JPH0853114A - 貼着ラベル剥離装置 - Google Patents
貼着ラベル剥離装置Info
- Publication number
- JPH0853114A JPH0853114A JP18929794A JP18929794A JPH0853114A JP H0853114 A JPH0853114 A JP H0853114A JP 18929794 A JP18929794 A JP 18929794A JP 18929794 A JP18929794 A JP 18929794A JP H0853114 A JPH0853114 A JP H0853114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- roller
- winding roller
- paper
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で持ち運びが容易にできて貼着ラベルの
剥離を連続して高速度で行うことができ、操作が簡単で
作業性が高く、かつ安価な貼着ラベル剥離装置を提供す
る。 【構成】 筐体６の前側面15上部に開口９と、筐体６の
前側面15上端よりその外周面がほぼ直角以内の角度を有
する下方に位置して巻込ローラ２と、巻込ローラ２に従
動する従動ローラ５と、巻台紙３を反転搬送するガイド
板11と、巻込ローラ２を回転させる駆動手段12と、開口
の下方に位置して前側面15外側に巻台紙３又は剥離され
た貼着ラベル８が無いことを検知する検知センサ10とを
設け、検知センサ11の検知信号が入力された駆動手段12
は巻込ローラ２を回転させ、取込まれた巻台紙３をガイ
ド板11に案内されて巻込ローラ２と従動ローラ５とのニ
ップ部４を経由して筐体６外方に排出し、更に筐体６の
後端部側面13及び底面14を曲面に形成した。
剥離を連続して高速度で行うことができ、操作が簡単で
作業性が高く、かつ安価な貼着ラベル剥離装置を提供す
る。 【構成】 筐体６の前側面15上部に開口９と、筐体６の
前側面15上端よりその外周面がほぼ直角以内の角度を有
する下方に位置して巻込ローラ２と、巻込ローラ２に従
動する従動ローラ５と、巻台紙３を反転搬送するガイド
板11と、巻込ローラ２を回転させる駆動手段12と、開口
の下方に位置して前側面15外側に巻台紙３又は剥離され
た貼着ラベル８が無いことを検知する検知センサ10とを
設け、検知センサ11の検知信号が入力された駆動手段12
は巻込ローラ２を回転させ、取込まれた巻台紙３をガイ
ド板11に案内されて巻込ローラ２と従動ローラ５とのニ
ップ部４を経由して筐体６外方に排出し、更に筐体６の
後端部側面13及び底面14を曲面に形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、貼着ラベル剥離装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の貼着ラベル剥離装置１には、図
３，４に示すように、巻込ローラ２と、この巻込ローラ
２に当接して巻込ローラ２に従動して巻台紙３を両者の
ニップ部４から取込む金属性従動ローラ５と、巻込ロー
ラ２を図示しない複数個の歯車を介して回転させる100
Ｖ交流モータとを有し、それが堅固な筐体６に収納さ
れ、また、筐体前側面15に巻台紙３又は剥離された貼着
ラベル８が存在しないことを検知する検知センサ10を設
けるとともに筐体上面前端部に貼着ラベル剥離板７を具
え、更に貼着ラベル８が貼着されている巻台紙３は、筐
体６の後部に設けられたラベル押え20、及びラベルロー
ルシャフト21を有するラベルハンガー22に保持されてい
る大型で重量のあるものが工業用として用いられてい
る。このようなものは、検知センサ10が筐体前側面15上
端部に巻台紙３又は剥離された貼着ラベル８が存在しな
いことを検知した際、その出力が入力された交流モータ
は回転して巻込ローラ２を回転させ、貼着ラベル８が貼
着されている巻台紙３は貼着ラベル剥離板７から屈曲し
て貼着ラベル８を剥離させながら前記ニップ部４に取込
まれて搬送され、筐体前側面15の下方に設けられた開口
24から外方に排出されるようになっており、工場などの
生産ラインに固定して設置される。なお、25はラベル位
置ガイド部材、26はテンションシャフト、27はテンショ
