JPH0855991A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

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JPH0855991A
JPH0855991A JP19035494A JP19035494A JPH0855991A JP H0855991 A JPH0855991 A JP H0855991A JP 19035494 A JP19035494 A JP 19035494A JP 19035494 A JP19035494 A JP 19035494A JP H0855991 A JPH0855991 A JP H0855991A
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etching
pattern
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JP19035494A
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Masanori Tsukamoto
雅則 塚本
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ゲート絶縁膜3に被覆されたゲート電極2の
上に、ポリシリコン層よりなるチャネル材料層4、アモ
ルファスシリコン膜よりなるエッチング溶液透過防止膜
5、反射防止膜6をこの順に積層した後、フォトレジス
ト・パターン7をマスクとして反射防止膜6のRIEを
行い、続いて段差部分のストリンガ11をウェットエッ
チングにより除去する。その後、エッチング溶液透過防
止膜5とチャネル材料層4とをエッチングすることによ
り積層膜パターンを形成した後、フォトレジスト・パタ
ーン7を除去し、熱処理により、エッチング溶液透過防
止膜5の全てとチャネル材料層4の表層部を酸化して絶
縁膜に変化させる。 【効果】 電気特性を劣化させることなく、積層膜パタ
ーンが適正にパターニングできる。このため、SRAM
の負荷抵抗素子として用いられるポリシリコンチャネル
型のTFTの性能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造された薄膜トラン
ジスタの電気特性を維持しながら、チャネル材料層のパ
ターニングに用いた反射防止膜を十分に除去することが
可能な薄膜トランジスタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造プロセスにおいて、光
反射率の高い材料層のパターニングを行うに際しては、
フォトリソグラフィの精度を向上させる目的で反射防止
膜を設けることが必須となりつつある。これは、半導体
装置のデザイン・ルールの微細化に伴ってフォトレジス
ト塗膜に対する露光波長が短波長側へシフトし、しかも
パターン寸法がその露光波長に近づいているため、光反
射率の高い材料層の上では安定した解像を達成すること
が困難となっているからである。
【0003】特にエキシマ・レーザ光のように単色性の
強い露光光源を用いた場合には、Al系合金層や高融点
金属シリサイド層に限られず、ポリシリコン等のシリコ
ン系材料層からの光反射率も非常に高いものとなり、反
射防止膜を設けないと、定在波効果が強く現れてレジス
ト・パターンの変形が生じたり、得られる配線パターン
の線幅が変動しやすくなる。
【0004】反射防止膜としては、エキシマレーザ光の
ような遠紫外波長域において良好な光学定数を有する、
酸窒化シリコン(SiON)系薄膜を用いることが注目
されている。このSiON系薄膜は、例えばプラズマC
VDなるCVD(化学的気相成長)法によって成膜する
ことができ、膜中の原子組成比を変化させることによっ
て、光学定数の制御が行えることから、下地材料層の種
類に応じて反射防止条件の最適化を行うことが可能であ
る。
【0005】そして、このような反射防止膜は、ボトム
ゲート型の薄膜トランジスタ(TFT)の製造工程にお
いても、ゲート絶縁膜に被覆されたゲート電極に一部重
