JPH0857127A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH0857127A
JPH0857127A JP6224067A JP22406794A JPH0857127A JP H0857127 A JPH0857127 A JP H0857127A JP 6224067 A JP6224067 A JP 6224067A JP 22406794 A JP22406794 A JP 22406794A JP H0857127 A JPH0857127 A JP H0857127A
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JP
Japan
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seconds
ball
fluctuation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6224067A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0857127A publication Critical patent/JPH0857127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セグメントタイプの可変表示装置における変
動動作を多様化して、視覚的な興趣を向上し得る弾球遊
技機を提供する。 【構成】 可変表示装置の各図柄表示部での変動動作
が、基本回路93内のROM93bに記憶されたコマン
ドデータに基づいて行われると共に、該コマンドデータ
内には、各図柄(識別情報)毎の表示時間データが設け
られている。 【効果】 可変表示装置の変動動作が同一の変動態様内
においても減速あるいは加速し得るため、セグメントタ
イプの可変表示装置においてもその変動動作を多様化す
ることができ、ひいては視覚的な興趣を向上することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の識別情報を可変
表示するセグメントタイプの可変表示器を備えた弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、複数の識別情報を可変表
示する可変表示装置を備えたパチンコ遊技機は、始動入
賞口への打玉の入賞に伴って可変表示装置の変動を許容
し、該可変表示装置に表示される識別情報の組合せが予
め定めた特定識別情報の組合せとなったときに特定遊技
状態(大当り遊技状態ともいう)となって、例えば、可
変入賞球装置を一定時間(例えば、29秒)が経過する
まで、又は所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生
するまで開放(このような開放を以下開放サイクルとい
う)し、この開放サイクル中に継続権が発生することを
条件として所定回数(例えば、16回)の開放サイクル
を繰り返すように制御されていた。また、上記のような
可変表示装置においてセグメントタイプのものは、識別
情報の変動態様に応じて識別情報の表示時間を長く設定
したり、あるいは短く設定することで、各変動態様毎に
変動速度を変えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようなセグメントタイプの可変表示装置では、識別
情報の表示時間を長くしたり、あるいは短くすることで
各変動態様毎に変動速度を変えているものの、同一の変
動態様内においては、識別情報の表示時間が一定に統一
されていた。即ち、各変動態様毎に変動速度は変えてい
ても、この変動速度は常に一定速度となっていた。この
ため、セグメントタイプの可変表示装置の変動動作は画
一的になってしまい、視覚的な興趣が薄れるという欠点
があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、セグメントタイプの可変
表示装置における変動動作を多様化して、視覚的な興趣
を向上し得る弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の識別情報を可変表示
するセグメントタイプの可変表示器を備えた弾球遊技機
において、前記複数の識別情報毎の表示時間データを記
憶するデータ記憶手段と、該データ記憶手段の表示時間
データに基づいて前記識別情報の変動を制御する変動制
御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0005】また、前記データ記憶手段は、前記複数の
識別情報毎の表示時間データを経時的に異ならして記憶
し、前記変動制御手段は、データ記憶手段の表示時間デ
ータに基づいて識別情報を加速変動することにより、セ
グメントタイプの可変表示器における視覚的な興趣を向
上することができる点で有利である。
【0006】また、前記データ記憶手段は、前記複数の
識別情報毎の表示時間データを経時的に異ならして記憶
し、前記変動制御手段は、データ記憶手段の表示時間デ
ータに基づいて識別情報を減速変動することにより、セ
グメントタイプの可変表示器における視覚的な興趣を向
上することができる点で有利である。
【0007】また、前記データ記憶手段は、前記複数の
識別情報における各表示時間データを順次記憶した記憶
テーブルからなることにより、データのプログラム作業
が容易化できる点で有利である。
【0008】また、前記可変表示器は、複数の識別情報
を可変表示する可変表示部を複数列有すると共に、該複
数列の可変表示部の表示結果が特定の識別情報の組合せ
となったときに所定の遊技価値を付与し、前記変動制御
手段は、全列の可変表示部が停止する前の段階で特定の
識別情報の組合せとなる可能性があるとき、前記データ
記憶手段の表示時間データに基づいて変動中の可変表示
部を変動制御することにより、セグメントタイプの可変
表示器におけるリーチ状態での興趣を向上することがで
きる点で有利である。
【0009】また、前記変動制御手段は、前記変動中の
可変表示部を既に停止した可変表示部の変動速度に比べ
て低速に制御することにより、セグメントタイプの可変
表示器におけるリーチ状態での興趣を向上することがで
きる点で有利である。
【0010】
【作用】複数の識別情報毎の表示時間データを記憶する
データ記憶手段と、該データ記憶手段の表示時間データ
に基づいて前記識別情報の変動を制御する変動制御手段
と、を備えたので、識別情報毎の表示時間を自由に設定
することができ、ひいてはセグメントタイプの可変表示
器における変動動作を多様化することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図1及び図2を参照して、実施例
に係る遊技装置としての可変表示装置30が適用される
弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技盤1の
構成について説明する。図1は、遊技盤1の拡大正面図
であり、図2は、遊技盤1の拡大背面図である。図にお
いて、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導する
ための誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レー
ル2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊
技領域3のほぼ中央部には、複数の識別情報を可変表示
する液晶表示器43を有する可変表示装置30が配置さ
れており、該可変表示装置30の下方には、可変入賞球
装置20が配置されている。なお、可変表示装置30の
構成については、後に詳述するものである。
【0012】可変入賞球装置20は、前記遊技盤1に取
り付けられる取付基板21を有し、該取付基板21の中
央上端部には、前記液晶表示器43の可変表示を許容す
る始動入賞口22が設けられている。この始動入賞口2
2に入賞した入賞玉は、遊技盤1の裏面に導かれて始動