ンの強さを調節するラベルテンション可変コイル、28は
巻台紙にテンションを与えるテンション板、29は検知セ
ンサ10の位置を調節する調整つまみ、30はラベルの剥離
長さを調節するラベル長短ボリウム、31は電源スイッチ
をそれぞれ示す。
３，４に示すように、巻込ローラ２と、この巻込ローラ
２に当接して巻込ローラ２に従動して巻台紙３を両者の
ニップ部４から取込む金属性従動ローラ５と、巻込ロー
ラ２を図示しない複数個の歯車を介して回転させる100
Ｖ交流モータとを有し、それが堅固な筐体６に収納さ
れ、また、筐体前側面15に巻台紙３又は剥離された貼着
ラベル８が存在しないことを検知する検知センサ10を設
けるとともに筐体上面前端部に貼着ラベル剥離板７を具
え、更に貼着ラベル８が貼着されている巻台紙３は、筐
体６の後部に設けられたラベル押え20、及びラベルロー
ルシャフト21を有するラベルハンガー22に保持されてい
る大型で重量のあるものが工業用として用いられてい
る。このようなものは、検知センサ10が筐体前側面15上
端部に巻台紙３又は剥離された貼着ラベル８が存在しな
いことを検知した際、その出力が入力された交流モータ
は回転して巻込ローラ２を回転させ、貼着ラベル８が貼
着されている巻台紙３は貼着ラベル剥離板７から屈曲し
て貼着ラベル８を剥離させながら前記ニップ部４に取込
まれて搬送され、筐体前側面15の下方に設けられた開口
24から外方に排出されるようになっており、工場などの
生産ラインに固定して設置される。なお、25はラベル位
置ガイド部材、26はテンションシャフト、27はテンショ
ンの強さを調節するラベルテンション可変コイル、28は
巻台紙にテンションを与えるテンション板、29は検知セ
ンサ10の位置を調節する調整つまみ、30はラベルの剥離
長さを調節するラベル長短ボリウム、31は電源スイッチ
をそれぞれ示す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記のような貼着ラベ
ル剥離装置は、大がかりで大型、かつ重量のある装置で
あって、どこの場所でも持ち運びができて簡単に使うこ
とができず、巻台紙の幅に合わせてラベル押えの幅を調
節しなければならなくて取扱に手間がかかり作業性が悪
いという問題がある。
ル剥離装置は、大がかりで大型、かつ重量のある装置で
あって、どこの場所でも持ち運びができて簡単に使うこ
とができず、巻台紙の幅に合わせてラベル押えの幅を調
節しなければならなくて取扱に手間がかかり作業性が悪
いという問題がある。
【０００４】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の貼着ラベル剥離装置がもつ問題を解消し、小型で持
ち運びが容易にできて貼着ラベルの剥離を容易に行うこ
とができ、操作が簡単で作業性が著しく高く、かつ安価
な貼着ラベル剥離装置を提供するにある。
来の貼着ラベル剥離装置がもつ問題を解消し、小型で持
ち運びが容易にできて貼着ラベルの剥離を容易に行うこ
とができ、操作が簡単で作業性が著しく高く、かつ安価
な貼着ラベル剥離装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項１の発明は、巻台紙に
連続して貼着された貼着ラベルを引出して載置する筐体
の前側面上部に貼着ラベルが剥離された巻台紙を取込む
開口と、前記筐体の前側上面端よりその外周面がほぼ直
角以内の角度を有する下方に位置してその上面で巻台紙
を巻込む巻込ローラと、この巻込ローラに当接して巻込
ローラに従動する従動ローラと、前記巻込ローラの外周
上方を包囲して取込まれた巻台紙を巻込ローラと従動ロ
ーラとのニップ部に反転搬送する搬送路を形成するガイ
ド板と、巻込ローラを回転させる駆動手段と、前記開口
の下方に位置して前側面外側に巻台紙又は剥離された貼
着ラベルが存在していないことを検知する検知センサと
を具え、この検知センサの検知信号が入力された駆動手
段は巻込ローラを回転させ巻台紙を巻込ローラの外周上
面に取込み、この巻台紙がガイド板に案内されて前記ニ
ップ部を経由して筐体外方に排出され、さらに、貼着ラ
ベルが貼着されている巻台紙を収納する筐体の後端部側
面及び底面を曲面に形成したことを特徴とするものであ
る。請求項２の発明は、請求項１の発明において、筐体
の上面の前面側に巻台紙を押える巻台紙押え部材を設け
たものである。
な目的を達成するために、請求項１の発明は、巻台紙に
