JPH0855684A - 調光装置 - Google Patents

調光装置

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JPH0855684A
JPH0855684A JP6190813A JP19081394A JPH0855684A JP H0855684 A JPH0855684 A JP H0855684A JP 6190813 A JP6190813 A JP 6190813A JP 19081394 A JP19081394 A JP 19081394A JP H0855684 A JPH0855684 A JP H0855684A
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秀樹 西倉
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】設定したい調光レベルへとゆっくり変化させて
照明負荷へのストレス軽減と本番中の調光レベル修正を
容易にした調光装置を提供するにある。 【構成】調光操作卓1の入力部10では設定変更するチ
ャンネルと変更したい調光レベルとを入力する。制御部
13は入力された調光レベルにより夫々のチャンネルの
記憶部11に記憶されている調光レベルを変更する。そ
して設定されているフェード時間をかけて現在の調光レ
ベルから変更したい調光レベルへ変化させるように時々
刻々調光レベルデータを作成し、出力部12を通じて調
光器3へ伝送するのである。調光器3では自己のチャン
ネルに対応する調光レベルデータに基づいて照明負荷4
を調光制御して照明負荷4の明るさをフェードさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舞台等の演出照明に用
いる調光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は調光装置の基本的な構成を示して
おり、この調光装置では、調光操作卓1と、複数の調光
器31 …を内蔵した調光器盤2と、各調光器31 …に接
続されて調光制御される照明負荷41 …とで構成され、
調光器31 …とこれに接続される照明負荷41 …とから
なる単位を一つのチャンネルとし、このチャンネル毎に
調光操作卓1で調光ベル設定を行って各演出シーンを作
成するとともに各演出シーンの調光レベルを記憶し、ま
た調光レベル等のデータを各チャンネルの調光器31
に伝送線5を介して送ることができるようになってい
る。
【0003】従来の調光操作卓1での各チャンネルでの
調光レベルの設定はキーボード(テンキー)等からなる
入力部を用いて行ない、例えば設定したいチャンネルと
設定したい調光レベルとを指定して入力するのである。
この設定時の操作方法は、調光操作卓1のキーボードを
用いて例えば、 〔CH〕1+4 ←〔LEVEL〕80 〔入力〕 というような形でおこなう。このように入力された調光
レベルにより夫々のチャンネルの調光レベルは図9の
(a)から(b)に示すように変更されることになる。
図10はチャンネル”1”における調光器31 による照
明負荷41 の調光レベルの変化を示しており、設定処理
前は調光レベルが20(%)であったのが、設定処理後
は調光レベルが80(%)に変更されている。
【0004】しかし調光レベルを設定する場合、例えば
白熱ランプのような照明負荷4が点灯していない状態か
ら急に100%点灯するような設定変更が為されると、
照明負荷4にはラッシュ電流が流れてランプ寿命を短く
するという問題がある。そこで調光レベルを設定するオ
ペレータはレベル設定操作時にロータリエンコーダを使
用したホイールでのレベル設定を行なう場合が多く、こ
の場合の操作方法は、 〔CH〕1+4 ←〔ホイール〕+80 〔入力〕 という形となる。ホイールを操作することにより、例え
ば1チャンネルの調光器31 に対応して設定される調光
レベルは1レベルずつプラス又はマイナスされ、所定の
調光レベルへと変化させる。
【0005】この操作にて、調光操作卓1から調光器3
1 に与えれる調光レベルも1レベルずつプラス又はマイ
ナスされ、所定の調光レベルへと変化させる。従って照
明負荷4にラッシュ電流が流れず、その対策ができ、ま
た本番中のレベル変更でも、観客に分からないようなゆ
っくりしたレベル修正を可能とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のようにホ
イール操作を行なう場合、設定したい調光レベルにてホ
イール操作を停止させることが難しいため、複数回、チ
ャンネルの調光レベル設定や、レベル修正を行なう場
合、非常に苦労するという問題がある。図11(a)
(b)はホイール操作により入力される夫々のチャンネ
ルの調光レベルの変更前と、変更後を示し、図12はチ
ャンネル”1”における調光器3 1 による照明負荷41
の調光レベルの変化を示しており、設定処理前は調光レ
ベルが20であったのに対してホーイル操作により徐々
に調光レベルが変更されて最終的に前のレベル20
(%)に80(%)を加えた100%に変更されてい
る。
【0007】ところで、従来調光操作卓1から調光器盤
