JPH085420Y2 - 金属積層形シリンダヘッドガスケット - Google Patents
金属積層形シリンダヘッドガスケットInfo
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- JPH085420Y2 JPH085420Y2 JP1991008837U JP883791U JPH085420Y2 JP H085420 Y2 JPH085420 Y2 JP H085420Y2 JP 1991008837 U JP1991008837 U JP 1991008837U JP 883791 U JP883791 U JP 883791U JP H085420 Y2 JPH085420 Y2 JP H085420Y2
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- JP
- Japan
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- cylinder head
- cylinder
- head gasket
- gasket
- bead
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J15/0825—Flat gaskets laminated
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/02—Cylinders; Cylinder heads having cooling means
- F02F1/10—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F2001/104—Cylinders; Cylinder heads having cooling means for liquid cooling using an open deck, i.e. the water jacket is open at the block top face
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/0837—Flat gaskets with an edge portion folded over a second plate or shim
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
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- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
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- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/0856—Flat gaskets with a non-metallic coating or strip
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
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- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/0868—Aspects not related to the edges of the gasket
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、オープンデッキ型エン
ジンに用いるに適した金属積層形シリンダヘッドガスケ
ットに関するものである。
ジンに用いるに適した金属積層形シリンダヘッドガスケ
ットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近時、エンジンを軽量化するためにアル
ミニウムダイカスト成形物によるシリンダブロックは、
型抜きを容易にするためにいわゆるオープンデッキ型と
していることは周知である。このオープンデッキ型シリ
ンダブロックの概要を図４〜図５によって説明する。図
においてエンジンブロック１は、アルミダイカストによ
る一体成形体であり、シリンダ壁２と外郭４とは底部６
で互いに一体をなし、その間に冷却水通路８が形成さ
れ、シリンダ壁２は互いに連通部10によって一体的に形
成されている。したがってシリンダ壁２の周囲に堀状に
冷却水路８が取り巻いた構造をしている。なお図の11は
シリンダボア、12はヘッドボルトを取付けるねじ穴、14
は潤滑油を図示しないシリンダヘッドに潤滑油を送るオ
イル穴である。
ミニウムダイカスト成形物によるシリンダブロックは、
型抜きを容易にするためにいわゆるオープンデッキ型と
していることは周知である。このオープンデッキ型シリ
ンダブロックの概要を図４〜図５によって説明する。図
においてエンジンブロック１は、アルミダイカストによ
る一体成形体であり、シリンダ壁２と外郭４とは底部６
で互いに一体をなし、その間に冷却水通路８が形成さ
れ、シリンダ壁２は互いに連通部10によって一体的に形
