JPH0852130A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH0852130A
JPH0852130A JP7131664A JP13166495A JPH0852130A JP H0852130 A JPH0852130 A JP H0852130A JP 7131664 A JP7131664 A JP 7131664A JP 13166495 A JP13166495 A JP 13166495A JP H0852130 A JPH0852130 A JP H0852130A
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ray
rotating
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秀弘 藤田
Hisashi Tatsuzaki
寿 立崎
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4488Means for cooling

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転部を大型化せずに高速回転化が可能なX
線CT装置を提供することにある。 【構成】 被検体の断面像を得るために回転する回転部
11に設けられたX線管球ユニット13、X線管球冷却
ユニット15、X線検出ユニット17、信号増幅ユニッ
ト19、メカ制御ユニット21、電源ユニット23等の
複数のユニットの周囲を形状の不変な布状のバンド30
で囲って締付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体のスライス画像
を得るX線CT装置に係わり、特に、スライス画像を得
るために回転する回転部の高速回転化が可能なX線CT
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図2に示すように、X線を被
検体に曝射し被検体の断面画像信号を得るX線CT架台
10と、X線CT架台10の動作を制御するとともにX
線CT架台10により得られた断面画像信号を画像処理
して画面表示する制御装置50と、被検体を載置する寝
台70とを備え、X線CT架台10の回転部と固定部を
結ぶ各ケーブルをスリップリングに置き換えたスリップ
リング方式のX線CT装置100では、スリップリング
によって画質が低下するため、得られた断面画像信号を
回転部側で増幅させるものも開発されている。
【0003】前記回転部側で断面画像信号を増幅するX
線CT装置100では、図11に示すように、X線CT
架台10内の回転部11上に、X線を曝射するX線管球
ユニット13と、X線管球を冷却するX線管球冷却ユニ
ット15と、X線管球ユニット13から曝射され被検体
を通過したX線を検出するX線検出ユニット17と、X
線検出ユニット17により検出された信号を増幅する信
号増幅ユニット19と、回転部11の回転動作を制御す
るメカ制御ユニット21と、X線管球ユニット13とX
線管球冷却ユニット15とX線検出ユニット17と信号
増幅ユニット19とメカ制御ユニット21の電源である
電源ユニット23等の複数のユニットがボルト25によ
って固定されている。なお、回転部11への前記複数の
ユニットの接続は、回転部11に接続された断面略コの
字型の回転部固定ベースを介して行われている場合もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
図2に示すようなX線CT装置100では、X線CT架
台10内に設けられた回転部を検査時間の短縮化の目的
で高速に回転させる傾向があり、この高速回転による遠
心力の増大に伴って前記ボルト25も大型化、多数化し
ている。このため、回転部11が大型化し、延いてはX
線CT装置100そのものが大型化するという問題があ
る。本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、そ
の目的は、回転部を大型化せずに高速回転化が可能なX
線CT装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、被検体の断面像を得るために回転す
る回転部に設けられた複数のユニットを前記回転部との
取付面側と対向する面側で一体的に固定する固定手段を
有することを要旨とする。また前記固定手段は、被検体
の断面像を得るために回転する回転部に設けられた複数
のユニットの周囲を形状の不変な布状のバンドで囲って
締付けるものである。さらに前記固定手段は、被検体の
断面像を得るために回転する回転部に設けられた複数の
ユニットの内、隣接するユニット同士を剛体の固定板で
固定するものである。さらに前記固定手段は、被検体の
