JPH085145B2 - ドアモールディングの製造方法 - Google Patents

ドアモールディングの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は車両のドアに取付けられるドアモールディ
ング(ドア・プロテクタ・モールディング)の製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
第9図は車両の斜視図、第10図は従来のドアモールデ
ィングの斜視図、第11図および第12図は従来の製造方法
を示す断面図である。図において、1は車体、2はド
ア、3はドアモールディングである。モールディング3
はドアパネルに取付けられる底面を有する基部4と、基
部4から外表面側に突出するプロテクタ部5とからな
る。プロテクタ部5は端末部ではドア開閉時等に車体1
との干渉を避けるために省略されて、薄肉部6を形成す
るためにエンドキャップ7が形成されている。
従来の製造方法は、基部4およびプロテクタ部5を有
する横断面形状一定のモールディング材8を押出成形に
より成形し、これを所定寸法に切断して、第11図に示す
ように射出成形型9a,9bに挿入し、ゲート10から樹脂を
射出して薄肉部6を有するエンドキャップ7を形成して
いる(例えば特開昭59−49557号、同59−116245号)。
また押出成形されたモールディング材8のプロテクタ部
5を第12図に示すように、ミリングカッター11により切
除して薄肉部6を形成する方法もある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の製造方法では、第11
図の場合、エンドキャップ7の接合部で剥離したり、バ
リが発生しやすいとともに、射出成形を必要とするた
め、製造工数、型製作費等が高くなるという問題点があ
った。また第12図の方法では、モールディングの幅方向
にカッターの刃跡が発生し、外観を害するという問題が
あった。
この発明の目的は、上記問題点を解決するため、簡単
な操作により外観および強度の優れたドアモールディン
グを製造できる方法を提案することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ドアパネル外面に取付けられる底面を有
する基部と、この基部から一体に外表面側に突出するプ
ロテクタ部とを有する横断面形状一定のモールディング
材を合成樹脂により押出成形する工程、得られたモール
ディング材のプロテクタ部を長手方向の一部において切
除する工程、および切除部でモールディング材を切断す
る工程を含むドアモールディングの製造方法である。
プロテクタ部を切除する部分は、ドアモールディング
の端末部に相当する部分である。
プロテクタ部の切除は押出成形の直後にカッターによ
り行うのが好ましく、この場合カッターを加熱して切除
すると、モールディングの外表面を乱すことなく、均一
に切除することが可能である。
またプロテクタ部の切除はモールディング材の送出量
に対応して行うことができ、特に芯材を埋設する場合は
芯材の送出量に対応して行うのが好ましい。モールディ
ング材の切断はモールディング材の内部を軟化させ、外
表面部は内部よりも硬度が高くなるように加熱した状態
で、切断刃を外表面側から前進させて切断することによ
り、端末処理を行う必要がなく、優れた外観の端末部が
得られる。
〔作 用〕
この発明のドアモールディングの製造方法において
は、ドアパネル外面に取付けられる底面を有する基部
と、この基部から一体に外表面側に突出するプロテクタ
部とを有する横断面形状一定のモールディング材を合成
樹脂により押出成形し、得られたモールディング材のプ
ロテクタ部を長手方向の一部において切除し、切除され
た部分で切断することによりドアモールディングを製造
する。
こうして製造されたドアモールディングは、プロテク
タ部がドア開閉時等に車体と干渉しないように、干渉部
分に切除部を配するように基部をドアパネルに取付けて
使用する。
〔実施例〕
以下、本発明を図面の実施例により説明する。
第1図ないし第8図はこの発明の一実施例によるドア
モールディングの製造方法を示し、第1図は系統図、第
2図は切除装置の側面図、第3図は切除状態を示す正面
図、第4図はモールディング材の正面図、第5図は送出
量とカッター変位量を示すグラフ、第6図および第7図
