JPH0858306A - 弾性のある変形可能な環状構造体を有する2輪車用チューブレスタイヤアセンブリ - Google Patents

弾性のある変形可能な環状構造体を有する2輪車用チューブレスタイヤアセンブリ

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JPH0858306A
JPH0858306A JP7193279A JP19327995A JPH0858306A JP H0858306 A JPH0858306 A JP H0858306A JP 7193279 A JP7193279 A JP 7193279A JP 19327995 A JP19327995 A JP 19327995A JP H0858306 A JPH0858306 A JP H0858306A
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tire
rim
annular structure
flange
bead
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JP7193279A
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Philippe Bretey
ブレテイ フィリップ
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Original Assignee
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C5/00Inflatable pneumatic tyres or inner tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
    • B60C17/01Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor utilising additional inflatable supports which become load-supporting in emergency
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/02Seating or securing beads on rims
    • B60C15/028Spacers between beads
    • B60C15/032Spacers between beads inflatable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤ、独立したチューブ及びバルブの通過の
ための少なくとも1つの穴及び2つのフランジ縁をもつ
リムを含むスポークホイールで構成された2輪車装備用
アセンブリを、タイヤの膨張用空気がタイヤの内壁と直
接接触しているアセンブリに改造する。 【解決手段】本発明は、通常気密でないリム(2)上に
チューブと共に取りつけられる2輪車用タイヤ(1)
を、膨張圧力が直接タイヤ(1)の内壁上に加わるタイ
ヤアセンブリに改造することを可能にする方法について
記述している。本発明は同様に、前記改造を行うのに必
要な異なる要素を含んで成るキットにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2輪車用タイヤの分
野、より特定的には、スポークを有するホイール上にチ
ューブと共に通常取りつけられるタイヤの分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかるタイヤにおいては、膨張圧力はこ
のタイヤの内壁上に直接加わらず、チューブを介して及
ぼされる。鋭利な物体を含む起伏の多い地面での走行に
際しては、チューブは頻繁にパンクする傾向をもち、タ
イヤをそのリムから脱出させたり(リム外れ)車両の方
向制御を喪失させる原因となることが最も多い。チュー
ブのパンクは、タイヤと同時にチャンバに穴を開ける物
体又はチューブの衝撃−狭窄効果と呼ばれるメカニズム
の仕業である穿孔の結果もたらされる。この後者の場
合、例えば障害物の通過時点といったような動的積載荷
重の作用下で、タイヤの子午断面及びチューブの子午断
面は、激しく強く圧壊され地面又は障害物とリムのフラ
ンジ部との間ではさまれる。この狭窄作用の下で、局所
的に多大な応力を受けたチューブは引裂を受ける可能性
があり、かくしてこのチューブの瞬間的空気抜け及び急
激な平坦化が引き起こされることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、タイ
ヤ及びそれを取りつけるホイールが通常の設計のもので
あるとして、これらの通常利用されるタイヤやホイール
について何ら変更を加えることなく急激なパンクの危険
