JPH085190B2 - 印字ヘッド - Google Patents
印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH085190B2 JPH085190B2 JP62220809A JP22080987A JPH085190B2 JP H085190 B2 JPH085190 B2 JP H085190B2 JP 62220809 A JP62220809 A JP 62220809A JP 22080987 A JP22080987 A JP 22080987A JP H085190 B2 JPH085190 B2 JP H085190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric actuator
- wire
- printing
- print head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 18
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/27—Actuators for print wires
- B41J2/295—Actuators for print wires using piezoelectric elements
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は、圧電アクチュエータを印字ワイヤの印字駆
動源とした印字ヘッドに関し、 確実な印字動作をさせることを目的とし、 一端に印字ワイヤを支持突出させた支持部材と上記支
持部材の上記印字ワイヤの突出された側とは反対側の面
に印字ワイヤとは離間するとともに印字ワイヤの突出方
向と伸縮方向が並行するように取り付けられた第１の圧
電アクチュエータと該第１の圧電アクチュエータとはさ
らに離間方向で接近して該第１の圧電アクチュエータと
伸縮方向が並行するように取り付けられた第２の圧電ア
クチュエータと、からなり、上記第１の圧電アクチュエ
ータならびに第２の圧電アクチュエータの先端部側が上
記支持部材に直接取り付けられてなる構成。
動源とした印字ヘッドに関し、 確実な印字動作をさせることを目的とし、 一端に印字ワイヤを支持突出させた支持部材と上記支
持部材の上記印字ワイヤの突出された側とは反対側の面
に印字ワイヤとは離間するとともに印字ワイヤの突出方
向と伸縮方向が並行するように取り付けられた第１の圧
電アクチュエータと該第１の圧電アクチュエータとはさ
らに離間方向で接近して該第１の圧電アクチュエータと
伸縮方向が並行するように取り付けられた第２の圧電ア
クチュエータと、からなり、上記第１の圧電アクチュエ
ータならびに第２の圧電アクチュエータの先端部側が上
記支持部材に直接取り付けられてなる構成。
本発明は、圧電アクチュエータを印字ワイヤの印字駆
動源とした印字ヘッドに関する。
動源とした印字ヘッドに関する。
各種コンピュータの端末機や、ワードプロセッサなど
のプリンタとして、ドットによって文字などを形成印字
するワイヤドットプリンタが実用化されてきている。
のプリンタとして、ドットによって文字などを形成印字
するワイヤドットプリンタが実用化されてきている。
なかでも、シリアルドットプリンタは文字などをドッ
トで構成して記録するために、きわめて多くの種類の文
字などを形成し得ることから、オフイスオートメーショ
ン（OA:Office Automation）における端末機として、ま
すます用途が拡大されている。
トで構成して記録するために、きわめて多くの種類の文
字などを形成し得ることから、オフイスオートメーショ
ン（OA:Office Automation）における端末機として、ま
すます用途が拡大されている。
このようなプリンタに使用される印字ヘッドは、印字
マグネット方式のものやインクジエット方式のものが一
般的である。
マグネット方式のものやインクジエット方式のものが一
般的である。
しかしながら、このような印字ヘッドには高速印字さ
せるには限界があることから、これらに代わるものとし
て、最近高速化ならびにエネルギの変換効率および伝達
効率の高い電歪効果を利用した圧電アクチュエータが、
印字ヘッドの印字駆動源として注目されてきている。
