JPH085803Y2 - 印刷機械のローラ着脱用エアシリンダ - Google Patents

印刷機械のローラ着脱用エアシリンダ

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JPH085803Y2
JPH085803Y2 JP2470289U JP2470289U JPH085803Y2 JP H085803 Y2 JPH085803 Y2 JP H085803Y2 JP 2470289 U JP2470289 U JP 2470289U JP 2470289 U JP2470289 U JP 2470289U JP H085803 Y2 JPH085803 Y2 JP H085803Y2
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JP
Japan
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roller
cylinder
air cylinder
printing machine
spring
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JP2470289U
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JPH02115437U (ja
Inventor
博志 高橋
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Komori Corp
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Komori Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は印刷機械におけるローラ着脱用エアシリンダ
に関する。
〈従来の技術〉 印刷機械のインキローラ、給水ローラの中には、対接
する相手ローラに対して着脱可能に構成されたものが多
く、機械の非稼働時には相手ローラから離間させるよう
にしている。すなわち、非稼働中にローラを長時間に亘
って互いに接触させておくと、接触部位が凹んで印刷む
ら等の原因を作る虞れがあるからである。
一般に、この種のローラの着脱はエアシリンダの駆動
によって行われている。ここで、電源が切られて、機械
が長時間の休止状態となる場合には、エアシリンダのエ
ア漏れが起こり、自重によってロールが相手ロールと接
触してしまう可能性がある。そこで、従来はロール保持
レバーに復帰用のばねを取付け、このばねによってロー
ラを相手ローラから離間される方向に常時付勢する方法
が採られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、従来この復帰用ばねはエアシリンダと別体
で配設されていたので、比較的広い配設スペースが必要
とされるばかりでなく、組立に手間取るという問題があ
った。
本考案は、このような従来の問題を解決するものであ
り、コンパクトに構成可能な自動復帰機能を有するロー
ラ着脱用エアシリンダを提供することを目的としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本考案にかかる印刷機械のロー
ラ着脱用エアシリンダは、対接する相手ローラに対して
着脱可能に支持されたローラを駆動する印刷機械のロー
ラ着脱用エアシリンダにおいて、前記ローラの離脱の際
にはローラの自重に抗して当該ローラを駆動し、装着の
際にはローラの自重がかかる方向に当該ローラを駆動す
るように配設されると共に、前記ローラが前記相手ロー
ラから離間(離脱)する方向にシリンダロッドを付勢す
るばねを備えたことを特徴とする。
ここで、前記シリンダロッドの一端部をシリンダ本体
の外部まで延出すると共に、前記ローラが前記相手ロー
ラに接近する方向における前記シリンダロッドのストロ
ーク端を規制するストッパを該シリンダロッドの前記延
出された端部に位置調節可能に取付ける一方、前記ばね
を前記ストッパと前記シリンダ本体との間に介装すると
よい。
〈作用〉 シリンダ非作動時は、ばねの働きによってシリンダロ
ッドが後退してローラを相手ローラから離間させる。シ
リンダ作動時は、ばね力に抗してシリンダロッドが前進
してローラを相手ローラに係合させる。ばねがシリンダ
に一体化されることで、全体としてコンパクトに構成さ
れ、取扱いを容易とする。
また、シリンダロッドに取付けられたストッパはロー
ラと相手ローラとのニップ圧を規制する一方、ストッパ
とシリンダ本体との間にばねを配置することで、ばねの
取付スペースが縮少される。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面によって詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例にかかるローラ着脱用エア
シリンダの一部破断平面図、第2図は印刷機械の給水装
置における本実施例の位置付けを表わす概略構成図であ
る。
第2図に示すように、本実施例は印刷機械の給水装置
における調量ローラ11の着脱に適用されたものである。
第2図において、12は水舟、13は水元ローラ、14は移し
ローラ、15は水着ローラ、16は版胴、17はインキ着ロー
ラ、18はブリッジローラである。
調量ローラ11はその両端部を偏心軸19を介して図示し
