JPH0856198A - 光無線通信の戻り光打ち消し方法及びその装置 - Google Patents

光無線通信の戻り光打ち消し方法及びその装置

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JPH0856198A
JPH0856198A JP6209080A JP20908094A JPH0856198A JP H0856198 A JPH0856198 A JP H0856198A JP 6209080 A JP6209080 A JP 6209080A JP 20908094 A JP20908094 A JP 20908094A JP H0856198 A JPH0856198 A JP H0856198A
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一俊 広橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信信号の一部を分岐してこの信号のレベ
ル、位相を調整して受信信号に加えることにより、戻り
光による信号をキャンセルすることができる光無線通信
の戻り光打ち消し装置を提供する。 【構成】 送信部1A,1Bと受信部2A,2Bを有す
る送受信装置A,Bに設けた光無線通信の戻り光打ち消
し装置において、前記送信部の送信信号の位相を調整す
るための位相調整部17Aと、前記受信部からの受信信
号から所定の周波数帯の検査信号を取り出すフィルタ部
22Aと、前記送信信号の内の前記検査信号と同じ周波
数帯の基準信号を前記検査信号と比較する比較部23A
と、この比較部の出力により前記位相調整部の出力のレ
ベルを調整するレベル調整部18Aとを備える。これに
より、送信信号から分岐した信号の位相を調整し、この
調整信号をレベル調整部でレベル調整する。この時の調
整用のコントロール信号は、比較部で得られた信号を用
いる。レベル調整された信号は更に反転されてキャンセ
ル信号となり、この信号を受信信号に加えることにより
戻り光による信号を抑圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信受信を同時に行な
う光無線通信の送受信装置に用いられる戻り光打ち消し
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のパーソナルコンピュー
タ(以下、パソコンと表示する)等の情報処理端末機器
を相互に接続してLAN(Local Area Ne
twork)を構築する場合、パソコン相互を同軸ケー
ブルや光ケーブル等の有線によって接続していた。有線
による接続は機械的に確実な接続が可能なので、外来雑
音によるデータ誤りが少ないなどの点では有利である
が、配線工事の費用が高く、レイアウト変更毎に工事が
必要等の問題点もある。
【0003】また、近年、ラップトップ型パソコン、ブ
ック型パソコンやパームトップ型パソコン、更には、電
子手帳等の携帯型情報処理端末機器を相互に接続してデ
ータ伝送を行なう要求も高まっているが、これらの機器
は元々携帯移動して使用することを目的としているた
め、有線で接続した状態のままで使用することは、極め
て希である。このため、コネクタの抜き差しによる接続
部の機械的破損や接続作業が面倒であるなど、制約の多
いものであった。そこで、伝送路の全部または一部を無
線化して、パソコンの接続を可能にしたいという要求が
ある。
【0004】この無線伝送の手段としては電波を媒体と
したものと光を媒体としたものとがあるが、高速データ
伝送を行なう場合は、法的規制のない光を媒体とした無
線伝送が有利である。また、有線LANで最も普及率の
高いイーサネットLANは、10Mbpsの伝送速度を
有しているので、無線伝送路は10Mbpsの伝送速度
持つことが望ましく、更に、無線伝送路によって有線伝
送路の完全置き換えを実現するためには、完全双方向送
信路とすることが必須である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光無線
伝送では、自由空間へ光を送出し、且つ自由空間からの
光を受けることから、例えば装置近傍に位置する物体に
より自己が送出した送信信号光が反射等して受信部に入
力され、希望とする相手方の通信信号を正確に取り出す
ことができなくなるという問題点があった。
