JPH085997A - 液晶表示パネルの保持装置及びその調整具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示パネルの位置調整手段を構成する部
品の点数を削減することにより、組立工数を少なくし、
コストを低減させることを目的とする。 【構成】 表面に液晶表示パネル１を取り付け、裏面に
垂直に複数のガイドピン１０及び１５等を取り付けた液
晶表示パネル保持板２と、液晶プロジェクタの固定され
た本体ハウジング部に取り付けられ、中央部に光透過窓
６を有する、回転角調整用の固定プレート３と水平方向
の位置調整用の固定プレート４と垂直方向の位置調整用
の固定プレート５とを設け、固定プレート５に設けた案
内溝、固定プレート３及び４に設けた案内溝と所定の大
きさとした貫通穴にガイドピン１０及び１５等を挿入し
て液晶表示パネル保持板２を保持し、液晶表示パネル保
持板２を動かすことにより、各々の案内溝によりガイド
ピン１０及び１５等が案内されて移動するため、液晶表
示パネル保持板２の位置調整が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、液晶プロジェクタの液
晶表示パネルを保持する液晶表示パネルの保持装置及び
その調整具に関する。

【０００２】

【従来の技術】液晶プロジェクタは、Ｒ，Ｇ，Ｂからな
る３枚の液晶表示パネルを用い、各々の液晶表示パネル
からの投写画像を合成してスクリーンに表示するように
しており、スクリーン面において各液晶表示パネルから
の画像表示を一致させるために、各液晶表示パネルの保
持装置に取付位置を調整する調整手段が設けられてい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところが、取付位置の
調整手段としては偏心カムや、偏心させたネジ等が用い
られており、調整手段を構成する部品の点数が多くな
り、従って組立工数が多くなりコストアップになるとい
った問題点があった。本発明は、調整手段を構成する部
品の点数を削減して簡単な構成にすることにより、組立
工数を少なくし、コストを低減することが可能な液晶表
示パネルの保持装置及びその調整具を提供することを目
的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本願第１の発明の液晶表
示パネルの保持装置は、表面に液晶表示パネルを取り付
け、裏面に垂直に複数のガイドピンを取り付けた液晶表
示パネル保持板と、液晶プロジェクタの固定された本体
ハウジング部に取り付けられ、中央部に光透過窓を有す
る、前記液晶表示パネル保持板の回転角調整用の固定プ
レートと、水平方向の位置調整用の固定プレートと、垂
直方向の位置調整用の固定プレートと、各固定プレート
に設けた前記ガイドピンに対する案内溝、あるいは案内
溝と前記ガイドピンを貫通させる所定の大きさとした貫
通穴とからなり、前記液晶表示パネル保持板に面した第
１の固定プレート及び中間の第２の固定プレートに対し
ては、前記案内溝及び前記貫通穴に前記ガイドピンを通
して前記光透過窓を合わせて前記液晶表示パネル保持板
に重ねて配置し、前記液晶表示パネル保持板の外側の第
３の固定プレートに対しては、前記案内溝に前記ガイド
ピンを通して前記光透過窓を合わせて前記中間の固定プ
レートに重ねて配置したことを特徴とする。

【０００５】本願第２の発明の液晶表示パネルの保持装
置は、前記回転角調整用の固定プレートに設けた案内溝
が略同一円周上に配置され、内側に湾曲させた少なくと
も３個以上の案内溝からなることを特徴とする。本願第
３の発明の液晶表示パネルの保持装置は、前記水平方向
の位置調整用の固定プレートに設けた案内溝が、長手方
向を水平方向に配置した少なくとも２個以上の案内溝か
らなり、前記垂直方向の位置調整用の固定プレートに設
けた案内溝が、長手方向を垂直方向に配置した少なくと
も２個以上の案内溝からなることを特徴とする。