せるには限界があることから、これらに代わるものとし
て、最近高速化ならびにエネルギの変換効率および伝達
効率の高い電歪効果を利用した圧電アクチュエータが、
印字ヘッドの印字駆動源として注目されてきている。
電圧を印加することにより長さ方向に伸縮変形する圧
電アクチュエータを、印字ヘッドとして印字ワイヤの印
字駆動源として使用するためには、圧電アクチュエータ
の伸縮変形が微小なことから、動作を拡大させることが
必要である。
電アクチュエータを、印字ヘッドとして印字ワイヤの印
字駆動源として使用するためには、圧電アクチュエータ
の伸縮変形が微小なことから、動作を拡大させることが
必要である。
上記のような印字のための動作を拡大させるのに、第
４図の側面図に示されるような梃子式の槓杆３が使用さ
れている。槓杆３は一端3a側に印字ワイヤ２を突出させ
てそなえ、他端3b側の回動中心４を軸で回動自在に支持
させている。回動中心４にごく接近した位置で圧電アク
チュエータ１の先端部が接している。
４図の側面図に示されるような梃子式の槓杆３が使用さ
れている。槓杆３は一端3a側に印字ワイヤ２を突出させ
てそなえ、他端3b側の回動中心４を軸で回動自在に支持
させている。回動中心４にごく接近した位置で圧電アク
チュエータ１の先端部が接している。
このような構成で、圧電アクチュエータ１に所定の圧
電を印加させると、圧電アクチュエータ１は矢印Ａ方向
に伸長し槓杆３を押圧する。押圧された槓杆３は回動中
心４を中心に先端方向が回動し、端部3aとともに印字ワ
イヤ２を回動矢印Ａ方向に大きく移動させることとな
り、印字ワイヤ２による印字が行なわれる。印字ワイヤ
２の移動量は圧電アクチュエータ１の接する位置を、槓
杆３の回動中心４に接近させるほど大きくなる。
電を印加させると、圧電アクチュエータ１は矢印Ａ方向
に伸長し槓杆３を押圧する。押圧された槓杆３は回動中
心４を中心に先端方向が回動し、端部3aとともに印字ワ
イヤ２を回動矢印Ａ方向に大きく移動させることとな
り、印字ワイヤ２による印字が行なわれる。印字ワイヤ
２の移動量は圧電アクチュエータ１の接する位置を、槓
杆３の回動中心４に接近させるほど大きくなる。
以上のように圧電アクチュエータ１は槓杆３の回動中
心４に接近させるほど、印字ワイヤ２の印字移動のため
の拡大率は大きく得られるが、あまり接近させると槓杆
３のイナーシャが影響し衝撃的な移動が十分に行なえな
くなる。
心４に接近させるほど、印字ワイヤ２の印字移動のため
の拡大率は大きく得られるが、あまり接近させると槓杆
３のイナーシャが影響し衝撃的な移動が十分に行なえな
くなる。
このような問題点を解決するために、回動中心４から
影響の生じない離れた位置に圧電アクチュエータ１を設
け、印字ワイヤ２に印字に必要な移動距離が十分に得ら
れるようにするためには、槓杆３が長くなり印字ヘッド
が大型になるとともに、やはりイナーシャの影響もあ
る。
影響の生じない離れた位置に圧電アクチュエータ１を設
け、印字ワイヤ２に印字に必要な移動距離が十分に得ら
れるようにするためには、槓杆３が長くなり印字ヘッド
が大型になるとともに、やはりイナーシャの影響もあ
る。
以上のようなことから、最近第５図の側面図に示され
るように、複数の梃子式の槓杆6,7を組み合わせた拡大
機構による、印字ヘッドが主流となってきている。
るように、複数の梃子式の槓杆6,7を組み合わせた拡大
機構による、印字ヘッドが主流となってきている。
拡大機構の第１の槓杆６および第２の槓杆７は、それ
ぞれの回動中心4a,4bを軸で回動自在に支持させ、回動
中心4a,4bは左右位置に配置させられている。このよう
な位置関係は、圧電アクチュエータ１を第１の槓杆６の
回動中心4aに接近して十分な動作状態の得られる位置に
設け、第１の槓杆６先端の直立端6aを第２の槓杆７の回
動中心4bに接近して、やはり十分な動作状態の得られる
位置に設定する。
ぞれの回動中心4a,4bを軸で回動自在に支持させ、回動
中心4a,4bは左右位置に配置させられている。このよう
な位置関係は、圧電アクチュエータ１を第１の槓杆６の
回動中心4aに接近して十分な動作状態の得られる位置に
設け、第１の槓杆６先端の直立端6aを第２の槓杆７の回
動中心4bに接近して、やはり十分な動作状態の得られる
位置に設定する。
このような構成で、圧電アクチュエータ１に所定の電
