JPH0857301A - ランダム充填材 - Google Patents
ランダム充填材Info
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- JPH0857301A JPH0857301A JP7041405A JP4140595A JPH0857301A JP H0857301 A JPH0857301 A JP H0857301A JP 7041405 A JP7041405 A JP 7041405A JP 4140595 A JP4140595 A JP 4140595A JP H0857301 A JPH0857301 A JP H0857301A
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Abstract
の新規な充填要素。 【構成】 本発明においては例えば交換処理装置に使用
されるランダム充填要素が提供される。本発明の充填要
素は曲げられた細片と突出部を有し、液が流れる面、滴
下点およびガスを流す通路を十分に供給し、交換処理充
填ベッド中の流体の相互作用を強化しており、充填要素
に対する種々の形は細片を湾曲させるパターンおよび取
り付け区域を選ぶことにより得られる。本発明の充填要
素は充填要素が延びた状態になるのを防ぐための短くさ
れた細片を有し、また細片、突出部および取り付け区域
を強化するためのリブを含んでいる。
Description
る。特に本発明は例えば物質移動または熱交換工程に使
用されるような交換処理室に用いられる充填要素に関す
る。
まれ、これらの工程を行うために充填カラムまたは充填
室が使用される。このような工程は蒸溜、吸収および脱
吸収、ガスの浄化および乾燥、洗滌および種々の生物的
工程、例えば瀘過を含むことができる。通常は1種のガ
スと1種の液との組み合わせであるが、場合によっては
2種の液体のような2種の流体を室内で、典型的には向
流をなして混合し、これらの2種の流体を同じ流れの軸
に沿って一般的に反対向きに移動させる。順流系におい
ては、単一の流れの軸に沿って2種の流体を一般的に同
じ向きに移動させる。交叉流の装置では別々の交叉する
流れの軸に沿って2種の流体を移動させる。
速度は、該処理室の内部の液によって濡らされた2種の
液が互いに接触し得る有効表面積の大きさが増加するに
つれて増加する。充填要素はこの室の内部に置かれ、こ
のような接触を起こすのに有効な表面積の大きさを増加
させるのに用いられる。一般に充填要素およびその移動
処理室内における配置に従って充填系には二つの型があ
る。構造をもった充填要素系は一般に該室の中に配置さ
れ細長い構造をもった充填要素を含んでいる。ランダム
充填系は一般に小さい個別的な充填要素から成り、これ
らの要素は不規則な方法で交換室にの中に落し込むこと
ができる。
まれ、カラムの中の2種の流体の間の相互作用を増加さ
せ、工程の効率を向上させる。流体の少なくとも1種が
液体である場合には、液によって濡られせる表面積を十
分に大きくし、液が一つの表面から他の表面に移動する
間該表面が表面の間を流れる他の流体としてのガスに露
出されるような滴下点(drip point)を設け
ることにより、流体の間の相互作用を増加させることが
できる。充填材によって与えられる表面が緻密すぎる
と、充填材の中のガスの移動が妨げられるほど十分に大
きなガス流の抵抗が生じ、液がガスに露出される機会が
減少する。設計の悪いランダム充填要素は相互補完的な
構造が著しく、このような充填要素は他の充填要素と比
較的しっかりと絡み合い、その効果は第2の要素の横方
向にも及ぶ。このようなランダム充填要素を積み重ねる
と、比較的密に詰まった表面配列が生じ、ガス流の抵抗
が大きくなる。さらに液が流れる面を密に充填し過ぎた
場合、液は滴り落ちることなく一つの面から他の面へと
渡って行く。このような現象はガスとの相互作用断面積
を減少させるばかりでなく、ガスの充填材中の流れをさ
らに阻害する。
記の欠点をもたないランダム充填要素が提供される。
で2種の流体間の相互作用の機会を増加させるランダム
充填要素が提供される。本発明においては、例えば液体
のような少なくとも1種の流体によって濡らされる液流
面を適当に引き離し、ガスのような他の流体が流れる抵
抗を減少させるような配置をもった本発明の充填要素に
よって交換工程の相互作用を増加させることができる。
本発明の充填要素には液流面からの滴下点が豊富に存在
し、且つこの滴下点は液が滴下点から他の液流面へと渡
って行く機会を最小限度に抑制するように十分に離され
ている。本発明によれば交換処理室の充填ベッドの中で
このような充填要素が多数絡まり合って積み重なる傾向
を最小にすることができる。
含む交換処理室に用いられるランダム充填要素が提供さ
れるが、この充填要素は一般に平らな材料シートからつ
くられ、これを分離して多数の細片および突出部にし、
材料の相対する両端には該細片および突出部を取り付け
る取り付け区域が備えられている。取り付け区域は材料
の端の中間にもつくられ、細片はこの中間取り付け区域
にも取り付けられ、また突出部もこのような中間取り付
け区域に取り付けることができる。突出部、或いは指状
部によって滴下点が与えられる。また突出部および/ま
