JPH08565B2 - 商品包装体の製造方法 - Google Patents

商品包装体の製造方法

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JPH08565B2
JPH08565B2 JP62148824A JP14882487A JPH08565B2 JP H08565 B2 JPH08565 B2 JP H08565B2 JP 62148824 A JP62148824 A JP 62148824A JP 14882487 A JP14882487 A JP 14882487A JP H08565 B2 JPH08565 B2 JP H08565B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、易開封性を有する新規な構成のピロー式商
品包装体を効率良く製造するために改良されたピロー式
商品包装体の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 近年、商品の自動包装方法としてピロー式包装装置を
用いて商品を連続自動的に包装する方法がインスタント
ラーメン等の商品包装などに広く用いられている。
このピロー式商品包装方法は、帯状のフイルム原反を
供給して長手方向と垂直に溶断してシールしてピロー式
の袋をつくり、これに商品を収納して、上部をシールし
て密封する機構、すなわち、フイルム原反の流れの順に
折り曲げ機構、商品挿入機構、熱シール機構及び溶断機
構を備えている。
このようなピロー包装装置としては通常縦型と溝型と
が用いられている。
これらピロー式包装装置を用いて、商品を自動包装す
る方法は、製造業者の立場からは、商品の包装方法とし
ては迅速安価な方法で極めて有利であり、現在広く採用
されている。
しかし、この方法によって包装された商品を包装体か
ら取り出す場合、手で包装体を破るのが意外と困難で、
商品の取り出しについて、手間がかかり消費者の立場に
おいては必ずしも満足しうるものではなかった。
プラスチック包装体から商品を取り出しやすくするた
めに通常袋体の端に切り目を入れるが、ピロー式包装方
法によって製造された商品入りの袋に、このような切り
目を入れることは、その包装の機構から見て不可能であ
った。
さらに、実開昭61−160067号公報には、再開封及び再
密封できるピロー式包装体が開示されている。
この包装体は、感圧接着剤を塗布した接着テープによ
って、ピロー式の中央センターラインの合わせ目を密封
するものである。これは、ピロー式のセンターヒートシ
ールを感圧接着剤による接着に置き換えて再開封性と再
密封性を達成しようとするものである。
この方法によって製造された包装体は易開封性の利点
はあるが、その製造工程には多くの困難が伴う。
すなわち、この包装体の場合には、接着テープの露出
した感圧接着剤層によって接着する工程を行っている。
このような露出した感圧接着剤層をフィルムの接着に用
いる場合、一旦ずれて接着すると、位置の修正が不可能
となり連続的包装操作が困難になる。また、この従来技
術の包装体の製造方法を採用した場合に、接着テープを
取り付けた帯状フイルムの一方の端縁を正確に他方の端
縁に重ねるように、ローラー又はガイド板によって、操
作するときに、接着剤層がこれらのガイド板又はローラ
ー面に接着するので、円滑なローラー又はガイド板操作
が困難であった。
また、この方法のように移動させながらフイルムの両
縁を接合するときに、接着の前後で重ねる位置を正確に
固定しないと、どうしても振動で接着位置がぶれる。そ
のとき、両端縁の接着が曲がったり、皺がよったりする
可能性が極めて大きかった。
一方、製袋工程において、感圧接着剤でフイルムを接
着するときは、感圧接着剤を剥離紙に塗布した接着テー
プをまず一方のフイルム面に貼着して、両フイルムを接
合する寸前に、接着テープから剥離紙を剥がして、接着
剤層をフイルムの面に転写して、この接着剤層を介在さ
せて圧力をかけて接着するのが慣用手段として行われて
いる。この方法を用いると、接着寸前までは感圧接着剤
層は剥離紙テープが覆われているので、感圧接着剤層が
不要な場所に粘着するのを防止することができる。しか
し、実開昭61−160067号公報の場合は、接着テープは、
フイルムの端縁からはみ出している部分と内部に隠れる
部分と別れるために、両面テープの剥離紙で感圧接着剤
