JPH0858917A - 自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫Info
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- JPH0858917A JPH0858917A JP19551294A JP19551294A JPH0858917A JP H0858917 A JPH0858917 A JP H0858917A JP 19551294 A JP19551294 A JP 19551294A JP 19551294 A JP19551294 A JP 19551294A JP H0858917 A JPH0858917 A JP H0858917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備費の増大を抑えて、入出庫の処理能力を
向上させることのできる自動倉庫を提供すること。 【構成】 物品保管棚３，４間の通路を走行可能なスタ
ッカクレーン６と、移載ステーション８，９，１０に対
して物品２の搬出入を行う入出庫コンベヤ１２を、物品
保管棚３，４内を棚の延在方向に沿って走行する如く布
設するとともに、入出庫コンベヤ１２の棚内の搬送経路
上に移載ステーション９，１０を少なくとも一つ以上装
備し、スタッカクレーン６の往復移動距離の短縮を図
る。
向上させることのできる自動倉庫を提供すること。 【構成】 物品保管棚３，４間の通路を走行可能なスタ
ッカクレーン６と、移載ステーション８，９，１０に対
して物品２の搬出入を行う入出庫コンベヤ１２を、物品
保管棚３，４内を棚の延在方向に沿って走行する如く布
設するとともに、入出庫コンベヤ１２の棚内の搬送経路
上に移載ステーション９，１０を少なくとも一つ以上装
備し、スタッカクレーン６の往復移動距離の短縮を図
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】これまで、自動倉庫として、物品を保管
する複数列の物品保管棚と、物品保管棚間の通路を走行
可能なスタッカクレーンと、該スタッカクレーンの走行
経路に臨んで配備される移載ステーションに対して物品
の搬出入を行う入出庫コンベヤとを具備し、前記移載ス
テーションと各物品保管棚との間における物品の搬出入
を前記スタッカクレーンによって行う型式のものが種々
開発されている。
する複数列の物品保管棚と、物品保管棚間の通路を走行
可能なスタッカクレーンと、該スタッカクレーンの走行
経路に臨んで配備される移載ステーションに対して物品
の搬出入を行う入出庫コンベヤとを具備し、前記移載ス
テーションと各物品保管棚との間における物品の搬出入
を前記スタッカクレーンによって行う型式のものが種々
開発されている。
【０００３】ただし、従来の自動倉庫の場合、前記移載
ステーションは、各物品保管棚の一端側、あるいはスタ
ッカクレーンが経由できる庫内の一定箇所等に設置され
ているのが普通であり、入出庫の際には、スタッカクレ
ーンが移載ステーションと各物品保管棚との間を往復す
ることになる。
ステーションは、各物品保管棚の一端側、あるいはスタ
ッカクレーンが経由できる庫内の一定箇所等に設置され
ているのが普通であり、入出庫の際には、スタッカクレ
ーンが移載ステーションと各物品保管棚との間を往復す
ることになる。
【０００４】そして、これまで、入出庫の処理能力を向
上させる目的で、移載ステーションと各物品保管棚との
間の往復にかかる時間が短縮されるようにスタッカクレ
ーンの走行速度を高速化したシステム、装備するスタッ
カクレーンの台数を増大させたシステム等が検討され
た。
上させる目的で、移載ステーションと各物品保管棚との
間の往復にかかる時間が短縮されるようにスタッカクレ
ーンの走行速度を高速化したシステム、装備するスタッ
カクレーンの台数を増大させたシステム等が検討され
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スタッカク
レーンの走行速度の高速化は、物品の積載状態、あるい
は物品の性質等によっては搬送速度を逆に制限しなけれ
ばならない場合があり、また、他の庫内設備の能力等と
の関連もあって、単純に速度を増大させることができ
ず、入出庫の処理能力を大きく向上させることは難し
い。
レーンの走行速度の高速化は、物品の積載状態、あるい
