JPH0851443A - Atm交換装置 - Google Patents
Atm交換装置Info
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- JPH0851443A JPH0851443A JP7125070A JP12507095A JPH0851443A JP H0851443 A JPH0851443 A JP H0851443A JP 7125070 A JP7125070 A JP 7125070A JP 12507095 A JP12507095 A JP 12507095A JP H0851443 A JPH0851443 A JP H0851443A
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】セル処理装置のハードウェアをなるべく変更し
ないでセルコピーを実現できるATM交換装置を提供す
る。 【構成】入力されるセルに該セルが属するコネクション
を示すVPI長以下の長さのコピーコネクション識別情
報とセルコピー数を示すVCI長以下の長さのコピー数
情報からなるコピータグを付加するコピータグ付加部3
01と、コピータグ付加部301からの出力セルのコピ
ー数情報が付加されていた領域にコピー番号情報を上書
きしてコピー数情報で示される個数のセルを出力するコ
ピーバッファ302と、コピーバッファ302からの出
力セルを受け取り、コピータグを削除すると共に、コピ
ーコネクション識別情報およびコピー番号情報を参照し
てコピーセルの属するコネクションを示すVPI/VC
IをVPI/VCIフィールドに上書きして出力するコ
ピータグ削除部303とを有する。
ないでセルコピーを実現できるATM交換装置を提供す
る。 【構成】入力されるセルに該セルが属するコネクション
を示すVPI長以下の長さのコピーコネクション識別情
報とセルコピー数を示すVCI長以下の長さのコピー数
情報からなるコピータグを付加するコピータグ付加部3
01と、コピータグ付加部301からの出力セルのコピ
ー数情報が付加されていた領域にコピー番号情報を上書
きしてコピー数情報で示される個数のセルを出力するコ
ピーバッファ302と、コピーバッファ302からの出
力セルを受け取り、コピータグを削除すると共に、コピ
ーコネクション識別情報およびコピー番号情報を参照し
てコピーセルの属するコネクションを示すVPI/VC
IをVPI/VCIフィールドに上書きして出力するコ
ピータグ削除部303とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期伝送モード(As
ynchronous Transfer Mode:ATM)で情報の交換を行
うATM交換装置に関する。
ynchronous Transfer Mode:ATM)で情報の交換を行
うATM交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固定長の短パケットであるセルにユーザ
データを乗せて交換を行うATM交換技術は、ユーザが
通信網に与える有意情報の量が大きく変動するマルチメ
ディア環境下でも、複数のユーザによる交換資源の共有
化が可能である。これによりマルチメディア通信システ
ムのコストダウンが可能となるため、ATM交換技術は
B−ISDN(広帯域サービス総合ディジタル網)の唯
一の解と目され、現在活発な研究開発が行われている。
データを乗せて交換を行うATM交換技術は、ユーザが
通信網に与える有意情報の量が大きく変動するマルチメ
ディア環境下でも、複数のユーザによる交換資源の共有
化が可能である。これによりマルチメディア通信システ
ムのコストダウンが可能となるため、ATM交換技術は
B−ISDN(広帯域サービス総合ディジタル網)の唯
一の解と目され、現在活発な研究開発が行われている。
【0003】このようなATM交換を司るいわゆるAT
M交換装置は、大きくは三つの機能ブロックから構成さ
れる。第1は、複数の入力端子から入力されるセルを所
望の出力端子へ導くセルスイッチであり、これは高速性
を実現するため一般的にハードウェアにより実現され
る。
M交換装置は、大きくは三つの機能ブロックから構成さ
れる。第1は、複数の入力端子から入力されるセルを所
望の出力端子へ導くセルスイッチであり、これは高速性
を実現するため一般的にハードウェアにより実現され
る。
【0004】第2は、セルスイッチでのセル交換処理を
行うための前処理と、セル交換処理後に行われる後処理
を司るセル処理装置である。具体的には、前処理部はイ
ンタフェース点から入力されたセルのヘッダ部を参照し
て当該セルの属するコネクションを把握し、当該セルに
