JPH0861929A - 圧延材形状認識装置 - Google Patents

圧延材形状認識装置

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JPH0861929A
JPH0861929A JP6194281A JP19428194A JPH0861929A JP H0861929 A JPH0861929 A JP H0861929A JP 6194281 A JP6194281 A JP 6194281A JP 19428194 A JP19428194 A JP 19428194A JP H0861929 A JPH0861929 A JP H0861929A
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JP
Japan
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rolled material
crack
signal
material shape
recognizing device
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JP6194281A
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Hiroshi Kominato
湊 宏 小
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧延材の表面上の割れの検出を行うことが可
能であると共に、照明の定期的なメインテナンスが不要
な圧延材形状認識装置を提供すること。 【構成】 鋼材1からCCDカメラ2に向かう光量は絞
り調整手段3により調整され、粗調整が行なわれる。次
いで、CCDカメラ2からのビデオ信号は低速AGC回
路9の微調整により低周波成分が除去され、高速AGC
回路9の補正により高周波成分が除去される。さらに、
微分処理手段11により不要な凹凸が除去され、安定化
された後、A/D変換手段11によりA/D変換され
る。そして、2値処理手段13は所定の閾値SL0 ,S
1 ,SL2 により2値化処理を行う。これに基き割れ
検出手段15は鋼材1の割れを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延ライン上を移
動する圧延材の形状を認識するための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】製鉄所の熱間圧延ラインにおいて、複数
のローラにより鋼材などの圧延材の圧延を行なっていく
と、先端部及び後端部が次第に変形してくるため、この
部分を切断する処理が必要となる。
【0003】この切断処理を行うにあたっては、当初、
エリアセンサカメラによって撮影した鋼材の先後端部を
モニタに表示するようにし、オペレータが自己の判断に
よって切断位置を決定していた。
【0004】図10は、鋼材の先端部の切断位置を図示
したものであるが、鋼材表面には、「スケール」や「割
れ」が生じたり、炎も残っていたりするため、適切な切
断位置を決定するにはある程度の経験や勘が必要とされ
ていた。
【0005】その後、この切断位置の決定についても自
動化の要求が高まり、形状計と呼ばれる形状認識装置を
用いた自動的な切断位置の決定が行なわれるようになっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の形状計は、いわ
ゆる下部光源方式と呼ばれるものであり、鋼材の下側に
照明機器を設置し、鋼材の影を撮像装置で撮像するもの
である。そのため、この方式は、「スケール」や「ノ
ロ」などの外乱には強いが、鋼材表面の割れを検出する
ことは不可能なものであった。
【0007】また、この方式の場合、鋼材温度の変化や
炎などの外乱の影響を受けないようにするために充分な
光量を持った照明が必要となる。そのため、照明器具の
交換や照明上のごみ除去などの定期的なメインテナンス
が不可欠となり、現場の作業員の負担を増大させる結果
となっていた。
【0008】なお、「スケール」及び「ノロ」について
簡単に説明しておくと、鋼材の圧延中に鋼材表面が部分
的にはがれたり、不純物がはがれたりした場合、その部
分が暗くなり、画像を取り込んだときにノイズとなる。
これをスケールと呼ぶが、高圧の水を吹きかけることで
ほとんどを除去することができる。
【0009】また、加熱する前に鋼材を溶断する際、飛
び散った破片が鋼材表面に付着する場合があるが、これ
をノロと呼ぶ。加熱後もこの部分が暗くなるが、これは
高圧の水を吹きかけても除去できない。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、圧延材の表面上の割れの検出を行うことが可能で
あると共に、照明の定期的なメインテナンスが不要な圧
延材形状認識装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、熱間圧延ライン
上を移動する圧延材の画像データを取込み、この画像デ
ータの処理に基いて圧延材の形状を認識する圧延材形状
認識装置において、前記圧延材を撮像する撮像手段と、
前記圧延材と前記撮像手段との間に配置され、圧延材か
ら撮像手段へ向かう光量を調整する絞り調整手段と、前
記撮像手段からの撮像信号のレベル変動を吸収するよう
に利得制御を行う自動利得制御手段と、前記自動利得制
御手段の出力信号に対して微分処理を行う微分処理手段
と、前記微分処理手段の出力信号をA/D変換するA/
D変換手段と、前記A/D変換手段により変換されたデ
ィジタル信号を所定閾値に基いて2値化処理する2値化
処理手段と、前記2値化処理手段からの2値画像データ
