JPH0855381A - 磁気デイスク - Google Patents
磁気デイスクInfo
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- JPH0855381A JPH0855381A JP6214218A JP21421894A JPH0855381A JP H0855381 A JPH0855381 A JP H0855381A JP 6214218 A JP6214218 A JP 6214218A JP 21421894 A JP21421894 A JP 21421894A JP H0855381 A JPH0855381 A JP H0855381A
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- light
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/74—Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
- G11B5/82—Disk carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59633—Servo formatting
- G11B5/59644—Acquisition or selection of servo format from a system reference
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59677—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks with optical servo tracking
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光サ―ボ用グル―ブによる再生信号中の櫛形
モジユレ―シヨンを小さくして、再生信号の出力低下を
抑え、ウインドマ―ジンなどの劣化の少ない磁気デイス
クを提供する。 【構成】 デイスク本体１におけるデ―タトラツク４
Ａ，４Ｂに沿つて所定間隔毎に多数の光サ―ボ用グル―
ブ５が形成され、この光サ―ボ用グル―ブ５に照射され
た光の反射光の変化を検出させて、磁気ヘツドに対する
トラツキングサ―ボを行わせる磁気デイスクにおいて、
上記デ―タトラツク４Ａ，４Ｂに記録されたデ―タの読
み出し時の再生信号と変調ノイズの基本波とのレベル差
ΔＡを２８ｄＢ以上に設定する。
モジユレ―シヨンを小さくして、再生信号の出力低下を
抑え、ウインドマ―ジンなどの劣化の少ない磁気デイス
クを提供する。 【構成】 デイスク本体１におけるデ―タトラツク４
Ａ，４Ｂに沿つて所定間隔毎に多数の光サ―ボ用グル―
ブ５が形成され、この光サ―ボ用グル―ブ５に照射され
た光の反射光の変化を検出させて、磁気ヘツドに対する
トラツキングサ―ボを行わせる磁気デイスクにおいて、
上記デ―タトラツク４Ａ，４Ｂに記録されたデ―タの読
み出し時の再生信号と変調ノイズの基本波とのレベル差
ΔＡを２８ｄＢ以上に設定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、デ―タ交換用記録媒
体、ハ―ドデイスクのバツクアツプ、さらには高機能ソ
フトウエア配布用のフロツピ―デイスクなどに適用され
る磁気デイスクに関するものである。
体、ハ―ドデイスクのバツクアツプ、さらには高機能ソ
フトウエア配布用のフロツピ―デイスクなどに適用され
る磁気デイスクに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気デイスク、たとえばフロツピ―デイ
スクに記録されたデ―タを読み出すには、デイスク本体
に設けられているデ―タトラツクを磁気ヘツドが正確に
トレ―スする必要がある。しかし、記録容量が増すにつ
れてトラツク密度が高くなり、トラツク幅が狭くなるた
め、読み出し時の磁気ヘツドの位置ずれの許容値は著し
く小さくなる。このため、従来のフロツピ―デイスクで
は、磁気ヘツドの位置ずれを是正するサ―ボ系の機械的
精度を高めることで対応させていたが、現今における記
録容量の大容量化の要望に対応して上記機械的精度を高
めても、トラツキング精度を高めるには限界があつた。
