JPH0858490A - 自動車におけるエンジン熱利用簡易シャワ−装置 - Google Patents
自動車におけるエンジン熱利用簡易シャワ−装置Info
- Publication number
- JPH0858490A JPH0858490A JP6222421A JP22242194A JPH0858490A JP H0858490 A JPH0858490 A JP H0858490A JP 6222421 A JP6222421 A JP 6222421A JP 22242194 A JP22242194 A JP 22242194A JP H0858490 A JPH0858490 A JP H0858490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- water
- radiator
- engine
- shower device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のエンジン熱を利用した簡便なシャワ
−装置を提供する。 【構成】 エンジンEのウオ−タジャケットJからラジ
エ−タRにいく熱水の一部を加熱源とする熱交換型温水
器1をラジエ−タR附近部に、またコック7を有するシ
ャワ−器6を装着した水タンク5を車体の屋根部に高架
させ、前記熱交換型温水器1内には、前記ラジエ−タR
への熱水導入管4の中間より分岐させた加熱管2と前記
タンク5に接続した受熱管3とを交互に組入れて熱交換
されるように配管され、受熱後の前記受熱管3は前記温
水器1外に導出されて中間にポンプ8を介して前記水タ
ンク5に還元接続され、放熱後の前記加熱管2は前記温
水器1外に導出されてエンジンEのウオ−タジャケット
Jへ戻されるようにして構成される。
−装置を提供する。 【構成】 エンジンEのウオ−タジャケットJからラジ
エ−タRにいく熱水の一部を加熱源とする熱交換型温水
器1をラジエ−タR附近部に、またコック7を有するシ
ャワ−器6を装着した水タンク5を車体の屋根部に高架
させ、前記熱交換型温水器1内には、前記ラジエ−タR
への熱水導入管4の中間より分岐させた加熱管2と前記
タンク5に接続した受熱管3とを交互に組入れて熱交換
されるように配管され、受熱後の前記受熱管3は前記温
水器1外に導出されて中間にポンプ8を介して前記水タ
ンク5に還元接続され、放熱後の前記加熱管2は前記温
水器1外に導出されてエンジンEのウオ−タジャケット
Jへ戻されるようにして構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の走行中のエン
ジン熱を利用して温水を蓄え、キャンプ先などにおいて
簡易に使用できるシャワ−装置に関する。
ジン熱を利用して温水を蓄え、キャンプ先などにおいて
簡易に使用できるシャワ−装置に関する。
【0002】
【従来技術】これまで大型のキャンピングカ−には、プ
ロパンガスボンベを搭載してガス湯沸しによりシャワ−
を浴びる設備がととのっているが、RV車(レクリエ−
ショナル・ビ−グル車)や中小型自動車には採用できな
い形式のものであった。なおキャンピングカ−は山野に
乗り入れても踏込み先に限界があり、奥地などは中小型
自動車にかなわない。
ロパンガスボンベを搭載してガス湯沸しによりシャワ−
を浴びる設備がととのっているが、RV車(レクリエ−
ショナル・ビ−グル車)や中小型自動車には採用できな
い形式のものであった。なおキャンピングカ−は山野に
乗り入れても踏込み先に限界があり、奥地などは中小型
自動車にかなわない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る実情に鑑みてなされたもので、RV車や中小型自動車
に簡便に備えられ、熱源もエンジンの放熱を利用するか
ら経済性を確保し、また走行中に温水が得られるからい
つでも使用できるシャワ−装置を提供するものである。
る実情に鑑みてなされたもので、RV車や中小型自動車
に簡便に備えられ、熱源もエンジンの放熱を利用するか
ら経済性を確保し、また走行中に温水が得られるからい
つでも使用できるシャワ−装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシャワ−装置は、自動車のエンジンEのウ
オ−タジャケットJからラジエ−タRにいく熱水の一部
を加熱源とする熱交換型温水器1をラジエ−タR附近部
に、またコック7を有するシャワ−器6を装着した水タ
ンク5を車体の屋根部に高架させる。前記熱交換型温水
器1内には、前記ラジエ−タRへの熱水導入管4の中間
より分岐させた加熱管2と前記タンク5に接続した受熱
管3とを交互に組入れて熱交換されるように配管され
