JPH0861856A - 汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理システム - Google Patents
汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理システムInfo
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- JPH0861856A JPH0861856A JP6225870A JP22587094A JPH0861856A JP H0861856 A JPH0861856 A JP H0861856A JP 6225870 A JP6225870 A JP 6225870A JP 22587094 A JP22587094 A JP 22587094A JP H0861856 A JPH0861856 A JP H0861856A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】水分を多量に含む汚泥の加熱乾燥処理時に悪臭
成分を無害化処理し、また有機物を燃焼させることなく
取り出し肥料等として有効利用を図る。 【構成】乾燥機本体1を1次、2次乾燥室1h,1iに
区分、熱ガス発生装置2を設け、熱交換部3,4を燃焼
ガスラインBに設け、混合熱ガスを乾燥室1h,1iに
供給する乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインG、
被乾燥物を1次乾燥室に供給する被乾燥物供給ライン
J、1次乾燥室から抽出された半乾燥物を2次乾燥室に
供給する半乾燥物供給ラインI、2次乾燥室で乾燥され
た乾燥物を抽出する乾燥製品抽出ラインKをそれぞれ設
け、乾燥排ガスを熱ガス発生装置に供給する乾燥排ガス
ラインHを設けると共に、混合熱ガスを有機物の燃焼温
度以下に下げて1次、2次乾燥室に供給し、且つ悪臭成
分を有する低温度並びに高濃度の水蒸気を含む乾燥排ガ
スを熱ガス発生装置で酸化、完全燃焼脱臭無公害化す
る。
成分を無害化処理し、また有機物を燃焼させることなく
取り出し肥料等として有効利用を図る。 【構成】乾燥機本体1を1次、2次乾燥室1h,1iに
区分、熱ガス発生装置2を設け、熱交換部3,4を燃焼
ガスラインBに設け、混合熱ガスを乾燥室1h,1iに
供給する乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインG、
被乾燥物を1次乾燥室に供給する被乾燥物供給ライン
J、1次乾燥室から抽出された半乾燥物を2次乾燥室に
供給する半乾燥物供給ラインI、2次乾燥室で乾燥され
た乾燥物を抽出する乾燥製品抽出ラインKをそれぞれ設
け、乾燥排ガスを熱ガス発生装置に供給する乾燥排ガス
ラインHを設けると共に、混合熱ガスを有機物の燃焼温
度以下に下げて1次、2次乾燥室に供給し、且つ悪臭成
分を有する低温度並びに高濃度の水蒸気を含む乾燥排ガ
スを熱ガス発生装置で酸化、完全燃焼脱臭無公害化す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水分を多量に含む汚
泥を加熱乾燥処理する汚泥乾燥システムに係り、特に、
水分を多量に含む各種廃棄物、し尿汚泥、下水道汚泥、
河川汚泥、生活排水、パルプスラッジ等、水分を多量に
含むケーキ状食品,化成品等などの各種の汚泥の加熱乾
燥処理時に、水蒸気と共に気化する悪臭成分を熱ガス発
生装置で完全燃焼して無害化処理し、また、汚泥中に含
まれる多量の有機物を燃焼させることなく無公害乾燥造
粒処理して取り出し肥料等として有効利用を図ることの
できる汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥
用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの
温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理シ
ステムに関するものである。
泥を加熱乾燥処理する汚泥乾燥システムに係り、特に、
水分を多量に含む各種廃棄物、し尿汚泥、下水道汚泥、
河川汚泥、生活排水、パルプスラッジ等、水分を多量に
含むケーキ状食品,化成品等などの各種の汚泥の加熱乾
燥処理時に、水蒸気と共に気化する悪臭成分を熱ガス発
生装置で完全燃焼して無害化処理し、また、汚泥中に含
まれる多量の有機物を燃焼させることなく無公害乾燥造
粒処理して取り出し肥料等として有効利用を図ることの
できる汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥
用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの
温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】し尿,下水道汚泥等の水分の多い脱水汚
泥ケーキは、含水分が約65%〜85%で残り固形成分
は多量の有機物と、少量の無機物とより成る。これを乾
燥する場合、汚泥ケーキより多量の水分と悪臭成分が蒸
発する。このうち、悪臭成分はそのままでは大気中に放
出できない。このため、従来の手段では別途脱臭燃焼炉
を設けるか、又は乾燥排ガスを燃焼炉に戻し脱臭してい
るのが一般的である。また、従来の手段では、汚泥に含
まれる多量の有機物は乾燥中に燃焼して灰になってい
た。
泥ケーキは、含水分が約65%〜85%で残り固形成分
は多量の有機物と、少量の無機物とより成る。これを乾
燥する場合、汚泥ケーキより多量の水分と悪臭成分が蒸
発する。このうち、悪臭成分はそのままでは大気中に放
出できない。このため、従来の手段では別途脱臭燃焼炉
を設けるか、又は乾燥排ガスを燃焼炉に戻し脱臭してい
るのが一般的である。また、従来の手段では、汚泥に含
まれる多量の有機物は乾燥中に燃焼して灰になってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、熱ガスによる
脱水汚泥を直接乾燥する場合、従来の手段では次の諸問
題があった。 (1)高濃度の水分と悪臭成分を含む乾燥装置からの乾
燥排ガスを、燃焼炉内で悪臭を完全燃焼脱臭を行うに
は、燃焼室温度を約950℃以上にし、且つ乾燥装置排
ガスと火焔が充分に混合し、充分な滞留時間が必要であ
る。従来の手段では別途脱臭燃焼炉を設けるか、又は乾
燥排ガスを燃焼炉に戻し脱臭しているのが一般的であ
る。後者の場合、燃焼脱臭には前記必要条件がいずれも
不充分であり、悪臭が残っていた。 (2)乾燥用熱ガス炉の後部には省エネ熱回収のため、
空気予熱器等の熱交換器を通常設けるが、この熱交換器
エレメントが高温の炉燃焼ガスとの接触による高温腐食
を起こす。これを防止するには、熱ガス炉の出口燃焼ガ
ス温度を安全な中温度まで下げておく必要があるが、燃
焼脱臭に必要な高温と熱交換器エレメント高温腐食を防
止する中温度とが両立しないので、必然的に熱ガス炉出
口温度を低くすることになり、結果的に燃焼脱臭が不完
全にならざるを得なかった。 (3)有機質汚泥を円筒回転型乾燥装置で乾燥する場
合、内部で有機物の燃焼,火災,爆発の防止と汚泥を肥
料等に有効利用する場合、有機物の逸散を極力押さえる
ように乾燥装置入口熱ガス風量を確保しながら、且つ熱
ガス温度を最適な値に制御する必要があるが、従来の手
段には最適温度制御システムが無い。又、比較的低い温
度で効率よく乾燥できる回転型乾燥装置がなかった。更
に高濃度水分で、且つ比較的低温の乾燥装置排ガスの熱
ガス発生炉での完全燃焼は容易ではなく、熱ガス発生炉
での主バーナ火焔及び補助バーナ火焔が確保されていて
も、滞留時間及び高温燃焼維持に加えて、乾燥排ガス中
の水蒸気濃度を下げ、適正な酸素濃度を確保する必要が
あるが、従来の手段では乾燥装置排ガスをウォータスク
ラバーないしはコンデンサーに通し水分を下げており、
別の装置を追加する必要があり、不経済であった。 (4)円筒回転型乾燥装置で、従来の手段では汚泥ケー
キ投入口には投入汚泥ケーキの水分調整システムがな
く、又円筒回転乾燥装置出口の乾燥成品の内、最終リサ
イクル利用又はハンドリングに不向きな微粒子及び過大
粗粒を除去して、その分を投入汚泥ケーキの湿分調整に
再循環使用するシステムもなかった。このため円筒回転
乾燥装置内での汚泥ケーキの造粒機能の最適維持及び周
壁付着防止が困難であった。
脱水汚泥を直接乾燥する場合、従来の手段では次の諸問
題があった。 (1)高濃度の水分と悪臭成分を含む乾燥装置からの乾
燥排ガスを、燃焼炉内で悪臭を完全燃焼脱臭を行うに
は、燃焼室温度を約950℃以上にし、且つ乾燥装置排
ガスと火焔が充分に混合し、充分な滞留時間が必要であ
る。従来の手段では別途脱臭燃焼炉を設けるか、又は乾
燥排ガスを燃焼炉に戻し脱臭しているのが一般的であ
る。後者の場合、燃焼脱臭には前記必要条件がいずれも
不充分であり、悪臭が残っていた。 (2)乾燥用熱ガス炉の後部には省エネ熱回収のため、
空気予熱器等の熱交換器を通常設けるが、この熱交換器
エレメントが高温の炉燃焼ガスとの接触による高温腐食
を起こす。これを防止するには、熱ガス炉の出口燃焼ガ
ス温度を安全な中温度まで下げておく必要があるが、燃
焼脱臭に必要な高温と熱交換器エレメント高温腐食を防
止する中温度とが両立しないので、必然的に熱ガス炉出
口温度を低くすることになり、結果的に燃焼脱臭が不完
全にならざるを得なかった。 (3)有機質汚泥を円筒回転型乾燥装置で乾燥する場
合、内部で有機物の燃焼,火災,爆発の防止と汚泥を肥
料等に有効利用する場合、有機物の逸散を極力押さえる
ように乾燥装置入口熱ガス風量を確保しながら、且つ熱
ガス温度を最適な値に制御する必要があるが、従来の手
段には最適温度制御システムが無い。又、比較的低い温
度で効率よく乾燥できる回転型乾燥装置がなかった。更
に高濃度水分で、且つ比較的低温の乾燥装置排ガスの熱
ガス発生炉での完全燃焼は容易ではなく、熱ガス発生炉
での主バーナ火焔及び補助バーナ火焔が確保されていて
も、滞留時間及び高温燃焼維持に加えて、乾燥排ガス中
の水蒸気濃度を下げ、適正な酸素濃度を確保する必要が
あるが、従来の手段では乾燥装置排ガスをウォータスク
ラバーないしはコンデンサーに通し水分を下げており、
別の装置を追加する必要があり、不経済であった。 (4)円筒回転型乾燥装置で、従来の手段では汚泥ケー
キ投入口には投入汚泥ケーキの水分調整システムがな
く、又円筒回転乾燥装置出口の乾燥成品の内、最終リサ
イクル利用又はハンドリングに不向きな微粒子及び過大
粗粒を除去して、その分を投入汚泥ケーキの湿分調整に
再循環使用するシステムもなかった。このため円筒回転