断面像を得るために回転する回転部に設けられた複数の
ユニットの各上面を円環状の固定板にそれぞれ固定する
ものである。
【0006】また、本願第2の発明は、被検体の断面像
を得るために回転する円筒状の回転部の内周面に被検体
の断面像を得るための複数のユニットをそれぞれ固定し
たことを要旨とする。また前記回転部は、平行に配置し
た二つの円環状部材とこの二つの円環状部材とを接続し
た複数の棒体とから成る円筒状の部材を用いても良い。
【0007】また、本願第3の発明は、被検体の断面像
を得るための複数のユニットを固定する複数の固定用部
材を前記被検体の断面像を得るために回転する回転部と
ともに一体成型し、この複数の固定用部材に前記各ユニ
ットを対応させて固定したことを要旨とする。
【0008】
【作用】本願第1の発明のX線CT装置は、被検体の断
面像を得るために回転する回転部に設けられた複数のユ
ニットを前記回転部との取付面と対向する面側で固定手
段によって一体的に固定するようにしているので、前記
回転部を回転させたとき、相対する(180度反対方
向)ユニット同士で遠心力を相殺する。
【0009】本願第2の発明のX線CT装置は、被検体
の断面像を得るために回転する円筒状の回転部の内周面
に被検体の断面像を得るための複数のユニットをそれぞ
れ固定するようにしているので、前記回転部を回転させ
たとき、相対する(180度反対方向)ユニット同士で
遠心力を相殺する。
【0010】本願第3の発明のX線CT装置は、被検体
の断面像を得るための複数のユニットを固定する複数の
固定用部材を前記被検体の断面像を得るために回転する
回転部とともに一体成型し、この複数の固定用部材に前
記各ユニットを対応させて固定しているので、前記回転
部を回転させたときに生じる遠心力に対する耐久性が増
す。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る第1実施例を図面を参照
して説明する。本発明が適用されるX線CT装置は、例
えば図2に示すように従来のX線CT装置100と同様
にX線を被検体に曝射し被検体の断面画像信号を得るX
線CT架台10と、X線CT架台10の動作を制御する
とともにX線CT架台10により得られた断面画像信号
を画像処理して画面表示する制御装置50と、被検体を
載置する寝台70とを備え、特に、X線CT架台10内
に設けられた回転部(図1参照)の高速回転化を可能に
するものである。
【0012】図1(a)は、本発明に係る第1実施例の
X線CT装置の回転部11-1の正面図であり、図1
(b)は、回転部11-1の左側面図、図1(c)は回転
部11-1の右側面図である。なお、図4に示す従来のX
線CT装置100と同一部材には同一番号を付して説明
は省略する。
【0013】第1実施例のX線CT装置は、図1に示す
ように、回転部11-1上に、X線管球ユニット13と、
X線管球冷却ユニット15と、X線検出ユニット17
と、信号増幅ユニット19と、メカ制御ユニット21
と、電源ユニット23等の複数のユニットをボルト25
により固定した状態で前記複数のユニットの周囲をバン
ド30で囲って締付けたものである。
【0014】前記バンド30は、伸縮しない布状のバン
ド、例えば伸縮しないナイロン製バンドいわゆるナイロ
ンスリングを用いる。なお、このバンド30は、前記ナ
イロンスリングに限らず、形状の不変なバンドであれば
何を用いても良い。
【0015】次に、バンド30の取り付け方法を説明す
る。まず、X線管球ユニット13とX線管球冷却ユニッ
ト15とX線検出ユニット17と信号増幅ユニット19
とメカ制御ユニット21と電源ユニット23等の複数の
ユニットを回転部11-1にボルト25を用いて従来と同
様に固定する。その後、前記複数のユニットの周囲をバ
ンド30で囲う。そして、バンド30が前記複数のユニ
ットから脱落せず、かつ、前記複数のユニットが回転部
11-1から外れない程度にバンド30を締付け、ボディ
ベルト(ズボンベルト)のバックルと同様のバンド固定
具により固定する。なお、前記バンド固定具は、ボディ
ベルトのバックルと同様のものに限らず、他のバンド固
定具を用いても良い。さらに、前記バンド固定具は用い
ずに接着剤によって固定するようにしても良い。
【0016】このように、第1実施例のX線CT装置
は、回転部11-1 にボルト25を用いてい固定されたX
線管球ユニット13と、X線管球冷却ユニット15と、
X線検出ユニット17と、信号増幅ユニット19と、メ
カ制御ユニット21と、電源ユニット23等の複数のユ
ニットの周囲をバンド30で囲って締付けているので、
回転部11-1を回転させたとき、相対する(180度反
対方向)ユニット同士で遠心力を相殺するため、前記複
数のユニットを固定するボルト25を大型化、多数化し