たは細片の縁は波形になっており、滴下点になる。波形
の縁はまた多数の充填要素が絡み合うのを防いでいる。
取り付け区域の間に延びた2個の細片が一緒になって閉
じたループになっている。特にこの突出部は長さが異な
っている。この細片は一般にそれぞれ異なった形をもっ
ているか、および/または材料シートの元の面に関し異
なった位置を有している。このようにして該細片および
突出部は例えば材料の反対側へと延び、材料の別々の互
いに平行な端により規定された面に垂直な軸の周りに充
填要素が回転対称をなして配置されないようにしてい
る。また細片、および可能ならば突出部が延出したパタ
ーンは、材料シートの面に垂直な充填要素の横方向の広
がりにより正味の捩れた或いは傾いた効果を与え、その
結果充填要素が例えば交換工程が行われる室中で充填ベ
ッドの中で傾いた位置で沈積し得るようになっている。
により定義される面に関し曲げられた細片を若干有し、
また一般的に直線をなした細片を少なくとも一つもって
いる。このような直線状の細片は互いに連結された2個
の突出部によって作られるか、或いは例えば一般的に直
線状の細片の長さを短くするような材料中に存在する屈
曲部を含んでいる。また中間の取り付け区域からそれぞ
れ二つの端取り付け区域へと反対方向に延び、且つ一般
に該二つの端取り付け区域によって規定される面に垂直
な共通の面に沿って延びている二つの細片は、該二つの
端取り付け区域によって定義された面に関し反対方向に
曲げられていることができる。
は細片または突出部はリブを含み、このリブはそれぞれ
の取り付け区域、細片または該リブの少なくとも長手部
分に沿って一般に長手方向に延びていることができる。
の用途に使用できる他の任意の適当な材料、例えばプラ
スチックスでつくることができる。例えば金属シートを
縦切りし、次に例えば元の面の形から変形させて得られ
る細片を曲げ、得られた突出部を延ばすようにすること
ができる。材料の元の縦切り物は鋸歯の模様をもった切
口を付け、例えば細片および突出部に沿って波形の縁を
付けることができる。別法として例えば屈曲部および細
片を延ばす工程中に別の工程として波形の縁を付けるこ
とができる。
離されランダム充填要素中をガスが流れる際の抵抗が最
小限度に抑制されたランダム充填要素が提供される。滴
下点も取り付けられ、交換工程の用途における流体の間
の相互作用の能力を強化することができる。本発明のラ
ンダム充填要素はこのような充填要素の間の絡み合いを
最小限度に抑制し、本発明の充填要素によって作られる
ベッドの中のガスの流動抵抗性を最小にするのにさらに
効果を及ぼし、また適当に引き離された流動面からの滴
下点を十分に与えることができる。
をした平らな材料シートを一般的に示す。図2〜4で
は、材料10は加工されて本発明のランダム充填要素に
なる。材料10は金属または若干の他の材料、例えばプ
ラスチックスであることができる。一般に10には多数
の細片および多数の突出部を規定するスリットが備えら
れ、これらの細片および突出部は成形され、図1に示さ
れているような平らな材料は変形され図2〜4に示され
るような3次元の構造物になっている。
1を参照すれば判るように、図1〜4に示される充填要
素の特定の具体化例は、長さが幅の約2〜1.5倍の材
料シートからつくられている。スリットは一般にシート
10の寸法に関し長手方向に延び、細片および突出部を
つくっているように示されている。材料10に備えられ
た長手方向のスリットはすべて鋸歯状で波形の縁をもっ
ている。本明細書において、細片とはシート材料の一般
的に細長い部分であってその両端が材料に取り付けられ
たものであり、突出部または指状部とはシート材料の一
般的に細長い部分であるが、一端だけが材料に取り付け
られたものである。しかしいずれの場合にも、突出部の
取り付けられた端からの長さは、突出部の取り付けられ
た端に沿って測った突出部の長さよりも大きいことも、
等しいことも、或いは短いこともあり得る。1個または
それ以上の細片、および/または1個またはそれ以上の
突出部を材料シートに取り付け得る区域を取り付け区域
と呼ぶことにする。従って細片は二つの取り付け区域の
間に延びており、突出部を1個の取り付け区域から延び
出している。
例においては、材料10のいずれの端を通ってもスリッ
トが延び出していない。従って横方向に延びた端取り付
け区域12は材料の一端に備えられて折り、横方向に延
びた端取り付け区域14は材料の反対側の端に備えられ
ている。スリットが材料の端を通って延びている場合に
は、材料の端の区域は少なくとも二つの取り付け区域に
分割されている。
歯状のスリット16が一つの端取り付け区域12から他
の端取り付け区域14へと延びている。スリット16は
図1、2および4に特に示されているように、材料を一
般に二つの部分に分割している。
半分の中央の所に、一般的に18で示される中間の取り
付け区域はスリットによって分割されていない。図1に
示されているように、同様に一般的に20で示される横
方向に延びた中間の取り付け区域が材料シート10の下
半分の中央の所に備えられている。
状のスリット22および24が端取り付け区域12から
中間取り付け区域18へと延び、また2個の鋸歯状のス