は物品の性質等によっては搬送速度を逆に制限しなけれ
ばならない場合があり、また、他の庫内設備の能力等と
の関連もあって、単純に速度を増大させることができ
ず、入出庫の処理能力を大きく向上させることは難し
い。
【０００６】また、スタッカクレーンの台数を増大させ
る方法による場合は、処理能力の大幅な向上が望める
が、スタッカクレーンは非常に高価であるため、設備費
が高額になり過ぎてしまうという問題があり、実用的で
はない。
る方法による場合は、処理能力の大幅な向上が望める
が、スタッカクレーンは非常に高価であるため、設備費
が高額になり過ぎてしまうという問題があり、実用的で
はない。
【０００７】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、設備費の増大を抑えて、入出庫の処理能
力を向上させることのできる自動倉庫を提供することで
ある。
ることにあり、設備費の増大を抑えて、入出庫の処理能
力を向上させることのできる自動倉庫を提供することで
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品を保管する複数列の物品保管棚と、物品保管棚間の通
路を走行可能なスタッカクレーンと、該スタッカクレー
ンの走行経路に臨んで配備される移載ステーションに対
して物品の搬出入を行う入出庫コンベヤとを具備し、前
記移載ステーションと各物品保管棚との間における物品
の搬出入を前記スタッカクレーンによって行う自動倉庫
であって、前記入出庫コンベヤが物品保管棚内を棚の延
在方向に沿って走行する如く布設されるとともに、前記
入出庫コンベヤの棚内の搬送経路上に前記移載ステーシ
ョンが少なくとも一つ以上装備されたことを特徴とする
自動倉庫により達成される。
品を保管する複数列の物品保管棚と、物品保管棚間の通
路を走行可能なスタッカクレーンと、該スタッカクレー
ンの走行経路に臨んで配備される移載ステーションに対
して物品の搬出入を行う入出庫コンベヤとを具備し、前
記移載ステーションと各物品保管棚との間における物品
の搬出入を前記スタッカクレーンによって行う自動倉庫
であって、前記入出庫コンベヤが物品保管棚内を棚の延
在方向に沿って走行する如く布設されるとともに、前記
入出庫コンベヤの棚内の搬送経路上に前記移載ステーシ
ョンが少なくとも一つ以上装備されたことを特徴とする
自動倉庫により達成される。
【０００９】また、上記の自動倉庫において、前記移載
ステーションが、少なくとも、前記入出庫コンベヤ上の
搬送物品を監視していて移載対象の指定物品の存在を検
出する物品検出センサと、該物品検出センサの検出信号
に基づいて前記入出庫コンベヤ上の指定物品を定位置に
停止させる物品停止手段とを備えた構成によっても、上
記目的を達成することができるものである。
ステーションが、少なくとも、前記入出庫コンベヤ上の
搬送物品を監視していて移載対象の指定物品の存在を検
出する物品検出センサと、該物品検出センサの検出信号
に基づいて前記入出庫コンベヤ上の指定物品を定位置に
停止させる物品停止手段とを備えた構成によっても、上
記目的を達成することができるものである。
【００１０】また、上記の自動倉庫において、前記移載
ステーションが、指定物品を入出庫コンベヤの搬送面か
ら持ち上げるリフト機構を具備した構成によっても、上
記目的を達成することができるものである。
ステーションが、指定物品を入出庫コンベヤの搬送面か
ら持ち上げるリフト機構を具備した構成によっても、上
記目的を達成することができるものである。
【００１１】
【作用】本発明の上記構成によれば、入出庫の際にスタ
ッカクレーンが往復しなければならない移載ステーショ
ンと各物品保管棚との間の距離を短縮することができ、
これによる往復時間の短縮によって、入出庫の処理時間
を短縮することができる。また、移載ステーションは、
スタッカクレーンと比較して安価であるため、設置台数
を増やしても、経済的な負担を小さく抑えることができ
る。したがって、設備費の増大を抑えて、入出庫の処理
能力を向上させることができる。
ッカクレーンが往復しなければならない移載ステーショ
ンと各物品保管棚との間の距離を短縮することができ、
これによる往復時間の短縮によって、入出庫の処理時間
を短縮することができる。また、移載ステーションは、
スタッカクレーンと比較して安価であるため、設置台数