は2次切断状態を示す断面図、第8図は製造されたドア
モールディングの斜視図である。
モールディング3は内部に芯材12および外表面部に装
飾フィルム13を埋設した基部4から、外表面側にプロテ
クタ部5が突出したモールディング材8の端末部のプロ
テクタ部5を切除して切除部14を形成し、薄肉部6とし
たものである。
モールディング3の製造方法は、まず第1図に示すよ
うに、アンコイラー15から金属板、カーボンまたはガラ
ス繊維布、あるいはポリエステル系の樹脂シート等の経
時伸縮の少ない芯材12を、ピンチローラ16を経て送出す
とともに、アンコイラー17から軟質PVC等の装飾フィル
ム13を送出す。なお、芯材12の横断面形状が異形である
ことが必要な場合はピンチローラ16に代えてロール成形
機を備えておくことができる。芯材12および装飾フィル
ム13には予め接着剤等を塗布しておくのが望ましいが、
後述するモールディング材8と相溶性を有する場合は必
要でない。芯材12はロータリエンコーダー等の送出量検
出装置18により送出量を検出しながら、押出型19に供給
してPVC樹脂等の熱可塑性樹脂の押出成形を行い、第2
図に示すように、基部4からプロテクタ部5が突出する
横断面形状一定のモールディング材8を形成する。次い
で芯材12の送出量に応じて制御装置20からの信号によ
り、モールディング材8が押出直後の軟化状態にある間
に、切除装置21においてプロテクタ部5を切除し、冷却
槽22で冷却しながら引取機23で引取り、1次切断装置24
で一定寸法に1次切断する。
切除装置21は押出型19の出口の位置に対して相対的に
固定位置を保つカッター25がガイド26aに摺動する支持
アーム26を介してネジ棒27に連結され、ネジ棒27はサー
ボモーター28に連結されている。カッター25としては張
設した金属細線が用いられている。サーボモーター28は
制御装置20と接続され、予め組込まれたプログラム通り
の指令により正、逆転し、カッター25を上下方向に移動
させるようになっている。
モールディング3のプロテクタ部5の長さをl1、傾斜
部5aの長さl2、薄肉部6の長さをl3とした場合、芯材12
の送出量と切除装置21のカッター25の変位量との関係は
第4図および第5図のようになる。すなわち、カッター
25がプロテクタ部5と当接していない状態で押出成形を
行い、芯材12の送出量l1を送出量検出装置18で検出した
時点で制御装置20からの指令により、サーボモーター28
が予め決められた回転数だけ回転してカッター25を変位
させる。これにより、カッター25の喰込量は大きくな
る。次いで送出量検出装置18が送出量l2を検出すると、
制御装置20はサーボモーター28の回転停止を指令し、カ
ッター25はプロテクタ部5の大部分を切除する。送出量
検出装置18が2l3+αの送出量を検出すると、サーボモ
ーター28を逆転させることによって、カッター25は元の
位置に戻り、プロテクタ部5の切除を終了する。Xは1
次切断装置24による1次切断の位置を示し、制御装置20
の指令により切除部14の中央で切断する。
この実施例では、カッター25として張設した金属細線
を用いたが、ナイフ状カッター、ローラーカッター、そ
の他のカッターでもよい。カッター25は樹脂の軟化点以
上の温度に加熱しておくと、切断時の抵抗が小さく、特
に樹脂の溶融温度以上に加熱しておくと抵抗はさらに小
さくなり、切除部14につやが出るので好ましい。またカ
ッター25はこげつき防止のためにポリテトラフルオロエ
チレン等の滑性皮膜を形成することができ、金属細線の
場合は順次一方向に移動させてもよい。
カッター25はプロテクタ部5に対して直線的に前進ま
たは後退するだけでなく、切除の形状によっては、カッ
ター25を旋回させて、あるいは旋回させながら前進、後
退させることもできる。カッター25によりプロテクタ部
5を切除する場合、第3図に示すように、切除したプロ
テクタ部5を重力により自然落下させるのが好ましく、
このためにはプロテクタ部5が下側になるような状態で
押出成形を行う。
カッター25による切除は押出型19の出口、またはその
近傍で行うのが好ましい。この場合切除開始、継続、終
了時にカッター25によりモールディング材8に外力が加
わるが、プロテクタ部5以外の部分も押出型19の流路出
口で支持されているので、他の部分が好ましくない変形
を起さない。サーボモーター28等の駆動源に対する熱の
