JPH0860953A - シャッタースラットの成形方法 - Google Patents

シャッタースラットの成形方法

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JPH0860953A
JPH0860953A JP21792894A JP21792894A JPH0860953A JP H0860953 A JPH0860953 A JP H0860953A JP 21792894 A JP21792894 A JP 21792894A JP 21792894 A JP21792894 A JP 21792894A JP H0860953 A JPH0860953 A JP H0860953A
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JP
Japan
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cutting
notch
forming
strip
slat
Prior art date
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Pending
Application number
JP21792894A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Kobayashi
泰典 小林
Mitsuhiro Yoshida
光宏 吉田
Norihisa Isemura
則久 伊勢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インターロック結合部のあるシャッタースラ
ットを、専用の受け金具を用いることなく、しかも左右
ブレのない状態で製造できるようにする。 【構成】 アンコイラー3から繰り出される帯状鋼板を
シャッタースラットに成形するにあたり、帯状鋼板のイ
ンターロック結合相当部位における切断相当位置を切欠
く切欠き工程Aの後に、インターロック結合部の成形を
するロール成形工程Bを経て、所定長寸法の切断をする
切断工程Cに至るように構成してなるシャッタースラッ
トの成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等建築物の出入
口、窓等の開口部の開閉をするための建築用シャッター
のシャッターカーテンを構成するシャッタースラットの
成形方法に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種建築用シャッターカーテンのなかには、シャッタ
ースラット同志をインターロック結合して形成されるも
のがあり、この様なシャッタースラットは、アンコイラ
ーに巻装される帯状鋼板をロール成形して形成されるこ
とが多い。ところで従来、この様なシャッタースラット
は、帯状鋼板をロール成形した後、所定長寸法に切断し
て成形されるが、インターロック結合部は渦巻状になっ
ているため、該部位を切断する場合に、インターロック
結合部が潰れないよう配慮をしなければならず、そのた
め、図4に示すように、インターロック結合部にまで入
り込む専用の受け金具(受け刃)9を用いる必要があ
る。そしてこの受け金具は、インターロック結合部の形
状に対応させるためどうしても肉薄部分があるが、この
肉薄部分は強度的に弱いこともあって耐久性に劣るとい
う問題がある。
【0003】そこで、特開平6−137044号公報に
示される如く、帯状鋼板を予め所定寸法に切断した後、
ロール成形をするようにしたものが提唱される。ところ
がこの様にしたものでは、寸断された短尺物をロール成
形するため、ロール成形時における安定化が難しく、左
右にブレて捻りのある状態のシャッタースラットが成形
されてしまい、しかも生じるブレは個々のシャッタース
ラットにおいてまちまちで統一性がなく、シャッタース
ラット同志をインターロック結合する際の円滑性が損な
われるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるシャッタ
ースラットの成形方法を提供することを目的として創案
されたものであって、アンコイラーから連続して繰り出
される帯状鋼板をロール成形し、かつ所定長寸法に切断
してインターロック結合部のあるシャッタースラットを
成形するにあたり、帯状鋼板のインターロック結合相当
部位における切断相当位置を切欠く切欠き工程の後、イ
ンターロック結合部の成形をするロール成形工程、所定
長寸法の切断をする切断工程を経て成形するようにした
ことを特徴とするものである。また本発明は、アンコイ
ラーから連続して繰り出される帯状鋼板をロール成形
