JPH085970A - ソフトコンタクトレンズ用剤 - Google Patents
ソフトコンタクトレンズ用剤Info
- Publication number
- JPH085970A JPH085970A JP6138649A JP13864994A JPH085970A JP H085970 A JPH085970 A JP H085970A JP 6138649 A JP6138649 A JP 6138649A JP 13864994 A JP13864994 A JP 13864994A JP H085970 A JPH085970 A JP H085970A
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- Japan
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- sodium
- agent
- soft contact
- contact lens
- contact lenses
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 還元剤または過酸化物と、重合リン酸塩、ケ
イ酸塩およびアルギン酸塩からなる群から選ばれる少な
くとも1種の酸塩とを含むことを特徴とするソフトコン
タクトレンズ用剤。 【効果】 ソフトコンタクトレンズの保存、殺菌、洗浄
などを行なう際に、化学物質、生体分泌物質、汚れの分
解物などがソフトコンタクトレンズに付着して変色する
のを防止できる。
イ酸塩およびアルギン酸塩からなる群から選ばれる少な
くとも1種の酸塩とを含むことを特徴とするソフトコン
タクトレンズ用剤。 【効果】 ソフトコンタクトレンズの保存、殺菌、洗浄
などを行なう際に、化学物質、生体分泌物質、汚れの分
解物などがソフトコンタクトレンズに付着して変色する
のを防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトコンタクトレン
ズの保存、殺菌、洗浄などに用いられるソフトコンタク
トレンズ用剤に関する。
ズの保存、殺菌、洗浄などに用いられるソフトコンタク
トレンズ用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にハイドロゲルであるソフトコンタ
クトレンズの変色は、コンタクトレンズケア用品中に存
在する化学物質あるいは生体分泌成分がレンズに付着
し、蓄積して発生する。この付着・蓄積による変色は使
用後約数カ月後に認められる。また、この場合酵素系洗
浄剤による洗浄・加熱滅菌処理は、酵素による分解物の
付着・蓄積により変色を促進させる場合が多い。
クトレンズの変色は、コンタクトレンズケア用品中に存
在する化学物質あるいは生体分泌成分がレンズに付着
し、蓄積して発生する。この付着・蓄積による変色は使
用後約数カ月後に認められる。また、この場合酵素系洗
浄剤による洗浄・加熱滅菌処理は、酵素による分解物の
付着・蓄積により変色を促進させる場合が多い。
【0003】従来変色したレンズを脱色する方法とし
て、次亜塩素酸ナトリウム液のようなかなり強力な塩素
系漂白剤を用いて変色物質を脱色する方法(特開昭56
−119113号公報)がある。また、高張の尿素溶液
にコンタクトレンズを浸漬させる方法(特開昭56−6
6817号公報)がある。さらにプロテアーゼなどの酵
素とチオールなどの還元剤により脱色を行う方法(特開
平4−296714号公報)がある。
て、次亜塩素酸ナトリウム液のようなかなり強力な塩素
系漂白剤を用いて変色物質を脱色する方法(特開昭56
−119113号公報)がある。また、高張の尿素溶液
にコンタクトレンズを浸漬させる方法(特開昭56−6
6817号公報)がある。さらにプロテアーゼなどの酵
素とチオールなどの還元剤により脱色を行う方法(特開
平4−296714号公報)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭56−11
9113号公報に記載の塩素系漂白剤による方法は充分
