JPH0856322A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH0856322A
JPH0856322A JP19020094A JP19020094A JPH0856322A JP H0856322 A JPH0856322 A JP H0856322A JP 19020094 A JP19020094 A JP 19020094A JP 19020094 A JP19020094 A JP 19020094A JP H0856322 A JPH0856322 A JP H0856322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
liquid crystal
line memory
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP19020094A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikatsu Kawakami
俊勝 川上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19020094A priority Critical patent/JPH0856322A/ja
Publication of JPH0856322A publication Critical patent/JPH0856322A/ja
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NTSC方式の液晶表示装置に他のテレビジ
ョン方式の映像を受像するに際し、通常の間引き方式に
見られる情報の欠落を無くし、画質の劣化を防ぐことの
できる液晶表示装置を提供する。 【構成】 NTSCを受像するに必要な第一のクロック
発生回路(PLL回路)10および、映像信号を倍速に
変換するラインメモリ20を有するとともに、他のテレ
ビジョン方式を受像するための第二のクロック発生回路
11と、その走査変換するに必要な比率でクロックを発
生する第三のクロック発生回路(PLL回路)12と、
第二のクロックが書き込まれ第三のクロックで読み出さ
れる第二のラインメモリ21を有して方式変換を実現す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC用液晶パネル
上にPAL方式の映像を表示するNTSC−PAL方式
変換機能を有した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルによる映像表示装置の
利用範囲が拡大し、国内に留まらず世界のテレビ方式に
対応した液晶表示装置が増えてきている。特にパネルの
量産効果を考慮した場合、各方式に合ったパネルをそれ
ぞれ生産するよりも、一つの方式に対応したパネルを基
準として方式変換回路を付加したほうがより経済的であ
る。
【0003】方式変換には大きく二つの方法が考えられ
る。一つは、液晶パネルの1Hのライン駆動の特質を生
かしパネルをメモリとして利用する方法、二つ目は、パ
ネルに依存せずラインメモリを用いて回路にて行う方法
がある。前者は回路構成が簡単にでき、後者はどのパネ
ルに依存せず汎用性を有する特徴がある。基本的にPA
L方式の625本の走査線をNTSC525本に変換す
るには、6本に1本の割合で走査線を間引く方法が一般
的である。液晶表示装置における方式変換の場合、PA
L方式をNTSCの規格に準じた変換の必要性はなくパ
ネル上に表示ができればよいのが特徴である。
【0004】図5は従来の液晶表示装置のブロック図で
ある。図中の1は各種方式に対応する復調回路、2は復
調回路1の色差出力をRBGに変換するマトリクス回
路、3は液晶に特有なガンマー補正および交流駆動をす
るための反転回路、4は映像信号より同期信号を分離す
る同期分離回路、5は同期分離回路4からの水平パルス
にロックした水平シフトクロックを発生させるクロック
発生回路、6はPAL方式のときに水平パルスを6本毎
に1本を間引く間引き回路、7は反転回路3からの映像
信号、およびクロック発生回路5、間引き回路6からの
制御信号により映像を表示する液晶パネルである。また
図6は間引き回路6の簡単な具体例である。6−1はH
パルスを計数し6H毎に任意の位置にパルスを出力する
水平カウンタ回路、6−2は垂直周期で前記水平カウン
ター回路6−1の任意の位置で発生させた間引きパルス
を選択する信号を発生させる垂直カウンタ、6−3は垂
直カウンタ6−2の信号により水平カウンタ6−1の出
力を選択して出力するセレクタ回路、6−4はセレクタ
回路6−3の出力Hパルスをゲートするゲート回路であ
る。
【0005】以上の各構成要素よりなる液晶表示装置に
おいて、PAL−NTSC変換を行う場合、液晶のライ
ンメモリの特性を利用するにはHパルスを止めてやれば
よい。つまり図7のように水平パルスを計数し、6本毎
に間引きパルスを発生させ、パネルに供給するHパルス
を停止させれば、図8のようにパネル側では書き込みが
飛ばされ、結果的に詰めて書かれるため間引きが可能と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、映像信号を間引くことは情報の欠落を意
味し、特に液晶パネルの画素構成が垂直方向に240ラ
イン程度しかない場合に画質的に劣ることになる。また
480ラインの場合でも、結局2ライン単位での書き込
みとなるため画質的には同様となる。
【0007】本発明は前記従来の問題に留意し、画質を
劣化させることなく方式変換ができる液晶表示装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の液晶表示装置は、NTSC方式を受信表示する
に必要な第一のクロック発生回路を有し、ラインメモリ
を用いた倍速走査方式の表示形態を取るに必要なメモリ
制御回路を有した液晶表示装置であって、他のテレビジ
ョン方式を受信表示するに際し、他のテレビジョン方式
を受信するに必要な第二のクロック発生手段とそのライ
ンメモリ制御手段を有するとともに、NTSC方式と他
の方式の走査線数との比に応じたクロックを発生する第
三のクロック発生手段と前記第三のクロック発生手段か
らのクロックを受けて、前記ラインメモリ制御手段と同
様の機能を有する第二のラインメモリ制御手段と前記ラ
インメモリにより倍速に変換された映像信号を倍速で書
き込むとともに、前記第三のクロック発生手段からのク
ロックを受けた第二のラインメモリ制御手段からの制御
信号により読み出される第二のラインメモリを有し、他
のテレビジョン方式とNTSC方式の映像を表示するよ
うにした構成とする。
【0009】
【作用】上記構成において、液晶パネルがVGAクラス
(640X480)の場合のように、ラインメモリを用
い、倍速ノンインターレスに走査変換を行う。その後さ
らに第二のラインメモリを用意し、それを5/6の速度
に落として読み出して、方式変換が実現できる。したが
って情報の欠落を無くすことができ、画質の劣化を防ぐ
ことができる。またこれはパネルに依存することが無
く、汎用性のある回路にすることができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例の液晶表示装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施例の液晶表示装置のブロック図である。図中の構成
要素として10はNTSC用の8FSC(FSC=3.
