JPH0861125A - アクチュエータ駆動回路 - Google Patents

アクチュエータ駆動回路

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Publication number
JPH0861125A
JPH0861125A JP6199971A JP19997194A JPH0861125A JP H0861125 A JPH0861125 A JP H0861125A JP 6199971 A JP6199971 A JP 6199971A JP 19997194 A JP19997194 A JP 19997194A JP H0861125 A JPH0861125 A JP H0861125A
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JP
Japan
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voltage
actuator
circuit
flyback
solenoid
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Application number
JP6199971A
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English (en)
Inventor
Takuya Yasui
卓也 安井
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の電圧昇圧回路を備えることなく、アク
チュエータに高電圧を印加し、アクチュエータを高速駆
動することができるアクチュエータ駆動回路を提供し、
また、高効率化、小型化、低コスト化を図ることができ
るアクチュエータ駆動回路を提供すること。 【構成】 点火用電圧発生回路20の一次コイル22と
接続されるとともに、一次コイル22に流れる電流がオ
フされた際に一次コイル22側に生じたフライバック電
圧を保持するフライバック電圧保持用コンデンサ31
と、ソレノイド駆動信号に基づき、フライバック電圧保
持用コンデンサ31に保持されているフライバック電圧
をソレノイド50に印加してソレノイドを高速駆動する
とともに、高速駆動されたソレノイド50にバッテリー
電圧を印加して作動位置を維持するアクチュエータ制御
回路30を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火花点火式内燃機関に
おいてインジェクタ等を駆動するアクチュエータの駆動
回路に関し、さらに詳細には、高圧型インジェクタに好
適なアクチュエータ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガソリンエンジンにおけるインジ
ェクタ(燃料噴射弁)は、インテークマニホルドに配設
されるのが一般的であり、また、インジェクタによって
噴射されたガソリン燃料は、インテークマニホルド内に
おいて燃焼用空気と所望の混合比に混合された後、シリ
ンダ内に供給されていた。また、インジェクタに供給さ
れるガソリン燃料の燃料圧力は数気圧程度であり、イン
ジェクタを開閉駆動するアクチュエータにも高速応答性
が特に要求されることもなく、車載バッテリーの有する
電源電圧によって満足のいくインジェクタの駆動が実現
されていた。
【0003】ところで、近年、燃焼効率の向上等を図る
ため、シリンダにインジェクタを配設し、シリンダ内に
燃料の噴射を直接行うことが試みられている。このシリ
ンダ内への燃料の直接噴射によれば、インジェクタから
供給されるガソリン燃料は全てシリンダ内に供給される
ので、より理論値に近い燃焼を実現することが可能とな
り、燃費の向上、排気ガス中のNOx、HC等の低減を
実現することができる。
【0004】しかしながら、かかる場合、ガソリン燃料
が噴射される空間は、シリンダ、ピストン、及びシリン
ダヘッドによって構成される狭い空間であり、インテー
クマニホルド内に噴射される場合と比較して、燃料噴射
後に燃料が十分拡散される空間的、時間的余裕がない。
したがって、このような条件下において、従来と同等の
燃焼条件を得るためには、インジェクタに供給するガソ
リン燃料の燃料圧力を高くして、シリンダ内に燃料が噴
射された瞬間から十分に拡散するようにしてやればよ
い。
【0005】このように燃料圧力を高くすると、同一の
インジェクタ開弁時間内により多くのガソリン燃料がシ
