JPH0854460A - スキャニングソナーのエコー表示装置 - Google Patents

スキャニングソナーのエコー表示装置

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JPH0854460A
JPH0854460A JP19320194A JP19320194A JPH0854460A JP H0854460 A JPH0854460 A JP H0854460A JP 19320194 A JP19320194 A JP 19320194A JP 19320194 A JP19320194 A JP 19320194A JP H0854460 A JPH0854460 A JP H0854460A
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JP
Japan
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polar coordinate
display
reception data
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JP19320194A
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Inventor
Yasuo Fukushima
保夫 福島
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スパイラル状にスキャンされた送受信機から
の受信データを極座標により特定し、この極座標をディ
スプレー装置の直交座標に変換する表示用メモリの処理
速度に余裕を持たせる。 【構成】 送受信機1により反射エコーが受信される
と、極座標設定回路6が送受信機1の全方向スキャン動
作からデータ測定点の極座標を特定する。この極座標
は、座標変換回路7において直交座標に変換され、表示
用メモリ9に送られる。一方、反射エコーに基づく受信
データはピークホールドメモリ8に入力され、ピークホ
ールドメモリ8では、ブロック化された単一の直交座標
表示点について最大の極座標受信データが記憶される。
表示用メモリ9は、最大値を直交座標受信データとして
記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャニングソナーの
エコー表示装置に関し、特に、送受信機から全方向に音
波を放射するとともに、送受信機の受信指向方向を全方
向にスキャンさせてデータ測定点における対象物からの
反射エコーを受信し、受信した極座標受信データから変
換された直交座標受信データに基づいて、反射エコーを
ディスプレー装置の画面上に表示するスキャニングソナ
ーにおけるエコー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スキャニングソナーは、図6に示すよう
に、水中で全方向に音波を放射するとともに、受信指向
方向を全方向にスキャンさせてデータ測定点における対
象物からの反射エコーを受信する送受信機101と、こ
の送受信機101が受信した極座標受信データを直交座
標受信データに変換する表示データ処理手段102と、
表示データ処理手段102からの直交座標受信データに
基づいて反射エコーを画面上に表示するディスプレー装
置103とを備える。受信機101からは、図7で示す
ように、全方向をスパイラル状にスキャンした時系列の
受信データが出力される。この受信データが、反射エコ
ーの受信レベルに応じた輝度または色に従いカラーブラ
ウン管等のディスプレー装置103の画面上の対応画素
に表示される。
【0003】このスキャニングソナーでは、スキャンさ
れる受信指向方向と、音波発信からの経過時間とに基づ
いて、図7に示される、(r1,θ1)、(r2,θ
2)、(r3,θ3)……といった極座標を用いてデー
タ測定点の位置を容易に特定することができる。表示デ
ータ処理手段102では、スキャンされた空間で特定さ
れる極座標受信データを座標変換して、ディスプレー装
置103上の直交座標表示点に表示される直交座標受信
データを得る。
【0004】表示データ処理手段102は、送受信機1
01の全方向にわたるスキャン動作に基づいて、方位カ
ウンタ105および距離カウンタ106の出力からデー
タ測定点の極座標(r,θ)位置を設定し、ここで得ら
れた極座標(r,θ)を座標変換器107において直交
座標(x,y)に変換する。この座標変換器107は、
例えば、 x=r・cos(θ)+X0 y=r・sin(θ)+Y0 といった変換式に基づいて、方位カウンタ105および
距離カウンタ106の出力に基づく極座標(r,θ)を
ディスプレー画面上の直交座標表示点を特定する直交座
標(x,y)に変換する。ここで、X0およびY0はデ
ィスプレー画面上で映像を表示する位置を調整するため
のオフセット値である。この直交座標(x,y)により
表示用メモリ104内のアドレスを指定し、そのアドレ
スに、A/D変換器110でデジタル変換された直交座