乾燥装置内での汚泥ケーキの造粒機能の最適維持及び周
壁付着防止が困難であった。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その主な
目的とするところは、水分を多量に含む汚泥の加熱乾燥
処理時に水蒸気と共に蒸発する悪臭成分を熱ガス発生装
置で完全燃焼して無害化処理し、また、汚泥中に含まれ
る多量の有機物を燃焼させることなく取り出し肥料等と
して有効利用を図ることのできる汚泥乾燥システム並び
にその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システ
ム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥
方法及びその乾燥前処理システムを提供することにあ
る。
の課題を解決すべく創案されたものであって、その主な
目的とするところは、水分を多量に含む汚泥の加熱乾燥
処理時に水蒸気と共に蒸発する悪臭成分を熱ガス発生装
置で完全燃焼して無害化処理し、また、汚泥中に含まれ
る多量の有機物を燃焼させることなく取り出し肥料等と
して有効利用を図ることのできる汚泥乾燥システム並び
にその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システ
ム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥
方法及びその乾燥前処理システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明の汚泥乾燥システムは、乾燥装置本体を
1次乾燥室と2次乾燥室に区分し、1次乾燥室及び2次
乾燥室に供給される乾燥用熱ガスを生成する熱ガス発生
装置を設け、熱ガス発生装置で生成した高温の熱ガスの
熱を利用する熱交換部を燃焼ガスラインの途中に設け、
熱交換部で加熱された大気中の空気の一部と熱交換部を
通過して中低温になった熱ガスとの乾燥用混合熱ガスを
1次乾燥室と2次乾燥室に供給する乾燥用燃焼ガス・加
熱空気混合ガスラインを設け、水分を含む汚泥からなる
被乾燥物を1次乾燥室に供給する被乾燥物供給ラインを
設け、1次乾燥室から抽出された半乾燥物を2次乾燥室
に供給する半乾燥物供給ラインを設け、2次乾燥室で乾
燥された乾燥物を抽出する乾燥製品抽出ラインを設け、
乾燥時に1次乾燥室の被乾燥物及び2次乾燥室の半乾燥
物から気化した悪臭成分を有する低温度並びに高濃度の
水蒸気を含む乾燥排ガスを熱ガス発生装置に供給する乾
燥排ガスラインを設けると共に、上記乾燥用混合熱ガス
を有機物の燃焼温度以下に下げて1次乾燥室と2次乾燥
室に供給し、且つ、悪臭成分を有する低温度並びに高濃
度の水蒸気を含む乾燥排ガスを熱ガス発生装置で酸化さ
せ完全燃焼脱臭無公害化するシステムよりなるものであ
る。
めに、この発明の汚泥乾燥システムは、乾燥装置本体を
1次乾燥室と2次乾燥室に区分し、1次乾燥室及び2次
乾燥室に供給される乾燥用熱ガスを生成する熱ガス発生
装置を設け、熱ガス発生装置で生成した高温の熱ガスの
熱を利用する熱交換部を燃焼ガスラインの途中に設け、
熱交換部で加熱された大気中の空気の一部と熱交換部を
通過して中低温になった熱ガスとの乾燥用混合熱ガスを
1次乾燥室と2次乾燥室に供給する乾燥用燃焼ガス・加
熱空気混合ガスラインを設け、水分を含む汚泥からなる
被乾燥物を1次乾燥室に供給する被乾燥物供給ラインを
設け、1次乾燥室から抽出された半乾燥物を2次乾燥室
に供給する半乾燥物供給ラインを設け、2次乾燥室で乾
燥された乾燥物を抽出する乾燥製品抽出ラインを設け、
乾燥時に1次乾燥室の被乾燥物及び2次乾燥室の半乾燥
物から気化した悪臭成分を有する低温度並びに高濃度の
水蒸気を含む乾燥排ガスを熱ガス発生装置に供給する乾
燥排ガスラインを設けると共に、上記乾燥用混合熱ガス
を有機物の燃焼温度以下に下げて1次乾燥室と2次乾燥
室に供給し、且つ、悪臭成分を有する低温度並びに高濃
度の水蒸気を含む乾燥排ガスを熱ガス発生装置で酸化さ
せ完全燃焼脱臭無公害化するシステムよりなるものであ
る。
【0006】また、汚泥乾燥システムの燃焼方法は、乾
燥装置にて乾燥する時に、汚泥より気化した悪臭成分を
有する低温度ならびに高濃度の水蒸気を保有する乾燥排
ガスを、熱ガス発生装置にて酸化させ完全燃焼脱臭無公
害化をせしめるため、主燃焼バーナ火炎末端高温域に乾
燥排ガスを複数の乾燥排ガスノズルより旋回投入し、予
め一次接触酸化させ、これによる温度降下の再昇温と、
又完全酸化に必要な反応時間を確保するため、乾燥排ガ
ス投入点の下流側に複数本数よりなる補助燃焼バーナを
設け、これらのバーナ火焔が旋回円を構成するように配
置し、乾燥排ガスを主バーナ火焔及び補助バーナ旋回火
焔とでサンドイッチ状に包み込み、且つ乾燥排ガスノズ
ル及び補助燃焼バーナは、各々投入角度が燃焼室横断面
方向及び燃焼室下流軸方向へ調整可能なチルチング装置
を備えた熱ガス発生装置と該熱ガス発生装置を使用して
乾燥排ガスを完全に拡散及び酸化をせしめる方法よりな
るものである。
燥装置にて乾燥する時に、汚泥より気化した悪臭成分を
有する低温度ならびに高濃度の水蒸気を保有する乾燥排
ガスを、熱ガス発生装置にて酸化させ完全燃焼脱臭無公
害化をせしめるため、主燃焼バーナ火炎末端高温域に乾
燥排ガスを複数の乾燥排ガスノズルより旋回投入し、予
め一次接触酸化させ、これによる温度降下の再昇温と、
又完全酸化に必要な反応時間を確保するため、乾燥排ガ
ス投入点の下流側に複数本数よりなる補助燃焼バーナを
設け、これらのバーナ火焔が旋回円を構成するように配
置し、乾燥排ガスを主バーナ火焔及び補助バーナ旋回火
焔とでサンドイッチ状に包み込み、且つ乾燥排ガスノズ
ル及び補助燃焼バーナは、各々投入角度が燃焼室横断面
方向及び燃焼室下流軸方向へ調整可能なチルチング装置
を備えた熱ガス発生装置と該熱ガス発生装置を使用して
乾燥排ガスを完全に拡散及び酸化をせしめる方法よりな
るものである。
【0007】また、汚泥乾燥システムの燃焼ガス再循環
温度制御システムは、熱ガス発生装置の炉出口と、炉下
流側煙道に設けられた熱交換器部の出口部に設置される
誘引通風機出口間に燃焼ガス再循環ラインを設け、ダン
パーの開閉度合を制御して再循環ガス量をコントロール
し、熱交換器入口に低温度の再循環ガスを投入して熱交
換器のメタルエレメントの高温腐食を防止するシステム
よりよるなるものである。
温度制御システムは、熱ガス発生装置の炉出口と、炉下
流側煙道に設けられた熱交換器部の出口部に設置される
誘引通風機出口間に燃焼ガス再循環ラインを設け、ダン
パーの開閉度合を制御して再循環ガス量をコントロール
し、熱交換器入口に低温度の再循環ガスを投入して熱交
換器のメタルエレメントの高温腐食を防止するシステム
よりよるなるものである。
【0008】また、汚泥乾燥システムの乾燥用燃焼ガス
の温度制御システムは、熱ガス発生装置で発生した燃焼
ガスを熱交換器部に導入し、該部の各々温度の異なる2
箇所から熱ガスを取り出し、これを乾燥用熱ガスとして
ダンパーにて風量調整せしめ乾燥用燃焼ガス温度を制御
し、被乾燥物の火災及び爆発を防止するシステムよりな
るものである。
の温度制御システムは、熱ガス発生装置で発生した燃焼
ガスを熱交換器部に導入し、該部の各々温度の異なる2
箇所から熱ガスを取り出し、これを乾燥用熱ガスとして
ダンパーにて風量調整せしめ乾燥用燃焼ガス温度を制御
し、被乾燥物の火災及び爆発を防止するシステムよりな
るものである。
【0009】また、汚泥乾燥システムの乾燥方法は、燃
焼ガスと熱交換器部の空気予熱器からの加熱空気を混合
し、乾燥用熱ガスとして利用し、乾燥用熱ガスの再循環
水分量を低減すると共に、酸素濃度を上昇させるように
した燃焼ガスと加熱空気の混合ガスによる方法よりなる
ものである。
焼ガスと熱交換器部の空気予熱器からの加熱空気を混合
し、乾燥用熱ガスとして利用し、乾燥用熱ガスの再循環
水分量を低減すると共に、酸素濃度を上昇させるように
した燃焼ガスと加熱空気の混合ガスによる方法よりなる
ものである。
【0010】また、汚泥乾燥システムの乾燥方法は、内
筒と外筒の2重構造の円筒一体回転型乾燥装置で、高水
分被乾燥物は、まず内筒内部の1次乾燥室で所定高温混
合ガスで予め適当な含水分に1次乾燥される一方、キル
ンアクションにより造粒され抽出され、乾燥装置出口部
でガスと粒子に分離され、粒子は内筒外部側で且つ外筒
内部側の2次乾燥室に供給され二次乾燥物に生成され
る、乾燥装置容積効率を高める方法よりなるものであ
る。
筒と外筒の2重構造の円筒一体回転型乾燥装置で、高水
分被乾燥物は、まず内筒内部の1次乾燥室で所定高温混
合ガスで予め適当な含水分に1次乾燥される一方、キル
ンアクションにより造粒され抽出され、乾燥装置出口部
でガスと粒子に分離され、粒子は内筒外部側で且つ外筒
内部側の2次乾燥室に供給され二次乾燥物に生成され
る、乾燥装置容積効率を高める方法よりなるものであ
る。
【0011】また、汚泥乾燥システムの乾燥前処理シス
テムは、原料と規格外乾燥生成物およびサイクロン,ス
クラバーで採取された微粒子を混合攪拌し、造粒に最適
な含水分に調整するシステムよりなるものである。
テムは、原料と規格外乾燥生成物およびサイクロン,ス
クラバーで採取された微粒子を混合攪拌し、造粒に最適
な含水分に調整するシステムよりなるものである。
【0012】すなわち、この発明は、熱ガス発生装置を
竪型又は横型円筒炉とし、燃焼炉炉尻に向かって上流側
から順に、主燃焼バーナ,乾燥排ガスノズル,補助燃焼
バーナの順に当該装置を設ける。
竪型又は横型円筒炉とし、燃焼炉炉尻に向かって上流側
から順に、主燃焼バーナ,乾燥排ガスノズル,補助燃焼
バーナの順に当該装置を設ける。
【0013】主燃焼バーナは円筒炉頂中心に設け、炉頂
より炉底に向け、拡巾単火焔を発生させる。この高温火
焔末端域に、乾燥排ガスを炉体円周方向から2箇所以上
の複数投入ノズルを設け、やや炉尻に向け炉体円周に沿
って旋回投入させ、主燃焼ガスにて1次燃焼焼させる。
次にこの燃焼域に、乾燥排ガスと同様に2箇所以上の複
数補助燃焼バーナを円筒炉周壁上に設け、これらの補助
燃焼バーナ火焔が燃焼室内で旋回円を構成するように配
置し、主バーナ火焔の高温下流部を補助バーナ旋回火焔
が包み込むようにして旋回攪拌しながら、乾燥排ガスを
完全2次燃焼をさせる。又これら乾燥排ガスノズルと補
助燃焼バーナは、混合を容易にせしめるため、燃焼室横
断面内及び燃焼室下流軸方向に自在に投入調整できるよ
うに首振り、チルチング装置を設ける。
より炉底に向け、拡巾単火焔を発生させる。この高温火
焔末端域に、乾燥排ガスを炉体円周方向から2箇所以上
の複数投入ノズルを設け、やや炉尻に向け炉体円周に沿