リンダ内に供給されるが、エンジンが必要とするガソリ
ン燃料量は、従来のインテークマニホルド内における燃
料噴射の場合と変わらず、燃料噴射量を同一にしなけれ
ばならない。
【0006】そのためには、高い燃料圧力に抗してイン
ジェクタを高速駆動して、燃料噴射時間を正確にコント
ロールする必要があり、アクチュエータに高電圧を印加
して、インジェクタを高速でON、OFF動作(弁の開
閉動作)させるアクチュエータの高速駆動回路が必要と
なる。
【0007】ここで、従来より用いられているアクチュ
エータの高速駆動回路としては、例えば、特開昭63−
72381号公報、特開平6−14563号公報等に記
載されているアクチュエータの駆動回路がある。これら
の公報に記載されている回路は、アクチュエータの種類
としては圧電式アクチュエータ、電歪式アクチュエータ
等と異なるものの、いずれも車載電源であるバッテリ電
圧12VをDC−DCコンバータ等の昇圧回路によって
数100Vに昇圧している。そして、昇圧により得られ
た高電圧を各種アクチュエータに印加して、アクチュエ
ータを高速駆動している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら実用化されているアクチュエータの高速駆動回路で
は、アクチュエータに高圧を印加し、高速駆動するため
に専用のDC−DCコンバータ回路を備える必要があっ
た。したがって、高速駆動に対応していないアクチュエ
ータ駆動回路と比較して、その部品点数が増加し、製造
コストがアップするという問題を有していた。また、部
品点数の増加は、駆動回路の大型化を招き、収容スペー
スを確保することが困難である、駆動回路の重量が増加
してしまうといった、問題を有していた。
【0009】また、従来より、バッテリー電圧を昇圧さ
せて点火用の高電圧を得るため、1次コイルと2次コイ
ルとから構成されるトランス式のDC−DCコンバータ
(点火用コイル)が用いられている。この点火用コイル
は、1次コイルへの通電電流を遮断することで、2次コ
イル側に点火用高電圧を発生させるものであるが、通電
電流が遮断された際には、1次コイル側にも数100V
のフライバック電圧が発生していた。
【0010】そして、このフライバック電圧分のエネル
ギーは、イグナイタを構成するトランジスタにおいて、
熱エネルギーとして消費されていた。したがって、トラ
ンジスタには、耐熱特性に優れる高価なパワートランジ
スタを用いなければならず、また、大量の熱エネルギー
を放熱するためには、大型のヒートシンクを用いなけれ
ばならないという問題があった。さらに、イグナイタ
は、高温環境下にさらされるエンジンルーム内に配設さ
れており、イグナイタ内部に熱の発生源を有することは
好ましくない。
【0011】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、専用の電圧昇圧回路を備える
ことなく、アクチュエータに高電圧を印加し、高速駆動
することができるアクチュエータ駆動回路を提供するこ
とを目的とする。また、高効率化、小型化、低コスト化
を図ることができるアクチュエータ駆動回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るアクチュエータ駆動回路は、一次コイルと
二次コイルを備える点火用電圧発生回路と、前記一次コ
イルと接続されるとともに、前記一次コイルに流れる電
流をオン−オフして前記二次コイル側に点火用電圧を発
生させるイグナイタ回路と、前記一次コイルと接続され
るとともに、前記一次コイルに流れる電流がオフされた
際に前記一次コイル側に生じたフライバック電圧を保持
するフライバック電圧保持回路と、アクチュエータ駆動
信号に基づき、前記フライバック電圧保持回路に保持さ
れているフライバック電圧をアクチュエータに印加して
アクチュエータを駆動するアクチュエータ制御回路を構
成として備える。
【0013】
【作用】上記構成を備えた本発明に係るアクチュエータ
駆動回路では、イグナイタ回路によって点火用電圧発生
回路を構成する一次コイルに流れる電流がオン−オフさ
れる。そして、一次コイルに流れる電流がオフされる
と、二次コイル側には誘導起電力作用により高電圧の点
火用電圧が発生する。
【0014】また、一次コイルに流れる電流がオフされ
ると、一次コイル側には、フライバック電圧が発生し、
このフライバック電圧はフライバック電圧保持回路に保
持される。
【0015】アクチュエータ制御回路は、アクチュエー
タ駆動信号が入力されると、先ず、アクチュエータに対
してフライバック電圧保持回路に保持されているフライ