を増やしても、経済的な負担を小さく抑えることができ
る。したがって、設備費の増大を抑えて、入出庫の処理
能力を向上させることができる。
【００１２】また、物品保管棚内の入出庫コンベヤの搬
送経路上に装備される移載ステーションが、移載対象の
物品を入出庫コンベヤの搬送面から持ち上げるリフト機
構を具備している場合には、該リフト機構による物品の
リフト動作によって、スタッカクレーンの移載用フォー
クを物品の下に差し込み易くしたり、あるいは、移載ス
テーションに滞留する物品のために入出庫コンベヤの搬
送作業が中断されることを防止して、入出庫コンベヤの
入出庫動作を円滑に継続させることができて、さらに、
入出庫処理を効率化することができる。
送経路上に装備される移載ステーションが、移載対象の
物品を入出庫コンベヤの搬送面から持ち上げるリフト機
構を具備している場合には、該リフト機構による物品の
リフト動作によって、スタッカクレーンの移載用フォー
クを物品の下に差し込み易くしたり、あるいは、移載ス
テーションに滞留する物品のために入出庫コンベヤの搬
送作業が中断されることを防止して、入出庫コンベヤの
入出庫動作を円滑に継続させることができて、さらに、
入出庫処理を効率化することができる。
【００１３】
【実施例】図１乃至図３は本発明に係る自動倉庫の一実
施例を示したもので、図１は要部の斜視図、図２は平面
図、図３は一実施例で使用している移載ステーションの
構成を示す拡大斜視図である。
施例を示したもので、図１は要部の斜視図、図２は平面
図、図３は一実施例で使用している移載ステーションの
構成を示す拡大斜視図である。
【００１４】この一実施例の自動倉庫１は、図１および
図２に示すように、物品２を保管する複数列（図示で
は、２列）の物品保管棚３，４と、物品保管棚３，４間
の通路５を走行可能なスタッカクレーン６と、該スタッ
カクレーン６の走行経路（図２では矢印（イ）が走行方
向を示している）に臨んで配備される移載ステーション
８，９，１０に対して物品２の搬出入を行う入出庫コン
ベヤ１２とを具備し、前記移載ステーション８，９，１
０と各物品保管棚３，４との間における物品２の搬出入
を前記スタッカクレーン６によって行うものである。
図２に示すように、物品２を保管する複数列（図示で
は、２列）の物品保管棚３，４と、物品保管棚３，４間
の通路５を走行可能なスタッカクレーン６と、該スタッ
カクレーン６の走行経路（図２では矢印（イ）が走行方
向を示している）に臨んで配備される移載ステーション
８，９，１０に対して物品２の搬出入を行う入出庫コン
ベヤ１２とを具備し、前記移載ステーション８，９，１
０と各物品保管棚３，４との間における物品２の搬出入
を前記スタッカクレーン６によって行うものである。
【００１５】前記物品２は、外郭形状を統一して積載を
容易にならしめることから、段ボールケース、あるい
は、組み立て式のコンテナ・ケース等に収容した形態で
取り扱われる。
容易にならしめることから、段ボールケース、あるい
は、組み立て式のコンテナ・ケース等に収容した形態で
取り扱われる。
【００１６】物品保管棚３，４およびスタッカクレーン
６および移載ステーション８，９，１０は、いずれも、
図１および図３に示すように、物品２を積載したパレッ
ト１３単位で、物品２の移載や保管を行うものある。
６および移載ステーション８，９，１０は、いずれも、
図１および図３に示すように、物品２を積載したパレッ
ト１３単位で、物品２の移載や保管を行うものある。
【００１７】図１および図２に示すように、前記スタッ
カクレーン６は、パレット１３単位で物品２を移載する
ために、パレット１３を移載する移載用フォーク１４を
装備している。この移載用フォーク１４は、フレーム１
５に昇降可能に保持された昇降台１６上に設置されてい
て、物品保管棚３，４に向って進退可能に、且つリフト
可能にされている。また、スタッカクレーン６のフレー
ム１５は、図１に示すように、通路５に布設された案内
レール１８に沿って走行可能にされている。前記入出庫
コンベヤ１２は、物品保管棚３，４内を棚の延在方向に
沿って走行する如く布設されている。この例では、各棚
内での入出庫コンベヤ１２の布設位置は、棚の最下段で
あるが、中段あるいは上段に布設するようにしても構わ
ない。
カクレーン６は、パレット１３単位で物品２を移載する
ために、パレット１３を移載する移載用フォーク１４を
装備している。この移載用フォーク１４は、フレーム１