層を覆う手段は使用できなかった。
また、実開昭61−160067号公報の場合は、感圧接着剤
層を相手方のフイルムに圧着する操作を行うときに、既
に、商品が内蔵されている状態では、接着剤層があるフ
イルムの端縁を相手方端縁に押し付けて接着するのが困
難である。感圧接着剤が接着する機構は、被接着面に存
在する微細な孔に接着剤が入り込むアンカー機構で接着
することは接着理論が教えるところである。従って、フ
イルム同士を接着させるには、接着剤層を介在させてフ
イルムを強く圧着する必要がある。単に、接触しただけ
の場合では、接着力は大きく低下する。前記実開昭61−
160067号公報開示の製造方法では、感圧接着剤を塗布し
たフイルムを相手方フイルム面に十分な力で押し付ける
ことが困難であった。
通常のピロー式包装は、センターライン及び包装袋の
端部を総てヒートシールによって密封するため、接着剤
層の露出がなく、ロール操作又はガイド板操作によっ
て、内容物が収納されている状態でも簡単かつ迅速に自
動包装できる点に最大の利点がある。上記公知技術の包
装体では、これを製造するときに、ヒートシールによる
簡便なセンターシールと比較すると、易開封性を達成す
ることはできてもセンターシールの密封操作が極めて難
しくなる欠点があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、ヒートシールにより簡便に効率よく包装で
きるピロー式商品包装体の製造方法であって、製造され
た包装体から商品が容易に取り出せる包装体の製造方法
を提供することを目的とするものである。
すなわち、ピロー式包装では、総てのシールがヒート
シールであり、ヒートシールは包装袋を形成する操作は
連続的に迅速に実施できるので便利であるが、ヒートシ
ールされた部分は、両側のフイルムが互いに溶融して、
混ざり合って、これが冷却した場合に両フイルムは同一
フイルムのように一体化している。これを破壊しようと
すると、ヒートシール部分は、元のフイルムを破壊する
のと同様の大きい力を必要とする。
このために、ピロー式包装袋を破るのが困難になって
いて消費者が袋から商品を取り出すときに手間がかかる
欠点がある。
このヒートシールによる簡便な密封手段に対して、製
袋産業に使用される密封方式としては、接着剤、すなわ
ち、感圧接着剤又は感熱接着剤による密封手段が慣用さ
れている。
先の従来技術の実開昭61−160067号公報のように、ヒ
ートシールの代わりに感圧接着剤で密封された場合は、
シール部が幅約3〜10mmの塗布面積で接着しているので
ガス透過性(ガスバリヤ性)はヒートシール手段と比較
して低下することはない。
すなわち、一般に袋体フイルムは30〜100μの厚さで
あるのに対して、接着剤層の幅3〜10mmは、約100倍程
度の厚さになるので、フイルム面を直接透過するガス量
よりも接着剤層を透過するガス量ははるかに少ない。そ
して、感圧接着剤層シールは単に接着しているだけであ
るので、これを指で剥がすこともできて、剥離と接着を
反復することができる。
しかし、ピロー式の利点である連続センターシール操
作が露出する感圧接着剤層があるために前述の通りの理
由で困難になる。
また、感熱接着剤によるフイルムの接着は、これも接
着剤塗布面積で接着するので、ガス透過性(ガスバリヤ
性)がヒートシール手段と比較して低下することはな
く、フイルイムの融点以下の低い温度で融解する低融点
のポリマーを接着剤として使用するものであり、接着さ
れるフイルムは接着時の加熱ではまったく溶融しない点
でヒートシールと接着部の状況とまったく相違する。す
なわち、感熱接着剤層だけが融解して、その溶融接着剤
ポリマーの粘着性で両フイルムを接着する。従って、融
着のようにフイルム同士は融合していないため、感熱接
着剤によってフイルムを接着した場合も、これを指で端
から簡単に剥がすことができる。ただし、感熱接着剤の
場合は、一旦剥がすと再度接着させることはできない。
このような感熱接着剤のシール部を有するピロー式包装
体は、従来より知られていない。
本発明は、ピロー式のセンターシールの連続センター
シール操作の簡便さと製造された包装体袋の易開封性の
両方を達成することを目的とするものである。
前記公報の場合のような再粘着シール性の有無は問題
にしていない。
[問題を解決するための手段] 本発明者は、包装時に必要なヒートシール部と、別