スクに記録されたデ―タを読み出すには、デイスク本体
に設けられているデ―タトラツクを磁気ヘツドが正確に
トレ―スする必要がある。しかし、記録容量が増すにつ
れてトラツク密度が高くなり、トラツク幅が狭くなるた
め、読み出し時の磁気ヘツドの位置ずれの許容値は著し
く小さくなる。このため、従来のフロツピ―デイスクで
は、磁気ヘツドの位置ずれを是正するサ―ボ系の機械的
精度を高めることで対応させていたが、現今における記
録容量の大容量化の要望に対応して上記機械的精度を高
めても、トラツキング精度を高めるには限界があつた。
【０００３】このため、上記大容量化に対応するべく、
フロツピ―デイスクとして、デ―タは磁気的に記録し、
磁気ヘツドのトラツキングは光サ―ボ技術を利用するよ
うにしたものが開発されている。つまり、これは、デイ
スク本体の表面のデ―タトラツクに沿つて、幅が５μｍ
程度の多数の光サ―ボ用グル―ブをスタンプ方式により
所定間隔毎に形成し、このグル―ブに照射された光の反
射光の変化を検出させて、磁気ヘツドに対するトラツキ
ングサ―ボを行わせるようにしたものであり、この結
果、上記デ―タトラツクの高密度化に対応して、トラツ
キング精度を著しく向上させることが可能となつてい
る。
フロツピ―デイスクとして、デ―タは磁気的に記録し、
磁気ヘツドのトラツキングは光サ―ボ技術を利用するよ
うにしたものが開発されている。つまり、これは、デイ
スク本体の表面のデ―タトラツクに沿つて、幅が５μｍ
程度の多数の光サ―ボ用グル―ブをスタンプ方式により
所定間隔毎に形成し、このグル―ブに照射された光の反
射光の変化を検出させて、磁気ヘツドに対するトラツキ
ングサ―ボを行わせるようにしたものであり、この結
果、上記デ―タトラツクの高密度化に対応して、トラツ
キング精度を著しく向上させることが可能となつてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような構成の磁気デイスクでは、デ―タトラツクの一
部が光サ―ボ用グル―ブの加工精度などの影響を受け、
再生出力は上記グル―ブの部位でのスペ―シングロスに
よる出力低下を起こす。つまり、再生出力は図３に示す
ように上記グル―ブによる櫛形モジユレ―シヨンＭに相
当する出力低下で櫛形波形となる。上記櫛形モジユレ―
シヨンＭを抑えないと、良好な再生信号が得られず、ウ
インドマ―ジンなどの劣化分が増大する。
たような構成の磁気デイスクでは、デ―タトラツクの一
部が光サ―ボ用グル―ブの加工精度などの影響を受け、
再生出力は上記グル―ブの部位でのスペ―シングロスに
よる出力低下を起こす。つまり、再生出力は図３に示す
ように上記グル―ブによる櫛形モジユレ―シヨンＭに相
当する出力低下で櫛形波形となる。上記櫛形モジユレ―
シヨンＭを抑えないと、良好な再生信号が得られず、ウ
インドマ―ジンなどの劣化分が増大する。
【０００５】この発明は、上記従来の事情に鑑みて、な
されたもので、光サ―ボ用グル―ブによる櫛形モジユレ
―シヨンを可及的に小さくして再生信号の適正化を図
り、ウインドマ―ジンなどの劣化を効果的に抑制するこ
とができる磁気デイスクを提供することを目的としてい
る。
されたもので、光サ―ボ用グル―ブによる櫛形モジユレ
―シヨンを可及的に小さくして再生信号の適正化を図
り、ウインドマ―ジンなどの劣化を効果的に抑制するこ
とができる磁気デイスクを提供することを目的としてい
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明者らは、上記の
目的を達成するため、まず、図３に示す再生出力につい
ての解析を行つた。再生信号（周波数ｆo の正弦波）Ｓ
の振幅が、周波数ｆpでデユ―テイ比が５０：５０の方
形波ｇ（ｔ）によつて変調を受けるとき、その波形ｋ
（ｔ）は次式（１）； ｋ（ｔ）＝｛１＋ｇ（ｔ）｝・ｃｏｓｗo ｔ …（１） （ただし、ｗo ＝２πｆo ） で表わされる。ここで、上記のｇ（ｔ）をフ―リエ級数
展開することにより、上記のｋ（ｔ）は次式（２）とな
る。
目的を達成するため、まず、図３に示す再生出力につい
ての解析を行つた。再生信号（周波数ｆo の正弦波）Ｓ
の振幅が、周波数ｆpでデユ―テイ比が５０：５０の方
形波ｇ（ｔ）によつて変調を受けるとき、その波形ｋ
（ｔ）は次式（１）； ｋ（ｔ）＝｛１＋ｇ（ｔ）｝・ｃｏｓｗo ｔ …（１） （ただし、ｗo ＝２πｆo ） で表わされる。ここで、上記のｇ（ｔ）をフ―リエ級数