に基いて、前記圧延材の割れ検出を行う割れ検出手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記2値化処理手段が2値化処理する際の
所定閾値は、前記圧延材の形状認識のための低レベル閾
値と、前記圧延材の割れ検出のための第1の高レベル閾
値と、この第1の高レベル閾値よりさらに高いレベルの
第2の高レベル閾値と、から成るものである、ことを特
徴とするものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記微分処理手段は、前記自動利得制御手
段からの出力信号が前記第1の高レベル閾値と同じレベ
ルを立上がって通過した場合に、この通過時点から所定
時間が経過するまでの間は、前記微分処理に基く出力に
代えて一定レベルの信号を出力するものである、ことを
特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、前記自動利得制御手段
は、前記撮像信号の低周波成分及び高周波成分を除去す
る低速AGC回路及び高速AGC回路から成るものであ
る、ことを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明において、前記割れ検出手段は、
前記圧延材について検出有効範囲を予め定めておき、こ
の有効範囲内でのみ割れ検出を行うものである、ことを
特徴とするものである。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明において、前記割れ検出手段は、
前記割れ検出を行う際に、前記2値画像データの連続性
の有無を判別するものである、ことを特徴とするもので
ある。
【0017】
【作用】熱間圧延ラインでは、圧延材の温度は低温から
高温まで大きく変動するため光量も大きく変動するが、
請求項1記載の発明の構成によれば圧延材から撮像手段
に入る光量を、撮像手段の能力に合わせて粗調整するこ
とができる。
【0018】絞り調整手段により粗調整された撮像信号
は、自動利得制御手段による利得制御によりレベル変動
が吸収され、微調整が行なわれる。そして、微調整が行
なわれた撮像信号は、さらに、微分処理手段によりレベ
ルの安定化が図られ、不要な凹凸部が除去される。
【0019】次いで、微分処理された信号はA/D変換
手段によりA/D変換され、2値化処理手段により所定
の閾値に基いて2値化処理される。割れ検出手段は、こ
れによって得られる2値画像データに基いて圧延材の割
れ検出を行う。
【0020】請求項2記載の発明によれば、2値化処理
が形状認識のための低レベル閾値と、割れ検出のための
第1及び第2の高レベル閾値とに基いて行なわれる。こ
こで、高レベル閾値が2種類設けられているのは、割れ
検出と間違えやすいスケールやノロについても検出でき
るようにするためである。これにより、割れ検出を正確
に行うことができる。
【0021】また、スケールやノロを検出した場合、微
分処理を行うと割れ検出の場合と同様の波形を発生する
が、請求項3記載の発明によれば、スケールやノロの検
出時点から所定時間の間は微分処理手段が微分処理を行
なわず一定レベルの信号を出力するようにしているの
で、割れ検出とスケールやノロとの混同防止が更に図ら
れている。
【0022】請求項4記載の発明では、自動利得制御手
段が低速AGC回路及び高速AGC回路により構成され
ており、周期の遅いレベル変動と周期の速いレベル変動
の双方を吸収できるようになっている。したがって、撮
像信号のレベルの微調整を最適に行うことができる。
【0023】割れが発生する場所は、殆どの場合、圧延
材の特定範囲に限られる。そこで、請求項5記載の発明
では、予め検出有効範囲を定めておき、割れ検出を効率
良く行うことができる。
【0024】割れが検出された場合、割れ部分の2値画
像データは他の部分の2値画像データと連続しており、
スケールやノロの2値画像データは他の部分の2値画像
データと連続しないのが通常である。請求項6記載の発
明では、このような性質を利用しているので割れ検出を
一層正確に行うことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図9に基き
説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0026】搬送される鋼材1の上方には、撮像手段と
してのCCDラインセンサカメラ(以下、CCDと略
す。)2が配設され、このCCD2と鋼材1との間に
は、鋼材1からCCD2へ入る光量を調整する絞り調整
手段3が設けられている。
【0027】この絞り調整手段3は、段階的に径が変化
していく複数の孔4aが設けられている円板4と、この
円板4をステップ的に回転駆動するモータ5とから構成
されている。
【0028】CCD2からのビデオ信号は画像処理装置
6に出力され、鋼材1の画像がモニタ7に映し出される
ようになっているが、この画像処理装置6は、このよう
な画像処理だけでなく、鋼材1表面の割れ検出を行なっ
て切断位置を演算する処理も行なっている。
【0029】画像処理装置6は、低速AGC回路9及び
高速AGC回路10から成る自動利得調整手段8と、微
分処理手段11と、A/D変換手段12と、2値化処理
手段13と、ランレングス処理回路14と、割れ検出手
段15と、切断位置検出回路16と、から構成されてい
る。
【0030】この図1の構成によれば、特別の照明器具
等は使用していないので、照明の定期的なメインテナン
スを行なわなければならないという従来の問題は解決す
る。
【0031】次に、以上のように構成される本実施例の
動作につき説明する。鋼材1の先後端部の画像がCCD
2により連続的に撮像されるが、このとき絞り調整手段