に脱色できるのは稀であるばかりか、次亜塩素酸ナトリ
ウム中の塩素が液中の化学物質と反応しさらに変色を来
すこともあった。さらにソフトコンタクトレンズを変形
させてしまうこともある。
9113号公報に記載の塩素系漂白剤による方法は充分
に脱色できるのは稀であるばかりか、次亜塩素酸ナトリ
ウム中の塩素が液中の化学物質と反応しさらに変色を来
すこともあった。さらにソフトコンタクトレンズを変形
させてしまうこともある。
【0005】また、尿素を用いる特開昭56−6681
7号公報に記載の方法は、溶血性のある高張の尿素がソ
フトコンタクトレンズ内に取り込まれたまま装着する
と、涙液とソフトコンタクトレンズ内の水分が液交換さ
れることにより多量の尿素が放出され、眼に角膜障害等
の悪影響を及ぼす。
7号公報に記載の方法は、溶血性のある高張の尿素がソ
フトコンタクトレンズ内に取り込まれたまま装着する
と、涙液とソフトコンタクトレンズ内の水分が液交換さ
れることにより多量の尿素が放出され、眼に角膜障害等
の悪影響を及ぼす。
【0006】酵素と還元剤を用いる特開平4−2967
14号公報に記載の方法では酵素による汚れの分解物が
再びレンズに付着・蓄積さらにはコンタクトレンズ内に
取り込まれることがあり、レンズが変色するという問題
を有する。
14号公報に記載の方法では酵素による汚れの分解物が
再びレンズに付着・蓄積さらにはコンタクトレンズ内に
取り込まれることがあり、レンズが変色するという問題
を有する。
【0007】従って本発明の目的は、ソフトコンタクト
レンズの保存、殺菌、洗浄などを行なう際に、化学物質
や生体分泌物質、さらには、汚れの分解物などが付着し
てコンタクトレンズが変色することを防止するソフトコ
ンタクトレンズ用剤を提供することにある。
レンズの保存、殺菌、洗浄などを行なう際に、化学物質
や生体分泌物質、さらには、汚れの分解物などが付着し
てコンタクトレンズが変色することを防止するソフトコ
ンタクトレンズ用剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のソフトコンタクトレンズ用剤は、還元剤または過酸
化物と、重合リン酸塩、ケイ酸塩およびアルギン酸塩か
らなる群から選ばれる少なくとも1種の酸塩とを含むこ
とを特徴とする。以下、本発明を詳説する。
明のソフトコンタクトレンズ用剤は、還元剤または過酸
化物と、重合リン酸塩、ケイ酸塩およびアルギン酸塩か
らなる群から選ばれる少なくとも1種の酸塩とを含むこ
とを特徴とする。以下、本発明を詳説する。
【0009】本発明のソフトコンタクトレンズ用剤にお
いては、還元剤または過酸化物を第1の必須成分として
用いる。還元剤または過酸化物は、ソフトコンタクトレ
ンズ用剤において、その還元または酸化作用により変色
したソフトコンタクトレンズを漂白するという作用を有
する。
いては、還元剤または過酸化物を第1の必須成分として
用いる。還元剤または過酸化物は、ソフトコンタクトレ
ンズ用剤において、その還元または酸化作用により変色
したソフトコンタクトレンズを漂白するという作用を有
する。
【0010】還元剤としては、チオ硫酸ナトリウム、亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナ
トリウムなどを用いるのが好ましく、着色レンズを脱色
させることがなく、且つ安定性にも優れたチオ硫酸ナト
リウムを用いるのが特に好ましい。
硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナ
トリウムなどを用いるのが好ましく、着色レンズを脱色
させることがなく、且つ安定性にも優れたチオ硫酸ナト
リウムを用いるのが特に好ましい。
【0011】また過酸化物としては過酸化水素、過炭酸
ナトリウム、過ほう酸ナトリウムなどを用いるのが好ま
しい。
ナトリウム、過ほう酸ナトリウムなどを用いるのが好ま
しい。
【0012】ソフトコンタクトレンズ用剤における還元
剤または過酸化物の量は0.01〜5(W/W)%であり、
好ましくは0.05〜2(W/W)%である。これは0.0