って旋回投入させ、主燃焼ガスにて1次燃焼焼させる。
次にこの燃焼域に、乾燥排ガスと同様に2箇所以上の複
数補助燃焼バーナを円筒炉周壁上に設け、これらの補助
燃焼バーナ火焔が燃焼室内で旋回円を構成するように配
置し、主バーナ火焔の高温下流部を補助バーナ旋回火焔
が包み込むようにして旋回攪拌しながら、乾燥排ガスを
完全2次燃焼をさせる。又これら乾燥排ガスノズルと補
助燃焼バーナは、混合を容易にせしめるため、燃焼室横
断面内及び燃焼室下流軸方向に自在に投入調整できるよ
うに首振り、チルチング装置を設ける。
【0014】熱ガス発生装置より発生した燃焼ガスを熱
回収用の熱交換器部へ導入し、燃焼用空気及び乾燥用熱
ガスの一部、又は全部として使用するための空気予熱器
と、大気へ排出する再循環燃焼ガスの白煙防止のための
再昇温するガス熱交換器より成る熱交換器部を設置す
る。
回収用の熱交換器部へ導入し、燃焼用空気及び乾燥用熱
ガスの一部、又は全部として使用するための空気予熱器
と、大気へ排出する再循環燃焼ガスの白煙防止のための
再昇温するガス熱交換器より成る熱交換器部を設置す
る。
【0015】高温度の熱ガス発生装置出口と熱交換器出
口部に設置された誘引送風機出口部の間に低温燃焼ガス
再循環ラインを設けて、誘引通風機出口部から取出した
低温度の再循環ガスをダンパーにて風量調整せしめ熱交
換器入口に再循環投入し、高温の熱ガス発生装置出口ガ
ス温度を下げて、熱交換器のメタル温度を下げ高温腐食
防止のできる燃焼ガス再循環温度調整システムを設け
る。
口部に設置された誘引送風機出口部の間に低温燃焼ガス
再循環ラインを設けて、誘引通風機出口部から取出した
低温度の再循環ガスをダンパーにて風量調整せしめ熱交
換器入口に再循環投入し、高温の熱ガス発生装置出口ガ
ス温度を下げて、熱交換器のメタル温度を下げ高温腐食
防止のできる燃焼ガス再循環温度調整システムを設け
る。
【0016】熱交換器中間部及び出口部等,ガス温度の
異なる2箇所から燃焼ガスを取り出し各々ダンパーを設
置し、風量調整により混合燃焼ガスの温度をコントロー
ルする。一方、空気予熱器にて加熱された加熱空気とこ
の乾燥用燃焼ガスを混合し、各々風量調整ダンパーによ
り混合度合を任意に調整し、温度,湿度及び酸素濃度を
調整可能にする乾燥用混合熱ガスシステムとする。
異なる2箇所から燃焼ガスを取り出し各々ダンパーを設
置し、風量調整により混合燃焼ガスの温度をコントロー
ルする。一方、空気予熱器にて加熱された加熱空気とこ
の乾燥用燃焼ガスを混合し、各々風量調整ダンパーによ
り混合度合を任意に調整し、温度,湿度及び酸素濃度を
調整可能にする乾燥用混合熱ガスシステムとする。
【0017】乾燥装置は内筒と外筒から成る一体型の2
重円筒回転乾燥装置として、内筒側の1次乾燥室で一次
乾燥と造粒を行い、外筒側の2次乾燥室で二次乾燥を同
時せしめ乾燥を熱ガス直接接触乾燥と内筒、及び外筒間
の熱授受による伝熱輻射乾燥併用を行わせしめる。
重円筒回転乾燥装置として、内筒側の1次乾燥室で一次
乾燥と造粒を行い、外筒側の2次乾燥室で二次乾燥を同
時せしめ乾燥を熱ガス直接接触乾燥と内筒、及び外筒間
の熱授受による伝熱輻射乾燥併用を行わせしめる。
【0018】被乾燥物の乾燥前処理として、乾燥生成物
の内選別機にて選別された最終リサイクル利用品以下の
微粒子及び粗大粒子と、排ガス中のサイクロン及びスク
ラバーで採取された微粒子を造粒に適した水分調整材と
して再循環使用せしめる。
の内選別機にて選別された最終リサイクル利用品以下の
微粒子及び粗大粒子と、排ガス中のサイクロン及びスク
ラバーで採取された微粒子を造粒に適した水分調整材と
して再循環使用せしめる。
【0019】
【作用】以上のような構成を有するこの発明は、次のよ
うに作用する。すなわち、熱ガス発生装置で生成された
高温の熱ガスは燃焼ガスラインを流れ熱交換部を通過中
に熱をとられて中低温の熱ガスとなり乾燥用燃焼ガス・
加熱空気混合ガスラインに入る。大気中から取り入れら
れて空気は熱交換部を通過中に予熱され、その予熱され
た空気の一部は乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスライ
ンに入り、中低温の熱ガスと混合されて乾燥用混合熱ガ
スとなって乾燥装置の1次乾燥室及び2次乾燥室に入
る。このとき、この乾燥用混合熱ガスは有機物を燃焼さ
せない温度まで下げられている。一方、予め一次脱水処
理されて水分含有量が減った水分を含む汚泥からなる被
乾燥物は、被乾燥物供給ラインを通って1次乾燥室に入
る。1次乾燥室に入った被乾燥物は、有機物を燃焼させ
ない温度まで下げられている乾燥用混合熱ガスによっ
て、1次乾燥室を出口側に向かって移動中に半乾燥され
て抽出され、そこから半乾燥物供給ラインを経て2次乾
燥室に入り、2次乾燥室を出口側に向かって移動中に乾
燥用混合熱ガスによって乾燥される。そして、1次乾燥
室及び2次乾燥室を通過中に乾燥された乾燥物は乾燥製
品抽出ラインから排出される。被乾燥物及び半乾燥物を
乾燥する乾燥用混合熱ガスは有機物を燃焼させない温度
まで下げられているので、有機物を含む乾燥物は燃焼す
ることなく抽出される。乾燥時に被乾燥物及び半乾燥物
から気化した悪臭成分を多量に含む水蒸気の乾燥排ガス
は、1次乾燥室及び2次乾燥室から排出され、乾燥排ガ
スラインを経て熱ガス発生装置に送られ、そこで酸化さ
れ完全燃焼脱臭される。
うに作用する。すなわち、熱ガス発生装置で生成された
高温の熱ガスは燃焼ガスラインを流れ熱交換部を通過中
に熱をとられて中低温の熱ガスとなり乾燥用燃焼ガス・
加熱空気混合ガスラインに入る。大気中から取り入れら
れて空気は熱交換部を通過中に予熱され、その予熱され
た空気の一部は乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスライ
ンに入り、中低温の熱ガスと混合されて乾燥用混合熱ガ
スとなって乾燥装置の1次乾燥室及び2次乾燥室に入
る。このとき、この乾燥用混合熱ガスは有機物を燃焼さ
せない温度まで下げられている。一方、予め一次脱水処
理されて水分含有量が減った水分を含む汚泥からなる被
乾燥物は、被乾燥物供給ラインを通って1次乾燥室に入
る。1次乾燥室に入った被乾燥物は、有機物を燃焼させ
ない温度まで下げられている乾燥用混合熱ガスによっ
て、1次乾燥室を出口側に向かって移動中に半乾燥され
て抽出され、そこから半乾燥物供給ラインを経て2次乾
燥室に入り、2次乾燥室を出口側に向かって移動中に乾
燥用混合熱ガスによって乾燥される。そして、1次乾燥
室及び2次乾燥室を通過中に乾燥された乾燥物は乾燥製
品抽出ラインから排出される。被乾燥物及び半乾燥物を
乾燥する乾燥用混合熱ガスは有機物を燃焼させない温度
まで下げられているので、有機物を含む乾燥物は燃焼す
ることなく抽出される。乾燥時に被乾燥物及び半乾燥物
から気化した悪臭成分を多量に含む水蒸気の乾燥排ガス
は、1次乾燥室及び2次乾燥室から排出され、乾燥排ガ
スラインを経て熱ガス発生装置に送られ、そこで酸化さ
れ完全燃焼脱臭される。
【0020】
【実施例】以下、図面に記載の実施例に基づいてこの発
明をより具体的に説明する。ここで、図1は全体システ
ム図、図2(A)は乾燥装置の設置姿図、(B)は乾燥
装置の断面図、(C)は図2(B)のA−A矢視断面
図、(D)は図2(B)のB−B矢視断面図、図3
(A)は熱ガス発生装置の概略図、(B)は図3(A)
のA−A矢視図、(C)は図3(A)のB−B矢視断面
図、(D)は図3(A)のC−C矢視断面図、図4は乾
燥排ガスノズル用及び補助燃焼バーナ用のチルチング装
置図である。
明をより具体的に説明する。ここで、図1は全体システ
ム図、図2(A)は乾燥装置の設置姿図、(B)は乾燥
装置の断面図、(C)は図2(B)のA−A矢視断面
図、(D)は図2(B)のB−B矢視断面図、図3
(A)は熱ガス発生装置の概略図、(B)は図3(A)
のA−A矢視図、(C)は図3(A)のB−B矢視断面
図、(D)は図3(A)のC−C矢視断面図、図4は乾
燥排ガスノズル用及び補助燃焼バーナ用のチルチング装
置図である。
【0021】乾燥装置1は、脱水機で一次脱水された汚
泥等を熱ガスを利用して乾燥処理部分で、中央部分は二
重筒体からなる回転胴を横設しな構造からなり、横設さ
れた回転胴の両端には供給側固定装置1aと抽出側固定
装置1bが設けられている。回転胴は外筒1cとその内
部に内装された内筒1dの二重筒体から構成されてい
る。外筒1c及び内筒1dの両端側はこれらと連通状態
にある供給側固定装置1a及び抽出側固定装置1bに差
し込んだ状態で摺動自在に装着されている。乾燥装置1
は出口側に向かって少し下向きに傾斜して設置されてい
る。
泥等を熱ガスを利用して乾燥処理部分で、中央部分は二
重筒体からなる回転胴を横設しな構造からなり、横設さ
れた回転胴の両端には供給側固定装置1aと抽出側固定
装置1bが設けられている。回転胴は外筒1cとその内
部に内装された内筒1dの二重筒体から構成されてい
る。外筒1c及び内筒1dの両端側はこれらと連通状態
にある供給側固定装置1a及び抽出側固定装置1bに差
し込んだ状態で摺動自在に装着されている。乾燥装置1
は出口側に向かって少し下向きに傾斜して設置されてい
る。
【0022】乾燥装置1の内筒1dの内部空間には被乾
燥物を半乾燥する1次乾燥室1hが形成され、また、内
筒1dの外部側で且つ外筒1cの内部側となる空間には
2次乾燥室1iが形成されている。
燥物を半乾燥する1次乾燥室1hが形成され、また、内
筒1dの外部側で且つ外筒1cの内部側となる空間には
2次乾燥室1iが形成されている。
【0023】外筒1c及び内筒1dの内周面にはそれぞ
れその内周方向に等間隔で複数の外筒側リフター1f及
び内筒側リフター1eが軸芯方向に向けて取付けられて
いる。外筒側リフター1f及び内筒側リフター1eは先
端側が横方向に折曲されている。この内筒側リフター1
e及び外筒側リフター1fは1次乾燥室1h及び2次乾
燥室1i内の被乾燥物及び半乾燥物をかきあげて流動性
を図り又通気性を図り、乾燥を促進させる機能を果た
す。
れその内周方向に等間隔で複数の外筒側リフター1f及
び内筒側リフター1eが軸芯方向に向けて取付けられて
いる。外筒側リフター1f及び内筒側リフター1eは先
端側が横方向に折曲されている。この内筒側リフター1
e及び外筒側リフター1fは1次乾燥室1h及び2次乾
燥室1i内の被乾燥物及び半乾燥物をかきあげて流動性
を図り又通気性を図り、乾燥を促進させる機能を果た
す。
【0024】外筒1cと内筒1dはその両端が等間隔の
隙間を開けて放射状に取付けられた複数の内筒と外筒つ
なぎ板1gで連結されており、外筒1cと内筒1dはこ
の複数の内筒と外筒つなぎ板1gによって一体化されて
いる。