リット26および28が中間取り付け区域18と端取り
付け区域14の間に延びている。横方向に延びたスリッ
ト30は2個のスリット22および24の間に延び、横
方向に延びるスリット32が2個のスリット26および
28の間に延びている。
と一緒になって部分的には端取り付け区域12から中間
取り付け区域18へと延びた細片34を規定している。
スリット24はスリット16の部分と一緒になって取り
付け区域12および18の間に延びた細片36を部分的
に規定している。二つのスリット22および24は端が
スリット20の所にあり端取り付け区域12の所で細片
34および36の間に取り付けられた突出部38をつく
っている。同様に突出部40は中間取り付け区域18か
らスリット30へと延びたているようにつくられ、また
スリット22および24で区切られている。細片34お
よび36は図1の形状においては違いに平行になってい
る。
と一緒になって、部分的には図1において一般的に細片
34の線上にある細片42を規定している。スリット2
8はスリット16の一部と一緒になり、細片42と互い
に平行で且つ一般的に図1の細片36の線上にある細片
44を部分的に規定している。細片42および44の両
方は取り付け区域14および18の間に延びている。ス
リット26および28、並びにスリット32は一緒にな
って端取り付け区域14から延び出した突出部46をつ
くっている。またスリット26および28、並びにスリ
ット32は一緒になって端取り付け区域18から延び出
した突出部48をつくっている。突出部38、40、4
6および48は図1においては一般的に同一線上にあ
る。
半分においても同様な構造が備えられており、この場合
もスリットの配列がつくられ、その大部分は輪郭が鋸歯
状に示されている。スリット50および52は一般に互
いに平行であり、それぞれ一般的にスリット54および
56と同一線上にある。横方向に延びた真直なスリット
60および62は突出部を規定する助けになっている。
従ってスリット50は材料シート10の外側の縁と一緒
になって取り付け区域12および20の間に延びた細片
64を部分的に規定している。スリット52はスリット
16の一部と一緒になってやはり取り付け区域12およ
び20の間に延び細片64と互いに平行になった細片6
8を規定している。細片64と68との間には突出部7
0および72があり、これは部分的にはスリット52、
50および60によって規定されている。突出部70は
端取り付け区域12から延び出し、他方突出部72は中
間取り付け区域20から延び出している。
と一緒になって細片74を部分的に規定し、スリット5
6はスリット16の一部と一緒になって細片76を規定
している。図1においては細片74および76は互いに
平行であり、取り付け区域14および20の間に延びて
おり、細片74は一般に細片64と同一線上にあり、細
片76は一般に細片68と同一線上にある。またスリッ
ト54、56および62は細片74および76の間にあ
り、それぞれ取り付け区域14と20から延び出した突
出部78および80を部分的に規定している。図1にお
いて突出部70、72、78および80は一般に互いに
同一線上にある。
れた種々のスリットを用い、得られた細片および突出部
を曲げるかまたは変形させ、図2〜4に示した充填要素
をつくる。例えば端取り付け区域12および14の一部
が図1に示されるような材料シートの元の面を規定する
ように採られている場合には、この中間取り付け区域1
8は該面の片側にあり、他の中間取り付け区域20は該
面の反対側にある。従って図2および4で見ると、端取
り付け区域12および14によって規定される面に関
し、二つの細片64および74は上方に曲げられ、二つ
の面68および76は下方に曲げられている。細片64
および68は両方とも同じ二つの取り付け区域12およ
び20の間にあり、図2に示されるように紙面内におい
て互いに分離され、迂回しているが閉じたループをつく
っている。同様に閉じてはいるが迂回したループは同じ
二つの取り付け区域14および20の間に延びた細片7
4および76を分離することにより作られている。
定される面に関し、二つの細片34および42は下方に
曲げられ(図2および4)、二つの細片36および44
はこの面に関し上方に曲げられている。即ち同じ二つの
取り付け区域12および18の間に延びた二つの細片3
4および36によって迂回しているが閉じたループがつ
くられている。また同じ二つの取り付け区域14および
18の間に延びた二つの細片42および44により細長
いが閉じているループがつくられる。
った細片によってこのようにして作られた4個の閉じた
ループは図2の紙面内で互いにずらされており、また図
3および4で見られるように横方向にもずらされてい
る。
および48は中間取り付け区域18から上方に延び、突
出部38および46はそれぞれの端取り付け区域12お
よび14から下方に延びている。また突出部72および
80は中間取り付け区域20から下方に延びるようにつ
くられ、突出部70および78はそれぞれの端取り付け
区域12および14から上方に延びるように配置されて
いる。図2および4において突出部が配置されている角
度は変えることができる。突出部の長さも変えることが
でき、添付図面には種々の形で示されている。さらに突
