JPH08533U - 深部血管穿刺装置 - Google Patents

深部血管穿刺装置

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JPH08533U
JPH08533U JP11238891U JP11238891U JPH08533U JP H08533 U JPH08533 U JP H08533U JP 11238891 U JP11238891 U JP 11238891U JP 11238891 U JP11238891 U JP 11238891U JP H08533 U JPH08533 U JP H08533U
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blood vessel
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JP11238891U
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富美子 市原
昭夫 市原
Original Assignee
富美子 市原
昭夫 市原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 深部血管を穿刺する際、カニューラを安全且
つ確実に刺入することができる深部血管を穿刺する装
置。 【構成】 上面を開放した細長い箱型の本体1に蓋2を
嵌め合わせて筒状体を構成した血管穿刺針ホルダーAの
一端に針固定孔34を設け、他端に針基固定孔33を設
ける。血管穿刺針ホルダーA内にセットした深部血管穿
刺針Dを針基固定孔33と針固定孔34で固定する。血
管穿刺針ホルダーAの両側壁に設けたスリット49に案
内された滑動子Lを翼状片8で止められるまでスライド
させた際、血管留置針CのカニューラHの先端Yが試し
穿刺針Bの先端Xより僅かに突出できるよう、本体1の
先端部に翼状片8を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は鎖骨下静脈等の深部血管穿刺を容易にする深部血管穿刺装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
鎖骨下静脈等の深部血管穿刺の際はカテラン針で局所浸潤麻酔と試し穿刺を行 い、針の先端が静脈内に穿刺された事を確認して一旦、カテラン針を抜去し、次 いで、合成樹脂製のカニューラに注射針を組み合わせた血管留置針をカテラン針 と同じ方向に穿刺し、血管内に刺入したカニューラを通じて鎖骨下静脈の深部血 管に留置カテーテルを挿入する。しかし、カテラン針を一旦抜去してしまうので 、穿刺針が鎖骨下静脈に入らず、穿刺を繰り返さなければならない事が多い。穿 刺操作の反復により、致命的な合併症を生じる危険が多くなり、症例によっては 血管穿刺が不可能な場合もある。この不便を解消する為に、第5図に示すような 深部血管穿刺針が考案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法では、以下に述べるように二つの問題点がある。第一の問 題点は深部血管穿刺針Dが長い為に針が撓んで操作性が悪くなる事である。第二 の問題点は試し穿刺針Bを挿入した後に試し穿刺針Bに沿って血管留置針Cをス ライドさせて血管内に刺入させる場合、血管留置針Cを何処で止めるか距離の決 定に難点がある事である。本考案は簡単な方法で、上記の二点の不便を解消する ものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
以下、図により説明する。図1は本考案の第1実施例の血管穿刺針ホルダーA の分解図で、本体1と蓋2より構成される。図2は血管穿刺針ホルダーAの組立 図で、本体1に蓋2を嵌め合わせたものである。図3は血管穿刺針ホルダーAの 本体を二分した断面を示す斜視図で、図4は第1図に示した蓋2を裏返した斜視 図である。
【0005】 図5は試し穿刺針Bと血管留置針Cを組み合わせた深部血管穿刺針Dの斜視図 である。図6と図7は深部血管穿刺針Dを血管穿刺針ホルダーAに収容した操作 説明図である。