玉検出器23によって検出される。なお、始動入賞口2
2への入賞に基づく可変表示装置30の可変表示は、所
定回数(例えば、4回)記憶され、その旨が可変表示装
置30に設けられる後述の始動記憶表示器37によって
表示されるようになっている。また、始動入賞口22の
下方には、ソレノイド24によって開閉制御される長方
形状の開閉板25が設けられている。開閉板25の内部
は、左右2つに区画され、そのうちの左側が特定領域と
され、右側が通常領域とされる。特定領域には、特定玉
検出器26が設けられている。また、開放中の開閉板2
5に受け入れられた入賞玉を検出するために入賞玉検出
器27も設けられている。更に、開閉板25の内部に
は、上記特定玉検出器26のON動作に伴い点灯するV
表示LED28が設けられている。また、可変入賞球装
置20の左右の両側方には、各入賞口29a・29bが
設けられている。
【0013】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置20は、以下のように作動する。即ち、打玉が
始動入賞口22に入賞して始動玉検出器23をONさせ
ると、可変表示装置30の液晶表示器43が可変表示を
開始し、一定時間が経過すると、表示される識別情報が
左・右・中の順で順次停止され、全ての図柄の変動が停
止したときの図柄の組み合せが所定の表示態様(同一図
柄のゾロ目)となったときに特定遊技状態となる。そし
て、この特定遊技状態においては、可変入賞球装置20
の開閉板25が所定期間開放するように設定され、その
開放している間遊技盤1の表面を落下する打玉を受止め
るようになっている。そして、受け止められた打玉が特
定領域に入賞して特定玉検出器26で検出されると、再
度上記した開放状態を繰り返し、特定領域に入賞玉が発
生する毎に開放状態を予め定められた所定回数繰り返す
ことができるようになっている。
【0014】更に、遊技盤1の表面には、前記可変表示
装置30の上部左右側方に風車ランプ4a・4bが設け
られ、可変表示装置30の左右側方に風車5a・5bが
設けられ、更に、可変入賞球装置20の上部左右側方に
入賞口6a・6bが設けられている。なお、入賞口6a
・6bには、袖ランプ7a・7bが付設され、入賞口2
9a・29bには、飾りLED8a・8bが付設されて
いる。また、前記風車ランプ4a・4b、袖ランプ7a
・7b、及び飾りLED8a・8bは、前記特定遊技状
態時や始動入賞時等に点灯又は点滅してその旨を報知す
るものであり、同様な機能を有するものとして、遊技領
域3の左右にサイドランプ9a・9bが設けられ、誘導
レール2の外周に沿ってレール飾りランプ11が設けら
れている。なお、サイドランプ9a・9bには、「0〜
9」までの数字が付与された飾りLED10(以下、こ
れを飾りLED−Dという場合がある)が付設されてい
る。この飾りLED10は、特定遊技状態の発生に関連
していずれか1つがランダムに点灯表示されるもので、
遊技内容に直接関係しないが、遊技場が所定のサービス
(例えば、特定遊技状態で獲得した多量の景品玉を使用
して継続して遊技を行うことを許可するサービス)を提
供する場合に使用できる。また、遊技盤1の表面の最下
方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった
打玉が遊技盤1の後方に導かれるアウト口12が設けら
れている。更には、遊技状態の進行に応じて効果音を発
生するスピーカ13(符号のみ図16参照)や遊技状態
の進行に応じて照明装飾する遊技効果ランプ19(符号
のみ図16参照)もパチンコ遊技機に設けられている。
【0015】一方、遊技盤1の裏面には、図2に示すよ
うに、入賞玉集合カバー14が取り付けられている。こ
の入賞玉集合カバー14は、前記した各種の入賞口や入
賞球装置に入賞した入賞玉を誘導する複数の誘導通路が
前面側に区画形成されている。具体的には、図示するよ
うに、各入賞口6a・6bに入賞した入賞玉は、誘導通
路15a・15bに導かれてそれぞれ下流側に誘導され
る。また、前記始動入賞口22及び可変入賞球装置20
の左側の入賞口29aに入賞した入賞玉は、誘導通路1
6aに導かれ、可変入賞球装置20の右側の入賞口29
bに入賞した入賞玉は、誘導通路16bに導かれる。更
に、可変入賞球装置20の開閉板25に受け止められて
入賞領域に入賞した入賞玉は、誘導通路17に導かれ
る。なお、誘導通路15a・15bの末端は、誘導通路
16a・16bに接続され、また、誘導通路16a・1
6bの末端は、入賞玉放出口18a・18bに接続され
ている。
【0016】次に、本実施例の要部をなす可変表示装置
30の詳細な構造について図3乃至図14を参照して説
明する。図3において、可変表示装置30は、遊技盤1
の表面に取り付けられる表飾り部材31を有し、その表
飾り部材31の上部中央にはワープ入口32が形成され
ている。このワープ入口32に受け入れられた打玉は、
表飾り部材31の裏面一側に形成されるワープ上段通路
33を通って後述する表示器ユニット40の遊技空間4
2内に導かれ、最終的に第1ワープ出口34又は第2ワ
ープ出口35の何れかから遊技領域3に再度放出される
ようになっている。また、表飾り部材31には、ワープ
入口32の左右側方に天ランプ36a・36bが設けら
れ、第2ワープ出口35の周囲に前記始動入賞口22へ
の始動入賞を記憶する始動記憶表示器37が設けられて
いる。なお、ワープ入口32の下方及び始動記憶表示器
37の左右側方には、各々、誘導部材38a〜38cが
突設されており、該誘導部材38aは、受け止めた打玉
を左右に振り分けて誘導して遊技領域3に放出するよう
になっている一方、誘導部材38b・38cは、受け止
めた打玉を中央よりに誘導して遊技領域3に放出するよ
うになっている。また、誘導部材38aの下方には、
「Pinball」と記された装飾部材39が設けら
れ、該装飾部材39には、飾りLED39aが内蔵され
ている。
【0017】また、上記表飾り部材31の後面には、表
示器ユニット40が取り付けられている。表示器ユニッ
ト40は、各種構成部材を収納する収納筐体41を有
し、該収納筐体41によって遊技空間42が形成されて
いる。しかして、この遊技空間42の前方上部には、液
晶表示器43が固定設置されており、前記したように複
数(3列)の識別情報を可変表示し得るようになってい
る。なお、表飾り部材31に対する表示器ユニット40
の取り付けは、表飾り部材31側の位置決め突起31a
と収納筐体41側の位置決め穴41aとの係合により位
置決めが行われるものである。
【0018】上記液晶表示器43は、図4に示すよう
に、3枚の偏光板44a〜44cの間に2つの液晶セル
45a・45bを積層したもので構成され、バックライ
トとしての蛍光管46を点灯したときに、例えば、図4
に示すような色彩で識別情報やバックグランドを視認す
るようになっている。具体的には、図5に示すように、
識別情報としての図柄を表すセグメント部分43aがピ
ンク色で表示され、そのセグメント部分43aに重複し
て立体感を表す影部分43bがパープル色で表示され、
3つの識別情報の周囲を装飾する装飾部分43cが青色
で表示され、それ以外の部分43dが透明となっている
(以下、これを透明部分43dという)。なお、液晶表
示器43は、左・中・右の3列の図柄表示部47a〜4
7cが形成されており、これらの各図柄表示部47a〜
47cには、図6に示すように、「0〜9(数字)」及
び「J・F・L・P・A(英文字)」からなる複数の図
柄が識別情報として可変表示されるものである。
【0019】また、本実施例においては、液晶表示器4
3が可変表示されるとき及び特定遊技状態が継続してい
るとき以外は、液晶表示器43を透視して後面を視認で
きるようにしているため、前記収納筐体41の後方に装
飾板48が開閉自在に設けられている。即ち、装飾板4
8は、図7に示すように、その後端辺が収納筐体41の
後端上部に差し渡される回動軸49に固着されており、
該回動軸49の収納筐体41から突出している一方端に
は、回動軸49を回動する回動装置50が連結して設け
られている。この回動装置50は、回動軸49の回動源