バック電圧を印加する。このフライバック電圧は、電源
電圧よりもまた高い電圧を有しているので、アクチュエ
ータは高速駆動される。
【0016】
【実施例】以下、本発明をソレノイド式アクチュエータ
の駆動回路に具体化した一実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】先ず、本実施例にかかるアクチュエータ駆
動回路ADの構成について図1を参照して説明する。ア
クチュエータ駆動回路ADは、図示しないECUから出
力される点火制御信号に基づき点火タイミングを制御す
るイグナイタ回路10と、イグナイタ回路10から出力
される点火タイミング信号に基づき点火用電圧を発生す
る点火用電圧発生回路20とを備えている。また、アク
チュエータ駆動回路ADは、点火用電圧発生回路20に
おいて発生したフライバック電圧、あるいは、車載バッ
テリー電圧のいずれかをアクチュエータ50(ソレノイ
ド)に印加するアクチュエータ制御回路30を備えてい
る。
【0018】イグナイタ回路10は、図示しないECU
と接続されているイグナイタ制御回路12と、ベース電
極がイグナイタ制御回路12と接続されているパワート
ランジスタ14とを備えている。また、パワートランジ
スタ14のコレクタ電極は、点火用電圧発生回路20、
及び、アクチュエータ制御回路30と接続されており、
エミッタ電極は接地されている。
【0019】点火用電圧発生回路20は、トランス式の
DC−DCコンバータであり、並列配置された一次コイ
ル22と二次コイル24とを備えている。そして、一次
コイル22の一端は、バッテリーBと接続されており、
他端は、イグナイタ回路10のパワートランジスタ14
のコレクタ電極、及び、後述するアクチュエータ制御回
路30のフライバック電圧保持用コンデンサ31と接続
されている。
【0020】また、一次コイル22の一端と二次コイル
24の一端とは、一次コイル22を流れる電流を遮断し
た際に、二次コイル24において発生した高電圧が逆流
することを防止するための点火用電圧逆流防止ダイオー
ド26を介して接続されている。さらに、二次コイル2
4の他端は、図示しないディストリビュータを介して、
図示しない各シリンダに配設されている図示しない点火
プラグと接続されている。
【0021】アクチュエータ制御回路30は、駆動開始
時にアクチュエータ50を高速駆動させるフライバック
電圧側タイミング制御部32と、駆動されたソレノイド
50を所定位置に維持するバッテリー電圧側タイミング
制御部33とを備えている。
【0022】先ず、図1に示すアクチュエータ制御回路
30において上側に配置されているフライバック側タイ
ミング制御部32について説明する。一次コイル22と
パワートランジスタ14のコレクタ電極の間には、高電
圧逆流防止用のダイオード34のアノード側が接続さ
れ、高電圧逆流防止用ダイオード34のカソード側に
は、フライバック電圧保持用コンデンサ31の一端が接
続されている。このフライバック電圧保持用コンデンサ
31は、点火用電圧発生回路20の一次コイル22に発
生したフライバック電圧を一時的に保持するためのコン
デンサであり、他端は接地されている。そして、所望の
時期に、ソレノイド50を高速駆動するための高電圧と
して取り出される。
【0023】また、フライバック電圧保持用コンデンサ
31には、保持電圧調整用のツェナーダイオード35の
カソード端子が接続されており、保持電圧調整用のツェ
ナーダイオード35のアノード端子は接地されている。
この保持電圧調整用ツェナーダイオード35は、フライ
バック電圧保持用コンデンサ31に保持された電圧をソ
レノイド50に印加する際に、その印加電圧を所定値V
2に調整するためのものである。
【0024】すなわち、フライバック電圧が350〜4
50V程度であるのに対して、ソレノイド50を高速駆
動する場合に必要な電圧は、100〜200V程度であ
る。そこで、ツェナー電圧が100〜200V程度のツ
ェナーダイオードを介在させることによって、ソレノイ
ド50に印加される電圧を一定レベルに保つのである。
【0025】さらに、保持電圧調整用ツェナーダイオー
ド35のカソード端子には、スイッチング用のトランジ
スタT1のエミッタ電極が接続されており、そのベース
電極はフライバック電圧側タイミング制御部32と接続
され、そのコレクタ電極はソレノイド50と接続されて
いる。また、コレクタ電極とソレノイド50の間には、
ソレノイド50に発生した高電圧、又はトランジスタT
2側よりの電圧が逆流することを防止するための印加電