3によりCCD2に入る光量が段階的に粗調整される。
図2(a),(b)は、それぞれ粗調整前及び粗調整後
におけるビデオ信号の出力レベルの変動を示したもので
ある。これによれば、鋼材温度による大きなレベル変動
を、ある範囲内に抑制できることが明らかになってい
る。すなわち、絞り調整手段3は、鋼材温度が高い場合
にはCCD素子出力の飽和を抑え、鋼材温度が低い場合
にはCCD素子のダイナミックレンジを上げるような働
きをしている。
【0032】次いで、このように粗調整されたCCD2
からのビデオ信号は画像処理装置6に送られ、自動利得
手段8の低速AGC回路9により微調整が行なわれる。
これは光量変動などによるビデオ信号の全体的なレベル
変動などの周期の遅い変動を吸収し、入力信号を予め設
定されたレベルに合わせる処理である。この処理により
常にほぼ一定の波高値の出力が得られる。図3(a),
(b)はそれぞれ低速AGC回路9による微調整前及び
微調整後におけるビデオ信号の出力レベルの変動を示し
たものである。
【0033】低速AGC回路9による微調整が行なわれ
た後、鋼材1の中心部と周辺部の温度差に起因して生じ
るビデオ信号のレベル差が高速AGC回路10により補
正される。これは、温度差によるビデオ信号の局所的な
レベル変動等の周期の速い変動を軽減し、割れ信号など
の検出を容易にするものである。図4(a),(b)は
それぞれ高速AGC回路10による補正前及び補正後に
おけるビデオ信号の波形を示したものである。この図に
示されるように、全体的な緩やかな変動が除去され、ビ
デ信号の出力波形がほぼ平坦にされている。
【0034】高速AGC回路10による補正が行なわれ
た後、ビデオ信号のレベルの安定化を図ると共に不要な
凹凸の信号を除去するため、微分処理手段11による微
分処理が行なわれる。図5(a),(b)はそれぞれ微
分処理前及び微分処理後におけるビデオ信号の波形を示
したものである。
【0035】上記のように、低速AGC回路9、高速A
GC回路10、微分処理手段11により安定化されたビ
デオ信号は、A/D変換手段12によりA/D変換され
る。そして、2値化処理手段13は、図6に示すような
3つの2値化レベルの閾値SL0 ,SL1 ,SL2 で2
値化を行ないランレングスデータを得る。ランレングス
処理回路14は、このランレングスデータに基く処理を
行ない、モニタ7に画像表示するための信号を出力す
る。
【0036】閾値SL0 ,SL1 ,SL2 のうちSL0
は形状認識に用いられるものであり、外乱の影響が少な
い低レベルについての閾値である。また、SL1 ,SL
2 は割れ検出に用いられるものであり、高いレベルにつ
いての閾値である。そして、割れ検出に用いられる閾値
SL1 ,SL2 のうちSL1 は厳密にはスケール検出の
ために用いられるものである。このような2つの高レベ
ル閾値SL1 ,SL2により割れ検出とスケール検出と
を区別して行うことができる。
【0037】割れ検出手段15は、このような2値化処
理手段13からの信号に基いて鋼材1の割れ検出を行
う。そして、切断位置演算回路16は、割れが検出され
た位置に基いて鋼材1の切断位置を演算し、切断機へそ
のデータを送信する。
【0038】割れ検出手段15は、いわゆる「暗いスケ
ール(ノロ)」や「明かるい炎」などの外乱による影響
(割れの過検出)を減少させるために検出有効信号を設
け、この有効信号が設けられた範囲内で検出された割れ
検出のみを有効としている。すなわち、割れの発生範囲
はほぼ限定されるため(殆ど、鋼材1の中央部付近であ
る。)、この有効範囲以外でのデータを削除することに
よって、割れの過検出を減少させることができる。
【0039】図7は、上記の有効信号を示すものであ
り、ENA1が全体の形状認識用の有効信号、ENA2
が割れ検出用の有効信号である。これによれば、有効信
号ENA1の範囲内でスケールと割れの双方が異常信号
として検出されているが、スケール信号は有効信号EN
A2の範囲外となっているので、このスケール信号は無
効とされることになる。
【0040】割れ検出手段15は、また、「暗いスケー
ル(ノロ)」や「明かるい炎」などと割れとを区別する
ために、画像データ(ランレングスデータ)の連続性を
調べることによって、これらの外乱の影響を除去するよ
うにしている。すなわち、図8に示すように、割れはス
ケールと違ってほとんど「谷」付近から発生しているた
め、この「谷」からの連続性を調べることによって割れ
であるか否かを知ることができる。
【0041】この場合、割れ検出手段15は、縦、横、
斜めの各方向にデータのつながりをサーチしていくが、
データが途中で途切れる場合も有り得るため、途切れた
長さが指定画素数以内であれば、データを連結させて1
つのつながりとするような処理も行う。
【0042】ところで、圧延材1にスケールが発生して
いる場合、微分処理手段11の処理において、図9
(a)に示すように、スケール検出信号の終わりの方に
微分の「跳ね返り」部分が生じる。この「跳ね返り」部
分は閾値SL2 を超えているので、このままでは割れ検
出手段15が割れと判断してしまうことになる。
【0043】そこで、ビデオ信号が閾値SL1 を下方か
ら上方へ立ち上がって通過した場合に、この通過時点か
ら所定時間が経過するまでの間は無効信号に基き、図9
(b)に示すように、微分処理を行うことに代えて一定
レベルの信号を出力するようにしている。これにより、
スケール部分に対して微分処理を行なった場合の跳ね返
りを除去することができ、スケールに起因する過検出を
無くすことができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、照明の
定期的なメインテナンスが不要でありながら、圧延材の