性を除去することを可能にする、2輪車用タイヤに適合
させることのできる1つの解決法を提案することにあ
る。本発明のもう1つの課題は、タイヤの穿孔によるパ
ンクの場合でさえタイヤがリムから外れることなく走行
を可能にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、タイヤ
と、独立したチューブと、バルブの通過のための少なく
とも1つの穴及び2つのフランジをもつリムとを含むス
ポークホイールで構成された2輪車装備用アセンブリ
を、タイヤの膨張用空気がタイヤの内壁と直接接触して
いるアセンブリに改造する方法において、前記タイヤは
前記リムのフランジと接触するようになっているビード
を含み、 a)バルブ用の単数又は複数の穴を除いて、リムの底面
を気密にする段階、 b)リムのフランジ部の間にタイヤの1本のビードを置
く段階、 c)リム上に取つけられたタイヤの内面及びリムの底面
によって限定された体積よりも小さい体積をもち、しか
もひとたび所定の場所に置かれるとリムのフランジの外
径よりも小さい内径を有ししかもあらゆる応力から解放
された状態で半径方向断面で見たときのその軸方向寸法
がリム上に取りつけられたタイヤのビード間の距離より
も大きい弾性のある変形可能な連続した環状構造体を、
タイヤの中に導入する段階、 d)環状構造体がタイヤの2つのビードの間に軸方向に
位置づけられかくしてリムのフランジに対し押しつける
ような形でタイヤのこれらのビードを軸方向に離隔させ
ることができるように、リム上に第2のビードを設置す
る段階、 e)次に、専用に設けられた膨張手段を利用することに
より、望ましい圧力までタイヤを膨張させる段階、を含
む改造方法を提供することにある。
【0005】あらゆる応力から解放された状態というの
は、タイヤから外された環状構造体の状態のことであ
る。1つの構造体が弾性がありかつ変形可能と言われる
のは、それが応力作用下で変形でき、しかもこの応力を
除去した後でその初期形状を回復させることができる場
合である。好ましくは、タイヤの取りつけを容易にする
べく、連続環状構造体は膨張手段を含む膨張可能な構造
体であり、かかる構造体は、膨張された状態でタイヤの
内部と、リム底面により限定された体積よりも小さい体
積を占有し、この膨張された構造体は、リムのフランジ
部の外径よりも小さい内径、及び膨張されあらゆる応力
から解放された状態でリム上に取りつけられたタイヤの
ビード間の軸方向距離よりも大きい半径方向断面の軸方
向寸法を有している。この膨張可能な環状構造体は、前
述の方法の段階c)で膨張されない状態で設置され、こ
の方法はこのとき次の段階により続行される: − 膨張可能な環状構造体がタイヤの2つのビードの間
で軸方向に位置決めされるような形で、第2のビードを
リム上に設置する段階; − リムのフランジと接触させるような形でタイヤのビ
ードを軸方向に間隔を隔てて配置するのに充分な圧力で
環状構造体を膨張させる段階; − 最後に、望ましい圧力までタイヤの膨張を行なう。
【0006】タイヤの膨張が実施されると直ちに、タイ
ヤのビードをリムのフランジ部に対してさらにしっかり
と押しつけるべく、タイヤの膨張圧力に近い又はそれ以
上の圧力までの膨張可能な環状構造体の膨張を再開する
ことを考慮することができる。かくしてタイヤ内の膨張
圧力の減少又は膨張圧力の喪失の場合でさえ、リム外れ
つまり走行中のリムとタイヤの分離の可能性を除去する
ことが可能である。本発明は同様に、2輪車のための、
2つのフランジをもつリムを含むスポークホイール上に
独立したチューブと共に通常取りつけるようになってい
るタイヤで構成されたアセンブリを、タイヤの膨張用空
気がこのタイヤの内部壁と直接接触している同じタイヤ
と同じリムを含むアセンブリに改造するキットにおい
て、このタイヤは、前記リムの前記フランジと接触する
ようになっているビードを含み、ひとたび所定の位置に
置かれるとリムのフランジの外径よりも小さい内径をも
ちかつあらゆる応力から解放された状態でその半径方向
断面の軸方向最大寸法がリム上に取りつけられたビード
の内部で軸方向に利用可能な空間よりも少なくともわず
かに大きいような弾性のある変形可能な環状構造体を含
んで成り、バルブがタイヤの膨張を可能にする、改造用
キットを提案することをも目的としている。
【0007】環状構造体は、同じタイヤアセンブリがチ
ューブ付きで取り付けられた場合に比べてホイール上に
チューブ無しで取りつけられたタイヤアセンブリの重量
を減少させることができるようにするべく、例えば低密
度の弾性発泡プラスチックタイプの材料で作ることがで
きる。環状構造体は好ましくは、リムのフランジの円周
全体にわたりこれらのフランジにタイヤビードを押しつ
けることができるように、連続している。一方、弾性の
ある変形可能な環状構造体がタイヤの膨張とは独立して
前記構造体の膨張用手段を含む膨張可能な環状構造体で