2内の調光器31 …に調光レベルのデータを伝送する場
合には、図13に示すように時分割多重によりチャンネ
ル”1”の調光器31 から最終チャンネル(例えばNチ
ャンネル)の調光器3N までの現在の調光レベルデータ
からなるデータD1 …DN をチャンネル順に伝送し、例
えば上記のように調光レベルが変化する場合には、調光
操作卓1では時々刻々変化する調光レベルを計算してそ
のデータを調光器31 …に伝送して与え、調光器31
ではこの調光レベルに基づいて照明負荷41 …の調光制
御を行なっている。各調光レベルデータは1バイト(8
ビット)データによって構成され、256段階の調光レ
ベルを設定できるようになっている。そして伝送データ
の1フレームは、チャンネル”1”の調光器31 から最
終チャンネル(例えばNチャンネル)の調光器3N まで
の調光レベルデータからなるデータD1 …群より構成
し、時々刻々変化する調光レベルデータを逐次伝送する
ようになっている。尚1フレームの判断用に同期信号/
同期データを伝送する場合もある。
【0008】伝送方式としては、調光レベルを512チ
ャンネル分伝送できるDMX512(USITT規格)
という伝送方式があるが、512回路分のデータを伝送
するには20ms以上必要になる。(DMX512の伝
送は、250KBPSの伝送速度にて、1本の伝送線5
にて、同期信号と512回路分の調光レベルデータにて
513バイトを伝送するために、1チャンネルの調光器
3から512チャンネルの調光器3までのデータを伝送
するに約20msが必要になる。) しかし、交流電源電圧を位相制御することで調光制御を
行なう場合、調光レベルをスムーズに変化させるには、
電源電圧の半サイクル毎に位相角を制御することが必要
であるが、50Hzの交流電源では半サイクルが10m
sであり、調光レベの変化を半サイクル毎に行なうこと
は本伝送方式では対応できない。そのため1本の伝送線
5での伝送量を削減するか、伝送速度を高くする必要が
ある。
【0009】また調光操作卓1での調光レベルの計算も
チャンネル数が多くなると1回の計算に必要な処理量も
増加するため、半サイクル毎に調光演算処理を行なうた
めには多くのCPU(マイクロコンピュータ)を使用し
なければならないという問題もある。また調光操作卓1
から伝送される調光レベルデータは、時々刻々変化する
調光レベルデータを伝送する必要があるため、高速伝送
にて行なう必要がある。例えばDMX512の伝送速度
は250KBPSとなっているため、伝送処理に対する
CPUによる処理量が増大する。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
で、請求項1乃至3の発明の目的とするところは設定し
たい調光レベルへとゆっくり変化させて照明負荷へのス
トレス軽減と本番中の調光レベル修正を容易にした調光
装置を提供するにある。請求項4乃至6の発明の目的と
するところは、スムースな制御が行なえ、且つ調光操作
卓での処理量を削減することができる調光装置を提供す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、照明負荷と、照明負荷を調光制
御する調光器とからなる単位で構成される複数のチャン
ネルと、各チャンネル毎に調光レベルを設定して該調光
レベルデータを夫々のチャンネルの調光器に与える調光
操作卓とからなる調光装置において、各チャンネルの調
光レベルが設定された場合に予め設定されたフェード時
間にて調光レベルデータを変化させながら当該チャンネ
ルの調光器に与える手段を調光操作卓に設けたことを特
徴とする。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを設定す
る場合、調光レベルとフェード時間を入力することを特
徴とする。請求項3の発明では、請求項1の発明におい
て、調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを設定する
場合、照明負荷状態に応じてフェード時間と調光レベル
とを入力することを特徴とする。
【0013】請求項4の発明では、照明負荷と、照明負
荷を調光制御する調光器とからなる調光単位で構成され
る複数のチャンネルと、各チャンネル毎に調光ベル設定
を行って各演出シーンを作成して、各演出シーンの調光
レベルを記憶する調光操作卓とからなる調光装置におい
て、調光操作卓には演出シーンの転換時に、次の演出シ
ーンの照明負荷の最終調光レベルデータと、予め設定し
た演出シーンの転換に対応するフェード時間のデータと
を各チャンネルの調光器に与え手段を備え、調光器には
与えられたフェード時間のデータより、現在の調光レベ
ルから次の演出シーンの最終調光レベルに変化させるま
でのフェード時の調光レベルを算出して調光制御を行な
う手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明では、照明負荷と、照明負
荷を調光制御する調光器とからなる調光単位で構成され
る複数のチャンネルと、各チャンネル毎に調光ベル設定
を行って各演出シーンを作成して、各演出シーンの調光
レベルを記憶する調光操作卓とからなる調光装置におい