展開することにより、上記のｋ（ｔ）は次式（２）とな
る。
【０００７】 ｋ（ｔ）＝ｃｏｓｗo ｔ＋Ｍ〔（１／π）×（Ｙ）〕 …（２） （ただし、Ｙ＝｛ｃｏｓ（ｗo ＋ｗp ）ｔ＋ｃｏｓ（ｗ
o −ｗp ）ｔ｝−１／３｛ｃｏｓ（ｗo ＋３ｗp ）ｔ＋
ｃｏｓ（ｗo −３ｗp ）ｔ｝＋１／５｛ｃｏｓ（ｗo ＋
５ｗp ）ｔ＋ｃｏｓ（ｗo −５ｗp ）ｔ｝−……、ｗp
＝２πｆp 、Ｍ：櫛形モジユレ―シヨン）
o −ｗp ）ｔ｝−１／３｛ｃｏｓ（ｗo ＋３ｗp ）ｔ＋
ｃｏｓ（ｗo −３ｗp ）ｔ｝＋１／５｛ｃｏｓ（ｗo ＋
５ｗp ）ｔ＋ｃｏｓ（ｗo −５ｗp ）ｔ｝−……、ｗp
＝２πｆp 、Ｍ：櫛形モジユレ―シヨン）
【０００８】上記櫛形の再生出力の周波数スペクトラム
は、図４に示すように、再生信号Ｓの周波数ｆo を中心
にして両側に前記光サ―ボ用グル―ブによる変調ノイズ
が現れる。このうち、再生信号Ｓの周波数ｆo とその両
側に現れる変調ノイズの基本波Ｎのレベル差をΔＡとす
ると、変調ノイズの高周波成分を無視すれば、Ｓ／Ｎ≒
ΔＡ／２となる。図より、レベル差ΔＡと前記櫛形モジ
ユレ―シヨンＭとは、ΔＡ＝Ｓ／Ｎ＝１／（Ｍ／π）＝
π／Ｍの関係がある。
は、図４に示すように、再生信号Ｓの周波数ｆo を中心
にして両側に前記光サ―ボ用グル―ブによる変調ノイズ
が現れる。このうち、再生信号Ｓの周波数ｆo とその両
側に現れる変調ノイズの基本波Ｎのレベル差をΔＡとす
ると、変調ノイズの高周波成分を無視すれば、Ｓ／Ｎ≒
ΔＡ／２となる。図より、レベル差ΔＡと前記櫛形モジ
ユレ―シヨンＭとは、ΔＡ＝Ｓ／Ｎ＝１／（Ｍ／π）＝
π／Ｍの関係がある。
【０００９】一方、ノイズジツタＴnjとＳ／Ｎ比とは、
次式（３）； Ｔnj＝（４／π）・ｓｉｎ-1（Ｎ／Ｓ）×１００（％） …（３） の関係があることから、この式に上記のＳ／Ｎ＝ΔＡ／
２の関係を代入すると、レベル差ΔＡとノイズジツタＴ
njとの関係は、下記の表１に示されるとおりとなる。こ
こで、ノイズジツタＴnjは、櫛形モジユレ―シヨンＭに
伴うウインドマ―ジンの劣化分を表している。
次式（３）； Ｔnj＝（４／π）・ｓｉｎ-1（Ｎ／Ｓ）×１００（％） …（３） の関係があることから、この式に上記のＳ／Ｎ＝ΔＡ／
２の関係を代入すると、レベル差ΔＡとノイズジツタＴ
njとの関係は、下記の表１に示されるとおりとなる。こ
こで、ノイズジツタＴnjは、櫛形モジユレ―シヨンＭに
伴うウインドマ―ジンの劣化分を表している。
【００１０】
【表１】
【００１１】この発明者らは、上記の関係から、再生信
号Ｓと変調ノイズの基本波Ｎとのレベル差ΔＡを特定す
ることにより、再生出力における櫛形モジユレ―シヨン
Ｍを小さくして、所望の再生信号Ｓが得られ、ノイズジ
ツタＴnjを抑制できることを知得し、この発明を完成す
るに至つた。
号Ｓと変調ノイズの基本波Ｎとのレベル差ΔＡを特定す
ることにより、再生出力における櫛形モジユレ―シヨン
Ｍを小さくして、所望の再生信号Ｓが得られ、ノイズジ
ツタＴnjを抑制できることを知得し、この発明を完成す
るに至つた。
【００１２】すなわち、この発明は、デイスク本体にお
けるデ―タトラツクに沿つて所定間隔毎に多数の光サ―
ボ用グル―ブが形成され、この光サ―ボ用グル―ブに照
射された光の反射光の変化を検出させて、磁気ヘツドに
対するトラツキングサ―ボを行わせる磁気デイスクにお
いて、上記デ―タトラツクに記録されたデ―タの読み出
し時の再生信号と変調ノイズの基本波とのレベル差を２
８ｄＢ以上に設定したことを特徴とする磁気デイスクに
係るものである。
けるデ―タトラツクに沿つて所定間隔毎に多数の光サ―
ボ用グル―ブが形成され、この光サ―ボ用グル―ブに照
射された光の反射光の変化を検出させて、磁気ヘツドに
対するトラツキングサ―ボを行わせる磁気デイスクにお
いて、上記デ―タトラツクに記録されたデ―タの読み出
し時の再生信号と変調ノイズの基本波とのレベル差を２
８ｄＢ以上に設定したことを特徴とする磁気デイスクに
係るものである。
【００１３】
【作用】この発明の磁気デイスクでは、再生信号と変調
ノイズの基本波とのレベル差を２８ｄＢ以上に設定した
ことにより、ノイズジツタが減少して、再生時に現れる
櫛形モジユレ―シヨンが小さくなることから、画面上で
のウインドマ―ジンの劣化が有効に抑えられる。