る。そして受熱後の前記受熱管3は前記温水器1外に導
出されて中間にポンプ8を介して前記水タンク5に還元
接続され、放熱後の前記加熱管2は前記温水器1外に導
出されてエンジンEのウオ−タジャケットJへ戻される
ようにして構成される。
め、本発明のシャワ−装置は、自動車のエンジンEのウ
オ−タジャケットJからラジエ−タRにいく熱水の一部
を加熱源とする熱交換型温水器1をラジエ−タR附近部
に、またコック7を有するシャワ−器6を装着した水タ
ンク5を車体の屋根部に高架させる。前記熱交換型温水
器1内には、前記ラジエ−タRへの熱水導入管4の中間
より分岐させた加熱管2と前記タンク5に接続した受熱
管3とを交互に組入れて熱交換されるように配管され
る。そして受熱後の前記受熱管3は前記温水器1外に導
出されて中間にポンプ8を介して前記水タンク5に還元
接続され、放熱後の前記加熱管2は前記温水器1外に導
出されてエンジンEのウオ−タジャケットJへ戻される
ようにして構成される。
【0005】
【作用並びに効果】水タンク5に水を満たし、走行中に
おいてポンプ8を始動させる。するとタンク5内の水が
熱交換型温水器1内に送水さる。この温水器1内にはラ
ジエ−タRへの熱水導入管4の中間より分岐させた加熱
管2と、前記水タンク5の下部に接続した受熱管3とを
交互に組入れてあるから、その温水器1を通過する過程
で熱交換が行われ、受熱後の前記受熱管3は前記温水器
1外に導出されて前記水タンク5にポンプアップされ、
放熱後の前記加熱管2は前記温水器1外に導出されてラ
ジエ−タRの排水と合流してエンジンEのウオ−タジャ
ケットJへ戻される仕組である。本発明者の実験では、
毎分800回転程度の暖気運転で、10分後には60度
のお湯が供給でき、回転数をさらに上げれば80度まで
は可能であることが確認された。熱効率は85%と高
く、燃費への影響もない。ラジエ−タとは無縁の独立し
た装置であり、簡便に取付けが可能で、特にRV車や中
小型自動車に適切である。熱源も水冷式エンジンの放熱
を利用するから経済性を確保し、また走行中に温水が得
られるからいつでも使用できる。水タンク5内に汲み上
げる水は、水道水に限らず河川水、池水その他人体に無
害のものであれば種類を問わない。停車時において水道
に直結すると供給量は無制限となる。
おいてポンプ8を始動させる。するとタンク5内の水が
熱交換型温水器1内に送水さる。この温水器1内にはラ
ジエ−タRへの熱水導入管4の中間より分岐させた加熱
管2と、前記水タンク5の下部に接続した受熱管3とを
交互に組入れてあるから、その温水器1を通過する過程
で熱交換が行われ、受熱後の前記受熱管3は前記温水器
1外に導出されて前記水タンク5にポンプアップされ、
放熱後の前記加熱管2は前記温水器1外に導出されてラ
ジエ−タRの排水と合流してエンジンEのウオ−タジャ
ケットJへ戻される仕組である。本発明者の実験では、
毎分800回転程度の暖気運転で、10分後には60度
のお湯が供給でき、回転数をさらに上げれば80度まで
は可能であることが確認された。熱効率は85%と高
く、燃費への影響もない。ラジエ−タとは無縁の独立し
た装置であり、簡便に取付けが可能で、特にRV車や中
小型自動車に適切である。熱源も水冷式エンジンの放熱
を利用するから経済性を確保し、また走行中に温水が得
られるからいつでも使用できる。水タンク5内に汲み上
げる水は、水道水に限らず河川水、池水その他人体に無
害のものであれば種類を問わない。停車時において水道
に直結すると供給量は無制限となる。
【0006】
【実施例】自動車のエンジンEのウオ−タジャケットJ
からラジエ−タRにいく熱水の一部を加熱源とする熱交
換型温水器1をラジエ−タR附近部に備える。他方、コ
ック7を有するシャワ−器6を車体後尾に向けて装着し
たポリエチレン製の水タンク5を車体の屋根部に高架さ
せさせる。そして前記熱交換型温水器1内には、前記ラ
ジエ−タRへの熱水導入管4の中間より分岐させた加熱
管2と、前記タンク5の下部に接続した受熱管3とを交
互に組入れて熱交換されるように配管され、受熱後の前
記受熱管3は前記温水器1外に導出されて中間にポンプ
8を介して前記水タンク5の上部に還元接続され、放熱
後の前記加熱管2は前記温水器1外に導出されて、ラジ
エ−タRの排水と合流されてエンジンEのウオ−タジャ
ケットJへ戻されるようにして構成される自動車におけ
るエンジン熱利用簡易シャワ−装置である。
からラジエ−タRにいく熱水の一部を加熱源とする熱交
換型温水器1をラジエ−タR附近部に備える。他方、コ
ック7を有するシャワ−器6を車体後尾に向けて装着し
たポリエチレン製の水タンク5を車体の屋根部に高架さ
せさせる。そして前記熱交換型温水器1内には、前記ラ
ジエ−タRへの熱水導入管4の中間より分岐させた加熱