て、調光操作卓には演出シーンの転換前に次の演出シー
ンの照明負荷の最終調光レベルデータと予め設定した演
出シーンの転換に対応するフェード時間データとを、演
出シーンの転換開始前に各チャンネルの調光器に与え、
演出シーンの転換開始時に演出シーン転換開始信号を各
チャンネルの調光器に与える手段を備え、調光器には与
えられた最終調光レベルデータとフェード時間のデータ
とに基づいて現在の調光レベルから次の演出シーンの最
終調光レベルに変化させるまでのフェード時の調光レベ
ルを予め算出しておき、演出シーン転換開始信号が与え
られると既に算出してある調光レベルに基づいて調光制
御を行なう手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項6の発明では、照明負荷と、照明負
荷を調光制御する調光器とからなる調光単位で構成され
る複数のチャンネルと、各チャンネル毎に調光ベル設定
を行って各演出シーンを作成して、各演出シーンの調光
レベルを記憶する調光操作卓とからなる調光装置におい
て、調光操作卓には演出シーンの転換前に次の演出シー
ンの照明負荷の最終調光レベルデータと予め設定した演
出シーンの転換に対応するフェード時間のデータと演出
シーンの転換開始時刻のデータとを各チャンネルの調光
器に与える手段を備え、調光器には与えられた最終調光
レベルデータとフェード時間のデータとに基づいて現在
の調光レベルから次の演出シーンの最終調光レベルに変
化させるまでのフェード時の調光レベルを予め算出して
おき、演出シーンの転換開始時刻になると既に算出して
ある調光レベルに基づいて調光制御を行なう手段を備え
たことを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば、各チャンネルの調光
レベルが設定された場合に予め設定されたフェード時間
にて調光レベルデータを変化させながら当該チャンネル
の調光器に与える手段を調光操作卓に設けたので、照明
負荷にラッシュ電流が流れるのを防止して照明負荷にか
かるストレスを軽減できる。
【0017】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを設
定する場合、調光レベルとフェード時間を入力するの
で、簡単にフェード時間と調光レベルの変更設定が行な
え、ゆっくりした変化による調光レベルの修正を行なう
ことも良い容易となり、そのため舞台照明等において本
番中の調光レベル変更を観客に判らないように操作する
ことが可能となる。
【0018】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを設
定する場合、照明負荷状態に応じてフェード時間と調光
レベルとを入力するので、フェード時間を各調光器に接
続される照明負荷の状態(容量)に応じて設定すること
により、照明負荷の状態(容量)に応じたソフトスター
ト時間を設定することも可能となる。
【0019】請求項4の発明によれば、調光操作卓には
演出シーンの転換時に、次の演出シーンの照明負荷の最
終調光レベルデータと、予め設定した演出シーンの転換
に対応するフェード時間のデータとを各チャンネルの調
光器に与え手段を備え、調光器には与えられたフェード
時間のデータより、現在の調光レベルから次の演出シー
ンの最終調光レベルに変化させるまでのフェード時の調
光レベルを算出して調光制御を行なう手段とを備えたの
で、調光操作卓から演出シーンの転換時のみデータ伝送
を行なえば、次の演出シーンの転換までデータ伝送を行
なう必要がなくなるため、スムーズな調光制御が可能と
なり、また調光器側でシーン変化に対応する調光レベル
を求めて制御処理を行なうため、調光操作卓では調光計
算する必要がなくなってデータ処理量を格段に削減でき
る。
【0020】請求項5の発明によれば、調光操作卓には
演出シーンの転換前に次の演出シーンの照明負荷の最終
調光レベルデータと予め設定した演出シーンの転換に対
応するフェード時間データとを、演出シーンの転換開始
前に各チャンネルの調光器に与え、演出シーンの転換開
始時に演出シーン転換開始信号を各チャンネルの調光器
に与える手段を備え、調光器には与えられた最終調光レ
ベルデータとフェード時間のデータとに基づいて現在の
調光レベルから次の演出シーンの最終調光レベルに変化
させるまでのフェード時の調光レベルを予め算出してお
き、演出シーン転換開始信号が与えられると既に算出し
てある調光レベルに基づいて調光制御を行なう手段とを
備えたので、調光器が演出シーン転換処理を開始するま
での応答が早くなるとともに、次の演出シーンへの転換
が開始される際の伝送データが、演出シーン転換開始信
号のみとなって伝送データ数が少なくなり、そのため演
出シーンの転換開始の遅れを少なくでき、また調光操作
卓から演出シーン転換時や演出シーンが変更されていな
い時に次の演出シーンのデータを伝送しておくことがで
き、更に演出シーンの転換開始時には演出シーン転換開
始信号を伝送するだけとなるため、演出シーン転換開始
時の処理量が格段に削減できる、そのため演出シーン開
始時の応答に影響するデータ量が少なくなってデータを
低速で伝送することも可能となる。