圧を印加し、圧電アクチュエータ１が伸長されると、第
１の槓杆６は回動中心4aを中心に直立端6a方向が大きく
回動され、直立端6aが第２の槓杆７を押圧する。第２の
槓杆７は回動中心4bを中心に印字ワイヤ２方向が大きく
回動される。このような印字ワイヤ２の移動は二段階の
回動増幅作用によることから大きく拡大回動されること
になる。
圧を印加し、圧電アクチュエータ１が伸長されると、第
１の槓杆６は回動中心4aを中心に直立端6a方向が大きく
回動され、直立端6aが第２の槓杆７を押圧する。第２の
槓杆７は回動中心4bを中心に印字ワイヤ２方向が大きく
回動される。このような印字ワイヤ２の移動は二段階の
回動増幅作用によることから大きく拡大回動されること
になる。
しかしながら、この拡大機構による印字ヘッドは大型
となり、個々の部品に高精度な品質が要求されることか
ら高価になるといった問題点がある。
となり、個々の部品に高精度な品質が要求されることか
ら高価になるといった問題点がある。
上記従来の問題点を解決するための本発明の構成手段
とするところは、一端に印字ワイヤを支持突出させた支
持部材と上記支持部材の上記印字ワイヤの突出された側
とは反対側の面に印字ワイヤとは離間するとともに印字
ワイヤの突出方向と伸縮方向が並行するように取り付け
られた第１の圧電アクチュエータと該第１の圧電アクチ
ュエータとはさらに離間方向で接近して該第１の圧電ア
クチュエータと伸縮方向が並行するように取り付けられ
た第２の圧電アクチュエータと、かなり、上記第１の圧
電アクチュエータならびに第２の圧電アクチュエータの
先端部側が上記支持部材に直接取り付けられてなる印字
ヘッドである。
とするところは、一端に印字ワイヤを支持突出させた支
持部材と上記支持部材の上記印字ワイヤの突出された側
とは反対側の面に印字ワイヤとは離間するとともに印字
ワイヤの突出方向と伸縮方向が並行するように取り付け
られた第１の圧電アクチュエータと該第１の圧電アクチ
ュエータとはさらに離間方向で接近して該第１の圧電ア
クチュエータと伸縮方向が並行するように取り付けられ
た第２の圧電アクチュエータと、かなり、上記第１の圧
電アクチュエータならびに第２の圧電アクチュエータの
先端部側が上記支持部材に直接取り付けられてなる印字
ヘッドである。
印字ヘッドの第１の態様によれば、前記第２の圧電ア
クチュエータは電圧を印加して伸長させておき、印字さ
せるに際して該第２の圧電アクチュエータの電圧印加を
解除させて縮小させるものであり、上記第１の圧電アク
チュエータは該印字させるに際して電圧を印加させて伸
長させるものとしたことにある。
クチュエータは電圧を印加して伸長させておき、印字さ
せるに際して該第２の圧電アクチュエータの電圧印加を
解除させて縮小させるものであり、上記第１の圧電アク
チュエータは該印字させるに際して電圧を印加させて伸
長させるものとしたことにある。
印字ヘッドの第２の態様によれば、印字させるに際し
て電圧を印加させることによって前記第１の圧電アクチ
ュエータは伸長され第２の圧電アクチュエータは縮小さ
れるものとしたことにある。
て電圧を印加させることによって前記第１の圧電アクチ
ュエータは伸長され第２の圧電アクチュエータは縮小さ
れるものとしたことにある。
本発明の印字ヘッドによると、一端に印字ワイヤを支
持突出させた支持部材に、印字ワイヤの突出された側と
は反対側の面に印字ワイヤから離間するとともに印字ワ
イヤの突出方向と伸縮方向が並行するように第１の圧電
アクチュエータが直接取り付けられ、この第１の圧電ア
クチュエータとはさらに離間した方向で第１の圧電アク
チュエータとは接近した位置において第１の圧電アクチ
ュエータと伸縮方向が並行するように支持部材に第２の
圧電アクチュエータが直接取り付けられたことにより、
圧電アクチュエータの伸縮移動はそのまま支持部材に効
率よく確実に伝達されるものである。
持突出させた支持部材に、印字ワイヤの突出された側と
は反対側の面に印字ワイヤから離間するとともに印字ワ
イヤの突出方向と伸縮方向が並行するように第１の圧電
アクチュエータが直接取り付けられ、この第１の圧電ア
クチュエータとはさらに離間した方向で第１の圧電アク
チュエータとは接近した位置において第１の圧電アクチ
ュエータと伸縮方向が並行するように支持部材に第２の
圧電アクチュエータが直接取り付けられたことにより、