出部の自由な端はスリット30、32、60および62
を鋸歯状にすることにより波形にされている。
よび細片の寸法は用途によって調節することができる。
しかし図1〜4に示した充填要素の全体の寸法の如何に
拘らず、本発明の充填要素では流体が流れる面が大き
く、同時に充填要素を通るガス流の抵抗を最小限度にす
るのに十分な孔が流れ面に備えられている。突出部の
端、並びに突出部および細片の縁に沿った波形の部分が
滴下点となっている。また取り付け区域は例えば隣接し
た細片および突出部を連結する他の流路となっている。
されあに取り付け区域は仕上げられた充填要素に構造的
な剛性を与える。一般に各細片は、特に図2に示すよう
に、異なった形および/または異なった水平位置をもっ
ていることができる。さらに中間取り付け区域18およ
び20を例えば端取り付け区域12および14によって
規定される面の反対側に位置させることにより、充填要
素の端から見た輪郭は、一般に図3に示すように、角度
Aで傾いている。従って充填要素を例えば処理室に入れ
た場合、充填要素が傾いた位置で沈積し、すべての細片
および突出部の面が例えば水平位置に関し傾く確率はか
なり大きい。例えば別の充填要素を第1の充填要素の上
に積み重ねると、その方向は不規則な配置となるであろ
う。しかし特に細片に波形の縁があると、細片を重ね合
わせる際、即ち細片を隣接した充填要素と重ね合わせる
際、二つの充填要素がそれを通る流路を一般的に閉じて
しまうことが防がれる。
る場合には、充填要素をつくる材料の端が保持され、端
取り付け区域12および14は一つの面を規定するよう
に配置され平行で且つ引き離されており、この面内のい
かなる位置においても、またこの面に対するいかなる角
度においても、端取り付け区域12および14の位置に
よって規定される面を通る充填要素の回転対称軸は存在
しないことが判る。
れば強度および剛性を増加する充填要素の改善法が提供
され、また処理塔の中に積み重ねて行く際の自己の配向
が異なった種々の形をもつ充填要素が提供される。図5
〜25に7示される具体化例においては、図1〜4に示
される特徴と同じか実質的に同じである特徴をもつ部分
は同じ数字で示されている。或る場合にはダッシまたは
添字を付け、図1〜4に示した充填要素の特徴と比べ変
形されたまたは独特の特徴を付与された部分を示すこと
にする。
び6では一般的に10’で示す。充填要素10’は図1
の10と同じ材料でつくられ、同じスリット16、22
〜28、32、50〜56および60をもっているが、
スリット30および62の位置は下記に説明する理由の
ために調節できるようになっている。図5および6に示
すように、中間取り付け区域18および20はずらされ
ており、細片34、35、42、44、64、68、7
4および76は図2〜4に示されているように上方に曲
げられ、突出物46、48、70および72は種々の角
度をなしてそれぞれの取り付け区域12’、14’、1
8または20から延び出している。しかし突出物38’
および40’は一緒に連結され、突出物78’および8
0’も一緒に連結されている。それぞれの場合突出物を
一緒に連結するには、一つの突出物の端を他の突出物の
端の上にに重ね、接着、スポット熔接等の適当な方法で
重ね合わされた部分を接合することによって行う。スリ
ット30および62の位置は、要素10’をつくる際そ
れぞれ対になった突出物を連結し易いように選ばれる。
善には、端取り付け区域12’および14’に付加され
る構造物が含まれる。図5および6に示されているよう
に、端取り付け区域12’および14’の各々は該取り
付け区域の長手方向に走った直角に曲げられた細長いリ
ブまたは隆起をもっていることを特徴としている。この
改善された充填要素10’をつくる材料シートは例えば
図1〜4の充填要素10を作るのに用いた材料シートに
比べて長く、各々の端取り付け区域12’および14’
において材料を直角に曲げられるようになっている。
いるにもかかわらず、図3に示されるような充填要素1
0の捩れた輪郭を示すように構成することができ、また
一般的に平行な端取り付け区域12’および14’によ
って規定される面を通り、この面のどのような角度およ
びどのような位置においても回転対称の軸をもっていな
い。
えられる特徴により、安定性および強度が増加する。対
になった突出部を一緒に連結すると、一緒に連結された
細片38’,40’が中間取り付け区域18と端取り付
け区域12’の間に延び、一緒に連結された細片7
8’,80’が中間取り付け区域20と端取り付け区域
14’との間に延びた充填要素10’がつくられる。こ
れらの連結された細片38’,40’および78’,8
0’は細片34および36、および細片74および76
よりも短く、それぞれ取り付け区域18および12’の
間、および取り付け区域20および14’の間に延びて
いる。従って比較的短い細片38’,40’および7
8’,80’は、長い細片34、36、42、44、6
4、68、74および76が真直ぐにされたり曲げが伸
ばされることによって充填要素10’が潰れるのを防い
でいる。即ち多重充填要素10’を処理塔の中に入れ積
み重ねた場合、上方の充填要素の荷重のために下方の充
填要素が潰れる傾向は短くなった細片38’,40’お