なくても回転部11-1を高速回転させることができる。
そのため、ボルト25の大型化、多数化によってX線C
T装置1そのものが大型化するのを防止できる。
【0017】次に、本発明に係るX線CT装置の第2実
施例を説明する。図3(a)は、本発明に係る第2実施
例のX線CT装置の回転部11-2の正面図であり、図3
(b)は回転部11-2の左側面図、図3(c)は回転部
11-2の右側面図である。なお、第2実施例のX線CT
装置は、図1に示す第1実施例のX線CT装置と外観構
成は同一であるので図示および説明は省略する。
【0018】第2実施例のX線CT装置は、図3に示す
ように回転部11-2に固定されるX線管球ユニット13
とX線管球冷却ユニット15とX線検出ユニット17と
信号増幅ユニット19とメカ制御ユニット21と電源ユ
ニット23等の複数のユニットをボルト25により固定
した状態で隣接する前記ユニット同士を固定板40で接
続したものである。
【0019】固定板40は、金属やセラミクス等の剛体
から成り、予め前記複数のユニットの形状、ユニット間
距離を基に適合する固定板40を作成する。また、固定
板40と前記ユニットの接続は、各ユニットの所望位置
に予め固定板用ボルト40aに対応する雌ねじ(図示せ
ず)を設けるとともに固定板40に固定板用ボルト40
aが貫通する貫通孔(図示せず)を設け、固定板用ボル
ト40aによって行われる。なお、ここでは、固定板4
0と前記ユニットの接続は、固定板用ボルト40aによ
り行っているが、これに限らず、固定板40から表面方
向にボルトを突出させて設けてそのボルトに対応するナ
ットにより行うようにしても良い。さらに、接着剤や溶
接によって接続するようにしても良い。
【0020】さらに、図3に示す回転部11-2の例で
は、固定板40は前記ユニットの外側面に接続される
が、固定板40は底面や内側面等いずれの面に接続して
も良い。例えば図4(図4(a)は回転部11-2の正面
図、図4(b)は回転部11-2の左側面図、図4(c)
は回転部11-2の右側面図)に示す回転部11-2Bのよ
うに固定板40を前記ユニットの表面に接続するように
しても良い。さらに、図5に示す回転部11-2Cのよう
に固定板40を前記ユニットの側面に接続するようにし
ても良い。この場合、固定板40は角パイプや丸パイプ
を用いるようにする。
【0021】このように第2実施例のX線CT装置で
は、回転部11-2にボルト25を用いて固定されたX線
管球ユニット13と、X線管球冷却ユニット15と、X
線検出ユニット17と、信号増幅ユニット19と、メカ
制御ユニット21と、電源ユニット23等の複数のユニ
ット内で隣接するユニット同士を剛体である固定板40
によって接続しているので、回転部11-2を回転させた
とき、遠心力が隣接するユニットに分散し、相対する
(180度反対方向)ユニット同士で遠心力を相殺する
ため、各ユニットを固定するボルト25を大型化しなく
ても回転部11-2を高速回転させることができる。その
ため、ボルト25の大型化、多数化によってX線CT装
置そのものが大型化するのを防止できる。
【0022】次に、本発明に係るX線CT装置の第3実
施例を説明する。図6は、本発明に係る第3実施例のX
線CT装置の回転部11-3の平面図である。なお、第3
実施例のX線CT装置は、図1に示す第1実施例のX線
CT装置と外観構成は同一であるので図示および説明は
省略する。第3実施例のX線CT装置は、図6に示すよ
うに回転部11-3に固定されるX線管球ユニット13と
X線管球冷却ユニット15とX線検出ユニット17と信
号増幅ユニット19とメカ制御ユニット21と電源ユニ
ット23等の複数のユニットを、ボルト25により回転
部11-3に固定した状態で、前記複数のユニットの各上
面を円環状の固定板40-3にそれぞれ接続したものであ
る。固定板40-3は、金属やセラミクス等の剛体から成
り、予め前記複数のユニットの配置に合わせた大きさで
作成しておく。
【0023】また、この場合、各ユニットの回転部11
-3との固定面とこの面に対向する面(表面)までの距
離、すなわち高さは一定にしておく。なお、固定板40
-3の方に前記各ユニットの高さに合わせて段差を持たせ
ても良い。また、固定板40-3と前記ユニットの接続
は、各ユニットの所望位置に予め固定板用ボルト40-3
aに対応する雌ねじ(図示せず)を設けるとともに、固
定板40-3に前記雌ねじと対応させて貫通孔(図示せ
ず)を設け、固定板40-3の表面から固定板用ボルト4
0-3aを前記貫通孔に挿入し、締め付けることにより行
う。なお、固定板40-3と前記ユニットの接続はこれに
限らず、固定板40-3に前記ユニットを接着剤もしくは
溶接により行うようにしても良い。
【0024】このように第3実施例のX線CT装置で
は、回転部11-3にボルト25を用いて固定されたX線