1(W/W)%未満では還元または酸化力が小さく漂白作用
が十分でない場合があり、5(W/W)%を超えると、カラ
ーコンタクトレンズの洗浄に使用した場合レンズ本来の
色を脱色したり、眼に対する角膜障害等の悪影響の可能
性があるからである。
剤または過酸化物の量は0.01〜5(W/W)%であり、
好ましくは0.05〜2(W/W)%である。これは0.0
1(W/W)%未満では還元または酸化力が小さく漂白作用
が十分でない場合があり、5(W/W)%を超えると、カラ
ーコンタクトレンズの洗浄に使用した場合レンズ本来の
色を脱色したり、眼に対する角膜障害等の悪影響の可能
性があるからである。
【0013】本発明のソフトコンタクトレンズ用剤は、
重合リン酸塩、ケイ酸塩およびアルギン酸塩からなる群
から選ばれる少なくとも1種の酸塩を第2の必須成分と
して含む。
重合リン酸塩、ケイ酸塩およびアルギン酸塩からなる群
から選ばれる少なくとも1種の酸塩を第2の必須成分と
して含む。
【0014】これらの酸塩は、化学物質、生体分泌物
質、汚れ分解物などがレンズへ再付着するのを防止する
作用を有する。
質、汚れ分解物などがレンズへ再付着するのを防止する
作用を有する。
【0015】これらの酸塩のうち、重合リン酸塩として
は、鎖状重合リン酸塩(ピロリン酸ナトリウム、トリ
ポリリン酸ナトリウムなど)、環状重合リン酸塩(ト
リメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム
など)などが挙げられる。
は、鎖状重合リン酸塩(ピロリン酸ナトリウム、トリ
ポリリン酸ナトリウムなど)、環状重合リン酸塩(ト
リメタリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム
など)などが挙げられる。
【0016】またケイ酸塩としては、メタケイ酸ナトリ
ウム、オルソケイ酸ナトリウムなどが挙げられる。
ウム、オルソケイ酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0017】またアルギン酸塩としては、アルギン酸ナ
トリウムなどが挙げられる。
トリウムなどが挙げられる。
【0018】上記酸塩のうち、重合リン酸塩、ケイ酸塩
は、その優れた分散力、ミセル形成能により、化学物
質、生体分泌物質、汚れ分解物などがコンタクトレンズ
に再付着するのを防止する。またアルギン酸塩は、コン
タクトレンズに直接付着し、化学物質、生体分泌物質、
汚れ分解物などがコンタクトレンズに再付着するのを防
止する。
は、その優れた分散力、ミセル形成能により、化学物
質、生体分泌物質、汚れ分解物などがコンタクトレンズ
に再付着するのを防止する。またアルギン酸塩は、コン
タクトレンズに直接付着し、化学物質、生体分泌物質、
汚れ分解物などがコンタクトレンズに再付着するのを防
止する。
【0019】ソフトコンタクトレンズ用剤中の酸塩の量
は0.01〜5(W/W)%であり、好ましくは0.1〜2
(W/W)%である。これは0.01(W/W)%未満では化学
物質、生体分泌物質、汚れ分解物などがレンズに再付着
するのを防止するには十分ではなく、また5(W/W)%を
超えると、ソフトコンタクトレンズの変色を促進してし
まったり、レンズを変形させる場合があるからである。
は0.01〜5(W/W)%であり、好ましくは0.1〜2
(W/W)%である。これは0.01(W/W)%未満では化学
物質、生体分泌物質、汚れ分解物などがレンズに再付着
するのを防止するには十分ではなく、また5(W/W)%を
超えると、ソフトコンタクトレンズの変色を促進してし
まったり、レンズを変形させる場合があるからである。
【0020】本発明の好ましい態様によれば、ソフトコ
ンタクトレンズ用剤は、酵素を含むことができ、酵素に
よりその洗浄効果を向上させることができる。
ンタクトレンズ用剤は、酵素を含むことができ、酵素に
よりその洗浄効果を向上させることができる。
【0021】酵素としては、種々のものを用いることが
できるが、特にプロテアーゼ(蛋白分解酵素)を用いる
のが好ましい。
できるが、特にプロテアーゼ(蛋白分解酵素)を用いる