に、商品を取り出すための接着剤によるシール部を、同
時に有する新規な包装体にして、それぞれのシールを目
的別に役割を分担させる発想を得て、しかも、ヒートシ
ールによる包装工程の前に、その原料となる最初の原反
フイルムの段階で、最後に商品を取り出すための接着剤
によるシールをあらかじめ形成しておけば、露出した接
着剤層がピロー式工程を困難にする欠点がない点に着目
して、この発想に基づき本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、折り曲げ機構、商品挿入機構、
熱シール機構及び溶断機構を備えた自動包装装置に長尺
の帯状フイルムを連続的に送り出して、 (A)該帯状フイルムが折り曲げ機構を通過する際に、
該帯状フイルムの幅の略1/4幅の所で両側縁を連続的に
内側に折り曲げて、該両側縁をたがいに接続できるよう
に重ね合わせ、次いで、 (B)このものが、熱シール機構を通過する際に、該両
側縁の重合部分を連続的に熱シールし、 (C)該熱シール機構の下流にある溶断機構において、
該帯状フイルムの所定の位置で長手方向に対して垂直方
向に溶断して該帯状フイルムを閉鎖して袋体の底とな
し、袋体部を半ば形成し、 (D)該熱シール機構の上流にある商品挿入機構から、
該帯状フイルムの側縁が開いている箇所から半ば形成し
た袋体部に商品を挿入し、 (E)該商品収納部が溶断機構を通過した際に、帯状フ
イルムの所定の位置で長手方向に垂直の方向に溶断して
商品を密封包装するとともに、前記(C)工程における
袋体部形成を兼ねるこれら一連の工程を連続的に繰り返
すピロー式自動包装方法の前工程として、 (F)原料帯状フイルムを、該フイルムのいずれかの側
縁から糊代分の幅以上離れた一定の距離の位置を長手方
向に沿って連続的に一旦切り離し、次いで、 (G)接着層塗布機構を通過する際に、(F)工程で一
旦切り離されてできた2本の帯状フイルムのいずれか一
方の端縁面に接着剤層を塗布し、 (H)幅寄せ機構において、(F)工程で一旦切り離し
てできた2本の帯状フイルムの両端縁を幅寄せして重ね
合わせて圧着し、(G)工程で塗布された接着剤により
切り離し端縁を互いに接着することにより形成する工程
を行うことを特徴とする商品包装体の製造方法を提供す
るものである。
本発明に用いる折り曲げ機構は、公知のガゼット折り
手法を特に制限なく使用でき、熔断機構は、通常の熱刃
による切断手法であり、シール機構は、熱ロール等によ
るヒートシール手段である。
本発明の特徴の前工程における切り離し機構と幅寄せ
機構と接着剤塗布機構の組み合わせは、一旦切り離した
原反フイルムを連続的に接合して、再度1枚の原反フイ
ルムに再生するものである。
本発明の切り離し機構とは、原反フイルムの流れに、
単にナイフを設置して、原反フイルムを2枚に切り離す
だけの慣用手段を採用することができる。
幅寄せ機構とは、連続的に供給されて流れるフイルム
原反をナイフで切り離された後でフイルムの一方の流れ
をガイドロールで、他方のフイルムの端に重なるように
幅寄せする慣用手段である。
接着剤塗布機構とは、ナイフによって分離したフイル
ムの一方の端縁に接着剤を塗布する手段であり、公知の
接着剤塗布手段である塗布ノズルによる塗布及び両面接
着テープの連続的貼りつけによる公知の接着剤塗布手段
を使用することができる。
この方法でフイルムを再度一枚に結合する場合は、た
とえ、接着剤が感圧接着剤であっても、接合の際に、そ
の前後において、フイルムの重なり部分をロールで固定
保持して、接着テープを接合の寸前に系外に剥がすこと
ができるので、正確にフイルム側縁の接合ができる。し
かも、接合の際に、押圧ロールによって、強く押し付け
ることができる。このような二つの作用効果による正確
かつ強い接合が得られるのは、単純な形状の原反の状態
で行うから簡単に施工することができる。実開昭61−16
0067号の場合のような複雑な状態で露出した感圧接着剤
層による接合は正確かつ大きい押圧下に行うことは極め
て困難である。
このように、本発明の特徴的前工程は、それぞれは3
個の慣用手段を組み合わせてなるものであり操作として
は簡単で、ピロー式包装工程の前の原反を一旦分離して
再度接合することによって、センターヒートシール部と
接着剤層による密着シールの両方のシール部を保有する
新規なピロー式包装体を製造することができる。
本発明に用いる長尺の帯状のフイルム原反の素材につ