【0006】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものであり、その目
的は、送信信号の一部を分岐してこの信号のレベル、位
相を調整して受信信号に加えることにより戻り光による
信号をキャンセルすることができる光無線通信の戻り光
打ち消し方法及びその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の
結果、自己の送出した光信号の反射光による影響の打ち
消しは、送信信号の一部を位相調整し、これを受信信号
に逆相で加えることにより行なうことができる、という
知見を得ることにより本発明に至ったものである。
【0008】すなわち第1の装置発明は、上記問題点を
解決するために、送信部と受信部を有する送受信装置に
設けた光無線通信の戻り光打ち消し装置において、前記
送信部の送信信号の位相を調整するための位相調整部
と、前記受信部からの受信信号から所定の周波数帯の検
査信号を取り出すフィルタ部と、前記送信信号の内の前
記検査信号と同じ周波数帯の基準信号を前記検査信号と
比較する比較部と、この比較部の出力により前記位相調
整部の出力のレベルを調整するレベル調整部とを備える
ようにしたものである。
【0009】第2の装置発明は、パケットデータ通信を
双方向で行なう送信部と受信部を有する装置であって、
非パケット区間にパイロット信号を挿入して送信する装
置において、前記送信部の送信信号の位相を調整するた
めの位相調整部と、前記受信部からの受信信号から前記
パイロット信号を取り出すフィルタ部と、このフィルタ
部にて取り出された抽出パイロット信号と前記送信部の
パイロット信号とを比較する比較部と、この比較部の出
力により前記位相調整部の出力のレベルを調整するレベ
ル調整部とを備えるようにしたものである。
【0010】
【作用】第1の装置発明によれば、送信部の送信信号の
一部を分岐してこの信号は位相調整部にて所定の量だけ
遅延されて位相調整される。一方、相手方の送受信装置
から送出された光信号は受信部で受光され、フィルタ部
はこの受信信号から所定の周波数帯の検査信号を取り出
し、この検査信号は比較部にて、送信信号内の、この検
査信号と同じ周波数帯の基準信号と比較し抑圧量が適正
か否かが判断される。
【0011】第2の装置発明によれば、送信部では、非
パケット区間にパイロット信号を挿入して出力する。
【0012】一方、相手方の送受信装置から送出された
光信号は受信部で受光され、フィルタ部はこの受信信号
からこれに含まれるパイロット信号を取り出し、この抽
出パイロット信号は比較部にて上記送信部で発生したパ
イロット信号と比較され、抑圧量が適正か否かが判断さ
れる。この比較部からの出力信号はレベル調整部のコン
トロール信号として用いられ、上記位相調整部からの出
力信号の振幅を制御する。このレベル調整部の出力は、
その信号が反転されてキャンセル信号となり、上記受信
部からの受信信号に加えられ、これに含まれる、反射光
すなわち戻り光による影響を抑圧する。
【0013】上記位相調整部における調整量は、2つの
送受信装置間の通信距離に起因する遅延量が他の要因と
比較して無視し得る程度のものであれば、送信部と受信
部がその特性上有する固定的な遅延量となるように設定
すればよい。また、メインの受光手段の他に、別個の第
2の受光素子、例えばモニタ用受光素子等を有している
場合には、このモニタ用受光素子からの受信信号に基づ
いてキャンセル信号を得て上述のように制御するように
してもよい。
【0014】
【実施例】以下に、本発明に係る光無線通信の戻り光打
ち消し方法及びその装置の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1は第1の光無線通信の戻り光打ち消し
装置を有する送受信装置を示す回路構成図、図2は2つ
の送受信装置の位置関係を示す配置図、図3は2つの送
受信装置の送信信号の出力周波数スペクトルを示す図、
図4は戻り光打ち消し装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【0015】本実施例においては、光無線通信の送受信
装置をAV(Audio Visual)双方向伝送に
適用した場合について説明する。図2に示すように2つ
の光無線通信の送受信装置A、Bは、光通信に用いる送
信部1A、1Bと受信部2A、2Bと本発明の特長とす
る戻り光打ち消し装置3A、3Bをそれぞれ有してお