よび78’,80’によって緩和され、端取り付け区域
12’および14’が中間取り付け区域18および20
からずれる距離が少なくなる。長い細片34、36、4
2、44、64、68、74および76は曲がったまま
の状態に止まり、充填要素10’の一般的な形が保持さ
れる。さらにこれらの取り付け区域に沿ったリブを規定
する端取り付け区域12’および14’の曲がった構造
により、例えば処理塔の中の下方の充填要素の上に乗せ
られた他の充填要素の荷重による捩れ、折れ曲がり等に
より取り付け区域が変形する傾向が防がれる。図5およ
び6に示された改善の結果として充填要素10’は強く
なり、例えば取り扱いおよび使用時においてその一般的
な形を保持する傾向が大きくなる。
の具体化例を図7〜10の10”に一般的に示す。図7
によって示された材料シート10”は一般的に図1に示
されるように鋸歯状のスリットで切断されているが、図
1に示されるように取り付け区域12の一端から取り付
け区域14の他端へと延びた単一の中央の切断部16で
はなく、シート10”には2本の長い波形のスリット1
6aおよび16b、および中央の横方向のスリット81
があり、図7〜10に示されているように構造をもった
端取り付け区域12”および14”から延びた2本の中
央の突出部82および84をつくっている。例えば図1
〜4の充填要素10におけるように、中間取り付け区
域、曲がった細片と共にさらに突出部および細片を取り
付けることができる。即ち中間取り付け区域18および
20を引き離し、細片36、44、64および74を端
取り付け区域12”および14”によって規定される面
に関し片方に曲げ、細片34、42、68および76を
反対側に曲げ、突出部38、40、46、48、70、
72、78および80を種々の方向に向けて配置し、例
えば図8を〜10に示すような充填要素10”をつくる
ことができる。
を重ね合わせ互いに接合し、二つの端取り付け区域1
2”および14”の間に延びた連結された細片82,8
4がつくられる。この細片82,84は端取り付け区域
12”および14”が引き離されるのを防ぎ、従って充
填要素が延び曲がった細片が真直ぐになるのが防がれ、
従って例えば充填要素が処理塔の中の他の充填要素の重
さで潰れないようにすることができる。さらに端取り付
け区域12”および14”はそれぞれ図8または9に示
されているような約90°の弧を描いて曲げられた区域
によりつくられたリブまたは隆起を有し、比較的堅い端
取り付け区域がつくられ、充填要素10”が折れたり曲
がったりすることが防がれる。
付け区域18および20を引き離すことにより、充填要
素10”は例えば図10で示されるように角度Bで捩れ
たような形になる。この角度は図4の角度Aと同じであ
るか、或いは異なっていることができる。また充填要素
10”は一般に平行な端取り付け区域12”および1
4”で規定される面を通し、この面のいかなる角度、い
かなる位置においても回転対称軸をもっていない。
般的に各細片が充填要素の端取り付け区域により規定さ
れる面に垂直な面に沿って並び、且つその面を規定する
ように配列された細片から成っている。従って端取り付
け区域と中間取り付け区域との間に延びた曲げられた細
片は、また同じ中間取り付け区域から一般的に反対方向
に他の端取り付け区域へと延びた他の曲げられた細片と
同じ面に沿っている。充填要素を成形する際、細片を充
填要素の端取り付け区域によって規定される面に関し一
方向または他の方向に曲げる。図2〜4に示された本発
明の具体化例においては、充填要素10の細片は端取り
付け区域12および14によって規定される面に垂直な
或る与えられた面に一般的に沿った同じ中間取り付け区
域から延びた二つの細片が端取り付け区域の面に関し同
じ方向に曲げられるように配列されている。充填要素の
端取り付け区域によって規定される面に関して同じ方向
にある与えられた面に沿って延びた細片を曲げることと
同じ特徴は、本発明の図5および6、並びに図8〜10
にも示されている。
充填要素を示す。この要素は図1に示したのと同じスリ
ットが付けられた材料シートから作られ、細片および突
出部の数は充填要素10に含まれる数と同じではある
が、この細片は異なったパターンで曲げられている。ま
た充填要素10aの端取り付け区域12’および14’
は図7〜10に示される充填要素10”の場合のように
ほぼ90°の弧を描いて曲げられ、端取り付け区域に対
しリブ構造を与え、これによって端取り付け区域が、従
って充填要素10aが曲がったり折り畳まれたりするこ
とが防がれる。
同じ中間取り付け区域から二つの端取り付け区域12’
および14’へと同じ面に沿って反対側に延び、且つ端
取り付け区域によって規定された面に関し反対側へ曲げ
られた細片を有している。曲げられた細片64および7
4aは一般的に平行な端取り付け区域12”および1
4”によって規定された面に垂直な面に沿った線の中で
中間取り付け区域20から反対方向に延び、端取り付け
区域の面に関し反対側へ曲げられている。同様に曲げら
れた細片68および76aは細片64および74aに平
行で端取り付け区域12”および14”によって規定さ
れる面に垂直な他の面に沿った線の中で中間取り付け区
域20から反対方向へ延び、また端取り付け区域の面に