いては特に制限はなく、従来ピロー式自動包装装置に慣
用されているもの、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ4−メチルペンテン−1などのポリオレフィン
類、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
スチレンなどの熱可塑性樹脂フイルム、あるいは防湿セ
ロファンフイルムやアルミ箔をラミネートした各種フイ
ルムを用いることができる。
本発明においては、通常のピロー式自動包装装置に、
新たな機構を付加した装置、すなわち包装用フイルム原
反の流れの順に、折り曲げ機構、商品挿入機構、熱シー
ル機構及び溶断機構を有するピロー式自動包装装置の該
折り曲げ機構の前に、帯状フイルムのいずれかの側縁を
切り離すための機構、この切り離した端縁のいずれか一
方の面に接着剤層を塗布するための機構及び該切り離し
た両縁を幅寄せして重ね合わせ、圧着して接着する機構
を順次付加して成る装置を用い、商品を自動包装するこ
とにより、収納された商品を簡単に取り出しうるよう
に、包装体のいずれかの側縁が長手方向に沿って開封可
能に接着層を介してシールされた商品収納包装体を製造
することができる。
次に、本発明の好適な実施例について説明する。
まず、前記包装装置に包装用フイルム原反をセット
し、折り曲げ機構を通過させて、帯状フイルムの略1/4
幅の所で両側縁を連続的に内側に折り曲げて、該両側縁
をたがいに接続できるように重ね合わせたのち、これを
熱シール機構を通過させて、該両側縁の重合部分を連続
的に熱シールするピロー式装置において、この際、前記
折り曲げ機構の前又は後ろにおいて、該帯状フイルムを
切り離し機構を通過させ、そのいずれかの側縁を一旦切
り離し、次いで接着層形成機構を通過させて、切り離し
た端縁のいずれか一方の面に接着層を設けたのち、該切
り離した両縁を幅寄せして重ね合わせ、圧着して接着
し、開封性側縁部を形成する。
次いで、該熱シール機構の下流にある溶断機構におい
て、該帯状フイルムの所定の位置で長手方向に対して垂
直方向に溶断して、該帯状フイルムを閉鎖する。この溶
断によって、通常は前の工程において前の商品が収納さ
れた包装体がシールされると共に帯状フイルムから切り
離される。
次に、このようにして商品を収納しうるようにシール
された帯状フイルムの側縁が開いている箇所に所望の商
品を挿入したのち、この商品収納部を溶断機構を通過さ
せ、該帯状フイルムの所定の位置で長手方向に垂直に溶
断することにより、商品を収納した包装体が得られる。
前記接着剤層の形成は、通常接着剤を塗布するか、あ
るいは両面粘着テープを貼付することによって行われ
る。該接着剤については、フイルム同士の密着性がよ
く、かつ容易に該フイルム同士を剥離しうるものであれ
ば、特に制限はなく、公知の接着剤の中から任意のもの
を選択して用いることができる。
このようにして、商品が収納された包装体について、
添付図面に従って説明すると、第1図、第2図及び第3
図、第4図は、それぞれ該包装体の開封性側縁部の異な
った例を示す平面図と断面図であって、第1図と第2図
は包装体の一方の側のフイルム1の側縁3が折り返さ
れ、接着層4を介して、他方の側のフイルム1′の外側
に接着され開封性側縁部を形成している構造を示す。一
方、第3図と第4図は、包装体の一方の側のフイルムの
側縁3が折り返され、接着層4を介して他方の側のフイ
ルムの内側に接着され開放性側縁部を形成している構造
を示す。
本発明においては、商品収納部を溶断機構を通過させ
て、帯状フイルムの所定の位置で長手方向に垂直に溶断
することにより、商品収納包装体を切り離すと共に、該
帯状フイルムがこの溶断線によって閉鎖され、商品収納
が可能となるが、この溶断の位置に、易開封性側縁部の
溶断端部が溶着されないように、所望に応じ第5図に示
すように融着防止剤層を開封性開口側縁部を形成する前
に設けることができる。この融着防止剤層は通常印刷イ
ンキを塗布することなどによって設けられる。
[発明の効果] 本発明は、従来のピロー式商品包装体製造方法の前
に、原料フイルム原反を一旦切り離してから、接着剤で
接合して露出した接着剤層のない一枚の接合原反を作成
するという工程を付加した新規な商品包装体製造方法に
よって、ピロー式のセンターヒートシール及び開封用の
接着剤層によるシールの両シールを同時に有する新規な