となるモータ51と、該モータ51の駆動力を回動軸4
9に伝達するギヤ52・53及びリンク54・55と、
各種構成部材を収納する収納ボックス56・57と、を
有している。モータ51の駆動軸51aには、ギヤ52
が軸着されており、該ギヤ52には、ギヤ53が噛合さ
れている。ギヤ53は、その一側面の軸心に回転軸部5
3aが突設される一方、他側面の軸心から外れた部位に
は、係合ピン部53bが突設されている。なお、ギヤ5
3の回転軸部53aは、収納ボックス56に対して回動
自在に取り付けられると共に、その末端部には、遮蔽部
材58が一体的に設けられている。一方、ギヤ53の係
合ピン部53bには、リンク54の一側面に形成される
係合凹部54aが係合されている。リンク54は、その
一端側が収納ボックス57に対して回動自在に取り付け
られ、また、その他側面には、係合凹部54bが形成さ
れている。そして、リンク54の係合凹部54bには、
リンク55の一側面に突設される係合ピン部55aが係
合され、リンク55は、その一端側が回動軸49に固着
されている。
【0020】そして、上記回動装置50は、図8(A)
(B)及び図9に示すように、モータ51の駆動力によ
り各ギヤ52・53を回転し、該ギヤ53の係合ピン部
53bとリンク54の係合凹部54aとの係合、及びリ
ンク54の係合凹部54bとリンク55の係合ピン部5
5aとの係合により、ギヤ53の回転即ちモータ51の
駆動を回動軸49の回動に変換し、最終的に装飾板48
を開閉作動するようになっている。なお、回動装置50
では、モータ51の駆動軸51aの一方向のみの回転
を、上記のようなギヤ53、リンク54、及びリンク5
5の各係合構造により、リンク55の可逆的な往復動作
に変換し、これを装飾板48の開閉動作としている。こ
れにより、本実施例では、正逆回転可能なモータを回動
源として用いないことで、モータロックの発生を回避し
ている。
【0021】また、上記収納ボックス56の側壁外面に
は、位置検出器59が固設されると共に、該位置検出器
59への外来光の照射を防止する遮光カバー60(図3
参照)を取り付けるための取付ボス56aが突設されて
いる。なお、位置検出器59は、前記遮蔽部材58の回
動動作によりON・OFFされ、これに伴って前記装飾
板48の開閉位置を検出して前記モータ51の駆動を制
御するようになっている。更に、装飾板48の後方であ
って収納筐体41の後面壁には、前記蛍光管46を装着
するための蛍光管取付部61が形成されている。
【0022】しかして、上記回動装置50は、可変表示
装置30が所定の表示状態となること、及び可変表示装
置30の表示に関わらない他の条件に基づいて装飾板4
8を開閉作動(回動)するようになっている。なお、装
飾板48の前方に位置する液晶表示器43の透明部分4
3dからは、常時、遊技空間42の内部が透視でき、後
述する遊技空間42内におけるフリッパーゲームの様子
を見ることができるようになっているが、装飾板48の
開閉作動において、装飾板48が収納筐体41の後面壁
の前方に位置するときには、遊技者は、図10に示すよ
うに装飾板48の表面に描かれた装飾をも見ることがで
きるようになっている。また、本実施例における可変表
示装置30での所定の表示状態とは、リーチ状態のこと
であり、可変表示装置30の表示に関わらない他の条件
とは、パチンコ遊技機への電源投入動作及び前記特定玉
検出器26の入賞玉の検出動作であるが、装飾板48の
作動条件としては、特にこれに限定するものではない。
【0023】このように、本実施例においては、可変表
示装置30の表示状態に応じて作動する装飾板48を設
けると共に、該装飾板48を可変表示装置30の表示に
関わらない他の条件においても作動し得るようにしたた
め、装飾板48の作動を充分に活用して、遊技に対する
興趣を向上している。
【0024】ところで、収納筐体41によって構成され
る遊技空間42内には、前記ワープ入口32から誘導さ
れた打玉を複数の通路に振り分ける機構が構成されてい
る。この点について詳細に説明すると、まず、収納筐体
41の一側側方には、図11に示すように、前記ワープ
上段通路33と連通するワープ下段通路62が後方に向
かって傾斜状に形成されている。したがって、ワープ入
口32から侵入した打玉は、ワープ上段通路33及びワ
ープ下段通路62を介して遊技空間42に到達し、該空
間42内の底板63の上流端に形成される半円弧状のガ
イド部材64に載置した後、底板63に落下する。な
お、底板63は、前方に向かって緩く傾斜している。
【0025】遊技空間42の底板63上には、後述のモ
ータ75によって常時回転せしめられる回転盤65が設
けられ、該回転盤65の下流側両側に一対の三角形状の
ガイド部材66a・66bが突設され、更に、ガイド部
材66a・66bの下端に後述のソレノイド80・81
によって回動される左右一対の打上部材67・68が設
けられている。この打上部材67・68の先端相互の間
隔は、打玉が通過し得るようになっている。また、打上
部材67・68の下流側であって底板63の前端縁に
も、一対の三角形状の第1ワープ通路形成ガイド69a
・69bが突設されている。また、回転盤65には、3
個の振分突起70…が突設されていると共に、その中央
に連通口71が開設され、該連通口71に連通するよう
に底板63の裏面に1個の打玉が流下する第2ワープ通
路72が形成され、該第2ワープ通路72の流下端が前
記遊技盤1の表面と同一平面となる第2ワープ出口73
となっている。一方、前記ガイド部材66a・66bの
外側には、打玉が通過する間隔が形成され、該間隔を流
下した打玉は、前記第1ワープ通路形成ガイド69a・
69bによって底板63の中央部に向かって誘導される
が、第1ワープ通路形成ガイド69a・69bの間隔が
打玉の直径の複数倍(図示の場合には、3倍)ある第1
ワープ出口74を形成しているので、打玉の流下勢によ
り遊技領域3に放出される位置が異なる。
【0026】一方、底板63の裏面側には、図12
(A)(B)に示すように、前記回転盤65及び振分突起
70の回転源となるモータ75と、該モータ75の駆動
力を回転盤65及び振分突起70に伝達する複数のギヤ
76〜79と、前記打上部材67・68の回動源となる
左右一対のソレノイド80・81と、該ソレノイド80
・81の駆動力を打上部材67・68に伝達する連動ア
ーム82と、が設けられている。モータ75の駆動軸7
5aには、ギヤ76が軸着されており、該ギヤ76に
は、回転盤65と一体的に取り付けられた大径のギヤ7
7が噛合されている。また、回転盤65には、小径のギ
ヤ78も一体的に取り付けられており、該ギヤ78に
は、各振分突起70…と一体的に取り付けられた3個の
ギヤ79…が噛合されている。これにより、モータ75
は、その駆動力を各ギヤ76〜79を介して回転盤65
と振分突起70とに伝達することで、ギヤ77による回
転盤65の回転、及びギヤ79による振分突起70の回
転を行うようになっている。なお、振分突起70は、ギ
ヤ79を中心とした自転に加えて、ギヤ78を中心とし
た公転をも行うものである。
【0027】一方、ソレノイド80・81の各駆動軸8
0a・81aには、それぞれ連動アーム82の左右両端
部が一体的に取り付けられている。また、連動アーム8
2の中央部近辺の左右2箇所には、係合穴部82a・8
2bが穿設されており、該係合穴部82a・82bに
は、前記打上部材67・68の回動軸67a・68aに
一体的に設けられた各係合ピン部67b・68bが係合
されている。これにより、ソレノイド80・81は、そ
の駆動力を連動アーム82を介して各打上部材67・6
8に伝達することで、各回動軸67a・68aを中心と
した打上部材67・68の回動を行うようになってい
る。
【0028】ところで、前記ガイド部材66a・66b
の内側を流下する打玉は、底板63の中心部分を流下す
るもの(この打玉は、打上部材67・68の先端間隔を
通過して下流側に流下する)を除いて最終的に前記打上
部材67・68に到達するが、打上部材67・68先端
部直前の底板63の裏面には、打玉の存在を検出する通
過玉検出器83a・83bが設けられ、該通過玉検出器
83a・83bが打玉を検出してONすると前記ソレノ