表面上の割れの検出を行うことが可能な圧延材形状認識
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び4記載の発明の実施例の構成を示
すブロック図。
【図2】図1の絞り調整手段3により得られるビデオ信
号の波形図。
【図3】図1の低速AGC回路9により得られるビデオ
信号の波形図。
【図4】図1の高速AGC回路10により得られるビデ
オ信号の波形図。
【図5】図1の微分処理手段11により得られるビデオ
信号の波形図。
【図6】請求項2記載の発明の実施例の動作についての
説明図。
【図7】請求項5記載の発明の実施例の動作についての
説明図。
【図8】請求項6記載の発明の実施例の動作についての
説明図。
【図9】請求項3記載の発明の実施例の動作についての
説明図。
【図10】従来技術についての説明図。
【符号の説明】
1 鋼材(圧延材) 2 CCDラインセンサカメラ(撮像手段) 3 絞り調整手段 8 自動利得調整手段 9 低速AGC回路 10 高速AGC回路 11 微分処理手段 12 A/D変換手段 13 2値化処理手段 15 割れ検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/89 B G06T 7/00 G06F 15/62 400

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱間圧延ライン上を移動する圧延材の画像
    データを取込み、この画像データの処理に基いて圧延材
    の形状を認識する圧延材形状認識装置において、 前記圧延材を撮像する撮像手段と、 前記圧延材と前記撮像手段との間に配置され、圧延材か
    ら撮像手段へ向かう光量を調整する絞り調整手段と、 前記撮像手段からの撮像信号のレベル変動を吸収するよ
    うに利得制御を行う自動利得制御手段と、 前記自動利得制御手段の出力信号に対して微分処理を行
    う微分処理手段と、 前記微分処理手段の出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段と、 前記A/D変換手段により変換されたディジタル信号を
    所定閾値に基いて2値化処理する2値化処理手段と、 前記2値化処理手段からの2値画像データに基いて、前
    記圧延材の割れ検出を行う割れ検出手段と、 を備えたことを特徴とする圧延材形状認識装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の圧延材形状認識装置におい
    て、 前記2値化処理手段が2値化処理する際の所定閾値は、
    前記圧延材の形状認識のための低レベル閾値と、前記圧
    延材の割れ検出のための第1の高レベル閾値と、この第
    1の高レベル閾値よりさらに高いレベルの第2の高レベ
    ル閾値と、から成るものである、 ことを特徴とする圧延材形状認識装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の圧延材形状認識装置におい
    て、 前記微分処理手段は、前記自動利得制御手段からの出力
    信号が前記第1の高レベル閾値と同じレベルを立上がっ
    て通過した場合に、この通過時点から所定時間が経過す
    るまでの間は、前記微分処理に基く出力に代えて一定レ
    ベルの信号を出力するものである、 ことを特徴とする圧延材形状認識装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の圧延材
    形状認識装置において、 前記自動利得制御手段は、前記撮像信号の低周波成分及
    び高周波成分を除去する低速AGC回路及び高速AGC
    回路から成るものである、 ことを特徴とする圧延材形状認識装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の圧延材
    形状認識装置において、 前記割れ検出手段は、前記圧延材について検出有効範囲
    を予め定めておき、この有効範囲内でのみ割れ検出を行
    うものである、 ことを特徴とする圧延材形状認識装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の圧延材
    形状認識装置において、 前記割れ検出手段は、前記割れ検出を行う際に、前記2
    値画像データの連続性の有無を判別するものである、 ことを特徴とする圧延材形状認識装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBO20080423A1 (it) * 2008-07-03 2010-01-04 Gd Spa Metodo per la ottimizzazione della qualità delle immagini di una telecamera digitale di un sistema di visione in una macchina automatica per la produzione di articoli da fumo.
JP2010237008A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Toyota Central R&D Labs Inc 高温物体の形状計測装置及び形状計測方法
JP2013250058A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Railway Technical Research Institute コンクリート表面の線状変状検出方法

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