５に昇降可能に保持された昇降台１６上に設置されてい
て、物品保管棚３，４に向って進退可能に、且つリフト
可能にされている。また、スタッカクレーン６のフレー
ム１５は、図１に示すように、通路５に布設された案内
レール１８に沿って走行可能にされている。前記入出庫
コンベヤ１２は、物品保管棚３，４内を棚の延在方向に
沿って走行する如く布設されている。この例では、各棚
内での入出庫コンベヤ１２の布設位置は、棚の最下段で
あるが、中段あるいは上段に布設するようにしても構わ
ない。
【００１８】前記移載ステーション８，９，１０は、い
ずれも、前記入出庫コンベヤ１２の各棚内の搬送経路上
に装備されている。ここに、移載ステーション８は、入
出庫兼用のステーションであり、物品保管棚４から出た
位置に設置されている。また、移載ステーション９は出
庫専用のステーションであり、物品保管棚４内の２ヵ所
に設置されている。また、移載ステーション１０は入庫
専用のステーションであり、物品保管棚３内の２ヵ所に
設置されている。
ずれも、前記入出庫コンベヤ１２の各棚内の搬送経路上
に装備されている。ここに、移載ステーション８は、入
出庫兼用のステーションであり、物品保管棚４から出た
位置に設置されている。また、移載ステーション９は出
庫専用のステーションであり、物品保管棚４内の２ヵ所
に設置されている。また、移載ステーション１０は入庫
専用のステーションであり、物品保管棚３内の２ヵ所に
設置されている。
【００１９】即ち、入庫する物品２を積載したパレット
１３は、入出庫コンベヤ１２から移載ステーション８ま
たは移載ステーション１０に搬入され、これらのステー
ション８，１０からスタッカクレーン６を介して所定の
棚に移載される。また、出庫する物品２を積載した棚上
のパレット１３は、スタッカクレーン６によって前記移
載ステーション８または移載ステーション９に降ろさ
れ、入出庫コンベヤ１２によって搬出される。
１３は、入出庫コンベヤ１２から移載ステーション８ま
たは移載ステーション１０に搬入され、これらのステー
ション８，１０からスタッカクレーン６を介して所定の
棚に移載される。また、出庫する物品２を積載した棚上
のパレット１３は、スタッカクレーン６によって前記移
載ステーション８または移載ステーション９に降ろさ
れ、入出庫コンベヤ１２によって搬出される。
【００２０】前述の各移載ステーション８，９，１０
は、図３に示すように、前記入出庫コンベヤ１２上の物
品２が載置されたパレット１３を監視していて移載対象
の指定物品２の存在を検出する物品検出センサ２０と、
該物品検出センサ２０の検出信号に基づいて前記入出庫
コンベヤ１２上の指定パレット（指定物品の載ったパレ
ット）１３を定位置に停止させる物品停止手段（ストッ
パ）２１と、指定パレット１３を入出庫コンベヤ１２の
搬送面から持ち上げるリフト機構２２とを具備した構成
をなしている。
は、図３に示すように、前記入出庫コンベヤ１２上の物
品２が載置されたパレット１３を監視していて移載対象
の指定物品２の存在を検出する物品検出センサ２０と、
該物品検出センサ２０の検出信号に基づいて前記入出庫
コンベヤ１２上の指定パレット（指定物品の載ったパレ
ット）１３を定位置に停止させる物品停止手段（ストッ
パ）２１と、指定パレット１３を入出庫コンベヤ１２の
搬送面から持ち上げるリフト機構２２とを具備した構成
をなしている。
【００２１】ここに、物品停止手段２１は、入出庫コン
ベヤ１２のローラ２３間に出没可能に設けられた板材
で、入出庫コンベヤ１２の搬送面よりも上方に突出させ
た部分を入出庫コンベヤ１２上を流れてきた指定パレッ
ト１３の先端面に当てることで、指定パレット１３を停
止させる。
ベヤ１２のローラ２３間に出没可能に設けられた板材
で、入出庫コンベヤ１２の搬送面よりも上方に突出させ
た部分を入出庫コンベヤ１２上を流れてきた指定パレッ
ト１３の先端面に当てることで、指定パレット１３を停
止させる。
【００２２】また、前記リフト機構２２は、入出庫コン
ベヤ１２のローラ２３間の空間に、エアシリンダ２６に
よって昇降操作するようにしたもので、後続のパレット
１３上の物品２が干渉しない程度の高さ位置まで、リフ
ト可能に設計されている。
ベヤ１２のローラ２３間の空間に、エアシリンダ２６に
よって昇降操作するようにしたもので、後続のパレット
１３上の物品２が干渉しない程度の高さ位置まで、リフ
ト可能に設計されている。