圧電アクチュエータの伸縮移動はそのまま支持部材に効
率よく確実に伝達されるものである。
本発明印字ヘッドの第１の態様によると、第２の圧電
アクチュエータは電圧印可によって伸長状態としてお
き、印字に際しては電圧印加を解除して縮小させるもの
であり、同時に第１の圧電アクチュエータは電圧印加に
よって伸長させるものとしたことにより、直接の接続に
よる確実性とともに、支持部材の回動は相乗的に拡大さ
れて印字ワイヤの移動距離は十分なものとなる。
アクチュエータは電圧印可によって伸長状態としてお
き、印字に際しては電圧印加を解除して縮小させるもの
であり、同時に第１の圧電アクチュエータは電圧印加に
よって伸長させるものとしたことにより、直接の接続に
よる確実性とともに、支持部材の回動は相乗的に拡大さ
れて印字ワイヤの移動距離は十分なものとなる。
本発明の印字ヘッドの第２の態様によると、印字に際
して電圧印加によって第１の圧電アクチュエータは伸長
され、第２の圧電アクチュエータは縮小されるものとし
たことにより、直接の接続による確実性とともに、支持
部材の回動は相乗的に拡大されて印字ワイヤの移動距離
は十分なものとなる。
して電圧印加によって第１の圧電アクチュエータは伸長
され、第２の圧電アクチュエータは縮小されるものとし
たことにより、直接の接続による確実性とともに、支持
部材の回動は相乗的に拡大されて印字ワイヤの移動距離
は十分なものとなる。
以下、本発明の印字ヘッドについて構成要旨にもとづ
いた実施例により、図を参照して具体的詳細に説明す
る。なお、全図を通じて同一部分には同一符号を付して
示してある。
いた実施例により、図を参照して具体的詳細に説明す
る。なお、全図を通じて同一部分には同一符号を付して
示してある。
第１図は本発明印字ヘッドの第１の一実施例を示す側
面図である。印字ヘッドは、一端に印字ワイヤ２を支持
突出させた支持部材８と、支持部材８の印字ワイヤ２の
突出方向とは反対側の面に、印字ワイヤ２とは離間する
とともに印字ワイヤ２の突出方向と伸縮方向が並行する
ように取り付けられた第１の圧電アクチュエータ１と、
この第１の圧電アクチュエータ１とはさらに離間方向
で、第１の圧電アクチュエータ１とは接近した位置にお
いて第１の圧電アクチュエータ１と伸縮方向が並行する
ように支持部材８と８に取り付けられた第２の圧電アク
チュエータ９と、からなり、第１の圧電アクチュエータ
１ならびに第２の圧電アクチュエータ９の先端部側が支
持部材８に直接取り付けられているものである。第１の
圧電アクチュエータ１ならびに第２の圧電アクチュエー
タ９の基部は共通の基台５上に固定されている。
面図である。印字ヘッドは、一端に印字ワイヤ２を支持
突出させた支持部材８と、支持部材８の印字ワイヤ２の
突出方向とは反対側の面に、印字ワイヤ２とは離間する
とともに印字ワイヤ２の突出方向と伸縮方向が並行する
ように取り付けられた第１の圧電アクチュエータ１と、
この第１の圧電アクチュエータ１とはさらに離間方向
で、第１の圧電アクチュエータ１とは接近した位置にお
いて第１の圧電アクチュエータ１と伸縮方向が並行する
ように支持部材８と８に取り付けられた第２の圧電アク
チュエータ９と、からなり、第１の圧電アクチュエータ
１ならびに第２の圧電アクチュエータ９の先端部側が支
持部材８に直接取り付けられているものである。第１の
圧電アクチュエータ１ならびに第２の圧電アクチュエー
タ９の基部は共通の基台５上に固定されている。
上記第１の一実施例構成による第１態様は、第２の圧
電アクチュエータ９は電圧印加状態として伸長状態と
し、印字に際して電圧印加を解除することで縮小するも
のとし、第１の圧電アクチュエータ１は印字に際して電
圧印加により伸長するものとし、これらの第２の圧電ア
クチュエータ９への電圧印加解除と第１の圧電アクチュ
エータ１への電圧印加とを同時に行なうことで、第２の
圧電アクチュエータ９の縮小方向への移動と第１の圧電
アクチュエータ１の伸長方向への移動とにより支持部材
８の印字ワイヤ２側の回動移動は相乗的に拡大される。
第1,第２の圧電アクチュエータ1,9を支持部材８に直接
取り付けたことでの応動が確実に行なわれ、伸縮移動時
の損失などのない効率のよいものである。
電アクチュエータ９は電圧印加状態として伸長状態と
し、印字に際して電圧印加を解除することで縮小するも