圧逆流防止用ダイオード36が接続されている。
【0026】フライバック電圧側タイミング制御部32
は、図示しないECUとソレノイド駆動信号線を介して
接続されており、ECUから出力されるソレノイド駆動
信号に基づいて、スイッチング用トランジスタT1にオ
ン、オフの制御信号を出力する回路である。このフライ
バック電圧側タイミング制御部32としては、例えば、
ワンショットのフリップ・フロップ回路が好適である。
【0027】次に、図1に示すアクチュエータ制御回路
30において下側に配置されているバッテリー電圧側タ
イミング制御部33について説明する。スイッチング用
トランジスタT2のエミッタ電極は、バッテリーBと接
続されており、また、ベース電極はバッテリー電圧側タ
イミング制御部33と接続され、コレクタ電極はソレノ
イド50と接続されている。そして、コレクタ電極とソ
レノイド50の間には、トランジスタT1側よりの高電
圧、又はソレノイド50に発生した電圧が逆流すること
を防止するための印加電圧逆流防止用のダイオード36
が接続されている。
【0028】バッテリー電圧側タイミング制御部33も
また、フライバック電圧側タイミング制御部32と同様
にして、図示しないECUとソレノイド駆動信号線を介
して接続されており、ECUから出力されるソレノイド
駆動信号に基づいて、スイッチングトランジスタT2に
オン、オフの制御信号を出力する回路である。そして、
後に作動の説明において述べるようにフライバック電圧
側タイミング制御部32とは、異なるタイミングでスイ
ッチング用トランジスタT2に対してオン、オフの制御
信号を出力する。
【0029】ソレノイド50は、燃料噴射弁に内蔵され
るソレノイド式のアクチュエータであり、ソレノイド5
0内を摺動するプランジャと、プランジャに固定された
ニードルバルブと、ニードルバルブを閉弁方向に付勢す
るスプリングを備えている。そして、ソレノイドに電圧
が印加されると、プランジャがニードルバルブに加えら
れているスプリング弾性力及び燃料圧力に抗して開弁方
向に移動し、ニードルバルブ先端によって閉塞されてい
た噴射孔が開放される。
【0030】一方、ソレノイドに対する電圧の印加が取
り除かれると、スプリングの弾性力及び燃料圧力によっ
てプランジャは閉弁方向に移動し、ニードルバルブ先端
が噴射孔を閉塞して燃料の噴射が終了する。
【0031】次に、上記構成を備えたアクチュエータの
駆動回路ADの動作について図1〜図4を参照して説明
する。エンジン始動時においては、比較的濃い空燃比を
有する混合気が要求されるので、インジェクタからの燃
料噴射量を厳格に制御する必要はない。したがって、ソ
レノイド50に高電圧を印加して、高い燃料圧力に抗し
てニードルを高速駆動することは要求されない。
【0032】また、本実施例では、点火用電圧発生回路
20を構成する一次コイル22に発生するフライバック
電圧を用いてソレノイド50に対して高電圧を印加する
構成を備えている。したがって、エンジン始動前におい
ては、フライバック電圧保持用コンデンサ31にフライ
バック電圧が充電されていない。
【0033】そこで、バッテリー電圧をソレノイド50
に印加してエンジン始動時における、シリンダ内への燃
料噴射を実行する。そして、その燃料噴射に対応する点
火用電圧を発生させることにより、次回の燃料噴射から
は、ソレノイド50に対する高電圧(フライバック電
圧)の印加が実行される。
【0034】以下の説明は、エンジンがすでに始動して
おり、その中の1サイクルを抽出したものである。先
ず、点火用電圧発生回路20において発生したフライバ
ック電圧がフライバック電圧保持用コンデンサ31に保
持される様子について説明する。
【0035】図示しないECUから点火信号が出力され
ると、イグナイタ制御回路12は、パワートランジスタ
14に対してオンするよう制御信号を出力し、これを受
けたパワートランジスタ14はオンする。すると、コレ
クタ電極とエミッタ電極とが電気的に接続されるので、
バッテリーBからパワートランジスタ14のエミッタ電
極にかけての電気回路が構成される。
【0036】このとき、パワートランジスタ14のエミ
ッタ電極は接地されているので、点火用電圧発生回路2
0の一次コイル22には、バッテリー電圧に基づく電流
が流れ、また、パワートランジスタ14のコレクタ電極
の電圧は、バッテリーBの電圧V1から降下する。
【0037】そして、一次コイル22への通電が所定時
間経過したところで、イグナイタ制御回路12は、パワ
ートランジスタ14に対する制御信号の出力を停止す
る。これを受けたパワートランジスタ14はオフし、コ