連続して貼着された貼着ラベルを引出して載置する筐体
の前側面上部に貼着ラベルが剥離された巻台紙を取込む
開口と、前記筐体の前側上面端よりその外周面がほぼ直
角以内の角度を有する下方に位置してその上面で巻台紙
を巻込む巻込ローラと、この巻込ローラに当接して巻込
ローラに従動する従動ローラと、前記巻込ローラの外周
上方を包囲して取込まれた巻台紙を巻込ローラと従動ロ
ーラとのニップ部に反転搬送する搬送路を形成するガイ
ド板と、巻込ローラを回転させる駆動手段と、前記開口
の下方に位置して前側面外側に巻台紙又は剥離された貼
着ラベルが存在していないことを検知する検知センサと
を具え、この検知センサの検知信号が入力された駆動手
段は巻込ローラを回転させ巻台紙を巻込ローラの外周上
面に取込み、この巻台紙がガイド板に案内されて前記ニ
ップ部を経由して筐体外方に排出され、さらに、貼着ラ
ベルが貼着されている巻台紙を収納する筐体の後端部側
面及び底面を曲面に形成したことを特徴とするものであ
る。請求項２の発明は、請求項１の発明において、筐体
の上面の前面側に巻台紙を押える巻台紙押え部材を設け
たものである。
【０００６】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項１の発
明は、巻台紙に連続して貼着された貼着ラベルを引出し
て載置する筐体の前側上面端よりその外周面がほぼ直角
以内の角度を有する下方に位置してその上面で巻台紙を
巻込む巻込ローラと、この巻込ローラに当接して巻込ロ
ーラに従動する従動ローラと、前記巻込ローラの外周上
方を包囲して取込まれた巻台紙を巻込ローラと従動ロー
ラとのニップ部に反転搬送する搬送路を形成するガイド
板と、巻込ローラを回転させる駆動手段とを具え、前記
筐体の前側面上部に貼着ラベルが剥離された巻台紙を取
込む開口の下方に位置して前側面外側に設けられてい
て、巻台紙又は剥離された貼着ラベルが存在していない
ことを検知する検知センサの検知信号が入力された駆動
手段は巻込ローラを回転させ巻台紙を巻込ローラの外周
上面に取込み、この巻台紙がガイド板に案内されて前記
ニップ部を経由して筐体外方に排出され、さらに、貼着
ラベルが貼着されている巻台紙を収納する筐体の後端部
側面を曲面に形成していて、巻台紙が取り出される際、
巻台紙の幅の大小にかかわらず巻台紙が常に収納部の中
央部に移動してきて安定して引き出せる。請求項２の発
明は、筐体の上面の前面側に設けられた巻台紙押え部材
が巻台紙の浮きを押えて引き出させる。
明は、巻台紙に連続して貼着された貼着ラベルを引出し
て載置する筐体の前側上面端よりその外周面がほぼ直角
以内の角度を有する下方に位置してその上面で巻台紙を
巻込む巻込ローラと、この巻込ローラに当接して巻込ロ
ーラに従動する従動ローラと、前記巻込ローラの外周上
方を包囲して取込まれた巻台紙を巻込ローラと従動ロー
ラとのニップ部に反転搬送する搬送路を形成するガイド
板と、巻込ローラを回転させる駆動手段とを具え、前記
筐体の前側面上部に貼着ラベルが剥離された巻台紙を取
込む開口の下方に位置して前側面外側に設けられてい
て、巻台紙又は剥離された貼着ラベルが存在していない
ことを検知する検知センサの検知信号が入力された駆動
手段は巻込ローラを回転させ巻台紙を巻込ローラの外周
上面に取込み、この巻台紙がガイド板に案内されて前記
ニップ部を経由して筐体外方に排出され、さらに、貼着
ラベルが貼着されている巻台紙を収納する筐体の後端部
側面を曲面に形成していて、巻台紙が取り出される際、
巻台紙の幅の大小にかかわらず巻台紙が常に収納部の中
央部に移動してきて安定して引き出せる。請求項２の発
明は、筐体の上面の前面側に設けられた巻台紙押え部材
が巻台紙の浮きを押えて引き出させる。
【０００７】
【実施例】この発明の第１実施例は図１に示すようであ
って、筐体６を軽量な合成樹脂などで形成し、この筐体
６は巻台紙３に連続して貼着された貼着ラベル８を引出
して載置する筐体６の前側面15の上部に貼着ラベル８が
剥離された巻台紙３を取込む開口９と、この開口９の下
方にあって筐体６の前側面15の上端よりその外周面がほ
ぼ直角以内の角度を有する位置にその上面で巻台紙３を
巻込む巻込ローラ２と、この巻込ローラ２に当接して巻
込ローラ２に従動して巻台紙３を両者のニップ部４から
排出する従動ローラ５と、巻込ローラ２の外周上方を包