イド80・81がONとなって打上部材67・68を回
動させるので、打上部材67・68に到達した打玉は、
再度底板63を逆流して上昇し、前記回転盤65によっ
て前記連通口71に入ったり、あるいはガイド部材66
a・66bの外側間隔に導かれたり、更には再度下流側
に流下して打ち上げられ又は打上部材67・68の先端
間隔を通過したりして振り分けられる。
【0029】つまり、底板63上に形成されるガイド部
材66a・66bや打上部材67・68等は、所謂フリ
ッパーゲーム(ピンボールゲームとも言う)を構成する
もので、前記ワープ下段通路62から侵入した打玉を連
通口71を狙って打ち上げるゲームを行うもので、偶然
に連通口71に入れば、その打玉は、第2ワープ通路7
2を通って第2ワープ出口73から遊技領域3に放出さ
れ、打上部材67・68による打上動作にも拘らず、最
終的に底板63を流下して第1ワープ出口74から遊技
領域3に放出される。なお、ガイド部材66a・66b
の外側通路及び打上部材67・68の先端中央間隔部分
の通路は、打玉を第1ワープ出口74に導く第1ワープ
通路を構成している。また、上記した説明では、打上部
材67・68の回動動作を通過玉検出器83a・83b
の検出信号に基づいて行うものを示したが、パチンコ遊
技機の前面に設けられる手押スイッチ110(図示しな
い;ただし図39のタイムチャートに符号のみ表示)を
遊技者が操作することにより、駆動するようにしても良
い。
【0030】このように、本実施例においては、ワープ
入口32から取り込まれた打玉は、遊技空間42内の第
1及び第2の各通路のいずれかに振り分けられて流下
し、各通路に対応するワープ出口34・35から遊技領
域3に再度放出されるので、再放出された打玉が必ずし
も一定の流路をとることはない。したがって、可変表示
装置30の下流側の遊技領域3における遊技盤1の設計
の自由度が増すことになる。また、図示の実施例では、
図1に示すように、第2ワープ出口35が始動入賞口2
2の真上に位置するため、第2ワープ出口35から再放
出された打玉が始動入賞口22に入賞する確率が極めて
高いのに対し、第1ワープ出口34も始動入賞口22の
上方に位置するものの、放出範囲が前記したように広い
ので、始動入賞口22への入賞率は、余り高くない。つ
まり、図示の実施例では、振り分けられる通路の種類に
より、その後の遊技の価値が異なるようになっているの
で、どの通路に振り分けられるかに遊技者の興味が引き
付けられ、より興趣のある遊技を提供することができ
る。なお、前記底板63の裏面側には、複数の飾りLE
D84a…を備えたLED基板84と複数の飾りランプ
85…とが設けられ、底板63上を照明装飾するように
なっている。
【0031】更に、可変表示装置30には、上記した構
成以外に図3に示すように、表示器ユニット40の各種
構成部材を収納した収納筐体41を包囲する保護カバー
86が設けられている。該保護カバー86は、その左右
前端面に形成された係合突起部86aが収納筐体41側
の係合穴部41bに係合した状態で、ビス止め固定され
るようになっている。また、このような保護カバー86
の一側壁面及び収納筐体41の下端面には、それぞれ中
継基板87・88(図9参照)がビス止め固定して設け
られる一方、表示器ユニット40の上端部には、液晶表
示器43の表示制御を行う表示制御基板89が設けられ
ている。表示制御基板89は、図13に示すように、イ
ンバータ基板89aを備えると共に、複数のコネクタ8
9b〜89eを備えており、コネクタ89bには液晶表
示器43が、コネクタ89cには中継基板87が、ま
た、各コネクタ89d・89eには前記蛍光管46がそ
れぞれ接続されている。一方、中継基板87は、図14
に示すように、複数のコネクタ87a〜87mを備えて
おり、コネクタ87aには表示制御基板89が、コネク
タ87bには後述の遊技制御基板が、各コネクタ87c
・87dには前記レール飾りランプ11が、コネクタ8
7eには図示しない枠ランプが、各コネクタ87f・8
7gには前記風車ランプ4a・4bが、コネクタ87h
には前記天ランプ36a・36b、始動記憶表示器3
7、及び各飾りLED8a・8b・10・39a・84
aが、コネクタ87iには前記袖ランプ7a・7bが、
コネクタ87jには前記V表示LED28を備えたLE
D基板90が、それぞれ接続されている。該LED基板
90は、コネクタ90a〜90cを備えており、コネク
タ90aには前記ソレノイド24が、コネクタ90bに
は前記特定玉及び入賞玉の各検出器26・27が、コネ
クタ90cには前記始動玉検出器23が、それぞれ接続
されると共に、前記飾りLED8a・8bを個々に備え
る各LED基板91a・91bが接続されている。ま
た、中継基板87の各コネクタ87l・87mからは、
各々、大当り情報と有効始動情報とが出力されるもので
ある。
【0032】なお、上記表示制御基板89には、メッキ
が施された基板カバー92が取り付けられている。この
ため、静電気や不正電波等のノイズが発生した場合で
も、このノイズは、メッキされた基板カバー92に滞電
するようになっており、表示制御基板89へのノイズの
侵入を防止している。
【0033】以上、可変表示装置30を含むパチンコ遊
技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それら
の遊技装置は、図15及び図16に示す遊技制御回路に
よって制御される。図15及び図16は、遊技制御回路
をブロック構成で示す回路図であり、MPU93a、R
OM93b、RAM93c、入出力回路93dを含む基
本回路93によって制御されている。しかして、基本回
路93は、スイッチ回路94を介して始動玉検出器2
3、入賞玉検出器27、特定玉検出器26、通過玉検出
器83a・83b、及び位置検出器59からの検出信号
が入力され、アドレスデコード回路95から基本回路9
3及びスイッチ回路94にチップセレクト信号が与えら
れる。また、電源投入時に初期リセット回路96から基
本回路93にリセット信号が与えられ、定期リセット回
路97から基本回路93に定期リセット信号が与えられ
る。
【0034】一方、基本回路93からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、LED回路98
を介して各飾りLED8a・8b・10・39a・84
a、始動記憶表示器37、及びV表示LED28に表示
制御信号が与えられ、ソレノイド回路99を介して各ソ
レノイド24・80・81に駆動制御信号が与えられ、
LCD回路100を介して表示制御基板89及び液晶表
示器43(図16中には、LCD表示器と記載)に表示
制御信号が与えられ、ランプ回路101を介して遊技効
果ランプ19、レール飾りランプ11、サイドランプ9
a・9b、天ランプ36a・36b、風車ランプ4a・
4b、袖ランプ7a・7b、及び飾りランプ85に制御
信号が与えられ、モータ回路102を介して各モータ5
1・75に駆動制御信号が与えられ、音量増幅回路10
3を介してにスピーカ13に音信号が与えられる。な
お、情報出力回路104からは、大当り情報や有効始動
情報等の情報が外部に出力される。また、上記した装置
や回路には、電源回路105から各種の電圧を有する電
力が供給されている。
【0035】以上、説明した遊技制御回路によって奏さ
れる可変表示装置30の具体的な動作の一例を図17乃
至図39に示すタイムチャート及び説明図等を参照して
説明する。先ず、可変表示装置30の変動動作に用いら
れるランダム数について説明する。可変表示装置30で
は、図17に示すような5種類のランダム数が使用され
ており、これらのランダム数は、大当り判定用のWC
RND1と、左図柄表示用のWC RND2Lと、中図
柄表示用のWC RND2Cと、右図柄表示用のWC
RND2Rと、リーチ動作決定用のWC RND4と、
から構成されている。WC RND1は、0.002秒
毎に1ずつ加算されて変動するランダム数である。WC
RND2Lは、その変動が0.002秒毎に7ずつ加
算され、且つ割り込み処理の余り時間に実行されるもの
である。WC RND2Cは、WC RND2Lの桁上