セルスイッチでセルのルーティングタグを行うのに必要
な情報やルーティングタグを付けた後セルスイッチに引
き渡すルーティングタグ付加機能を有する。後処理部
は、セルスイッチから受け取ったセルに付加されたルー
ティングタグ等を削除して、インタフェース点へ送出す
るルーティングタグ削除機能等を有する。
行うための前処理と、セル交換処理後に行われる後処理
を司るセル処理装置である。具体的には、前処理部はイ
ンタフェース点から入力されたセルのヘッダ部を参照し
て当該セルの属するコネクションを把握し、当該セルに
セルスイッチでセルのルーティングタグを行うのに必要
な情報やルーティングタグを付けた後セルスイッチに引
き渡すルーティングタグ付加機能を有する。後処理部
は、セルスイッチから受け取ったセルに付加されたルー
ティングタグ等を削除して、インタフェース点へ送出す
るルーティングタグ削除機能等を有する。
【0005】第3は、セル処理装置に対してコネクショ
ン情報のセットアップを行ったり、セルスイッチおよび
セル処理装置の動作状況を観察し、必要ならば保守者に
ハードウェアの故障情報を伝える制御装置である。
ン情報のセットアップを行ったり、セルスイッチおよび
セル処理装置の動作状況を観察し、必要ならば保守者に
ハードウェアの故障情報を伝える制御装置である。
【0006】これら三つの機能ブロックのうち、特にセ
ル処理装置はATM交換装置の機能を大きく左右し、ま
た比較的複雑な機能を持つにもかかわらずセルスイッチ
の端子数だけ必要になるので、ATM交換装置のハード
コストの大半を占める。
ル処理装置はATM交換装置の機能を大きく左右し、ま
た比較的複雑な機能を持つにもかかわらずセルスイッチ
の端子数だけ必要になるので、ATM交換装置のハード
コストの大半を占める。
【0007】一方、B−ISDNにおいて一つの有力な
サービスと現在考えられているものに、ポイント−マル
チポイント接続サービスがある。これは良く知られてい
るように、ある交換ノードに対して入力されたセルを複
数の端末またはノードへセルのコピーを作成して送出す
るという機能である。
サービスと現在考えられているものに、ポイント−マル
チポイント接続サービスがある。これは良く知られてい
るように、ある交換ノードに対して入力されたセルを複
数の端末またはノードへセルのコピーを作成して送出す
るという機能である。
【0008】セルコピーを実現する方法は現在までに多
数提案されている。例えば、ジョナサン・S・ターナー
氏によりIEEE、トランザクションズ・オン・コミュ
ニケーション、Vol.36,No.6(1988年6
月)の“デザイン・オブ・ア・ブロードキャスト・パケ
ット・スイッチ”にて提案されたコピー網では、バンヤ
ン網として良く知られたマルチステージ多段網の単位ス
イッチの機能として、一つの入力セルを二つの出力ポー
トに向けて送出する機能を準備し、セルコピーを実現し
ている。
数提案されている。例えば、ジョナサン・S・ターナー
氏によりIEEE、トランザクションズ・オン・コミュ
ニケーション、Vol.36,No.6(1988年6
月)の“デザイン・オブ・ア・ブロードキャスト・パケ
ット・スイッチ”にて提案されたコピー網では、バンヤ
ン網として良く知られたマルチステージ多段網の単位ス
イッチの機能として、一つの入力セルを二つの出力ポー
トに向けて送出する機能を準備し、セルコピーを実現し
ている。
【0009】これら今まで提案されたセルコピー装置
は、例えば任意の規模のセルスイッチの任意の入力端子
から全ての出力端子に向けてコピーセルを一つずつ出力
する事が可能であるという機能を持っている。この様な
セルコピー機能を、ここではフルコピーと呼ぶ。このよ
うなフルコピー機能を実現しようとすると、上述したセ
ル処理装置の基本機能と異なった機能を持つセルコピー
専用のハードウェアを別途作成する必要があり、ATM
交換装置のコストをさらに押し上げる結果となってしま
う。また、セルスイッチの規模を増設する場合にも、よ
り多くのハードを追加する必要が生じる。
は、例えば任意の規模のセルスイッチの任意の入力端子
から全ての出力端子に向けてコピーセルを一つずつ出力
する事が可能であるという機能を持っている。この様な
セルコピー機能を、ここではフルコピーと呼ぶ。このよ
うなフルコピー機能を実現しようとすると、上述したセ
ル処理装置の基本機能と異なった機能を持つセルコピー
専用のハードウェアを別途作成する必要があり、ATM
交換装置のコストをさらに押し上げる結果となってしま
う。また、セルスイッチの規模を増設する場合にも、よ
り多くのハードを追加する必要が生じる。
【0010】ところで、セルコピー機能はポイント−ポ
イント接続のコネクションにとっては冗長な機能であ