【0006】 血管穿刺針ホルダーAの第1実施例は、図1の分解図および図2の組立図に示 すように、本体1に蓋2を組み合わせたものである。本体1は図3の断面図に示 すように、上面を開放した細長い箱体の先端と後端の両端部に翼状片8と翼状片 9を残して側壁を除去すると共に先端部と後端部を以下の如く形成する。先端部 側壁を切り欠いて切欠部5を形成し、切欠部5の中央に血管留置針Cのカニュー ラHを嵌め込める針溝4を設ける。後端部は先端部Vと同様に切り欠いて切欠部 7とし、切欠部7の中央に試し穿刺針Bの針基Gを嵌めて保持可能な固定溝6を 設ける。切欠部7は切欠部5のように斜めに切り欠くことも出来る。蓋2は図1 および図2に示すように、四隅を切り欠いて切欠部10と切欠部11を形成する 。切欠部10と切欠部11は図2に示すように本体1に蓋2を嵌めた場合、切欠 部10と切欠部11が本体1の翼状片8と翼状片9に緩く嵌るように形成する。 また、蓋2の先端に係合突起12を設け、後端に係合突起13を設ける。係合突 起13は、本体1の切欠部7の形にならった翼状片で、図2に示すように蓋2を 本体1に被せた場合、切欠部7に緩く嵌る形とする。係合突起13の中央に固定 溝14を設け、本体1に蓋2を嵌めた場合、切欠部7の固定溝6と係合突起13 の固定溝14が固定孔15を形成し、固定孔15は試し穿刺針の針基Gを挟んで 固定できるようにする。尚、固定孔15を細くして注射器の筒先が差し込める大 きさにすることも出来る。蓋2の先端の係合突起12は、蓋2の後端の係合突起 13と切欠部7との関係と同様で、本体1の切欠部5の形に倣った翼状片で、図 2に示すように蓋2を本体1に被せた場合、切欠部5に緩く嵌る形とする。係合 突起12先端中央はカニューラHが嵌る針溝4を設けてもよいし、平坦に形成し てもよい。本体1の切欠部5の針溝4と、係合突起12先端中央部の間に形成さ れた間隙にカニューラHを緩く挟めて保持できるようにする。
【0007】 図5は深部血管穿刺針Dに滑動子Lを嵌めた斜視図である。深部血管穿刺針D は血管留置針Cに試し穿刺針Bを組合せたものである。試し穿刺針Bは22Gや 21Gの長い穿刺針で、外套型の血管留置針Cに挿入した場合、図6および図7 に示すような関係に形成する。即ち図6に示すように、本体1の切欠部7の固定 溝6に試し穿刺針Bの針基Gを嵌め、滑動子Lと血管留置針Cを図のようにセッ トした場合、試し穿刺針Bの先端の露出部aが血管穿刺に必要充分な長さだけ露 出できる長さとする。又、図7に示すように滑動子Lを本体1の翼状片8に当た るまで移動させて血管留置針Cを試し穿刺針Bに沿ってスライドさせた場合、血 管留置針CのカニューラHの先端Yが、試し穿刺針Bの先端Xより多少突出した 位置に来るように、血管留置針Cと試し穿刺針Bの長さを設定すると共に、本体 1の長さと翼状片8の位置とを設定する。滑動子Lは中央に針孔16を貫通させ た柱状構造で、滑動子Lを図6のようにセットした場合、滑動子Lの両端は本体 1の側面の開放口から充分に外方に突出し、滑動子Lの端を保持して試し穿刺針 Bを中心軸にして軸方向に自由に移動させ得る長さとする。尚、滑動子Lは図1 1に示すように滑動子Lにルアー17を設けて、ルアー17を血管留置針Cの針 基Kに固定する事も出来る。
【0008】 緩く嵌る長さの突片18を形成する事もできる。同様に、本体1の底板3の両側 又、図8に示すように、蓋2の両側縁に、本体1の翼状片8と翼状片9の間に縁 に図9や図10に示すような突片19を形成する事も出来る。図2のように翼状 片8、翼状片9および切欠部10、切欠部11により本体1に蓋にを被せた場合 、蓋2と本体1は固定されて水平方向に移動する事はない。突片18を設ける事 により同様な効果を得る事ができる。又、突片18や突片19を形成する事によ り、本体1や蓋2の強度を増し、撓みを防ぐ事が出来る。
【0009】
【作用】
図12は注射器Jを連結した深部血管穿刺針Dを本体1に装着して蓋2を被せ 、穿刺操作を行う操作説明図である。図6から図7に示すように、滑動子Lを移 動させて試し穿刺針Bに沿って血管留置針Cをスライドさせ、滑動子Lが翼状片 8に当たって停止した位置で、血管留置針CのカニューラHの先端Yは試し穿刺 針Bの先端Xより前方に位置する。
【0010】
【実施例】