関し反対方向へ曲げられている。また細片36および4
4a反対方向へ一般に平行な端取り付け区域12”およ
び14”で規定される面に垂直な面に沿った線の中を中
間取り付け区域から反対方向に延び、端取り付け区域の
面に関し反対方向に曲げられている。同様に細片34お
よび42aは細片35および44aの面に平行で端取り
付け区域12”および14”によって規定された他の面
に沿って延びた線の中で中間取り付け区域18から反対
方向へ延び、端取り付け区域の面に関し反対方向へ曲げ
られている。さらに対になった細片36,44aおよび
34,42aによって規定される面は一組の細片64,
74aおよび68,76aによって規定される面に平行
であり、これらの面のすべては端取り付け区域12”お
よび14”によって規定される面に垂直である。充填要
素10aの突出部38、40、46、48、70、7
2、78および80は図2〜4に示される充填要素10
に含まれる突出部の場合と同じように種々の方向へ延び
ている。
4”によって規定される面に関し一つの方向へ曲げら
れ、細片74aは端取り付け区域の面に関して反対方向
に曲げられている。これとは対照的に図2〜4の充填要
素10の細片74は、細片74と同じ面に存在する細片
64と同様に、端取り付け区域12および14の面に関
して同じ方向に曲げられている。同様に図11〜13に
おいては、細片68は端取り付け区域12”および1
4”によって規定される面に関し同じ方向に曲げられ、
細片76aは細片68と同じ面内で端取り付け区域の面
に関し反対方向へ曲げられ、また細片76とは対照的
に、図2〜4の充填要素10の場合における端取り付け
区域12および14の面に関し細片68が曲げられてい
るのと同じ方向に曲げられている。充填要素10aの細
片36および44aは端取り付け区域12”および1
4”の面に関し反対方向へ曲げられ、細片34および4
2aは端取り付け区域の面に関し反対方向に曲げられて
いる。この場合も図2〜4に示された充填要素10の場
合とは対照的に、細片36および44は端取り付け区域
12および14の面に関して同じ側に曲げられ、細片3
4および42は端取り付け区域に関して同じ方向へ曲げ
られている。
細片を、充填要素の端取り付け区域により規定される面
に関し反対方向へ曲げると、図2〜4の充填要素10の
場合のように同じ面内にある細片を単に同じ方向に曲げ
る抱けの場合に比べて異なった形が充填要素に与えられ
る。例えば図12および13を図3および4と比較する
と形の変動は特に著しい。例えば図11に示されている
ように、紙面内で中間取り付け区域を引き離すと、充填
要素10aは例えば図13を参照するれば明らかなよう
に依然として捩れた形をしている。この場合捩れは角度
Cにより測定される。この角度はそれぞれ図4および1
0の角度Aまたは角度Bに等しくても異なっていても良
い。
とによって得られる本発明の充填要素の形の変化を短く
した細片と組み合わせると、充填要素が伸びたり潰れた
りするのを防ぐことができる。図14において10’a
で一般的に示されている充填要素は、図5および6に示
された充填要素10’に含まれているのと同様な連結さ
れて短くされた細片38’,50’および78’,8
0’を有し、また図11〜13に示した充填要素10a
に含まれているような共通の面内にあるが反対方向に曲
げられて延びている細片のパターンを有している。この
充填要素10’aはまたそれぞれ端取り付け区域12’
および14’に沿って延び、図5および6に示した充填
要素10’の場合と同様に直角に曲げらたリブを有して
いる。図15〜17では一般的に10”aで充填要素が
示されているが、これは図8〜10に示した充填要素1
0”に含まれているような連結されて短くなった細片8
2,84を含み、また図11〜13に示した充填要素1
0aに含まれているような共通の面内にあるが反対方向
に曲がって延びた細片のパターンをもっている。充填要
素10”はまたそれぞれ端取り付け区域12”および1
4”に沿って延び、図8〜10に示した充填要素10”
の場合と同様に直角に曲げられたリブを有している。充
填要素10’aおよび10”aにおける接合されないで
短くなった細片を作っている突出部は種々の方向を向い
ている。また充填要素10’aおよび10”aの中間取
り付け区域を対応する端取り付け区域によって規定され
るそれぞれの面から反対方向に引き離すことにより、充
填要素10”aの場合図17を参照すれば判るように、
これらの充填要素は捩れた形状をとることができる。こ
の場合捩れ角Dは角A、BまたはCと同じであることも
異なっていることもできる。
は、中間取り付け区域を変える方法である。図18に示
されているように、材料シート100を一般的には図1
の材料10と同様に縦切りするが、図19〜21に示さ
れているように、材料および得られた充填要素の幅に亙
って延びた単一の中間取り付け区域110が生じるよう
にスリットを取り付ける。また充填要素100は構造を
もった端取り付け区域112および114を有し、その
各々はV字形の通路で作られたリブを含み、充填要素が
曲がったり潰れたりするのに耐える強度および剛性が賦
与されている。
端取り付け区域112および中間取り付け区域110の