囲して取込まれた巻台紙３をニップ部４に反転搬送する
搬送路を形成するガイド板11と、巻込ローラ２を回転さ
せる駆動手段12と、開口９の外方下部に位置して巻台紙
３又は剥離された貼着ラベル８が存在していないことを
検知する検知センサ10とを具え、この検知センサ10の検
知信号を駆動手段12に入力し、さらに、貼着ラベル８が
貼着されている巻台紙３を収納する筐体６の後端部側面
13と底面14とを曲面に形成したものである。また、この
実施例は巻台紙３の幅がおおよそ10cm以下のものを用い
ることを対象として筐体６及び機構部品が形成されてい
る。
って、筐体６を軽量な合成樹脂などで形成し、この筐体
６は巻台紙３に連続して貼着された貼着ラベル８を引出
して載置する筐体６の前側面15の上部に貼着ラベル８が
剥離された巻台紙３を取込む開口９と、この開口９の下
方にあって筐体６の前側面15の上端よりその外周面がほ
ぼ直角以内の角度を有する位置にその上面で巻台紙３を
巻込む巻込ローラ２と、この巻込ローラ２に当接して巻
込ローラ２に従動して巻台紙３を両者のニップ部４から
排出する従動ローラ５と、巻込ローラ２の外周上方を包
囲して取込まれた巻台紙３をニップ部４に反転搬送する
搬送路を形成するガイド板11と、巻込ローラ２を回転さ
せる駆動手段12と、開口９の外方下部に位置して巻台紙
３又は剥離された貼着ラベル８が存在していないことを
検知する検知センサ10とを具え、この検知センサ10の検
知信号を駆動手段12に入力し、さらに、貼着ラベル８が
貼着されている巻台紙３を収納する筐体６の後端部側面
13と底面14とを曲面に形成したものである。また、この
実施例は巻台紙３の幅がおおよそ10cm以下のものを用い
ることを対象として筐体６及び機構部品が形成されてい
る。
【０００８】巻込ローラ２と従動ローラ５とはゴムなど
の弾性部材で形成してそれぞれ芯金の回転軸を有し、巻
込ローラ２には巻台紙３を巻込み易くするために摩擦係
数の大きい材質のものを用いている。また通常のものに
あって巻込み方向に図示しないが斜めの溝などを設けて
もよい。
の弾性部材で形成してそれぞれ芯金の回転軸を有し、巻
込ローラ２には巻台紙３を巻込み易くするために摩擦係
数の大きい材質のものを用いている。また通常のものに
あって巻込み方向に図示しないが斜めの溝などを設けて
もよい。
【０００９】検知センサ10は光反射型の発光受光素子を
有する光センサを用い、この検知センサ10を開口９の下
方に位置して前側面15の外側に設け、光センサが巻台紙
３又は剥離された貼着ラベル８の長さが前側面15の上端
よりおおよそ２ミリメートル以上出たことを検知した
際、その情報が入力された駆動手段12は巻込ローラ２を
停止させ、そして貼着ラベル８が剥離され巻台紙３も存
在していないことを検知した際、その検知信号を出力
し、この出力が入力された駆動手段12は巻込ローラ２の
回転を開始させる。
有する光センサを用い、この検知センサ10を開口９の下
方に位置して前側面15の外側に設け、光センサが巻台紙
３又は剥離された貼着ラベル８の長さが前側面15の上端
よりおおよそ２ミリメートル以上出たことを検知した
際、その情報が入力された駆動手段12は巻込ローラ２を
停止させ、そして貼着ラベル８が剥離され巻台紙３も存
在していないことを検知した際、その検知信号を出力
し、この出力が入力された駆動手段12は巻込ローラ２の
回転を開始させる。
【００１０】貼着ラベル８が貼着されている巻台紙３を
収納する筐体６の後端部側面13と底面14とを曲面に形成
し、巻台紙３が送り出される際、巻台紙３の幅の大小に
かかわらず巻台紙３が常に収納部の中央部、いわゆる谷
のところに移動してきて安定して引き出させて、ラベル
位置ガイド部材などを設ける必要がない。
収納する筐体６の後端部側面13と底面14とを曲面に形成
し、巻台紙３が送り出される際、巻台紙３の幅の大小に
かかわらず巻台紙３が常に収納部の中央部、いわゆる谷
のところに移動してきて安定して引き出させて、ラベル
位置ガイド部材などを設ける必要がない。
【００１１】巻込ローラ２の回転軸の受軸孔を長孔に形
成して巻込ローラ２の自重によって従動ローラ５と当接
して巻台紙３を巻込んで排出するようになっている。ま
た巻込ローラ２と従動ローラ５との当接圧を自重によら
ず、巻込ローラ２の回転軸の受軸孔をその径に嵌合する
丸孔としていずれかの回転軸を従動ローラに押圧するよ