なるごとくチャネル材料層をパターニングするに際して
用いることができる。
【0006】TFTの製造工程について図7〜図9を参
照しながら説明する。先ず、図7に示されるように、絶
縁基板1上にゲート電極2と該ゲート電極2を被覆する
ゲート絶縁膜3とを形成し、ポリシリコンよりなるチャ
ネル材料層4を積層した後、該チャネル材料層4のパタ
ーニングに際して、フォトレジスト塗膜を形成するに先
立ってSiON系材料膜よりなる反射防止膜6を積層す
る。そして、該反射防止膜6によってチャネル材料層4
からの反射光の影響を防止しながら、フォトレジスト塗
膜の選択露光を行い、現像処理を経て、所望形状のフォ
トレジスト・パターン7を形成する。その後、図8に示
されるように、上記フォトレジスト・パターン7をマス
クとして、反応性イオンエッチング(RIE)により反
射防止膜6を異方性エッチングした後、エッチング条件
を切り替えて、図9に示されるように、チャネル材料層
4をエッチングすることにより、ゲート電極に一部重な
るごとくチャネル材料層4と反射防止膜6よりなる積層
膜パターン13を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
にして製造されたTFTにおいては、配線ショートを起
こしやすい。これは、反射防止膜6を異方性エッチング
すると、図8に示されるように、段差部分で残渣(スト
リンガ)11が発生してしまうことが原因である。そし
て、チャネル材料層4のエッチング時には、図9に示さ
れるように、該ストリンガ11がマスクとなって、この
下のチャネル材料層4も除去できなくなり、ゲート電極
2に平行に残留部分12が残ってしまうのである。
【0008】チャネル材料層4の残留部分12を残さな
いためには、ストリンガ11をウェットエッチングによ
り除去することが有効であると考えられる。実際に、S
iON系材料膜はHFやHF/NH4 F等の希フッ酸溶
液よりなるエッチング溶液によって除去できることか
ら、上記エッチング溶液によりストリンガ11を除去す
ることは可能である。
【0009】しかしながら、ウェットエッチングを行う
と、チャネル材料層4を構成するポリシリコン層の粒界
にエッチング溶液が浸透するという現象が起こり、特
に、該ポリシリコン層がオン電流の増大とオフ電流の低
減を目的として大粒径化されている場合には、該エッチ
ング溶液が浸透しやすく、ゲート絶縁膜3にまで達して
しまう。そして、エッチング溶液がゲート絶縁膜3に達
すると、該ゲート絶縁膜3がエッチングされてしまい、
デバイスの電気特性は著しく劣化してしまうこととな
る。
【0010】そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、反射防止膜の除去に際してウ
ェットエッチングを適用しても、デバイスの電気特性を
維持することが可能な薄膜トランジスタの製造方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薄膜トラン
ジスタ(TFT)の製造方法は、上述の目的を達成する
ために提案されたものであり、ゲート絶縁膜に被覆され
たゲート電極の上にチャネル材料層、エッチング溶液透
過防止膜、および反射防止膜とをこの順に積層する工程
と、前記反射防止膜上にフォトレジスト・パターンを形
成する工程と、前記フォトレジスト・パターンをマスク
として前記反射防止膜を少なくともその一部はウェット
エッチングによりエッチングする工程と、前記エッチン
グ溶液透過防止膜とチャネル材料層とをエッチングする
ことにより積層膜パターンを形成する工程とを有するも
のである。
【0012】そして、本発明においては、積層膜パター
ンを形成した後、フォトレジスト・パターンを除去し、
その後、熱処理を行うことにより該積層膜パターン中の
少なくとも前記エッチング溶液透過防止膜を酸化して絶
縁膜に変化させて好適である。
【0013】ここで、エッチング溶液透過防止膜とは、
反射防止膜のストリンガを除去するために用いるエッチ
ング溶液が浸透するのを防止する働きを示す膜である。
このため、該エッチング溶液透過防止膜としては、粒界
を持たないアモルファス・シリコン膜を成膜して好適で