【００２３】以上の一実施例の自動倉庫１では、入出庫
に際して、入出庫対象の棚の位置に最寄りの移載ステー
ション８，９，１０を選択して、スタッカクレーン６が
往復しなければならない移載ステーションと各物品保管
棚との間の距離を短縮することができ、これによる往復
時間の短縮によって、入出庫の処理時間を短縮すること
ができる。
に際して、入出庫対象の棚の位置に最寄りの移載ステー
ション８，９，１０を選択して、スタッカクレーン６が
往復しなければならない移載ステーションと各物品保管
棚との間の距離を短縮することができ、これによる往復
時間の短縮によって、入出庫の処理時間を短縮すること
ができる。
【００２４】しかも、移載ステーション８，９，１０
は、一般的に、スタッカクレーンと比較して機能等が軽
装備で安価であるため、設置台数を増やしても、経済的
な負担を小さく抑えることができる。したがって、設備
費の増大を抑えて、入出庫の処理能力を向上させること
ができる。
は、一般的に、スタッカクレーンと比較して機能等が軽
装備で安価であるため、設置台数を増やしても、経済的
な負担を小さく抑えることができる。したがって、設備
費の増大を抑えて、入出庫の処理能力を向上させること
ができる。
【００２５】また、各移載ステーション８，９，１０
が、移載対象の物品２が載置されたパレット１３を入出
庫コンベヤ１２の搬送面から持ち上げるリフト機構２２
を具備しているため、スタッカクレーン６の移載用フォ
ーク１４をパレット１３に差し込み易くしたり、入出庫
処理を効率化することができる。
が、移載対象の物品２が載置されたパレット１３を入出
庫コンベヤ１２の搬送面から持ち上げるリフト機構２２
を具備しているため、スタッカクレーン６の移載用フォ
ーク１４をパレット１３に差し込み易くしたり、入出庫
処理を効率化することができる。
【００２６】なお、物品保管棚の列数や、スタッカクレ
ーンに装備される機能等は、前記一実施例のものに限定
するものではない。
ーンに装備される機能等は、前記一実施例のものに限定
するものではない。
【００２７】また、前述の一実施例では、パレット単位
で、物品を搬出入する場合を示したが、物品保管棚３，
４やスタッカクレーン６が、物品（ケース）単位で、物
品の搬出入を行う場合であっても、本発明を有効に活用
することができる。
で、物品を搬出入する場合を示したが、物品保管棚３，
４やスタッカクレーン６が、物品（ケース）単位で、物
品の搬出入を行う場合であっても、本発明を有効に活用
することができる。
【００２８】
【発明の効果】本発明の自動倉庫によれば、入出庫の際
のスタッカクレーンの往復移動距離を短縮することで、
入出庫の処理時間が短縮することができる。しかも、移
載ステーションは、スタッカクレーンと比較して安価で
あるため、設置台数を増やしても、経済的な負担を小さ
く抑えることができる。したがって、設備費の増大を抑
えて、入出庫の処理能力を向上させることができる。ま
た、入出庫コンベヤの搬送経路上に装備される移載ステ
ーションが、移載対象の物品を入出庫コンベヤの搬送面
から持ち上げるリフト機構を具備している場合には、ス
タッカクレーンの移載用フォークを物品の下に差し込み
易くしたり、あるいは、移載ステーションに滞留する物
品のために入出庫コンベヤの搬送作業が中断されること
を防止して、入出庫コンベヤの入出庫動作を円滑に継続
させることができて、さらに、入出庫処理を効率化する
ことができる。
のスタッカクレーンの往復移動距離を短縮することで、
入出庫の処理時間が短縮することができる。しかも、移
載ステーションは、スタッカクレーンと比較して安価で
あるため、設置台数を増やしても、経済的な負担を小さ
く抑えることができる。したがって、設備費の増大を抑
えて、入出庫の処理能力を向上させることができる。ま
た、入出庫コンベヤの搬送経路上に装備される移載ステ
ーションが、移載対象の物品を入出庫コンベヤの搬送面
から持ち上げるリフト機構を具備している場合には、ス
タッカクレーンの移載用フォークを物品の下に差し込み
易くしたり、あるいは、移載ステーションに滞留する物
品のために入出庫コンベヤの搬送作業が中断されること
を防止して、入出庫コンベヤの入出庫動作を円滑に継続
させることができて、さらに、入出庫処理を効率化する
ことができる。
【図１】本発明の一実施例の要部の斜視図である。
【図２】本発明の一実施例の平面図である。