のとし、第１の圧電アクチュエータ１は印字に際して電
圧印加により伸長するものとし、これらの第２の圧電ア
クチュエータ９への電圧印加解除と第１の圧電アクチュ
エータ１への電圧印加とを同時に行なうことで、第２の
圧電アクチュエータ９の縮小方向への移動と第１の圧電
アクチュエータ１の伸長方向への移動とにより支持部材
８の印字ワイヤ２側の回動移動は相乗的に拡大される。
第1,第２の圧電アクチュエータ1,9を支持部材８に直接
取り付けたことでの応動が確実に行なわれ、伸縮移動時
の損失などのない効率のよいものである。
上記第１の一実施例構成による第２態様は、印字に際
して電圧印加によって第１の圧電アクチュエータ１は伸
長されるものとし、第２の圧電アクチュエータ９は縮小
されるものとし、これら第１の圧電アクチュエータ１へ
の電圧印加と第２の圧電アクチュエータ９への電圧印加
とを同時に行なうことで、第１の圧電アクチュエータ１
の伸長方向への移動と第２の圧電アクチュエータ９の縮
小方向への移動とにより支持部材８の印字ワイヤ２側の
回動移動は相乗的に拡大される。第1,第２の圧電アクチ
ュエータ1,9を支持部材８に直接取り付けたことでの応
動が確実に行なわれ、伸縮移動時の損失などのない効率
のよいものである。
して電圧印加によって第１の圧電アクチュエータ１は伸
長されるものとし、第２の圧電アクチュエータ９は縮小
されるものとし、これら第１の圧電アクチュエータ１へ
の電圧印加と第２の圧電アクチュエータ９への電圧印加
とを同時に行なうことで、第１の圧電アクチュエータ１
の伸長方向への移動と第２の圧電アクチュエータ９の縮
小方向への移動とにより支持部材８の印字ワイヤ２側の
回動移動は相乗的に拡大される。第1,第２の圧電アクチ
ュエータ1,9を支持部材８に直接取り付けたことでの応
動が確実に行なわれ、伸縮移動時の損失などのない効率
のよいものである。
第２図は本発明印字ヘッドの第２の一実施例を示す側
面図である。印字ヘッドは、一端に印字ワイヤ２を支持
突出させたビーム10を会して一端側8aに取り付けた支持
部材８と、支持部材８の印字ワイヤ２の突出方向とは反
対側の面に印字ワイヤ２とは離間するとともに印字ワイ
ヤ２の突出方向と伸縮方向が並行するようにヒンジ11a
介して直接取り付けられた第１の圧電アクチュエータ１
と、この圧電アクチュエータ１とはさらに離間方向で第
１の圧電アクチュエータ１とは接近した位置において第
１の圧電アクチュエータ１と伸縮方向が並行するように
支持部材８にヒンジ11bを介して直接取り付けられた第
２の圧電アクチュエータ９と、からなるものである。
面図である。印字ヘッドは、一端に印字ワイヤ２を支持
突出させたビーム10を会して一端側8aに取り付けた支持
部材８と、支持部材８の印字ワイヤ２の突出方向とは反
対側の面に印字ワイヤ２とは離間するとともに印字ワイ
ヤ２の突出方向と伸縮方向が並行するようにヒンジ11a
介して直接取り付けられた第１の圧電アクチュエータ１
と、この圧電アクチュエータ１とはさらに離間方向で第
１の圧電アクチュエータ１とは接近した位置において第
１の圧電アクチュエータ１と伸縮方向が並行するように
支持部材８にヒンジ11bを介して直接取り付けられた第
２の圧電アクチュエータ９と、からなるものである。
第１の圧電アクチュエータ１ならびに第２の圧電アク
チュエータ９の基部は共通の枠体12上に固定されてい
る。第１の圧電アクチュエータ１先端ならびに第２の圧
電アクチュエータ９先端部それぞれは枠体12に設けられ
た板ばね13a,13bで押圧支持されている。
チュエータ９の基部は共通の枠体12上に固定されてい
る。第１の圧電アクチュエータ１先端ならびに第２の圧
電アクチュエータ９先端部それぞれは枠体12に設けられ
た板ばね13a,13bで押圧支持されている。
上記第２の一実施例構成による第１態様は、第２の圧
電アクチュエータ９は電圧印加状態として伸長状態とし
て、印字に際して電圧印加を解除することで縮小するも
のとし、第１の圧電アクチュエータ１は印字に際して電
圧印加により伸長するものとし、これらの第２の圧電ア
クチュエータ９への電圧印加解除と第１の圧電アクチュ
エータ１への電圧印加とを同時に行なうことで、第２の
圧電アクチュエータ９の縮小方向への移動と第１の圧電
アクチュエータ１の伸長方向への移動とにより支持部材
８の印字ワイヤ２側の回動移動は相乗的に拡大される。