あり、この膨張された構造体の内径はリムのフランジの
外径よりも小さく、前記構造体の半径方向断面の最大軸
方向寸法が、膨張されあらゆる応力から解放された状態
で、リム上に取りつけられたビードの軸方向内側で利用
可能な空間よりも少なくともわずかに大きい、改造用キ
ットも同様に提案されている。
【0008】膨張されあらゆる応力から解放された状態
というのは、タイヤから外れ、その内側での膨張用内部
圧が及ぼす応力のみを受けている環状構造体の状態のこ
とである。前記改造用キットはさらに、リム底面の気密
性を実現する目的で、例えば円周方向にこのリム底面上
に巻きつけられるようになっている気密性リボン、又は
リム底面の幅を少なくとも被覆することになっている弾
性かつ気密性の連続した帯状物を含むことができる。本
明細書に添付された図面は、制限的な意味の無い形で本
発明の2つの実施の形態を示しており、その原理及び利
点をより良く理解できるようにしている。
【0009】
【実施の形態】図1では、取り付け用リム2のフランジ
21上及びこれらのフランジ21から半径方向に外向き
に又軸方向に内向きに位置決めされたその延長部分上に
支持されている2つのビード4を含むタイヤ1が表わさ
れている。リム2は、2つの間仕切り24及び25で形
成されたそのリム底面26上に、スポーク通過・固定用
穴23ならびにバルブタイプの膨張用手段の通過のため
の穿孔を含んでいる。図1に表わされているような、リ
ム2上に取りつけられたタイヤ1の本発明に従った第1
の改造様式においては、まず最初に、図2に概略的に示
されているような膨張可能な環状構造体3の膨張用バル
ブ6を通過させることができるようにリム底面26の間
仕切り24及び26の2番目の穿孔を行なう。次に、前
記底面上に気密性手段5を配置することによりリム26
の底面の気密性を実現する;この作業は、例えば、リム
底面26の半径方向外側の表面上に1周又は複数周にわ
たり気密性リボン51を巻きつけかくして特にこのリム
のスポークの固定用穴23のレベルで前記リム底面26
の気密性を実現することによって実施することができ
る。好ましくは、このリボンは、スポークの固定用穴に
直角にこのリボンの変形を制限しかつかくしてこのリボ
ンの引裂に対するより大きい強度を確保するような形
で、この例では織物コード52により円周方向に補強さ
れている。
【0010】リム底面26の形状によりぴったりと一致
しかくしてさらに優れた気密性を実現するべく、リム底
面と接触することになるその面上で非常に変形性の高い
材料での被覆を受けているという特徴を有し、その上こ
の底面上に付着することさえできる気密性リボンを利用
することが望ましい可能性がある。本発明に従ったもう
1つの改造様式においては、場合によってその直径を拡
大した後、リムのバルブ用の唯一の穴を利用して、例え
ば一方がタイヤ1に他方が環状構造体3に連結された独
立した2つの膨張用径路を有する唯一のバルブを用いる
ことによりそこにタイヤ1の膨張用手段と同時に環状構
造体3の膨張用手段をも通過させることが可能である。
このような2路バルブの例は、特許US2991821
号の中で記述されている。
【0011】複数の膨張用バルブの場所(又唯一のバル
ブの場合には1つの場所)において、気密性を実現する
リボン51は穿孔され、タイヤ1の膨張用手段は図2に
表わされている通りに設置される。リム底面26上でタ
イヤ1及び環状構造体3の膨張用手段7及び6を所定の
場所に維持し気密性を確保することは、周知の要領で前
記手段のベースを取り囲む弾性パッキン71及び61を
圧縮することによって行なわれている。リム2上にタイ
ヤ1の第1のビードを取りつけた後、リム底面26に専
用に設けられた穴の中に構造体3の膨張用手段6を通過
させるような形でリム2のフランジ21の間にこの環状
構造体3を場合によってはその変形弾性を利用して設置
する。最後に、第2のビードも又既知の要領でリム2上
に設置される。
【0012】記述されている例においては、タイヤ1の
ビード4の間に軸方向に位置決めされた環状構造体3
は、気密性ある弾性エラストマ材料で作られている。こ
の構造体3は、膨張状態でその内径D3 がフランジ21
の外径D21よりも小さく、しかも膨張されあらゆる応力
から解放された状態つまりタイヤ1から外れた状態での
その半径方向断面の最大軸方向寸法L3 がリム上に取り
つけられたビードの内部で利用可能な空間L4 よりも大
きくこのケースにおいてはフランジ21の延長部分22
の間の軸方向距離L22にほぼ等しいようなものである。
このとき、タイヤ1のビード4を間隔を隔てて配置し少
なくともフランジ21の延長部分22と接触させるのに
充分な圧力まで、環状構造体3の膨張を行なう。その
後、気密性が気密性リボン51によりリム底面26のレ
ベルで実現されていること及びタイヤ1のビード4がリ
ム2のフランジ21の延長部分22に対して押しつけら
れていることを考慮に入れて望ましい圧力までタイヤを