り、光信号を送受し得るように送受信部が対向させて各
送受信装置A、Bが配置されている。本実施例では、両
装置A、Bは比較的接近させて配置されており、例えば
1m以内の距離で通信を行なう。
【0016】各送受信装置A、Bでは、音声信号及び映
像信号がそれぞれFM変調されて加算されて出力され
る。この場合、装置Aと装置Bの音声信号のFM変調キ
ャリア信号の周波数が、例えば2.3MHzと2.8M
Hzとに相異する点を除き、他の部分は全く同様に構成
されているので一方の送受信装置Aの構成を例にとって
説明する。送信信号の周波数スペクトルの一例は図3に
示されており、映像信号は6MHzから20MHzの範
囲内で共通に使用される。
【0017】上記送信部1Aは、映像入力信号をFM変
調する第1のFM変調器4A、音声入力信号をFM変調
する第2のFM変調器5A、これらの各変調器4A、5
Aの出力信号を加える加算器6A、この加算器6Aの出
力信号により、例えばLEDのような発光素子7Aを駆
動するドライバ8Aにより主に構成されている。
【0018】また、上記受信部2Aは、対抗する送受信
装置Bからの光信号を受けるフォトダイオードのような
受光素子9Aと、この信号を受信信号に変換する受光器
10Aと、この出力と後述するキャンセル信号を加算す
る加算器11Aと、この出力を増幅する第1の増幅器1
2Aと、この出力を復調する復調器13Aと、この出力
から映像信号と音声信号を分離する第1及び第2のバン
ドパスフィルタ(BPF)20A、21Aと、これから
の出力をそれぞれ復調する第1及び第2のFM復調器1
4A、15Aとにより主に構成されている。上記送信部
1Aにおける加算信号すなわち送信信号はドライバ8A
を介して発光素子7Aに印加され、これより例えば60
度の範囲内の自由空間に光信号を放つことになる。
【0019】送受信装置Aは送信すると同時に受信も行
なう。受信する範囲も送信と同様に60度の範囲以内に
設定される。このように指向性を送受信ともに60度に
設定する理由は60度の範囲内で装置を互いに向けるこ
となく通信を行なえるようにするためである。ここで送
受信装置Bから送られる光信号は音声信号のFMキャリ
ア周波数を除き、送受信装置Aと全く同一の変調を行な
った光信号で同じ帯域を持つ。
【0020】送受信装置Aの近傍に反射物がない場合に
は、送受信装置Aの受信する光信号は送受信装置Bから
の信号のみとなるため、品質の良い受信が可能である。
しかしながら、反射物16がある場合には(図2参
照)、送受信装置Bからの光信号と送受信装置Aの出力
の光反射信号が混合されて受信される。両信号は同一帯
域を有するため分離が不可能であり、混合されたまま受
信信号とせざるを得ないために受信信号は品質劣化を受
けることになるが、本発明の戻り打ち消し装置3Aによ
りこの品質劣化を低減することが可能となる。反射光の
打ち消しは、反射による受信信号に逆位相で同振幅の信
号を加えることにより完全に行なうことができ、そのよ
うな信号は送信信号を元にして得ることが可能である。
【0021】上記打ち消しを可能とする戻り光打ち消し
装置3Aは、送信部1Aの送信信号から分岐した信号の
位相を適当量だけ調整するための位相調整部17Aと、
この出力のレベル(振幅)を調整するレヘル調整部、例
えば電圧制御減衰器18Aと、この出力を反転してキャ
ンセル信号を出力する反転部19Aと、受信信号から所
定の周波数帯の検査信号を取り出すフィルタ部としての
バンドパスフィルタ22Aと、送信信号内の、この検査
信号と同じ周波数帯の基準信号を上記検査信号と比較し
てコントロール信号を出力する比較部、例えばD−フリ
ップフロップ(FF)23Aとにより主に構成されてい
る。本実施例では、基準信号としては、送信部1Aより
送出される2.3MHzの音声信号が用いられ、従っ
て、検査信号を抽出するBPF22Aとしては同じ周波
数である2.3MHz用のBPFが用いられる。
【0022】2.3MHzの基準信号(音声信号)は、
2値化器24Aによりデジタル化されてD−FF23A
のCK端子に入力され、また、BPF22Aの出力は、
第2の増幅器25Aにて再増幅された後、2値化器26
Aによりデジタル化されてD−FF23AのD端子へ入
力される。このD−FF23Aの出力には、抵抗27A
とコンデンサ28Aよりなる積分器、すなわちローパス
フィルタ29Aが接続されている。