標受信データが記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
にアドレスに直交座標受信データを記録する際、図8に
示すように、1つの直交座標(xi,yi)表示点に、
(ri,θi)、(ri+1,θi+1)、(ri+
2,θi+2)、(ri+3,θi+3)のように複数
のデータ測定点が対応する場合がある。かかる場合、同
一のアドレスに複数の極座標受信データが書き込まれ、
特に中心付近では1つの直交座標(x,y)アドレスに
一層多くの極座標受信デ一タが書き込まれることにな
る。このような状況では、極座標受信データを単純にメ
モリに書き込んでいくと、最初に書き込まれた極座標受
信データは後続する極座標受信データによって次々に書
き換えられるので、結局のところ最後に書き込まれた極
座標受信データのみがディスプレー画面上に表示され
る。図8の例ではデータ測定点(ri+3,θi+3)
のデータが表示されることになり、データ測定点(r
i,θi)でのデータが高レベル(例えば受信レベルを
10段階で表示する場合のレベル10)であっても、デ
ータ測定点(ri+3,θi+3)での受信データのレ
ベルが0だとするとその画素は0が表示されることにな
り、対象物を見落とすことになる。
【0006】この対象物の見落としを防ぐために、同一
の直交座標(x,y)のアドレスに書き込まれる複数の
極座標(r,θ)受信データの中からピーク植(最大
値)をディスプレー画面上に表示することが従来から採
用されている。すなわち、図6において、座標変換され
た直交座標(x,y)で指定されるアドレスの内容を一
旦読み出して比較器108に入力し、その値と書き込も
うとする極座標受信データとを比較して、極座標受信デ
ータの方が大きければ比較器108からの出力GTをオ
ンにする。ゲート109には書き込みパルスWE1が入
力されていて、比較器108からの出力に応じて表示用
メモリ104に極座標受信データを直交座標受信データ
として書き込ませる。一方、極座標受信データの方が小
さければ比較器108からの出力GTをオフにして書き
込みパルスWE1の供給を禁止し、表示用メモリ104
の書き込み動作を行わせない。
【0007】ところが、このような構成によれば、表示
用メモリ104の1サイクルの中に、新しい受信データ
の書き込み動作、現在のアドレス内容の比較器への読み
出し動作、そしてディスプレーへの読み出し動作を全て
実行しなければならず、高速なメモリが必要となる。表
示用メモリに用いられるような大容量のメモリは一般に
スピードが遅く、またアクセスタイムの速いものを使用
するとコストが増大してしまう。また、アドレス内に記
録された前回のスキャンによる極座標受信データがアド
レス内に残っていると、前回のスキャンの際に記録され
た極座標受信データと今回のスキャンによる極座標受信
データとが比較されるといった事態が生じるため、音波
発振毎に全てのアドレスの内容を消去する必要がある。
このようにアドレスの内容をクリアしてもディスプレー
画面上の表示が消えないようにするには、表示用メモリ
を2個用意して相互に切り替えて使用する必要がある。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、表示用メモリの処理速度に余裕を持たせることがで
きるスキャニングソナーのエコー表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、全方向に音波を放射
するとともに、受信指向方向を全方向にスキャンさせて
データ測定点における対象物からの反射エコーを受信す
る送受信機と;この送受信機が受信した極座標受信デー
タを直交座標受信データに変換する表示データ処理手段
と;この表示データ処理手段からの直交座標受信データ
に基づいて反射エコーを画面上に表示するディスプレー
装置と;を備えたスキャニングソナーにおいて、前記表
示データ処理手段は、送受信機の全方向にわたるスキャ
ン動作からデータ測定点の極座標を設定する極座標設定
器と;設定された極座標を、画面上の直交座標表示点を
特定する直交座標に変換する座標変換回路と;単一の直
交座標表示点に対応する複数の極座標受信データの最大
値を記憶するピークホールドメモリと;このピークホー
ルドメモリからの最大値を直交座標受信データとして記
憶する表示用メモリと;を備えることを特徴とするスキ
ャニングソナーのエコー表示装置が提供される。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、ピー
クホールドメモリに記憶された極座標受信データと、ピ
ークホールドメモリに新たに供給される極座標受信デー
タとを比較する比較器と;この比較器からの出力と、極
座標受信データをピークホールドメモリに書き込むため
の書き込み指令信号とが入力されるゲート回路と;を備
え、前記座標変換回路は、隣接する複数のデータ測定点
をブロック化して、それらのデータ測定点に単一の直交
座標表示点を与え、前記ピークホールドメモリをラッチ
で構成し、ブロック化されたデータ測定点の極座標受信