【0021】請求項6の発明によれば、調光操作卓には
演出シーンの転換前に次の演出シーンの照明負荷の最終
調光レベルデータと予め設定した演出シーンの転換に対
応するフェード時間のデータと演出シーンの転換開始時
刻のデータとを各チャンネルの調光器に与える手段を備
え、調光器には与えられた最終調光レベルデータとフェ
ード時間のデータとに基づいて現在の調光レベルから次
の演出シーンの最終調光レベルに変化させるまでのフェ
ード時の調光レベルを予め算出しておき、演出シーンの
転換開始時刻になると既に算出してある調光レベルに基
づいて調光制御を行なう手段を備えたので、調光器が演
出シーン転換開始時刻までにフェードさせる調光レベル
データを計算して整理を行なうことができ、その結果演
出シーン転換処理を開始するまでの応答が早くなるとと
もに、調光操作卓から演出シーン転換開始を調光器に知
らせるデータ、信号の伝送が必要ないため、演出シーン
の転換開始の遅れを一層少なくでき、また調光操作卓で
は演出シーン転換時や演出シーンが変更されていない時
に次の演出シーンのデータを伝送するだけで良いため演
出シーン転換開始時の処理量が格段に削減でき、そのた
め演出シーン開始時の応答に影響するデータ量が少なく
なるため、データを低速で伝送することも可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1(a)は本発明(実施例1乃至6に共
通)に用いる調光操作卓1の回路構成を示しており、調
光レベル及びフェード時間(レベル変化時間)を各チャ
ンネル毎に設定する入力部10と、この入力部10で設
定された調光レベルを記憶する記憶部11と、記憶部1
1の記憶内容に基づいて図13に示すように各チャンネ
ルの調光器31 …に対応するデータD1 …を出力部12
から伝送線5を通じて調光盤2の各調光器31 …へ伝送
する伝送データを作成する制御部13とで構成される。
一方調光器3は図1(b)に示すように調光操作卓1か
らのデータを処理する演算処理機能と位相制御信号を作
成する機能とを合わせ持つ演算処理部20、位相制御信
号により交流電源電圧を位相制御して照明負荷4を調光
する位相制御部21より構成される。そして調光装置全
体の構成は図8の構成に準ずる。尚以後の実施例におい
ても図1(a)(b)に示す調光操作卓1及び調光器3
の構成を用いるので、各実施例の説明においてハードウ
ェアの構成の説明は省略する。
【0023】而して本実施例では入力部10のキーボー
ド(テンキー)を用いて予め調光レベルが設定変更され
た場合に、現在の調光レベルから変更された調光レベル
まで変化するフェード時間を入力設定しておく。つまり
このフェード時間は記憶部11に記憶される。ここで
〔フェード時間〕=1秒とする。そして従来例と同様に
調光操作卓1の入力部10で、例えば、 〔CH〕1+4 ←〔LEVEL〕80 〔入力〕 と入力すると、制御部13は入力された調光レベルによ
り夫々のチャンネルの記憶部11に記憶されている調光
レベルを図2の(a)から(b)に示すように変更す
る。そして設定されているフェード時間(1秒)をかけ
て現在の調光レベルから変更後の調光レベルへ変化させ
るように時々刻々調光レベルデータを作成し、出力部1
2を通じて調光盤2の当該チャンネルの調光器31 …へ
伝送するのである。
【0024】各調光器31 …の演算処理部20は自己の
チャンネルに対応するデータD1 …の調光レベルデータ
に基づいた位相制御信号を作成して位相制御部21に与
え、位相制御部21は位相制御信号に基づいて交流電源
電圧を位相制御して照明負荷41 …を調光する。この際
調光レベルが刻々変化することにより照明負荷41 …の
明るさがフェードすることになる。
【0025】図3はチャンネル1に対応した調光レベル
の変化を示しており、調光レベルを設定変更前の20
(%)の調光レベルが設定処理後は1秒のフェード時間
をかけて80(%)に変更されたことが判る。本実施例
の変更処理を式で表すと、 〔レベル〕=L1+(L2−L1)×T1/T2 となる。但しL1は設定変更前の調光レベル、L2は設
定変更した調光レベル、T1は設定処理開始からの経過
時間、T2はフェード時間を示す。
【0026】尚本実施例において、予め設定するフェー
ド時間をチャンネル毎に設定することにより、調光器3
1 …に接続される照明負荷41 …の容量に応じてソフト
スタート時間を設定することも可能である。 (実施例2)上記実施例ではフェード時間をレベル設定
変更前に予め設定する方法を用いていたが、本実施例で
はレベル設定変更時にフェード時間も設定するようにし
たものである。 まず本実施例では入力部10のキーボ
ードにより設定変更したいチャンネルと、設定変更した
い調光レベルと、レベル変化させたいフェード時間とを
例えば、 〔CH〕1+4←〔LEVEL〕80 〔レ
ベル時間〕1秒 〔入力〕と入力すると、制御部13は
入力データを記憶部11に記憶させるともに、これらデ
ータに基づいてレベル設定変更の処理を行なうのであ
る。
【0027】この場合の動作は実施例1と同じであり、
記憶部11に記憶している夫々のチェンネルの調光レベ
ルを図2と同様に変更し、例えばチャンネル1に対応し