管球ユニット13と、X線管球冷却ユニット15と、X
線検出ユニット17と、信号増幅ユニット19と、メカ
制御ユニット21と、電源ユニット23等の複数のユニ
ットを円環状の固定板40-3で固定しているので、回転
部11-3を回転させたとき、遠心力が隣接するユニット
に分散し、相対する(180度反対方向)ユニット同士
で遠心力を相殺するため、各ユニットを固定するボルト
25を大型化しなくても回転部11-3を高速回転させる
ことができる。
【0025】図7は、本発明に係る第4実施例のX線C
T装置の回転部の斜視図である。なお、第4実施例のX
線CT装置は、図1に示す第1実施例のX線CT装置と
外観構成は同一であるので図示および説明は省略する。
第4実施例のX線CT装置は、図6に示すように被検体
の断面像を得るために回転する円筒の回転部11-4の内
周面に、X線管球ユニット13とX線管球冷却ユニット
15とX線検出ユニット17と信号増幅ユニット19と
メカ制御ユニット21と電源ユニット23等の複数のユ
ニットをそれぞれ固定したものである。
【0026】また、回転部11-4と前記ユニットとは、
回転部11-4の内周面の前記ユニットが接続される位置
に、前記ユニットの回転部11-4との固定面が回転部1
1-4の内周面と密着するように予め図8に示すような台
座11-4aを設け、この台座11-4aに固定用ボルトを
用いて固定される。なお、台座11-4aを設けずに回転
部11-4の内周面に前記ユニットを直接固定するように
しても良い。この回転部11-4は、その外周に設けられ
た回転用ベルト(図示せず)を介して回転機により回転
される。
【0027】なお、図7に示した例では、円筒の回転部
11-4を用いているが、図9に示すように平行に配置し
た二つの円環状部材81a,81bとこの環状部材81
a,81bとを接続した複数の棒体83とから構成され
る円筒状の回転部11-4Bを用いても良い。この場合、
台座11-4aは少なくとも二つの棒体83の内側に設け
られる。また、台座11-4aを設けずに直接棒体83に
前記ユニットを直接固定するようにしても良い。また、
X線検出ユニット17のようにその配置位置が回転部1
1-4の内周面に位置していないような場合は、回転部1
1-4の内周面から台座11-4aを延出させ、その延出さ
れた台座11-4aに固定する。
【0028】このように第4実施例のX線CT装置で
は、円筒の回転部11-4の内周面に、X線管球ユニット
13と、X線管球冷却ユニット15と、X線検出ユニッ
ト17と、信号増幅ユニット19と、メカ制御ユニット
21と、電源ユニット23等の複数のユニットをそれぞ
れ固定しているので、回転部11-4を回転させたとき、
前記ユニット同士で遠心力を相殺するため、各ユニット
を固定するボルト11-4bを大型化しなくても回転部1
1を高速回転させることができる。
【0029】図10は、本発明に係る第5実施例のX線
CT装置の回転部部分の平面図である。なお、第5実施
例のX線CT装置は、図1に示す第1実施例のX線CT
装置と外観構成は同一であるので図示および説明は省略
する。第5実施例のX線CT装置は、図9に示すように
X線管球ユニット、X線管球冷却ユニット、X線検出ユ
ニット、信号増幅ユニット、メカ制御ユニット、電源ユ
ニット等の複数のユニットを回転部11-5に固定する回
転部固定用ベース91を回転部11-5とともに一体成型
したものである。回転部固定ベース91は、前記各ユニ
ットの大きさに対応させた断面略コの字型の板である。
この回転部固定ベース91に対応する前記ユニットがボ
ルトにより固定される。
【0030】このように第5実施例のX線CT装置は、
回転部11-5と一体成型された回転部固定ベース91に
X線管球ユニット13と、X線管球冷却ユニット15
と、X線検出ユニット17と、信号増幅ユニット19
と、メカ制御ユニット21と、電源ユニット23等の複
数のユニットを固定しているので、回転部11-5を回転
させたときに生じる遠心力に対する耐久性が増し、回転
部11-5を大型化せずに高速回転化が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体の断面像を得るために回転する回転部に設けられた
複数のユニットを前記回転部との取付面と対向する面側
で固定手段によって固定するようにしているので、相対
する(180度反対方向)ユニット同士で遠心力を相殺
し、前記ユニットを固定しているボルトを大型化、多数
化すること無く前記回転部の高速回転化が可能となり、
延いては、X線CT装置を大型化せずに前記回転部の高
速回転化が可能となる。
【0032】また、被検体の断面像を得るために回転す
る円筒状の回転部の内周面に被検体の断面像を得るため
の複数のユニットをそれぞれ固定するようにしているの
で、前記回転部を回転させたとき、相対する(180度