【０００６】本願第４の発明の液晶表示パネルの保持装
置は、前記液晶表示パネル保持板の端面に対して前記第
１の固定プレートの端面をずらして内側に配置して段差
部を設け、この段差部の前記液晶表示パネル保持板側に
第１の係合穴を設け、前記段差部の前記第１の固定プレ
ートの端面に複数の凹凸を設けた第１の凹凸部を設け
て、前記第１の係合穴と前記第１の凹凸部とを対向する
位置に配置し、前記第１の固定プレートの端面に対して
前記第２の固定プレートの端面をずらして内側に配置し
て段差部を設け、この段差部の前記第１の固定プレート
側に第２の係合穴を設け、前記段差部の前記第２の固定
プレートの端面に複数の凹凸を設けた第２の凹凸部を設
けて、前記第２の係合穴と前記第２の凹凸部とを対向す
る位置に配置し、前記第２の固定プレートの端面に対し
て前記第３の固定プレートの端面をずらして内側に配置
して段差部を設け、この段差部の前記第２の固定プレー
ト側に第３の係合穴を設け、前記段差部の前記第３の固
定プレートの端面に複数の凹凸を設けた第３の凹凸部を
設けて、前記第３の係合穴と前記第３の凹凸部とを対向
する位置に配置したことを特徴とする。

【０００７】本願第５の発明の液晶表示パネルの保持装
置は、水平方向の位置調整用の前記固定プレートには、
同固定プレートの水平方向の端面に前記凹凸部を設け、
垂直方向の位置調整用の前記固定プレートには、同固定
プレートの垂直方向の端面に前記凹凸部を設けたことを
特徴とする。本願第６の発明の液晶表示パネルの保持装
置及びその調整具は、前記液晶表示パネル保持板の位置
調整用の調整具が、操作軸と、この操作軸に取り付けら
れ、周辺部に前記凹凸部に歯合させることが可能なギア
を有する円板部と、この円板部の先端に設けられ、前記
係合穴に係合させることが可能な突起部とを備えたこと
を特徴とする。

【０００８】

【作用】本発明は上記したように、液晶表示パネル保持
板の裏面に垂直に複数のガイドピンを取り付け、液晶表
示パネル保持板の回転角調整用の固定プレートと、水平
方向の位置調整用の固定プレートと、垂直方向の位置調
整用の固定プレートとを設けて、各固定プレートに前記
ガイドピンに対する案内溝、あるいは案内溝と前記ガイ
ドピンを貫通させる所定の大きさとした貫通穴を設け
て、案内溝あるいは案内溝と貫通穴に前記ガイドピンを
通し、光透過窓を合わせて液晶表示パネル保持板に重ね
て各固定プレートを配置し、回転角調整用の固定プレー
トには略同一円周上に配置され、内側に湾曲させた案内
溝を設け、水平方向の位置調整用の固定プレートには長
手方向を水平方向に配置した案内溝を設け、垂直方向の
位置調整用の固定プレートには長手方向を垂直方向に配
置した案内溝を設けている。さらに、各固定プレート
は、液晶プロジェクタの本体ハウジング部の固定部に取
り付けるようにし、回転角調整用の固定プレートと水平
方向の位置調整用の固定プレートと垂直方向の位置調整
用の固定プレートの各々に設けられた案内溝に液晶表示
パネル保持板に取り付けられたガイドピンを挿入して液
晶表示パネル保持板を保持するようにしており、従っ
て、液晶表示パネル保持板を動かすことにより、各々の
案内溝によりガイドピンが案内されて移動するため、回
転角の位置調整、水平方向の位置調整及び垂直方向の位
置調整用が可能となる。

【０００９】

【実施例】図１は、本発明の液晶表示パネルの保持装置
の一実施例を示す斜視図である。液晶表示パネル保持板
２の表面に液晶表示パネル１を取り付け、裏面に液晶プ
ロジェクタの固定された本体ハウジング部に取り付けら
れ、中央部に光透過窓６を有する固定プレート３、４及
び５が取り付けられている。液晶表示パネル保持板２に
対して順次大きさを小さくして行き、取付位置をずらし
て段差ができるように取り付けられており、液晶表示パ
ネル保持板２に対して段差部１７が生ずるように固定プ
レート３をずらして取り付け、固定プレート３に対して
段差部２０が生ずるように固定プレート４をずらして取
り付け、固定プレート４に対して段差部７が生ずるよう
に固定プレート５をずらして取り付けている。