ピロー式包装体を製造することができる。
原料フイルム原反の簡単な形状の状態において、接着
剤による連続的接合を行うので、接着の際に十分な押圧
をかけられるので、強いシールの接着力が得られる。
また、単純なフイルム形状の状態で接合を行うので感
圧接着剤の場合でも正確な位置に接着することができ
る。
この前工程で作成された接合原反は、従来のピロー式
包装体製造方法の原反としてそのまま使用できる。
従って、本発明製造方法によって、自動包装が従来の
ピロー式方法とまったく同一の容易さで連続ヒートシー
ル包装が可能となり、また、袋の寸法一杯の接着剤層に
よるシールがあるために易開封性が達成でき、消費者に
とって接着剤シール部からの商品の取り出しが容易とな
る。また、接着剤層によるシール部は、ガスが透過する
厚さが大きいのでこれを設けたことによって、ガスバリ
ヤ性が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって包装した包装袋の構造を示す平
面図であり、第2図はその側面断面図であり、第3図は
同じく他の態様の包装袋の平面図であり、第4図はその
側面断面図であり、第5図は同じく他の態様の包装体の
平面図である。 図中の符号の1,1′はフイルム、2はセンター熱シール
部、3はフイルムの側縁、4は接着剤層、5は溶断シー
ル部、6は商品、7は融着防止剤層である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−160067(JP,U) 実開 昭58−121802(JP,U) 実開 昭62−110107(JP,U) 実開 昭61−232110(JP,U) 実公 昭41−22949(JP,Y1) 包装機械とメカニズム〔新版〕,発行日 1986年8月15日、編集者 社団法人 日 本包装機械工業会 157〜176頁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り曲げ機構、商品挿入機構、熱シール機
    構及び溶断機構を備えた自動包装装置に長尺の帯状フイ
    ルムを連続的に送り出して、 (A)該帯状フイルムが折り曲げ機構を通過する際に、
    該帯状フイルムの幅の略1/4幅の所で両側縁を連続的に
    内側に折り曲げて、該両側縁をたがいに接続できるよう
    に重ね合わせ、次いで、 (B)このものが、熱シール機構を通過する際に、該両
    側縁の重合部分を連続的に熱シールし、 (C)該熱シール機構の下流にある溶断機構において、
    該帯状フイルムの所定の位置で長手方向に対して垂直方
    向に溶断して該帯状フイルムを閉鎖して袋体の底とな
    し、袋体部を半ば形成し、 (D)該熱シール機構の上流にある商品挿入機構から、
    該帯状フイルムの側縁が開いている箇所から半ば形成し
    た袋体部に商品を挿入し、 (E)該商品収納部が溶断機構を通過した際に、帯状フ
    イルムの所定の位置で長手方向に垂直の方向に溶断して
    商品を密封包装するとともに、前記(C)工程における
    袋体部形成を兼ねるこれら一連の工程を連続的に繰り返
    すピロー式自動包装方法の前工程として、 (F)原料帯状フイルムを、該フイルムのいずれかの側
    縁から糊代分の幅以上離れた一定の距離の位置を長手方
    向に沿って連続的に一旦切り離し、次いで、 (G)接着層塗布機構を通過する際に、(F)工程で一
    旦切り離されてできた2本の帯状フイルムのいずれか一
    方の端縁面に接着剤層を塗布し、 (H)幅寄せ機構において、(F)工程で一旦切り離し
    てできた2本の帯状フイルムの両端縁を幅寄せして重ね
    合わせて圧着し、(G)工程で塗布された接着剤により
    切り離し端縁を互いに接着することにより形成する工程
    を行うことを特徴とする商品包装体の製造方法。
JP62148824A 1987-06-15 1987-06-15 商品包装体の製造方法 Expired - Lifetime JPH08565B2 (ja)

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包装機械とメカニズム〔新版〕,発行日1986年8月15日、編集者社団法人日本包装機械工業会157〜176頁

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