ある。但し、エッチング溶液透過防止膜として設けられ
たアモルファス・シリコン膜がチャネル材料層上に残存
されると、TFTの電気特性に悪影響を及ぼすこととな
るため、積層膜パターン形成後には、該エッチング溶液
透過防止膜を熱処理によって十分に酸化しておく必要が
ある。このとき、チャネル材料層の表層部は酸化されて
も問題ないが、深層部まで酸化してしまうことがないよ
うに、熱処理の条件を最適化する必要がある。
【0014】なお、チャネル材料層としては、エッチン
グ溶液透過防止膜の存在によって、エッチング溶液の浸
透が防止されることから、粒界を有するポリシリコン層
が適用可能である。
【0015】また、反射防止膜としては、酸化シリコン
(SiO)系材料膜、窒化シリコン(SiN)系材料
膜、SiON系材料膜のいずれを成膜してもよい。本発
明においては、積層膜パターン中の反射防止膜は除去さ
れないため、この積層膜パターンを被覆するごとく設け
られた層間絶縁膜にチャネル材料層に臨むコンタクト・
ホールを形成するような場合にも、フォトリソグラフィ
に際して、残存する反射防止膜を再度使用することがで
きる。
【0016】
【作用】本発明に係るTFTの製造方法においては、反
射防止膜の下層にエッチング溶液透過防止膜を形成する
ため、反射防止膜のストリンガを除去するためのウェッ
トエッチングを行うに際して、該エッチング溶液透過防
止膜より下層へのエッチング溶液の浸透が防止できる。
したがって、エッチング溶液によってゲート絶縁膜がエ
ッチングされてしまうことがなく、TFTの電気特性を
向上させることができる。
【0017】特に、上記エッチング溶液透過防止膜とし
て、アモルファス・シリコン膜を成膜すれば、該アモル
ファス・シリコン膜が粒界を持たない膜であるため、エ
ッチング溶液の透過を十分に防止することができる。
【0018】そして、チャネル材料層としてポリシリコ
ン層を形成しても、粒界にエッチング溶液が浸透するこ
とがないため、該ポリシリコン層の結晶粒径を大粒径化
することが可能となり、オン電流の増大とオフ電流の低
減を図ることも可能となる。
【0019】そして、このようにウェットエッチングが
可能になると、反射防止膜のストリンガを十分に除去す
ることができるため、チャネル材料層も残留部分を残す
ことなく、適正にパターニングでき、配線のショートを
防ぐことができる。
【0020】また、本発明においては、積層膜パターン
を形成した後、エッチング溶液透過防止膜を絶縁膜に変
化させるため、エッチング溶液透過防止膜を介したソー
ス/ドレイン領域間のショートやリーク電流が発生が防
止できる。さらに、チャネル材料層と反射防止膜との間
に絶縁膜が形成されれば、該反射防止膜の絶縁性の優劣
も問題とならない。
【0021】
【実施例】以下、本発明を適用したTFTの製造方法の
具体例を、図1〜図6を参照しながら説明する。
【0022】先ず、図1に示されるように、パターニン
グされたゲート電極2を被覆するごとく、ゲート絶縁膜
3、チャネル材料層4、エッチング溶液透過防止膜5、
反射防止膜6を形成した。
【0023】具体的には、SiO系材料よりなる絶縁基
板1上にn型ポリシリコン層を50nmなる膜厚に堆積
させ、フォトリソグラフィおよびRIEにより所望のゲ
ート電極形状にパターニングして、ゲート電極2を形成
した後、原料ガスとしてテトラエトキシシラン(TEO
S)を用いて減圧CVDを行い、SiO系材料膜よりな
るゲート絶縁膜3を30nmなる膜厚に成膜した。続い
て、減圧CVDによりアモルファスシリコン膜を35n
mを成膜し、N2 ガス中、600℃にて10時間アニー
ルすることにより、上記アモルファスシリコン膜の大粒
径化を行ってポリシリコンよりなるチャネル材料層4を
形成した。
【0024】さらに、減圧CVDによりアモルファスシ
リコン膜よりなるエッチング溶液透過防止膜5を20n
mなる膜厚にて成膜し、続いて、SiH4 /N2 O混合
ガスを用いてプラズマCVDを行い、SiON系材料膜
よりなる反射防止膜6を20〜40nmなる膜厚に成膜
した。なお、反射防止膜6の光学定数は、複素屈折率の
実数部nが2.4±0.6、虚数部係数が0.7±0.