のが好ましい。
【0022】その理由は、コンタクトレンズに付着して
いる蛋白質系の汚れがプロテアーゼにより分解除去され
るからである。コンタクトレンズ用剤中のプロテアーゼ
の量は4〜100u/mlであり、好ましくは5〜50u/ml
である。これは4u/ml未満では人体の分泌物が付着した
レンズに対して、十分な蛋白質分解能力を期待できない
場合があり、100u/mlを超えるとソフトコンタクトレ
ンズの変色を促進してしまうことがあるからである。
いる蛋白質系の汚れがプロテアーゼにより分解除去され
るからである。コンタクトレンズ用剤中のプロテアーゼ
の量は4〜100u/mlであり、好ましくは5〜50u/ml
である。これは4u/ml未満では人体の分泌物が付着した
レンズに対して、十分な蛋白質分解能力を期待できない
場合があり、100u/mlを超えるとソフトコンタクトレ
ンズの変色を促進してしまうことがあるからである。
【0023】好ましいプロテアーゼとしては、眼粘膜刺
激性がない濃度で最も顕著な洗浄効果があるビオプラー
ゼ(商品名、ナガセ生化学工業(株)製)、サブチリシ
ン(商品名、ノボ・ノルディクス社製)などがある。
激性がない濃度で最も顕著な洗浄効果があるビオプラー
ゼ(商品名、ナガセ生化学工業(株)製)、サブチリシ
ン(商品名、ノボ・ノルディクス社製)などがある。
【0024】また酵素としてリパーゼ(脂質分解酵素)
を含むこともできる。ソフトコンタクトレンズ用剤中の
プロテアーゼの量は5〜1000u/mlであり、好ましく
は10〜100u/mlである。
を含むこともできる。ソフトコンタクトレンズ用剤中の
プロテアーゼの量は5〜1000u/mlであり、好ましく
は10〜100u/mlである。
【0025】これは5u/ml未満では十分な脂質分解能力
を期待できない場合があり、1000u/mlを超えると、
洗浄効果に有意な差は見られないばかりか、ソフトコン
タクトレンズに付着し汚れの原因にもなりかねないから
である。
を期待できない場合があり、1000u/mlを超えると、
洗浄効果に有意な差は見られないばかりか、ソフトコン
タクトレンズに付着し汚れの原因にもなりかねないから
である。
【0026】本発明の他の態様によれば、ソフトコンタ
クトレンズ用剤は界面活性剤を含むことができる。界面
活性剤を用いることにより、脂質汚れに対する洗浄効果
を増強することができる。
クトレンズ用剤は界面活性剤を含むことができる。界面
活性剤を用いることにより、脂質汚れに対する洗浄効果
を増強することができる。
【0027】界面活性剤は、眼粘膜刺激性の少ないもの
を選び、十分に安全な濃度で使用すべきである。またレ
ンズに吸着したり、取り込まれることのないもの、レン
ズ形状や性能を変化させることのないものを選択すべき
である。
を選び、十分に安全な濃度で使用すべきである。またレ
ンズに吸着したり、取り込まれることのないもの、レン
ズ形状や性能を変化させることのないものを選択すべき
である。
【0028】このような観点から、使用し得る界面活性
剤は、非イオン型界面活性剤および陰イオン型界面活性
剤であるのが好ましく、これらの具体例として以下のも
のが挙げられる。 ・非イオン型界面活性剤 ポリオキシエチレン系、ポリオキシエチレン・ポリオキ
シプロピレンブロック共重合体系など ・陰イオン型界面活性剤 高級脂肪酸(ラウリル酸、ステアリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸など)の塩類、アルキル硫酸化塩類、アルキルベンゼ
ン系などなお、陽イオン型界面活性剤、両性イオン型界
面活性剤はレンズに吸着する等の性質があり、これを使
用することは望ましくない。
剤は、非イオン型界面活性剤および陰イオン型界面活性
剤であるのが好ましく、これらの具体例として以下のも
のが挙げられる。 ・非イオン型界面活性剤 ポリオキシエチレン系、ポリオキシエチレン・ポリオキ
シプロピレンブロック共重合体系など ・陰イオン型界面活性剤 高級脂肪酸(ラウリル酸、ステアリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン
酸など)の塩類、アルキル硫酸化塩類、アルキルベンゼ
ン系などなお、陽イオン型界面活性剤、両性イオン型界
面活性剤はレンズに吸着する等の性質があり、これを使
用することは望ましくない。
【0029】コンタクトレンズ用剤中の界面活性剤の量
は0.005〜1(W/W)%であり、好ましくは0.01
〜0.5(W/W)%である。これは0.005(W/W)%未
満では濃度が低すぎ脂質汚れに対する効果が少なく、1
(W/W)%を超えると、ハイドロゲルであるソフトレンズ
を変形させてしまう可能性があるからである。
は0.005〜1(W/W)%であり、好ましくは0.01
〜0.5(W/W)%である。これは0.005(W/W)%未
満では濃度が低すぎ脂質汚れに対する効果が少なく、1
(W/W)%を超えると、ハイドロゲルであるソフトレンズ
を変形させてしまう可能性があるからである。
【0030】本発明のソフトコンタクトレンズ用剤は、
当然のことながらpHと浸透圧に注意すべきである。レ
ンズを浸漬する際のpHは5〜8、好ましくは6.5〜
7.5に調整すべきである。pHの調整は酸および/ま
たはアルカリを用いることができるが、好ましくはホウ
酸またはリン酸緩衝液にし調整すべきである。浸漬する
際の浸透圧は、250〜350mOsmにすべきであり、好
ましくは270〜330mOsmにすべきである。浸透圧調
整剤として塩化ナトリウムを用いることもできる。
当然のことながらpHと浸透圧に注意すべきである。レ
ンズを浸漬する際のpHは5〜8、好ましくは6.5〜
7.5に調整すべきである。pHの調整は酸および/ま
たはアルカリを用いることができるが、好ましくはホウ
酸またはリン酸緩衝液にし調整すべきである。浸漬する
際の浸透圧は、250〜350mOsmにすべきであり、好
ましくは270〜330mOsmにすべきである。浸透圧調
整剤として塩化ナトリウムを用いることもできる。
【0031】なお、本発明のソフトコンタクトレンズ用
剤を用いて処理されるソフトコンタクトレンズは、ソフ
トコンタクトレンズであれば、その種類は問わないが、
水を吸収するヒドロゲルタイプのソフトコンタクトレン
ズ(例えば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ビ
ニルピロリドン、グリセリンメタクリレートモノマーな
どを必須モノマー成分とするソフトコンタクトレンズ)
に本発明のソフトコンタクトレンズ用剤を用いたとき
に、特に優れた、汚れの洗浄および再付着防止効果を奏
することができる。
剤を用いて処理されるソフトコンタクトレンズは、ソフ
トコンタクトレンズであれば、その種類は問わないが、
水を吸収するヒドロゲルタイプのソフトコンタクトレン
ズ(例えば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ビ
ニルピロリドン、グリセリンメタクリレートモノマーな
どを必須モノマー成分とするソフトコンタクトレンズ)
に本発明のソフトコンタクトレンズ用剤を用いたとき
に、特に優れた、汚れの洗浄および再付着防止効果を奏
することができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0033】実施例1 チオ硫酸ナトリウムを0.5(W/W)%、ピロリン酸ナト
リウムを0.5(W/W)%、ホウ酸を1.3(W/W)%、ホ
ウ砂を0.091(W/W)%、プロノン208(日本油脂
(株)製)を0.01(W/W)%、塩化ナトリウムを0.
2(W/W)%含む水溶液を調製し、ソフトコンタクトレン
ズ用剤とした。チオ硫酸ナトリウムは還元剤、ピロリン
酸ナトリウム(重合リン酸塩)は再付着防止剤として加
えた。ホウ酸、ホウ砂は浸透圧を調整するため、および
pHを調整する緩衝液にするため加えた。プロノン20
8(非イオン型界面活性剤)は洗浄剤成分として加え
た。
リウムを0.5(W/W)%、ホウ酸を1.3(W/W)%、ホ
ウ砂を0.091(W/W)%、プロノン208(日本油脂
(株)製)を0.01(W/W)%、塩化ナトリウムを0.