第1,第２の圧電アクチュエータ1,9の支持部材８にヒン
ジ11a,11bを介して直接取り付けたことでの応動が確実
に行なわれ、伸縮移動時の損失などのない効率のよいも
のである。
電アクチュエータ９は電圧印加状態として伸長状態とし
て、印字に際して電圧印加を解除することで縮小するも
のとし、第１の圧電アクチュエータ１は印字に際して電
圧印加により伸長するものとし、これらの第２の圧電ア
クチュエータ９への電圧印加解除と第１の圧電アクチュ
エータ１への電圧印加とを同時に行なうことで、第２の
圧電アクチュエータ９の縮小方向への移動と第１の圧電
アクチュエータ１の伸長方向への移動とにより支持部材
８の印字ワイヤ２側の回動移動は相乗的に拡大される。
第1,第２の圧電アクチュエータ1,9の支持部材８にヒン
ジ11a,11bを介して直接取り付けたことでの応動が確実
に行なわれ、伸縮移動時の損失などのない効率のよいも
のである。
ヒンジ11a,11bを介在させることにより、第1,第２の
圧電アクチュエータ1,9の伸縮にともなう支持部材８の
回動、すなわち傾動状態となることによる、支持部材８
と第1,第２の圧電アクチュエータ1,9との取り付け部分
の相対的な傾きによる不都合を吸収させるものである。
しかしながら、このような傾きはきわめて少ないもので
あるから、ヒンジとしては材料の弾性変形でも十分対応
し得る。
圧電アクチュエータ1,9の伸縮にともなう支持部材８の
回動、すなわち傾動状態となることによる、支持部材８
と第1,第２の圧電アクチュエータ1,9との取り付け部分
の相対的な傾きによる不都合を吸収させるものである。
しかしながら、このような傾きはきわめて少ないもので
あるから、ヒンジとしては材料の弾性変形でも十分対応
し得る。
第１の圧電アクチュエータ１ならびに第２の圧電アク
チュエータ９の先端部それぞれを板ばね13a,13bで支持
させたことにより、伸縮移動に影響を与えることなく、
衝撃的な動作にもとづく、傾きや横方向への移動を影響
のない程度に少なくすることができ、安定した姿勢が維
持され印字品質が向上される。
チュエータ９の先端部それぞれを板ばね13a,13bで支持
させたことにより、伸縮移動に影響を与えることなく、
衝撃的な動作にもとづく、傾きや横方向への移動を影響
のない程度に少なくすることができ、安定した姿勢が維
持され印字品質が向上される。
上記第２の一実施例構成による第２態様は、印字に際
して電圧印加によって第１の圧電アクチュエータ１は伸
長されるものとし、第２の圧電アクチュエータ９は縮小
されるものとし、これら第１の圧電アクチュエータ１へ
の電圧印加と第２の圧電アクチュエータ９への電圧印加
とを同時に行なうことで、第１の圧電アクチュエータ１
の伸長方向への移動と第２の圧電アクチュエータ９の縮
小方向への移動とにより、支持部材８の印字ワイヤ２側
の回動移動は相乗的に拡大される。第1,第２の圧電アク
チュエータ1,9を支持部材８にヒンジ11a,11bを介して直
接取り付けたことでの応動が確実に行なわれ、伸縮移動
時の損失などのない効率のよいものである。ヒンジ11a,
11bならびに板ばね13a,13bについては前述したことと同
じであるから、ここでの説明は省略することとする。
して電圧印加によって第１の圧電アクチュエータ１は伸
長されるものとし、第２の圧電アクチュエータ９は縮小
されるものとし、これら第１の圧電アクチュエータ１へ
の電圧印加と第２の圧電アクチュエータ９への電圧印加
とを同時に行なうことで、第１の圧電アクチュエータ１
の伸長方向への移動と第２の圧電アクチュエータ９の縮
小方向への移動とにより、支持部材８の印字ワイヤ２側
の回動移動は相乗的に拡大される。第1,第２の圧電アク
チュエータ1,9を支持部材８にヒンジ11a,11bを介して直
接取り付けたことでの応動が確実に行なわれ、伸縮移動
時の損失などのない効率のよいものである。ヒンジ11a,
11bならびに板ばね13a,13bについては前述したことと同
じであるから、ここでの説明は省略することとする。
本発明における第1,第２の圧電アクチュエータ1,9な
らびに支持部材関係の動作について、第３図を参照して
以下に説明する。
らびに支持部材関係の動作について、第３図を参照して
以下に説明する。
第1,第２の圧電アクチュエータ1,9間の距離をｌ、 第1,第２の圧電アクチュエータ1,9間の距離ｌの中間l