隙間を開けて放射状に取付けられた複数の内筒と外筒つ
なぎ板1gで連結されており、外筒1cと内筒1dはこ
の複数の内筒と外筒つなぎ板1gによって一体化されて
いる。
【0025】乾燥装置1の供給側固定装置1aには、1
次乾燥室1hに乾燥用熱ガスを流入する内筒乾燥用熱ガ
ス投入口28が上部に設けられ、2次乾燥室1iに乾燥
用熱ガスを流入する外筒乾燥用熱ガス投入口29が側部
に設けられている。また、供給側固定装置1aを貫通し
て、1次乾燥室1hに被乾燥物を送り込む管状の内筒用
被乾燥物供給装置26、及び2次乾燥室1iに半乾燥物
を送り込む外筒用被乾燥物供給装置27がそれぞれ設け
られている。
次乾燥室1hに乾燥用熱ガスを流入する内筒乾燥用熱ガ
ス投入口28が上部に設けられ、2次乾燥室1iに乾燥
用熱ガスを流入する外筒乾燥用熱ガス投入口29が側部
に設けられている。また、供給側固定装置1aを貫通し
て、1次乾燥室1hに被乾燥物を送り込む管状の内筒用
被乾燥物供給装置26、及び2次乾燥室1iに半乾燥物
を送り込む外筒用被乾燥物供給装置27がそれぞれ設け
られている。
【0026】乾燥装置1の抽出側固定装置1bには、1
次乾燥室1h及び2次乾燥室1iで乾燥時に気化した悪
臭成分を含有する多量の水蒸気の乾燥排ガスを排出する
乾燥排ガス出口30が上部に設けられ、又1次乾燥室1
hで乾燥された物を抽出する内筒用乾燥物抽出口31が
下部に設けられている。乾燥装置1の外筒1cの出口側
下部には2次乾燥室1iで乾燥された物を抽出する外筒
用乾燥物抽出口32が設けられている。
次乾燥室1h及び2次乾燥室1iで乾燥時に気化した悪
臭成分を含有する多量の水蒸気の乾燥排ガスを排出する
乾燥排ガス出口30が上部に設けられ、又1次乾燥室1
hで乾燥された物を抽出する内筒用乾燥物抽出口31が
下部に設けられている。乾燥装置1の外筒1cの出口側
下部には2次乾燥室1iで乾燥された物を抽出する外筒
用乾燥物抽出口32が設けられている。
【0027】乾燥装置1の外筒1cの外周には歯車から
なる乾燥装置回転駆動装置46が装着され、これと噛み
合って外筒1cを回転させるモーターからなる乾燥装置
回転駆動装置45が下部に設置されている。外筒1cを
回転支持する複数のアイドルローラー47が設置されて
いて、外筒1c及びこれと連結された内筒1dは回転自
在に支持されており、乾燥装置回転駆動装置45,46
の駆動によって外筒1c及び内筒1dは共に回転する。
なる乾燥装置回転駆動装置46が装着され、これと噛み
合って外筒1cを回転させるモーターからなる乾燥装置
回転駆動装置45が下部に設置されている。外筒1cを
回転支持する複数のアイドルローラー47が設置されて
いて、外筒1c及びこれと連結された内筒1dは回転自
在に支持されており、乾燥装置回転駆動装置45,46
の駆動によって外筒1c及び内筒1dは共に回転する。
【0028】熱ガス発生装置2は乾燥装置1本体の1次
乾燥室1h及び2次乾燥室1iに供給される熱ガスを生
成する装置である。熱ガス発生装置2の炉頂には主燃焼
バーナ8が設けられている。この主燃焼バーナ8には燃
料貯蔵装置7から燃料が供給され、又空気予熱器3で加
熱された大気中の空気の一部が供給される。熱ガス発生
装置2の炉尻には燃焼残滓取出口25が形成されてい
る。
乾燥室1h及び2次乾燥室1iに供給される熱ガスを生
成する装置である。熱ガス発生装置2の炉頂には主燃焼
バーナ8が設けられている。この主燃焼バーナ8には燃
料貯蔵装置7から燃料が供給され、又空気予熱器3で加
熱された大気中の空気の一部が供給される。熱ガス発生
装置2の炉尻には燃焼残滓取出口25が形成されてい
る。
【0029】熱ガス発生装置2の炉頂寄りの側周面に
は、主バーナ火焔末端高温度域に多量の悪臭成分と水蒸
気を含有する乾燥排ガスを投入するための乾燥排ガスノ
ズル10が複数取付けられている。複数の乾燥排ガスノ
ズル10は図3(C)に図示するように、炉内円周沿い
に乾燥排ガス旋回流hが生じるように炉内の中心に対し
て偏心する方向に指向してそれぞれ取付けられている。
は、主バーナ火焔末端高温度域に多量の悪臭成分と水蒸
気を含有する乾燥排ガスを投入するための乾燥排ガスノ
ズル10が複数取付けられている。複数の乾燥排ガスノ
ズル10は図3(C)に図示するように、炉内円周沿い
に乾燥排ガス旋回流hが生じるように炉内の中心に対し
て偏心する方向に指向してそれぞれ取付けられている。
【0030】乾燥排ガスノズル10には乾燥排ガスライ
ンHの下流側が接続されている。乾燥排ガスラインHの
上流側は乾燥装置1の乾燥排ガス出口30に接続されて
いる。乾燥装置1で被乾燥物及び半乾燥物の乾燥時に発
生した多量の悪臭成分と水蒸気を含有する乾燥排ガスは
この乾燥排ガスラインHを流下して乾燥排ガスノズル1
0から熱ガス発生装置2に投入されて酸化され完全燃焼
脱臭される。
ンHの下流側が接続されている。乾燥排ガスラインHの
上流側は乾燥装置1の乾燥排ガス出口30に接続されて
いる。乾燥装置1で被乾燥物及び半乾燥物の乾燥時に発
生した多量の悪臭成分と水蒸気を含有する乾燥排ガスは
この乾燥排ガスラインHを流下して乾燥排ガスノズル1
0から熱ガス発生装置2に投入されて酸化され完全燃焼
脱臭される。
【0031】乾燥排ガスノズル10の取付け位置より炉
尻寄りの熱ガス発生装置2の側周面には、完全燃焼脱臭
をせしめるための最低炉内温度約900度Cと滞留時間
確保のための補助燃焼バーナ9が複数取付けられてい
る。複数の補助燃焼バーナ9は図3(D)に図示するよ
うに、炉内円周沿いに補助燃焼ガス旋回流iが生じるよ
うに炉内の中心に対して偏心する方向に指向してそれぞ
れ取付けられている。補助燃焼バーナ9には燃料貯蔵装
置7から燃料が供給され、又空気予熱器3で加熱された
大気中の空気の一部が供給される。
尻寄りの熱ガス発生装置2の側周面には、完全燃焼脱臭
をせしめるための最低炉内温度約900度Cと滞留時間
確保のための補助燃焼バーナ9が複数取付けられてい
る。複数の補助燃焼バーナ9は図3(D)に図示するよ
うに、炉内円周沿いに補助燃焼ガス旋回流iが生じるよ
うに炉内の中心に対して偏心する方向に指向してそれぞ
れ取付けられている。補助燃焼バーナ9には燃料貯蔵装
置7から燃料が供給され、又空気予熱器3で加熱された
大気中の空気の一部が供給される。
【0032】上記の乾燥排ガスノズル10及び補助燃焼
バーナ9の投入方向は、図4に図示するチルチング装置
によって調整可能になっている。投入方向を調整するチ
ルチング装置は、回転支柱10a、回転用ベベルギヤー
10b、回転用旋回ハンドル10c、ガス投入装置10
d、上下方向位置決め固定ボルト10等から構成されて
いる。これらは熱ガス発生装置2の炉壁10fの外側に
近接して設けられている。
バーナ9の投入方向は、図4に図示するチルチング装置
によって調整可能になっている。投入方向を調整するチ
ルチング装置は、回転支柱10a、回転用ベベルギヤー
10b、回転用旋回ハンドル10c、ガス投入装置10
d、上下方向位置決め固定ボルト10等から構成されて
いる。これらは熱ガス発生装置2の炉壁10fの外側に
近接して設けられている。
【0033】熱ガス発生装置2の炉尻側の側面には炉内
で生成された高温の乾燥用熱ガスを取り出すための乾燥
用熱ガス取り出し口48が形成されている。この乾燥用
熱ガス取り出し口48には燃焼ガスラインBの上流側が
接続されている。
で生成された高温の乾燥用熱ガスを取り出すための乾燥
用熱ガス取り出し口48が形成されている。この乾燥用
熱ガス取り出し口48には燃焼ガスラインBの上流側が
接続されている。
【0034】燃焼ガスラインBの途中には熱ガス発生装
置2で生成した高温の熱ガスの熱を利用する熱交換部と
しての空気予熱器3とガス熱交換器4が設けられてい
る。熱交換部は空気予熱器3とガス熱交換器4からなっ
ている。空気予熱器3は大気中から取り入れられる空気
を予熱する機器である。空気予熱器3は熱ガス発生装置
2から供給される高温の熱ガスの熱を吸収して中温の熱
ガスに低下させる。ガス熱交換器4は煙突6から放出さ
れるガスとの間で熱交換する機器である。ガス熱交換器
4は空気予熱器3を通過中に中温になった熱ガスから更
に熱を吸収して低温の熱ガスに低下させる。
置2で生成した高温の熱ガスの熱を利用する熱交換部と
しての空気予熱器3とガス熱交換器4が設けられてい
る。熱交換部は空気予熱器3とガス熱交換器4からなっ
ている。空気予熱器3は大気中から取り入れられる空気
を予熱する機器である。空気予熱器3は熱ガス発生装置
2から供給される高温の熱ガスの熱を吸収して中温の熱
ガスに低下させる。ガス熱交換器4は煙突6から放出さ
れるガスとの間で熱交換する機器である。ガス熱交換器
4は空気予熱器3を通過中に中温になった熱ガスから更
に熱を吸収して低温の熱ガスに低下させる。
【0035】燃焼ガスラインBの下流側は分岐してい
て、その内の一方側はスクラバー5に接続している。こ
の途中には燃焼排ガス用誘引通風機13が設けられてい
る。さらにこの燃焼排ガス用誘引通風機13の下流側の
ラインから燃焼ガス再循環ラインCが分岐している。燃
焼ガス再循環ラインCは空気予熱器3の上流側に循環し
ている。燃焼ガス再循環ラインCの途中には風量を調整
する燃焼ガス再循環用ダンパー15が設けられている。
て、その内の一方側はスクラバー5に接続している。こ
の途中には燃焼排ガス用誘引通風機13が設けられてい
る。さらにこの燃焼排ガス用誘引通風機13の下流側の
ラインから燃焼ガス再循環ラインCが分岐している。燃
焼ガス再循環ラインCは空気予熱器3の上流側に循環し
ている。燃焼ガス再循環ラインCの途中には風量を調整
する燃焼ガス再循環用ダンパー15が設けられている。
【0036】大気中の空気の通路となる加熱空気ライン
Aはその上流側に空気予熱器3が設けられ、更にその上
流側には空気用押込送風機12が設けられている。加熱
空気ラインAは燃焼用加熱空気ラインMと乾燥用加熱空
気ラインEに分岐している。燃焼用加熱空気ラインMは
主燃焼バーナ8と補助燃焼バーナ9に通じている。燃焼
用加熱空気ラインMには風量を調整する加熱空気用ダン
パー11が設けられている。
Aはその上流側に空気予熱器3が設けられ、更にその上
流側には空気用押込送風機12が設けられている。加熱
空気ラインAは燃焼用加熱空気ラインMと乾燥用加熱空
気ラインEに分岐している。燃焼用加熱空気ラインMは
主燃焼バーナ8と補助燃焼バーナ9に通じている。燃焼
用加熱空気ラインMには風量を調整する加熱空気用ダン
パー11が設けられている。
【0037】乾燥用加熱空気ラインEはその下流側が乾
燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインGに通じてい