た調光レベルを図3に示すように1秒のフェード時間を
かけて変化させるのである。 (実施例3)上記実施例1、2はフェード時間を設定す
るようになっているが、本実施例は単位時間当たりの変
化レベルを設定する方法を採用しており、例えば〔変化
レベル〕=2レベル/25msというように設定する。
【0028】この場合25ms毎に2レベル加算或いは
減算するように調光レベルを変化させる。そして実施例
1と同様に調光操作卓1の入力部10により、設定変更
したいチャンネルと設定したい調光レベルとを、例えば 〔CH〕1+4 ←〔LEVEL〕80 〔入力〕 というように入力する。
【0029】制御部13は設定処理に入ると、上記のよ
うに予め設定され記憶部11に記憶してある単位時間当
たりの変化レベルに基づいて、25ms毎に調光レベル
を2レベルずつ増加させるように調光レベルデータを作
成して出力部12を通じて調光盤2の各チャンネルの調
光器31 …へ伝送する。例えばチャンネル1の調光レベ
ルは最初20(%)のレベルであったが、図4に示すよ
うに25ms毎に2ベルずつ調光レベルを増加させるこ
とにより、0.75秒後には変更設定後の調光レベルの
80(%)に達することになる。また最初0(%)のレ
ベルであったチャネル4の調光レベルは1秒後には80
(%)のレベルに達することになる。
【0030】この変化を式で示すと、 〔レベル〕=L1+L2×N となる。但しL1はレベル設定前のレベル、L2は単位
時間毎に変化させる設定レベル、Nは設定処理からのレ
ベル変化の回数 勿論制御部13は設定変更された調光レベルに達した時
点で、調光レベルの変化処理を終了させる。
【0031】ところで調光操作卓1では入力部10を用
いて各チャンネル毎に調光レベル設定を行い、予め各演
出シーンを作成して記憶部11に記憶し、各演出シーン
の転換を予め設定したフェード時間にて転換させて演出
を行なう役割を持つが、上述した実施例1乃至3のよう
に調光操作卓1から調光器31 …にフェード時間に併せ
て時々刻々変化させた調光レベルデータを送っていた。
しかし電源電圧を位相制御することによって調光制御を
行なう場合で調光レベルをスムーズに変化させるために
は調光レベルの変化を交流電源周波数の半サイクル毎に
行なう必要があるが、上記のような形で調光レベルデー
タを伝送する方式では出力部12から伝送するデータ量
を削減するか、伝送速度を高くする必要がある。
【0032】そこでデータ量を削減したり、伝送速度を
高くすることなく調光レベルをスムーズに変化させるこ
とができ、しかも調光操作卓1の制御部13の処理負担
を軽減した実施例を以下に述べる。 (実施例4)本実施例では調光操作卓1の入力部10に
より各チャンネル毎に最終的に設定される調光レベルと
シーン転換時のフェード時間とを各演出シーン毎に予め
設定して記憶部11に記憶させておき、現在の演出シー
ンを次の演出シーンに転換するときに調光操作卓1の制
御部13が記憶部11に記憶させている次の演出シーン
における各調光器31 …の最終調光レベルのデータとフ
ェード時間のデータとを読み出してこれらデータを各調
光器31 …へ送るデータD1 …として調光器3へ伝送す
るのである。
【0033】本実施例の場合、図5(a)に示すように
1チャンネルから最終チャンネル(例えばNチャンネ
ル)までの調光器31 …の1回のデータを1フレームと
して出力部12より調光器31 …へ伝送する。ここで調
光レベルデータは1バイト(8ビット)で構成し256
段階の調光レベルのデータを伝送することができるよう
になっている。またフェード時間のデータは2バイト
(16ビット)にて構成してある。また1フレームの判
断用に同期信号/同期データを伝送するようにしても良
い。
【0034】さて上記各チャンネルの各調光器31 …の
演算処理部20は自己に対応する調光レベルデータ及び
フェード時間のデータを受け取ると、現在の調光レベル
から次の演出シーンの調光レベルまで与えられたフェー
ド時間で調光レベルを変化させる演算処理を行なって位
相制御信号を作成し、位相制御部21に与える。ここで
演算処理部20では出力すべき調光レベルを次のように
演算する。
【0035】出力レベル=現在調光レベル×〔100%
−(経過時間/フェード時間)〕+次の演算シーンの最
終調光レベル×(経過時間/フェード時間) 経過時間は商用電源周波数の半サイクル毎に位相制御を
行なうため50Hzでは10ms、60Hzでは60m
sずつ増加する。また経過時間は転換開始時を0とし、
半サイクル毎に半サイクル期間の時間を増加して計算す
る。
【0036】以上のように本実施例では、調光操作卓1
からフェード時間に応じて変化させる調光データを時々
刻々伝送しなければならなかったのを、演出シーンの転
換時のみデータ伝送を行なえば、次の演出シーンの転換
までデータ伝送を行なう必要がない。また調光器31
側でシーン変化に対応する調光レベルを求めて制御処理
を行なうため、調光操作卓1では調光計算する必要がな
くなり、その結果データ処理量が格段に削減でき、例え
ば調光操作卓1の処理量においてシーン転換時の計算処
理が半分以上占めていたのを半減することが可能となっ
た。
【0037】尚図5(a)の場合フェード時間のデータ