成されている。したがってシリンダ壁２の周囲に堀状に
冷却水路８が取り巻いた構造をしている。なお図の11は
シリンダボア、12はヘッドボルトを取付けるねじ穴、14
は潤滑油を図示しないシリンダヘッドに潤滑油を送るオ
イル穴である。
【０００３】前記説明のオープンデッキ型のエンジンに
取付ける金属積層形シリンダヘッドガスケットについて
図６〜図７によって説明する。図のシリンダヘッドガス
ケット18は、表面板20、ビード板22、中間板24によって
構成されている。表面板20は、シリンダ穴11′の周囲で
裏側に折り返した折返し部26を形成し、ガスケット内部
に燃焼ガスが侵入することを防止すると共に、ビード28
の面圧調整を行っている。
取付ける金属積層形シリンダヘッドガスケットについて
図６〜図７によって説明する。図のシリンダヘッドガス
ケット18は、表面板20、ビード板22、中間板24によって
構成されている。表面板20は、シリンダ穴11′の周囲で
裏側に折り返した折返し部26を形成し、ガスケット内部
に燃焼ガスが侵入することを防止すると共に、ビード28
の面圧調整を行っている。
【０００４】また、冷却水路８と図示しないシリンダヘ
ッドの冷却水路８とを連通する水穴８′をシリンダヘッ
ドガスケット18に設けており、この水穴８′をシールす
るビード30は、中間板24に設けている。このようにシリ
ンダ穴11′をシールするビード28と水穴８′をシールす
るビード30とを別々の金属板に設けることにより、それ
ぞれに適合したシール力を得ている。
ッドの冷却水路８とを連通する水穴８′をシリンダヘッ
ドガスケット18に設けており、この水穴８′をシールす
るビード30は、中間板24に設けている。このようにシリ
ンダ穴11′をシールするビード28と水穴８′をシールす
るビード30とを別々の金属板に設けることにより、それ
ぞれに適合したシール力を得ている。
【０００５】その外シリンダヘッドガスケット18には、
図７に示すようにボルト取付け穴12（図４）に対応する
位置にボルト穴12′を設けており、またオイル穴14に対
応するオイル穴14′には、中間板24に図示しないビード
を設けて潤滑油の漏出を防止している。なお、図６の35
はシリンダライナである。前記金属積層形ガスケット
は、従来から、表面板に、接合面のツールマークなどの
細かな傷をシールする樹脂などによるコーティイングを
行い、また、積層板の間からの流体洩れを防止するため
に、中間板の表面全面に樹脂などをコーティングするこ
とが行われている。
図７に示すようにボルト取付け穴12（図４）に対応する
位置にボルト穴12′を設けており、またオイル穴14に対
応するオイル穴14′には、中間板24に図示しないビード
を設けて潤滑油の漏出を防止している。なお、図６の35
はシリンダライナである。前記金属積層形ガスケット
は、従来から、表面板に、接合面のツールマークなどの
細かな傷をシールする樹脂などによるコーティイングを
行い、また、積層板の間からの流体洩れを防止するため
に、中間板の表面全面に樹脂などをコーティングするこ
とが行われている。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】一般に直列多気筒エン
ジンのシリンダヘッドは、中央が持ち上がるように反り
返る傾向がある。その上にオープンデッキ型シリンダブ
ロックは、シリンダ壁がヘッドボルトで固定された外郭
から切り離されているので、シリンダ壁が振動し易い構
造をしている。そのためにシリンダヘッドガスケット
は、シリンダヘッドが反った中間部、また締め付けボル
トの中間などの部分で、エンジンの振動などでシール性
能が低下し易いという問題がある。
ジンのシリンダヘッドは、中央が持ち上がるように反り
返る傾向がある。その上にオープンデッキ型シリンダブ
ロックは、シリンダ壁がヘッドボルトで固定された外郭
から切り離されているので、シリンダ壁が振動し易い構
造をしている。そのためにシリンダヘッドガスケット
は、シリンダヘッドが反った中間部、また締め付けボル
トの中間などの部分で、エンジンの振動などでシール性
能が低下し易いという問題がある。
【０００７】しかしながら、前記のとおり多気筒エンジ
ンのオープンデッキ型シリンダブロックの場合は、エン
ジンの高出力化などと相まってシリンダヘッドとシリン
ダブロックとを締め付ける荷重が増加すると、シリンダ
ヘッドの撓み量も増加するので、前記コーティングした
ものも積層板間からの冷却水の漏洩を十分に防止するこ
とが困難となるという問題がある。
ンのオープンデッキ型シリンダブロックの場合は、エン
ジンの高出力化などと相まってシリンダヘッドとシリン
ダブロックとを締め付ける荷重が増加すると、シリンダ
ヘッドの撓み量も増加するので、前記コーティングした
ものも積層板間からの冷却水の漏洩を十分に防止するこ
とが困難となるという問題がある。
【０００８】本考案は、以上の問題に着目して成された
ものであり、オープンデッキ型エンジンに使用しても積
層板間からのシール流体が漏洩する危険のない金属積層
形シリンダヘッドガスケットを提供することを目的とし
ている。
ものであり、オープンデッキ型エンジンに使用しても積
層板間からのシール流体が漏洩する危険のない金属積層
形シリンダヘッドガスケットを提供することを目的とし
ている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本考案の金属積層形シリンダヘッドガスケットの構
成は、エンジンのオープンデッキ型シリンダブロックに
取り付ける金属積層形シリンダヘッドガスケットにおい
て、ガスケットを構成する中間の板に冷却水路をシール
するビードを、少なくとも冷却水路の外郭に対応する部
分に形成し、ガスケット構成板が互いに接する積層面の
少なくとも一方の積層面に、樹脂又はゴムから成るシー
ル材を被覆し、シリンダブロックの気筒周囲に設ける冷
却水路の外郭に対応する外周部に設けるようにしたもの
である。以下、前記シール材を被覆した層を、外側被覆
層と略称する。
めの本考案の金属積層形シリンダヘッドガスケットの構
成は、エンジンのオープンデッキ型シリンダブロックに
取り付ける金属積層形シリンダヘッドガスケットにおい
て、ガスケットを構成する中間の板に冷却水路をシール
するビードを、少なくとも冷却水路の外郭に対応する部
分に形成し、ガスケット構成板が互いに接する積層面の
少なくとも一方の積層面に、樹脂又はゴムから成るシー
ル材を被覆し、シリンダブロックの気筒周囲に設ける冷
却水路の外郭に対応する外周部に設けるようにしたもの
である。以下、前記シール材を被覆した層を、外側被覆
層と略称する。
【００１０】前記シール材は、ある程度の柔軟性を有
し、金属板の加工中に金属面に生じるツールマークなど
の細かな傷を平滑化し、金属板面の間を密封することの
できる樹脂であれば特に限定はない。例えば、従来から
金属積層形ガスケットのシール材として使用されている
シリコーン樹脂、フッ素樹脂などの樹脂、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、ＮＢＲなどの合成ゴムなどである。
し、金属板の加工中に金属面に生じるツールマークなど
の細かな傷を平滑化し、金属板面の間を密封することの
できる樹脂であれば特に限定はない。例えば、従来から
金属積層形ガスケットのシール材として使用されている
シリコーン樹脂、フッ素樹脂などの樹脂、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、ＮＢＲなどの合成ゴムなどである。
【００１１】前記被覆は、前記のとおり外郭に対応する
部分に形成するものであるが、その場合、外郭側の水穴
シール用ビードに掛かって被覆してもよい。被覆層の形
成は、通常は、片面に被覆するのでよい。被覆層の厚さ
は、通常５〜５０μｍ程度あればよい。また被覆手段
は、例えばスクリーン印刷手段などの樹脂をコーティン
グするときに使用する手段によって被覆することができ
る。
部分に形成するものであるが、その場合、外郭側の水穴
シール用ビードに掛かって被覆してもよい。被覆層の形
成は、通常は、片面に被覆するのでよい。被覆層の厚さ
は、通常５〜５０μｍ程度あればよい。また被覆手段
は、例えばスクリーン印刷手段などの樹脂をコーティン
グするときに使用する手段によって被覆することができ
る。
【００１２】また、被覆層を設ける金属板は、シリンダ
ヘッドガスケットを構成するいずれの金属板に施しても
よいが、中間板に施すことが被覆層の保護、及び製造管
理上好ましい。本考案は、前記樹脂被覆の外に、従来と
同様に金属板の全面に樹脂を被覆した金属板を使用する
ことができる。また、本考案の外側被覆層は、全面被覆
層の上に設けてもよい。
ヘッドガスケットを構成するいずれの金属板に施しても
よいが、中間板に施すことが被覆層の保護、及び製造管
理上好ましい。本考案は、前記樹脂被覆の外に、従来と
同様に金属板の全面に樹脂を被覆した金属板を使用する
ことができる。また、本考案の外側被覆層は、全面被覆
層の上に設けてもよい。
【００１３】
【実施例】以下添付の図面を対照して一実施例により本
考案を具体的に説明する。図１に示す本実施例のガスケ
ット18は、金属積層形ガスケットの構造が図６と同様に
形成しているので、同様の部材には同じ記号を付して説
明を省略する。そして、図２に示す金属板34は、図１の
ビード板22及び中間板24であり、本実施例の外側被覆層
36を形成した板である。外側被覆層36は、前記の金属板
34に限らず、表面板20でもよく、また、ビード板22、中
間板24のいずれか一方の面でもよい。
考案を具体的に説明する。図１に示す本実施例のガスケ
ット18は、金属積層形ガスケットの構造が図６と同様に
形成しているので、同様の部材には同じ記号を付して説
明を省略する。そして、図２に示す金属板34は、図１の
ビード板22及び中間板24であり、本実施例の外側被覆層
36を形成した板である。外側被覆層36は、前記の金属板
34に限らず、表面板20でもよく、また、ビード板22、中
間板24のいずれか一方の面でもよい。
【００１４】本実施例のシリンダヘッドガスケット18を
適用したシリンダブロックは、図４に説明したものと同
様のものである。本実施例の樹脂被覆層36は、フッ素ゴ
ムをスクリーン印刷によって外郭４（図４）の上面に対
応する部分とほぼ同様の形状、且つほぼ１５μｍの厚さ
に被覆した。
適用したシリンダブロックは、図４に説明したものと同
様のものである。本実施例の樹脂被覆層36は、フッ素ゴ
ムをスクリーン印刷によって外郭４（図４）の上面に対
応する部分とほぼ同様の形状、且つほぼ１５μｍの厚さ
に被覆した。
【００１５】オープンデッキ型シリンダブロック１を用
いた1.５リッターの４気筒エンジンに、本実施例のシリ
ンダヘッドガスケット18を適用し、シリンダ内に窒素ガ
スを圧入する静圧試験、及び実際に運転した実働試験に
対し十分使用可能の試験結果を得た。図３はシリンダ壁
が薄いエンジンに適用した場合のシリンダヘッドガスケ
ット18のビード構成を示す斜視図である。即ち水穴８′
のビード30は、各気筒ごとの複数の水穴８′全体を囲む
ように形成し、内側は、シリンダ穴11′をシールするビ
ード28が兼ねるように構成している。このようなシリン
ダヘッドガスケット18の外郭４の上面に当たる部分の外
側に樹脂の被覆層36を形成したものは、同様に水洩れを
効果的に防止することができた。
いた1.５リッターの４気筒エンジンに、本実施例のシリ
ンダヘッドガスケット18を適用し、シリンダ内に窒素ガ
スを圧入する静圧試験、及び実際に運転した実働試験に
対し十分使用可能の試験結果を得た。図３はシリンダ壁
が薄いエンジンに適用した場合のシリンダヘッドガスケ
ット18のビード構成を示す斜視図である。即ち水穴８′
のビード30は、各気筒ごとの複数の水穴８′全体を囲む
ように形成し、内側は、シリンダ穴11′をシールするビ
ード28が兼ねるように構成している。このようなシリン
ダヘッドガスケット18の外郭４の上面に当たる部分の外
側に樹脂の被覆層36を形成したものは、同様に水洩れを
効果的に防止することができた。
【００１６】
【考案の効果】以上説明したように構成した本考案の金
属積層形シリンダヘッドガスケットは、エンジンの振動
などにより水穴シール用ビードのシール力が低下して、
金属板を積層した間から起こる水洩れを効果的に防止す
ることができ、オープンデッキ型シリンダブロックを使
用したエンジンの信頼性を向上させることができる。
属積層形シリンダヘッドガスケットは、エンジンの振動
などにより水穴シール用ビードのシール力が低下して、
金属板を積層した間から起こる水洩れを効果的に防止す
ることができ、オープンデッキ型シリンダブロックを使
用したエンジンの信頼性を向上させることができる。
【図１】本考案の実施例によるシリンダヘッドガスケッ
トを一部破断して示した斜視図である。
トを一部破断して示した斜視図である。
【図２】外側被覆層を設けた図１のシリンダヘッドガス
ケットの金属板の平面図である。
ケットの金属板の平面図である。
【図３】別の実施例による本考案のシリンダヘッドガス
ケットの使用状態を示す要部斜視図である。
ケットの使用状態を示す要部斜視図である。
【図４】従来のオープンデッキ型シリンダブロックを一
部破断して示した斜視図である。
部破断して示した斜視図である。
【図５】図４の上面図である。
【図６】従来のシリンダヘッドガスケットを図４のシリ
ンダブロックに配置した場合について一部破断して示し
た斜視図である。
ンダブロックに配置した場合について一部破断して示し
た斜視図である。
【図７】図６に示す従来のシリンダヘッドガスケットの
上面図である。
上面図である。
１ シリンダブロック ２ シリンダ壁 ４ 外郭、 ８ 冷却水路 ８′水穴 18 シリンダヘッ
ドガスケット 20 表面板 22 ビード板 24 中間板 34 被覆層を設け
た金属板 36 外側被覆層。
ドガスケット 20 表面板 22 ビード板 24 中間板 34 被覆層を設け
た金属板 36 外側被覆層。
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンのオープンデッキ型シリンダブ
ロックに取り付ける金属積層形シリンダヘッドガスケッ
トにおいて、ガスケットを構成する中間の板に冷却水路
をシールするビードを、少なくとも冷却水路の外郭に対
応する部分に形成し、ガスケット構成板が互いに接する
積層面の少なくとも一方の積層面に、樹脂又はゴムから
成るシール材を被覆し、シリンダブロックの気筒周囲に
設ける冷却水路の外郭に対応する外周部に設けるように
した金属積層形シリンダヘッドガスケット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991008837U JPH085420Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 金属積層形シリンダヘッドガスケット |
| US07/837,319 US5213344A (en) | 1991-02-25 | 1992-02-19 | Metal laminate gasket for open deck type engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991008837U JPH085420Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 金属積層形シリンダヘッドガスケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573361U JPH0573361U (ja) | 1993-10-08 |