膨張させることが可能である。リムフランジレベルで気
密性を実現することになるために充分な環状構造体3に
対して及ぼされる圧力は、それでもわずかなものであ
り、この環状構造体3の壁とタイヤ1の内部壁の間でそ
れらが接触している場所においてのタイヤ1の膨張用空
気の通過を妨げることはできない。環状構造体3の外部
壁とタイヤ1の内部壁があまりにも平滑すぎ、かくして
その接触レベルで気密性を作り出すことができず、こう
してタイヤ1の膨張を困難にしている場合には、環状構
造体3と前記タイヤ1の間の膨張用空気の通過を容易に
する目的で、例えば荒目やすりなどを用いて前記壁の上
にいくつかの細かい条痕をつけることが必要である。
【0013】膨張中の膨張可能な環状構造体3の外径D
5 の増大を制御し、この構造体がタイヤ1のビード4の
間の所定の場所にとどまることができるようにするべ
く、この構造体には前記直径D5 の変動の制御手段を有
することができる。これらの手段は、図4に表わされて
いるとおり、半径方向に最も外側に位置決めされた構造
体の区分の一部分の中で円周方向に配置された織物製補
強コード34で構成されていてよい。リム底面26上の
リボン51の巻きつけの場合、特に経時的にリム底面の
気密性の強度を増大させる目的で、図3に表わされてい
る通り、ひとたび膨張されたならばリボンの異なる巻き
の上に圧縮応力を及ぼすような形で環状構造体3を寸法
決定することが望ましい可能性がある。リム底面を被覆
するリボン51上に圧縮応力を加えることにより、環状
構造体3は前記リボン51をリム底面26に対して押し
つけ、それから半径方向に離隔しないようにする。この
効果を得る1つの方法は、積み重ねられた少なくとも2
つの層31及び32から成る膨張可能な環状構造体3を
利用することにあり、ここで各々の層は、円周方向に対
して膨張されていない状態で測定した場合に25°と5
0°の間にある角度に従って配置されている織物製補強
材33によって補強されたエラストマ材料で構成されて
おり、各層の補強材は、隣接する層(単複)の補強材に
対して交叉している。角度は、タイヤの分野で利用され
る通常の慣習に従って測定される。この環状構造体3が
膨張された場合、その内径D3 は減少し、かくして補足
的な外部手段無しで、リムフランジ21と前記ビードの
接触を実現するためにタイヤビードの間にこの構造体を
適正に設置することが可能となる。この環状構造体に関
連したもう1つの利点は、所定の位置に維持するべくリ
ム底面上に配置されたリボン51に対して圧縮応力を加
えることができるということにある。
【0014】かかる膨張可能性な環状構造体の例は、
「ホース」と呼ばれる外皮の中に見られる。リム底面2
6を被覆する手段5上に支持される膨張可能な環状構造
体3のこの形態においてこの構造体の外径D5 がフラン
ジ21の直径D21よりも大きいようにしたならば、この
構造体3は同様に、このタイヤ1の膨張圧力の喪失の場
合にタイヤ1に対する内部サポートとしても役立つこと
ができる。最後に、タイヤ1自体の衝撃−狭窄作用によ
る穿孔の危険性をさらに低減させたい場合には、図3に
表わされているように、前記構造体の外部壁の半径方向
外側の部分上に、タイヤが激しい衝撃を受けた場合にこ
のタイヤ1の圧壊たわみを制限するためタイヤ1と環状
構造体3との間で自由に残された空間の大部分を子午断
面にて占有する変形可能で弾性の材料で作られた少なく
とも1つの要素8が配置されていることを特徴とする膨
張可能な環状構造体3を利用することができる。その
上、タイヤ1のパンクの場合、環状構造体3が膨張状態
にとどまりフランジ21に対して所定の位置にこのタイ
ヤ1のビードを維持することから、この配置は、空気抜
け様式にて充分な走行条件を確保することを可能にす
る。図3に示されている例においては、環状構造体3の
上には、半径方向外側の接着により、ほぼ矩形断面をも
つ弾性発泡性プラスチック製の連続した環8が固定され
ており、かくして、ひとたびタイヤ1内の所定の位置に
置かれたならばこの環8は例えば半径方向内側にその2
つの稜8′及び8″によってタイヤ1の内部表面と接触
した状態となるようになっている。
【0015】図4は、膨張中の構造体の外径の変動を制
限するような形で円周方向に方向づけされた織物製補強
コード34によってその半径方向断面の半径方向外側の
半分上で補強された弾性材料で作られた膨張可能な環状
構造体3の一変形態様を示している。一方、この環状構
造体3はその外部表面上に接着された状態で、タイヤの
膨張不足又は完全空気抜け走行の場合に弾性サポートと
して役立つための環の1区分を形成する弾性発泡性プラ
スチック製のブロックを含んでいる。本書に記述されて
いる改造方法は、2輪車向けに取りつけられるアセンブ
リにおいて、チューブを伴う通常の取りつけに比べてこ
のアセンブリを重くすることなく、衝撃−狭窄作用によ
る穿孔の危険性を減少させることにより起伏ある地面上