る。ポイント−マルチポイント接続はATM交換装置に
とって付加的サービスであり、その中心的なサービスは
あくまでポイント−ポイント接続であると考えられる。
にもかかわらず上述の様なフルコピー機能を実現するこ
とは、ATM交換装置全体のコストを引き上げる結果と
なり、望ましくない。
イント接続のコネクションにとっては冗長な機能であ
る。ポイント−マルチポイント接続はATM交換装置に
とって付加的サービスであり、その中心的なサービスは
あくまでポイント−ポイント接続であると考えられる。
にもかかわらず上述の様なフルコピー機能を実現するこ
とは、ATM交換装置全体のコストを引き上げる結果と
なり、望ましくない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のATM交換装置におけるセルコピー技術では、フル
コピーを行っているため、セルコピーのために新規のハ
ードウェアが必要で、ATM交換装置体のコストを引き
上げる結果になるという欠点があった。本発明の目的
は、セル処理装置のハードウェアをなるべく変更しない
でセルコピーを実現できるATM交換装置を提供するこ
とにある。
来のATM交換装置におけるセルコピー技術では、フル
コピーを行っているため、セルコピーのために新規のハ
ードウェアが必要で、ATM交換装置体のコストを引き
上げる結果になるという欠点があった。本発明の目的
は、セル処理装置のハードウェアをなるべく変更しない
でセルコピーを実現できるATM交換装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、入力された外部装置とのインタフェース点
上での特定のフォーマットを持つセルに、該セルが属す
るコピー前のコネクションを示すバーチャルパス識別子
長以下の長さのコピーコネクション識別情報と、該セル
をコピーする個数を示すバーチャルチャネル識別子長以
下の長さのコピー数情報とからなるコピータグを付加し
て出力するコピータグ付加手段と、前記コピータグ付加
手段から出力されたセルを受け取って一旦保持し、該セ
ルの前記コピー数情報が付加されていた領域に該セルが
何番目のコピーであるかを示すコピー番号情報を上書き
して前記コピー数情報で示される個数のセルを出力する
コピーバッファ手段と、前記コピーバッファ手段から出
力されたセルを受け取り、前記コピータグ付加手段によ
り前記コピータグを削除すると共に、前記コピーコネク
ション識別情報および前記コピー番号情報を参照してコ
ピーされたセルの属するコネクションを把握し、該コネ
クションを示すバーチャルパス識別子/バーチャルチャ
ネル識別子を該セルのバーチャルパス識別子/バーチャ
ルチャネル識別子フィールドに上書きして出力するコピ
ータグ削除手段とを備えたことを特徴とする。
成するため、入力された外部装置とのインタフェース点
上での特定のフォーマットを持つセルに、該セルが属す
るコピー前のコネクションを示すバーチャルパス識別子
長以下の長さのコピーコネクション識別情報と、該セル
をコピーする個数を示すバーチャルチャネル識別子長以
下の長さのコピー数情報とからなるコピータグを付加し
て出力するコピータグ付加手段と、前記コピータグ付加
手段から出力されたセルを受け取って一旦保持し、該セ
ルの前記コピー数情報が付加されていた領域に該セルが
何番目のコピーであるかを示すコピー番号情報を上書き
して前記コピー数情報で示される個数のセルを出力する
コピーバッファ手段と、前記コピーバッファ手段から出
力されたセルを受け取り、前記コピータグ付加手段によ
り前記コピータグを削除すると共に、前記コピーコネク
ション識別情報および前記コピー番号情報を参照してコ
ピーされたセルの属するコネクションを把握し、該コネ
クションを示すバーチャルパス識別子/バーチャルチャ
ネル識別子を該セルのバーチャルパス識別子/バーチャ
ルチャネル識別子フィールドに上書きして出力するコピ
ータグ削除手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によると、コピーされたセルが転送され
るコネクションを指定するために、VPI/VCI長と
等しいかVPI/VCI長より短いコピー番号情報、コ
ピーコネクション識別情報を使用するので、コピーされ
たセルのVPI/VCIを書き換える機能をインタフェ
ース点から入力されたセルのVPI/VCIを書き換え
る機能とほぼ同じ構成とする事ができる。これにより、
コピーされたセルのVPI/VCIを書き換える機能
と、インタフェース点から入力されたセルのVPI/V
CIを書き換える機能を同一ハードウェアで容易に実現
することが可能となり、ATM交換装置のコストを削減