間に延び、スリット120はスリット116および11
8の間の材料を二つの突出部122および124に分割
している。波形が付いたスリット126および128は
端取り付け区域114および中間取り付け区域110の
間に延び、スリット130はスリット126および12
8の間の材料を二つの突出部132および134に分割
している。端取り付け区域112および114の一つか
ら他へと完全に延びたスリットは存在しない。これらの
種々の細片を曲げて図19〜21の充填要素100をつ
くると、突出部122および124は図示のように互い
に接合され、連結された細片122、124ができ、こ
れによって端取り付け区域112が中間取り付け区域1
10から引き離されることが防がれ、突出部132およ
び134は互いに接合されて連結された細片132、1
34になり、これによって端取り付け区域114が中間
取り付け区域110から引き離されるのが防がれる。従
って合わされた細片122、124および132、13
4は充填要素100が他の充填要素の重さのため、或い
は例えば充填要素の取り扱い時に潰れることが防がれ
る。
〜17の充填要素10”aの細片の場合と同様に、細片
は端取り付け区域112および114によって規定され
る面に関して同一面内で反対方向に曲げられた形をして
いる。しかしまた充填要素100では細片は、例えば図
8〜10の充填要素10”の細片の場合のように、端取
り付け区域112および114によって規定された面に
関し同一面内で同じ方向に曲げられた形をしていること
もできる。また端取り付け区域112および114によ
って規定される面に関し同一面内で同じ方向に曲げられ
て延びた細片と、端取り付け区域の面に関し共通の面内
で反対方向に曲げられて延びた細片とを組み合わせ、こ
れを用いて充填要素の形をつくることもできよう。いず
れの場合にも充填要素100は図21から判るように捩
れた形をしていない。
が潰れるのを防ぐには、任意の適当な方法、例えば上記
の突出部を適当に接合する方法を用いることができる。
本発明に使用できる他の方法としては、例えば細片を折
り曲げるか屈曲させて細片を短くする方法がある。図2
2には例えば図5〜10および図14〜21に示す任意
の充填要素、または本発明で作られた他の充填要素に含
まれる細片180の一部が示されている。この細片18
0は細片を効果的に短くする屈曲部分182を有してい
る。この屈曲部分182は図示されているよりももっと
きつく締められている場合もあるが、例えば細片180
と同じ二つの取り付け区域の間に延びた他の細片を曲げ
ることによってつくることができる。こうするとこの短
くなった細片180により、今問題となっている二つの
取り付け区域が引き離され、その間にある湾曲した細片
が平らになるのを防ぐことができる。
えば細片および突出部に適当な構造を賦与する方法であ
る。図23は充填要素部材220を示すが、これは2個
の他の部材222および224の間にあって、取り付け
区域212から延び出している細片または突出部である
ことができる。部材220は細長いリブまたは隆起22
6を有し、このリブは部材22に沿って走り、一般的に
該部材を横切る方向に中心をもっている。リブ226の
横方向の輪郭は図24を参照すればさらに明白であり、
該リブがV字形をしていることが判る。リブまたは突起
226は該リブに対し横方向の角度で部材220が曲が
ることを防いでいる。部材220にリブ起226を取り
付け、細片の場合にはこれを湾曲させると、該部材は比
較的堅くなりその形を保持する傾向がある。図25には
本発明の充填要素の構造をもった部材の他の具体化例と
して、横方向の輪郭が弧の形をした曲がった輪郭をもつ
通路形のリブ232を備えた充填要素部材230、例え
ば細片または突出部が示されている。
れ以上の細片が曲げて取り付けられた取り付け区域を有
し、また少なくとも1個の短くされた細片が取り付け区
域の間に延び、取り付け区域が引き離されたり湾曲した
細片が潰れたりするのを防いでいる。さらに本発明の充
填要素は例えばリブを含む構造をもった取り付け区域を
有し、これによって取り付け区域および充填要素が曲が
るのが防がれる。また本発明の充填要素の細片は端取り
付け区域によって規定される面に関し同一面内において
反対方向に曲げることができ、このような充填要素はま
た端取り付け区域の面に関し共通の面内で同じ方向に湾
曲して延びている細片を含んでいることもできる。さら
に本発明の充填要素は部材の望ましくない変形を防ぐた
めのリブをもった細片および突出部を備えていることが
できる。
充填要素からなる充填ベッドに使用し、液が流れる面、
滴下点およびガスに対する流路を十分に供給し、交換処
理装置において2種の流体の相互作用を補強する充填要
素が提供され、同時に処理塔の中で上部に積み重ねられ
た他の充填要素の重さのため、或いは例えば取り扱いに
より、潰れたりまたは他の変形が起こるのを防ぎ得る比
較的強い充填要素が提供される。
説明を行うためのものであり、本発明の精神を逸脱する
ことなく添付特許請求の範囲内において大きさ、形およ
び材料に関して種々の変形を行うことができる。
る。 1.内部において第1および第2の流体が相互作用する
ことができる多数の充填要素が配置された交換装置に使