【0023】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、一方の送受信装置Aにお
いては、映像信号と音声信号がそれぞれ第1及び第2の
変調器4A、5Aにて変調された後、相互に加えられて
送信信号S1を作り、この信号でドライバ8Aを駆動す
ることにより発光素子7Aから光信号を他の送受信装置
Bに向けて送出する。
【0024】また、この送受信装置Aに対向して配置さ
れた他方の送受信装置Bからも同様にして光信号が送出
され、各装置においては光送信と同時に光受信も行なわ
れる。受信信号S2は分岐されて第1及び第2のBPF
20A、21Aを通ってそれぞれ映像信号及び2.8M
Hzの音声信号が抽出され、各信号はそれぞれ第1及び
第2の復調器14A、15Aにて復調されて映像出力、
音声出力となる。
【0025】ここで送受信装置Aを例にとって説明する
と、装置Aより送信された光信号の一部は、例えば近傍
に位置する反射物16により反射されて自己の受信部2
Aによって受信され、他方の装置Bからの受信信号と混
合されてしまうことになる。この反射光信号は、装置A
の発光素子7A、空間、受光素子9Aよりなる伝送路を
介して伝搬され、この伝送路を通過することにより受信
信号は、位相変化、振幅変化を受けることになる。
【0026】それぞれの変化量は反射状況により変化す
る。位相変化は、発光素子7Aによる位相遅れ、受光素
子9Aによる位相遅れ及び空間走行による遅延(位相変
化とみなせる)の和である。発光素子及び受光素子によ
る位相変化は反射状況に無関係で固定量であるが、空間
走行による遅延量すなわち位相変化量は反射状況により
変化する。この変化量は反射経路の距離により決まる。
【0027】反射経路の距離をL(cm)とすると遅延
量はτ(ns)は次の式で表される。 τ=L/c=0.033(ns)・・・・・・・・・・・・・・(1) 但し、c=3×1010(cm/s) [光速] この式1により位相の変化量が求まるが、例えば、Lを
10cm、キャリア周波数を10MHzとすると、10
MHzの周期は100nsであることから変化量は次の
ようになる。 0.033×10×360÷100=1.19 (度)
【0028】すなわち、10cm程度の距離では位相の
変化量はほとんど無視し得る。従って、反射による位相
変化は固定値としてもほとんど誤差は生じない。従っ
て、送信信号の一部を分岐してこれに上記と同一の固定
量の位相変化を与えて逆相とすれば打ち消しのための位
相条件を満たすことができる。
【0029】尚、10cm以上の反射経路がある場合に
は、位相の変化が無視できなくなるが、反射経路が長く
なるに従って距離の2乗に比例して反射レベルは減少す
るから打ち消し効果はそれほど低下しない。従って、位
相変化に対しては上述のような固定的な量の調整により
対応することができる。一方、振幅の変化量は反射状況
により大幅に変化する。振幅変化量を検出し、反射状況
に応じて分岐した送信信号の振幅をコントロールできれ
ば、受信反射信号と逆相で同振幅の信号により打ち消し
すなわちキャンセルを行なうことが可能となる。
【0030】キャンセル信号の振幅コントロールは以下
のように行なう。分岐された送信信号は位相調整部17
Aにより反射受信信号と同一の位相変化を与えられて調
整信号S4となり、その後電圧制御減衰器18Aにより
結果的には反射受信信号と略同一の振幅にコントロール
されて反転部19Aを介してキャンセル信号S7を作
り、これを加算部11Aに入力し、反射信号をキャンセ
ルする。位相調整部17Aにおける位相調整量は、上述
のように素子特性により決まる固定量である。反射信号
のキャンセルは電圧制御減衰器18Aのコントロール信
号S3を如何に作るかがポイントとなる。
【0031】次に、コントロール信号S3の生成につい
て説明する。加算器11Aの出力の特定波長、本実施例
では2.3MHzの打ち消し漏れの信号すなわち検査信
号S5は、続く第1の増幅器12Aにより増幅された
後、復調器13Aに入力されると共に、BPF22Aを
介して2.3MHzのキャリアの音声FM信号以外の成
分を除去したのち第2の増幅器25Aにより再度増幅し
て、2値化器26AによりTTL(Transisto
r Transistor Logic)レベルに変換
する。得られたTTLレベルの信号は比較部としてのD
−FF23AのD端子に入力される。
【0032】一方、D−FF23AのCK入力には音声
信号すなわち基準信号S6を2値化器24AにてTTL