レクタ電極とエミッタ電極とは、電気的に遮断され、一
次コイル22に流れる電流が遮断される。
【0038】その結果、二次コイル24側には、誘導起
電力によって数kVの点火用電圧が発生し、発生した点
火用電圧は図示しないディストリビュータに向けて出力
され、さらに、ディストリビュータによって各点火用プ
ラグに供給される。このとき二次コイル24側に発生し
た高電圧は、点火用電圧逆流防止ダイオード26によっ
て、一次コイル22側に逆流することが防止されてい
る。
【0039】一方、二次コイル24側に誘導起電力が発
生すると同時に、一次コイル22側には350〜450
V程度のフライバック電圧が発生する。この電圧の変化
を図2に示すグラフを参照して説明する。ここに、縦軸
はパワートランジスタ14のコレクタ電極にかかる電圧
を示し、横軸はパワートランジスタ14のオン、オフの
時間を示している。
【0040】イグナイタ制御回路12がパワートランジ
スタ14に対して制御信号を出力する前、すなわち、エ
ミッタ電極とコレクタ電極とが電気的に接続される前に
おけるコレクタ電極の電圧は、バッテリー電圧V1であ
る。そして、パワートランジスタ14が制御信号に基づ
きオンすると、コレクタ電極は接地されているエミッタ
電極と接続されるのでのコレクタ電極の電圧はV1より
も低くなる。
【0041】イグナイタ制御回路12は、所定の時間、
このグラフではt3時間、制御信号をパワートランジス
タ14に対して出力し、t3時間が経過したところで制
御信号の出力を停止するので、t3時間の期間における
コレクタ電極の電圧は、V1よりも低いままである。
【0042】そして、制御信号の停止、パワートランジ
スタ14がオフされると、一次コイル22側にはフライ
バック電圧が発生するためコレクタ電極の電圧は、フラ
イバック電圧V2まで上昇する。このフライバック電圧
は、t4時間の期間、一次コイル22とパワートランジ
スタ14のコレクタ電極の間に発生し、やがて、振巾し
ながら、バッテリー電圧V1に収束して、コレクタ電極
の電圧は、再び、バッテリー電圧V1となる。
【0043】ここで、従来であれば一次コイルには、パ
ワートランジスタのコレクタ電極のみが接続されてお
り、また、フライバック電圧を他の用途に使用すること
もなかった。したがって、このフライバック電圧のエネ
ルギーは、パワートランジスタにおいて熱エネルギーと
して処理されていた。
【0044】すなわち、イグナイタ制御回路がパワート
ランジスタをオフすることにより、エミッタ電極に向か
ってフライバック電圧に基づく電流が流れ、パワートラ
ンジスタが抵抗として機能することにより、フライバッ
ク電圧のエネルギーは、熱エネルギーとして消費されて
いたのである。したがって、パワートランジスタには、
フライバック電圧の印加に耐えうる特性を有するものが
要求され、コストアップを招いていた。
【0045】しかし、本実施例においては、一次コイル
22には、アクチュエータ制御回路30を構成するフラ
イバック電圧保持用コンデンサ31の一端が接続されて
おり、パワートランジスタ14をオフした状態に保つこ
とでフライバック電圧は、フライバック電圧保持用コン
デンサ31にソレノイド高速駆動用の高電圧として充電
される。このときフライバック電圧保持用コンデンサ3
1に流れ込む電流は、高電圧逆流防止用ダイオード34
によって、イグナイタ回路10、点火用電圧発生回路2
0に逆流することはない。
【0046】続いて、フライバック電圧(高電圧)及び
バッテリー電圧(低電圧)をソレノイド50に印加して
インジェクタが駆動される様子について図3及び図4を
参照して説明する。
【0047】図3に示すような波形を有するソレノイド
駆動信号がt0時間において図示しないECUから出力
され、ソレノイド駆動信号線を介してアクチュエータ制
御回路30に入力される。
【0048】ここに、図3のグラフにおいて縦軸は、ア
クチュエータ制御回路30に入力される各信号のオン、
オフを示しており、最上部から、ソレノイド駆動信号、
フライバック電圧側タイミング制御部32の出力信号、
バッテリー電圧側タイミング制御部33の出力信号をそ
れぞれ表している。また、横軸は各信号が出力されてい
る時間を示している。
【0049】さらに、図4のグラフにおいて縦軸は、ソ
レノイド50に印加されるソレノイド印加電圧を示し、
横軸はソレノイド印加電圧の印加時間を示している。先
ず、フライバック電圧側のタイミング制御部32がソレ
ノイド駆動信号の立ち上がりエッジに同期して、スイッ
チングトランジスタT1に対してオンするように制御信