2となるように設定した。
【0025】次に、図2に示されるように、上記反射防
止膜6上にフォトレジスト・パターン7を形成した。具
体的には、ウェハの全面に亘ってフォトレジスト塗膜を
形成した後、上記反射防止膜6によって下層からの反射
光の影響を防止しながら、KrFエキシマレーザ光(2
48nm)を露光光とした選択露光を行い、続いて現像
処理を施すことによって、所望形状のフォトレジスト・
パターン7を得た。
【0026】そして、上記フォトレジスト・パターン7
をマスクとして、CF4 /CHF3混合ガスを用いたR
IEにより反射防止膜6に対する異方性エッチングを行
った。これにより、図3に示されるように、反射防止膜
6の大部分が除去されたが、段差部分にはストリンガ1
1が残留した状態となった。
【0027】このため、続いて、エッチング溶液透過防
止膜5をエッチング・ストッパとして、希フッ酸溶液を
用いたウェットエッチングを行い、反射防止膜6のスト
リンガ11を除去した。これにより、図4に示されるよ
うに、フォトレジスト・パターン7にてマスクされた範
囲以外の反射防止膜6が全て除去できた。
【0028】その後、HBr/O2 混合ガスを用いた有
磁場マイクロ波プラズマ(ECR)エッチングによっ
て、エッチング溶液透過防止膜5、チャネル材料層4に
対する異方性エッチングを行った。これにより、図5に
示されるように、チャネル材料層4、エッチング溶液透
過防止膜5、反射防止膜6がこの順に積層され、ゲート
電極2のパターンに直交する積層膜パターン8が形成さ
れた。
【0029】上述のようにして、積層膜パターン8を形
成した後、フォトレジスト・パターン7を除去し、その
後、H2 /O2 混合ガス雰囲気下で800℃に加熱する
ことにより、エッチング溶液透過防止膜5の全てとチャ
ネル材料層4の一部とを酸化してSiO系絶縁膜9を生
成させた。これにより、図6に示されるように、上述の
積層膜パターン8は、10nm厚のチャネル材料層4、
約70nm厚のSiO系絶縁膜9、反射防止膜6がこの
順に積層された積層膜パターン10に変化した。
【0030】その後、TFTのしきい値電圧Vthを制御
するために、全面に亘ってイオン注入を行った後、チャ
ネルとなる領域上の積層膜パターン10をフォトレジス
ト・パターンによりマスクして、BF2 をイオン加速エ
ネルギー50keV、ドース量1×101 4〜5×101 4
個/cm2 なる条件にてイオン注入を行った。続いて、
フォトレジスト・パターンを除去し、1050℃にて1
0秒間、ラピッド・サーマル・アニール(RTA)を行
って不純物の活性化および拡散を行った。これにより、
図示しないが、チャネル材料層4におけるゲート電極2
に一部重なる領域にソース/ドレイン領域が形成され、
該ソース/ドレイン領域に挟まれた領域にチャネル領域
が形成された。そして、常法にしたがって、上記積層膜
パターン10を被覆するごとく層間絶縁膜を形成し、該
層間絶縁膜を介してゲート電極2、ソース/ドレイン領
域7にそれぞれ電気的に接続する上層配線を形成して、
TFTを完成させた。なお、積層膜パターン10中の反
射防止膜6の除去を行わないため、積層膜パターン10
上の層間絶縁膜に対してフォトリソグラフィを行う際に
は、該反射防止膜6が再度使用できた。
【0031】以上のようにして製造されたTFTについ
て電気特性を測定したところ、ウェットエッチングによ
る反射防止膜6のストリンガ11の除去を行わずに製造
したTFTで発生したような配線ショートが見られず、
ソース/ドレイン領域7間のリーク電流が大幅に低減さ
れ、またキャリアの移動度も向上していることがわかっ
た。また、エッチング溶液透過防止膜5を形成せずにウ
ェットエッチングを行って製造したTFTに比しても電
気特性に優れていることがわかった。
【0032】これは、本実施例におけるTFTの製造方
法においては、チャネル材料層4上にエッチング溶液透
過防止膜5を成膜したため、反射防止膜6のストリンガ
をウェットエッチングによって除去したにも関わらず、
チャネル材料層4やゲート絶縁膜3にエッチング溶液が
浸透しなかったからである。また、エッチング溶液透過
防止膜5の全てとチャネル材料層4の一部を酸化してS
iO系絶縁膜9を形成しているため、チャネル材料層4
に接する材料膜の絶縁性が確保されたことも、TFTの
電気特性を向上させた理由である。
【0033】以上、本発明に係る薄膜トランジスタの製
造方法を適用した具体例について説明したが、本発明は
上述の実施例に限定されるものではなく、種々の変形変
更が可能である。例えば、反射防止膜6としては、この
上層に設けられるフォトレジスト塗膜に対するフォトリ
ソグラフィが適正に行えるならば、SiO系材料膜やS
iN系材料膜であってよい。また、その他のウェハの構
成や各材料層の成膜条件も上述した実施例に限られな
い。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るTFTの製造方法においては、電気特性を劣化さ
せることなく、チャネル材料層を適正にパターニングで
きる。このため、本発明を適用することにより、SRA
Mの負荷抵抗素子として用いられるポリシリコンチャネ