2(W/W)%含む水溶液を調製し、ソフトコンタクトレン
ズ用剤とした。チオ硫酸ナトリウムは還元剤、ピロリン
酸ナトリウム(重合リン酸塩)は再付着防止剤として加
えた。ホウ酸、ホウ砂は浸透圧を調整するため、および
pHを調整する緩衝液にするため加えた。プロノン20
8(非イオン型界面活性剤)は洗浄剤成分として加え
た。
【0034】得られたソフトコンタクトレンズ用剤中
に、2−ヒドロキシエチルメタクリレートとアルキルメ
タクリレートをモノマー成分とする共重合体よりなるソ
フトコンタクトレンズを浸漬させ煮沸滅菌処理し、常温
に戻るまでの一連の操作を100回繰り返した。レンズ
の変色は白紙上で未処理のレンズを対照にして目視によ
り観察し、次のスコアにより評価した。
に、2−ヒドロキシエチルメタクリレートとアルキルメ
タクリレートをモノマー成分とする共重合体よりなるソ
フトコンタクトレンズを浸漬させ煮沸滅菌処理し、常温
に戻るまでの一連の操作を100回繰り返した。レンズ
の変色は白紙上で未処理のレンズを対照にして目視によ
り観察し、次のスコアにより評価した。
【0035】評価スコア (−) :変化なし (+) :わずかに変色 (++):変色 100回処理後の変色の評価は(−)であった。
【0036】実施例2 実施例1と同様にして下記の組成からなるソフトコンタ
クトレンズ用剤を得た。 亜硫酸水素ナトリウム(還元剤) 0.05(W/W)% メタケイ酸ナトリウム(ケイ酸塩) 0.01 ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
クトレンズ用剤を得た。 亜硫酸水素ナトリウム(還元剤) 0.05(W/W)% メタケイ酸ナトリウム(ケイ酸塩) 0.01 ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0037】実施例3 実施例1と同様にして下記の組成からなるソフトコンタ
クトレンズ用剤を得た。 ピロ亜硫酸ナトリウム(還元剤) 0.1(W/W)% アルギン酸ナトリウム(アルギン酸塩) 0.1 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.1 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
クトレンズ用剤を得た。 ピロ亜硫酸ナトリウム(還元剤) 0.1(W/W)% アルギン酸ナトリウム(アルギン酸塩) 0.1 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.1 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0038】実施例4 実施例1と同様にして下記の組成からなるソフトコンタ
クトレンズ用剤を得た。 過ホウ酸ナトリウム(過酸化物) 0.5(W/W)% トリポリリン酸ナトリウム(重合リン酸塩) 0.5 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.1 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
クトレンズ用剤を得た。 過ホウ酸ナトリウム(過酸化物) 0.5(W/W)% トリポリリン酸ナトリウム(重合リン酸塩) 0.5 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.1 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0039】実施例5 実施例1と同様にして、下記の組成からなるソフトコン
タクトレンズ用剤を得た。 亜硫酸ナトリウム(還元剤) 0.05(W/W)% トリポリリン酸ナトリウム(重合リン酸塩) 0.05 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.2 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
タクトレンズ用剤を得た。 亜硫酸ナトリウム(還元剤) 0.05(W/W)% トリポリリン酸ナトリウム(重合リン酸塩) 0.05 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.2 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例1
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0040】実施例6 サブチリシン(ナガセ生化学工業(株)製)を0.04
(W/W)%、ホウ砂を0.091(W/W)%、ホウ酸を0.
5(W/W)%、チオ硫酸ナトリウムを0.5(W/W)%、ピ
ロリン酸ナトリウムを0.5(W/W)%、塩化ナトリウム
を0.5(W/W)%を含む水溶液を調製し、コンタクトレ
ンズ用剤とした。サブチリシンは蛋白質分解酵素、チオ
硫酸ナトリウムは還元剤、ピロリン酸ナトリウム(重合
リン酸塩)は汚れ再付着防止剤として加えた。塩化ナト
リウムは浸透圧を調整するため、ホウ酸・ホウ砂はpH
を調整する緩衝液にするために加えた。
(W/W)%、ホウ砂を0.091(W/W)%、ホウ酸を0.