号を出力する。この制御信号を受けたスイッチングトラ
ンジスタT1は、オンしてエミッタ電極とコレクタ電極
とを電気的に接続する。この結果、フライバック電圧保
持用コンデンサ31の一端からソレノイド50の他端に
かけての電気回路が形成される。
【0050】すると、フライバック電圧保持用コンデン
サ31に保持されていたフライバック電圧V2がソレノ
イド50に印加され、電圧の高いフライバック電圧保持
用コンデンサ31から、他端が接地されているソレノイ
ド50に向かって電流が流れる。このとき、ソレノイド
50に印加されるソレノイド印加電圧の波形は、図4に
示す通りである。
【0051】すなわち、フライバック電圧は、フライバ
ック電圧保持用コンデンサ31に保持されていた電圧で
あるから、長時間に渡り供給することはできない。ま
た、ソレノイド50に対して高電圧を印加し、インジェ
クタを高速駆動する必要があるのは、高い燃料圧力に抗
してインジェクタが開弁を開始する当初のみである。し
たがって、t1時間の間、フライバック電圧V2を供給
できれば足りるのである。
【0052】このとき、ソレノイド50に印加される電
圧が、保持電圧調整用ツェナーダイオード35のツェナ
ー電圧を超えている場合には、ツェナー電圧を超えた電
圧分は接地部から放出される。したがって、ソレノイド
50に印加されるフライバック電圧は、常に所定電圧V
2、例えば、100〜200V、に調整されている。し
たがって、ソレノイド50の有する許容電圧を超える高
電圧が印加されることにより、ソレノイド50が損傷す
ることはない。
【0053】こうして、フライバック電圧V2がソレノ
イド50に印加されると、ソレノイド50内のニードル
バルブは、高い燃料圧力を有する燃料の影響を受けるこ
となく、瞬時に開弁方向に向けて高速駆動される。すな
わち、ソレノイド50に対して従来の印加電圧(車載バ
ッテリー電圧)よりも極めて高い電圧を印加することに
より、ニードルバルブには、強い駆動力が与えられるの
である。
【0054】したがって、ニードルバルブが開弁方向に
駆動された瞬間から、噴霧孔は全開となり、開弁当初か
ら高い燃料圧力を有する燃料がシリンダ内に向けて噴霧
され、効率の良い燃焼特性が得られる。また、ニードル
バルブが高速駆動され、当初から噴射孔が全開するの
で、噴射燃料量は、単純に開弁時間と燃料圧力に基づい
て正確に制御することが可能となり、所望の噴射量が実
現される。
【0055】そして、フライバック電圧側のタイミング
制御部32がスイッチングトランジスタT1に制御信号
を出力してからt1時間経過すると、フライバック電圧
側タイミング制御部32は、スイッチングトランジスタ
T1への制御信号の出力を停止する。すると、スイッチ
ングトランジスタT1はオフして、エミッタ電極とコレ
クタ電極とは電気的に遮断される。したがって、ソレノ
イド印加電圧は、図4に示すように低下していく。
【0056】一方、バッテリー電圧側のタイミング制御
部33は、図3に示すようにt1時間経過したところで
スイッチングトランジスタT2に対してオンするよう制
御信号を出力する。これを受けたスイッチングトランジ
スタT2はオンして、エミッタ電極とコレクタ電極を電
気的に接続する。この結果、バッテリーからソレノイド
50の他端にかけての回路が形成され、ソレノイド50
には、バッテリー電圧V1が印加される。したがって、
ソレノイド印加電圧は、図4に示すようにバッテリー電
圧V1に維持された状態となる。
【0057】このバッテリー電圧V1の印加は、開弁位
置にあるニードルバルブを、所定時間保持することによ
り所望の開弁時間を実現して、所定の燃料量をシリンダ
内に供給するためのものである。したがって、静止して
いるニードルバルブを開弁方向へ向けて駆動する場合と
異なり、バッテリー電圧V1で十分である。
【0058】そして、所望の開弁時間(t1+t2)が
経過すると、図3に示すようにソレノイド駆動信号が立
ち下がり、この立ち下がりのエッジに同期してバッテリ
ー電圧側タイミング制御部33は、スイッチングトラン
ジスタT2に対する制御信号の出力を停止する。する
と、スイッチングトランジスタT2はオフし、エミッタ
電極とコレクタ電極とは電気的に遮断される。したがっ
て、図4に示すように、ソレノイドに印加される電圧
は、V1から0Vに低下して、インジェクタの駆動が終
了する。
【0059】すると、スプリングの付勢力に抗してニー
ドルを開弁位置に保持していた駆動力が消失するので、
ニードルバルブは閉弁方向に移動し、噴射孔を閉塞して
燃料の噴射が終了する。