ないフレームに支持されていて、この軸19をレバー20に
よって回動させることでその偏心作用によって調量ロー
ラ11が移しローラ14に対して着脱されるように構成され
ている。このレバー20の先端にはその駆動源として本案
エアシリンダ21が取付けられる。
第1図に示すように、このエアシリンダ21はシリンダ
本体22に突設された支軸23によって機械フレーム24に回
動自在に支持されている。シリンダ本体22に内装されて
いる図示しないピストンに固定されたシリンダロッド25
の一端がピン26を介して前記レバー20に枢着される。而
して、シリンダロッド25を第1図で下方へ伸長させる
と、レバー20が回動して調量ローラ11が移しローラ14に
接近してそれと係合する一方、シリンダロッド25が第1
図で上方へ移動すると、調量ローラ11が移しローラ14か
ら離間する。
シリンダロッド25のもう一方の端部は、シリンダ本体
22の後端面から後方に延出され、その先端にねじ部27が
形成されている。そして、このねじ部27にはストッパ28
及びそのロックナット29が螺着されている。
ストッパ28は、シリンダロッド25が第1図で下方へ移
動した時に、シリンダ本体22に固定されたスリーブ30に
当接し、これによってシリンダロッド25のストローク端
が規制されるようになっている。このストローク端にお
いては、調量ローラ11が移しローラ14に圧接された状態
にあり、このストローク端の位置によって両ローラ11,1
4のニップ圧が決定されることとなる。ストローク端の
位置の変更はストッパ28のねじ部27に対する螺合位置を
変えることで容易に行うことができる。
また、ストッパ28とシリンダ本体22の間には復帰用の
圧縮コイルばね31が介装されていて、このばね31によっ
てシリンダロッド25は第1図で上方へ付勢されている。
このような構成によれば、エアシリンダ21の非作動時
は、ばね31のばね力によってシリンダロッド25は上方へ
後退して調量ローラ11が移しローラ14から離間した状態
が維持される。一方、エアシリンダ21を作動させると、
ばね31のばね力に抗してシリンダロッド25が移動し、調
量ローラ11がストッパ28で制御されるニップ圧で移しロ
ーラ14に圧接される。
このエアシリンダ21では、復帰用のばね31をシリンダ
と一体化したので、全体としてコンパクトに構成でき、
組立時等における取扱いも容易となる。また、シリンダ
本体22からシリンダロッド25の一端を突出させてストッ
パ28を取付け、ストッパ28とシリンダ本体22との間にば
ね31を介装する構成は、ばね31の特別の取付スペースを
不要とし、省スペース化を可能としている。
尚、上述の実施例では、ばね31をシリンダ本体22の外
部に設けているが、シリンダ本体22の内部に設けるよう
にしてもよい。
また、本案エアシリンダ21の適用箇所も上述の調量ロ
ーラ11に限られるものではなく、その他の着脱が行われ
るローラに用いることが可能である。
〈考案の効果〉 以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように本考案
によれば、復帰用のばねを一体的に設けたので、全体と
してコンパクトに構成できると共に、組立等の取扱いが
容易となりその作業性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるローラ着脱用エアシ
リンダの一部破断平面図、第2図は印刷機械の給水装置
における本実施例の位置付けを表わす概略構成図であ
る。 図面中、 11は調量ローラ、14は移しローラ、21はエアシリンダ、
22はシリンダ本体、25はシリンダロッド、28はストッ
パ、31はばねである。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対接する相手ローラに対して着脱可能に支
    持されたローラを駆動する印刷機械のローラ着脱用エア
    シリンダにおいて、前記ローラの離脱の際にはローラの
    自重に抗して当該ローラを駆動し、装着の際にはローラ
    の自重がかかる方向に当該ローラを駆動するように配設
    されると共に、前記ローラが前記相手ローラから離脱す
    る方向にシリンダロッドを付勢するばねを備えたことを
    特徴とする印刷機械のローラ着脱用エアシリンダ。
  2. 【請求項2】前記シリンダロッドの一端部がシリンダ本
    体の外部まで延出されると共に、前記ローラが前記相手
    ローラに接近する方向における前記シリンダロッドのス
    トローク端を規制するストッパが該シリンダロッドの前
    記延出された端部に位置調節可能に取付けられる一方、
    前記ばねが前記ストッパと前記シリンダ本体との間に介
    装されたことを特徴とする請求項(1)記載の印刷機械
    のローラ着脱用エアシリンダ。
JP2470289U 1989-03-06 1989-03-06 印刷機械のローラ着脱用エアシリンダ Expired - Lifetime JPH085803Y2 (ja)

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JPH02115437U JPH02115437U (ja) 1990-09-14
JPH085803Y2 true JPH085803Y2 (ja) 1996-02-21

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