データの1つずつを、ピークホールドメモリに記憶され
た1つの極座標受信データと比較し、新たにピークホー
ルドメモリに供給された極座標受信データが大きいと判
断した場合に、ゲート回路からの出力信号に基づいて、
記憶された極座標受信データを新たに供給された極座標
受信データで更新することを特徴とするスキャニングソ
ナーのエコー表示装置が提供される。
【0011】さらに、請求項3記載の発明によれば、ピ
ークホールドメモリに記憶された極座標受信データと、
ピークホールドメモリに新たに供給される極座標受信デ
ータとを比較する比較器と;この比較器からの出力と、
極座標受信データをピークホールドメモリに書き込むた
めの書き込み指令信号とが入力されるゲート回路と;同
一スキャン周内で直交座標受信データを表示する直交座
標表示点の順番を特定するカウンタと;を備え、前記座
標変換回路は、隣接する複数のスキャン周にまたがる複
数の隣接したデータ測定点をブロック化して、それらの
データ測定点に単一の直交座標表示点を与え、前記ピー
クホールドメモリは、最大スキャン周のブロック数に対
応する数のアドレスを有し、カウンタで特定されたピー
クホールドメモリのアドレスごとに、ブロック化された
データ測定点の極座標受信データの1つずつを、記憶さ
れた1つの極座標受信データと比較し、新たに供給され
た極座標受信データが大きいと判断した場合に、ゲート
回路からの出力信号に基づいて、記憶された極座標受信
データを新たに供給された極座標受信データで更新する
ことを特徴とするスキャニングソナーのエコー表示装置
が提供される。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の発明の構成によれば、送受
信機により反射エコーが受信されると、表示データ処理
手段の極座標設定器が、送受信機の全方向にわたるスキ
ャン動作からデータ測定点の極座標を設定する。この極
座標は、座標変換回路においてディスプレー装置の画面
上の直交座標表示点を特定する直交座標に変換され、表
示用メモリに送られる。一方、反射エコーに基づく極座
標受信データはピークホールドメモリに入力され、ピー
クホールドメモリでは、単一の直交座標表示点に対応す
る複数の極座標受信データの最大値が記憶される。この
最大値は、直交座標受信データとして表示用メモリに記
憶される。従って、表示用メモリでは、ディスプレー装
置の表示空間を直交座標で指定して、対応する最大の受
信データを記憶する。記憶された直交座標受信データは
ディスプレー装置の直交座標表示点すなわち対応する画
素で視覚的に表示される。
【0013】また、上記請求項2記載の発明の構成によ
れば、座標変換回路は、隣接する複数のデータ測定点を
ブロック化して、それらのデータ測定点における極座標
受信データを単一の直交座標表示点に対応させる。ブロ
ック化されたデータ測定点の極座標受信データは、順に
ピークホールドメモリに供給される。比較器は、ピーク
ホールドメモリに記憶された極座標受信データと、ピー
クホールドメモリに新たに供給される極座標受信データ
とを比較し、新たに供給された極座標受信データが大き
いと判断した場合には、ゲート回路から書き込み信号を
出力させる。その結果、ピークホールドメモリは、書き
込み信号の入力に応じて、その大きい極座標受信データ
で記憶内容を更新する。これにより、ブロック化された
データ測定点の極座標受信データのうち最大のデータが
ピークホールドメモリに記憶される。
【0014】さらに、上記請求項3記載の発明の構成に
よれば、座標変換回路は、隣接する複数のスキャン周に
またがる複数の隣接したデータ測定点をブロック化し
て、それらのデータ測定点における極座標受信データを
単一の直交座標表示点に対応させる。ピークホールドメ
モリのアドレスは、ブロック毎に順にカウンタにより特
定される。ブロック化されたデータ測定点の極座標受信
データは、ピークホールドメモリのカウンタにより特定
された前記アドレスに供給される。比較器は、ピークホ
ールドメモリの前記アドレスに記憶された極座標受信デ
ータと、ピークホールドメモリの同一アドレスに新たに
供給される極座標受信データとを比較し、新たに供給さ
れた極座標受信データが大きいと判断した場合には、ゲ
ート回路から書き込み信号を出力させる。その結果、ピ
ークホールドメモリは、書き込み信号の入力に応じて、
その大きい極座標受信データでアドレス内の記憶内容を
更新する。同一ブロック内でスキャン周が更新される度
に、同一のアドレスが指定され、これにより、隣接する
複数のスキャン周にまたがって極座標受信データの最大
値を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施例に係るスキャニ
ングソナーの構成を示す。このスキャニングソナーは、
音波を送信してデータ測定点における対象物からの反射
エコーを受信する送受信機1を備える。送受信機1から
の受信データは、A/D変換器2でデジタル信号に変換
され、表示データ処理手段3で極座標受信データから直
交座標受信データに変換される。表示データ処理手段3
から出力される直交座標受信データはD/A変換器4で