ノイズの基本波とのレベル差を２８ｄＢ以上に設定した
ことにより、ノイズジツタが減少して、再生時に現れる
櫛形モジユレ―シヨンが小さくなることから、画面上で
のウインドマ―ジンの劣化が有効に抑えられる。
【００１４】
【実施例】図１は、この発明に係る磁気デイスクが適用
されたフロツピ―デイスクにおけるトラツクのレイアウ
トの概要を示す平面図、図２は、同フロツピ―デイスク
に対する光サ―ボ系を示す概略構成図である。
されたフロツピ―デイスクにおけるトラツクのレイアウ
トの概要を示す平面図、図２は、同フロツピ―デイスク
に対する光サ―ボ系を示す概略構成図である。
【００１５】図１および図２において、１はデイスク本
体、２はデイスク本体１における表面（裏面）の磁気記
録媒体層であり、幅Ｗｄが２μｍ程度のガ―ドバンド３
を挟んで、各幅Ｗａ，Ｗｂがそれぞれ８μｍ程度の高密
度のデ―タトラツク４Ａ，４Ｂがスパイラル状に構成さ
れている。もちろん、デ―タトラツクは上記スパイラル
状のもの４Ａ，４Ｂに限らず、同心状に設けるようにし
たものなど、任意の形態を採用可能である。
体、２はデイスク本体１における表面（裏面）の磁気記
録媒体層であり、幅Ｗｄが２μｍ程度のガ―ドバンド３
を挟んで、各幅Ｗａ，Ｗｂがそれぞれ８μｍ程度の高密
度のデ―タトラツク４Ａ，４Ｂがスパイラル状に構成さ
れている。もちろん、デ―タトラツクは上記スパイラル
状のもの４Ａ，４Ｂに限らず、同心状に設けるようにし
たものなど、任意の形態を採用可能である。
【００１６】５は上記トラツク４Ａの外周側およびトラ
ツク４Ｂの内周側に沿つて所定間隔毎に設けられて、幅
Ｗｇが５μｍ程度の多数の光サ―ボ用グル―ブであり、
スタンプ方式、つまりスタンパ―（図示せず）を使用し
て加熱加圧することにより形成される。上記各グル―ブ
５の周方向の長さＤ１とグル―ブ間隔Ｄ２とのデユ―テ
イ比は、たとえば５０：５０に設定されている。
ツク４Ｂの内周側に沿つて所定間隔毎に設けられて、幅
Ｗｇが５μｍ程度の多数の光サ―ボ用グル―ブであり、
スタンプ方式、つまりスタンパ―（図示せず）を使用し
て加熱加圧することにより形成される。上記各グル―ブ
５の周方向の長さＤ１とグル―ブ間隔Ｄ２とのデユ―テ
イ比は、たとえば５０：５０に設定されている。
【００１７】図２の光サ―ボ系１０において、１１はリ
―ド／ライト用磁気ヘツド１２の孔１２ａを通してデイ
スク本体１の表面に光Ｌａを照射する発光素子、たとえ
ば発光ダイオ―ド（ＬＥＤ）である。１３は上記デイス
ク本体１の表面で反射した光Ｌｂに対する収束光レン
ズ、１４はル―テイングミラ―、１５は漏れ光調節器、
１６は上記反射光Ｌｂを受光して検出信号をヘツド位置
制御部１７に送出する光検出器である。
―ド／ライト用磁気ヘツド１２の孔１２ａを通してデイ
スク本体１の表面に光Ｌａを照射する発光素子、たとえ
ば発光ダイオ―ド（ＬＥＤ）である。１３は上記デイス
ク本体１の表面で反射した光Ｌｂに対する収束光レン
ズ、１４はル―テイングミラ―、１５は漏れ光調節器、
１６は上記反射光Ｌｂを受光して検出信号をヘツド位置
制御部１７に送出する光検出器である。
【００１８】すなわち、デ―タトラツク４Ａ，４Ｂに記
録されたデ―タを磁気ヘツド１２で読み出す際に、ＬＥ
Ｄ１１からの光Ｌａをデイスク本体１の表面に照射する
と、このデイスク本体１の表面で反射した光Ｌｂが収束
光レンズ１３を通り光検出器１６で受光される。光検出
器１６では、デイスク本体１の表面からの明るい反射光
と、光サ―ボ用グル―ブ５からの暗い反射光とからヘツ
ド位置を検出し、検出信号をヘツド位置制御部１７に送
出し、ヘツド位置制御部１７が磁気ヘツド１２の位置ず
れを是正し、これにより、磁気ヘツド１２をデ―タトラ
ツク４Ａ，４Ｂに対して高精度にトラツキングさせるこ
とができる。
録されたデ―タを磁気ヘツド１２で読み出す際に、ＬＥ
Ｄ１１からの光Ｌａをデイスク本体１の表面に照射する
と、このデイスク本体１の表面で反射した光Ｌｂが収束
光レンズ１３を通り光検出器１６で受光される。光検出
器１６では、デイスク本体１の表面からの明るい反射光
と、光サ―ボ用グル―ブ５からの暗い反射光とからヘツ
ド位置を検出し、検出信号をヘツド位置制御部１７に送
出し、ヘツド位置制御部１７が磁気ヘツド１２の位置ず
れを是正し、これにより、磁気ヘツド１２をデ―タトラ
ツク４Ａ，４Ｂに対して高精度にトラツキングさせるこ
とができる。