レベルに2値化した信号を加える。D−FFの出力はC
K入力のアップエッジのDレベルを次のCKアップエッ
ジまでホールドする動作をする。この時のタイミングチ
ャートは図4に示されており、図4(B)と図4(C)
はキャンセル不足の場合を示し、図4(D)と図4
(E)はキャンセル過剰の場合を示す。尚、図4(A)
のパルス波形に対して図4(B)に示すパルス波形に遅
延が見られるが、これは伝送系の遅れ、特にBPF22
Aによる遅れによるものである。
【0033】今、キャンセル信号S7の打ち消しレベル
が反射信号レベルより小さかった場合を考えると、図4
(C)に示すようにD−FF23Aの出力はローとな
る。D−FF出力はローパスフィルタ29Aを介して電
圧制御減衰器18Aのコントロール信号S3として印加
される。電圧制御減衰器18Aはコントロール信号S3
の電圧が低くなると減衰量が減る特性を持つ。従って、
ローのコントロール信号S3によりキャンセル信号S7
のレベルは上昇し、徐々に反射信号レベルに近づき、最
適なキャンセルが行なわれる。
【0034】一方、逆に打ち消しレベルが過剰な場合に
は、D−FF23Aの出力は図4(E)に示すようにハ
イとなるから、キャンセル信号S7のレベルは低下の方
向に向かい、徐々に反射レベルに近づき、最適なキャン
セルが行なわれる。
【0035】いずれにしても、最適キャンセルからずれ
ると、これを引き戻すようにD−FF23Aの出力が生
じるため常に最適キャンセル状態を維持することにな
る。尚、D−FF23Aの出力は引き込み途中の場合に
は連続してハイ、ローの値となるが、引き込みに入る
と、細かい周期でハイ、ローの値を出力するため、コン
トロール信号S3の電圧はローパスフィルタ29Aによ
り積分されてハイとローの間であるレベルのDC(直
流)電圧となる。
【0036】送受信装置Aの打ち消し動作は以上であ
る。また、他方の送受信装置Bの打ち消し動作も略同様
に行なわれる。しかしながら、装置Bでは自己の送信音
声FM信号のキャリアが2.8MHzであり、従って、
反射信号検出用のバンドパスフィルタは2.8MHz成
分のみ通過させるようにした点が異なる。
【0037】このように反射打ち消しのための信号の周
波数を送受信装置Aと送受信装置Bとで異ならすことに
より、相手の信号もキャンセルしてしまわないようにし
ている。このように、自己の送信信号の反射信号による
悪影響を略キャンセルすることができ、相手方の通信信
号を正確に取り出すことができる。尚、反転部19Aの
位置は図示例に限定されず、減衰器18Aの前段或いは
位相調整部17Aの前段に設けてもよい。更に本実施例
では、信号の位相を反転して逆相とする反転部19Aを
位相調整部17Aと別体で設けたが、この位相反転機能
を位相調整部17A内に含ませるようにしてもよいのは
勿論である。更に、加算器11Aを減算器で置き換え、
位相反転機能を省くこともできる。
【0038】次に、第2の装置発明について図5乃至図
8を参照して説明する。尚、図1及び図2に示す装置と
同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
この実施例は、パケットデータの双方向通信を行なう例
である。データは例えば有線LANのイーサネット準拠
(10Mbps)とする。
【0039】通信は図6に示すように送受信装置Aと送
受信装置Bの間で行なわれる。送受信装置Aは例えばポ
ータブルパーソナルコンピュータPCの背面に内蔵さ
れ、図2に示す場合と同様に送信部1A、受信部2Aが
外に露出する構造とする。一方、送受信装置Bは机30
の上に設置され、有線のLANにターミナルTRを介し
て接続されると共に、送受光部1B、2Bを有する。送
信部1Aには変調器に替えてインタフェース31Aが設
けられ、受信部2Aにも、フィルタや復調器に替えて2
値化器32A及びインタフェース33Aが設けられる。
そして、両装置A、Bに戻り光打ち消し装置3A、3B
がそれぞれ設けられる。この戻り光打ち消し装置が図1
に示す装置と異なる点は、バンドパスフィルタ22Aの
帯域が後述するパイロット信号の周波数帯域に設定され
ている点及びD−FF23Aの出力側に隣接するパケッ
ト間のアイドル期間のみ閉となる開閉スイッチ34Aを
設けた点にある。
【0040】このように構成された送受信装置Aと送受
信装置Bの送受信部により双方向通信が行なわれ、無線
でパーソナルコンピュータを有線LANと接続する。パ