図13は第2実施例の血管穿刺針ホルダーAを展開した斜視図である。第2実 施例では細長い板片Zの中央部に横方向に開放した固定孔25を設ける。固定孔 25は注射器の筒先が挿入できる大きさあるいは、試し穿刺針の針基Gを嵌めら れる大きさとする。板片Zの固定孔25の両側に対称的に折溝26を設ける。折 溝26を設ける位置は、図14のように折溝26で板片Zを畳んで血管穿刺針ホ ルダーAを組み立てた際に、血管穿刺針ホルダーAの内部に深部血管穿刺針Dが 収容出来るよう設定する。板片Zの底片20の両側に止片23を設けると共に、 底片20と止片23の境界に折溝27を設ける。止片23は第1実施例の翼状片 8と同じ位置に設ける。滑動子Lが移動して止片23で停止した際、血管留置針 CのカニューラHの先端Yが試し穿刺針Bの先端Xより適当に前進した位置に存 在するよう、止片23の位置を設定する。板片Zは折溝26および折溝27で折 り曲げられるような材料で作成する。板片Zの底片20と蓋片22の双方あるい は一方に針溝24を設ける。底片20と蓋片22の針溝24で形成された間隙に 、血管留置針CのカニューラHが保持されるように針溝24を形成する。図14 は第2実施例の血管穿刺針ホルダーAを組み立てた斜視図である。第2実施例で は、使用に際して、板片Zを折溝26と折溝27で折り曲げて図14の如く組立 て、第1実施例と同様に使用するものである。尚、止片23の折溝27を省略し て、止片23が最初から図14のような形に形成する事もできる。
【0011】 図15は、試し穿刺針Bの針基Gの中央部分を角型固定部28として四角形に 形成した深部血管穿刺針Dの斜視図である。図15ではルアー17を設けた滑動 子Lを使用している。深部血管穿刺針Dのその他の部分の組み合せは第1実施例 で示したものと同様である。角型固定部28を四角形に形成することにより、試 し穿刺針Bの刃先の方向と血管留置針Cの刃先の方向を一致させることが可能と なる。即ち、試し穿刺針Bの刃先の方向は角型固定部28で一定に保たれる。一 方、血管留置針Cの針基Kは滑動子Lのルアー17で固定される。また、滑動子 Lはスリット49に沿って移動するので、ルアー17に固定された血管留置針C の刃先は一定方向に保たれる。従って、深部血管穿刺針Dを血管穿刺針ホルダー Aにセットする際に、血管留置針Cの刃先の方向を試し穿刺針Bの刃先の方向に 揃えておけば、滑動子Lがスライドしても、血管留置針Cの刃先の方向と試し穿 刺針Bの刃先の方向は、常に一致させる事ができる。
【0012】 図16は第3実施例を分解した斜視図で、図17は第3実施例を組み立てた斜 視図である。第1実施例では本体1の後端部Wに、図8、図9、図10で示した ような切欠部7を設けた。しかし第3実施例では、図16に示すように、本体1 の後端部Wを試し穿刺針Bの針基Gの角型固定部28が緩く嵌るように切り欠い て針基保持溝32としたものである。即ち、角型固定部28は針基保持溝32の 内部では緩く固定されるので、軸中心に回転することはできない。また蓋2の針 基保持溝32に対応する部位に、針基保持溝32に嵌る針基保持片31を設ける 。針基保持溝32と針基保持片31は、本体1と蓋2を組み合わせると、図17 に示すように針基固定孔33を形成して、図20および図21に示すように、試 し穿刺針Bの針基Gの角型固定部28を保持するものてある。針保持片2は図で は四角であるが、第1実施例のような形にしても構わない。図18、図19は第 3実施例で、図16、図17を逆方向からみた斜視図である。
【0013】 図20は血管穿刺針ホルダーAに、図15に示す深部血管穿刺針Dをセットし た斜視図で、血管穿刺針ホルダーAと滑動子Lと試し穿刺針Bの露出部aと針基 Gを示したものである。図21は作用説明図で、注射器Jを連結した深部血管穿 刺針Dを、蓋2を除いた血管穿刺針ホルダーAの本体1にセットした平面図であ る。滑動子Lを翼状片9側に位置させた場合、血管留置針KおよびカニューラH の大部分は本体1の内部に格納され、試し穿刺針Bの露出部aは突出する。図2 1の矢印の方向に滑動子Lを翼状片8に当たって止まる迄移動させると、血管留 置針CおよびカニューラHは刃先に向かって移動し、カニューラHの先端Yは試 し穿刺針Bの先端Xより突出する。試し穿刺針Bの先端Xが血管内に刺入された 状態で、滑動子Lを翼状片8に当たって止まるまで移動させると、カニューラH の先端Yは必然的に血管内に位置する事になる。