アナログ信号に変換され、この信号に基づいて反射エコ
ーがディスプレー装置5の画面上に表示される。この場
合、A/D変換器2、表示データ処理手段3、D/A変
換器4およびディスプレー装置5がスキャニングソナー
のエコー表示装置を構成する。
【0017】送受信機1は、図に記載が省略されている
円筒状に配列された多数の電気音響変換素子が接続さ
れ、水中で全方向に音波を放射するとともに、受信指向
方向を全方向にスキャンさせてデータ測定点における対
象物からの反射エコーを受信する。すなわち、多数の電
気音響変換素子から同時に音波を送信する一方で、隣接
する電気音響変換素子により狭い受信指向性を形成し、
この受信指向性を形成する電気音響変換素子を水中の音
速に比べて十分な高速度で周方向に順次切り替えてい
き、対象物からの反射エコーを拾っている。この送受信
機1からは、図7に示すように、全方向をスパイラル状
にスキャンした時系列となった受信信号が出力される。
なお、受信信号は図示しないクロック回路からのクロッ
ク信号に同期してサンプリングされる。
【0018】表示データ処理手段3は、送受信機1の全
方向にわたるスキャン動作からデータ測定点の極座標を
設定する極座標設定回路6を備える。極座標設定回路6
で設定された極座標は、座標変換回路7に入力され、画
面上の直交座標表示点を特定する直交座標に変換され
る。ピークホールドメモリ8は、単一の直交座標表示点
に対応する複数の極座標受信データの最大値を記憶す
る。このピークホールドメモリ8からの最大値は表示用
メモリ9に入力され、直交座標受信データとして記憶さ
れる。アドレス発生回路10は、表示用メモリ9から受
信データを読み出すアドレスを指定し、アドレス切替回
路11は、直交座標に従って指定されたアドレスと読み
出しアドレス発生回路10からのアドレスとを選択的に
表示用メモリ9へ供給する。制御回路12は、ピークホ
ールドメモリ8および表示用メモリ9への受信データの
書き込みを制御する。比較器13は、制御回路12から
出力されたピークホールドメモリ8への書き込みパルス
を制御し、この比較器13からの出力と、極座標受信デ
ータをピークホールドメモリ8に書き込むための書き込
みパルスWE2とがゲート回路としてのANDゲート1
6に入力される。
【0019】極座標設定回路6は、受信信号に基づいて
データ測定点の方位を設定する方位カウンタ14と、受
信信号に基づいてデータ測定点の距離を設定する距離カ
ウンタ15とを備え、図7に示すように、(r1,θ
1)、(r2,θ2)、(r3,θ3)……といった受
信信号の極座標(r,θ)を設定する。方位カウンタ1
4は、送受信機1から出力されたスキャン1周ごとのタ
イミング信号P1が入力される度にリセットされ、スキ
ャンした受信信号のサンプリングごとにカウント値を進
めることによって、受信指向方向からデータ測定点にお
ける対象物の方位を測定する。この方位カウンタ14か
らは基準となる点からの方位角に相当する値θが出力さ
れる。また、距離カウンタ15は、送受信機1から出力
された音波発信ごとのタイミング信号P2が入力される
とリセットされ、タイミング信号P1の入力ごとにカウ
ント値を進めることによって、音波発信から反射波が受
信されるまでの時間を用いて距離を測定する。この距離
カウンタ15からは送受信機1からのデータ測定点にお
ける対象物の距離に相当する値rが出力される。
【0020】座標変換回路7は、隣接する複数のデータ
測定点をブロック化して、それらのデータ測定点に単一
の直交座標(x,y)表示点を与える。この座標変換
は、例えば、ROM(読み出し専用メモリ)のアドレス
に極座標(r,θ)に対応した直交座標(x,y)を予
め記憶させ、特定された極座標(r,θ)をアドレスに
供給して直交座標(x,y)を読み出すといった方法で
実現される。この座標変換回路7からは、変換された直
交座標(x,y)がアドレス切替回路11へ出力される
とともに、予知信号DXYが制御回路12へ出力され
る。この予知信号DXYは、直交座標(x,y)が変化
する1クロック前に、次のクロックでアドレスが変化す
ること、言い換えれば、単一の直交座標(x,y)にブ
ロック化される複数の極座標(r,θ)の中で最後の極
座標(r,θ)が座標変換されたことを示す。制御回路
12は、この予知信号DXYの入力に応じて書き込みパ
ルスWE3を出力する。従って、表示用メモリ9では、
直交座標(x,y)が変化する直前にピークホールドメ
モリ8からの極座標受信データを直交座標受信データと
して書き込む。
【0021】予知信号DXYは、座標変換回路7にRO
Mを使用した場合には、ROMの内容に予め記憶させて
おくとよい。また、座標変換回路7に演算回路を使用し
た場合には、変換された直交座標(x,y)をその直前
の値と比較し、これらの間で相違があれば予知信号DX
Yを出力する一方で、直交座標(x,y)を出力するタ
イミングをラッチ等で1クロック遅らせておいてもよ
い。さらに、xおよびyが変化する量を演算する回路を
用いて変化分を求め、それから予知信号DXYを作成す
るとともに、変化分を1クロック遅らせて直交座標