うにスプリングで付勢してもよい。
成して巻込ローラ２の自重によって従動ローラ５と当接
して巻台紙３を巻込んで排出するようになっている。ま
た巻込ローラ２と従動ローラ５との当接圧を自重によら
ず、巻込ローラ２の回転軸の受軸孔をその径に嵌合する
丸孔としていずれかの回転軸を従動ローラに押圧するよ
うにスプリングで付勢してもよい。
【００１２】駆動手段12は交換可能なように電池ボック
スに収納された電池16を電源とする小型モータ17と、そ
の回転力を巻込ローラ２に伝達する複数個の歯車18と、
検知センサ10の検出出力が入力される制御手段19とを有
していて、検知センサ10は巻台紙３または貼着ラベル８
が検知センサ10の上部にきたことを検知した際、検知セ
ンサ10の検出出力が入力された制御手段19が小型モータ
17を駆動を停止して巻込ローラ２を停止させ、それらが
存在しなくなったことを検知した際、巻込ローラ２を回
転させる。そして巻込まれた巻台紙３は巻込ローラ２の
回転方向、すなわち巻込方向にあって巻込ローラ２の筒
体部との接触面積が大きくなりスリップすることがない
ので、巻込ローラ２と従動ローラ５との押圧力は小さな
ものでよく、従って巻込ローラ２の回転は小型の電池16
で駆動される小型モータ17の駆動力で十分である。ま
た、電池ボックスの他に小型モータ17の電源として交流
アダプタの直流出力を接続するソケットを筐体６に設け
てもよい。
スに収納された電池16を電源とする小型モータ17と、そ
の回転力を巻込ローラ２に伝達する複数個の歯車18と、
検知センサ10の検出出力が入力される制御手段19とを有
していて、検知センサ10は巻台紙３または貼着ラベル８
が検知センサ10の上部にきたことを検知した際、検知セ
ンサ10の検出出力が入力された制御手段19が小型モータ
17を駆動を停止して巻込ローラ２を停止させ、それらが
存在しなくなったことを検知した際、巻込ローラ２を回
転させる。そして巻込まれた巻台紙３は巻込ローラ２の
回転方向、すなわち巻込方向にあって巻込ローラ２の筒
体部との接触面積が大きくなりスリップすることがない
ので、巻込ローラ２と従動ローラ５との押圧力は小さな
ものでよく、従って巻込ローラ２の回転は小型の電池16
で駆動される小型モータ17の駆動力で十分である。ま
た、電池ボックスの他に小型モータ17の電源として交流
アダプタの直流出力を接続するソケットを筐体６に設け
てもよい。
【００１３】このようなものにあって、電源スイッチ31
がオンされて巻込ローラ２が回転を開始し、巻台紙３又
は貼着ラベル８が前側面15端からおおよそ２ミリメート
ル以上出たことを検知センサ10が検知すると巻込ローラ
２は回転を停止し、さらに巻台紙３が開口９から取込ま
れ、剥離した貼着ラベル８が取り除かれたことを検知し
た際、巻込ローラ２は再び回転を開始して開口９に差し
込まれた巻台紙３は開口９の上端部がなす曲面に沿って
直角以下の鋭角をもって巻込ローラ２の外周上面に取込
まれ、前記曲面によって巻台紙３が屈曲してその屈曲点
より貼着ラベル８を剥離させながらさらに巻込ローラ２
に巻込まれ、ガイド板11に案内されて巻台紙３は反転搬
送されて巻込ローラ２と従動ローラ５とのニップ部４を
経由して排出される。剥離された貼着ラベル８が取り除
かれなければ巻込ローラ２の回転は停止したままであ
る。
がオンされて巻込ローラ２が回転を開始し、巻台紙３又
は貼着ラベル８が前側面15端からおおよそ２ミリメート
ル以上出たことを検知センサ10が検知すると巻込ローラ
２は回転を停止し、さらに巻台紙３が開口９から取込ま
れ、剥離した貼着ラベル８が取り除かれたことを検知し
た際、巻込ローラ２は再び回転を開始して開口９に差し
込まれた巻台紙３は開口９の上端部がなす曲面に沿って
直角以下の鋭角をもって巻込ローラ２の外周上面に取込
まれ、前記曲面によって巻台紙３が屈曲してその屈曲点
より貼着ラベル８を剥離させながらさらに巻込ローラ２
に巻込まれ、ガイド板11に案内されて巻台紙３は反転搬
送されて巻込ローラ２と従動ローラ５とのニップ部４を
経由して排出される。剥離された貼着ラベル８が取り除
かれなければ巻込ローラ２の回転は停止したままであ
る。
【００１４】第２実施例は、図２に示すように、筐体６
の上面の先方部に巻台紙３の浮きを押える棒状部材32を
設けたものである以外第１実施例と異なるところがな
い。