での走行に対してより優れた耐久性とより優れた有効性
をこのアセンブリに提供する、このタイヤを膨張させる
のにチューブを必要としない、通常はチューブの備わっ
たタイヤ及びスポークホイールを含んで成るアセンブ
リ、を容易に得ることを可能にする。
【0016】本発明の1つの応用分野は、スポーツ競技
の枠内で、競技中の取りつけの容易さ及び有効性がきわ
めて重要なパラメータであるいわゆるオフロードバイク
に対する利用にも関するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って改造された、リム上に取りつけ
られた2輪車用のタイヤの半径方向断面を表わす。
【図2】図1の実施の形態に対応する環状構造体とタイ
ヤのそれぞれの膨張用手段の取りつけ様式を表わす。
【図3】弾性内部サポートを含む本発明に従った第2の
実施の形態を表わす。
【図4】膨張可能な環状構造体のもう1つの実施の形態
断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 リム 3 変形可能な環状構造体 4 ビード 7 バルブ 8、81 変形可能で弾性の材料で作られた要素 21 リムのフランジ 26 リム底面 31、32 積重なった層 33 織物補強材 34 補強用コード 51 リボン 52 織物コード

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤと、独立したチューブと、バルブ
    用の少なくとも1つの穴及び2つのフランジをもつリム
    とを含むスポークホイールで構成された2輪車装備用ア
    センブリを、タイヤの膨張用空気がタイヤの内壁と直接
    接触しているアセンブリに改造する方法であって、前記
    タイヤは前記リムのフランジと接触するようになってい
    るビードを含み、 a)バルブ用の単数又は複数の穴を除いて、リムの底面
    を気密にする段階、 b)リムのフランジ部の間にタイヤの1つのビードを置
    く段階、 c)リム上に取つけられたタイヤの内面及びリムの底面
    によって限定された体積よりも小さい体積をもち、しか
    もひとたび所定の場所に置かれるとリムのフランジの外
    径よりも小さい内径を有ししかもあらゆる応力から解放
    された状態で半径方向断面で見たときのその軸方向寸法
    がリム上に取りつけられたタイヤのビード間の軸方向距
    離よりも大きい弾性のあるかつ変形可能な連続した環状
    構造体を、タイヤの中に導入する段階、 d)環状構造体がタイヤの2つのビードの間に軸方向に
    位置決めされかくしてリムのフランジに押しつけるよう
    な形でタイヤのこれらのビードを軸方向に間隔を隔てて
    配置することができるように、リム上に第2のビードを
    設置する段階、 e)次に、専用に設けられた膨張手段を利用することに
    より、望ましい圧力までタイヤを膨張させる段階、を含
    む改造方法。
  2. 【請求項2】 連続する環状構造体が膨張手段を含む膨
    張可能な環状構造体であり、この構造体は、タイヤの第
    2のビードの設置後、望ましい圧力までのタイヤの膨張
    を行なう前に、リムのフランジにビードを押しつけるよ
    うな形でかつこれらのビードを軸方向に間隔を隔てて配
    置するのに充分な圧力に膨張させられることを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 タイヤを望ましい圧力に膨張させた後、
    新たにタイヤの膨張圧力よりも大きい圧力まで膨張可能
    な環状構造体の膨張を行なうことを特徴とする、請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 2輪車のための、2つのフランジをもつ
    リムを含むスポークホイール上に独立したチューブと共
    に取りつけるようになっているタイヤ(1)で構成され
    たアセンブリを、タイヤ(1)の膨張用空気がこのタイ
    ヤの内部壁と直接接触しているアセンブリに改造するキ
    ットにおいて、前記タイヤ(1)は前記リム(2)の前
    記フランジ(21)と接触するようになっているビード
    を含み、ひとたび所定の位置に置かれるとリム(2)の
    フランジ(21)の外径D21よりも小さい内径D3 をも
    ち、あらゆる応力から解放された状態でその半径方向断
    面の軸方向寸法L3 がリム上に取りつけられたビードの
    内部で利用可能な軸方向空間L4 よりも少なくともわず
    かに大きいような弾性のある変形可能な環状構造体
    (3)を含んで成り、バルブ(7)がタイヤ(1)の膨
    張を可能にする、改造用キット。
  5. 【請求項5】 環状構造体がタイヤ(1)の膨張とは独
    立して前記構造体の膨張を可能にする手段を含む膨張可