する事が可能になる。
るコネクションを指定するために、VPI/VCI長と
等しいかVPI/VCI長より短いコピー番号情報、コ
ピーコネクション識別情報を使用するので、コピーされ
たセルのVPI/VCIを書き換える機能をインタフェ
ース点から入力されたセルのVPI/VCIを書き換え
る機能とほぼ同じ構成とする事ができる。これにより、
コピーされたセルのVPI/VCIを書き換える機能
と、インタフェース点から入力されたセルのVPI/V
CIを書き換える機能を同一ハードウェアで容易に実現
することが可能となり、ATM交換装置のコストを削減
する事が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例に係るATM交換装置におけるセルコ
ピー装置の構成と、その内部でのセルフォーマット変換
処理を示す図である。このセルコピー装置は、コピータ
グ付加部(CTA)301、コピーバッファ(CPB)
302、コピータグ削除部(CTD)303、コピータ
グテーブル(CTT)304、コピーセル新規VPI/
VCIテーブル(CPT)305からなる。
本発明の一実施例に係るATM交換装置におけるセルコ
ピー装置の構成と、その内部でのセルフォーマット変換
処理を示す図である。このセルコピー装置は、コピータ
グ付加部(CTA)301、コピーバッファ(CPB)
302、コピータグ削除部(CTD)303、コピータ
グテーブル(CTT)304、コピーセル新規VPI/
VCIテーブル(CPT)305からなる。
【0015】コピータグ付加部301は、コピーコネク
ション識別情報およびコピー数情報を入力セルに付加し
て出力する。コピーバッファ302は、コピーコネクシ
ョン識別情報とコピー数情報を担って入力されるセル3
07のコピー数情報で指定された数のコピーセルを作成
して出力すると共に、該出力されるセルのコピー数情報
が書かれていたフィールドに当該セルが何番目のコピー
であるかを示すコピー番号情報を上書きする。
ション識別情報およびコピー数情報を入力セルに付加し
て出力する。コピーバッファ302は、コピーコネクシ
ョン識別情報とコピー数情報を担って入力されるセル3
07のコピー数情報で指定された数のコピーセルを作成
して出力すると共に、該出力されるセルのコピー数情報
が書かれていたフィールドに当該セルが何番目のコピー
であるかを示すコピー番号情報を上書きする。
【0016】コピータグ削除部303は、コピーバッフ
ァ302から出力されたセルを受け取り、コピーコネク
ション識別情報とコピー番号情報を担って入力されるセ
ル308を用いて、コピーコネクション識別情報とコピ
ー番号情報を削除すると共に、コピーコネクション識別
情報とコピー番号情報を参照してコピーされたセルの属
するコネクションを把握し、該コネクションを示すVP
I/VCIを前記受け取ったセルのVPI/VCIフィ
ールドに上書きして、セル309を出力する。
ァ302から出力されたセルを受け取り、コピーコネク
ション識別情報とコピー番号情報を担って入力されるセ
ル308を用いて、コピーコネクション識別情報とコピ
ー番号情報を削除すると共に、コピーコネクション識別
情報とコピー番号情報を参照してコピーされたセルの属
するコネクションを把握し、該コネクションを示すVP
I/VCIを前記受け取ったセルのVPI/VCIフィ
ールドに上書きして、セル309を出力する。
【0017】コピータグテーブル304は、コネクショ
ン毎にコピーコネクション識別情報とコピー数情報とを
保持し、コピーセル新規VPI/VCIテーブル305
は、コネクション毎に新しいVPI/VCIを保持す
る。
ン毎にコピーコネクション識別情報とコピー数情報とを
保持し、コピーセル新規VPI/VCIテーブル305
は、コネクション毎に新しいVPI/VCIを保持す
る。
【0018】以下、本実施例におけるセルコピー動作を
説明する。まず、外部装置とのインタフェース点でのフ
ォーマットを持つセル(図1ではUNI/NNIセルと
表記している)306がコピータグ付加部301に入力
されると、コピータグ付加部301は該セル306のV
PI/VCIを参照して該セル306の属するコネクシ
ョンを把握し、コピータグテーブル304にアクセスし
て、コピーコネクション識別情報を得、それらを入力セ
ル306に付加して、コピーバッファ302に向けて出
力する。
説明する。まず、外部装置とのインタフェース点でのフ
ォーマットを持つセル(図1ではUNI/NNIセルと
表記している)306がコピータグ付加部301に入力
されると、コピータグ付加部301は該セル306のV
PI/VCIを参照して該セル306の属するコネクシ
ョンを把握し、コピータグテーブル304にアクセスし
