JPH0860926A - スナッチロック装置 - Google Patents

スナッチロック装置

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Publication number
JPH0860926A
JPH0860926A JP22105394A JP22105394A JPH0860926A JP H0860926 A JPH0860926 A JP H0860926A JP 22105394 A JP22105394 A JP 22105394A JP 22105394 A JP22105394 A JP 22105394A JP H0860926 A JPH0860926 A JP H0860926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
housing
upper cover
lock
trigger lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22105394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Nishida
孝宣 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP22105394A priority Critical patent/JPH0860926A/ja
Publication of JPH0860926A publication Critical patent/JPH0860926A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロックプレート、トリガーレバー及びバネ付
きピンの組み込み作業が労力手間を軽減して簡単に行え
ると共に、部品点数が減少して製作組立のコストを節減
できるスナッチロック装置を提供する。 【構成】 2本の枢軸の上下端に環状肩板部を設け、ハ
ウジングを下面板部及び後面板部よりなる本体と上蓋板
に分割構成し、ロックプレートとトリガーレバー及びバ
ネを予め嵌め合わせた各枢軸の上下端部を上蓋板と下面
板部の各軸孔に嵌挿し、前記枢軸の環状肩部に上蓋板と
下面板部を当接させて各枢軸の上下端部を加締め処理す
ることによって、ハウジングを組み立て、ロックプレー
トの停止肩部をハウジングの後面板部に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉を閉鎖した時に固定
枠体に対する扉の施錠が自動的に成立し、トリガーレバ
ーを操作することによって扉の解錠がなされ、扉が開放
方向に自動的に弾発駆動されるスナッチロック装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスナッチロック装置は、一枚の金
属板をコ字形に曲げ加工してなるハウジングに強力なバ
ネとトリガーレバー及びロックプレートを装着した枢軸
を押し込んで組み立てたものであり、ケースカバーに直
交して設けたストッパーピンでロックプレートの回転を
所定角度で停止させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置では、既
にでき上がったハウジングに対し、ハウジングの幅寸法
よりも長くて、しかも強力なバネを予め嵌め合わせた枢
軸を無理やり挿入するため、組立作業には非常に大きな
力を必要とする。また、別ピースのストッパーピンを設
けることで、部品点数が増え製作コストもそれだけ多く
かかっていた。
【0004】したがって本発明の目的は、ハウジングを
分割構成することによって、ロックプレート、トリガー
レバー及びバネ付きピンの組み込み作業が労力手間を軽
減して簡単に行えると共に、ストッパーピンの省略によ
って部品点数が減少し、製作組立のコストを節減できる
スナッチロック装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本考案のスナッチロック装置
では、ハウジング5は本体2と上蓋板3に分割して構成
され、本体2は前面側に向かって開口した割溝4a及び
軸孔23、24を設けた下面板部22と下面板部22の
一端に直角に曲げ設けた後面板部21とで構成される。
上蓋板3には下面板部22の割溝4a及び軸孔23、2
4と同位置に割溝4b及び軸孔25、26を設ける。前
記軸孔に上下端部を嵌挿される2本の枢軸6、12には
環状肩部6a,12aを設ける。
【0006】該環状肩部6a,12aを上蓋板3及び本
体2の下面板部22に当接させて、各枢軸6、12の上
下端部を加締め処理することによって、本体2と上蓋板
が一体に連結される。一方の枢軸6によってハウジング
5に枢着されるロックプレート10には、枢軸6に関し
て前側に一対の舌片7、8が係止溝9を介して設けら
れ、後側にはハウジング5の後面板部21の内側面に当
接する停止肩部が設け、ロックプレート10は一方の舌
片7が前記割溝4に交差突出するようにバネ11で回転
付勢される。
【0007】他方の枢軸12によってハウジング5に枢
着されるトリガーレバー16は、枢軸12に関して中央
側の側部にロックプレート10の舌片7に係脱する凹部
13と凸部14が設けられ、後側に操作部15が設けら
れ、ロックプレート10の舌片7とトリガーレバー16
の凹部13が係合する方向にバネ17によって回転付勢
する。固定枠体18に固着された受具19は、扉1の閉
鎖時にハウジング5の前記割溝4に進入してロックプレ
ート10の前記舌片7を押動し、前記係止溝9に係合す
る。
【0008】
【作用】図1と図2に示したように扉1が解錠状態にあ
る時には、ロックプレート10は停止肩部20がハウジ
ング5の後面板部21に当接し、一対の舌片7,8がハ
ウジング5の割溝から突出した待機位置にあり、バネ1
1の回転付勢により該位置に保持されている。扉1を押
し回転して閉鎖するとき、閉鎖回転の最終段階で受具1
9が割溝4a,4b内に前面側から進入して、一方の舌
片7を押すため、ロックプレート10はバネ11の回転
付勢に抗して回転させられる。
【0009】扉1が完全に閉鎖されたとき、図3に示し
た用に受具19は舌片7と舌片8の間の係止溝9に係合
し、自動的に扉1を固定枠体18に対し係止施錠する。
ロックプレート10がこのように施錠位置に回動する過
程で、舌片7がトリガーレバー16の凸部14に沿って
移動し、該凸部14を越えた瞬間にバネ17の付勢によ
ってトリガーレバー16が回転するため、該舌片7とト
リガーレバー16の凹部13が係合する。この係合状態
はバネ17の回転付勢によって的確に保持される。
【0010】このように閉鎖施錠された扉1は、図4に
示したようにトリガーレバー16の操作部15をバネ1
7の付勢に抗して引き上げ操作することによって解錠さ
れる。この操作によってロックプレート10の舌片7と
トリガーレバー16の凹部13との係合が解除された瞬
間、バネ11の付勢によってロックプレート10が回転
する。このロックプレート10の回転時に舌片7が受具