【0014】 図22は大4実施例の分解図で、図23は組み立てた斜視図である。第4実施 例では、先端部Vの針保持溝30に段差35を設け、針基保持溝32に段差36 を設けると共に、蓋2に切欠部10、11を設ける。図23に示すように本体1 の翼状片8、の間に蓋2の切欠部10、11を嵌める。
【0015】 図24は第5実施例の分解図である。第5実施例では、蓋2の先端部に図に示 すように内枠37を設け、内枠37の中央に針溝4を設ける。突片18以外の内 枠37の周囲は削り取って薄く形成すると共に、本体1の翼状片8の内側を薄く して段差3を設ける。また、後端部Wに内枠38を内枠37の要領で形成すると 共に、本体1の対応する部分に段差40を形成する。内枠38に針基固定溝41 を設ける。本体1の翼状片8の間に蓋2の内枠37が嵌り、段差39に接して固 定される。本体1の針基保持溝32と蓋2の針基固定溝41の間に形成される針 基固定孔33で角型固定部28を固定する。
【0016】 図25は第6実施例の展開図である。第6実施例ては、細長い板状片の両端に 固定枠43、44を設けたものである。固定枠43、44の上面の中央に針溝4 を設ける。また、板状片の中央に針固定溝41を設けると共に、その両側に折線 42を設けて板状片が鎖線で示すように折れ畳めるよ固定枠44の上面に係合突 起45を設けると共に、固定枠43の対応する部分に係合凹所46を設ける。係 合突起45と係合凹所46は互いに掛りあって固定枠43と固定枠44がずれな いようにするものである。
【0017】 図26は第7実施例の斜視図である。第7実施例では、基盤50の先端に針固 定枠47を設けた対称的な本体1と蓋2を連結部48と一体構造に成形し、基盤 50が火挟状に適当に開いた状態にしたものである。連結部48に針基固定溝4 1を設ける。使用に際しては、注射器を接続した深部血管穿刺針Dを針基固定溝 41に装着して、二枚の基盤50を閉じ、深部血管穿刺針Dを挟む。
【0018】 図に於いては、血管穿刺針ホルダーAは四角柱状であるが、断面が円形や楕円 形や多角形あるいは偏平状にする事も出来るし、先端を細くしたペン型等にする 事も出来る。尚、血管留置針Cの針先の角度は鋭角でも、直角でも構わない。な お、第3実施例と第4実施例で針基保持片31を省略することもできる。
【0019】
【考案の効果】
単純に血管留置針Cに試し穿刺針Bを組み合わせた深部血管穿刺針Dでは、針 全体の長さが過長になって操作に不便である。本考案では、深部血管穿刺針Dの 試し穿刺に必要な針部分以外は血管穿刺針ホルダーAに収容されている。従って 、本考案を使用して血管穿刺を行う際の操作性は、従来のカテラン針の操作性と 同等であり、カテラン針刺入後の操作性は格段に便利になっている。又、滑動子 Lを使用する場合、試し穿刺が成功した後に、滑動子Lが翼状片8あるいは止片 23で停止するまでスライドさせるとカニューラHの先端Yは必然的に血管内に 刺入される。
【0020】 滑動子Lにルアー17を設けて血管留置針Cの針基Kに挿入して固定すると、 血管留置針Cが軸中心に回転する事を防ぐので、血管留置針Cの刃先と試し穿刺 針Bの刃先の向きを揃える事が出来る。こうする事により、試し穿刺針Bに沿っ て血管留置針Cがスライドする際に、刃先の方向が食い違っている為に生じる針 先での組織の損傷を防止する事ができる。試し穿刺針に装着した注射器Jの方向 を、血管留置針Cの刃先に合わせることにより、血管留置針Cの刃先と試し穿刺 針Bの刃先の方向を揃える事が可能である。
【0021】 以上の如く本考案では、細い試し穿刺針Bで局所浸潤麻酔と深部血管の試し穿 刺を行い、試し穿刺針Bは抜去せずにそのまま血管留置針Cの誘導針として使用 するので、カニューラHを確実に深部血管に刺入する事ができる。従来の方法で は局所麻酔あるいは試し穿刺の後に、カテラン針を抜去する為に血管の位置が分 からなくなり、太い穿刺針で何度も穿刺を繰り返す事があったが、本考案ではそ の不便はない。鎖骨下静脈等の血管穿刺は確実かつ容易であり、気胸、血胸、水 胸、空気栓塞、心房穿孔などの重大な合併症を減らす事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解図である。