ーソナルコンピュータ及び有線から各装置にはイーサネ
ット上を流れる信号をそのまま入力とし、各装置はパー
ソナルコンピュータ及び有線にイーサネット上を流れる
信号と同一形態の信号を出力する。イーサネット上を流
れる信号は、パケットデータを例えばマンチェスタ符号
化したものであり、図8に示すように所用帯域は約20
MHzである。
【0041】全二重の双方向通信を実現するためには、
一般に、変調等の手段により、双方の信号同士を異なる
周波数帯に設定し、アイソレーションを計るが、上記の
ように20MHzの帯域を持つ信号を変調し、周波数多
重化を計ると所用帯域が広がりすぎ、光学素子のレスポ
ンスを超えてしまう。そのため、送受信装置A、送受信
装置Bから送信する信号をイーサネット上を流れる信号
そのままの同一帯域とし、反射打ち消しを行なうことに
より全二重双方向通信を実現する。
【0042】通信データはパケット状であり休止期間が
ある。そこで、本実施例ではインタフェース31Aによ
り休止期間にパイロット信号S8を挿入する。このパイ
ロット信号S8は単一周波数とし、送受信装置Aでは例
えば1MHz、送受信装置Bでは装置Aの1.5倍であ
る例えば1.5MHzとする。すなわちマンチェスタコ
ードの周波数スペクトルは0Hzから20MHzまで広
帯域を使用しているので、データにパイロット信号を重
畳できず、従って、パケット間のアイドル期間にパイロ
ット信号を加えてこれを時間的に分離できるようにして
いる。通信信号であるデータ間にパイロット信号S8を
挿入することにより形成された送信信号はドライバ8A
を介して発光素子7Aを駆動し、光信号が空間に送出さ
れる。
【0043】送信及び受信の指向角は第1の装置発明の
場合と同様に約60度に設定し、机上でパソコンがある
範囲内でどのようにおかれても通信ができるようにす
る。通信距離は机面の範囲内であるから最大略1mであ
る。送受信装置Bからの光信号の受信は受光素子9A及
び受光器10Aで行ない受信信号S2を得る。この受信
信号S2には前述と同様に自己の反射光も含まれる。
【0044】反射打ち消しは基本的に第1の装置発明の
場合と同様である。但し、本例では打ち消し参照用のパ
イロット信号S8が時分割で発生するため、D−FF2
3Aの出力信号をパケット間のアイドル時のみ積分回路
よりなるローパスフィルタ29Aに与え、パケットデー
タ区間は開閉スイッチ34Aを開とすることにより、電
圧制御減衰器18Aに与えるコントロール信号S3の電
圧をホールドする。ここで開閉スイッチ34Aの開閉コ
ントロールはインタフェース31Aより与える。
【0045】パイロット信号S8を送受信装置Aと送受
信装置Bで異ならせることにより、相手からの信号をキ
ャンセルしてしまうことを避けている点も第1の装置発
明の場合と同様である。パイロット信号S8を1MHz
と1.5MHzに設定する理由はそれらの高調波成分が
重ならないようにするためである。もし、他方の送受信
装置Bのパイロット信号の周波数を1.5MHzではな
く2MHzとした場合は、1MHzの2次高調波が2M
Hzとなるためキャンセルの誤動作が起こり得る。
【0046】また、各パイロット信号の周波数をデータ
信号に比較して低めの周波数に設定する理由はデータ信
号のスペクトル分布の低い所にパイロット信号の周波数
を設定することにより、相手からのデータ信号によるキ
ャンセルの誤動作を軽減するためである。
【0047】相手データ信号によるパイロット信号周波
数帯のレベルは通信距離により変化し、通信距離が短い
ほど大きくなる。通信距離が長い場合、相手データから
の妨害成分はかなり小さいのでほとんど問題とならな
い。一方、通信距離が短くなると妨害成分は増加し、打
ち消し精度が劣化する。しかしながら、この場合には希
望信号が増加するため、打ち消し精度の劣化に余るほど
受信レベルが向上し、結果的に反射による劣化に差異は
あまり生じない。従って、本方法によれば、近距離から
遠距離まで効果的な反射打ち消しを実現できる。尚、反
転部19Aの位置は、図示例に限定されず、減衰器18
Aの前段或いは位相調整部17Aの前段に設けてもよ
い。更に、本実施例でも反転部19Aを位相調整部17
Aと別体で設けたが、この位相反転機能を位相調整部1
7A内に含ませるようにしてもよいのは勿論である。更
に、加算器11Aを減算器で置き換え、位相反転機能を
省くこともできる。
【0048】以上に説明した各装置例ではキャンセル信