ル型のTFTの性能を大幅に向上させることができる。
【0035】また、本発明においては、積層膜パターン
における反射防止膜は除去する必要がなく、次のフォト
リソグラフィにも該反射防止膜が使用できることから、
生産性にも優れている。
【0036】即ち、本発明を適用すると、電気特性に優
れた信頼性の高いTFTを大幅なコスト上昇を伴わずに
提供可能となり、工業的価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタの製造工程におい
て、ゲート絶縁膜に被覆されたゲート電極上にチャネル
材料層、エッチング溶液透過防止膜、反射防止膜がこの
順に積層された状態を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1のウェハにおいて、フォトレジスト・パタ
ーンが形成された状態を模式的に示す斜視図である。
【図3】図2のウェハにおいて、反射防止膜の異方性エ
ッチングがなされた状態を模式的に示す斜視図である。
【図4】図3のウェハにおいて、ウェットエッチングに
よるストリンガの除去がなされた状態を模式的に示す斜
視図である。
【図5】図4のウェハにおいて、エッチング溶液透過防
止膜、チャネル材料層のエッチングがなされた状態を模
式的に示す斜視図である。
【図6】図5のウェハにおいて、フォトレジスト・パタ
ーンの除去、エッチング溶液透過防止膜の全てとチャネ
ル材料層の一部が酸化されてSiO系絶縁膜が形成され
た状態を模式的に示す斜視図である。
【図7】従来の薄膜トランジスタの製造工程において、
ゲート絶縁膜に被覆されたゲート電極上にチャネル材料
層、エッチング溶液透過防止膜、反射防止膜がこの順に
積層され、フォトレジスト・パターンが形成された状態
を模式的に示す斜視図である。
【図8】図7のウェハにおいて、反射防止膜のエッチン
グがなされた状態を模式的に示す斜視図である。
【図9】図8のウェハにおいて、チャネル材料層のエッ
チングがなされた状態を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 ゲート電極 3 ゲート絶縁膜 4 チャネル材料層 5 エッチング溶液透過防止膜 6 反射防止膜 7 フォトレジスト・パターン 8,10 積層膜パターン 9 SiO系絶縁膜 11 ストリンガ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート絶縁膜に被覆されたゲート電極の
    上にチャネル材料層、エッチング溶液透過防止膜、およ
    び反射防止膜とをこの順に積層する工程と、 前記反射防止膜上にフォトレジスト・パターンを形成す
    る工程と、 前記フォトレジスト・パターンをマスクとして前記反射
    防止膜を少なくともその一部はウェットエッチングによ
    りエッチングする工程と、 前記エッチング溶液透過防止膜とチャネル材料層とをエ
    ッチングすることにより積層膜パターンを形成する工程
    とを有する薄膜トランジスタの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記積層膜パターンを形成した後、フォ
    トレジスト・パターンを除去し、その後、熱処理を行う
    ことにより該積層膜パターン中の少なくとも前記エッチ
    ング溶液透過防止膜を酸化して絶縁膜に変化させる請求
    項1記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記反射防止膜として酸化シリコン系材
    料膜、窒化シリコン系材料膜、酸窒化シリコン系材料膜
    から選ばれる少なくとも1種類の材料膜を用いる請求項
    1または請求項2に記載の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記エッチング溶液透過防止膜としてア
    モルファス・シリコン膜を成膜する請求項1ないし請求
    項3のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記チャネル材料層としてポリシリコン
    膜を用いる請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記
    載の薄膜トランジスタの製造方法。
JP19035494A 1994-08-12 1994-08-12 薄膜トランジスタの製造方法 Withdrawn JPH0855991A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022192060A1 (en) * 2021-03-12 2022-09-15 Raytheon Company Optical window with abrasion tolerance
US11513072B2 (en) 2021-03-12 2022-11-29 Raytheon Company Ablation sensor with optical measurement

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