の上面の先方部に巻台紙３の浮きを押える棒状部材32を
設けたものである以外第１実施例と異なるところがな
い。
【００１５】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、請求
項１の発明は、巻台紙に連続して貼着された貼着ラベル
を引出して載置する筐体の前側面上部に貼着ラベルが剥
離された巻台紙を取込む開口と、前記筐体の前側上面端
よりその外周面がほぼ直角以内の角度を有する下方に位
置してその上面で巻台紙を巻込む巻込ローラと、この巻
込ローラに当接して巻込ローラに従動する従動ローラ
と、前記巻込ローラの外周上方を包囲して取込まれた巻
台紙を巻込ローラと従動ローラとのニップ部に反転搬送
する搬送路を形成するガイド板と、巻込ローラを回転さ
せる駆動手段と、前記開口の下方に位置して前側面外側
に巻台紙又は剥離された貼着ラベルが存在していないこ
とを検知する検知センサとを具え、この検知センサの検
知信号が入力された駆動手段は巻込ローラを回転させ巻
台紙を巻込ローラの外周上面に取込み、この巻台紙がガ
イド板に案内されて前記ニップ部を経由して筐体外方に
排出され、さらに、貼着ラベルが貼着されている巻台紙
を収納する筐体の後端部側面及び底面を曲面に形成した
ので、小型で持ち運びが容易にできて貼着ラベルの剥離
を連続して高速度で容易に行うことができ、操作が簡単
で作業性が高く、巻台紙の幅の大小にかかわらずそれを
常に巻台紙収納部の中央部に位置するように保持でき
て、かつ安価な貼着ラベル剥離装置を得ることができる
という効果がある。請求項２の発明は、筐体の上面の前
面側に巻台紙を押える巻台紙押え部材を設けたので、巻
台紙が押えられて浮くことがなく、安定して引き出され
るという効果がある。
項１の発明は、巻台紙に連続して貼着された貼着ラベル
を引出して載置する筐体の前側面上部に貼着ラベルが剥
離された巻台紙を取込む開口と、前記筐体の前側上面端
よりその外周面がほぼ直角以内の角度を有する下方に位
置してその上面で巻台紙を巻込む巻込ローラと、この巻
込ローラに当接して巻込ローラに従動する従動ローラ
と、前記巻込ローラの外周上方を包囲して取込まれた巻
台紙を巻込ローラと従動ローラとのニップ部に反転搬送
する搬送路を形成するガイド板と、巻込ローラを回転さ
せる駆動手段と、前記開口の下方に位置して前側面外側
に巻台紙又は剥離された貼着ラベルが存在していないこ
とを検知する検知センサとを具え、この検知センサの検
知信号が入力された駆動手段は巻込ローラを回転させ巻
台紙を巻込ローラの外周上面に取込み、この巻台紙がガ
イド板に案内されて前記ニップ部を経由して筐体外方に
排出され、さらに、貼着ラベルが貼着されている巻台紙
を収納する筐体の後端部側面及び底面を曲面に形成した
ので、小型で持ち運びが容易にできて貼着ラベルの剥離
を連続して高速度で容易に行うことができ、操作が簡単
で作業性が高く、巻台紙の幅の大小にかかわらずそれを
常に巻台紙収納部の中央部に位置するように保持でき
て、かつ安価な貼着ラベル剥離装置を得ることができる
という効果がある。請求項２の発明は、筐体の上面の前
面側に巻台紙を押える巻台紙押え部材を設けたので、巻
台紙が押えられて浮くことがなく、安定して引き出され
るという効果がある。
【図１】この発明の第１実施例の概略縦断面図である。
【図２】同上の第２実施例の概略縦断面図である。
【図３】従来の貼着ラベル剥離装置の斜視図である。
【図４】同上の巻台紙が巻込ローラと従動ローラとのニ
ップ部に取込まれる状態を示す説明図である。
ップ部に取込まれる状態を示す説明図である。
１ 貼着ラベル剥離装置 ２ 巻込ローラ ３ 巻台紙 ４ ニップ部 ５ 従動ローラ ６ 筐体 ８ 貼着ラベル ９ 開口 11 ガイド板 12 駆動手段 13 後端部側面 14 後端部底面 15 前側面 16 電池 32 棒状部材
Claims (2)
- 【請求項１】 巻台紙に連続して貼着された貼着ラベル
を引出して載置する筐体の前側面上部に貼着ラベルが剥
離された巻台紙を取込む開口と、前記筐体の前側上面端
よりその外周面がほぼ直角以内の角度を有する下方に位
置してその上面で巻台紙を巻込む巻込ローラと、この巻
込ローラに当接して巻込ローラに従動する従動ローラ
と、前記巻込ローラの外周上方を包囲して取込まれた巻
台紙を巻込ローラと従動ローラとのニップ部に反転搬送
する搬送路を形成するガイド板と、巻込ローラを回転さ