5(W/W)%、チオ硫酸ナトリウムを0.5(W/W)%、ピ
ロリン酸ナトリウムを0.5(W/W)%、塩化ナトリウム
を0.5(W/W)%を含む水溶液を調製し、コンタクトレ
ンズ用剤とした。サブチリシンは蛋白質分解酵素、チオ
硫酸ナトリウムは還元剤、ピロリン酸ナトリウム(重合
リン酸塩)は汚れ再付着防止剤として加えた。塩化ナト
リウムは浸透圧を調整するため、ホウ酸・ホウ砂はpH
を調整する緩衝液にするために加えた。
【0041】2−ヒドロキシエチルメタクリレートとア
ルキルメタクリレートを主要モノマーとするソフトコン
タクトレンズを、卵製アルブミンを0.2%、塩化リゾ
チームを0.2%含む水溶液である人工汚れ液10mlに
30分間浸漬した。この人工汚れ液は、実際に人体がレ
ンズを装着した際の汚れに対しては過剰の汚れである。
次にコンタクトレンズ用剤中で1時間浸漬し、市販の煮
沸滅菌器(HOYA(株)より販売されているピュアラ
イザー2)を用い処理を行った。温度が常温に戻ったと
ころまでを一連の操作とし、この操作を100回繰り返
した。レンズの変色は白紙上で未処理のレンズを対照に
して目視により観察し、次のスコアにより評価した。
ルキルメタクリレートを主要モノマーとするソフトコン
タクトレンズを、卵製アルブミンを0.2%、塩化リゾ
チームを0.2%含む水溶液である人工汚れ液10mlに
30分間浸漬した。この人工汚れ液は、実際に人体がレ
ンズを装着した際の汚れに対しては過剰の汚れである。
次にコンタクトレンズ用剤中で1時間浸漬し、市販の煮
沸滅菌器(HOYA(株)より販売されているピュアラ
イザー2)を用い処理を行った。温度が常温に戻ったと
ころまでを一連の操作とし、この操作を100回繰り返
した。レンズの変色は白紙上で未処理のレンズを対照に
して目視により観察し、次のスコアにより評価した。
【0042】評価スコア (−) :変化なし (+) :僅かに変色 (++):変色 100回処理後の変色の評価は(−)であった。
【0043】実施例7 実施例6と同様にして、下記の組成からなるソフトコン
タクトレンズ用剤を得た。 ビオプラーゼ(プロテアーゼ) 2 (W/W)% 亜硫酸ナトリウム(還元剤) 0.05 メタケイ酸ナトリウム(ケイ酸塩) 0.01 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.1 塩化ナトリウム 0.6 HCO−60(界面活性剤、日本油脂(株)製)0.01 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例6
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
タクトレンズ用剤を得た。 ビオプラーゼ(プロテアーゼ) 2 (W/W)% 亜硫酸ナトリウム(還元剤) 0.05 メタケイ酸ナトリウム(ケイ酸塩) 0.01 リン酸2水素ナトリウム十二水和物 1.3 リン酸水素2ナトリウム二水和物 0.1 塩化ナトリウム 0.6 HCO−60(界面活性剤、日本油脂(株)製)0.01 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例6
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0044】実施例8 実施例6と同様にして、下記の組成からなるソフトコン
タクトレンズ用剤を得た。 サブチリシン(プロテアーゼ) 0.04(W/W)% 過炭酸ナトリウム(過酸化物) 0.1 アルギン酸ナトリウム(アルギン酸塩) 0.1 ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例6
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
タクトレンズ用剤を得た。 サブチリシン(プロテアーゼ) 0.04(W/W)% 過炭酸ナトリウム(過酸化物) 0.1 アルギン酸ナトリウム(アルギン酸塩) 0.1 ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.6 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例6
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0045】実施例9 実施例6と同様にして、下記の組成からなるソフトコン
タクトレンズ用剤を得た。 ビオプラーゼ(プロテアーゼ) 0.05(W/W)% リリパーゼ(リパーゼ、ナガセ生化学工業(株)製)0.05 亜硫酸水素ナトリウム 0.05 ピロリン酸ナトリウム 0.5 ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.55 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例6
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
タクトレンズ用剤を得た。 ビオプラーゼ(プロテアーゼ) 0.05(W/W)% リリパーゼ(リパーゼ、ナガセ生化学工業(株)製)0.05 亜硫酸水素ナトリウム 0.05 ピロリン酸ナトリウム 0.5 ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.55 水 適量 全量 100(W/W)% 得られたソフトコンタクトレンズ用剤について実施例6
と同様に評価した結果、100回処理後の変色の判定は
(−)であった。
【0046】比較例1 実施例6と同様にして、下記の組成からなるソフトコン
タクトレンズ用剤を得た。 サブチリシン(プロテアーゼ) 0.05(W/W)% ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.55 水 適量 全量 100(W/W)% 上記実施例6の操作および評価方法に従って評価したと
ころ、100回処理後の変色の判定は(++)であっ
た。
タクトレンズ用剤を得た。 サブチリシン(プロテアーゼ) 0.05(W/W)% ホウ酸 0.5 ホウ砂 0.01 塩化ナトリウム 0.55 水 適量 全量 100(W/W)% 上記実施例6の操作および評価方法に従って評価したと
ころ、100回処理後の変色の判定は(++)であっ