は各調光器31 …の調光レベルのデータと組み合わせて
各調光器31 …のデータD1 …としていたが、図5
(b)に示すように各チャンネルの調光器31 …の調光
レベルデータ(1バイト)とは別に独立してフェード時
間のデータ(2バイト)DT を設け、各チャンネルの調
光器31 …の調光レベルデータからなるデータD1 …と
フェード時間のデータDTまでを1フレームとして演出
シーンの転換時に1回伝送するようにしても良い。
【0038】(実施例5)上記実施例4では演出シーン
の転換時に調光データ及びフェード時間のデータを送
り、これらデータを受け取った時から当該調光器3にお
いて調光レベルをフェード時間にて変化させる処理を開
始していたが、本実施例では調光操作卓1より演出シー
ンの転換開始前に、次の演出シーンで最終的に設定され
る各チャンネルの調光器31 …の調光レベルデータ(1
バイト)と、フェード時間のデータ(2バイト)とから
なる図6(a)に示すフレームのデータを伝送してお
き、その後演出シーンの転換時に調光操作卓1より図6
(b)に示す演出シーン転換開始信号SDを伝送するよ
うにしたものである。
【0039】各調光器31 …の演算処理部20は調光レ
ベルデータからなるデータD1 …及びフェード時間のデ
ータDT を受け取ると、これらデータに基づいてフェー
ドさせる調光レベルデータを計算して整理しておく。そ
して演出シーン転換時に、調光操作卓1から演出シーン
転換開始信号SDが伝送されると、各調光器31 …の演
算処理部20では既に計算整理してあるフェード時の調
光レベルデータに基づいて位相制御信号を作成して位相
制御部21に与え、照明負荷41 …を調光する。
【0040】つまり本実施例では調光器3が調光操作卓
1からの演出シーン転換開始信号を受信し、演出シーン
転換処理を開始するまでの応答が早くなるとともに、次
の演出シーンへの転換が開始される際の伝送データが、
演出シーン転換開始信号のみとなって伝送データ数が少
なくなり、演出シーンの転換開始の遅れを少なくできる
のである。
【0041】また調光操作卓1でも演出シーン転換時や
演出シーンが変更されていない時に次の演出シーンのデ
ータを伝送しておき、演出シーンの転換開始時には演出
シーン転換開始信号を伝送するだけとなるため、演出シ
ーン転換開始時の処理量が格段に少なくなる。また演出
シーン開始時の応答に影響するデータ量が少なくなるた
め、データを低速で伝送することも可能となる。
【0042】(実施例6)上記実施例4、実施例5では
演出シーンの転換開始時に調光操作卓1よりデータ伝送
或いは演出シーン転換開始信号を伝送して調光器3に演
出シーン転換処理の開始を知らせる形をとっているが、
本実施例は、調光操作卓1から演出シーンが転換される
前に、予め各チャンネルの調光器31 …における次の演
出シーンの最終的調光レベルのデータ(1バイト)と、
フェード時間のデータ(2バイト)と、演出シーン転換
開始時刻データ(1バイト)STとを図7に示すように
1フレームとして1回データ伝送するようにしたもので
ある。
【0043】つまり調光器31 …の演算処理部20では
調光レベルデータからなるデータD 1 …及びフェード時
間のデータDT を受け取ると、これらデータに基づいて
フェードさせる調光レベルデータを計算して整理を行な
うとともに、現在時刻と演出シーン転換開始時刻との比
較を開始する。そして現在時刻が演出シーン転換開始時
刻になると、各調光器31 …の演算処理部20では既に
計算整理してあるフェード時の調光レベルデータに基づ
いて位相制御信号を作成して位相制御部21に与え、照
明負荷41 …を調光する。
【0044】以上のように本実施例では、調光器3…が
演出シーン転換開始時刻までにフェードさせる調光レベ
ルデータを計算して整理を行なっているため、演出シー
ン転換処理を開始するまでの応答が早くなるとともに、
調光操作卓1から演出シーン転換開始を調光器31 …に
知らせるデータ、信号の伝送が必要ないため、演出シー
ンの転換開始の遅れを一層少なくできるのである。
【0045】また調光操作卓1でも演出シーン転換時や
演出シーンが変更されていない時に次の演出シーンのデ
ータを伝送するだけで良いため、演出シーン転換開始時
の処理量が格段に削減できる。また演出シーン開始時の
応答に影響するデータ量が少なくなるため、データを低
速で伝送することも可能となる。尚上記各実施例におい
て、調光器31 …の演算処理部20は、各調光器31
毎に設けてあるが。複数の調光器31 …に対応させるよ
うにしても良い。勿論各調光器31 …に演算処理部20
を設ければ調光レベルデータの変化処理を交流電源周波
数の半サイクル毎に行なうことが容易となる。また調光
器数が多い場合や、複数の調光操作卓を連動させるよう
な場合にはデータの設定等の作業に多大な労力を要求さ
れることになるため、調光操作卓1としては多くの調光
器31 …に対応した処理が行なえるものを使用すること
が望ましい。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、各チャンネルの調光
レベルが設定された場合に予め設定されたフェード時間