て、コピーコネクション識別情報を得、それらを入力セ
ル306に付加して、コピーバッファ302に向けて出
力する。
【0019】次に、コピーバッファ302では、入力さ
れたセルを出力する場合は、コピー数情報に指定された
個数のセルの複製を作り、順次コピータグ削除部303
に向けて出力する。この際、コピー数情報が書かれてい
たフィールドが、当該セルがコピーされた順序を保持す
る様、当該フィールドの番号を0から順にインクリメン
トしておく(これがコピー番号情報である)。
れたセルを出力する場合は、コピー数情報に指定された
個数のセルの複製を作り、順次コピータグ削除部303
に向けて出力する。この際、コピー数情報が書かれてい
たフィールドが、当該セルがコピーされた順序を保持す
る様、当該フィールドの番号を0から順にインクリメン
トしておく(これがコピー番号情報である)。
【0020】コピータグ削除部303では、コピーコネ
クション識別情報とコピー番号情報とを削除すると共
に、コピーコネクション識別情報とコピー番号情報とか
ら、当該コピーセルが運ばれるコネクションを把握し、
コピーセル新規VPI/VCIテーブル305にアクセ
スして新規VPI/VCIを得、入力セルのVPI/V
CIフィールドを書き換えて出力セル309として出力
する。
クション識別情報とコピー番号情報とを削除すると共
に、コピーコネクション識別情報とコピー番号情報とか
ら、当該コピーセルが運ばれるコネクションを把握し、
コピーセル新規VPI/VCIテーブル305にアクセ
スして新規VPI/VCIを得、入力セルのVPI/V
CIフィールドを書き換えて出力セル309として出力
する。
【0021】図2は、本実施例におけるセルコピー装置
によるコネクションの扱われ方を示した図である。セル
コピー装置上に設定されるコネクションは、コピータグ
付加部の入り口で1本であったものが、コピータグ削除
部CTDの出口ではコピー数情報で指定される本数にな
っている。このため、セルコピー後はコネクションを識
別する為に必要な情報が増加する事になる。
によるコネクションの扱われ方を示した図である。セル
コピー装置上に設定されるコネクションは、コピータグ
付加部の入り口で1本であったものが、コピータグ削除
部CTDの出口ではコピー数情報で指定される本数にな
っている。このため、セルコピー後はコネクションを識
別する為に必要な情報が増加する事になる。
【0022】また、本実施例においては、コピータグ付
加部CTAの出口/コピーバッファCPBの入り口で
は、コピーコネクション識別情報にてコネクションを識
別し、コピーバッファCPBの出口/コピータグ削除部
CTDの入り口では、コピーバッファCPBにて付加さ
れるコピー番号情報にて識別することとしている。コピ
ー後のコネクションを識別するために増加する情報はコ
ピー番号情報であるが、明らかに該コピー番号情報を作
成するのは容易である。
加部CTAの出口/コピーバッファCPBの入り口で
は、コピーコネクション識別情報にてコネクションを識
別し、コピーバッファCPBの出口/コピータグ削除部
CTDの入り口では、コピーバッファCPBにて付加さ
れるコピー番号情報にて識別することとしている。コピ
ー後のコネクションを識別するために増加する情報はコ
ピー番号情報であるが、明らかに該コピー番号情報を作
成するのは容易である。
【0023】ここで、コピーコネクション識別情報をV
PI長と等しいかVPI長より短くし、コピー数情報/
コピー番号情報をVCI長と等しいかVCI長より短く
すると、コピーされたセルのVPI/VCIを書き換え
る機能をインタフェース点から入力されたセルのVPI
/VCIを書き換える機能とほぼ同じ構成とする事がで
き、コピーされたセルのVPI/VCIを書き換える機
能と、インタフェース点から入力されたセルのVPI/
VCIを書き換える機能を同一ハードウェアで容易に実
現することが可能となる。具体的には、コピーされたセ
ルのVPI/VCIを書き換えるために、コピータグ削
除部CTDがコピーセル新規VPI/VCIテーブルC
PTをアクセスするアドレスを作成するハードウェアと
して、セル処理装置に通常含まれる、インタフェース点
から入力されたコネクション情報(VPI/VCI)を
保持するテーブルにアクセスするアドレスを作成するた
めのハードウェアを流用する事ができ、ATM交換装置
のコストを抑える事ができる。
PI長と等しいかVPI長より短くし、コピー数情報/
コピー番号情報をVCI長と等しいかVCI長より短く
すると、コピーされたセルのVPI/VCIを書き換え
る機能をインタフェース点から入力されたセルのVPI
/VCIを書き換える機能とほぼ同じ構成とする事がで