し、かつ所定長寸法に切断してインターロック結合部の
あるシャッタースラットを成形するにあたり、帯状鋼板
のインターロック結合相当部位における切断相当位置、
および互いにインターロック結合せしめたシャッタース
ラット同志の抜止め用カシメが係合する係合切欠き部相
当位置を切欠く切欠き工程の後、インターロック結合部
の成形をするロール成形工程、所定長寸法の切断をする
切断工程を経て成形するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0005】そして本発明は、この構成によって、イン
ターロック結合部のあるシャッタースラットを、専用の
受け金具を用いることなく、しかも左右ブレのない状態
で製造できるようにしたものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はシャッターカーテンを構成
するスラットであって、該スラット1は、上下縁部にイ
ンターロック結合部1aが形成されており、これらイン
ターロック結合部1aを互いに結合せしめることで一枚
状に連綴されるものであるが、このスラット1の成形方
法に本発明が実施されている。
【0007】つまり、前記スラット1の製造ラインを図
1に示すが、ここで、2は帯状鋼板からなるスラット素
材であって、該スラット素材2はアンコイラー3に巻装
されている。そして、該アンコイラー3から連続して繰
り出されたスラット素材2は、まず側長器4で、後述す
る切断位置、カシメ位置、手掛け位置、ポスト口位置等
の加工位置を確定するための寸法測定が行われる。ここ
で側長器4としては、例えばスラット素材2の表面をロ
ーラが転動することで長さ計測をするようにしたものを
用いることができる。
【0008】前記側長されたスラット素材2は、切欠き
工程Aに送られるが、ここでは、切欠き装置(ポスト口
等の穿孔加工を伴うときには当該穿孔加工も併せてでき
る装置)5によって、後述する切断工程Cで切断される
位置のインターロック結合部1aに相当する部位に、切
断用切欠き部1bを切欠き形成すると共に、インターロ
ック結合せしめたときにスラット1同志の抜止め用カシ
メが係合する係合切欠き部1c、手掛け用切欠き孔(図
示せず)、ポスト口用切欠き(図示せず)等の各種必要
な切欠きが形成される。該切欠き装置5は、通常のプレ
ス加工機を用いてできるのでその詳細は省略する。
【0009】前記切欠き工程Aを経たスラット素材2
は、続けてロール成形工程Bに送られ、ここで、ロール
成形装置6によって、両縁部に渦巻状のインターロック
結合部1aが成形される。このロール成形装置6は、多
段のロールを用いて必要なロール加工をするものであっ
て、汎用のものを用いることができる。
【0010】さらに、前記ロール成形されたスラット素
材2は、切断工程Cに送られ、該切断工程Cにおいて所
定長寸法(シャッターカーテンの左右幅寸法)宛毎に順
次切断されるが、この場合に、前記切欠き工程Aで切欠
き形成された切断用切欠き部1bを、近接スイッチ、形
状認識スイッチ、投受光検知スイッチ等の適宜の検知手
段7で検知し、該検知した切断用切欠き部1bの位置を
切断装置8によって切断する。そして、この切断工程C
を経て所定長寸法に切断されたスラット1は、インター
ロック結合部1a同志を結合せしめるための自動差込ラ
インに送られ、シャッターカーテンに組込まれると共に
カシメ加工される。
【0011】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、スラット1は、スラット素材2がロール成形さ
れる以前の切欠き工程Aにおいて、切断位置のインター
ロック結合部1aに相当する部位が切り欠かれ、次いで
ロール成形工程Bにおいてインターロック結合部1aが
ロール成形され、その後切断工程Cにおいて、スラット
1の切断位置の残りの部位、つまり中央面部が切断され
ることになる。この結果、切断工程においてインターロ
ック結合部も含めて切断する従来のもののように、イン
ターロック結合部にまで入り込む専用の受け金具を用い
る必要が無く、経済的に有利なものになると共に、切断
時においてインターロック結合部1aが変形してしまう
惧れも確実に回避できる。
【0012】この様に、本発明が実施されたものにおい
ては、ロール成形される以前の帯状鋼板の段階でインタ
ーロック結合部1aに相当する部位を切欠いておくこと
で、渦巻状をしたインターロック結合部1aの切断をし
ないで良いものであるが、この場合に、ロール加工の前
段階の切欠き工程Aでは、切断部位のうちインターロッ
ク結合部1aに相当する部位のみが切欠かれ、残りの中
央面部の切断は、ロール加工された後の段階でなされる