【0060】これに続いて、イグナイタ制御回路12
は、今回シリンダ内に噴射された燃料を燃焼させるため
に、パワートランジスタ14に対してオンするよう制御
信号を出力する。すると、制御信号を受けたパワートラ
ンジスタ14はオンして、一次コイル22にバッテリー
電圧に基づく電流が流れる。そして、所定時間が経過し
たところでパワートランジスタ14に対する制御信号の
出力が停止され、パワートランジスタ14はオフし、一
次コイル22に流れていた電流が遮断される。
【0061】この結果、二次コイル24には点火用電圧
が発生するとともに、一次コイル22にはフライバック
電圧が発生し、発生したフライバック電圧は、フライバ
ック電圧保持用コンデンサ31に保持される。
【0062】以上説明したように、噴射→点火→噴射→
点火のサイクルが、繰り返して行われることにより、点
火用電圧が発生する際には、フライバック電圧保持用コ
ンデンサ31にフライバック電圧が保持される。そし
て、フライバック電圧保持用コンデンサ31に保持され
たフライバック電圧は、次回の燃料噴射に用いられ、ソ
レノイド50にフライバック電圧を印加することによ
り、インジェクタは高速駆動される。
【0063】以上実施例に基づき詳細に説明した通り、
本実施例にかかるアクチュエータ駆動回路ADは、点火
用電圧発生回路20における一次コイル22に発生する
フライバック電圧をフライバック電圧保持用コンデンサ
31に保持し、インジェクタを駆動する際にソレノイド
50に印加する構成を備えている。
【0064】したがって、通常のガソリンエンジン搭載
車に既に備えられている点火用電圧発生回路を用いるこ
とができ、ソレノイド50に対して高電圧を印加するた
めに、専用のDC−DCコンバータ等の電圧昇圧回路を
備える必要がない。
【0065】その結果、アクチュエータ駆動回路を小型
化、軽量化することができるとともに、車体への配置の
自由度が増加し、アクチュエータ駆動回路のコストを抑
制することができる。
【0066】また、噴射→点火→噴射→点火が1対1の
関係で繰り返されるので、直前の点火によって発生した
フライバック電圧をフライバック電圧保持用コンデンサ
31に保持し、次回の燃料噴射時に保持されたフライバ
ック電圧を利用することができる。したがって、フライ
バック電圧を発生させるために点火用電圧発生回路20
への通電制御を変更する必要がなく、現行のエンジン制
御システムにそのまま応用することができる。
【0067】さらに、従来、イグナイタ回路のパワート
ランジスタにおいて熱エネルギーとした処理してきたフ
ライバック電圧のエネルギーを有効利用することができ
る。また、高温環境下にさらされるパワートランジスタ
14における発熱量を低減することができるので、イグ
ナイタ回路10に装着されるヒートシンクを簡素化する
ことができるとともに、信頼性を向上させることができ
る。
【0068】またさらに、本実施例にかかるアクチュエ
ータ駆動回路ADを用いることにより、インジェクタを
高速駆動することが可能となり、開弁当初から噴射孔を
全開とすることができる。したがって、従来のアクチュ
エータ駆動回路において問題となっていた、開弁当初に
おける噴射孔の不完全な開放による供給燃料量のマネジ
メントの困難さを解消することができる。さらに、燃料
噴射量を極めて正確に制御することができるため、燃費
性能の向上、燃焼効率の向上を実現することができる。
【0069】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形改良が
可能であることは容易に推察されるものである。
【0070】例えば、本実施例では、アクチュエータと
してソレノイド式のアクチュエータ50を用いている
が、圧電式、電歪式等のアクチュエータを用いてもよ
い。これらアクチュエータを用いれば、印加される電圧
に対する応答性がさらに良くなり、燃料噴射量の制御を
より正確に行うことができる。
【0071】なお、特許請求の範囲には記載しなかった
が、上記実施例から把握される技術的思想について、そ
の効果とともに以下に記載する。 (1)請求項1に記載されたアクチュエータ駆動回路に
おいて、アクチュエータ制御回路は、アクチュエータ駆
動信号に基づき、フライバック電圧保持回路に保持され
ているフライバック電圧をアクチュエータに印加してア
クチュエータを初期駆動するとともに、初期駆動された
アクチュエータに電源電圧を印加して作動位置を維持す
るアクチュエータ制御回路であることを特徴とするアク
チュエータ駆動回路。 (2)請求項1または(1)に記載されたアクチュエー