【００１９】磁気ヘツド１２によるデ―タ読み出し時の
再生出力は、光サ―ボ用グル―ブ５によるスペ―シング
ロスによつて櫛形波形になるが、再生信号Ｓと変調ノイ
ズの基本波Ｎとのレベル差ΔＡを２８ｄＢ以上に設定し
てあると、ノイズジツタＴnjが減少し、再生時に現れる
櫛形モジユレ―シヨンＭが小さくなり、画面上でのウイ
ンドマ―ジンの劣化が有効に抑えられる。
再生出力は、光サ―ボ用グル―ブ５によるスペ―シング
ロスによつて櫛形波形になるが、再生信号Ｓと変調ノイ
ズの基本波Ｎとのレベル差ΔＡを２８ｄＢ以上に設定し
てあると、ノイズジツタＴnjが減少し、再生時に現れる
櫛形モジユレ―シヨンＭが小さくなり、画面上でのウイ
ンドマ―ジンの劣化が有効に抑えられる。
【００２０】図５は、上記構成のフロツピ―デイスクに
おいて、デイスク本体１の表裏両面に形成した磁気記録
媒体層２の構成例を示している。すなわち、表裏両面の
磁気記録媒体層２は、たとえば、ポリエステルフイルム
などからなるベ―スフイルム１００上に、カ―ボンブラ
ツクと硫化バリウムや酸化チタンなどを含む非磁性塗料
を１．３μｍ程度の厚さにコ―テイングした非磁性の下
地層２１と、この上にバリウムフエライトなどの磁性体
を含む磁性塗料を０．４μｍ程度の厚さにコ―テイング
した磁性層２２とからなつている。
おいて、デイスク本体１の表裏両面に形成した磁気記録
媒体層２の構成例を示している。すなわち、表裏両面の
磁気記録媒体層２は、たとえば、ポリエステルフイルム
などからなるベ―スフイルム１００上に、カ―ボンブラ
ツクと硫化バリウムや酸化チタンなどを含む非磁性塗料
を１．３μｍ程度の厚さにコ―テイングした非磁性の下
地層２１と、この上にバリウムフエライトなどの磁性体
を含む磁性塗料を０．４μｍ程度の厚さにコ―テイング
した磁性層２２とからなつている。
【００２１】このような磁気記録媒体層２を有するデイ
スク本体１の表裏いずれかの面に、光サ―ボ用グル―ブ
５を形成するが、これは、本体表面の所定部位に対し
て、スタンパ―を用いて加熱加圧する方式、たとえば、
５０〜６０℃，４０〜６０トン／cm2 ，約５秒の条件で
加熱加圧する方式で行われる。その際、下地層２１およ
び磁性層２２の合計の空隙率を約５〜１０％程度とし、
かつこれと上記スタンプ圧、温度などの条件をうまく組
み合わせるようにすると、凹部５内に形成される多数個
の微小突起５０が磁性層２２の表面とほぼ面一となる、
理想形状のグル―ブ５が形成される。一方、たとえば上
記合計の空隙率が約２０％程度となるような磁気記録媒
体層に対し上記方法で形成される微小突起５０は、図６
に示すように、その山の高さが磁性層２２の表面よりか
なり凹んだ位置にあつたり、グル―ブ５の肩口あたりに
盛り上がり部５００を形成しやすい。
スク本体１の表裏いずれかの面に、光サ―ボ用グル―ブ
５を形成するが、これは、本体表面の所定部位に対し
て、スタンパ―を用いて加熱加圧する方式、たとえば、
５０〜６０℃，４０〜６０トン／cm2 ，約５秒の条件で
加熱加圧する方式で行われる。その際、下地層２１およ
び磁性層２２の合計の空隙率を約５〜１０％程度とし、
かつこれと上記スタンプ圧、温度などの条件をうまく組
み合わせるようにすると、凹部５内に形成される多数個
の微小突起５０が磁性層２２の表面とほぼ面一となる、
理想形状のグル―ブ５が形成される。一方、たとえば上
記合計の空隙率が約２０％程度となるような磁気記録媒
体層に対し上記方法で形成される微小突起５０は、図６
に示すように、その山の高さが磁性層２２の表面よりか
なり凹んだ位置にあつたり、グル―ブ５の肩口あたりに
盛り上がり部５００を形成しやすい。
【００２２】本発明者らは、グル―ブ５の形状を、上記
図６のものに代えて、図５に示す理想形状としたとき
に、再生信号Ｓと変調ノイズの基本波Ｎとのレベル差Δ
Ａを２８ｄＢ以上に容易に設定することができ、これに
より変調モジユレ―シヨンＭを可及的小さくでき、ウイ
ンドマ―ジンの劣化を有効に抑えれることがわかつた。
また、その際に上記の空隙率とさらに上記のスタンプ
圧、温度などの条件が最適となるように組み合わせるこ
とにより、上記のレベル差ΔＡを、望ましくは３４ｄＢ
以上、さらに望ましくは３９ｄＢ以上にすることも可能
であり、この場合上記効果が一層顕著となることも判明
した。
図６のものに代えて、図５に示す理想形状としたとき
に、再生信号Ｓと変調ノイズの基本波Ｎとのレベル差Δ