影響が好ましくないときは、ネジ棒27をサーボモーター
28等の駆動源に直結することなく、駆動源を押出型19か
ら離れた場所に配置固定し、ネジ棒27をスプラインシャ
フトとユニバーサルジョイントを介して、またはフレキ
シブルシャフトを介して連結することができる。送出量
検出装置18は装飾フィルム13の経時収縮の少ない場合に
は芯材12の送出量検出に代えて、装飾フィルム13の送出
量を検出してもよく、またモールディング材8の押出量
を直接検出し、あるいは引取機23の引取量を検出しても
よい。
上記により1次切断されたモールディング材8は、そ
のままでもモールディング3として使用できるが、切断
面が露出して危険であるとともに、外観上好ましくない
から、第6図および第7図の2次切断装置により端末処
理を兼ねた2次切断を行うのが好ましい。
第6図および第7図において、31は2次切断装置で、
モールディング材8を載置するFRP製の受台32、セラミ
ック製のダイス33、銅製のアース電極34およびセラミッ
ク製の受台35を有する。受台32に対向してクランプ36が
配置されている。ダイス33とアース電極34の間に形成さ
れた間隙37に対向して切断刃38が設けられ、往復動して
ダイス33との間でモールディング材8を切断するように
なっている。切断刃38はセラミック、非磁性金属にセラ
ミックを蒸着した材料などからなり、モールディング材
8のモールディング部39から分離される切断除去部40側
にテーパ面38aを有し、刃先はあまり鋭利にされていな
いが、その先端は平滑にされているのが好ましい。また
切断刃38はモールディング材8の切断形状に形成されて
いる。
切断刃38のダイス33側の上部には銅製の高周波電極41
が設けられて高周波電源に接続され、アース電極34との
間に高周波電圧を印加して、モールディング材8の2次
切断部42付近を高周波誘電加熱するようになっている。
切断刃38および高周波電極41は略相似状で重ねて配置さ
れ、切断刃38は高周波電極41に沿って往復動するように
なっており、ダイス33および間隙37もこれに対応した形
状となっている。アース電極34はアースに接続されてい
る。43はモールディング材8の切除部40を引張るチャッ
ク、44,44はモールディング材8の2次切断部42付近の
外表面を冷却する空気吹出管である。
モールディング材8の2次切断方法は、モールディン
グ材8を第6図に示すように、切断装置31の受台32に載
置し、クランプ36を前進させて受台32との間でモールデ
ィング材8をクランプする。このときチャック43により
切断除去部40を引張って引張力を与える。そして高周波
電極41とアース電極34の間に高周波電圧を印加して、高
周波誘電加熱により、モールディング材8の2次切断部
42付近の樹脂を加熱するとともに、空気吹出管44から冷
却用の空気を吹出して外表面部8aを冷却する。高周波誘
電加熱によりモールディング材8の切断部42付近の樹脂
は外表面部8a、内部8bとも均等に常温以上の温度に加熱
されるが、外表面部8aは冷却用の空気で冷却されるた
め、内部8bより低温となる。そこで内部8bが軟化する程
度に加熱すると、外表面部8aは内部8bよりも硬度が高く
なる。この状態で空気吹出管44,44から吹出される冷却
用の空気により一定温度に保たれている切断刃38を外表
面側から前進させると、外表面部8aは硬度が高いため、
第7図に示すように、切断刃38により切断あるいは破断
されることなく、そのまま引伸ばされるように押され、
内部8bの樹脂は周辺部に移動する。このとき切断刃38の
切断除去部40側はテーパ面38aが形成されているため、
多くの樹脂がテーパ面38aに沿って押出されて切断除去
部40側に移動し、一部の樹脂は反対側のモールディング
部39にも移動して、切断部42に形成される端部45付近の
外表面部8aにわずかに盛り上がって凸部を形成しやすい
が、チャック43により切断除去部40に引張力を加える
と、2次切断部42の軟化樹脂のほとんどは切除部40側へ
移動し、モールディング部39における樹脂の盛り上がり
は防止される。この状態で切断刃38がさらに前進する
と、モールディング部39の2次切断部42の外表面部8a
は、他の部分と連続した外観を保ったまま曲面状に変形
して、滑らかな曲面状の端部45が形成された状態で切断
され、第8図に示すようなモールディング3が製造され
る。