る。乾燥用加熱空気ラインEの途中には風量を調整する
乾燥用加熱空気用ダンパー19が設けられている。乾燥
用燃焼ガスラインFはその上流側が空気予熱器3の下流
側の乾燥用熱ガス取り出し口49に通じ、その下流側が
乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインGに通じてい
る。乾燥用燃焼ガスラインFは乾燥用熱ガス取り出し口
49から中温の乾燥用熱ガスを乾燥用燃焼ガス・加熱空
気混合ガスラインGに送るためのラインである。ガス熱
交換器4の下流側の乾燥用熱ガス取り出し口50から乾
燥用燃焼ガスラインFには当該ラインFに低温の乾燥用
燃焼ガスを送るためのラインが設けられていて、そのラ
インの途中には風量を調整する乾燥用燃焼ガス用ダンパ
ー14が設けられている。
燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインGに通じてい
る。乾燥用加熱空気ラインEの途中には風量を調整する
乾燥用加熱空気用ダンパー19が設けられている。乾燥
用燃焼ガスラインFはその上流側が空気予熱器3の下流
側の乾燥用熱ガス取り出し口49に通じ、その下流側が
乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインGに通じてい
る。乾燥用燃焼ガスラインFは乾燥用熱ガス取り出し口
49から中温の乾燥用熱ガスを乾燥用燃焼ガス・加熱空
気混合ガスラインGに送るためのラインである。ガス熱
交換器4の下流側の乾燥用熱ガス取り出し口50から乾
燥用燃焼ガスラインFには当該ラインFに低温の乾燥用
燃焼ガスを送るためのラインが設けられていて、そのラ
インの途中には風量を調整する乾燥用燃焼ガス用ダンパ
ー14が設けられている。
【0038】乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスライン
Gは、乾燥に必要な中低温の熱ガスと加熱空気の混合ガ
スを乾燥装置1の1次乾燥室1h及び2次乾燥室1iに
供給するラインで、その上流側が乾燥用加熱空気ライン
E及び乾燥用燃焼ガスラインFに接続している。乾燥用
燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインGは、下流側に向か
って途中で分岐し、分岐した一方は内筒乾燥用熱ガス投
入口28に通じており、分岐した他方は外筒乾燥用熱ガ
ス投入口29に通じている。
Gは、乾燥に必要な中低温の熱ガスと加熱空気の混合ガ
スを乾燥装置1の1次乾燥室1h及び2次乾燥室1iに
供給するラインで、その上流側が乾燥用加熱空気ライン
E及び乾燥用燃焼ガスラインFに接続している。乾燥用
燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインGは、下流側に向か
って途中で分岐し、分岐した一方は内筒乾燥用熱ガス投
入口28に通じており、分岐した他方は外筒乾燥用熱ガ
ス投入口29に通じている。
【0039】また、乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガス
ラインGの分岐した内筒乾燥用熱ガス投入口28に通じ
るラインの途中には風量を調整する乾燥用混合ガス用ダ
ンパー17が設けられ、外筒乾燥用熱ガス投入口29に
通じるラインの途中には風量を調整する乾燥用混合ガス
用ダンパー18が設けられている。
ラインGの分岐した内筒乾燥用熱ガス投入口28に通じ
るラインの途中には風量を調整する乾燥用混合ガス用ダ
ンパー17が設けられ、外筒乾燥用熱ガス投入口29に
通じるラインの途中には風量を調整する乾燥用混合ガス
用ダンパー18が設けられている。
【0040】乾燥装置1で被乾燥物及び半乾燥物の乾燥
時に発生した多量の悪臭成分と水蒸気を含有する乾燥排
ガスを熱ガス発生装置2の乾燥排ガスノズル10に供給
する乾燥排ガスラインHの途中にはサイクロン21が設
けられている。サイクロン21は乾燥排ガス中に含まれ
る微粒子を採取する機器で、サイクロン21と攪拌装置
39との間にはこの採取した微粒子を攪拌装置39に送
るためのラインが設けられている。
時に発生した多量の悪臭成分と水蒸気を含有する乾燥排
ガスを熱ガス発生装置2の乾燥排ガスノズル10に供給
する乾燥排ガスラインHの途中にはサイクロン21が設
けられている。サイクロン21は乾燥排ガス中に含まれ
る微粒子を採取する機器で、サイクロン21と攪拌装置
39との間にはこの採取した微粒子を攪拌装置39に送
るためのラインが設けられている。
【0041】乾燥装置1の1次乾燥室1h側の内筒用乾
燥物抽出口31と半製品貯蔵槽36との間には半乾燥物
を半製品貯蔵槽36に送るためのラインが設けられ、こ
のラインの途中に内筒用篩選別機33が設けられてい
る。内筒用篩選別機33は最終再生品粒子サイズに不適
合な微粒子及び粗粒子を選別する機器で、不適合な微粒
子及び粗粒子は内筒用篩選別機33と攪拌装置39との
間に設けられたラインを通じて攪拌装置39に送られ
る。
燥物抽出口31と半製品貯蔵槽36との間には半乾燥物
を半製品貯蔵槽36に送るためのラインが設けられ、こ
のラインの途中に内筒用篩選別機33が設けられてい
る。内筒用篩選別機33は最終再生品粒子サイズに不適
合な微粒子及び粗粒子を選別する機器で、不適合な微粒
子及び粗粒子は内筒用篩選別機33と攪拌装置39との
間に設けられたラインを通じて攪拌装置39に送られ
る。
【0042】半製品貯蔵槽36から外筒用半乾燥物供給
装置27には半乾燥物供給ラインIが設けられ、半乾燥
物供給ラインIには供給機37及び外筒供給機38が設
けられている。半製品貯蔵槽36に一時的に貯蔵された
半製品の半乾燥物は、供給機37及び外筒供給機38を
通じ半乾燥物供給ラインを経て外筒用半乾燥物供給装置
27に送られ、その供給装置27から乾燥装置1の2次
乾燥室1iに投入されて乾燥される。
装置27には半乾燥物供給ラインIが設けられ、半乾燥
物供給ラインIには供給機37及び外筒供給機38が設
けられている。半製品貯蔵槽36に一時的に貯蔵された
半製品の半乾燥物は、供給機37及び外筒供給機38を
通じ半乾燥物供給ラインを経て外筒用半乾燥物供給装置
27に送られ、その供給装置27から乾燥装置1の2次
乾燥室1iに投入されて乾燥される。
【0043】乾燥装置1の2次乾燥室1i側の外筒用乾
燥物抽出口32と製品貯蔵槽35との間には乾燥物を製
品貯蔵槽35に送るための乾燥製品抽出ラインKが設け
られ、このラインKの途中に外筒用篩選別機34が設け
られている。外筒用篩選別機34は最終再生品粒子サイ
ズに不適合な微粒子及び粗粒子を選別する機器で、不適
合な微粒子及び粗粒子は外筒用篩選別機34と攪拌装置
39との間に設けられたラインを通じて攪拌装置39に
送られる。
燥物抽出口32と製品貯蔵槽35との間には乾燥物を製
品貯蔵槽35に送るための乾燥製品抽出ラインKが設け
られ、このラインKの途中に外筒用篩選別機34が設け
られている。外筒用篩選別機34は最終再生品粒子サイ
ズに不適合な微粒子及び粗粒子を選別する機器で、不適
合な微粒子及び粗粒子は外筒用篩選別機34と攪拌装置
39との間に設けられたラインを通じて攪拌装置39に
送られる。
【0044】被乾燥物供給槽43は、図示しない脱水機
で一次脱水処理された脱水ケーキの被乾燥物が投入され
る槽で、被乾燥物供給槽43には攪拌装置39に通じる
ラインがあり、また被乾燥物供給槽43には被乾燥物を
攪拌装置39に供給する供給機44が設けられていて、
被乾燥物供給槽43の被乾燥物は供給機44によりライ
ンを経て攪拌装置39に送られる。
で一次脱水処理された脱水ケーキの被乾燥物が投入され
る槽で、被乾燥物供給槽43には攪拌装置39に通じる
ラインがあり、また被乾燥物供給槽43には被乾燥物を
攪拌装置39に供給する供給機44が設けられていて、
被乾燥物供給槽43の被乾燥物は供給機44によりライ
ンを経て攪拌装置39に送られる。
【0045】スクラバー5には大気中に放出される燃焼
ガスを同スクラバー5に供給するラインの下流側が接続
され、又白煙防止ラインDの上流側が接続されている。
白煙防止ラインDはガス熱交換器4を経てその下流側は
煙突6に接続されている。スクラバー5には給水管を通
じて供給された水を循環するスクラバー循環水用ポンプ
22が設けられている。
ガスを同スクラバー5に供給するラインの下流側が接続
され、又白煙防止ラインDの上流側が接続されている。
白煙防止ラインDはガス熱交換器4を経てその下流側は
煙突6に接続されている。スクラバー5には給水管を通
じて供給された水を循環するスクラバー循環水用ポンプ
22が設けられている。
【0046】スクラバー5から排出された排水中に含ま
れる微粒子及び粗粒子をろ過するろ過器23が設けら
れ、又ろ過器23でろ過された排水を処理する排水処理
施設24が設けられている。ろ過器23で採取された微
粒子スラッジを攪拌装置39に送るラインが設けられて
いる。
れる微粒子及び粗粒子をろ過するろ過器23が設けら
れ、又ろ過器23でろ過された排水を処理する排水処理
施設24が設けられている。ろ過器23で採取された微
粒子スラッジを攪拌装置39に送るラインが設けられて
いる。
【0047】上述のように、攪拌装置39には被乾燥物
供給槽43からの脱水ケーキを供給するラインのほか、
乾燥装置1から抽出され、篩選別機33, 34により選
別された最終再生品粒子サイズに不適合な微粒子及び粗
粒子を送り込むライン、サイクロン21で採取された乾
燥排ガス中の微粒子及びスクラバー5で採取され、ろ過
器23で水分と分離された燃焼ガス中の微粒子スラッジ
等を送り込むラインが接続されている。攪拌装置39に
は水分を供給する給水管が接続されていて、装置内では
造粒に最適な含水分に水分調整される。
供給槽43からの脱水ケーキを供給するラインのほか、
乾燥装置1から抽出され、篩選別機33, 34により選
別された最終再生品粒子サイズに不適合な微粒子及び粗
粒子を送り込むライン、サイクロン21で採取された乾
燥排ガス中の微粒子及びスクラバー5で採取され、ろ過
器23で水分と分離された燃焼ガス中の微粒子スラッジ
等を送り込むラインが接続されている。攪拌装置39に
は水分を供給する給水管が接続されていて、装置内では
造粒に最適な含水分に水分調整される。
【0048】攪拌装置39には乾燥装置1の内筒用被乾
燥物供給装置26に被乾燥物を供給する際の経路となる
造粒ラインLの上流側が接続されている。造粒ラインL
の途中には供給機40並びに造粒機41が設けられてい
る。造粒ラインLの下流側は供給機42に接続してい
る。この供給機42と乾燥装置1の1次乾燥室1hに被
乾燥物を投入する内筒用被乾燥物供給装置26との間に