にて調光レベルデータを変化させながら当該チャンネル
の調光器に与える手段を調光操作卓に設けたので、照明
負荷にラッシュ電流が流れるのを防止して照明負荷にか
かるストレスを軽減できるという効果がある。
【0047】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを設定する
場合、調光レベルとフェード時間を入力するので、簡単
にフェード時間と調光レベルの変更設定が行なえ、ゆっ
くりした変化による調光レベルの修正を行なうことも良
い容易となり、そのため舞台照明等において本番中の調
光レベル変更を観客に判らないように操作することが可
能となるという効果がある。
【0048】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを設定する
場合、照明負荷状態に応じてフェード時間と調光レベル
とを入力するので、フェード時間を各調光器に接続され
る照明負荷の状態(容量)に応じて設定することによ
り、照明負荷の状態(容量)に応じたソフトスタート時
間を設定することも可能となるという効果がある。
【0049】請求項4の発明は、調光操作卓には演出シ
ーンの転換時に、次の演出シーンの照明負荷の最終調光
レベルデータと、予め設定した演出シーンの転換に対応
するフェード時間のデータとを各チャンネルの調光器に
与え手段を備え、調光器には与えられたフェード時間の
データより、現在の調光レベルから次の演出シーンの最
終調光レベルに変化させるまでのフェード時の調光レベ
ルを算出して調光制御を行なう手段とを備えたので、調
光操作卓から演出シーンの転換時のみデータ伝送を行な
えば、次の演出シーンの転換までデータ伝送を行なう必
要がなくなるため、スムーズな調光制御が可能となり、
また調光器側でシーン変化に対応する調光レベルを求め
て制御処理を行なうため、調光操作卓では調光計算する
必要がなくなってデータ処理量を格段に削減できるとい
う効果がある。
【0050】請求項5の発明は、調光操作卓には演出シ
ーンの転換前に次の演出シーンの照明負荷の最終調光レ
ベルデータと予め設定した演出シーンの転換に対応する
フェード時間データとを、演出シーンの転換開始前に各
チャンネルの調光器に与え、演出シーンの転換開始時に
演出シーン転換開始信号を各チャンネルの調光器に与え
る手段を備え、調光器には与えられた最終調光レベルデ
ータとフェード時間のデータとに基づいて現在の調光レ
ベルから次の演出シーンの最終調光レベルに変化させる
までのフェード時の調光レベルを予め算出しておき、演
出シーン転換開始信号が与えられると既に算出してある
調光レベルに基づいて調光制御を行なう手段とを備えた
ので、調光器が演出シーン転換処理を開始するまでの応
答が早くなるとともに、次の演出シーンへの転換が開始
される際の伝送データが、演出シーン転換開始信号のみ
となって伝送データ数が少なくなり、そのため演出シー
ンの転換開始の遅れを少なくでき、また調光操作卓から
演出シーン転換時や演出シーンが変更されていない時に
次の演出シーンのデータを伝送しておくことができ、更
に演出シーンの転換開始時には演出シーン転換開始信号
を伝送するだけとなるため、演出シーン転換開始時の処
理量が格段に削減できる、そのため演出シーン開始時の
応答に影響するデータ量が少なくなってデータを低速で
伝送することも可能となるという効果がある。
【0051】請求項6の発明は、調光操作卓には演出シ
ーンの転換前に次の演出シーンの照明負荷の最終調光レ
ベルデータと予め設定した演出シーンの転換に対応する
フェード時間のデータと演出シーンの転換開始時刻のデ
ータとを各チャンネルの調光器に与える手段を備え、調
光器には与えられた最終調光レベルデータとフェード時
間のデータとに基づいて現在の調光レベルから次の演出
シーンの最終調光レベルに変化させるまでのフェード時
の調光レベルを予め算出しておき、演出シーンの転換開
始時刻になると既に算出してある調光レベルに基づいて
調光制御を行なう手段を備えたので、調光器が演出シー
ン転換開始時刻までにフェードさせる調光レベルデータ
を計算して整理を行なうことができ、その結果演出シー
ン転換処理を開始するまでの応答が早くなるとともに、
調光操作卓から演出シーン転換開始を調光器に知らせる
データ、信号の伝送が必要ないため、演出シーンの転換
開始の遅れを一層少なくでき、また調光操作卓では演出
シーン転換時や演出シーンが変更されていない時に次の
演出シーンのデータを伝送するだけで良いため演出シー
ン転換開始時の処理量が格段に削減でき、そのため演出
シーン開始時の応答に影響するデータ量が少なくなるた
め、データを低速で伝送することも可能となるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に用いる調光操作卓の概略構成
図である。(b)は本発明に用いる調光器の概略構成図
である。
【図2】実施例1の調光レベル設定変更説明図である。
【図3】同上のフェード時の調光レベルの変化例図であ
る。
【図4】実施例3のフェード時の調光レベルの変化例図
である。
【図5】(a)は実施例4の伝送データの構成説明図で
ある。(b)は実施例4の別の伝送データの構成説明図