げの時1ずつ加算されるものである。WC RND2R
は、WC RND2Cの桁上げの時1ずつ加算されるも
のである。また、WC RND4は、その変動が0.0
02秒毎に3ずつ加算され、且つ割り込み処理の余り時
間に実行されるものである。
【0036】そして、図18に示すように、WC RN
D1から抽出された値が「3」であり大当りと判定した
場合には、WC RND2C(0〜14)で抽出した値
に基づいて大当り図柄を決定し(図19参照)、この大
当り図柄が可変表示装置30の各図柄表示部47a〜4
7cに表示される。一方、WC RND1から抽出され
た値が「3」以外であり外れと判定した場合には、WC
RND2L・2C・2R(左・中・右)で抽出した各
値を停止図柄として使用し、この図柄が外れ図柄として
可変表示装置30の各図柄表示部47a〜47cに表示
される。また、WC RND2L・2C・2Rで抽出さ
れた値が、偶然にも大当り図柄と一致した場合には、中
図柄列に1を加算して外れ図柄にして表示するものであ
る。
【0037】次に、可変表示装置30の変動動作を図2
0乃至図23のタイムチャートに基づいて以下に説明す
る。なお、左・中・右の各図柄列の変動は、図24の一
覧表に示すパターンに基づいて行われる。変動パターン
Aは、一定の変動(1図柄当り0.200秒)であり、
変動パターンBは、一定の変動(1図柄当り0.060
秒)であり、変動パターンCは、一定の変動(1図柄当
り0.300秒)であり、変動パターンDは、一定の変
動(1図柄当り0.100秒)であり、変動パターンE
は、一定の変動(1図柄当り0.260秒)であり、変
動パターンFは、大当りとなる対象の図柄が0.304
秒であり、その他の図柄が0.264秒の変動であり、
変動パターンGは、大当りとなる対象の図柄が2図柄前
から1図柄後まで0.480秒であり、その他の図柄が
0.060秒の変動であり、変動パターンHは、120
ms→100ms→80ms→60ms→50ms→4
0ms→36ms→32ms→28msと除々に加速す
る変動である。
【0038】先ず、可変表示装置30の変動動作におい
て、外れとなる図柄列の変動を図20及び図21のタイ
ムチャートに基づいて説明する。図20において、始動
入賞口22(図20中には、始動口と記載)に打玉が入
賞して始動玉検出器23がONされ始動信号S0を導出
すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWC RN
D1から任意の値を抽出してこれらを格納する。そし
て、始動信号S0の導出時乃至微少時間(0.002
秒)後に、格納したWC RND1の値を読み出して外
れを判定する。また、始動信号S0の導出から微少時間
(0.004〜0.006秒)後には、格納したWC
RND2L・2C・2Rの各値を抽出する。なお、リー
チがある場合は、始動信号S0の導出から0.012〜
0.014秒後には、WC RND4の値を抽出する。
その後、始動信号S0の導出から0.016〜0.01
8秒が経過すると、変動パターンAにて左・中・右の全
図柄列の変動を開始させる。
【0039】そして、上記のような変動開始から0.6
00秒が経過すると、左図柄列に対しては、4.860
秒間変動パターンBにて変動させた後、停止図柄の1図
柄手前をセットして0.300秒間変動パターンCにて
変動させ、その後WC RND2Lで抽出した値の図柄
を停止表示させる。これと同様に、右図柄列に対して
は、変動開始から0.600秒が経過すると、5.16
0秒間変動パターンBにて変動させた後、停止図柄の3
図柄手前をセットして0.900秒間変動パターンCに
て変動させ、その後WC RND2Rで抽出した値の図
柄を停止表示させる。また、中図柄列に対しては、リー
チ以外(リーチしない)の場合では、図21に示すよう
に、変動開始から0.600秒が経過すると、6.06
0秒間変動パターンBにて変動させた後、停止図柄の3
図柄手前をセットして0.900秒間変動パターンCに
て変動させ、その後WC RND2Cで抽出した値の図
柄を停止表示させる。これにより、左・中・右の各図柄
列には、WC RND2L・2C・2Rで決定した外れ
図柄が表示される。
【0040】また、前記WC RND4で「5・11・
17・23」以外の値が抽出されて中図柄列に対してリ
ーチ(ノーマルリーチ)を行う場合には、変動開始か
ら0.600秒が経過すると、6.060秒間変動パタ
ーンBにて変動させた後、リーチ図柄の3図柄手前をセ
ットして1.600秒間変動パターンDにて変動させ
る。その後、WC RND4の抽出値が「4・9・14
・19・20・22・25・27・30・32・35・
37」のときは1.040〜4.680秒間、またWC
RND4の抽出値が「0・1・2・3・6・7・8・
10・12・13・15・16・18・21・24・2
6・28・29・31・33・34・36・38・3
9」のときは4.940〜8.580秒間変動パターン
Eにて変動させ、最終的にWC RND2Cで抽出した
値の図柄を停止表示させる。
【0041】また、WC RND4で「23」の値が抽
出されて中図柄列に対してリーチ(サイレントリー
チ)を行う場合には、変動開始から0.600秒が経過
すると、6.060秒間変動パターンBにて変動させた
後、リーチ図柄の3図柄手前をセットして1.600秒
間変動パターンDにて変動させ、その後、12.740
〜16.380秒間変動パターンEにて変動させ、最終
的にWC RND2Cで抽出した値の図柄を停止表示さ
せる。
【0042】また、WC RND4で「17」の値が抽
出されて中図柄列に対してリーチ(スクリーンリー
チ)を行う場合には、変動開始から0.600秒が経過
すると、6.060秒間変動パターンBにて変動させた
後、リーチ図柄の3図柄手前をセットして1.600秒
間変動パターンDにて変動させ、その後、13.096
〜16.832秒間変動パターンFにて変動させ、最終
的にWC RND2Cで抽出した値の図柄を停止表示さ
せる。
【0043】また、WC RND4で「11」の値が抽
出されて中図柄列に対してリーチ(可変速リーチ)を
行う場合には、変動開始から0.600秒が経過する
と、6.060秒間変動パターンBにて変動させた後、
リーチ図柄の3図柄手前をセットして1.600秒間変
動パターンDにて変動させ、その後、8.580秒間変
動パターンEにて変動させた後、5.160〜7.26
0秒間変動パターンGにて変動させ、最終的にWC
ND2Cで抽出した値の図柄を停止表示させる。
【0044】また、WC RND4で「5」の値が抽出
された場合には、図20に示すように、左・中・右の全
図柄列を同時に変動制御するリーチ(ハイパーリー
チ)を行う。即ち、変動開始から0.600秒が経過す
ると、全図柄列に対して、4.860秒間変動パターン
Bにて変動させた後、0.060秒間変動パターンBに
て1図柄変動させ、その後、11.010〜11.79
4秒間変動パターンHにて変動させた後、最終的にWC
RND2L・2C・2Rで抽出した値の図柄を停止表
示させる。
【0045】次に、可変表示装置30の変動動作におい
て、大当りとなる図柄列の変動を図22及び図23のタ
イムチャートに基づいて説明する。図22において、始
動入賞口22(図22中には、始動口と記載)に打玉が
入賞して始動玉検出器23がONされ始動信号S0を導
出すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWC RN
D1から任意の値を抽出してこれらを格納する。そし
て、始動信号S0の導出時乃至微少時間(0.002
秒)後に、格納したWC RND1の値を読み出して大
当りを判定する。また、始動信号S0の導出から微少時
間(0.004〜0.006秒)後には、格納したWC
RND2L・2C・2Rの各値を抽出すると共に、始
動信号S0の導出から0.008〜0.010秒後に
は、大当り図柄決定用に格納したWC RND2Cの値
を抽出する。また、始動信号S0の導出から0.012
〜0.014秒後には、WC RND4の値を抽出す
る。その後、始動信号S0の導出から0.016〜0.