は被乾燥物供給ラインJが設けられている。
燥物供給装置26に被乾燥物を供給する際の経路となる
造粒ラインLの上流側が接続されている。造粒ラインL
の途中には供給機40並びに造粒機41が設けられてい
る。造粒ラインLの下流側は供給機42に接続してい
る。この供給機42と乾燥装置1の1次乾燥室1hに被
乾燥物を投入する内筒用被乾燥物供給装置26との間に
は被乾燥物供給ラインJが設けられている。
【0049】次に、上記実施例の構成に基づく作用につ
いて以下説明する。水分を多量に含みなお且つ有機物を
多量に含むし尿汚泥等は、図示せざる脱水機にて一次脱
水処理され、約65%〜85%の水分を含む脱水ケーキ
として被乾燥供給槽43に投入される。同ホッパーより
供給機44を経て、攪拌装置39内に導入される。
いて以下説明する。水分を多量に含みなお且つ有機物を
多量に含むし尿汚泥等は、図示せざる脱水機にて一次脱
水処理され、約65%〜85%の水分を含む脱水ケーキ
として被乾燥供給槽43に投入される。同ホッパーより
供給機44を経て、攪拌装置39内に導入される。
【0050】攪拌装置39には脱水ケーキのほか、乾燥
装置1から抽出され、篩選別機33, 34により選別さ
れた最終再生品粒子サイズに不適合な微粒子及び粗粒
子、サイクロン21で採取された乾燥排ガス中の微粒子
及びスクラバー5で採取され、ろ過器23で水分と分離
された燃焼ガス中の微粒子スラッジ等が導入され、造粒
に最適な含水分に水分調整される。
装置1から抽出され、篩選別機33, 34により選別さ
れた最終再生品粒子サイズに不適合な微粒子及び粗粒
子、サイクロン21で採取された乾燥排ガス中の微粒子
及びスクラバー5で採取され、ろ過器23で水分と分離
された燃焼ガス中の微粒子スラッジ等が導入され、造粒
に最適な含水分に水分調整される。
【0051】造粒方法としては、傾斜設置された回転型
乾燥装置1のキルンアクションによる造粒方法と、図示
する乾燥以前に造粒器41にて前処理造粒して乾燥する
2方式に使い分けできるようにしている。前述は通常乾
燥法で、後述は通常乾燥法で対応できない時のみ使う特
殊乾燥法である。 (1)通常乾燥法 攪拌装置39にて水分調整された被乾燥物は、供給機4
0, 42にて被乾燥物供給装置26に導入される。 (2)特殊乾燥法 攪拌装置39にて水分調整された被乾燥物は、供給機4
0を経て定量、造粒機41に導入され、設定粒径の造粒
物となり供給機42にて被乾燥物供給装置26に導入さ
れる。尚、造粒機導入前に図示せざるパイプロミキサに
よる混練することもある。
乾燥装置1のキルンアクションによる造粒方法と、図示
する乾燥以前に造粒器41にて前処理造粒して乾燥する
2方式に使い分けできるようにしている。前述は通常乾
燥法で、後述は通常乾燥法で対応できない時のみ使う特
殊乾燥法である。 (1)通常乾燥法 攪拌装置39にて水分調整された被乾燥物は、供給機4
0, 42にて被乾燥物供給装置26に導入される。 (2)特殊乾燥法 攪拌装置39にて水分調整された被乾燥物は、供給機4
0を経て定量、造粒機41に導入され、設定粒径の造粒
物となり供給機42にて被乾燥物供給装置26に導入さ
れる。尚、造粒機導入前に図示せざるパイプロミキサに
よる混練することもある。
【0052】被乾燥物は、被乾燥物供給装置26から定
量、乾燥装置1の内筒1d側の1次乾燥室1hに導入さ
れる。
量、乾燥装置1の内筒1d側の1次乾燥室1hに導入さ
れる。
【0053】内筒1d側の1次乾燥室1hに導入された
被乾燥物は、掻き上げ用内筒側リフター1eにより円筒
頂部に向け掻き上げられながら自然落下し、予め設定さ
れた温度及び風量の乾燥用混合熱ガスと並流直接接触及
び外筒1c側伝熱輻射熱を授受し、乾燥と造粒を行いな
がら、乾燥物抽出口31から一次乾燥造粒物として抽出
される。
被乾燥物は、掻き上げ用内筒側リフター1eにより円筒
頂部に向け掻き上げられながら自然落下し、予め設定さ
れた温度及び風量の乾燥用混合熱ガスと並流直接接触及
び外筒1c側伝熱輻射熱を授受し、乾燥と造粒を行いな
がら、乾燥物抽出口31から一次乾燥造粒物として抽出
される。
【0054】抽出された一次乾燥造粒生成物は篩選別機
33により選別され、微粒子,粗大粒子等のリサイクル
生成物に不適合な粒子サイズは攪拌装置39に導入さ
れ、水分調整材として再生される。一方リサイクル生成
物は、半製品貯蔵槽36に導入貯蔵され、供給機37,
38を経て、被乾燥物供給装置27に導入される。尚、
一次乾燥工程に於ける篩選別機33及び半製品貯蔵槽3
6は汚泥ケーキの性状によっては省略することもでき
る。
33により選別され、微粒子,粗大粒子等のリサイクル
生成物に不適合な粒子サイズは攪拌装置39に導入さ
れ、水分調整材として再生される。一方リサイクル生成
物は、半製品貯蔵槽36に導入貯蔵され、供給機37,
38を経て、被乾燥物供給装置27に導入される。尚、
一次乾燥工程に於ける篩選別機33及び半製品貯蔵槽3
6は汚泥ケーキの性状によっては省略することもでき
る。
【0055】二次乾燥のため、この供給装置27から、
外筒1c側の2次乾燥室1iへ定量供給される。供給さ
れた被乾燥物は、内筒1d側の1次乾燥室1hの一次乾
燥と同様に掻き上げ用外筒側リフター1fによって掻き
上げ、落下しながら予め設定された温度と風量の乾燥用
混合熱ガスと並流直接接触と内筒1d側伝熱輻射熱で二
次乾燥され、外筒1c抽出用切り欠き部を経て、乾燥物
抽出口32より二次乾燥生成物として抽出される。
外筒1c側の2次乾燥室1iへ定量供給される。供給さ
れた被乾燥物は、内筒1d側の1次乾燥室1hの一次乾
燥と同様に掻き上げ用外筒側リフター1fによって掻き
上げ、落下しながら予め設定された温度と風量の乾燥用
混合熱ガスと並流直接接触と内筒1d側伝熱輻射熱で二
次乾燥され、外筒1c抽出用切り欠き部を経て、乾燥物
抽出口32より二次乾燥生成物として抽出される。
【0056】抽出された二次乾燥生成物は篩選別機34
により選別され、リサイクル生成品に不適合な粒子サイ
ズは攪拌装置39に導入され、水分調整材として再生さ
れる。一方リサイクル生成品は、製品として製品貯蔵槽
35に導入される。
により選別され、リサイクル生成品に不適合な粒子サイ
ズは攪拌装置39に導入され、水分調整材として再生さ
れる。一方リサイクル生成品は、製品として製品貯蔵槽
35に導入される。
【0057】熱ガス発生装置2の主燃焼装バーナ8は炉
頂に設け、炉頂より炉尻に向け拡巾火焔を発生させる。
この火焔末端域の炉温を約1400度C以上の高温度域
とする。
頂に設け、炉頂より炉尻に向け拡巾火焔を発生させる。
この火焔末端域の炉温を約1400度C以上の高温度域
とする。
【0058】この主バーナ火焔末端高温度域に低温度約
120度C〜200度C、多量の悪臭成分と水蒸気を含
有する乾燥排ガスを、炉体円周沿いに設けられた2箇所
以上の複数の乾燥排ガスノズル10により、投入方向を
乾燥排ガスノズル用のチルチング装置のガス投入装置1
0dにて上,下ならびに回転用旋回ハンドル10cにて
左,右を調整し、炉内円周沿いに旋回流hを発生させ、
拡散,混合をならしめ一次燃焼脱臭を行う。この時この
域の炉温は、完全燃焼脱臭せしめる最低限界温度より下
温となることもある。
120度C〜200度C、多量の悪臭成分と水蒸気を含
有する乾燥排ガスを、炉体円周沿いに設けられた2箇所
以上の複数の乾燥排ガスノズル10により、投入方向を
乾燥排ガスノズル用のチルチング装置のガス投入装置1
0dにて上,下ならびに回転用旋回ハンドル10cにて
左,右を調整し、炉内円周沿いに旋回流hを発生させ、
拡散,混合をならしめ一次燃焼脱臭を行う。この時この
域の炉温は、完全燃焼脱臭せしめる最低限界温度より下
温となることもある。
【0059】完全燃焼脱臭をせしめるための最低炉内温
度約900度Cと滞留時間確保のため、補助燃焼バーナ
9にて900度C〜1000度Cまで再昇温する。又、
拡散,酸化を容易にならしめるため前述乾燥排ガスノズ
ル10と同様に投入方向を補助燃焼バーナ用のチルチン
グ装置のガス投入装置10dと回転用旋回ハンドル10
cにて手動により調節後固定し、旋回流 iを発生させ二
次完全燃焼脱臭を行う。図示せざる温度及び酸素濃度制
御は、炉尻に温度及び酸素濃度計を設置し、公知の設定
値燃焼制御を行う。又、必要な燃焼滞留時間は旋回流と
炉長両方で確保する。
度約900度Cと滞留時間確保のため、補助燃焼バーナ
9にて900度C〜1000度Cまで再昇温する。又、
拡散,酸化を容易にならしめるため前述乾燥排ガスノズ
ル10と同様に投入方向を補助燃焼バーナ用のチルチン
グ装置のガス投入装置10dと回転用旋回ハンドル10
cにて手動により調節後固定し、旋回流 iを発生させ二
次完全燃焼脱臭を行う。図示せざる温度及び酸素濃度制
御は、炉尻に温度及び酸素濃度計を設置し、公知の設定
値燃焼制御を行う。又、必要な燃焼滞留時間は旋回流と
炉長両方で確保する。
【0060】熱ガス発生装置2出口の高温(約900度
C〜1000度C)燃焼ガスは、空気予熱器3及びガス
熱交換器4の下流に設置された誘引通風機13にて吸引
される。尚、この燃焼ガス温度は、空気予熱器3と白煙
防止用燃焼排ガス昇温用のガス熱交換器4にて吸熱さ
れ、約120度C〜200度Cの低温となるこの低温の
再循環ガスは燃焼ガス再循環ラインCの経路を経て、空
気予熱器3入口に投入され、高温燃焼ガスと混合され中
温度(約600度C〜800度C)となり、空気予熱器
3のメタルエレメントの高温腐食防止限界温度以下の安
全温度域となるように、ダンパー15にて再循環ガス量
を制御する。
C〜1000度C)燃焼ガスは、空気予熱器3及びガス
熱交換器4の下流に設置された誘引通風機13にて吸引
される。尚、この燃焼ガス温度は、空気予熱器3と白煙
防止用燃焼排ガス昇温用のガス熱交換器4にて吸熱さ
れ、約120度C〜200度Cの低温となるこの低温の
再循環ガスは燃焼ガス再循環ラインCの経路を経て、空
気予熱器3入口に投入され、高温燃焼ガスと混合され中
温度(約600度C〜800度C)となり、空気予熱器
3のメタルエレメントの高温腐食防止限界温度以下の安
全温度域となるように、ダンパー15にて再循環ガス量
を制御する。
【0061】乾燥用熱ガスは、空気予熱器3とガス熱交
換器4の各々出口2箇所から各々中温度と低温度の燃焼
ガスを取り出し、空気予熱器3が分岐した乾燥用加熱空
気ラインEと乾燥用燃焼ガスラインFの経路上で混合さ
れる。ダンパー16,19にて各々の風量割合を調整し
乾燥用混合ガスとし、乾燥用熱ガス温度を被乾燥物の性
状及び乾燥条件に合わせて任意適正に制御コントロール
する。尚、乾燥用混合熱ガスの混合度合及び温度は、通
常被乾燥物の有機物及び揮発性の多少及び粒子径の大小