58MHz)クロック発生用のPLL回路、11はPAL
用の8FSC(FSC=4.43MHz)クロック発生回
路(PLL回路)、12はクロック発生回路11の5/
6のクロックを発生させるPLL回路、13はPLL回
路10およびクロック発生回路11のクロックに応じて
分周する(NTSC時1/910、PAL時1/113
5)分周回路、14は分周回路13の出力が2倍の水平
周期となっているため、それを1/2する分周回路、1
5はPLL回路10、クロック発生回路11のクロック
出力を1/2する分周回路、16はPLL回路12のク
ロックを発生するに必要な分周(ここでは1/946)
をする分周回路、17は分周回路16の出力を1/2す
る1/2分周回路、18はPLL回路12からの5/6
のクロックを用いて1135を係数して5/6H周期の
Hパルスを生成する5/6H生成回路、19は1/2分
周回路15からのクロックにより映像信号をアナログ信
号からデジタル信号に変換するA/D変換回路、20は
デジタルに変換された映像信号周期を2倍に上げるため
の倍速変換回路のためのラインメモリ、21は倍速にな
った映像信号を5/6の周期に変換するためのラインメ
モリ、22はNTSCのときはPLL回路10のマルチ
モニタータPALのときにはPLL回路12のクロック
によりデジタル信号からアナログの映像信号に変換する
D/A変換回路、23はNTSCのときにはPLL回路
10をPALのときにはPLL回路11を選択する切り
換えスイッチ、24は同様にPLL回路10と12を切
り換えるスイッチ、25は5/6H生成回路18の出力
と分周回路13の出力を切り換えるスイッチである。
【0011】以上各構成要素よりなる液晶表示装置にお
いて、各構成要素の関係と動作について図2を用いて説
明する。まずNTSCの場合には、スイッチ23、2
4、25はa側となりNTSCモードになる。PLL回
路10が動作し分周回路13には910にセットされ
る。これによりPLL回路10からは8FSCが、1/
2分周回路15からは4FSCが、分周回路13からは
2倍のHパルス、同14からは通常のHパルスが出力さ
れる。これによりA/D変換回路19と、ラインメモリ
20の書き込みクロック(WCK)には4FSC、書き
込みリセット信号として1/2分周回路14の出力、読
み出しクロックを8FSC、読み出しリセット信号とし
て2Hパルスを加えることにより倍速変換がおこなわれ
る。ラインメモリ21はNTSCの場合ラインメモリ2
0と同じ動作となる。したがってNTSCの場合には2
H遅延することになる。
【0012】PALの場合には、スイッチ23、24、
25がb側になる。そして倍速変換用ラインメモリ20
にはクロック発生回路(PLL回路)11の出力がそれ
ぞれ入力され、NTSCと同様PALの倍速変換が行わ
れる。その後ラインメモリ21には、書き込み側にライ
ンメモリ20の読み出しと同じ信号が供給され、そのま
ま倍速で書き込まれる。読み出し側は、5/6に落とさ
れたPLL回路12のクロックが入り、読み出しリセッ
ト信号も書き込みと同じ分周比である1/1135の信
号が加えられ1H内のクロック数を合わせている。
【0013】このような動作とすることにより、図2に
示すように水平周期で見れば、3H単位で倍速に上げ
た、6Hのうち1Hが読み落とされて5Hとなることが
わかる。倍速に上げた場合には2Hは同じ内容が繰り返
されるため、5/6で読むと読み落とされた1Hの内容
はもう1H残っており、情報の欠落がないのがわかる。
PAL方式を変換した場合の水平同期周波数は26.0
4KHzとなるが、パネルに対してのものとなるため問題
はない。また、使用するクロックは液晶パネルの水平の
画素数に合わせる必要があり、8FSCの場合は約75
0画素とし垂直は480ラインを前提としている。 (実施例2)以下本発明の第2の実施例の液晶表示装置
について図面を参照しながら説明する。第3図は第2の
実施例の液晶表示装置のブロック図である。図中の構成
要素の10〜25は図1と同様のため割愛する。本実施
例の特徴は前記実施例の構成に、第三の5/6クロック
発生回路であるPLL回路12、分周回路16、1/2
分周回路17の出力を1/3し、3H周期ごとに分周回
路18をリセットするリセット回路31を設けたことに
ある。以上のような構成において、単純に倍速した場合
の1H当たりのクロック数は図4に示すように1135
であるが、5/6で読み出す場合には、その比に応じた
クロックが必要であり、ここでは946に分周比を設定
する必要がある。正確には945.83であるが端数は
切り上げている。また、1H内のクロック数1135は
そのまま必要である。したがって、3H単位で方式変換
が可能であるとすると、クロックの差が一方は946×
6=5676、1135×5=5675となり1クロッ