た。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、ソフトコンタクトレン
ズの保存、殺菌、洗浄などを行なう際に、化学物質、生
体分泌物質、汚れの分解物などがソフトコンタクトレン
ズに付着して変色するのを防止できるソフトコンタクト
レンズ用剤が提供された。
ズの保存、殺菌、洗浄などを行なう際に、化学物質、生
体分泌物質、汚れの分解物などがソフトコンタクトレン
ズに付着して変色するのを防止できるソフトコンタクト
レンズ用剤が提供された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/08 3/33 3/386 3/395
Claims (7)
- 【請求項1】 還元剤または過酸化物と、重合リン酸
塩、ケイ酸塩およびアルギン酸塩からなる群から選ばれ
る少なくとも1種の酸塩とを含むことを特徴とするソフ
トコンタクトレンズ用剤。 - 【請求項2】 還元剤がチオ硫酸ナトリウム、亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸水素ナトリウムおよびピロ亜硫酸ナト
リウムから選ばれる少なくとも1種である、請求項1に
記載のソフトコンタクトレンズ用剤。 - 【請求項3】 過酸化物が過酸化水素、過炭酸ナトリウ
ムおよび過ほう酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1
種である、請求項1に記載のソフトコンタクトレンズ用
剤。 - 【請求項4】 更に酵素を含む、請求項1に記載のソフ
トコンタクトレンズ用剤。 - 【請求項5】 酵素がプロテアーゼおよび/またはリパ
ーゼである、請求項4に記載のソフトコンタクトレンズ
用剤。 - 【請求項6】 更に界面活性剤を含む、請求項1に記載
のソフトコンタクトレンズ用剤。 - 【請求項7】 界面活性剤が非イオン型界面活性剤また
は陰イオン型界面活性剤である、請求項6に記載のソフ
トコンタクトレンズ用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138649A JPH085970A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ソフトコンタクトレンズ用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138649A JPH085970A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ソフトコンタクトレンズ用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085970A true JPH085970A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15226929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6138649A Pending JPH085970A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ソフトコンタクトレンズ用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085970A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011514A1 (fr) * | 1998-08-21 | 2000-03-02 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Compositions destinees a des verres de contact |
JP2010066612A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ用点眼剤 |
JP2010215601A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-30 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ用点眼剤 |
JP2019059718A (ja) * | 2017-09-22 | 2019-04-18 | ロート製薬株式会社 | コンタクトレンズ用眼科組成物 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP6138649A patent/JPH085970A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011514A1 (fr) * | 1998-08-21 | 2000-03-02 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Compositions destinees a des verres de contact |
US6432893B1 (en) | 1998-08-21 | 2002-08-13 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for removal of protein from contact lenses |
JP3564067B2 (ja) * | 1998-08-21 | 2004-09-08 | 千寿製薬株式会社 | コンタクトレンズ用剤 |
JP2010066612A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ用点眼剤 |
JP2010215601A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-30 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズ用点眼剤 |
JP2019059718A (ja) * | 2017-09-22 | 2019-04-18 | ロート製薬株式会社 | コンタクトレンズ用眼科組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031010 |