(x,y)を作成してもよい。
【0022】ピークホールドメモリ8は、ラッチで構成
される。このピークホールドメモリ8には、極座標受信
データが1つずつ供給される。
【0023】表示用メモリ9には、制御回路12からの
書き込みパルスWE3に応答してピークホールドメモリ
8から出力された極座標受信データが直交座標受信デー
タとして書き込まれる。書き込まれた直交座標受信デー
タは、アドレス切替回路11からの読み出しアドレスに
応じて出力される。表示用メモリ9では、座標変換され
た直交座標(x,y)アドレスに受信信号を記憶し、続
いてアドレスの内容を読み出すといったように、書き込
みおよび読み出しを交互に行ってもよい。また、表示用
メモリ9から複数データ(例えば256データ)を1回
のアクセスで同時に読み出し、ディスプレー画面上の1
ドット(画素)に相当するクロックによりシフトさせて
順次D/A変換器4に供給してもよい。
【0024】制御回路12は、表示用メモリ9に対する
書き込みパルスWE3の他に、書き込みパルスWE2お
よびクリアパルスCLRを出力する。書き込みパルスW
E2は、ピークホールドメモリ8に極座標受信データが
入力される度に発信され、ピークホールドメモリ8への
受信データの書き込みを指示する。一方、クリアパルス
CLRは、予知信号DXYの入力に応じて発信され、ピ
ークホールドメモリ8をリセットしてそこに記憶された
極座標受信データをクリアさせる。ピークホールドメモ
リ8は、ピークホールドメモリ用書き込みパルスWE2
の入力に応じて極座標受信データを記憶する。
【0025】比較器13は、ピークホールドメモリ8に
記憶された極座標受信データと、ピークホールドメモリ
8に新たに供給される極座標受信データとを比較する。
この比較器13は、新たに供給される極座標受信データ
が大きいときに出力GTをオンにし、ANDゲート16
を通じて制御回路12からの書き込みパルスWE2をピ
ークホールドメモリ8へ供給させる。新たに供給される
極座標受信データが小さいときは、比較器の出力GTが
オフとなり、ANDゲート16で書き込みパルスWE2
の供給が禁止される。このときはピークホールドメモリ
8内に記憶された内容は更新されない。この動作によっ
てピークホールドメモリ8には受信データの最大値が記
憶されることになる。
【0026】ディスプレー装置5は、文字等を表示する
ことができるテレビに準拠したものが使用され、例えば
カラーブラウン管から構成される。ディスプレー装置5
は、直交座標受信データの大きさに応じた輝度または色
により直交座標(x,y)により特定された直交座標
(x,y)表示点(画素)に直交座標受信データを表示
する。
【0027】なお、この第1実施例では、送受信機1が
1周当たり2msの速さで受信指向方向をスキャンさ
せ、時間の経過とともにスパイラル状に広がる極座標受
信データが1スキャン周ごとに1.5mずつ受信機から
遠ざかる場合を考えている。極座標受信データを拾いた
い範囲を半径300mに設定し、これを画素数400ド
ット四方のディスプレー画面上に表示すると仮定する
と、画面上の1ドットは実際の距離1.5mに相当す
る。従って、受信指向方向が1スキャン周移動すると、
画面上では、中心から外方へ向けて丁度1ドット進むこ
とになる。厳密には方位θが変化するにつれて距離rも
徐々に変化するが、1スキャン周に進む距離1.5mは
フルスケールの0.5%とわずかであるので無視し、1
スキャン周の間、距離rは一定であると仮定する。すな
わち、受信ビームが1スキャン周移動すると、拾われる
反射エコーは例えば150mから151.5mに距離方
向に移動し、画面上では半径が100ドットから101
ドットへと1ドット移動する。従って、画面上で極座標
の距離方向には画素はほとんど重複しないので、極座標
の方位方向のみについて直交座標の重複を考えればよい
こととなる。
【0028】次に、この実施例に係るスキャニングソナ
ーの作用を説明する。
【0029】水中で送受信機1がその全方向に音波を発
信すると、音波は対象物に反射し、送受信機1に向か
う。反射エコーのレベルは音波がぶつかる対象物に依存
する。送受信機1は、受信指向方向をその全方向にスキ
ャンさせ、データ測定点における対象物からの反射エコ
ーを次々と拾っていく。受信された受信データは、クロ
ックに同期しながら一定間隔で送受信機1から出力さ
れ、A/D変換器2でデジタル信号に変換された後、表
示データ処理手段3に入力される。設定された出力をク
ロックに同期させたことによって、図7に示すように、
スパイラル状にスキャンした時系列の極座標受信データ
が得られる。
【0030】表示データ処理手段3では、まず、極座標
測定回路6が、送受信機1の全方向にわたるスキャン動
作から、データ測定点の極座標(r,θ)を設定し、座
標変換回路7に入力する。ここで、図8に示すような4
つの連続する極座標(ri,θi)、(ri+1,θi
+1)、(ri+2,θi+2)、(ri+3,θi+
3)における受信データを考えると、方位カウンタ14
からは角度の変化に従ったθの値、θi、θi+1、θ
i+2、θi+3が連続して出力され、距離カウンタ1
