湯
とを貯溜することができるようになっている。
次に上記給湯装置の作動状態を説明する。まず、通常
時には上記回流用三方電動弁9は閉弁しており、ポンプ
22も停止しているので、上記矢印A方向の循環流は発生
しない。この状態では、上記三方電動弁4を操作して両
貯湯タンク1、2のいずれか一方から給湯するが、例え
ば低温側の第1貯湯タンク1からの給湯頻度が高い場合
には、高温側の第2貯湯タンク2は低使用頻度となり、
その貯湯水が長時間にわたって滞留することになる。
そこで、以上のように例えば第2貯湯タンク2の貯湯
水が長時間にわたって滞留する場合には、次のようにし
て貯湯水の滞留を防ぐ。すなわち、死水発生防止のため
に設定した例えば1日に1度程度の所定の時間間隔で上
記回流用三方電動弁9を開弁し、且つポンプ22を運転し
て矢印A方向の回流経路に沿った循環流れを発生させ、
低温側の第1貯湯タンク1の貯湯水を第2貯湯タンク2
に流入させて、第2貯湯タンク2の貯湯水を入れ換え
る。この第2貯湯タンク2の貯湯水を入れ換えるタイミ
ングは、例えば第2貯湯タンク2の貯湯水が上記ヒータ
10の加熱で沸き上がる直前か、若しくは給湯を開始する
時等が好適である。
上記給湯装置においては、例えば1日に1度矢印A方
向の回流経路に沿った循環流れを発生させて、第2タン
ク2の貯湯水を入れ換えることが可能である。したがっ
て、第1タンク1からの給湯が行われない時にも第2タ
ンク2の貯湯水を入れ換え得る。そしてこれによって使
用頻度の低い第2貯湯タンク2内に貯湯水が長時間にわ
たって滞留し、所謂死水となり、消毒剤が消失して殺菌
効果が低下することを防止できる。また、上記回流経路
は給湯管11と回流配管7とを用いて構成され、この回流
配管7は給水の加熱にも使用されるものであるので、装
置の構造を簡素なものとすることができる。
以上にこの考案の給湯装置の具体的な実施例について
説明したが、この考案の給湯装置は上記実施例に限定さ
れるものではなく、この考案の範囲内で種々変更して実
施することが可能である。例えば上記実施例において
は、2個の貯湯タンクを有している場合を例示して説明
したが、2個以上の多数の貯湯タンクを有している場合
にもこの考案を適用できることは勿論である。したがっ
て、各貯湯タンクからの給湯を切り換える出湯タンク切
換手段は、実施例のように三方電動弁4に限定されず、
少なくとも各貯湯タンクからの給湯を切り換え得るもの
であれば他のものでもよい。また、給水は冷凍サイクル
の凝縮熱によって加熱される場合に限らず、他の加熱手
段で加熱することも勿論可能である。さらに上記実施例
では、高温湯を貯溜して給湯頻度の少ない第2貯湯タン
ク2を低使用頻度の貯湯タンクとしたが、使用頻度が低
いものであれば、これは高温湯を貯溜する貯湯タンクに
限るものではない。
(考案の効果) 上記第1請求項の給湯装置では、自動切換弁を所定時
間毎に開弁しポンプを作動することによって、低使用頻
度の貯湯タンク内の貯湯水と他の貯湯タンク内の貯湯水
とを循環させることができる。従って低使用頻度の貯湯
タンク内に貯湯水が長時間にわたって滞留し、所謂死水
になってしまい、消毒剤が消失して殺菌効果が低下する
ことを防止することが可能となる。
また第2請求項の給湯装置では、自動切換弁とポンプ
とが設けられた回流配管と給湯管とを用いて回流経路を
構成している。したがって従来の給湯装置の構成に大幅
な変更を加えることのない簡素な構成によって、しかも
確実に貯湯水を循環させることのできる給湯装置を得る
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における給湯装置を示す構
造略図、第2図は従来例を示す構造略図である。 1、2……貯湯タンク、4、9……三方電動弁、7……
回流配管、8……給水管、11……給湯管、22……ポン
プ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−91155(JP,A) 特開 昭61−282761(JP,A) 実開 昭59−65343(JP,U) 実開 昭61−52151(JP,U) 実開 昭63−164945(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高温湯貯溜タンクのような低使用頻度の貯
    湯タンク(2)を含む複数の貯湯タンク(1)(2)を
    給水管(8)と給湯管(11)との間に並列接続すると共
    に、給水管(8)からいずれかの貯湯タンク(1)
    (2)を経由して給湯管(11)へと至る出湯経路を切換
    える出湯タンク切換手段(4)を備えた給湯装置であっ
    て、低使用頻度の貯湯タンク(2)と他の貯湯タンク
    (1)との間に湯水を回流させるための回流経路を設け
    ると共に、さらに死水発生防止のために設定した所定時
    間毎に開閉作動をなして上記回流経路の連通と遮断とを
    切換える自動切換弁(9)と、回流作動用のポンプ(2
    2)とを設けたことを特徴とする給湯装置。
  2. 【請求項2】上記回流経路は、低使用頻度の貯湯タンク
    (2)と他の貯湯タンク(1)とをその下端部において
    連通させるよう接続した回流配管(7)と、上記両貯湯
    タンク(1)(2)をその上端部において連通させる給
    湯管(11)とを通じて上記両貯湯タンク(1)(2)間
    に湯水を回流させる経路として構成され、上記回流配管
    (7)に上記自動切換弁(9)とポンプ(22)とが介設
    されていることを特徴とする請求項1の給湯装置。
JP1989017536U 1989-02-17 1989-02-17 給湯装置 Expired - Lifetime JPH086195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017536U JPH086195Y2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017536U JPH086195Y2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02109908U JPH02109908U (ja) 1990-09-03
JPH086195Y2 true JPH086195Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=31231407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989017536U Expired - Lifetime JPH086195Y2 (ja) 1989-02-17 1989-02-17 給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086195Y2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4417427Y1 (ja) * 1964-11-17 1969-07-28
JPS6091155A (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯装置
JPS61282761A (ja) * 1985-06-06 1986-12-12 Mitsubishi Electric Corp 電気温水器の制御装置
JPH0224042Y2 (ja) * 1985-10-01 1990-07-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02109908U (ja) 1990-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003106653A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JPH01163555A (ja) 給湯装置
JPH086195Y2 (ja) 給湯装置
JP3284905B2 (ja) ヒートポンプシステム
JP2004218910A (ja) ヒートポンプ式給湯暖房装置
JP4138712B2 (ja) 貯湯式温水装置
JPS6273033A (ja) 給湯システム
JPH0260950B2 (ja)
JPH0740926Y2 (ja) 給湯装置
JPH05187735A (ja) ヒートポンプ
JPH01163553A (ja) 給湯装置
JPS6036843Y2 (ja) ヒ−トポンプ装置
JPS6042521A (ja) ヒ−トポンプ給湯機
JPS6123448B2 (ja)
JP3908609B2 (ja) 貯湯式給湯暖房装置
JP2002162116A (ja) 給湯装置
JPH0718928Y2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JPH0714760Y2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2605545B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JPS61225539A (ja) 給湯システム
JP3986777B2 (ja) 風呂追焚き機能付貯湯式給湯装置
JPH1089795A (ja) ヒートポンプシステム
JPS6310430Y2 (ja)
JPS618558A (ja) ヒ−トポンプ給湯装置
JPS6229877Y2 (ja)