用する充填要素において、該充填要素は多数の細片を構
成する材料からなり、該細片はその端の両方において該
材料の両端にあって一つの面を規定する一般的に平行な
横方向に延びた端取り付け区域に取り付けられ、また該
材料には少なくとも一つの横方向に延びた中間取り付け
区域が存在し、該中間取り付け区域から各端取り付け区
域へと一般的に反対方向に向かって細片が延びており、
このようにして同じ中間取り付け区域に取り付けられた
少なくとも二つの該細片は二つの端取り付け区域によっ
て規定される面に垂直な共通な面に沿って延びており、
さらに細片の幾つかは端取り付け区域によって規定され
る面に関し一般的に曲げられており、さらに一端が取り
付け区域に取り付けられた突出部を含んでいる充填要
素。
ぐな形をしている上記第1項記載の充填要素。
つの端取り付け区域の間に延びている上記第2項記載の
充填要素。
つの中間取り付け区域と一つの端取り付け区域との間に
延びている上記第2項記載の充填要素。
料の屈曲部分を含み、細片の長さが短くなっている上記
第2項記載の充填要素。
つの突出部を一緒に連結させて作られている上記第2項
記載の充填要素。
延びている二つの細片は材料の反対側へ曲げられて閉じ
たループを作っている上記第1項記載の充填要素。
付け区域を含み、これらの各中間取り付け区域および各
端取り付け区域の間に延びこれらの取り付け区域に取り
付けられている細片を有する上記第1項記載の充填装
置。
り付け区域に取り付けられ、一般に二つの端取り付け区
域によって規定される面に垂直な共通の面に沿って一般
的に反対方向に延び、且つ2個の端取り付け区域によっ
て規定される面に関し反対方向に曲げられている上記第
1項記載の充填要素。
になっている上記第1項記載の充填要素。
形になっている上記第1項記載の充填要素。
取り付け区域の長さの少なくとも一部に沿って一般的に
長手方向に延びたリブを含んでいる上記第1項記載の充
填要素。
さの少なくとも一部に沿って一般的に長手方向に延びた
リブを含んでいる上記第1項記載の充填要素。
の長さの少なくとも一部に沿って一般的に長手方向に延
びたリブを含んでいる上記第1項記載の充填要素。
規定される面に垂直な回転対称軸をもっていない上記第
1項記載の充填要素。
り、従って充填要素は或る鋭角をなして捩れている上記
第1項記載の充填要素。
り、すべてのこれらの充填要素が装置の中で組み合わさ
れている上記第1項記載の充填要素。
片および突出部を規定するスリットが示されている。
ダム充填要素の側立面図である。
よび構造をもった端取り付け区域を有する本発明のラン
ダム充填要素の他の具体化例の側立面図である。
取り付け区域から延びた二つの中央に存在する一列に並
んだ突出部を含む多数の細片および突出部を規定するス
リットを示す。
立面図であり、中央の突出部を連結して細片をつくり、
これによって充填要素が長手方向に延びるのを防いでお
り、また本発明による構造をもった端取り付け区域が備
えられている。
る。
反対方向に曲げられた一列に並んだ細片、および構造を
もった端取り付け区域を有する本発明のランダム充填要
素の側立面図である。
る。
ある。
い端取り付け区域によって規定される面に関し反対方向
に曲げられた一列に並んだ細片を示す。
い端取り付け区域によって規定される面に関し反対方向
に曲げられた一列に並んだ細片を示す。
ある。
の細片および突出部を規定するシートの幅に亙って延び
た中間取り付け区域を含むスリットを示す。
見取り図であり、二つの端取り付け区域によって規定さ
れる面に関して反対方向に曲げて得られる一列に並んだ
細片、並びにシートの中心に沿って存在し互いに連結し
て短くされた細片をつくる突出部を有し、これによって
本発明の充填要素が延びた状態になるのが防がれてい
る。
り、連結された中央の突出部、および充填要素の前半分
に存在する突出部および曲げられた細片を示す。
る。
延びた状態になるのを防いでいる細片の部分的見取り図
である。
うな部材の端の部分的見取り図であって、該部材に沿っ
て作られたリブを示す。
リブをもった充填要素部材の断面図である。
面図であって、該部材に沿ったリブの他の輪郭を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部において第1および第2の流体が相
互作用することができる多数の充填要素が配置された交
換装置に使用する充填要素において、該充填要素は多数
の細片を構成する材料からなり、該細片はその端の両方
において該材料の両端にあって一つの面を規定する一般
的に平行な横方向に延びた端取り付け区域に取り付けら
れ、また該材料には少なくとも一つの横方向に延びた中
間取り付け区域が存在し、該中間取り付け区域から各端
取り付け区域へと一般的に反対方向に向かって細片が延
びており、このようにして同じ中間取り付け区域に取り
付けられた少なくとも二つの該細片は二つの端取り付け
区域によって規定される面に垂直な共通な面に沿って延
びており、さらに細片の幾つかは端取り付け区域によっ
て規定される面に関し一般的に曲げられており、さらに
一端が取り付け区域に取り付けられた突出部を含んでい
ることを特徴とする充填要素。
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