5からは同一円周上の信号としてriといった共通した
値が出力される(図2参照)。
【0031】座標変換回路7では、予想される極座標に
対応して予め算出された直交座標(x,y)、すなわち
ディスプレー画面上の直交座標表示点を特定する直交座
標(x,y)をROMから検索し、その座標をアドレス
切替回路11に入力する。図8に示すように4つの極座
標が全て同一の直交座標に対応する場合、座標変換回路
7からはいずれも(xi,yi)といった直交座標が出
力される(図2参照)。
【0032】座標変換回路7から出力された直交座標
(xi,yi)は、アドレス切替回路11を介して表示
用メモリ9に入力される。表示用メモリ9では、この直
交座標(xi,yi)によって受信データを記憶すべき
アドレスを特定する。
【0033】一方、A/D変換器2から出力された受信
データは、表示データ処理手段3のピークホールドメモ
リ8に供給される。図2に示すように、同一直交座標
(xi−1,yi)における最後の極座標(ri,θi
−1)受信データが処理され、次の直交座標(xi,y
i)の処理に移ることを知らせる予知信号DXYが出力
されると、まず、制御回路12からの書き込みパルスW
E3の入力に応じて、ピークホールドメモリ8に記憶さ
れている極座標受信データのブロックの最大値が表示用
メモリ9により取り込まれ、続いて制御回路12からの
クリアパルスCLRの入力に応じて、ピークホールドメ
モリ8は記憶内容をクリアする。これにより、次の直交
座標(xi,yi)における受信データの最大値を記憶
する準備が整う。
【0034】続いて、極座標(ri,θi)、(ri+
1,θi+1)、(ri+2,θi+2)、(ri+
3,θi+3)といった4つの極座標で特定される4つ
の受信データが次々にピークホールドメモリ8に供給さ
れる。
【0035】ピークホールドメモリ8に記憶しようとす
る極座標受信データは、すでに記憶されている極座標受
信データと比較器13により比較される。比較器13
は、新たに供給される極座標受信データの方が受信レベ
ルが大きいと判断すると、出力GTをANDゲート16
に供給する。ANDゲート16のもう一方の入力端子に
はクロックパルスに同期した書き込みパルスWE2が供
給されていて、出力GTの入力に伴いピークホールドメ
モリ8に書き込み指令を送る。反対に、新たに記憶しよ
うとする極座標受信データの方が受信レベルが小さいと
判断すると、出力GTをオフにしてピークホールドメモ
リ8の書き込みを禁止する。単一の直交座標(xi,y
i)に対応する最後の極座標(ri+3,θi+3)に
従い指定された極座標受信データが受信されると、同時
に、座標変換回路7から予知信号DXYが出力される。
この極座標(ri+3,θi+3)受信データに対して
も、ピークホールドメモリ8に記憶された極座標受信デ
ータとの比較が行われ、この受信データが大きいとき、
ピークホールドメモリ8に書き込まれる。予知信号DX
Yの入力に伴い、制御回路12から表示用メモリ9に書
き込みパルスWE3が送られ、ピークホールドメモリ8
からの極座標受信データの取り込みが行われる。続い
て、前述したように制御回路12からクリアパルスCL
Rが供給され、ピークホールドメモリ8の記憶が消去さ
れ、次のピークホールドの準備がなされる。このとき、
表示用メモリ9には、ブロック化されたデータ測定点の
極座標受信データの中から、最大の極座標受信データが
取り込まれる。
【0036】表示用メモリ9の指定されたアドレスに直
交座標受信データとして取り込まれた受信データは、ア
ドレス切替回路11から供給される読み出しアドレスに
応答して読み出される。読み出された受信データは、D
/A変換器4でアナログ信号に変換された後、ディスプ
レー装置5に供給される。
【0037】ディスプレー装置5は、直交座標(x,
y)により指定された画面上の表示点に、受信データの
レベルに対応した色や輝度に基づいて表示を行う。
【0038】なお、アドレス切替回路11は、変換され
た直交座標(xi,yi)に従って指定されるアドレス
と、読み出しアドレス発生回路10で発生した読み出し
アドレスとを交互に表示用メモリ9に供給している。
【0039】本実施例では、表示用メモリ9が、ピーク
ホールドされた極座標受信データを直交座標(x,y)
が変化するときに予知信号DXYの出力に応じて一度だ
け書き込むので、全ての極座標(r,θ)受信データを
表示用メモリ9に記憶させる必要がなく、表示用メモリ
9の動作に余裕ができ、比較的低速なメモリを表示用メ
モリ9として採用することができる。従って、エコー表
示装置に対してピークホールド機能を付加しても、表示
用メモリ9の処理スピード増強やアクセスタイム迅速化
が必ずしも要求されない。また、ピークホールドメモリ
8は極座標受信データを1つずつ記憶するラッチで構成
したので、読み出しおよび書き込み動作の高速化を容易
に図ることができる。
【0040】さらに、表示用メモリ9への書き込みは実
際に受信された受信データの数よりも少なくなるので、
座標変換回路7、制御回路12、ピークホールドメモリ
8、アドレス切替回路11および表示用メモリ9の間に