【図2】第1実施例の組立図である。
【図3】本体1の断面を示す斜視図である。
【図4】蓋2の斜視図である。
【図5】深部血管穿刺針の斜視図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】蓋2の斜視図である。
【図9】組立図である。
【図10】本体1の断面を示す斜視図である。
【図11】滑動子Lの斜視図である。
【図12】使用説明図である。
【図13】第2実施例の斜視図である。
【図14】第2実施例の組立図である。
【図15】針基Gの角型固定部28を角型に形成した深
部血管穿刺針Dの斜視図である。
【図16】第3実施例を分解した斜視図である。
【図17】第3実施例を組み立てた斜視図である。
【図18】第3実施例を図16と逆方向から見た斜視図
である。
【図19】第3実施例を図17と逆方向から見た斜視図
である。
【図20】第3実施例の操作説明の斜視図である。
【図21】本考案の作用の説明図である。
【図22】第4実施例を分解した斜視図である。
【図23】第4実施例を組み立てた斜視図である。
【図24】第5実施例を分解した斜視図である。
【図25】第6実施例の展開図である。
【図26】第7実施例の斜視図である。
【符号の説明】
A 血管穿刺針ホルダー B 試し穿刺針 C 血管留置針 D 深部血管穿刺針 G 試し穿刺針Bの針基 H カニューラ J 注射器 K 血管留置針Cの針基 L 滑動子 X 試し穿刺針Bの先端 Y カニューラHの先端 Z 板片 a 試し穿刺針Bの露出部 1 本体 2 蓋 3 底板 4 針溝 5、7、10、11 切欠部 6 固定溝 8、9 翼状片 12、13 係合突起 14 固定溝 15 固定孔 16 針孔 17 ルアー 18、19 突片 20 底片 21 連結片 22 蓋片 23 止片 24 針溝 25 固定孔 26、27 折溝 28 角型固定部 29 針保持片 30 針保持溝 31 針基保持片 32 針基保持溝 33 針基固定孔 34 針固定孔 35、36、39、40 段差 37、38 内枠 41 針基固定溝 42 折線 43、44 固定枠 45 係合突起 46 係合凹所 47 針固定枠 48 連結部 49 スリット 50 基盤

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開放した細長い筒状体よりなる本
    体(1)の先端の壁面に底が先細になった切欠部(5)
    を設け、後端に固定溝(6)を設けた切欠部(7)を形
    成し、本体(1)の側壁の翼状片(8)まで滑動子
    (L)が移動した際に、本体(1)に収容した血管留置
    針CのカニューラHの先端(Y)が試し穿刺針Bの先端
    (X)と同位置あるいは少しく前進した位置に存在する
    ように翼状片(8)を形成し、又、後端に於いては滑動
    子(L)が針基(G)に接する事ができるように翼状片
    (9)を形成し、本体(1)の側壁の一部を開放し、本
    体(1)の開放した一面に蓋(2)を被せると共に、本
    体(1)の切欠部(5)と切欠部(7)に対応した形の
    係合突起(12)と係合突起(13)を設けた蓋(2)
    を組み合わせた深部血管穿刺装置。
  2. 【請求項2】 板片(Z)の中央部に固定孔(25)を
    設け、固定孔(25)の両側に連結片(21)を形成し
    て折溝(26)を設けると共に、底板(20)の双方も
    しくは一方に針溝(24)を形成し、底板(20)の適
    当な位置に止片(23)を設けたことを特徴とする深部
    血管穿刺装置。
  3. 【請求項3】 上方を開放した細長い筒状体よりなる本
    体(1)の後端部に試し穿刺針Bの針基(G)の角型固
    定部(28)を嵌め合わすことができるような針基保持
    溝(32)を設け、更に、本体(1)の先端部に針保持
    溝(30)を設けると共に、蓋(2)の針保持溝(3
    0)に対応する部分に針保持溝(30)に嵌る針保持片
    (29)を設け、本体(1)と蓋(2)の翼状片(8)
    および翼状片(9)の間に設けた切欠部の間に隙間を形