018秒が経過すると、変動パターンAにて左・中・右
の全図柄列の変動を開始させる。
【0046】その後、上記のような変動開始から0.6
00秒が経過すると、左図柄列に対しては、4.860
秒間変動パターンBにて変動させた後、停止図柄の1図
柄手前をセットして0.300秒間変動パターンCにて
変動させ、その後WC RND2Lで抽出した値の図柄
を停止表示させる。これと同様に、右図柄列に対して
は、変動開始から0.600秒が経過すると、5.16
0秒間変動パターンBにて変動させた後、停止図柄の3
図柄手前をセットして0.900秒間変動パターンCに
て変動させ、その後WC RND2Rで抽出した値の図
柄を停止表示させる。
【0047】そして、前記WC RND4で「3・8・
13・18・19・23・28・33・38・39」の
値が抽出されて中図柄列に対してリーチを行う場合に
は、図23に示すように、変動開始から0.600秒が
経過すると、6.060秒間変動パターンBにて変動さ
せた後、リーチ図柄の3図柄手前をセットして1.60
0秒間変動パターンDにて変動させ、その後、16.1
20秒間変動パターンEにて変動させ、最終的に大当り
図柄を停止表示させる。
【0048】また、WC RND4で「2・7・12・
14・17・22・27・32・34・37」の値が抽
出されて中図柄列に対してリーチを行う場合には、変
動開始から0.600秒が経過すると、6.060秒間
変動パターンBにて変動させた後、リーチ図柄の3図柄
手前をセットして1.600秒間変動パターンDにて変
動させ、その後、16.528秒間変動パターンFにて
変動させ、最終的に大当り図柄を停止表示させる。
【0049】また、WC RND4で「1・6・9・1
1・16・21・26・29・31・36」の値が抽出
されて中図柄列に対してリーチを行う場合には、変動
開始から0.600秒が経過すると、6.060秒間変
動パターンBにて変動させた後、リーチ図柄の3図柄手
前をセットして1.600秒間変動パターンDにて変動
させ、その後、8.580秒間変動パターンEにて変動
させた後、6.780秒間変動パターンGにて変動さ
せ、最終的に大当り図柄を停止表示させる。
【0050】また、WC RND4で「0・4・5・1
0・15・20・24・25・30・35」の値が抽出
された場合には、図22に示すように、左・中・右の全
図柄列を同時に変動制御するリーチを行う。即ち、変
動開始から0.600秒が経過すると、全図柄列に対し
て、4.860秒間変動パターンBにて変動させた後、
0.060秒間変動パターンBにて1図柄変動させ、そ
の後、11.374〜11.766秒間変動パターンH
にて変動させた後、最終的に大当り図柄を停止表示させ
る。
【0051】ところで、上記可変表示装置30における
各リーチ〜動作は、前記基本回路93内のROM9
3bに記憶されたコマンドデータに基づいて行われる。
リーチ(ノーマルリーチの変動パターンE)の動作
は、図25に示すコマンドデータに基づき、リーチ
(サイレントリーチの変動パターンE)の動作は、図2
7に示すコマンドデータに基づき、リーチ(スクリー
ンリーチの変動パターンF)の動作は、図26に示すコ
マンドデータに基づき、リーチ(可変速リーチの変動
パターンG)の動作は、図28及び図29に示すコマン
ドデータに基づき、また、リーチ(ハイパーリーチの
変動パターンH)の動作は、図30に示すコマンドデー
タに基づき、それぞれ実行制御される。なお、各種のコ
マンドデータは、それぞれ各図柄位置に対応したDB
(ディファインバイト)即ち1バイト単位毎のデータか
らなり、そのデータ内容としては、表示時間用、飾りL
CD(液晶表示器43)制御用、飾りLED制御用、及
び効果音制御用の各種データを備えている。また、飾り
LCD制御用のデータは、図31に示すように、XF
CID OFF(全図柄消灯)やXF CID STP
L(左図柄消灯)等の全13種類からなり、各々、L
CD飾り点滅フラグ、表示時間[ms]、LCD飾り表
示データ、及びLCD図柄点滅フラグを有している。ま
た、図26に示すリーチ(スクリーンリーチ)用のコ
マンドデータ内における効果音制御データのうち、XS
UPは、スクリーン(装飾板48)の上昇音を指示す
る一方、XS DOWNは、装飾板48の下降音を指示す
ることで、装飾板48の開閉動作に応じた効果音の発生
を可能にしてリーチの興趣を向上している。
【0052】このように、本実施例においては、可変表
示装置30の各図柄表示部47a〜47cでの変動動作
が、基本回路93内のROM93bに記憶されたコマン
ドデータに基づいて行われると共に、該コマンドデータ
内には、各図柄(識別情報)毎の表示時間データが設け
られている。これにより、可変表示装置30の変動動作
は、同一の変動態様内においても減速あるいは加速し得
るようになっているため、セグメントタイプの可変表示
装置30においてもその変動動作を多様化することがで
き、視覚的な興趣を向上している。
【0053】次に、可変表示装置30の変動終了後の動
作について図32乃至図34を参照して説明する。先
ず、変動の結果、大当り図柄の組合せとなった場合で
は、図32に示すように、中図柄表示部47b(図32
中には、中図柄と記載)の変動が停止した後0.900
秒が経過すると、大当り図柄であることを判定し、その
後6.000秒が経過すると、可変入賞球装置20の開
閉板25(図32中には、大入賞口と記載)を29.5
00秒間開放し、開閉板25の開放終了から2.000
秒が経過すると、再度開閉板25の開放動作を繰り返
す。そして、このような開閉板25の所定回数(例え
ば、16回)の開放動作を終了する時点で始動記憶があ
る場合には、図33に示すように、開閉板25の閉鎖か
ら12.016秒後に全図柄表示部47a〜47c(図
33中には、左図柄のみを記載)の変動が開始される。
なお、この場合、開閉板25の閉鎖から12.000秒
後に、格納したWC RND1の値を読み出して当りあ
るいは外れを判定し、その0.004秒〜0.006秒
後に格納したWC RND2L・2C・2Rの各値を抽
出する。一方、変動の結果、外れ図柄の組合せとなり且
つ始動記憶がある場合では、図34に示すように、中図
柄表示部47b(図34中には、中図柄と記載)の変動
が停止した後0.916秒が経過すると、全図柄表示部
47a〜47c(図34中には、中図柄及び右図柄のみ
を記載)の変動が開始される。なお、この場合、中図柄
の変動停止から0.900秒後に、格納したWC RN
D1の値を読み出して当りあるいは外れを判定し、その
0.004秒〜0.006秒後に格納したWC RND
2L・2C・2Rの各値を抽出する。
【0054】次に、前記飾りLED−Dの動作について
説明する。この飾りLED−Dは、前述したように「0
〜9」までの数字が付与された合計10個の飾りLED
から構成されており、各々、図36に示すように、WC
RND3の各値が2個ずつ対応して設けられている。
なお、WC RND3は、図35に示すように、「0〜
19」の20通りの数値が前記WC RND1の桁上げ
毎に1ずつ加算されることで刻々と変化するものであ
る。そして、図37において、始動玉検出器23での入
賞玉の検出に伴って図柄変動が開始され、所定時間後に
中図柄表示部47b(図37中には、中図柄と記載)の
変動が停止されると、その0.900秒後にWC RN
D3の抽出が行われ、それから0.004秒後に飾りL
ED−Dの変動(点灯移動)が開始される。そして、所
定時間(4.000+0〜0.720秒)の変動後、W
RND3で抽出された値に対応する飾りLED−D
が点灯停止される。
【0055】次に、前記打上部材67・68の動作につ
いて図38及び図39を参照して説明する。図38は、
実施例に係る打上部材67・68の動作を示すタイムチ
ャートであり、図39は、手押スイッチ110を設けた
場合の打上部材67・68の動作を示すタイムチャート
である。まず、図38において、遊技空間42内の底板
63に打玉が流下して通過玉検出器83a・83bをO
