JPH0858613A - 自動車の操舵輪の偏角表示装置 - Google Patents
自動車の操舵輪の偏角表示装置Info
- Publication number
- JPH0858613A JPH0858613A JP23197494A JP23197494A JPH0858613A JP H0858613 A JPH0858613 A JP H0858613A JP 23197494 A JP23197494 A JP 23197494A JP 23197494 A JP23197494 A JP 23197494A JP H0858613 A JPH0858613 A JP H0858613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering wheel
- deflection angle
- angle
- steering
- declination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の操舵輪の偏角情報を、運転席内に表
示する装置である。 【構成】 操舵輪の偏角を検出し、これを運転席内に表
示する装置である。
示する装置である。 【構成】 操舵輪の偏角を検出し、これを運転席内に表
示する装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の操舵輪の偏角
情報を運転席内に表示する装置に関するものである。
情報を運転席内に表示する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車においては、操舵輪の偏角は運転
操作上非常に重要な意味を持つが、従来の自動車には、
操舵輪の偏角を運転席内に表示する装置が無かった。そ
のため運転操作時に操舵輪の偏角を知るには自動車の進
み具合、すなわち直進するか、あるいは右または左に旋
回するかによって、感覚的に判断する以外の手段が無か
った。従って運転操作時、特にいわゆる車庫入れなど煩
雑なハンドル操作をしている最中に、操舵輪がどちらを
向いているかが分からなくなることがしばしば起こると
いう欠点を有していた。
操作上非常に重要な意味を持つが、従来の自動車には、
操舵輪の偏角を運転席内に表示する装置が無かった。そ
のため運転操作時に操舵輪の偏角を知るには自動車の進
み具合、すなわち直進するか、あるいは右または左に旋
回するかによって、感覚的に判断する以外の手段が無か
った。従って運転操作時、特にいわゆる車庫入れなど煩
雑なハンドル操作をしている最中に、操舵輪がどちらを
向いているかが分からなくなることがしばしば起こると
いう欠点を有していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の欠
点に鑑み、運転操作時に分かり易い操舵輪の偏角表示を
実現するために発明されたのである。
点に鑑み、運転操作時に分かり易い操舵輪の偏角表示を
実現するために発明されたのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】いま、その構成を図１を
用いて説明すると、 （イ）操舵輪偏角検出装置１を設ける。 （ロ）操舵輪偏角表示装置２を運転席内に設ける。 以上のように装置する。
用いて説明すると、 （イ）操舵輪偏角検出装置１を設ける。 （ロ）操舵輪偏角表示装置２を運転席内に設ける。 以上のように装置する。
【０００５】
【作用】次に本発明の作用を述べる。標準的な自動車に
於いては、操舵輪は通常前車輪であるので、以下操舵輪
は前車輪として説明する。前車輪を直進状態にして真上
から見ると、通常前方は後方よりやや内側を向いてい
る。この内側を向いた角度をトーインと言うが、このた
め前車輪の偏角は、直進方向から計ると右側輪と左側輪
で一致しない。従って直進状態の前車輪がトーインして
いる状態からの偏角のことを以下、操舵輪の偏角として
説明する。操舵輪の偏角は、ステアリングホイール（ハ
ンドル）の回転角が、ステアリングホイールと同軸につ
ながったステアリングシャフトの回転を介して伝わるこ
とにより生じる。ステアリングホイールならびにステア
リングシャフトの回転角（通常は片側に最大で１．５回
転：５４０度以上）と、操舵輪の偏角（通常は片側に最
大で３０〜４０度程度）は一致しないが比例関係にある
ので、操舵輪偏角検出装置１はステアリングシャフトの
回転角を検出し、これを換算するととにより操舵輪の偏
角情報を得る。なおステアリングホイールの微少な初期
回転角が操舵輪に伝わらない、いわゆるハンドルの遊び
という現象があるが、本装置は厳密な操舵輪の偏角を表
示することを目的としないので、ハンドルの遊びによる
誤差はこれを無視する。操舵輪偏角表示装置２は運転席
内に装備され、操舵輪偏角検出装置１から送られた操舵
輪の偏角情報を表示する。
於いては、操舵輪は通常前車輪であるので、以下操舵輪
は前車輪として説明する。前車輪を直進状態にして真上
から見ると、通常前方は後方よりやや内側を向いてい
る。この内側を向いた角度をトーインと言うが、このた
め前車輪の偏角は、直進方向から計ると右側輪と左側輪
で一致しない。従って直進状態の前車輪がトーインして
いる状態からの偏角のことを以下、操舵輪の偏角として
説明する。操舵輪の偏角は、ステアリングホイール（ハ
ンドル）の回転角が、ステアリングホイールと同軸につ
ながったステアリングシャフトの回転を介して伝わるこ
とにより生じる。ステアリングホイールならびにステア
リングシャフトの回転角（通常は片側に最大で１．５回
転：５４０度以上）と、操舵輪の偏角（通常は片側に最
大で３０〜４０度程度）は一致しないが比例関係にある
ので、操舵輪偏角検出装置１はステアリングシャフトの
回転角を検出し、これを換算するととにより操舵輪の偏
角情報を得る。なおステアリングホイールの微少な初期
回転角が操舵輪に伝わらない、いわゆるハンドルの遊び