    成し、本体(1)と蓋(2)を図17に示すように組み
    合わた際にスリット(49)が形成されるようにし、本
    体(1)に蓋(2)を嵌め合わせた際に、本体(1)と
    蓋(2)間の後端部に角型の針基固定孔(33)を形成
    すると共に、先端部に針固定孔(34)を形成し、スリ
    ット(49)に沿って滑動子Lが円滑に移動できるよう
    にスリット(49)を形成し、また、図19に示すよう
    に針固定孔(34)が形成されるように蓋(2)に設け
    た針保持片(29)と本体(1)に設けた針保持溝(3
    0)の中央の上面に、血管留置針Cを保持できる針溝
    (4)を形成すると共に、図17に示すように本体
    (1)の針基保持溝(32)と蓋(2)に設けた針保持
    片(31)と間に穿刺針Bの針基(G)の角型固定部
    (28)を嵌め込める針基固定孔(33)を形成してな
    る請求項1記載の深部血管穿刺装置。
  4. 【請求項4】 本体(1)の先端部の針保持溝(30)
    に段差(35)を設け、後端部の針基保持溝(32)に
    段差(36)を設けると共に、蓋(2)に切欠部(1
    0)を設けるか、あるいは、段差(35)と段差(3
    6)の一方のみ設けると共に、蓋(2)の対応する部分
    に切欠部(10)、切欠部(11)双方あるいは一方を
    設けた請求項1、又は3記載の深部血管穿刺装置。
  5. 【請求項5】 図24に示すように、蓋(2)に先端部
    を囲むように内枠(37)を設け、内枠(37)の上面
    に針溝(4)を設け、蓋(2)の後端部を囲むように内
    枠(38)を設け、内枠の上面に針基固定溝(41)を
    形成し、内枠(37)と内枠(38)周囲に突片(1
    8)と突片(19)を残して削り取って薄くした形に形
    成し、内枠(37)と内枠(38)はそれぞれ本体
    (1)の翼状片(8)と翼状片(9)の間に嵌るように
    形成すると共に、本体(1)の翼状片(8)と翼状片
    (9)の内側を内枠(37)と内枠(38)の上端が接
    して支持されるように段差(39)と段差(40)を形
    成した請求項1、3又は4記載の深部血管穿刺装置。
  6. 【請求項6】 図25に示すように、細長い板状片の両
    端上面の中央部に針溝(4)を設けた固定枠(43)と
    固定枠(44)を形成し、板状片の中央に試し穿刺針B
    の針基Gの角型固定部(28)が嵌る針基固定溝(4
    1)を設け、針基固定溝(41)の両外側に折線(4
    2)を設け、固定枠(44)の上面に係合突起(45)
    を設けると共に、固定枠(43)の上面に於いて、板状
    片を折線(42)で折り畳んだ際に係合突起(45)が
    掛かる部分に係合凹所(46)を形成した深部血管穿刺
    装置。
  7. 【請求項7】 図26に示すように、基盤(50)の両
    端部に針固定枠(47)を設け、針固定枠(47)の上
    面中央に針溝(4)を設け、針固定枠(47)は請求項
    1に示す翼状片(8)と同じ長さに形成し、基盤(5
    0)の中央部分に試し穿刺針Bの針基Gの角型固定部
    (28)が嵌る針基固定溝(41)を設けた連結部(4
    8)を設け、基盤(50)を火挟状に開いた深部血管穿
    刺装置。
  8. 【請求項8】 深部血管穿刺針(D)を組み合わせた、
    請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の深部血管穿
    刺装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013516288A (ja) * 2010-01-07 2013-05-13 ベラソン インコーポレイテッド 血管アクセスデバイス、システムおよび方法
CN117481785A (zh) * 2024-01-02 2024-02-02 北京精准医械科技有限公司 一种消融针尖端限位缓冲结构及其穿刺装置

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