Nして検出信号P1・P3が導出されたときには、打上
部材67・68のソレノイド80・81が微少時間T1
だけONされる。これにより底板63を流下して通過玉
検出器83a・83bをONさせた打玉は、上流側に打
ち上げられる。なお、微少時間T1内に導出される通過
玉検出器83a・83bの検出信号P2は、無効として
処理される。また、図39において、遊技空間42内の
底板63に打玉が流下して打上部材67・68に近づい
たとき、遊技者が手押スイッチ110を操作して検出信
号P4・P5が導出されると、打上部材67・68のソ
レノイド80・81が微少時間T1だけONされる。こ
れにより底板63を流下して打上部材67・68に近づ
いた打玉は、上流側に打ち上げられる。なお、手押スイ
ッチ110をT1時間より長く連続的に押圧してもソレ
ノイド80・81は、1回しかONされないように制御
される。
【0056】次に、可変表示装置30等に備えられる各
種ランプ類(LEDを含む)及びスピーカ等の構成部材
のより具体的な動作について図40乃至図42を参照し
て説明する。図40乃至図42は、各遊技状態に応じて
表示あるいは駆動されるランプ、LED、及びスピーカ
の動作を示す一覧表図である。なお、図中、丸印は、点
灯状態を示し、丸印の中にバツがある表示は、点滅状態
を示し、二重丸は、点灯移動状態を示す。
【0057】まず、電源の投入時には、左・中・右の各
図柄表示部47a〜47cに「000」を表示する。な
お、このとき、飾りLED10は、「0」を点灯表示
し、また、スピーカ13は、フリッパー作動音を効果音
として発生する。そして、各図柄表示部47a〜47c
での図柄の回転(変動)中には、サイドランプ9a・9
b及び天ランプ36a・36bが192msの周期で交
互に点滅作動し、スピーカ13は、図柄回転音及び図柄
停止音を効果音として発生する。なお、始動記憶表示器
37(図41中には、記憶表示LEDと記載)は、記憶
数に合せて左側から点灯表示を行う。
【0058】また、図柄の変動中にリーチ・となっ
たときには、サイドランプ9a・9b、天ランプ36a
・36b、及び飾りランプ85(図41中には、役物ラ
ンプと記載)が96msの周期で同時又は相互に点滅作
動し、飾りLED10が384msの周期で点灯移動す
る。また、図柄の変動中にリーチとなったときには、
天ランプ36a・36b及び飾りランプ85が120m
sの周期で同時に点滅作動し、飾りLED10が240
msの周期で点灯移動する。また、図柄の変動中にリー
チとなったときには、レール飾りランプ11、サイド
ランプ9a・9b、天ランプ36a・36b、及び飾り
ランプ85が48msの周期で同時又は相互に点滅作動
し、飾りLED10が192msの周期で点灯移動す
る。なお、図柄の変動中にリーチとなったときには、
各種ランプ類の点灯点滅制御は、行わないものである。
そして、図柄停止から判定までの所定時間内には、風車
ランプ4a・4b及び袖ランプ7a・7bがON400
ms/OFF620msの周期で点滅作動する。
【0059】次に、可変表示装置30の各図柄が大当り
図柄の組合せとなったときには、開閉板25(図40乃
至図42中には、大入賞口と記載)の開放前、開閉板2
5の開放中、特定領域入賞時、次回開放までの間、及び
開閉板25の開放後、の5段階に分けられる。そこで、
これらを順次説明すると、先ず、開閉板25の開放前に
は、レール飾りランプ11がOFF240ms/ON1
20ms/OFF120msの周期で点滅作動し、サイ
ドランプ9a・9bがOFF120ms/ON120m
s/OFF240msの周期で点灯移動し、天ランプ3
6a・36bがON60ms/OFF60msの周期で
点滅作動し、風車ランプ4a・4b及び袖ランプ7a・
7bがON120ms/OFF360msの周期で点滅
作動し、飾りランプ85がOFF120ms/ON12
0msの周期で点滅作動し、飾りLED10が480m
sの周期で点灯移動する。なお、このとき、左・中・右
の各図柄表示部47a〜47cは、大当り図柄を表示
し、始動記憶表示器37は、記憶数に合せて左側から点
灯表示を行い、スピーカ13は、ファンファーレ、1〜
15R毎の各開放中音、特定領域入賞音、大入賞口開放
最終回音等を効果音として発生する。
【0060】また、開閉板25の開放中には、レール飾
りランプ11がOFF360ms/ON120ms/O
FF120msの周期で点滅作動し、サイドランプ9a
・9bがOFF180ms/ON180ms/OFF3
60msの周期で点灯移動し、天ランプ36a・36b
がON90ms/OFF90msの周期で点滅作動し、
風車ランプ4a・4b、袖ランプ7a・7b、及び飾り
ランプ85が180msの周期で同時に又は交互に点滅
作動し、飾りLED10が「0〜9」の何れかを点灯表
示する。なお、このとき、左・右の各図柄表示部47a
・47cは、大当り図柄を表示する一方、中図柄表示部
47bは、入賞個数を表示する。
【0061】また、特定領域入賞時には、レール飾りラ
ンプ11及び飾りランプ85が96msの周期で交互に
点滅作動し、サイドランプ9a・9b、天ランプ36a
・36b、風車ランプ4a・4b、袖ランプ7a・7
b、及びV表示LED28が48msの周期で同時に又
は交互に点滅作動する。なお、特定領域入賞済となる
と、V表示LED28は、80msの周期で点滅作動す
る。
【0062】また、次回開放までの間には、レール飾り
ランプ11、サイドランプ9a・9b、風車ランプ4a
・4b、及び袖ランプ7a・7bが160msの周期で
同時に又は交互に点滅作動し、天ランプ36a・36b
及び飾りランプ85が80msの周期で交互に点滅作動
する。なお、このとき、左・中・右の各図柄表示部47
a〜47cは、開放回数を表示する。
【0063】また、開閉板25の開放後には、レール飾
りランプ11、サイドランプ9a・9b、風車ランプ4
a・4b、及び袖ランプ7a・7bが240msの周期
で同時に又は交互に点滅作動し、天ランプ36a・36
b及び飾りランプ85が120msの周期で交互に点滅
作動する。なお、このとき、左・中・右の各図柄表示部
47a〜47cは、大当り図柄を表示する。
【0064】また、特定遊技状態において異常が発生し
たときには、サイドランプ9a・9bが点灯作動する。
また、左・中・右の各図柄表示部47a〜47cは、
「E−1・2・3・4・E」の何れかを表示し、スピー
カ13は、異常に応じたエラー音声を発生する。
【0065】なお、上記実施例は、本発明を限定するも
のではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であ
る。例えば、上記実施例では、本発明のセグメント式表
示器として可変表示装置30を液晶表示器43にて構成
しているが、特にこれに限定するものではなく、LE
D、EL、プラズマ、蛍光表示管、あるいはランプで構
成することも可能である。また、上記した実施例では、
可変表示装置30の遊技空間42内に構成されるゲーム
としてフリッパーゲームを示したが、他のゲーム内容を
有するように構成したものでも良い。例えば、図43に
示すように、可変表示部201で特定の識別情報を表示
すると、これに伴って可動翼202を傾動することで入
賞空間203を開放し、該入賞空間203内に入賞した
打玉Bを左右一対の可動部材204a・204bにて一
旦停留した後、可動部材204a・204bを作動して
打玉Bの停留を解除して特定領域205に導く可変表示
装置200では、可変表示部201の表示がリーチとな
ったとき、可動部材204a・204bを作動させて遊
技の興趣を向上することも可能である。
【0066】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、複数の識別情報毎の表示時間デ
ータを記憶するデータ記憶手段と、該データ記憶手段の
表示時間データに基づいて前記識別情報の変動を制御す
る変動制御手段と、を備えたので、識別情報毎の表示時
間を自由に設定することができ、ひいてはセグメントタ