号を得るために位相調整手段として、電気的手段を講じ
た。しかしながら、打ち消し効果を更に高めるために、
図9に示すモニタ回路を使うようにしてもよい。同図で
は発光素子7Aの極めて近傍に第2の受光素子としてモ
ニタ用受光素子36Aとその受光器37Aを配し、反射
光受信と全く同一のメカニズムによりキャンセル信号S
7を得る。この場合には、モニタ用受光素子36Aの受
信信号に位相遅延量が含まれているので複雑な位相調整
部を用いないで済むか、または調整不要となる。このよ
うにモニタ用受光素子36Aを用いて発光素子7Aから
の光信号を直接、モニタ用受光素子36で受けることに
より正確な位相調整が可能となる。図9に示す装置例
は、図5に示す装置例にモニタ用受光素子を設けた場合
を示したが、図2に示す装置例に同様にモニタ用受光素
子を設けるようにしてもよい。
【0049】尚、上記実施例においては、音声・映像信
号送信用の送受信装置やパケットデータの双方向通信用
の送受信装置に本発明を適用する場合について説明した
が、これに限定されず、どのような通信システムに用い
るようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光無線通信
の戻り光打ち消し方法及びその装置によれば次のように
優れた作用効果を発揮することができる。自己の送信信
号の一部を分岐してそのレベルと位相を調整し、この信
号を反転してキャンセル信号を形成して受信信号に加え
るようにしたので、反射した戻り光による信号を略抑圧
してキャンセルすることができる。従って、このような
反射光による信号のキャンセル操作を行なうことにより
簡易な構成でもって同一帯域を用いた全二重双方向通信
を安価に提供することができる。通信用の受光素子とは
別の受光素子で自己の発光素子の光信号を直接受信し、
この信号よりコントロール信号を得ることにより、キャ
ンセル信号の位相(遅延)を正確に調整し、キャンセル
効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の光無線通信の戻り光打ち消し装置を有す
る送受信装置を示す回路構成図である。
【図2】2つの送受信装置の位置関係を示す配置図であ
る。
【図3】2つの送受信装置の送信信号の出力周波数スペ
クトルを示す図である。
【図4】戻り光打ち消し装置の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図5】第2の光無線通信の戻り光打ち消し装置を有す
る送受信装置を示す回路構成図である。
【図6】2つの送受信装置の位置関係を示す配置図であ
る。
【図7】パケットデータ間にパイロット信号を挿入した
状態を示す図である。
【図8】マンチェスタコードの周波数スペクトラムを示
す図である。
【図9】本発明の変形例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1A,1B…送信部、2A,2B…受信部、3A,3B
…戻り光打ち消し装置、7A…発光素子、8A…ドライ
バ、9A…受光素子、10A…受光器、16…反射物、
17A…位相調整部、18A…電圧制御減衰器(レベル
調整部)、19A…反転部、22A…バンドパスフィル
タ、23A…D−フリップフロップ(比較部)、29A
…ローパスフィルタ、31A…インタフェース、34A
…開閉スイッチ、36A…モニタ用受光素子、A,B…
送受信装置、S1…送信信号、S2…受信信号、S3…
コントロール信号、S4…調整信号、S5…検査信号、
S6…基準信号、S7…キャンセル信号、S8…パイロ
ット信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/10 10/22 10/14 10/06 10/04 H04B 9/00 S

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部と受信部を有する送受信装置に設
    けた光無線通信の戻り光打ち消し装置において、前記送
    信部の送信信号の位相を調整するための位相調整部と、
    前記受信部からの受信信号から所定の周波数帯の検査信
    号を取り出すフィルタ部と、前記送信信号の内の前記検
    査信号と同じ周波数帯の基準信号を前記検査信号と比較
    する比較部と、この比較部の出力により前記位相調整部
    の出力のレベルを調整するレベル調整部とを備えたこと