によって設定される。また、乾燥用混合熱ガスは、熱空
気又は再循環ガス各々単独で使用することもあり、被乾
燥汚泥ケーキの性状によって使い分ける。
換器4の各々出口2箇所から各々中温度と低温度の燃焼
ガスを取り出し、空気予熱器3が分岐した乾燥用加熱空
気ラインEと乾燥用燃焼ガスラインFの経路上で混合さ
れる。ダンパー16,19にて各々の風量割合を調整し
乾燥用混合ガスとし、乾燥用熱ガス温度を被乾燥物の性
状及び乾燥条件に合わせて任意適正に制御コントロール
する。尚、乾燥用混合熱ガスの混合度合及び温度は、通
常被乾燥物の有機物及び揮発性の多少及び粒子径の大小
によって設定される。また、乾燥用混合熱ガスは、熱空
気又は再循環ガス各々単独で使用することもあり、被乾
燥汚泥ケーキの性状によって使い分ける。
【0062】この乾燥用混合熱ガスは、乾燥用燃焼ガス
・加熱空気混合ガスラインGの経路上でダンパー17と
18により各々所定風量に分配される。一次乾燥用熱ガ
スは、乾燥装置1の内筒乾燥用熱ガス投入口28より投
入され、前述被乾燥物と並流直接接触乾燥を行う。又、
二次乾燥用熱ガスは、外筒乾燥用熱ガス投入口29より
投入され、被乾燥物供給装置27より供給された一次乾
燥造粒物と並流直接接触二次乾燥が行われる。乾燥生成
物の含水分の制御は、図示さぜる二次乾燥抽出物を公知
の特殊含水計にて検知し、前記乾燥用混合熱ガス風量を
制御する。
・加熱空気混合ガスラインGの経路上でダンパー17と
18により各々所定風量に分配される。一次乾燥用熱ガ
スは、乾燥装置1の内筒乾燥用熱ガス投入口28より投
入され、前述被乾燥物と並流直接接触乾燥を行う。又、
二次乾燥用熱ガスは、外筒乾燥用熱ガス投入口29より
投入され、被乾燥物供給装置27より供給された一次乾
燥造粒物と並流直接接触二次乾燥が行われる。乾燥生成
物の含水分の制御は、図示さぜる二次乾燥抽出物を公知
の特殊含水計にて検知し、前記乾燥用混合熱ガス風量を
制御する。
【0063】乾燥時、気化した水蒸気を多量に含む乾燥
排ガスは、内外筒より一緒に乾燥排ガス出口30から誘
引通風機20にて強制吸引する。排ガス中の微粒子はサ
イクロン21では採取し、排ガスは乾燥排ガス投入装置
10に導入される。
排ガスは、内外筒より一緒に乾燥排ガス出口30から誘
引通風機20にて強制吸引する。排ガス中の微粒子はサ
イクロン21では採取し、排ガスは乾燥排ガス投入装置
10に導入される。
【0064】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々
の改変をなし得ることは勿論である。
ものではなく、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々
の改変をなし得ることは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明によれば、つぎのような新規的有益なる効果を奏する
ものである。請求項1の構成によれば、水分を多量に含
む各種廃棄物、し尿汚泥、下水道汚泥、河川汚泥、生活
排水、パルプスラッジ等、水分を多量に含むケーキ状食
品,化成品等などの各種の汚泥の加熱乾燥処理時に、水
蒸気と共に気化する悪臭成分を熱ガス発生装置で完全燃
焼させることにより、無害化処理することができ、ま
た、有機物を燃焼させない温度で乾燥するので、汚泥中
に含まれる多量の有機物を燃焼させることなく無公害乾
燥造粒処理して取り出し肥料等として有効利用を図るこ
とができる。
明によれば、つぎのような新規的有益なる効果を奏する
ものである。請求項1の構成によれば、水分を多量に含
む各種廃棄物、し尿汚泥、下水道汚泥、河川汚泥、生活
排水、パルプスラッジ等、水分を多量に含むケーキ状食
品,化成品等などの各種の汚泥の加熱乾燥処理時に、水
蒸気と共に気化する悪臭成分を熱ガス発生装置で完全燃
焼させることにより、無害化処理することができ、ま
た、有機物を燃焼させない温度で乾燥するので、汚泥中
に含まれる多量の有機物を燃焼させることなく無公害乾
燥造粒処理して取り出し肥料等として有効利用を図るこ
とができる。
【0066】請求項2の構成によれば、熱ガス発生装置
に於いて、乾燥排ガス及び補助燃焼火焔を旋回投入並び
に投入方向を自在に操作できることにより、拡散,酸化
を容易にならしめる。一方、一次燃焼による温度降下を
補助バーナにて再昇温できると共に酸化滞留時間が確保
でき、完全燃焼脱臭ができる。又、単一燃焼炉で燃焼脱
臭と乾燥用熱ガス発生源の両機能を持たせることが可能
で経済的である。
に於いて、乾燥排ガス及び補助燃焼火焔を旋回投入並び
に投入方向を自在に操作できることにより、拡散,酸化
を容易にならしめる。一方、一次燃焼による温度降下を
補助バーナにて再昇温できると共に酸化滞留時間が確保
でき、完全燃焼脱臭ができる。又、単一燃焼炉で燃焼脱
臭と乾燥用熱ガス発生源の両機能を持たせることが可能
で経済的である。
【0067】請求項3の構成によれば、熱ガス発生装置
出出口部の煙道上に設けられた熱交換器部の入口に、低
温度の燃焼ガスを再循環混合させ、燃焼ガス温度を下げ
熱交換器エレメントのメタル温度を下げ、高温腐食防止
が可能となる。即ち本システムは燃焼脱臭に必要な燃焼
ガスの高温を維持しながら、且つ交換器エレメントの高
温腐食も防止できる中温度燃焼ガスを得ることの両立可
能なシステムが得られる。
出出口部の煙道上に設けられた熱交換器部の入口に、低
温度の燃焼ガスを再循環混合させ、燃焼ガス温度を下げ
熱交換器エレメントのメタル温度を下げ、高温腐食防止
が可能となる。即ち本システムは燃焼脱臭に必要な燃焼
ガスの高温を維持しながら、且つ交換器エレメントの高
温腐食も防止できる中温度燃焼ガスを得ることの両立可
能なシステムが得られる。
【0068】請求項4の構成によれば、乾燥用混合ガス
は、任意に混合比,風量及び温度を可変コントロールす
ることが可能となり、被乾燥物の粗状に合わせ火災,爆
発等の防止と、例えば汚泥を有機質肥料に再生する場
合、有機物の逸散を極力押さえるように乾燥装置入口熱
ガス風量を確保しながら、且つ熱ガス温度を最適値に制
御できる、いわゆる乾燥生成物の生成目的に順応出来る
ようになった。
は、任意に混合比,風量及び温度を可変コントロールす
ることが可能となり、被乾燥物の粗状に合わせ火災,爆
発等の防止と、例えば汚泥を有機質肥料に再生する場
合、有機物の逸散を極力押さえるように乾燥装置入口熱
ガス風量を確保しながら、且つ熱ガス温度を最適値に制
御できる、いわゆる乾燥生成物の生成目的に順応出来る
ようになった。
【0069】請求項5の構成によれば、熱ガス発生装置
に於いて、燃焼炉に投入される乾燥排ガス中の水蒸気濃
度は、乾燥用熱ガスに低湿分予熱空気と高湿分再循環燃
焼ガスの混合ガスを使うことにより、再循環燃焼ガスだ
けで乾燥する場合に比べて低くなる。又、混合濃度によ
り適正な酸素濃度も確保でき、完全燃焼脱臭がし易くな
る。
に於いて、燃焼炉に投入される乾燥排ガス中の水蒸気濃
度は、乾燥用熱ガスに低湿分予熱空気と高湿分再循環燃
焼ガスの混合ガスを使うことにより、再循環燃焼ガスだ
けで乾燥する場合に比べて低くなる。又、混合濃度によ
り適正な酸素濃度も確保でき、完全燃焼脱臭がし易くな
る。
【0070】請求項6の構成によれば、乾燥装置は内筒
と外筒の2重構造で、汚泥ケーキは内筒側の1次乾燥室
で予め一次乾燥と造粒を行い外筒側の2次乾燥室に投入
され二次乾燥を行い、一方乾燥熱ガスは、内,外筒の1
次乾燥室及び2次乾燥室の各々に分割投入され、内外筒
を同時一体回転運転を行い、主乾燥はそれぞれ乾燥用混
合熱ガスと直接接触乾燥するが、一方内筒側の1次乾燥
室と外筒側の2次乾燥室間に伝熱授受が行われ伝熱輻射
乾燥も併用される。よって、乾燥装置容積当たりの乾燥
効率が高くなると 同時に乾燥装置入口熱ガス温度が低
くできるようになり、有機汚泥の肥料化等の場合に有機
物の逸散防止上、有利となる。
と外筒の2重構造で、汚泥ケーキは内筒側の1次乾燥室
で予め一次乾燥と造粒を行い外筒側の2次乾燥室に投入
され二次乾燥を行い、一方乾燥熱ガスは、内,外筒の1
次乾燥室及び2次乾燥室の各々に分割投入され、内外筒
を同時一体回転運転を行い、主乾燥はそれぞれ乾燥用混
合熱ガスと直接接触乾燥するが、一方内筒側の1次乾燥
室と外筒側の2次乾燥室間に伝熱授受が行われ伝熱輻射
乾燥も併用される。よって、乾燥装置容積当たりの乾燥
効率が高くなると 同時に乾燥装置入口熱ガス温度が低
くできるようになり、有機汚泥の肥料化等の場合に有機
物の逸散防止上、有利となる。
【0071】請求項7の構成によれば、乾燥装置へ供給
する高水分被乾燥物は、予め乾燥装置出口の乾燥生成物
の内、最終再生品以外の微粒子及び過大粗粒を除去し
て、原料の脱水ケーキへ再循環させ造粒に最適な水分に
調整される。これにより原料固形物の粒子サイズの最適
制御及び造粒歩留の向上,乾燥装置内壁付着防止及び前
述した乾燥排ガス中に水蒸気濃度のほぼ一定化の効果が
ある。
する高水分被乾燥物は、予め乾燥装置出口の乾燥生成物
の内、最終再生品以外の微粒子及び過大粗粒を除去し
て、原料の脱水ケーキへ再循環させ造粒に最適な水分に
調整される。これにより原料固形物の粒子サイズの最適
制御及び造粒歩留の向上,乾燥装置内壁付着防止及び前
述した乾燥排ガス中に水蒸気濃度のほぼ一定化の効果が
ある。
【図1】この発明の実施例を示す全体システム図であ
る。
る。
【図2】(A)はこの発明の実施例を示す乾燥装置の設
置姿図である。(B)はこの発明の実施例を示す乾燥装
置の断面図である。(C)は図2(B)のA−A矢視断
面図である。(D)は図2(B)のB−B矢視断面図で
ある。
置姿図である。(B)はこの発明の実施例を示す乾燥装
置の断面図である。(C)は図2(B)のA−A矢視断
面図である。(D)は図2(B)のB−B矢視断面図で
ある。
【図3】(A)はこの発明の実施例を示す熱ガス発生装
置の概略図である。(B)は図3(A)のA−A矢視図
である。(C)は図3(A)のB−B矢視断面図であ
る。(D)は図3(A)のC−C矢視断面図である。
置の概略図である。(B)は図3(A)のA−A矢視図
である。(C)は図3(A)のB−B矢視断面図であ
る。(D)は図3(A)のC−C矢視断面図である。
【図4】この発明の実施例を示す乾燥排ガスノズル用及
び補助燃焼バーナ用のチルチング装置図である。
び補助燃焼バーナ用のチルチング装置図である。