イプの可変表示器における変動動作を多様化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるパチンコ遊技機の遊
技盤を示す拡大正面図である。
【図2】遊技盤を示す拡大背面図である。
【図3】パチンコ遊技機の可変表示装置を示す分解斜視
図である。
【図4】可変表示装置に設けられる液晶表示器の概念図
である。
【図5】可変表示装置を示す正面図である。
【図6】可変表示装置に表示される図柄の一覧表図であ
る。
【図7】可変表示装置に設けられる回動装置を示す縦断
面図である。
【図8】同図(A)(B)は、各々、図7のA−A線縦断
面図であると共に回動装置の動作状態を示す説明図であ
る。
【図9】可変表示装置を示す側面図である。
【図10】装飾板が開放状態にある可変表示装置を示す
正面図である。
【図11】可変表示装置の内部構造を示す平面図であ
る。
【図12】同図(A)は、回転盤及び打上部材の駆動機
構を示す平面図であり、また、同図(B)は、同図
(A)のB−B線縦断面図である。
【図13】表示制御基板の接続状態を示す説明図であ
る。
【図14】中継基板の接続状態を示す説明図である。
【図15】遊技制御回路を示すブロック図の一部であ
る。
【図16】遊技制御回路を示すブロック図の一部であ
る。
【図17】可変表示装置の図柄変動に使用されるランダ
ム数の一覧表図である。
【図18】図柄の当り外れの選択方法を説明する説明図
である。
【図19】大当り図柄を示す一覧表図である。
【図20】外れのときの図柄列の変動動作を示すタイム
チャートの一部である。
【図21】外れのときの図柄列の変動動作を示すタイム
チャートの一部である。
【図22】大当りのときの図柄列の変動動作を示すタイ
ムチャートの一部である。
【図23】大当りのときの図柄列の変動動作を示すタイ
ムチャートの一部である。
【図24】図柄の変動パターンを示す一覧表図である。
【図25】ノーマルリーチに用いられるコマンドデータ
の一覧表図である。
【図26】スクリーンリーチに用いられるコマンドデー
タの一覧表図である。
【図27】サイレントリーチに用いられるコマンドデー
タの一覧表図である。
【図28】可変速リーチに用いられるコマンドデータの
一覧表図の一部である。
【図29】可変速リーチに用いられるコマンドデータの
一覧表図の一部である。
【図30】ハイパーリーチに用いられるコマンドデータ
の一覧表図である。
【図31】コマンドデータ内の飾りLCD制御データを
説明する説明図である。
【図32】可変表示装置での大当り図柄の表示に基づく
開閉板の開放動作を示すタイムチャートである。
【図33】開閉板の開放動作後に、可変表示装置が変動
する動作を示すタイムチャートである。
【図34】可変表示装置での外れ図柄の表示後に、再度
可変表示装置が変動を開始する動作を示すタイムチャー
トである。
【図35】飾りLED−Dに使用されるランダム数の一
覧表図である。
【図36】飾りLED−Dを構成する各種LEDとラン
ダム数との対応関係を示す一覧表図である。
【図37】可変表示装置での図柄変動の終了後に、飾り
LED−Dが変動を開始する動作を示すタイムチャート
である。
【図38】打上部材の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図39】打上部材の他の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図40】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図41】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図42】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図43】本発明の他の実施例における可変表示装置を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 20 可変入賞球装置 22 始動入賞口 23 始動玉検出器 25 開閉板 26 特定玉検出器 27 入賞玉検出器 30 可変表示装置(可変表示器) 32 ワープ入口 34 第1ワープ出口 35 第2ワープ出口 37 始動記憶表示器 40 表示器ユニット 42 遊技空間 43 液晶表示器 47a〜47c 図柄表示部(可変表示部) 48 装飾板 50 回動装置 59 位置検出器 63 底板 64・66a・66b ガイド部材 65 回転盤 67・68 打上部材 70 振分突起 83a・83b 通過玉検出器 93 基本回路(変動制御手段) 93a MPU 93b ROM(データ記憶手段) 93c RAM 110 手押スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を可変表示するセグメン
    トタイプの可変表示器を備えた弾球遊技機において、 前記複数の識別情報毎の表示時間データを記憶するデー
    タ記憶手段と、 該データ記憶手段の表示時間データに基づいて前記識別
    情報の変動を制御する変動制御手段と、を備えたことを
    特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記データ記憶手段は、前記複数の識別
    情報毎の表示時間データを経時的に異ならして記憶し、 前記変動制御手段は、データ記憶手段の表示時間データ
    に基づいて識別情報を加速変動することを特徴とする請
    求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記データ記憶手段は、前記複数の識別
    情報毎の表示時間データを経時的に異ならして記憶し、 前記変動制御手段は、データ記憶手段の表示時間データ
    に基づいて識別情報を減速変動することを特徴とする請
    求項1記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記データ記憶手段は、前記複数の識別
    情報における各表示時間データを順次記憶した記憶テー
    ブルからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記可変表示器は、複数の識別情報を可
    変表示する可変表示部を複数列有すると共に、該複数列
    の可変表示部の表示結果が特定の識別情報の組合せとな
    ったときに所定の遊技価値を付与し、 前記変動制御手段は、全列の可変表示部が停止する前の
    段階で特定の識別情報の組合せとなる可能性があると
    き、前記データ記憶手段の表示時間データに基づいて変
    動中の可変表示部を変動制御することを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれか記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記変動制御手段は、前記変動中の可変
    表示部を既に停止した可変表示部の変動速度に比べて低
    速に制御することを特徴とする請求項5に記載の弾球遊
    技機。
JP6224067A 1994-08-24 1994-08-24 弾球遊技機 Withdrawn JPH0857127A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005080823A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Olympia:Kk 遊技機
JP2007289781A (ja) * 2007-08-13 2007-11-08 Heiwa Corp 遊技機
JP2008119507A (ja) * 2008-02-07 2008-05-29 Olympia:Kk 弾球遊技機

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