/2位置から印字ワイヤ２までの距離をＬ、 第1,第２の圧電アクチュエータ1,9それぞれの伸縮移
動量をδ、 印字アイヤ２の移動量（ストローク）をＳ、 とすると、 Ｓ＝δ×L/l/2 ∴Ｓ＝２δL/l で表される。したがって、 たとえば、 δを10μｍ ｌを1mm Ｌを20mm とすると、40倍拡大されることになり、容易に0.4mm程
度のストロークＳを得ることができる。
/2位置から印字ワイヤ２までの距離をＬ、 第1,第２の圧電アクチュエータ1,9それぞれの伸縮移
動量をδ、 印字アイヤ２の移動量（ストローク）をＳ、 とすると、 Ｓ＝δ×L/l/2 ∴Ｓ＝２δL/l で表される。したがって、 たとえば、 δを10μｍ ｌを1mm Ｌを20mm とすると、40倍拡大されることになり、容易に0.4mm程
度のストロークＳを得ることができる。
以上のようにして、印字ヘッドを小型化することがで
きるにもかかわらず、十分な拡大率で印字ワイヤ２を移
動させることができ印字が行なえる。
きるにもかかわらず、十分な拡大率で印字ワイヤ２を移
動させることができ印字が行なえる。
以上、詳細に説明したように、本発明の印字ヘッドに
よれば、小型化が可能となり、大きな拡大率でワイヤの
印字の移動量が得られ、印字品質ならびに信頼性が向上
するなど、実用上の効果はきわめて顕著なものである。
よれば、小型化が可能となり、大きな拡大率でワイヤの
印字の移動量が得られ、印字品質ならびに信頼性が向上
するなど、実用上の効果はきわめて顕著なものである。
第１図は本発明印字ヘッド第１実施例の側面図、 第２図は本発明印字ヘッド第２実施例の側面図、 第３図は本発明印字ヘッドの作用説明の側面図、 第４図は従来の印字ヘッドの側面図、 第５図は従来の他の印字ヘッドの側面図、 であって、それぞれ概略図に示す。 各図において符号、 １は第１の圧電アクチュエータ、 ２は印字ワイヤ、 3,6,7は槓杆、 4,4a,4bは回動中心、 ５は基台、 ８は支持部材、 ９は第２の圧電アクチュエータ、 10はビーム、 11a,11bはヒンジ、 12は枠体、 13a,13bは板ばね、 である。
Claims (3)
- 【請求項１】一端に印字ワイヤを支持突出させた支持部
材と上記支持部材の上記印字ワイヤの突出された側とは
反対側の面に印字ワイヤとは離間するとともに印字ワイ
ヤの突出方向と伸縮方向が並行するように取付けられた
第１の圧電アクチュエータと該第１の圧電アクチュエー
タとはさらに離間方向で接近して該第１の圧電アクチュ
エータと伸縮方向が並行するように取り付けられた第２
の圧電アクチュエータと、からなり、上記第１の圧電ア
クチュエータならびに第２の圧電アクチュエータの先端
部側が上記支持部材に直接取り付けられてなることを特
徴とする印字ヘッド。 - 【請求項２】上記第２の圧電アクチュエータは電圧を印
加して伸長させておき印字させるに際して該第２の圧電
アクチュエータの電圧印加を解除させて縮小させるもの
であり、上記第１の圧電アクチュエータは該印字させる
に際して電圧を印加させて伸長させるものとしたことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の印字ヘッド。 - 【請求項３】印字させるに際して電圧を印加させること
によって上記第１の圧電アクチュエータは伸長され第２
の圧電アクチュエータは縮小されるものとしたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62220809A JPH085190B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62220809A JPH085190B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 印字ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6463157A JPS6463157A (en) | 1989-03-09 |