1 : 乾燥装置 2 : 熱ガス発生装置 3 : 空気予熱器 4 : ガス熱交換器 5 : スクラバー 6 : 煙突 7 : 燃料貯蔵装置 8 : 主燃焼バーナ 9 : 補助燃焼バーナ 10 : 乾燥排ガスノズル 11 : ダンパー(加熱空気用) 12 : 押込送風機(空気用) 13 : 誘引通風機(燃焼排ガス用) 14 : ダンパー(乾燥用燃焼ガス用) 15 : ダンパー(燃焼ガス再循環用) 16 : ダンパー(乾燥用燃焼ガス用) 17 : ダンパー (乾燥用混合ガス用) 18 : ダンパー (乾燥用混合ガス用) 19 : ダンパー (乾燥用加熱空気用) 20 : 誘引通風機(乾燥排ガス用) 21 : サイクロン 22 : スクラバー循環水用ポンプ 23 : ろ過器 24 : 排水処理施設 25 : 燃焼残滓取出口 26 : 被乾燥物供給装置(内筒用) 27 : 半乾燥物供給装置(外筒用) 28 : 内筒乾燥用熱ガス投入口 29 : 外筒乾燥用熱ガス投入口 30 : 乾燥排ガス出口 31 : 乾燥物抽出口(内筒用) 32 : 乾燥物抽出口(外筒用) 33 : 篩選別機(内筒用) 34 : 篩選別機(外筒用) 35 : 製品貯蔵槽 36 : 半製品貯蔵槽 37 : 供給機 38 : 供給機(外筒へ) 39 : 攪拌装置 40 : 供給機 41 : 造粒機 42 : 供給機(内筒へ) 43 : 被乾燥物供給槽(原料) 44 : 供給機 45 : 乾燥装置回転駆動装置(モーター) 46 : 乾燥装置回転駆動装置(歯車) 47 : アイドルローラー 48 : 乾燥用熱ガス(高温)取り出し口 49 : 乾燥用熱ガス(中温)取り出し口 50 : 乾燥用熱ガス(低温)取り出し口 1a : 供給側固定装置 1b : 抽出側固定装置 1c : 外筒 1d : 内筒 1e : 内筒側リフター 1f : 外筒側リフター 1g : 内筒と外筒つなぎ板 1h : 1次乾燥室 1i : 2次乾燥室 10a: 回転支柱 10b: 回転用ベベルギヤー 10c: 回転用旋回ハンドル 10d: ガス投入装置 10e: 上下方向位置決め固定ボルト 10f: 炉壁 h : 乾燥排ガス旋回流 i : 補助燃焼ガス旋回流 A : 加熱空気ライン B : 燃焼ガスライン C : 燃焼ガス再循環ライン D : 白煙防止ライン E : 乾燥用加熱空気ライン F : 乾燥用燃焼ガスライン G : 乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスライン H : 乾燥排ガスライン I : 半乾燥物供給ライン(外筒へ) J : 被乾燥物供給ライン(内筒へ) K : 乾燥製品抽出ライン L : 造粒ライン M : 燃焼用加熱空気ライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 C02F 11/12 ZAB B F26B 17/32 H L 21/00 A 21/10 A 25/00 J (72)発明者 本田 賢士 長崎県長崎市上銭座町6−16 (72)発明者 平山 昭 長崎県諫早市馬渡町9−61
Claims (7)
- 【請求項1】 乾燥装置本体を1次乾燥室と2次乾燥室
に区分し、1次乾燥室及び2次乾燥室に供給される乾燥
用熱ガスを生成する熱ガス発生装置を設け、熱ガス発生
装置で生成した高温の熱ガスの熱を利用する熱交換部を
燃焼ガスラインの途中に設け、熱交換部で加熱された大
気中の空気の一部と熱交換部を通過して中低温になった
熱ガスとの乾燥用混合熱ガスを1次乾燥室と2次乾燥室
に供給する乾燥用燃焼ガス・加熱空気混合ガスラインを
設け、水分を含む汚泥からなる被乾燥物を1次乾燥室に
供給する被乾燥物供給ラインを設け、1次乾燥室から抽
出された半乾燥物を2次乾燥室に供給する半乾燥物供給
ラインを設け、2次乾燥室で乾燥された乾燥物を抽出す
る乾燥製品抽出ラインを設け、乾燥時に1次乾燥室の被
乾燥物及び2次乾燥室の半乾燥物から気化した悪臭成分
を有する低温度並びに高濃度の水蒸気を含む乾燥排ガス
を熱ガス発生装置に供給する乾燥排ガスラインを設ける
と共に、上記乾燥用混合熱ガスを有機物の燃焼温度以下
に下げて1次乾燥室と2次乾燥室に供給し、且つ、悪臭
成分を有する低温度並びに高濃度の水蒸気を含む乾燥排
ガスを熱ガス発生装置で酸化させ完全燃焼脱臭無公害化
する構成にした汚泥乾燥システム。 - 【請求項2】 乾燥装置にて乾燥する時に、汚泥より気
化した悪臭成分を有する低温度ならびに高濃度の水蒸気
を保有する乾燥排ガスを、熱ガス発生装置にて酸化させ
完全燃焼脱臭無公害化をせしめるため、主燃焼バーナ火
炎末端高温域に乾燥排ガスを複数の乾燥排ガスノズルよ
り旋回投入し、予め一次接触酸化させ、これによる温度
降下の再昇温と、又完全酸化に必要な反応時間を確保す
るため、乾燥排ガス投入点の下流側に複数本数よりなる
補助燃焼バーナを設け、これらのバーナ火焔が旋回円を
構成するように配置し、乾燥排ガスを主バーナ火焔及び
補助バーナ旋回火焔とでサンドイッチ状に包み込み、且
つ乾燥排ガスノズル及び補助燃焼バーナは、各々投入角
度が燃焼室横断面方向及び燃焼室下流軸方向へ調整可能
なチルチング装置を備えた熱ガス発生装置と該熱ガス発
生装置を使用して乾燥排ガスを完全に拡散及び酸化をせ
しめる汚泥乾燥システム用燃焼方法。 - 【請求項3】 熱ガス発生装置の炉出口と、炉下流側煙
道に設けられた熱交換器部の出口部に設置される誘引通
風機出口間に燃焼ガス再循環ラインを設け、ダンパーの
開閉度合を制御して再循環ガス量をコントロールし、熱
交換器入口に低温度の再循環ガスを投入して熱交換器の
メタルエレメントの高温腐食を防止する汚泥乾燥システ
ム用燃焼ガス再循環温度制御システム。 - 【請求項4】 熱ガス発生装置で発生した燃焼ガスを熱
交換器部に導入し、該部の各々温度の異なる2箇所から
熱ガスを取り出し、これを乾燥用熱ガスとしてダンパー
にて風量調整せしめ乾燥用燃焼ガス温度を制御し、被乾
燥物の火災及び爆発を防止する汚泥乾燥システム用乾燥
用燃焼ガスの温度制御システム。 - 【請求項5】 燃焼ガスと熱交換器部の空気予熱器から
の加熱空気を混合し、乾燥用熱ガスとして利用し、乾燥
用熱ガスの再循環水分量を低減すると共に、酸素濃度を
上昇させるようにした燃焼ガスと加熱空気の混合ガスに
よる汚泥乾燥システム用乾燥方法。 - 【請求項6】 内筒と外筒の2重構造の円筒一体回転型
乾燥装置で、高水分被乾燥物は、まず内筒内部の1次乾
燥室で所定高温混合ガスで予め適当な含水分に1次乾燥
される一方、キルンアクションにより造粒され抽出さ
れ、乾燥装置出口部でガスと粒子に分離され、粒子は内
筒外部側で且つ外筒内部側の2次乾燥室に供給され二次
乾燥物に生成される、乾燥装置容積効率を高める汚泥乾
燥システム用乾燥方法。 - 【請求項7】 原料と規格外乾燥生成物およびサイクロ
ン,スクラバーで採取された微粒子を混合攪拌し、造粒
に最適な含水分に調整する汚泥乾燥システム用乾燥前処
理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225870A JPH0861856A (ja) | 1994-08-27 | 1994-08-27 | 汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6225870A JPH0861856A (ja) | 1994-08-27 | 1994-08-27 | 汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0861856A true JPH0861856A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16836146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6225870A Pending JPH0861856A (ja) | 1994-08-27 | 1994-08-27 | 汚泥乾燥システム並びにその燃焼方法、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥用燃焼ガスの温度制御システム、その乾燥方法及びその乾燥前処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0861856A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003146782A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-21 | Kurita Water Ind Ltd | 熟成コンポスト様物の製造方法及び製造装置 |
JP2009523999A (ja) * | 2006-01-18 | 2009-06-25 | アースリニュー・アイピー・ホールディングズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | Hapエミッションの防止および効率的な乾燥/脱水プロセスを実施するためのシステム |
KR101251131B1 (ko) * | 2010-05-12 | 2013-04-04 | 코웨이 주식회사 | 음식물 처리기 건조로 어셈블리의 작동 종료 제어 방법 |
CN113698063A (zh) * | 2021-09-26 | 2021-11-26 | 北京首创生态环保集团股份有限公司 | 一种热泵污泥干化设备 |
JP2023064017A (ja) * | 2021-10-25 | 2023-05-10 | トーヨー エンジニアリング コリア リミテッド | 循環蒸気再加熱スラッジ乾燥システム |
-
1994
- 1994-08-27 JP JP6225870A patent/JPH0861856A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003146782A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-21 | Kurita Water Ind Ltd | 熟成コンポスト様物の製造方法及び製造装置 |
JP2009523999A (ja) * | 2006-01-18 | 2009-06-25 | アースリニュー・アイピー・ホールディングズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | Hapエミッションの防止および効率的な乾燥/脱水プロセスを実施するためのシステム |
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JP2023064017A (ja) * | 2021-10-25 | 2023-05-10 | トーヨー エンジニアリング コリア リミテッド | 循環蒸気再加熱スラッジ乾燥システム |
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