ク不足となる。通常は、毎フィールドごとにリセットし
ておけば何等問題無いが、3H内で動作を完結させるた
めには、3Hごとに分周回路18をリセットすればよ
い。また方式変換の開始位置を毎フィールドごとにずら
すことにより、さらに変換時の画質劣化を低減できるの
は言うまでも無い。ずらす方法についてもフィールドご
とに1H単位、フィールドごとに2、3、4H飛びに、
あるいはランダムにすることも可能である。
【0014】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
画素数が高密度化されてVGA並みとなってくると液晶
の駆動方法としては倍速ノンインターレス方式になって
行くことが考えられるが、その場合、PAL−NTSC
変換方式も本発明を用いれば5/6の変換回路を付加す
るだけで実現でき、かつ、情報の欠落を無くすことがで
き画質の劣化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の液晶表示装置における方式変換
部のブロック図
【図2】同方式変換部における方式変換タイミング図
【図3】第2の実施例の液晶表示装置における方式変換
部のブロック図
【図4】同方式変換部における方式変換タイミング図
【図5】従来の液晶表示装置のブロック図
【図6】従来の方式変換部のブロック図
【図7】同方式変換部の間引きによる方式変換のタイミ
ング図
【図8】走査線間引きの概略図
【符号の説明】
10 PLL回路 11 クロック発生回路(PLL2) 12 PLL回路(2) 13 分周回路 14 分周回路 15 分周回路 16 分周回路 17 分周回路 18 Hパルス生成回路 19 A/D変換回路 20 ラインメモリ(1) 21 ラインメモリ(2) 22 D/A変換回路 23 切換えスイッチ 24 切換えスイッチ 25 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NTSC方式を受信表示するに必要な第
    一のクロック発生回路を有し、ラインメモリを用いた倍
    速走査方式の表示形態を取るに必要なメモリ制御回路を
    有した液晶表示装置であって、他のテレビジョン方式を
    受信表示するに際し、他のテレビジョン方式を受信する
    に必要な第二のクロック発生手段とそのラインメモリ制
    御手段を有するとともに、NTSC方式と他の方式の走
    査線数との比に応じたクロックを発生する第三のクロッ
    ク発生手段と前記第三のクロック発生手段からのクロッ
    クを受けて、前記ラインメモリ制御手段と同様の機能を
    有する第二のラインメモリ制御手段と前記ラインメモリ
    により倍速に変換された映像信号を倍速で書き込むとと
    もに、前記第三のクロック発生手段からのクロックを受
    けた第二のラインメモリ制御手段からの制御信号により
    読み出される第二のラインメモリを有し、他のテレビジ
    ョン方式とNTSC方式の映像を表示するようにした液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 NTSC方式と他のテレビジョン方式の
    走査線数との比に応じた水平周期毎に第二のメモリ制御
    回路をリセットするようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 それぞれのモードにおいて、NTSC方
    式を受像しているときには他の方式の、他の方式を受像
    しているときはNTSCのクロック回路の動作を停止さ
    せることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
JP19020094A 1994-08-12 1994-08-12 液晶表示装置 Pending JPH0856322A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083808A1 (en) * 2002-04-02 2003-10-09 Kunjin Jo A multi board system using liquid crystal display
JP2005215129A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置

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JP4608889B2 (ja) * 2004-01-28 2011-01-12 パナソニック株式会社 液晶表示装置

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