    を特徴とする光無線通信の戻り光打ち消し装置。
  2. 【請求項2】 送信信号に通信信号と分離可能なパイロ
    ット信号を重畳して送出するか或いは通信信号の休止期
    間にパイロット信号を挿入して送出する送信部と受信部
    を有する送受信装置に設けた光無線通信の戻り光打ち消
    し装置において、前記送信部の送信信号の位相を調整す
    るための位相調整部と、前記受信部からの受信信号から
    前記パイロット信号を取り出すフィルタ部と、このフィ
    ルタ部にて取り出された抽出パイロット信号と前記送信
    部のパイロット信号とを比較する比較部と、この比較部
    の出力により前記位相調整部の出力のレベルを調整する
    レベル調整部とを備えたことを特徴とする光無線通信の
    戻り光打ち消し装置。
  3. 【請求項3】 前記位相調整部の位相の調整機能は、位
    相反転機能も含むことを特徴とする請求項1または2記
    載の光無線通信の戻り光打ち消し装置。
  4. 【請求項4】 送信部と受信部を有する送受信装置に設
    けた光無線通信の戻り光打ち消し装置において、前記受
    信部の受光素子とは別個に設けられて前記送信部からの
    光信号を直接受信する第2の受光素子と、前記受信部か
    らの受信信号から所定の周波数帯の検査信号を取り出す
    フィルタ部と、前記送信信号の内の前記検査信号と同じ
    周波数帯の基準信号を前記検査信号と比較する比較部
    と、この比較部の出力により前記第2の受光素子の出力
    のレベルを調整するレベル調整部とを備えたことを特徴
    とする光無線通信の戻り光打ち消し装置。
  5. 【請求項5】 送信信号に通信信号と分離可能なパイロ
    ット信号を重畳して送出するか或いは通信信号の休止期
    間にパイロット信号を挿入して送出する送信部と受信部
    を有する送受信装置に設けた光無線通信の戻り光打ち消
    し装置において、前記受信部の受光素子とは別個に設け
    られて前記送信部からの光信号を直接受信する第2の受
    光素子と、前記受信部からの受信信号から前記パイロッ
    ト信号を取り出すフィルタ部と、このフィルタ部にて取
    り出された抽出パイロット信号と前記送信部のパイロッ
    ト信号とを比較する比較部と、この比較部の出力により
    前記第2の受光素子の出力のレベルを調整するレベル調
    整部とを備えたことを特徴とする光無線通信の戻り光打
    ち消し装置。
  6. 【請求項6】 送信受信を同時に行なうことができる光
    無線通信の戻り光打ち消し方法において、送信信号のレ
    ベルと位相の内、少なくともレベルを調整しすると共に
    この調整信号を反転することによりキャンセル信号を形
    成し、このキャンセル信号を前記受信部の受信信号に加
    えるようにしてまたは前記受信部の受信信号から前記レ
    ベルを調整した調整信号を減ずるようにして戻り光によ
    る信号をキャンセルするように構成したことを特徴とす
    る光無線通信の戻り光打ち消し方法。
  7. 【請求項7】 送信受信を同時に行なうことができる光
    無線通信の戻り光打ち消し方法において、送信部の送信
    信号に通信信号と分離可能なパイロット信号を重畳する
    か或いは通信信号の休止期間にパイロット信号を挿入
    し、受信部の受信信号から前記パイロット信号を抽出
    し、抽出された抽出パイロット信号と前記送信されたパ
    イロット信号を比較し、この比較結果に基づいて前記送
    信信号のレベルと位相の内、少なくともレベルを調整す
    ると共にこの調整信号を反転することによりキャンセル
    信号を形成し、このキャンセル信号を前記受信部の受信
    信号に加えるようにしてまたは前記受信部の受信信号か
    ら前記レベルを調整した調整信号を減ずるようにして戻
    り光による信号をキャンセルするように構成したことを
    特徴とする光無線通信の戻り光打ち消し方法。
  8. 【請求項8】 前記位相の調整量は、通信距離が小さい
    場合には、前記送信部と前記受信部により規定される固
    定的な量であることを特徴とする請求項6または7記載
    の光無線通信の戻り光打ち消し方法。
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