| JPH085190B2 true JPH085190B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=16756899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62220809A Expired - Fee Related JPH085190B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085190B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048440B2 (ja) * | 1980-03-29 | 1985-10-26 | 新明和工業株式会社 | 高所作業車における作業台格納装置 |
| JPS6317059A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-25 | Nec Home Electronics Ltd | ドツトインパクト印字ヘツド |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048440U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-05 | 関口 忠 | ドツトプリンタ装置のプリンタヘツド |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP62220809A patent/JPH085190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6048440B2 (ja) * | 1980-03-29 | 1985-10-26 | 新明和工業株式会社 | 高所作業車における作業台格納装置 |
| JPS6317059A (ja) * | 1986-07-10 | 1988-01-25 | Nec Home Electronics Ltd | ドツトインパクト印字ヘツド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6463157A (en) | 1989-03-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2529380B2 (ja) | ヘッド位置決め機構 | |
| KR970072620A (ko) | 고동적 압전 구동장치 | |
| JPH05316757A (ja) | 移動機構 | |
| EP0333595A2 (en) | Printing head of wire-dot impact printer | |
| JPH085190B2 (ja) | 印字ヘッド | |
| JP2668460B2 (ja) | 圧電素子型印字ヘッド | |
| JPS61159349A (ja) | 微小変位移動装置 | |
| JP2736648B2 (ja) | 印字ヘッド | |
| JPH05147237A (ja) | 印字ヘツド | |
| JPS61164852A (ja) | ドツトプリンタヘツド | |
| JP2639818B2 (ja) | 印字ヘッド用アクチュエータ | |
| JPH0740554A (ja) | 印字ヘッド | |
| JPH01275150A (ja) | 印字ヘッド | |
| JPH026148A (ja) | プリントワイヤ駆動装置 | |
| JP2736647B2 (ja) | 印字ヘッド | |
| JPH04122048U (ja) | 印字ヘツド装置 | |
| JPH04347656A (ja) | 圧電素子型アクチュエータ | |
| JPS62292445A (ja) | インパクトプリンタヘツド | |
| JPH0631944A (ja) | ワイヤドットプリンタ用印字ヘッド | |
| JPH0557915A (ja) | 印字ヘツド | |
| JPH04109147U (ja) | ドツトインパクト印字ヘツド装置 | |
| JPH01264856A (ja) | 印字ヘッド | |
| JPS63116864A (ja) | 印字装置 | |
| JPH01264857A (ja) | 印字ヘッド | |
| JPH03178453A (ja) | ドット・インパクト・プリンタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |