JPH0854118A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH0854118A
JPH0854118A JP6188035A JP18803594A JPH0854118A JP H0854118 A JPH0854118 A JP H0854118A JP 6188035 A JP6188035 A JP 6188035A JP 18803594 A JP18803594 A JP 18803594A JP H0854118 A JPH0854118 A JP H0854118A
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/24Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements

Abstract

(57)【要約】 【目的】不完全燃焼と燃焼ファンの異常とを区別し、燃
焼ファンの異常検出時には、速やかに燃焼ファンを停止
する燃焼装置を提供する。 【構成】燃焼装置Aは、燃焼室1内のバーナ2に送風す
る燃焼ファン5を備える。燃焼制御手段21と、不完全
燃焼検出手段22と、ファン異常検出手段25と、不完
全燃焼または燃焼ファン5の異常が検出されたときに燃
焼を停止する燃焼停止手段26と、燃焼ファン5の駆動
を制御し、燃焼停止の所定時間後に燃焼ファン5を停止
するファン制御手段24を備える。燃焼装置Aに、燃焼
ファン5の異常の検出から燃焼ファン5停止までの時間
を、不完全燃焼が検出されたときよりも短く設定するフ
ァン停止時間設定手段27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯器等の燃焼装
置、特に不完全燃焼等の不具合を検出する装置を備える
燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば、
ガス給湯器の燃焼室にバーナを収容し、前記バーナに燃
焼用空気を送風する燃焼ファンを設けたものが知られて
いる。前記ガス給湯器には、前記バーナの燃焼を制御す
る燃焼制御手段と、前記燃焼ファンの駆動を制御するフ
ァン制御手段が設けられており、前記燃焼制御手段によ
り前記バーナの燃焼が停止されたときには、前記ファン
制御手段は前記燃焼が停止されてから所定時間のポスト
パージを行った後に前記燃焼ファンを停止するようにな
っている。
【0003】本来、前記ポストパージは前記燃焼の停止
後5〜10秒程度で十分とされている。ところが、前記
ガス給湯器の場合には、一旦前記バーナの燃焼が停止さ
れたのち、短時間の内に再び点火されることが多く、こ
のような場合に前記のように前記燃焼ファンの駆動を前
記バーナの燃焼停止から5〜10秒程度継続しただけで
停止してしまうと、前記バーナが再点火されたときに、
該燃焼ファンの回転数が所定回転数に達するまで時間が
かかるとの問題がある。
【0004】そこで、通常は、前記ファン制御手段は、
前記ポストパージを行う際には一旦停止されたバーナの
燃焼が短時間の内に再開される場合に備えて、前記バー
ナの燃焼停止後4〜5分のポストパージを行った後に前
記燃焼ファンを停止するように設定されている。
【0005】また、前記燃焼中に不完全燃焼が生じたと
きには、一酸化炭素(CO)ガスが発生したりすること
もあるので、該COガスを拡散するためにできるだけ長
い時間燃焼ファンを駆動することが望ましく、前記バー
ナ停止後前記燃焼ファンを4〜5分駆動することによ
り、COガス濃度が実質的に影響のないレベルまで低減
される。また、前記燃焼中に立消えが生じたときには、
生ガスが放出されているので、該生ガスを拡散するため
にできるだけ長い時間燃焼ファンを駆動することが望ま
しく、前記不完全燃焼の場合と同様に前記バーナ停止後
前記燃焼ファンを4〜5分駆動することにより、生ガス
の濃度が実質的に影響のないレベルまで低減される。
【0006】そこで、不完全燃焼または立消えの場合に
は、前記通常のバーナの停止の場合と同様に4〜5分の
ポストパージを行うことにより、前記バーナの燃焼の停
止から燃焼ファン停止までの時間を、それぞれ独立に設
定する必要がなく有利である。
【0007】しかしながら、前記のように各種の異常が
生じた場合に、その検出から燃焼ファンを停止するまで
の時間が前記通常のバーナの停止後のポストパージの場
合と同様に設定されていると、前記燃焼ファンに異常が
生じた場合にも長時間にわたり燃焼ファンに通電が行わ
れるとの不都合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、改良された
燃焼装置を提供することを目的とする。
【0009】即ち本発明の目的は、かかる不都合を解消
して、不具合が検出されたときにその原因に応じて該不
具合検出後の燃焼ファンの駆動時間を調整した燃焼装置
を提供することにある。
【0010】さらに詳しくは、本発明の目的は、不完全
燃焼と燃焼ファンの異常とを区別して、燃焼ファンの異
常が検出されたときには、速やかに該燃焼ファンを停止
する燃焼装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の燃焼装置は、バーナを収容した燃焼室
と、前記バーナに燃焼用空気を送風する燃焼ファンと、
該バーナの燃焼を制御する燃焼制御手段と、該バーナの
不完全燃焼を検出する不完全燃焼検出手段と、該燃焼フ
ァンの異常を検出するファン異常検出手段と、該バーナ
の不完全燃焼または該燃焼ファンの異常が検出されたと
きに該バーナの燃焼を停止する燃焼停止手段と、該燃焼
ファンの駆動を制御し、該燃焼制御手段または該燃焼停
止手段により該バーナの燃焼が停止されたときには所定
時間後に該燃焼ファンを停止するファン制御手段とから
なる燃焼装置において、前記燃焼ファンの異常が検出さ
れたときには、その検出から前記燃焼ファン停止までの
時間を、前記不完全燃焼が検出されたときよりも短く設
定するファン停止時間設定手段を設けてなることを特徴
とする。また、本発明はガス給湯器等の燃焼装置に適用
される。
【0012】
【作用】かかる本発明の燃焼装置によれば、前記燃焼制
御手段により前記バーナの燃焼が停止される通常の場合
には、前記ファン制御手段により予め設定されている所
定時間のポストパージが行われた後に前記燃焼ファンが
停止される。
【0013】一方、不完全燃焼が検出されたときには、
所定時間のポストパージが行われた後に前記燃焼ファン
が停止され、燃焼ファンの異常が検出されたときには、
前記不完全燃焼が検出されたときよりも短い時間で前記
燃焼ファンが停止される。
【0014】
【実施例】次に、添付の図面を参照しながら本発明の燃
焼装置についてさらに詳しく説明する。図1は本実施例
の燃焼装置であるガス給湯器の説明的断面図であり、図
2は図1示のガス給湯器の主制御装置の構成を示すブロ
ック図であり、図3乃至図6は本実施例のガス給湯器の
作動を示すフローチャートである。
【0015】図1に示すように、強制燃焼式ガス給湯器
Aは、燃焼室1内に燃焼を行うガスバーナ2を配し、下
方に燃焼用空気Xの給気口3を、上方に燃焼排ガスZを
外部に排出する排気口4をそれぞれ設けている。そし
て、給気口4に設けられたターボ型の羽根を備える燃焼
ファン5により、燃焼室1にガスバーナ2の燃焼用空気
Xを供給している。燃焼室1内のガスバーナ2の上方に
は熱交換器6が配設されている。
【0016】また、ガスバーナ2は炎を形成するバーナ
群7と、バーナ群7の下方に位置し噴出口8を有するノ
ズル管9とからなり、ガス管10を通して燃料ガスYが
供給されるようになっている。
【0017】給湯器Aには、ガスバーナ2への燃料ガス
Yの供給とその停止、ガスバーナ2の着火、ガスバーナ
2の燃焼の停止、燃焼ファン5の駆動を制御する主制御
装置11が設けられており、入力側には水量センサ1
3、サーミスタ14、フレームロッド19、COセンサ
20が接続され、出力側には元ガス電磁弁15、主電磁
弁16、ガバナ式ガス比例電磁弁(以下、比例弁と略記
する)17、イグナイタ18が接続されている。
【0018】主制御装置11は、図2示のように、水量
センサ13、サーミスタ14、元ガス電磁弁15、主電
磁弁16、比例弁17、イグナイタ18、フレームロッ
ド19によりガスバーナ2の燃焼を制御する燃焼制御手
段21、COセンサ20で検知される排ガスZ中のCO
濃度に基づいてガスバーナ2の不完全燃焼を検出する不
完全燃焼検出手段22、フレームロッド19に接続され
てガスバーナ2の炎を検知して立消えを検出する立消え
検出手段23と、燃焼ファン5の駆動を制御するファン
制御手段24と、燃焼ファン5の異常等を検出する異常
検出手段25とを備えている。尚、前記異常検出手段2
5は、燃焼開始前の燃焼制御手段21等の装置の故障、
燃焼開始後の燃焼制御手段21、不完全燃焼検出手段2
2及び立消え検出手段23等の装置の故障及びガスバー
ナ2の着火不良をも装置の異常として検出するようにな
っている。
【0019】また、主制御装置11は、不完全燃焼検出
手段22、立消え検出手段23及び異常検出手段25に
接続され、前記各手段22,23,25により不具合が
検出されたときに、燃料ガスの供給を停止してガスバー
ナ2の燃焼を停止する燃焼停止手段26と、前記各手段
22,23,25により検出された不具合に応じて、該
不具合検出後の燃焼ファン5の駆動時間(ポストパージ
時間)を設定するファン停止時間設定手段27とを備え
ている。
【0020】ファン停止時間設定手段27は、前記不具
合の種類により選択される4分タイマ28及び5秒タイ
マ29が接続されており、各タイマ28,29はファン
制御手段24に接続されている。さらに、燃焼制御手段
21は、通常の燃焼停止時のポストパージのためにファ
ン停止時間設定手段27に接続されている。
【0021】次に、図3乃至図6に従って、前記構成の
給湯器Aの作動を説明する。
【0022】まず、図3示のように、運転スイッチON
の状態で給湯栓(図示せず)が開かれることにより、給
湯器Aの運転が開始される。前記給湯栓が開かれると、
水量センサ13がONされ、続いて燃焼制御手段21に
よりファン制御手段24が作動されて燃焼ファン5が回
転を開始する。そして、異常検出手段25により、燃焼
ファン5の異常の有無と、装置各部の初期状態の異常の
有無が検知される。
【0023】前記燃焼ファン5の異常の有無は、燃焼フ
ァン5が所定回転数に達するか否かにより検知される。
ここで検知される前記燃焼ファン5の異常は、燃焼ファ
ン5自体の異常の他に、給気口3または排気口4が閉塞
している場合がある。また、前記装置各部の初期状態の
異常としては、元ガス電磁弁15、主電磁弁16、比例
弁17等の電磁弁の回路異常、フレームロッド10のO
N故障、図示しない温度ヒューズの異常、サーミスタ1
4の異常等がある。
【0024】燃焼ファン5及び装置各部の初期状態に異
常が無いことが確認されると、燃焼制御手段21により
イグナイタ18がONされ、続いて元ガス電磁弁15、
主電磁弁16がONされると共に、比例弁17が所定開
度に開弁されて燃料ガスの供給が開始され、ガスバーナ
2に点火される。ガスバーナ2が着火してその炎がフレ
ームロッド19により検知されると、イグナイタ18が
OFFされ、続いてCOセンサ20がONされて、ガス
バーナ2の燃焼が開始される。
【0025】ガスバーナ2の燃焼は、異常検出手段2
5、不完全燃焼検出手段22、立消え検出手段23によ
り、装置の異常、不完全燃焼または立消えが検出されな
ければ、給湯栓が閉じられるまで続けられる。ここで装
置の異常として検出されるものは、燃焼ファン5自体の
異常の他に、図示しない連続燃焼リミッターにより燃焼
が60分以上連続していることが検出された場合、サー
ミスタ14及びCOセンサ20自体の異常、サーミスタ
14により検知される温度が95℃以上になり図示しな
い沸騰防止装置が作動した場合等がある。尚、ガスバー
ナ2の燃焼中は、比例弁17により供給される燃料ガス
の比例制御が行われる。
【0026】前記給湯栓が閉じられたときは、水量セン
サ13がOFFされることにより、元ガス電磁弁15、
主電磁弁16、比例弁17がOFFされるとともにファ
ン停止時間設定手段27に信号が送られ、この場合は通
常の燃焼停止であるので、4分タイマ28が作動する。
前記通常の燃焼停止の場合には、4分タイマ28が作動
している間に給湯栓が開かれると、再び元ガス電磁弁1
5及び主電磁弁16がONされると共にイグナイタ18
がONされて給湯器Aの運転が開始される。また、給湯
栓が開かれることなく、4分タイマ28がタイムアップ
するとファン制御手段24により燃焼ファン5の回転が
停止され、次いでCOセンサ20が停止し、運転スイッ
チがOFFされることにより、給湯器Aの運転が終了す
る。
【0027】次に、図3のガスバーナ2の燃焼中に不具
合が検出された場合の作動を、図3及び図4に従って説
明する。
【0028】まず、図3示のように、ガスバーナ2の燃
焼中に、燃焼ファン5等の装置の異常、不完全燃焼また
は立消えが検出されると、異常検出手段25、不完全燃
焼検出手段22または立消え検出手段23から、燃焼停
止手段26に信号が送られる。
【0029】次に、燃焼停止手段26は、図4示のよう
に、比例弁17、主電磁弁16、元ガス電磁弁15をO
FFして燃料ガスの供給を停止することにより、ガスバ
ーナ2の燃焼を停止すると共に、信号をファン停止時間
設定手段27に送る。尚、立消えの場合には、燃焼停止
手段26により燃料ガスの供給を停止し、生ガスの放出
を停止する。
【0030】次に、ファン停止時間設定手段27は前記
燃焼停止手段26から受けた信号により、前記不具合が
不完全燃焼または立消えの場合には4分タイマ28を作
動させ、燃焼ファン5等の装置の異常の場合にはそれよ
り短い5秒タイマ29を作動させる。
【0031】前記4分タイマ28または5秒タイマ29
がタイムアップするとファン制御手段24により燃焼フ
ァン5の回転が停止される。次いで、運転スイッチがO
FFされることにより、給湯器Aの運転が終了する。
【0032】次に、図3でイグナイタ18がONされる
前に装置の異常が検出された場合の作動を、図3及び図
5に従って説明する。
【0033】図3示のように、燃焼ファン5の回転開始
に続いて、燃焼ファン5の異常または装置各部の異常が
初期状態に前記異常検出手段25により検出されると、
このときにはまだ燃料ガスの供給が開始されていないの
で、異常検出手段25からの信号は燃焼停止手段26を
介さずに、直接ファン停止時間設定手段27に送られ
る。この場合の不具合は、燃焼ファン5等の装置の異常
であるので、ファン停止時間設定手段27は図5示のよ
うに前記不具合が不完全燃焼のときよりも短い5秒タイ
マ29を作動させる。
【0034】そして、5秒タイマ29がタイムアップす
るとファン制御手段24により燃焼ファン5の回転が停
止される。次いで、運転スイッチがOFFされることに
より、給湯器Aの運転が終了する。
【0035】次に、図3で着火不良が検出された場合の
作動を、図3及び図6に従って説明する。
【0036】図3示のように、前記異常検出手段25に
よりガスバーナ2の着火不良が検出されたときには、ま
ず、図6示のように、着火不良が所定回数以上であるか
否かが判定される。着火不良が例えば、2回以下であれ
ば、異常検出手段25はこの着火不良を装置の異常とは
せず、燃焼ファン5の回転を強めて、再度図3のイグナ
イタON以下の着火動作を繰り返す。
【0037】そして、異常検出手段25は、前記着火不
良が2回を超えたときに、初めてこの着火不良を装置の
異常として検出し、信号を燃焼停止手段26に送る。す
ると、燃焼停止手段26は、比例弁17、主電磁弁1
6、元ガス電磁弁15をOFFして燃料ガスの供給を停
止することによりガスバーナ2の燃焼を停止すると共
に、信号をファン停止時間設定手段27に送る。
【0038】前記着火不良の際には、燃料ガスの供給は
開始されているが、その量は極く微量であるので、燃焼
室1内を換気できる時間だけ燃焼ファン5を駆動すれば
よく、本来のポストパージのための時間で十分に生ガス
を拡散することができる。そこで、ファン停止時間設定
手段27は、5秒タイマ29を作動させ、図6示のよう
に、5秒タイマ29がタイムアップするとファン制御手
段24により燃焼ファン5の回転が停止される。次い
で、運転スイッチがOFFされることにより、給湯器A
の運転が終了する。
【0039】前記のように、本実施例では、前記不具合
が不完全燃焼または立消えの場合には、ガスバーナ2の
通常の停止から燃焼ファン5を停止するまでの時間と同
じ4分タイマ28を作動させるようになっている。これ
は、前記不完全燃焼または立消えの場合には、COガス
または生ガスを放出拡散させるためには、該不具合検出
から燃焼ファン5を停止するまでの時間が長い方が望ま
しく、通常は燃焼ファン5を4分程度駆動すれば、CO
ガスまたは生ガスの濃度を実質的に影響のないレベルま
で低減することができることによる。
【0040】従って、本実施例のように、前記不具合が
不完全燃焼または立消えの場合には、ガスバーナ2の停
止後、通常のポストパージの時間と同じ4分タイマ28
を作動させることにより、不完全燃焼または立消えが検
出されたときのためにそれぞれ独立のタイマを設ける必
要がなくなるとの効果が得られる。
【0041】一方、前記不具合が、ガスバーナ2の着火
不良である場合には、5秒タイマ29を作動させるよう
になっている。これは、この時点ではまだガスバーナ2
の燃焼が開始されておらず、放出された生ガスが極くわ
ずかであるため、燃焼ファン5を前記不完全燃焼または
立消えの場合ほど長時間駆動する必要がなく、前記生ガ
スを本来のポストパージのための時間で十分に排気拡散
できることによる。
【0042】また、前記不具合が燃焼ファン5自体の異
常であるときには、異常状態の燃焼ファン5を長時間駆
動することなく、速やかに停止することが望まれる。そ
こで、本実施例のように、不完全燃焼の場合よりも短い
5秒タイマ29を作動させるようになっている。