ことになる。従って、スラット素材2は、切断される以
前の帯状に繋った長尺物の状態でロール成形工程Bに送
られることになって、該ロール成形工程Bにおいてスラ
ット素材2が左右方向(成形ロールの回転軸方向)にブ
レてしまうことが防止され、短尺物のスラット素材2を
ロール加工するもののように、不安定で左右方向にブレ
やすく、捻られた状態のスラット1が成形されることを
回避できる。そして、仮りに左右方向にブレたとして
も、スラット素材2として一連にブレるものであるた
め、スラット1としては、ブレ方向に統一性があり、ス
ラット1をシャッターカーテンに組込み加工する際に、
インターロック結合部の差し込み摺動の円滑性が損なわ
れるようなことがない。
【0013】そのうえ、切断のタイミングは、前記検知
手段7による検知に基づいて決定できるため、従来の長
尺物のスラットの突当て検知に基づいて切断するものの
ように、突当て強さの調整が難しくて寸法誤差が生じた
り、突当て部位が変形したりする不具合も併せて回避す
ることができる。
【0014】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、シャッタースラットは、ロール成
形される以前の帯状鋼板の段階で、インターロック結合
相当部位における切断相当位置が切欠かれ、その後にロ
ール成形工程、切断工程を経て成形されることになり、
もって、切断工程においてインターロック結合部も含め
て切断する従来のもののように、インターロック結合部
にまで入り込む専用の受け金具を用いる必要が無く、経
済的に有利なものになると共に、切断時においてインタ
ーロック結合部が変形してしまう惧れも確実に回避でき
るものであるが、この場合に、ロール成形は、切断され
る以前の帯状に繋った長尺物の状態で行われることにな
ることになる。この結果、左右ブレの殆ど無い安定した
状態でロール加工が行われることになって、所定長寸法
に切断したものをロール加工するもののように、不安定
で左右方向にブレやすく、捻られた状態のスラットが成
形されてしまうことを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラットの製造ラインを示す図である。
【図2】切欠き工程終了時のスラット素材の要部平面図
である。
【図3】スラットの斜視図である。
【図4】従来のスラット製造ラインにおける切断工程を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 スラット 1a インターロック結合部 1b 切断用切欠き部 1c 結合切欠き部 2 スラット素材 3 アンコイラー A 切欠き工程 B ロール成形工程 C 切断工程

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンコイラーから連続して繰り出される
    帯状鋼板をロール成形し、かつ所定長寸法に切断してイ
    ンターロック結合部のあるシャッタースラットを成形す
    るにあたり、帯状鋼板のインターロック結合相当部位に
    おける切断相当位置を切欠く切欠き工程の後、インター
    ロック結合部の成形をするロール成形工程、所定長寸法
    の切断をする切断工程を経て成形するようにしたことを
    特徴とするシャッタースラットの成形方法。
  2. 【請求項2】 アンコイラーから連続して繰り出される
    帯状鋼板をロール成形し、かつ所定長寸法に切断してイ
    ンターロック結合部のあるシャッタースラットを成形す
    るにあたり、帯状鋼板のインターロック結合相当部位に
    おける切断相当位置、および互いにインターロック結合
    せしめたシャッタースラット同志の抜止め用カシメが係
    合する係合切欠き部相当位置を切欠く切欠き工程の後、
    インターロック結合部の成形をするロール成形工程、所
    定長寸法の切断をする切断工程を経て成形するようにし
    たことを特徴とするシャッタースラットの成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、切欠き工程
    には、手掛け用切欠き孔、ポスト口用切欠き等の切欠き
    を含むものであることを特徴とするシャッタースラット
    の成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、切断工程は、切断相
    当位置の切欠きの検知に基づき該位置の切断をするよう
    にしたことを特徴とするシャッタースラットの成形方
    法。
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