Ａを２８ｄＢ以上に容易に設定することができ、これに
より変調モジユレ―シヨンＭを可及的小さくでき、ウイ
ンドマ―ジンの劣化を有効に抑えれることがわかつた。
また、その際に上記の空隙率とさらに上記のスタンプ
圧、温度などの条件が最適となるように組み合わせるこ
とにより、上記のレベル差ΔＡを、望ましくは３４ｄＢ
以上、さらに望ましくは３９ｄＢ以上にすることも可能
であり、この場合上記効果が一層顕著となることも判明
した。
【００２３】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、再生
信号と変調ノイズの基本波とのレベル差を２８ｄＢ以上
に設定したことにより、再生時の櫛形モジユレ―シヨン
を小さくでき、ノイズジツタ、すなわち、ウインドマ―
ジンの劣化分を極力抑えれるという格別顕著な効果が奏
される。
信号と変調ノイズの基本波とのレベル差を２８ｄＢ以上
に設定したことにより、再生時の櫛形モジユレ―シヨン
を小さくでき、ノイズジツタ、すなわち、ウインドマ―
ジンの劣化分を極力抑えれるという格別顕著な効果が奏
される。
【図１】この発明に係る磁気デイスクを適用したフロツ
ピ―デイスクにおけるトラツクのレイアウトの概要を示
す平面図である。
ピ―デイスクにおけるトラツクのレイアウトの概要を示
す平面図である。
【図２】同デイスクのトラツキング用の光サ―ボ系を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図３】同デイスクの再生出力を示す波形図である。
【図４】同再生出力の周波数スペクトラムを示す図であ
る。
る。
【図５】同デイスクの磁気記録媒体層の構成例および光
サ―ボ用グル―ブの形状例を示す縦断面図である。
サ―ボ用グル―ブの形状例を示す縦断面図である。
【図６】同デイスクの光サ―ボ用グル―ブの他の形状例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
１ デイスク本体 ４Ａ，４Ｂ デ―タトラツク ５ 光サ―ボ用グル―ブ １０ 光サ―ボ系 １１ 発光素子 １２ 磁気ヘツド １６ 光検出器 ΔＡ 再生信号と変調ノイズの基本波とのレベル差 Ｌａ 照射光 Ｌｂ 反射光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅林 信弘 大阪府茨木市丑寅一丁目１番88号 日立マ クセル株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 デイスク本体におけるデ―タトラツクに
沿つて所定間隔毎に多数の光サ―ボ用グル―ブが形成さ
れ、この光サ―ボ用グル―ブに照射された光の反射光の
変化を検出させて、磁気ヘツドに対するトラツキングサ
―ボを行わせる磁気デイスクにおいて、上記デ―タトラ
ツクに記録されたデ―タの読み出し時の再生信号と変調
ノイズの基本波とのレベル差を２８ｄＢ以上に設定した
ことを特徴とする磁気デイスク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214218A JPH0855381A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 磁気デイスク |
| US08/515,446 US5774313A (en) | 1994-08-15 | 1995-08-15 | Magnetic disk which reduces deterioration in regenerated signals due to optical servo grooves |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6214218A JPH0855381A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 磁気デイスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0855381A true JPH0855381A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16652175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6214218A Withdrawn JPH0855381A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | 磁気デイスク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5774313A (ja) |