このとき装飾フィルム13および芯材12も外表面部8aと
ともに切断刃38によって切断または破断されることな
く、そのまま引伸ばされるように押され、最終的に裏面
部8cと接着した状態で切断され、裏面部8c付近に切断面
46が形成される。このため外表面部8aおよび装飾フィル
ム13は端部45においても連続し、また芯材12および装飾
フィルム13の切断面も目立たなくなる。芯材12はモール
ディング3の樹脂と同色または透明なものにすると、露
出しても目立たないから好ましい。
切断刃38によって形成される切断面46は、内部8bの樹
脂が外表面側に露出せず、外表面部8aと裏面部8cとが接
着した状態で、裏面部8c付近に形成されるため、外表面
側から目立たない。従ってエンドキャップ等により切断
面46を端末処理しなくても、優れた外観のモールディン
グ3が得られ、そのままの状態で使用可能である。
またモールディング材8の外表面部8aを強制的に冷却
する空気吹出管44,44からの冷却用の空気は必ずしも必
要でなく、モールディング材8の切断部の肉厚が薄い場
合には常温の外気による冷却のみでよい。
なお、引張力は切断刃38の前進に伴って徐々に小さく
なるように設定しておくのが好ましいが、切断の途中段
階で停止させてもよい。また引張力を加える時点は、切
断刃38がモールディング材8に接触する前でも、後で
も、同時でもよい。
以上により製造されたモールディング3は従来のもの
と同様に車体1のドア2に取付けて使用されるが、モー
ルディング3の本体部分と薄肉部6は一体的に形成され
ているため、剥離等のおそれはなく、また優れた外観の
モールディング3が得られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、モールディング材を押出成形したの
ち、長手方向の一部においてプロテクタ部を切除するよ
うにしたので、簡単な操作により外観および強度の優れ
たドアモールディングを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は実施例を示し、第1図は系統図、
第2図は切除装置の側面図、第3図は切除状態を示す正
面図、第4図はモールディング材の正面図、第5図は送
出量とカッター変位量のグラフ、第6図および第7図は
2次切断状態を示す断面図、第8図は製造されたドアモ
ールディングの斜視図、第9図は車両の斜視図、第10図
は従来のドアモールディングの斜視図、第11図および第
12図は従来法の断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、3はド
アモールディング、4は基部、5はプロテクタ部、6は
薄肉部、8はモールディング材、12は芯材、13は装飾フ
ィルム、14は切除部、19は押出型、20は制御装置、21は
切除装置、24は1次切断装置、25はカッター、31は2次
切断装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 31:30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネル外面に取付けられる底面を有す
    る基部と、この基部から一体に外表面側に突出するプロ
    テクタ部とを有する横断面形状一定のモールディング材
    を合成樹脂により押出成形する工程、得られたモールデ
    ィング材のプロテクタ部を長手方向の一部において切除
    する工程、および切除部でモールディング材を切断する
    工程を含むドアモールディングの製造方法。
  2. 【請求項2】プロテクタ部の切除は押出成形直後にカッ
    ターにより行う請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】切除はモールディング材の送出量に対応し
    て行う請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】モールディング材の切断は、モールディン
    グ材の内部を軟化させ、外表面部は内部よりも硬度が高
    くなるように加熱した状態で、切断刃を外表面側から前
    進させて切断する請求項1ないし3のいずれかに記載の
    方法。
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