管2と、前記タンク5の下部に接続した受熱管3とを交
互に組入れて熱交換されるように配管され、受熱後の前
記受熱管3は前記温水器1外に導出されて中間にポンプ
8を介して前記水タンク5の上部に還元接続され、放熱
後の前記加熱管2は前記温水器1外に導出されて、ラジ
エ−タRの排水と合流されてエンジンEのウオ−タジャ
ケットJへ戻されるようにして構成される自動車におけ
るエンジン熱利用簡易シャワ−装置である。
【図1】本発明装置を備えた自動車の略図的透視図
【図2】同上斜視図
E 自動車のエンジン J ウオ−タジャケット R ラジエ−タ 1 熱交換型温水器 2 加熱管 3 受熱管 4 熱水導入管 5 水タンク 6 シャワ−器 7 コック 8 ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンEのウオ−タジャケットJから
ラジエ−タRにいく熱水の一部を加熱源とする熱交換型
温水器(1)をラジエ−タR附近部に、またコック
(7)を有するシャワ−器(6)を装着した水タンク
(5)を車体の屋根部に高架させ、前記熱交換型温水器
(1)内には、前記ラジエ−タRへの熱水導入管(4)
の中間より分岐させた加熱管(2)と前記タンク(5)
に接続した受熱管(3)とを交互に組入れて熱交換され
るように配管され、受熱後の前記受熱管(3)は前記温
水器(1)外に導出されて中間にポンプ(8)を介して
前記水タンク(5)に還元接続され、放熱後の前記加熱
管(2)は前記温水器(1)外に導出されてエンジンE
のウオ−タジャケットJへ戻されるようにしたことを特
徴とする自動車におけるエンジン熱利用簡易シャワ−装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6222421A JPH0858490A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 自動車におけるエンジン熱利用簡易シャワ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6222421A JPH0858490A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 自動車におけるエンジン熱利用簡易シャワ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858490A true JPH0858490A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16782131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6222421A Pending JPH0858490A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 自動車におけるエンジン熱利用簡易シャワ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0858490A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102090851A (zh) * | 2010-12-10 | 2011-06-15 | 蔡钟坤 | 便携式淋浴房 |
CN109330437A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-02-15 | 青岛九瑞汽车有限公司 | 车载抽拉式淋浴系统 |
KR102464247B1 (ko) * | 2022-05-12 | 2022-11-07 | 김기현 | 샤워 장치를 구비한 캠핑 트레일러 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP6222421A patent/JPH0858490A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102090851A (zh) * | 2010-12-10 | 2011-06-15 | 蔡钟坤 | 便携式淋浴房 |
CN109330437A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-02-15 | 青岛九瑞汽车有限公司 | 车载抽拉式淋浴系统 |
KR102464247B1 (ko) * | 2022-05-12 | 2022-11-07 | 김기현 | 샤워 장치를 구비한 캠핑 트레일러 |
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