19を押すため、扉1はバネ11の弾発作用によって開
放方向に自動的に駆動される。
【0011】
【実施例】図示の実施例では、ロックプレート10の回
転付勢用バネ11は捻りコイルバネで構成され、そのコ
イル部は枢軸6に嵌め合わされ、一方の直線端部は舌片
8の下方部分に係止され、他方の直線端部はハウジング
5の後面板部21に当接している。トリガーレバー16
の回転付勢用バネ17は捻りコイルバネで構成され、そ
のコイル部は枢軸12に嵌め合わされ、一方の直線端部
はトリガーレバー16の操作部16の根元部に係止さ
れ、他方の直線端部はハウジング5の後面板部21に当
接している。
【0012】ハウジング5は扉1の背面側に収容固着さ
れ、扉1にはトリガーレバー16の操作部15の案内用
スロット28が設けられている。L字型板よりなる受具
19は固定枠体18の側面板の内側面に固着され、ロッ
クプレート10の舌片8が回りながら入り込む逃げ孔2
7を先端部に設けてある。
【0013】
【発明の効果】本考案のスナッチロック装置では、2本
の枢軸の上下端に環状肩板部を設け、ハウジングを下面
板部及び後面板部よりなる本体と上蓋板に分割構成し、
ロックプレートとトリガーレバー及びバネを予め嵌め合
わせた各枢軸の上下端部を上蓋板と下面板部の各軸孔に
嵌挿し、前記枢軸の環状肩部に上蓋板と下面板部を当接
させて各枢軸の上下端部を加締め処理して、ハウジング
を組み立てるので、これまで一枚の金属板をU字状に曲
げ加工して作られていたハウジングにバネを強圧しなが
ら枢軸とロックプレート及びトリガーレバーを組み込ん
でいた従来装置と比べて、組立に要する労力手間が大幅
に軽減され、また、従来別ピースとしてハウジングに取
り付けられていたストッパーピンの代わりに、ロックプ
レートの停止肩部をハウジングの後面板部に当接させた
ので、全体として部品点数が減少し、より安価なスナッ
チロック装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスナッチロック装置の
解錠状態の正面図である。
【図2】該スナッチロック装置の解錠状態の断面図であ
る。
【図3】該スナッチロック装置の施錠状態の断面図であ
る。
【図4】該スナッチロック装置の解錠操作の過程を示す
断面図である。
【図5】該スナッチロック装置の平面図である。
【図6】図3のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 ハウジングの本体 3 ハウジングの上蓋板 4a ハウジングの割溝 4b ハウジングの割溝 5 ハウジング 6 ロックプレート用枢軸 7 ロックプレートの舌片 8 ロックプレートの舌片 9 ロックプレートの係止溝 10 ロックプレート、 11 ロックプレートの付勢用バネ、 12 トリガーレバー用枢軸 13 トリガーレバーの凹部 14 トリガーレバーの凸部 15 トリガーレバーの操作部 16 トリガーレバー 17 トリガーレバーの付勢用バネ 18 固定枠体 19 固定枠体側の受具 20 ロックプレートの停止肩部 21 ハウジングの後面板部 22 ハウジングの下面板部 23 下面板部の軸孔 24 下面板部の軸孔 25 上蓋板の軸孔 26 上蓋板の軸孔 27 受具の逃げ孔 28 扉の案内スロット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割溝4a及び軸孔23、24を設けてあ
    る下面板部22と下面板部の一端に直角に曲げ設けた後
    面板部21で構成された本体2と、下面板部の割溝4a
    及び軸孔23、24と同位置に割溝4b及び軸孔25、
    26を設けた上蓋板3と、二本の枢軸6、12の上下端
    部に環状肩部を設け、該環状肩部に上蓋板3及び本体2
    の下面板部に当接させて、各枢軸6、12の上下端を加
    締め処理して本体2に上蓋板3を連結したハウジング5
    と;本体2と上蓋板3に直交する枢軸6によってハウジ
    ング5に枢着され、その一端部に舌片7、8を係止溝9
    を介して設けたロックプレート10と;該舌片7、8が
    前記割溝4に交叉突出するようにロックプレート10を
    回転付勢するバネ11と;本体2と上蓋板3に直交する
    枢軸12によってハウジング5に枢着され、その中心側
    の側部に凹部13と凸部14を設け、後側に操作部15
    を設けたトリガーレバー16と;トリガーレバー16の
    凹部13とロックプレート10の舌片7が係合する方向
    にトリガーレバー16を回転付勢するバネ17と;固定
    枠体18に固着され、扉1の閉鎖時にロックプレート1
    0の前記舌片7を押動し、前記係止溝9に係合する受具
    19とからなり、ロックプレート10の後側にハウジン
    グ5の後面板部21の内側面に当接する停止肩部20を
    設けたスナッチロック装置。
JP22105394A 1994-08-23 1994-08-23 スナッチロック装置 Pending JPH0860926A (ja)

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JP22105394A JPH0860926A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 スナッチロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22105394A JPH0860926A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 スナッチロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0860926A true JPH0860926A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16760763

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22105394A Pending JPH0860926A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 スナッチロック装置

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JP (1) JPH0860926A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246243A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Fujitec Co Ltd エレベータかごの天井照明装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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