【図３】本発明の一実施例で使用している移載ステーシ
ョンの構成を示す拡大斜視図
ョンの構成を示す拡大斜視図
１ 自動倉庫 ２ 物品 ３，４ 物品保管棚 ５ 通路 ６ スタッカクレーン ８，９，１０ 移載ステーション １２ 入出庫コンベヤ ２０ 物品検出センサ ２１ 物品停止手段 ２２ リフト機構 ２３ ローラ ２６ エアシリンダ
Claims (3)
- 【請求項１】 物品（２）を保管する複数列の物品保管
棚（３，４）と、物品保管棚（３，４）間の通路（５）
を走行可能なスタッカクレーン（６）と、該スタッカク
レーン（６）の走行経路に臨んで配備される移載ステー
ション（８，９，１０）に対して物品（２）の搬出入を
行う入出庫コンベヤ（１２）とを具備し、前記移載ステ
ーション（８，９，１０）と各物品保管棚（３，４）と
の間における物品（２）の搬出入を前記スタッカクレー
ン（６）によって行う自動倉庫であって、 前記入出庫コンベヤ（１２）が物品保管棚（３，４）内
を棚の延在方向に沿って走行する如く布設されるととも
に、 前記入出庫コンベヤ（１２）の棚内の搬送経路上に前記
移載ステーション（９，１０）が少なくとも一つ以上装
備されたことを特徴とする自動倉庫。 - 【請求項２】 前記移載ステーション（８，９，１０）
が、少なくとも、前記入出庫コンベヤ（１２）上の搬送
物品（２）を監視していて移載対象の指定物品（２）の
存在を検出する物品検出センサ（２０）と、該物品検出
センサ（２０）の検出信号に基づいて前記入出庫コンベ
ヤ（１２）上の指定物品（２）を定位置に停止させる物
品停止手段（２１）とを備えていることを特徴とする請
求項１に記載の自動倉庫。 - 【請求項３】 前記移載ステーション（８，９，１０）
が、指定物品（２）を入出庫コンベヤ（１２）の搬送面
から持ち上げるリフト機構（２２）を具備していること
を特徴とする請求項１または２に記載の自動倉庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19551294A JPH0858917A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 自動倉庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19551294A JPH0858917A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 自動倉庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858917A true JPH0858917A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16342318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19551294A Pending JPH0858917A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 自動倉庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858917A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014037313A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備及びそれを備えたピッキング設備 |
| JP2015044639A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 伊東電機株式会社 | 物品搬送装置、並びに、物品保管装置 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19551294A patent/JPH0858917A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014037313A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備及びそれを備えたピッキング設備 |
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