【００１０】以下、組立順に各図を参照して実施例につ
いて説明する。図２は、本発明の液晶表示パネルの保持
装置の組立構造を示す斜視図であり、図中、図１で示し
たものと同一のものは同一の符号を付している。液晶表
示パネル保持板２の裏面には、垂直にガイドピン１０、
１５、２４、２５、２９、３１等を取り付け、固定プレ
ート３にはガイドピンより大きな直径を有する貫通用の
開口２６、２７、２８及び３０等を設けて、それぞれの
開口を貫通させて固定プレート３の表面からガイドピン
１０、１５、２５、２９等を突出させている。固定プレ
ート３の光透過窓６の回りには中心部を囲うように湾曲
させた案内溝２３及び３２等を設け、案内溝２３にはガ
イドピン２４を通し、案内溝３２にはガイドピン３１を
通して、液晶表示パネル保持板２と固定プレート３とを
重ね合わせている。同実施例においては湾曲させた案内
溝２３及び３２等を４箇所に設けるようにしているが、
少なくとも３箇所以上に設けるようにすれば良い。

【００１１】段差部１７は例えば液晶表示パネル保持板
２の上方に生ずるようにずらして固定プレート３を配置
し、段差部１７の略中央部に係合穴１８を設けて、固定
プレート３の上部の端面に上方に突出させた湾曲部を設
けて、この湾曲部の端面に複数の凹凸を有する凹凸部１
９を設け、凹凸部１９の略中央が係合穴１８に対向する
ように配置している。係合穴１８を中心として図４に示
す調整具のギヤを凹凸部１９に噛み合わせて回転させる
ことにより、ガイドピン２４は案内溝２３に案内され、
ガイドピン３１は案内溝３２に案内されて、固定プレー
ト３は液晶プロジェクタの本体ハウジング部の固定部に
固定されているため、液晶表示パネル保持板２が回転
し、従って、液晶表示パネルの回転角を調整することが
できる。

【００１２】図３は、本発明の液晶表示パネルの保持装
置の組立構造を示す斜視図である。固定プレート４には
ガイドピンより大きな直径を有する貫通用の開口３４及
び３６を設けて、それぞれの開口を貫通させて固定プレ
ート４の表面からガイドピン１０及び１５を突出させて
いる。固定プレート４の周辺部には長手方向を水平の向
きに配置した複数の案内溝３３と３５等を設け、案内溝
３３にはガイドピン２５を通し、案内溝３５にはガイド
ピン２９を通して、固定プレート３と固定プレート４と
を重ね合わせている。同実施例においては水平の向きに
配置した案内溝３３及び３５等を４箇所に設けるように
しているが、少なくとも２箇所以上に設けるようにすれ
ば良い。

【００１３】段差部２０は例えば固定プレート３の上部
に生ずるようにずらして固定プレート４を配置し、段差
部２０の略中央部に係合穴２１を設けて、固定プレート
４の上部の端面に複数の凹凸を有する凹凸部２２を設
け、凹凸部２２の略中央が係合穴２１に対向するように
配置している。係合穴２１を中心として図４に示す調整
具のギヤを凹凸部２２に噛み合わせて回転させることに
より、ガイドピン２５は案内溝３３に案内され、ガイド
ピン２９は案内溝３５に案内され、固定プレート４は液
晶プロジェクタの本体ハウジング部の固定部に固定され
ているため、液晶表示パネル保持板２を水平方向に移動
させることができ、従って、液晶表示パネルの水平方向
の位置を調整することができる。

【００１４】図１に示すように、固定プレート５の周辺
部には長手方向を垂直の向きに配置した案内溝１１と１
６等を設け、案内溝１１にはガイドピン１０を通し、案
内溝１６にはガイドピン１５を通して、固定プレート４
の外側に固定プレート５を重ね合わせている。同実施例
においては垂直の向きに配置した案内溝１１及び１６等
を４箇所に設けるようにしているが、少なくとも２箇所
以上に設けるようにすれば良い。段差部７は例えば固定
プレート４の側面に生ずるようにずらして固定プレート
５を配置し、段差部７の略中央部に係合穴８を設けて、
固定プレート５の側面の端面に複数の凹凸を有する凹凸
部９を設け、凹凸部９の略中央が係合穴８に対向するよ
うに配置している。