ファーストインファーストアウト(FIFO)メモリの
ような読み出しおよび書き込みを非同期に行うことがで
きるバッファメモリを設ければ、表示用メモリ9の動作
にさらに余裕を持たせることができる。
【0041】図3および図4に基づいて本発明の第2実
施例を説明する。上記第1実施例では、方位方向にのみ
ピークホールドを行う場合を説明したが、例えば受信デ
ータを拾いたい範囲を直径1200mに設定した場合、
画面上の1ドットの表わす距離は6mに相当する。一
方、1スキャン周ごとに受信データが1.5mずつ受信
機から遠ざかるので、図6に示すように、受信指向方向
が4スキャン周移動すると、画面上の距離方向に1ドッ
ト画素が変化することになる。従って、この第2実施例
に係るスキャニングソナーのエコー表示装置は、距離方
向についてもピークホールドをする必要がある点を除い
て、上記第1実施例と同様な構成を有する。この第2実
施例では、各方位座標θについて、4スキャン周分の最
大値を記憶する必要がある。
【0042】この第2実施例では、表示データ処理手段
3は、隣接する複数のスキャン周にまたがる複数の隣接
したデータ測定点をブロック化して、それらのデータ測
定点を単一の直交座標表示点を与える座標変換回路7
と;最大スキャン周のブロック数に対応する数のアドレ
スを有するピークホールドメモリ8と;同一スキャン周
内で直交座標受信データを表示する表示点の順番を特定
するカウンタ17と;を備える。ブロック化されたデー
タ測定点における極座標受信データを各方位座標θごと
にピークホールドメモリ8に記憶すると仮定すると、円
周方向にはほぼ2πR個(Rは、直交座標画面の直交軸
に対応する半径上のドット数)の直交座標表示点(ドッ
ト)が記憶されると考えられ、例えば、半径方向の最大
表示範囲を200ドットとする場合、ピークホールドメ
モリ8として約l257ワードの容量を持ったメモリが
必要になる。カウンタ17は、直交座標(x,y)が変
化する度に値が増加し、ピークホールドメモリ8のアド
レスを指定する。すなわち、このカウンタ17には、座
標変換回路7からの予知信号DXYの入力ごとに制御回
路12から出力されるクロックACLKが入力され、ク
ロックACLKが入力される度にカウンタ値が1進む。
カウンタ17は、送受信機1からのタイミング信号P1
の入力に応じてリセットされる。
【0043】第2実施例の作用を図4および図5に基づ
いて説明する。第1実施例と同様に、送受信機1が全方
向に音波を発信し、続いて受信指向方向をスキャンさせ
ると、一連のスパイラル状にスキャンした時系列の極座
標受信データが得られる。
【0044】表示データ処理手段3では、極座標測定回
路6が、送受信機1の全方向にわたるスキャン動作か
ら、データ測定点の極座標(r,θ)を設定し、座標変
換回路7に入力する。座標変換回路7では、直交座標
(x,y)をROMから検索し、その座標をアドレス切
替回路11に入力する。このとき、単一の直交座標
(x,y)、例えば、図5の(xi,yi)内を考える
と、スキャンが4周すると実際には距離が徐々に変化す
るが、スキャンが4周する間は距離方向への移動はない
ものとして取り扱う。従って、スキャンが4周する間は
全てのスキャン周が1周分の直交座標(x,y)を同じ
順番で横切ることとする。
【0045】A/D変換器2から出力された極座標受信
データは、ピークホールドメモリ8に供給される。ピー
クホールドメモリ8では、直交座標(x,y)が変化す
る度にカウント値が増加するカウンタ17により指定さ
れたアドレスに極座標受信データが次々と供給される。
指定されたアドレスに新たに供給される極座標受信デー
タは、制御回路12から表示用メモリ9に書き込みパル
スWE3が送られ、ピークホールドメモリ8からの受信
データの取り込みが行われるまで、すでに記憶されてい
る極座標受信データと比較され新たな極座標受信データ
が大きい場合のみ、ピークホールドメモリ8に書き込ま
れる。これによって単一直交座標(x,y)内で極座標
(r,θ)の方位方向にピークホールドが行われる。
【0046】受信ビームが4周スキャンする間は同じ順
番で直交座標(x,y)が変化する。従って、同一直交
座標(x,y)内ではカウンタ17によって同一のアド
レスが指定される。指定されたアドレス内では再度方位
方向にピークホールドが行われる。これをスキャン4周
分行うことによって、データ測定点がブロック化された
同一直交座標(x,y)内で極座標(r,θ)の距離方
向にピークホールドが行われる。
【0047】このようにして極座標(r,θ)の方位方
向および距離方向にピークホールドが行われ、最大の受
信データが表示用メモリ9に取り込まれる。従って、ピ
ークホールドされた受信データを直交座標(x,y)が
変化するときに表示用メモリ9に一度だけ書き込むの
で、表示用メモリ9の動作に余裕ができ、比較的低速な
メモリを表示用メモリ9として採用することができる。
【0048】また、ピークホールドメモリ8に記憶され
た極座標受信データを表示用メモリ9に直交座標受信デ
ータとして取り込む動作を、上記の例ではスキャン4周