き、コピーされたセルのVPI/VCIを書き換える機
能と、インタフェース点から入力されたセルのVPI/
VCIを書き換える機能を同一ハードウェアで容易に実
現することが可能となる。具体的には、コピーされたセ
ルのVPI/VCIを書き換えるために、コピータグ削
除部CTDがコピーセル新規VPI/VCIテーブルC
PTをアクセスするアドレスを作成するハードウェアと
して、セル処理装置に通常含まれる、インタフェース点
から入力されたコネクション情報(VPI/VCI)を
保持するテーブルにアクセスするアドレスを作成するた
めのハードウェアを流用する事ができ、ATM交換装置
のコストを抑える事ができる。
【0024】なお、ここではコピーコネクション識別情
報をVPI長と等しいかVPI長より短いものとし、ま
たコピー数情報およびコピー番号情報をVCI長と等し
いかVCI長より短いものとしたが、コピーコネクショ
ン識別情報をVCI長と等しいかVCI長より短いもの
とし、コピー数情報およびコピー番号情報をVPI長と
等しいかVPI長より短いものとしても良いことは明ら
かである。コピーコネクション識別情報、コピー数情報
およびコピー番号情報のそれぞれの長さは、コネクショ
ン情報を保持するテーブルにアクセスするためのアドレ
スを作成するアルゴリズムにより、その最適な値が変化
する。
報をVPI長と等しいかVPI長より短いものとし、ま
たコピー数情報およびコピー番号情報をVCI長と等し
いかVCI長より短いものとしたが、コピーコネクショ
ン識別情報をVCI長と等しいかVCI長より短いもの
とし、コピー数情報およびコピー番号情報をVPI長と
等しいかVPI長より短いものとしても良いことは明ら
かである。コピーコネクション識別情報、コピー数情報
およびコピー番号情報のそれぞれの長さは、コネクショ
ン情報を保持するテーブルにアクセスするためのアドレ
スを作成するアルゴリズムにより、その最適な値が変化
する。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればコピ
ーされた後のコネクションを識別する情報をコネクショ
ン情報VPI/VCIと同じか、もしくはそれより短い
長さとしたことにより、コネクション情報を保持するテ
ーブルに対してアクセスするアドレスを作成するハード
ウェアをポイント−ポイントコネクションと同じ構成と
する事ができ、もってATM交換装置の開発コストを抑
える事ができる。
ーされた後のコネクションを識別する情報をコネクショ
ン情報VPI/VCIと同じか、もしくはそれより短い
長さとしたことにより、コネクション情報を保持するテ
ーブルに対してアクセスするアドレスを作成するハード
ウェアをポイント−ポイントコネクションと同じ構成と
する事ができ、もってATM交換装置の開発コストを抑
える事ができる。
【図1】本発明の一実施例に係るATM交換装置におけ
るセルコピー装置の構成とその内部でのセルフォーマッ
ト変換処理を示すブロック図
るセルコピー装置の構成とその内部でのセルフォーマッ
ト変換処理を示すブロック図
【図2】同実施例に係るセルコピー装置におけるコネク
ションの扱われ方を示す図
ションの扱われ方を示す図
301…コピータグ付加部(CTA) 302…コピーバッファ(CPB) 303…コピータグ削除部(CTD) 304…コピータグテーブル(CTT) 305…コピーセル新規VPI/VCIテーブル(CP
T) 306…入力セル 307…コピーコネクション識別情報とコピー数情報を
担うセル 308…コピーコネクション識別情報とコピー番号情報
を担うセル 309…出力セル
T) 306…入力セル 307…コピーコネクション識別情報とコピー数情報を
担うセル 308…コピーコネクション識別情報とコピー番号情報
を担うセル 309…出力セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正畑 康郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 熊木 良成 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 津田 悦幸 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 下條 義満 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 鎌形 映二 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 神竹 孝至 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 松澤 茂雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内