という現象があるが、本装置は厳密な操舵輪の偏角を表
示することを目的としないので、ハンドルの遊びによる
誤差はこれを無視する。操舵輪偏角表示装置２は運転席
内に装備され、操舵輪偏角検出装置１から送られた操舵
輪の偏角情報を表示する。
【０００６】
【実施例】なお操舵輪の偏角は、ステアリングシャフト
の回転角から検出せずに、直接これを検出する方法も考
えられる。この場合、操舵輪と共に動くタイロッドやナ
ックルアームの動きから偏角を検出することになり、ハ
ンドルの遊びによる誤差が発生しない利点がある。図２
は本発明の操舵輪偏角表示装置の表示図である。これは
運転席内に装備される、いわゆるメーターパネルを示し
ている。３は指針でありこの偏角が操舵輪の偏角を示
す。４はメーターパネルに刻印されたスケールであり、
操舵輪の直進状態を示す目印となる。５はメーターパネ
ルに刻印されたスケールであり、操舵輪の最大偏角状態
を示す目印となる。指針３は左右のスケール５の間を操
舵輪の偏角に従って動く。６はメーターパネル内で別色
塗装された部分であり、この範囲には指針３が入ってこ
ないことを示している。メーターパネルには６の部分は
必須ではなく、図３のようにこの部分を無くした扇型の
メーターパネルとしてもよい。あるいはメーターパネル
を図４のようにして、自動車を模して刻印された図の中
で、前輪部分の模擬指針７が実際の操舵輪の偏角を示す
ようにしてもよい。
の回転角から検出せずに、直接これを検出する方法も考
えられる。この場合、操舵輪と共に動くタイロッドやナ
ックルアームの動きから偏角を検出することになり、ハ
ンドルの遊びによる誤差が発生しない利点がある。図２
は本発明の操舵輪偏角表示装置の表示図である。これは
運転席内に装備される、いわゆるメーターパネルを示し
ている。３は指針でありこの偏角が操舵輪の偏角を示
す。４はメーターパネルに刻印されたスケールであり、
操舵輪の直進状態を示す目印となる。５はメーターパネ
ルに刻印されたスケールであり、操舵輪の最大偏角状態
を示す目印となる。指針３は左右のスケール５の間を操
舵輪の偏角に従って動く。６はメーターパネル内で別色
塗装された部分であり、この範囲には指針３が入ってこ
ないことを示している。メーターパネルには６の部分は
必須ではなく、図３のようにこの部分を無くした扇型の
メーターパネルとしてもよい。あるいはメーターパネル
を図４のようにして、自動車を模して刻印された図の中
で、前輪部分の模擬指針７が実際の操舵輪の偏角を示す
ようにしてもよい。
【０００７】
【発明の効果】このように、運転席内に操舵輪の偏角情
報が表示されるので、運転操作時に操舵輪がどちらを向
いているかがすぐに分かるようになる。
報が表示されるので、運転操作時に操舵輪がどちらを向
いているかがすぐに分かるようになる。
【図１】本発明の装置構成図
【図２】本発明の操舵輪偏角表示装置の表示図
【図３】本発明の操舵輪偏角表示装置の他の実施例の表
示図
示図
【図４】本発明の操舵輪偏角表示装置の他の実施例の表
示図
示図
１は操舵輪偏角検出装置 ２は操舵輪偏角表示装置 ３は指針 ４はスケール ５はスケール ６は別色で塗装された部分 ７は模擬指針
Claims (1)
- 【請求項１】 自動車の操舵輪の偏角を検出し、操舵輪
の偏角を表示する装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23197494A JPH0858613A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 自動車の操舵輪の偏角表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23197494A JPH0858613A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 自動車の操舵輪の偏角表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858613A true JPH0858613A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16931971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23197494A Pending JPH0858613A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 自動車の操舵輪の偏角表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858613A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102878951A (zh) * | 2012-09-14 | 2013-01-16 | 北京航空航天大学 | 一种基于图像的车辆方向盘转角检测方法及检测装置 |
| CN104176124A (zh) * | 2014-07-15 | 2014-12-03 | 安徽东皖车桥科技有限公司 | 叉车转向角度仪 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP23197494A patent/JPH0858613A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102878951A (zh) * | 2012-09-14 | 2013-01-16 | 北京航空航天大学 | 一种基于图像的车辆方向盘转角检测方法及检测装置 |
| CN104176124A (zh) * | 2014-07-15 | 2014-12-03 | 安徽东皖车桥科技有限公司 | 叉车转向角度仪 |
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