目の1スキャンの間だけ行うようにすれば、さらに余裕
ができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ピークホールドされた受信データを直交座標が変化する
ときに表示用メモリに一度だけ書き込むので、表示用メ
モリの動作に余裕ができ、比較的低速なメモリを表示用
メモリとして採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るスキャニングソナー
の構成を示す概略図である。
【図2】第1実施例に係るスキャニングソナーの動作を
示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2実施例に係るスキャニングソナー
の構成を示す概略図である。
【図4】第2実施例に係るスキャニングソナーの動作を
示すタイミングチャートである。
【図5】座標変換の結果記憶される受信データの説明図
である。
【図6】従来のスキャニングソナーの構成を示す概略図
である。
【図7】スパイラルスキャンの概念図である。
【図8】座標変換の結果記憶される受信データの説明図
である。
【符号の説明】
1 送受信機 3 表示データ処理手段 5 ディスプレー装置 6 極座標設定回路 7 座標変換回路 8 ピークホールドメモリ 9 表示用メモリ 13 比較器 17 カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全方向に音波を放射するとともに、受信
    指向方向を全方向にスキャンさせてデータ測定点におけ
    る対象物からの反射エコーを受信する送受信機と;この
    送受信機が受信した極座標受信データを直交座標受信デ
    ータに変換する表示データ処理手段と;この表示データ
    処理手段からの直交座標受信データに基づいて反射エコ
    ーを画面上に表示するディスプレー装置と;を備えたス
    キャニングソナーにおいて、前記表示データ処理手段
    は、 送受信機の全方向にわたるスキャン動作からデータ測定
    点の極座標を設定する極座標設定器と;設定された極座
    標を、画面上の直交座標表示点を特定する直交座標に変
    換する座標変換回路と;単一の直交座標表示点に対応す
    る複数の極座標受信データの最大値を記憶するピークホ
    ールドメモリと;このピークホールドメモリからの最大
    値を直交座標受信データとして記憶する表示用メモリ
    と;を備えることを特徴とするスキャニングソナーのエ
    コー表示装置。
  2. 【請求項2】 ピークホールドメモリに記憶された極座
    標受信データと、ピークホールドメモリに新たに供給さ
    れる極座標受信データとを比較する比較器と;この比較
    器からの出力と、極座標受信データをピークホールドメ
    モリに書き込むための書き込み指令信号とが入力される
    ゲート回路と;を備え、 前記座標変換回路は、隣接する複数のデータ測定点をブ
    ロック化して、それらのデータ測定点に単一の直交座標
    表示点を与え、 前記ピークホールドメモリをラッチで構成し、 ブロック化されたデータ測定点の極座標受信データの1
    つずつを、ピークホールドメモリに記憶された1つの極
    座標受信データと比較し、新たにピークホールドメモリ
    に供給された極座標受信データが大きいと判断した場合
    に、ゲート回路からの出力信号に基づいて、記憶された
    極座標受信データを新たに供給された極座標受信データ
    で更新することを特徴とする請求項1記載のスキャニン
    グソナーのエコー表示装置。
  3. 【請求項3】 ピークホールドメモリに記憶された極座
    標受信データと、ピークホールドメモリに新たに供給さ
    れる極座標受信データとを比較する比較器と;この比較
    器からの出力と、極座標受信データをピークホールドメ
    モリに書き込むための書き込み指令信号とが入力される
    ゲート回路と;同一スキャン周内で直交座標受信データ
    を表示する直交座標表示点の順番を特定するカウンタ
    と;を備え、 前記座標変換回路は、隣接する複数のスキャン周にまた
    がる複数の隣接したデータ測定点をブロック化して、そ
    れらのデータ測定点に単一の直交座標表示点を与え、 前記ピークホールドメモリは、最大スキャン周のブロッ
    ク数に対応する数のアドレスを有し、 カウンタで特定されたピークホールドメモリのアドレス
    ごとに、ブロック化されたデータ測定点の極座標受信デ
    ータの1つずつを、記憶された1つの極座標受信データ
    と比較し、新たに供給された極座標受信データが大きい
    と判断した場合に、ゲート回路からの出力信号に基づい
    て、記憶された極座標受信データを新たに供給された極
    座標受信データで更新することを特徴とする請求項1記
    載のスキャニングソナーのエコー表示装置。
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