【００１５】係合穴８を中心として図４に示す調整具の
ギヤを凹凸部９に噛み合わせて回転させることにより、
ガイドピン１０は案内溝１１に案内され、ガイドピン１
５は案内溝１６に案内され、固定プレート５は液晶プロ
ジェクタの本体ハウジング部の固定部に固定されている
ため、液晶表示パネル保持板２を垂直方向に移動させる
ことができ、従って、液晶表示パネル１の垂直方向の位
置を調整することができる。固定プレート５の凹凸部９
を設けた反対側の側面にも前記と同様に凹凸部１４を設
けるようにしても良いし、あるいは片側だけに設けるよ
うにしても良く、調整のしやすさにより選択して決定す
る。凹凸部１４を設ける場合は固定プレート４上に凹凸
部１４に対応する係合穴１３と係合穴１３を設ける段差
部１２とが必要となる。同様に固定プレート３及び固定
プレート４に対しても、下側の端面に対しても凹凸部を
設けるようにしても良い。この場合、各々の凹凸部に対
応する係合穴が液晶表示パネル保持板２及び固定プレー
ト３上に必要となり、また段差部も下側に各々必要とな
る。

【００１６】図４は、本発明の液晶表示パネルの保持装
置の調整具の一実施例を示す斜視図である。調整具は操
作用の軸４５と、軸４５に取り付けられ、周辺部に固定
プレート３、４及び５に設けられた凹凸部１９、２２及
び９に歯合させることが可能なギア４７を有する円板部
４６と、円板部４６の先端に設けられ、液晶表示パネル
保持板２、固定プレート３及び４に設けられた係合穴１
８、２１及び８に係合させることが可能な突起部４８と
を備えた構造としている。前記実施例においては、液晶
表示パネル保持板２に対して、回転角調整用の固定プレ
ート３、水平方向の位置調整用固定プレート４及び垂直
方向の位置調整用固定プレート５を順に重ねるようにし
ているが、この順番は調整のしやすさにより変更して用
いるようにしても良い。

【００１７】また、調整後は例えば、液晶表示パネル保
持板２の裏面に垂直にボス３９を設けて、ボス３９の中
心にネジ穴を設ける。固定プレート３の光透過窓６の周
辺部に中心部を囲うように湾曲させた開口４０を設け
て、開口４０にボス３９を通して重ね、同様に固定プレ
ート４に水平の向きに長手方向を配置した開口４１を設
けて、開口４０にボス３９を通して重ね、同様に固定プ
レート５に垂直の向きに長手方向を配置した開口３８を
設けて、開口３８にボス３９を通して重ね、外側からネ
ジ３７を用いて締めつけて固定する。同様な構造にし
て、光透過窓６の上部と下部を固定する。あるいは、各
固定プレート３、４及び５のコーナ部に段差部を設け
て、各各固定プレート３、４及び５を各々液晶表示パネ
ル保持板２と固定するようにしても良い。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
液晶プロジェクタの本体ハウジング部の固定部に取り付
けられた、回転角調整用の固定プレートと水平方向の位
置調整用の固定プレートと垂直方向の位置調整用の固定
プレートの各々に設けられた案内溝に液晶表示パネル保
持板に取り付けられたガイドピンを挿入して液晶表示パ
ネル保持板を保持するようにしており、液晶表示パネル
保持板を動かすことにより、各々の案内溝によりガイド
ピンが案内されて移動するため、回転角の位置調整、水
平方向の位置調整及び垂直方向の位置調整用が可能とな
り、組立工数を少なくし、コストを低減することが可能
な液晶表示パネルの保持装置及びその調整具を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の液晶表示パネルの保持装置の一実施例
を示す斜視図である。

【図２】本発明の液晶表示パネルの保持装置の組立構造
を示す斜視図である。

【図３】本発明の液晶表示パネルの保持装置の組立構造
を示す斜視図である。

【図４】本発明の液晶表示パネルの保持装置の調整具の
一実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 液晶表示パネル ２ 液晶表示パネル保持板 ３ 固定プレート ４ 固定プレート ５ 固定プレート ６ 光透過窓 ７ 段差部 ８ 係合穴 ９ 凹凸部 １０ ガイドピン １１ 案内溝 １２ 段差部 １３ 係合穴 １４ 凹凸部 １５ ガイドピン １６ 案内溝 １７ 段差部 １８ 係合穴 １９ 凹凸部 ２０ 段差部 ２１ 係合穴 ２２ 凹凸部 ２３ 案内溝 ２４ ガイドピン ２５ ガイドピン ２６ 開口 ２７ 開口 ２８ 開口 ２９ ガイドピン ３０ 開口 ３１ ガイドピン ３２ 案内溝 ３３ 案内溝 ３４ 開口 ３５ 案内溝 ３６ 開口 ３７ ネジ ３８ 開口 ３９ ボス ４０ 開口 ４１ 開口 ４５ 軸 ４６ 円板部 ４７ ギア ４８ 突起部