せる駆動手段と、前記開口の下方に位置して前側面外側
に巻台紙又は剥離された貼着ラベルが存在していないこ
とを検知する検知センサとを具え、この検知センサの検
知信号が入力された駆動手段は巻込ローラを回転させ巻
台紙を巻込ローラの外周上面に取込み、この巻台紙がガ
イド板に案内されて前記ニップ部を経由して筐体外方に
排出され、さらに、貼着ラベルが貼着されている巻台紙
を収納する筐体の後端部側面及び底面を曲面に形成した
ことを特徴とする貼着ラベル剥離装置。 - 【請求項２】 筐体の上面の前面側に巻台紙を押える巻
台紙押え部材を設けた請求項１の貼着ラベル剥離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18929794A JPH0853114A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 貼着ラベル剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18929794A JPH0853114A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 貼着ラベル剥離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853114A true JPH0853114A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16238980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18929794A Pending JPH0853114A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | 貼着ラベル剥離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853114A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005187060A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Sato Corp | 剥離装置 |
| US6994229B2 (en) | 2002-11-12 | 2006-02-07 | Dell Products I.P. | Device for dispensing laminar items |
| CN113770067A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-12-10 | 杭州中芯微科技有限公司 | 一种用于rfid标签性能感应检测剥离设备 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP18929794A patent/JPH0853114A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6994229B2 (en) | 2002-11-12 | 2006-02-07 | Dell Products I.P. | Device for dispensing laminar items |
| JP2005187060A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Sato Corp | 剥離装置 |
| JP4664590B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2011-04-06 | 株式会社サトー | 剥離装置 |
| CN113770067A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-12-10 | 杭州中芯微科技有限公司 | 一种用于rfid标签性能感应检测剥离设备 |
| CN113770067B (zh) * | 2021-09-09 | 2023-05-12 | 山东新溯源电子商务有限公司 | 一种用于rfid标签性能感应检测剥离设备 |
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