Claims (1)
- 【請求項1】外部装置とのインタフェース点上での特定
のフォーマットを持つ入力セルに、該セルが属するコピ
ー前のコネクションを示す、バーチャルパス識別子また
はバーチャルチャネル識別子の長さ以下の長さのコピー
コネクション識別情報と、該セルをコピーする個数を示
す、バーチャルチャネル識別子またはバーチャルパス識
別子の長さ以下の長さのコピー数情報とからなるコピー
タグを付加して出力するコピータグ付加手段と、 前記コピータグ付加手段から出力されたセルを受け取っ
て一旦保持し、該セルの前記コピー数情報が付加されて
いた領域に該セルが何番目のコピーであるかを示すコピ
ー番号情報を上書きして前記コピー数情報で示される個
数のセルを出力するコピーバッファ手段と、 前記コピーバッファ手段から出力されたセルを受け取
り、前記コピータグ付加手段により前記コピータグを削
除すると共に、前記コピーコネクション識別情報および
前記コピー番号情報を参照してコピーされたセルの属す
るコネクションを把握し、該コネクションを示すバーチ
ャルパス識別子/バーチャルチャネル識別子を該セルの
バーチャルパス識別子/バーチャルチャネル識別子フィ
ールドに上書きして出力するコピータグ削除手段とを備
えたことを特徴とするATM交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7125070A JP2829255B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | Atm交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7125070A JP2829255B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | Atm交換装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34729892A Division JP2519862B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Atm交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0851443A true JPH0851443A (ja) | 1996-02-20 |
JP2829255B2 JP2829255B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=14901086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7125070A Expired - Fee Related JP2829255B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | Atm交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2829255B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004028589A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Hitachi Ltd | 分析チップ及び分析装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01240050A (ja) * | 1988-03-19 | 1989-09-25 | Fujitsu Ltd | 自己ルーチング交換方式 |
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JPH0568045A (ja) * | 1991-04-24 | 1993-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | 非同期転送モード交換機 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7125070A patent/JP2829255B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2829255B2 (ja) | 1998-11-25 |
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