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 表面に液晶表示パネルを取り付け、裏面
   に垂直に複数のガイドピンを取り付けた液晶表示パネル
   保持板と、液晶プロジェクタの固定された本体ハウジン
   グ部に取り付けられ、中央部に光透過窓を有する、前記
   液晶表示パネル保持板の回転角調整用の固定プレート
   と、水平方向の位置調整用の固定プレートと、垂直方向
   の位置調整用の固定プレートと、各固定プレートに設け
   た前記ガイドピンに対する案内溝、あるいは案内溝と前
   記ガイドピンを貫通させる所定の大きさとした貫通穴と
   からなり、前記液晶表示パネル保持板に面した第１の固
   定プレート及び中間の第２の固定プレートに対しては、
   前記案内溝及び前記貫通穴に前記ガイドピンを通して前
   記光透過窓を合わせて前記液晶表示パネル保持板に重ね
   て配置し、前記液晶表示パネル保持板の外側の第３の固
   定プレートに対しては、前記案内溝に前記ガイドピンを
   通して前記光透過窓を合わせて前記中間の固定プレート
   に重ねて配置したことを特徴とする液晶表示パネルの保
   持装置。
2. 【請求項２】 前記回転角調整用の固定プレートに設け
   た案内溝が略同一円周上に配置され、内側に湾曲させた
   少なくとも３個以上の案内溝からなることを特徴とする
   請求項１記載の液晶表示パネルの保持装置。
3. 【請求項３】 前記水平方向の位置調整用の固定プレー
   トに設けた案内溝が、長手方向を水平方向に配置した少
   なくとも２個以上の案内溝からなり、前記垂直方向の位
   置調整用の固定プレートに設けた案内溝が、長手方向を
   垂直方向に配置した少なくとも２個以上の案内溝からな
   る請求項１記載の液晶表示パネルの保持装置。
4. 【請求項４】 前記液晶表示パネル保持板の端面に対し
   て前記第１の固定プレートの端面をずらして内側に配置
   して段差部を設け、この段差部の前記液晶表示パネル保
   持板側に第１の係合穴を設け、前記段差部の前記第１の
   固定プレートの端面に複数の凹凸を設けた第１の凹凸部
   を設けて、前記第１の係合穴と前記第１の凹凸部とを対
   向する位置に配置し、 前記第１の固定プレートの端面に対して前記第２の固定
   プレートの端面をずらして内側に配置して段差部を設
   け、この段差部の前記第１の固定プレート側に第２の係
   合穴を設け、前記段差部の前記第２の固定プレートの端
   面に複数の凹凸を設けた第２の凹凸部を設けて、前記第
   ２の係合穴と前記第２の凹凸部とを対向する位置に配置
   し、 前記第２の固定プレートの端面に対して前記第３の固定
   プレートの端面をずらして内側に配置して段差部を設
   け、この段差部の前記第２の固定プレート側に第３の係
   合穴を設け、前記段差部の前記第３の固定プレートの端
   面に複数の凹凸を設けた第３の凹凸部を設けて、前記第
   ３の係合穴と前記第３の凹凸部とを対向する位置に配置
   したことを特徴とする請求項１記載の液晶表示パネルの
   保持装置。
5. 【請求項５】 水平方向の位置調整用の前記固定プレー
   トには、同固定プレートの水平方向の端面に前記凹凸部
   を設け、垂直方向の位置調整用の前記固定プレートに
   は、同固定プレートの垂直方向の端面に前記凹凸部を設
   けたことを特徴とする請求項４記載の液晶表示パネルの
   保持装置。
6. 【請求項６】 前記液晶表示パネル保持板の位置調整用
   の調整具が、操作軸と、この操作軸に取り付けられ、周
   辺部に前記凹凸部に歯合させることが可能なギアを有す
   る円板部と、この円板部の先端に設けられ、前記係合穴
   に係合させることが可能な突起部とを備えたことを特徴
   とする請求項４又は請求項５記載の液晶表示パネルの保
   持装置及びその調整具。