| JPH085420Y2 true JPH085420Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=11703900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991008837U Expired - Lifetime JPH085420Y2 (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 金属積層形シリンダヘッドガスケット |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5213344A (ja) |
| JP (1) | JPH085420Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5853175A (en) * | 1996-09-30 | 1998-12-29 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Cylinder head gasket with fluid flow path |
| JP3698283B2 (ja) * | 1996-10-04 | 2005-09-21 | 大豊工業株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
| US6386549B1 (en) * | 1999-06-09 | 2002-05-14 | Dana Corporation | Multiple layer gasket having selectively removable spacer layers |
| GB0020831D0 (en) * | 2000-08-23 | 2000-10-11 | Ricardo Consulting Eng | Automotive gaskets |
| DE102006008270B4 (de) * | 2006-02-22 | 2009-01-08 | Federal-Mogul Sealing Systems Gmbh | Zylinderkopfdichtung mit Kanal |
| JP2009097611A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Nok Corp | ガスケット |
| JP6259276B2 (ja) | 2013-12-18 | 2018-01-10 | Nok株式会社 | シリンダヘッドガスケット及びその製造方法 |
| JP6344642B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2018-06-20 | 日本ガスケット株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4213620A (en) * | 1978-12-20 | 1980-07-22 | General Motors Corporation | Cylinder head gasket |
| JPS6199656U (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-25 | ||
| JPS63191253U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-09 | ||
| US4826708A (en) * | 1987-08-03 | 1989-05-02 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Method of manufacturing a steel plate with a seal coating for a steel laminate gasket |
| US4898396A (en) * | 1988-08-11 | 1990-02-06 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Steel laminate gasket |
| US4968045A (en) * | 1988-11-22 | 1990-11-06 | Nippon Leakless Industry Co., Ltd. | Metal gasket |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP1991008837U patent/JPH085420Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-02-19 US US07/837,319 patent/US5213344A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0573361U (ja) | 1993-10-08 |
| US5213344A (en) | 1993-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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