反対方向)ユニット同士で遠心力を相殺し、前記ユニッ
トを固定しているボルトを大型化、多数化すること無く
前記回転部の高速回転化が可能となり、延いては、X線
CT装置を大型化せずに前記回転部の高速回転化が可能
となる。
【0033】さらに、被検体の断面像を得るための複数
のユニットを固定する複数の固定用部材を前記被検体の
断面像を得るために回転する回転部とともに一体成型
し、この複数の固定用部材に前記各ユニットを対応させ
て固定しているので、前記回転部を回転させたときに生
じる遠心力に対する耐久性が増し、このため、X線CT
装置を大型化すること無く前記回転部の高速回転化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のX線CT装置の回転
部の正面図(a)と、回転部のの左側面図(b)と、右
側面図(c)である。
【図2】X線CT装置の代表的な概観図である。
【図3】第2実施例のX線CT装置の回転部の正面図
(a)と、回転部のの左側面図(b)と、右側面図
(c)である。
【図4】図2に示す第2実施例のX線CT装置の回転部
の他の例を示す正面図(a)と、左側面図(b)と、右
側面図(c)である。
【図5】図2に示す第2実施例のX線CT装置の回転部
の他の例を示す正面図である。
【図6】本発明に係る第3実施例のX線CT装置の回転
部の平面図である。
【図7】本発明に係る第4実施例のX線CT装置の回転
部の斜視図である。
【図8】図7に示した第4実施例のX線CT装置の回転
部に用いられる台座を示す図である。
【図9】図7に示した第4実施例のX線CT装置の回転
部の他の例を示す図である。
【図10】本発明に係る第5実施例のX線CT装置の回
転部部分の平面図である。
【図11】従来のX線CT装置の回転部の正面図(a)
と、左側面図(b)と、右側面図(c)である。
【符号の説明】
1 X線CT装置 10 X線CT架台 11,11-1,11-2,11-2B,11-2C,11-3,
11-4,11-4B,11-5 回転部 13 X線管球ユニット 15 X線管球冷却ユニット 17 X線検出ユニット 19 信号増幅ユニット 21 メカ制御ユニット 23 電源ユニット 25 ボルト 30 バンド 40,40-3 固定板 50 制御装置 70 寝台 81a,81b 円環状部材 83 棒体 91 回転部固定ベース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の断面像を得るために回転する回
    転部に設けられた複数のユニットを前記回転部との取付
    面側と対向する面側で一体的に固定する固定手段を有す
    ることを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、被検体の断面像を得る
    ために回転する回転部に設けられた複数のユニットの周
    囲を形状の不変な布状のバンドで囲って締付けるもので
    あることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、被検体の断面像を得る
    ために回転する回転部に設けられた複数のユニットの
    内、隣接するユニット同士を剛体の固定板で固定するも
    のであることを特徴とする請求項1記載のX線CT装
    置。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、被検体の断面像を得る
    ために回転する回転部に設けられた複数のユニットの各
    上面を円環状の固定板にそれぞれ固定するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  5. 【請求項5】 被検体の断面像を得るために回転する円
    筒状の回転部の内周面に被検体の断面像を得るための複
    数のユニットをそれぞれ固定したことを特徴とするX線
    CT装置。
  6. 【請求項6】 前記回転部は、平行に配置した二つの円
    環状部材とこの二つの円環状部材とを接続した複数の棒
    体とから成る円筒状の部材であることを特徴とする請求
    項5記載のX線CT装置。
  7. 【請求項7】 被検体の断面像を得るための複数のユニ
    ットを固定する複数の固定用部材を前記被検体の断面像
    を得るために回転する回転部とともに一体成型し、この
    複数の固定用部材に前記各ユニットを対応させて固定し
    たことを特徴とするX線CT装置。
JP13166495A 1994-06-07 1995-05-30 X線ct装置 Expired - Lifetime JP3489757B2 (ja)

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