タ駆動回路において、アクチュエータは、インジェクタ
に内蔵されるソレノイド式のアクチュエータであること
を特徴とするアクチュエータ駆動回路。
【0072】(1)に記載された構成を備える場合に
は、大きな駆動力を必要とするアクチュエータの初期駆
動に際しては、高電圧のフライバック電圧を用いること
によりアクチュエータを高速駆動することができる。と
ころが、このフライバック電圧は、そのエネルギー量が
定まっているためアクチュエータに対して長時間、印加
し続けることができない。そこで、初期駆動されたアク
チュエータの変位位置を維持する際には電源電圧を用い
ることにより、所望の時間だけアクチュエータを変位位
置に維持することができる。
【0073】また、(2)に記載された構成を備える場
合には、高い燃料圧力に抗してインジェクタを駆動する
ことができるので、燃料噴射量を正確に制御することが
できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明した通り本発明にかかるアクチ
ュエータ駆動回路は、点火用電圧発生回路の一次コイル
と、フライバック電圧保持回路とを接続し、フライバッ
ク電圧保持回路に保持されているフライバック電圧をア
クチュエータに印加してアクチュエータを駆動する構成
を備えている。
【0075】したがって、専用の電圧昇圧回路を備える
ことなく、アクチュエータに高電圧を印加することがで
きる。その結果、アクチュエータを高速駆動することが
できる。また、高電圧を発生させる専用の電圧昇圧回路
を備える必要がないので、アクチュエータ駆動回路の高
効率化、小型化、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例にかかるアクチュエータ駆動回路の
構成を示す回路構成図である。
【図2】 イグナイタ回路に備えられているパワートラ
ンジスタのコレクタ電極に印加される電圧の時間に対す
る変化を示すグラフである。
【図3】 アクチュエータ制御回路に入力される各信号
の時間に対する変化を示すグラフである。
【図4】 ソレノイドに印加される電圧の時間に対する
変化を示すグラフである。
【符号の説明】
10…イグナイタ回路、12…イグナイタ制御回路、1
4…パワートランジスタ、20…点火用電圧発生回路、
22…一次コイル、24…二次コイル、30…アクチュ
エータ駆動回路、31…フライバック電圧保持用コンデ
ンサ、32…フライバック電圧側タイミング制御部、3
3…バッテリー電圧側タイミング制御部、35…保持電
圧調整用ツェナーダイオード、50…ソレノイド、AD
…アクチュエータ駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイルと二次コイルを備える点火用
    電圧発生回路と、 前記一次コイルと接続されるとともに、前記一次コイル
    に流れる電流をオン−オフして前記二次コイル側に点火
    用電圧を発生させるイグナイタ回路と、 前記一次コイルと接続されるとともに、前記一次コイル
    に流れる電流がオフされた際に前記一次コイル側に生じ
    たフライバック電圧を保持するフライバック電圧保持回
    路と、 アクチュエータ駆動信号に基づき、前記フライバック電
    圧保持回路に保持されているフライバック電圧をアクチ
    ュエータに印加してアクチュエータを駆動するアクチュ
    エータ制御回路を備えたことを特徴とするアクチュエー
    タ駆動回路。
JP6199971A 1994-08-24 1994-08-24 アクチュエータ駆動回路 Pending JPH0861125A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10306756A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Nissan Motor Co Ltd 燃料噴射弁の駆動装置
US6123058A (en) * 1998-05-25 2000-09-26 Kokusan Denki Co., Ltd. Injector drive circuit
JP2001152939A (ja) * 1999-11-19 2001-06-05 Denso Corp 内燃機関制御装置
CN113574263A (zh) * 2019-03-26 2021-10-29 纬湃科技有限责任公司 用于控制高压燃料喷射器的控制方法

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