である。
【図6】(a)は実施例5の伝送データの構成説明図で
ある。(b)は実施例5の演出シーン転換開始信号の構
成説明図である。
【図7】実施例6の伝送データの構成説明図である。
【図8】調光装置の全体構成図である。
【図9】従来例の調光レベル設定変更説明図である。
【図10】同上のフェード時の調光レベルの変化例図で
ある。
【図11】別の従来例の調光レベル設定変更説明図であ
る。
【図12】同上のフェード時の調光レベルの変化例図で
ある。
【図13】従来の伝送データの構成説明図である。
【符号の説明】
1 調光操作卓 3 調光器 4 照明負荷 5 伝送線 10 入力部 11 記憶部 12 出力部 13 制御部 20 演算処理部 21 位相制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 23/00 320

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明負荷と、照明負荷を調光制御する調光
    器とからなる単位で構成される複数のチャンネルと、各
    チャンネル毎に調光レベルを設定して該調光レベルデー
    タを夫々のチャンネルの調光器に与える調光操作卓とか
    らなる調光装置において、各チャンネルの調光レベルが
    設定された場合に予め設定されたフェード時間にて調光
    レベルデータを変化させながら当該チャンネルの調光器
    に与える手段を調光操作卓に設けたことを特徴とする調
    光装置。
  2. 【請求項2】調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを
    設定する場合、調光レベルとフェード時間を入力するこ
    とを特徴とする請求項1の調光装置。
  3. 【請求項3】調光操作卓で各チャンネルの調光レベルを
    設定する場合、照明負荷状態に応じてフェード時間と調
    光レベルとを入力することを特徴とする請求項1の調光
    装置。
  4. 【請求項4】照明負荷と、照明負荷を調光制御する調光
    器とからなる調光単位で構成される複数のチャンネル
    と、各チャンネル毎に調光ベル設定を行って各演出シー
    ンを作成して、各演出シーンの調光レベルを記憶する調
    光操作卓とからなる調光装置において、調光操作卓には
    演出シーンの転換時に、次の演出シーンの照明負荷の最
    終調光レベルデータと、予め設定した演出シーンの転換
    に対応するフェード時間のデータとを各チャンネルの調
    光器に与え手段を備え、調光器には与えられたフェード
    時間のデータより、現在の調光レベルから次の演出シー
    ンの最終調光レベルに変化させるまでのフェード時の調
    光レベルを算出して調光制御を行なう手段とを備えたこ
    とを特徴とする調光装置。
  5. 【請求項5】照明負荷と、照明負荷を調光制御する調光
    器とからなる調光単位で構成される複数のチャンネル
    と、各チャンネル毎に調光ベル設定を行って各演出シー
    ンを作成して、各演出シーンの調光レベルを記憶する調
    光操作卓とからなる調光装置において、調光操作卓には
    演出シーンの転換前に次の演出シーンの照明負荷の最終
    調光レベルデータと予め設定した演出シーンの転換に対
    応するフェード時間データとを、演出シーンの転換開始
    前に各チャンネルの調光器に与え、演出シーンの転換開
    始時に演出シーン転換開始信号を各チャンネルの調光器
    に与える手段を備え、調光器には与えられた最終調光レ
    ベルデータとフェード時間のデータとに基づいて現在の
    調光レベルから次の演出シーンの最終調光レベルに変化
    させるまでのフェード時の調光レベルを予め算出してお
    き、演出シーン転換開始信号が与えられると既に算出し
    てある調光レベルに基づいて調光制御を行なう手段とを
    備えたことを特徴とする調光装置。
  6. 【請求項6】照明負荷と、照明負荷を調光制御する調光
    器とからなる調光単位で構成される複数のチャンネル
    と、各チャンネル毎に調光ベル設定を行って各演出シー
    ンを作成して、各演出シーンの調光レベルを記憶する調
    光操作卓とからなる調光装置において、調光操作卓には
    演出シーンの転換前に次の演出シーンの照明負荷の最終
    調光レベルデータと予め設定した演出シーンの転換に対
    応するフェード時間のデータと演出シーンの転換開始時
    刻のデータとを各チャンネルの調光器に与える手段を備
    え、調光器には与えられた最終調光レベルデータとフェ
    ード時間のデータとに基づいて現在の調光レベルから次
    の演出シーンの最終調光レベルに変化させるまでのフェ
    ード時の調光レベルを予め算出しておき、演出シーンの
    転換開始時刻になると既に算出してある調光レベルに基
    づいて調光制御を行なう手段を備えたことを特徴とする
    調光装置。
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