    能な構造体であり、前記膨張された構造体(3)は、リ
    ム(2)のフランジ(21)の外径D21よりも小さい内
    径D3 、及びあらゆる応力から解放された膨張状態にて
    リム上に取りつけられたビードの内部で利用可能な軸方
    向空間L4 よりも少なくともわずかに大きいその半径方
    向断面の軸方向寸法L3 、を有していることを特徴とす
    る、請求項4に記載の改造用キット。
  6. 【請求項6】 さらにリムの底面(26)を気密にする
    のに利用される手段を含んで成り、かかる手段(5)
    が、気密でかつ前記リム底面上に巻きとられるのに適し
    たリボン(51)により構成されていることを特徴とす
    る、請求項5に記載の改造用キット。
  7. 【請求項7】 気密性リボン(51)がこのリボンの長
    手方向に織物コード(52)で補強されていることを特
    徴とする、請求項6に記載の改造用キット。
  8. 【請求項8】 気密性リボン(51)は、リム底面(2
    6)と接触することになっているその面上で、この底面
    上に付着することのできる変形性の非常に高い材料で被
    覆されていることを特徴とする、請求項7に記載の改造
    用キット。
  9. 【請求項9】 環状構造体(3)が、膨張圧力の作用下
    での前記構造体(3)の外径D5 の変動の制限手段を含
    むことを特徴とする、請求項5〜8のいずれか1項に記
    載の改造用キット。
  10. 【請求項10】 環状構造体(3)の外径D5 の変動の
    制限手段が、円周方向でかつ半径方向に最も外側にある
    構造体の区分の一部分の中に配置された補強用コード
    (34)で構成されていることを特徴とする、請求項9
    に記載の改造用キット。
  11. 【請求項11】 環状構造体(3)が、ひとたび設置さ
    れ膨張されたならば前記リム底面(26)上に押しつけ
    る形でこのリム底面(26)の気密性を確保する手段
    (5)上に圧縮応力を加えるように寸法決定されている
    ことを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載
    の改造型キット。
  12. 【請求項12】 環状構造体(3)が少なくとも2つの
    積重なった層(31、32)により構成されており、各
    層が、膨張されていない状態で円周方向に対して測定さ
    れた場合に25°〜50°の間にある角度に従って配置
    された織物補強材(33)により補強されているエラス
    トマ材料で構成されており、各層の補強材が隣接した層
    の補強材(33)に対して交差して配置されていること
    を特徴とする、請求項11に記載の改造型キット。
  13. 【請求項13】 環状構造体(3)が、ひとたび所定の
    位置に置かれ膨張されると、リム(2)のフランジ(2
    1)の外径D21よりも大きい外径D5 を有することを特
    徴とする、請求項5〜12のいずれか1項に記載の改造
    用キット。
  14. 【請求項14】 膨張可能な環状構造体(3)の外壁の
    半径方向外側の部分上に、タイヤ(1)の空気が抜けて
    荷重を受けた時点でのその圧壊たわみを制限するべく子
    午断面にて前記膨張可能な環状構造体(3)とタイヤ
    (1)の間で自由に残された空間の大部分を占有する変
    形可能な弾性材料でできた少なくとも1つの要素(8、
    81)が配置されていることを特徴とする、請求項5〜
    13のいずれか1項に記載の改造用キット。
  15. 【請求項15】 弾性及び気密性を有しリム底面の幅を
    少なくとも被覆するための連続した帯状物をさらに含ん
    で成ることを特徴とする、請求項5に記載の改造用キッ
    ト。
  16. 【請求項16】 膨張可能な環状構造体(3)の膨張用
    手段及びタイヤ(1)のバルブが、リム(2)上のバル
    ブのための唯一かつ同じ穴を利用することを特徴とす
    る、請求項5〜15のいずれか1項に記載の改造用キッ
    ト。
  17. 【請求項17】 膨張用手段が一方ではタイヤ(1)の
    又他方では環状構造体(3)の膨張のための独立した2
    つの径路をもつ唯一のバルブで構成され、前記バルブに
    は、リム底面(26)との気密性を実現するために必要
    な手段が具備されていることを特徴とする、請求項16
    に記載の改造用キット。
JP7193279A 1994-07-29 1995-07-28 弾性のある変形可能な環状構造体を有する2輪車用チューブレスタイヤアセンブリ Pending JPH0858306A (ja)

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