【0043】燃焼ファン5の異常が検出されたときに
は、直ちに燃焼ファン5の回転を停止させるようにして
もよいが、そのためには異常検出手段25またはファン
停止時間設定手段27をファン制御手段24に直接接続
しておく必要がある。しかし、本実施例のようにすれ
ば、前記燃焼ファン5の異常が検出された5秒後という
短時間のうちに燃焼ファン5の回転を停止することがで
き、実質的に前記異常の検出直後に燃焼ファン5の回転
を停止するのと同等の効果が得られ、しかも前記のよう
な接続を必要とせず、装置構成を簡単にすることができ
る。
【0044】本実施例では、さらに、前記不具合が燃焼
ファン5以外の装置の異常であるときにも、5秒タイマ
29を作動させて燃焼ファン5を停止するようになって
いるので、前記異常の発生を該燃焼ファン5の停止によ
り報知し、使用者に速やかに認識させることができると
の効果が得られる。この場合にも、前記燃焼ファン5自
体の異常の場合と同様に、前記装置の異常が検出された
後、直ちに燃焼ファン5の回転を停止させるようにして
もよいが、本実施例のようにすることにより、実質的に
前記異常の検出直後に燃焼ファン5の回転を停止するの
と同等の効果が得られ、しかもこの場合のために独立の
タイマを必要としないので装置構成を簡単にすることが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
の燃焼装置によれば、不完全燃焼と燃焼ファンの異常と
が区別されるので、燃焼ファンの異常が検出されたとき
には、不完全燃焼が検出された場合よりも短い時間で燃
焼ファンを停止することができ、異常が発生した燃焼フ
ァンを長時間にわたり駆動して、該燃焼ファンを損傷す
ることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の燃焼装置の構成を示す説明
的断面図。
【図2】図1示の燃焼装置の主制御装置の構成を示すブ
ロック図。
【図3】図1示の燃焼装置の作動を示すフローチャー
ト。
【図4】図1示の燃焼装置の作動を示すフローチャー
ト。
【図5】図1示の燃焼装置の作動を示すフローチャー
ト。
【図6】図1示の燃焼装置の作動を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…燃焼室、2…バーナ、5…燃焼ファン、21…燃焼
制御手段、22…不完全燃焼制御手段、24…ファン制
御手段、25…ファン異常検出手段、26…燃焼停止手
段、27…ファン停止時間設定手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナを収容した燃焼室と、前記バーナに
    燃焼用空気を送風する燃焼ファンと、該バーナの燃焼を
    制御する燃焼制御手段と、該バーナの不完全燃焼を検出
    する不完全燃焼検出手段と、該燃焼ファンの異常を検出
    するファン異常検出手段と、該バーナの不完全燃焼また
    は該燃焼ファンの異常が検出されたときに該バーナの燃
    焼を停止する燃焼停止手段と、該燃焼ファンの駆動を制
    御し、該燃焼制御手段または該燃焼停止手段により該バ
    ーナの燃焼が停止されたときには所定時間後に該燃焼フ
    ァンを停止するファン制御手段とからなる燃焼装置にお
    いて、 前記燃焼ファンの異常が検出されたときには、その検出
    から前記燃焼ファン停止までの時間を、前記不完全燃焼
    が検出されたときよりも短く設定するファン停止時間設
    定手段を設けてなることを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記燃焼装置がガス給湯器であることを特
    徴とする請求項1記載の燃焼装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164308A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Yazaki Corp 燃焼器用co検出装置及びco警報装置

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JP2008164308A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Yazaki Corp 燃焼器用co検出装置及びco警報装置

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