| JP (1) | JPH0855381A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| WO2000049604A1 (fr) | 1999-02-16 | 2000-08-24 | Quantum Corporation | Procede d'ecriture de signaux d'asservissement sur une bande magnetique |
| JP4286457B2 (ja) | 1999-02-17 | 2009-07-01 | クウォンタム・コーポレイション | 磁気テープへのサーボ信号書き込み方法 |
| US6558774B1 (en) | 1999-08-17 | 2003-05-06 | Quantum Corporation | Multiple-layer backcoating for magnetic tape |
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| US6980390B2 (en) * | 2003-02-05 | 2005-12-27 | Quantum Corporation | Magnetic media with embedded optical servo tracks |
| US7684152B2 (en) | 2004-09-24 | 2010-03-23 | Wd Media, Inc. | Method of mitigating eccentricity in a disk drive with DTR media |
| JP4675722B2 (ja) | 2005-09-02 | 2011-04-27 | 株式会社東芝 | 磁気記録媒体 |
| US7940487B1 (en) * | 2008-06-24 | 2011-05-10 | Western Digital Technologies, Inc. | Heating a head disk assembly for a time interval prior to writing spiral servo tracks to the disk |
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| US4935835A (en) * | 1988-11-10 | 1990-06-19 | Insite Peripherals, Inc. | Magnetic media containing reference feature and methods for referencing magnetic head position to the reference feature |
| US5067039A (en) * | 1989-10-20 | 1991-11-19 | Insite Peripherals, Inc. | High track density magnetic media with pitted optical servo tracks and method for stamping the tracks on the media |
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1994
- 1994-08-15 JP JP6214218A patent/JPH0855381A/ja not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-08-15 US US08/515,446 patent/US5774313A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5774313A (en) | 1998-06-30 |
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