JPH0851374A - Fm多重受信装置 - Google Patents

Fm多重受信装置

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JPH0851374A
JPH0851374A JP18572294A JP18572294A JPH0851374A JP H0851374 A JPH0851374 A JP H0851374A JP 18572294 A JP18572294 A JP 18572294A JP 18572294 A JP18572294 A JP 18572294A JP H0851374 A JPH0851374 A JP H0851374A
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program
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time
recorded
multiplex
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JP18572294A
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English (en)
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Tetsuji Yamamoto
徹二 山本
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メニュ−番組及びサブメニュ−番組を受信し
ていなくとも見たい番組を直に見ることができ、かつ受
信した番組の履歴を残すことで今後の状況の変化の推測
を可能にすることができるFM多重受信装置を提供する
こと。 【構成】 FM放送波に重畳されたデジタル信号を受信
し、復号解析、描画及び文字表示等を行うFM多重受信
装置において、記録あるいは予約記録する番組を予め設
定する番組設定手段と、該番組設定手段により設定され
た内容と番組のヘッダ情報とを比較し、前記内容と一致
するヘッダ情報を有する番組のみをRAM37に記録す
る番組記録手段とを備えているFM多重受信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFM多重受信装置に関
し、より詳細には車載用等に用いられ、番組の予約機能
及び記録機能等を備えたFM多重受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】FM多
重放送にあっては交通情報やニュ−ス等の番組が提供さ
れるが、ユ−ザ−がこれらの番組を受信しようとしてF
M多重受信装置の電源スイッチを入れても、直ちに前記
番組の情報を受信・確認することができるわけではな
い。その最も大きな理由は、FM多重放送における番組
の構成はツリ−構造となっているので、メニュ−番組及
びサブメニュ−番組等の上階層番組を受信した後でなけ
れば、交通情報等の具体的情報の提供を目的とした特定
番組を選択・受信することができないからである。この
ように従来のFM多重受信装置の場合、前記特定番組の
受信に時間を要するという課題がある。
【0003】また従来のFM多重受信装置で交通情報番
組のように時々刻々とその内容が変化する番組を受信し
ても、それにより得られるのは受信した時点における情
報、例えば、「現在・・・が渋滞しています。」等の情
報のみである。該情報に基づいて前記・・・における渋
滞状況が今後どう変化して行くかを予測することはでき
ない。ユ−ザ−から見れば、現在の状況がどうなってい
るのかを知ることも重要であるが、今後の状況がどう変
化するのかを推測できることも重要である。しかし従来
のFM多重受信装置に前記推測を可能にするデ−タをユ
−ザ−に提供する手段は備えられていない。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、メニュ−番組及びサブメニュ−番組を受信していな
くとも見たい番組をすぐに見ることができ、かつ受信し
た番組の履歴を残すことで今後の状況の変化の推測を可
能にするFM多重受信装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るFM多重受信装置(1)は、FM放送波
に重畳されたデジタル信号を受信し、復号解析、描画及
び文字表示等を行うFM多重受信装置において、記録あ
るいは予約記録する番組を予め設定する番組設定手段
と、該番組設定手段により設定された内容と番組のヘッ
ダ情報とを比較し、前記内容と一致するヘッダ情報を有
する番組のみを記録媒体に記録する番組記録手段とを備
えていることを特徴としている。
【0006】また本発明に係るFM多重受信装置(2)
は、FM多重受信装置(1)において、番組の記録を開
始させる時刻及び記録を終了させる時刻を設定する時刻
設定手段と、番組を記録する時間間隔を設定する時間間
隔設定手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】また本発明に係るFM多重受信装置(3)
は、FM多重受信装置(1)またはFM多重受信装置
(2)において、受信した番組が更新された場合、更新
された番組のみを記録媒体に記録する番組記録手段1を
備えていることを特徴としている。
【0008】また本発明に係るFM多重受信装置(4)
は、FM多重受信装置(1)又はFM多重受信装置
(2)において、受信した番組が更新された場合、更新
される前の番組が記録されている記憶領域の次の記憶領
域に前記更新された番組を記録する番組記録手段2を備
えていることを特徴としている。
【0009】また本発明に係るFM多重受信装置(5)
は、FM多重受信装置(4)において、記録媒体に記憶
されている番組を記録時刻の早い順に再生する再生手段
を備えていることを特徴としている。
【0010】また本発明に係るFM多重受信装置(6)
は、FM多重受信装置(4)において、受信している番
組を記録するのに必要な記憶領域と既に記録されている
番組の記憶領域とを加え合わせると記録媒体の記憶容量
を超える場合、前記既に記録されている番組の記憶領域
の最後に記録されている番組を削除して受信している番
組を記録する番組記録手段3を備えていることを特徴と
している。
【0011】
【作用】
FM多重受信装置(1) 見たい番組あるいは情報を得たい番組を予め前記番組設
定手段で設定しておけば、前記番組記録手段により前記
見たい番組あるいは情報を得たい番組が前記記録媒体に
記憶される。これにより、いちいちメニュ−番組及びサ
ブメニュ−番組を受信して内容選択を行なう必要がなく
なり、前記記録媒体に記憶された番組を再生させるだけ
で見たい番組を直に見ることが可能になり、情報を得た
い番組から直に情報を得ることが可能になる。
【0012】FM多重受信装置(2) 前記時刻設定手段及び前記時間間隔設定手段を備えてい
ることにより、必要な時間だけFM多重受信装置をオン
させ、その他の時間、FM多重受信装置をオフさせてお
くことが可能である。このことは例えば、FM多重受信
装置が車載用として用いられる場合、バッテリ電源の節
約を可能にする。
【0013】FM多重受信装置(3) 最新の情報を随時、見たい時、知りたい時に見たり、知
ることが可能になる。
【0014】FM多重受信装置(4) 前記番組記録手段2により受信した番組の履歴を残すこ
とが可能になる。
【0015】FM多重受信装置(5) 前記再生手段により今後の状況の変化を推測するのに必
要なデ−タをユ−ザに提供することが可能になる。
【0016】FM多重受信装置(6) 現在受信している番組を記録するのに必要な記憶領域と
既に記録されている番組の記憶領域とを加え合わせると
記録媒体の記憶容量を例え超える場合でも、前記番組記
録手段3により前記既に記録されている番組の記憶領域
の最後に記録されている番組が削除され、前記現在受信
している番組が記録される。すなわちFM多重受信装置
(6)にあっては、いかなる場合でも、最新の情報を有
する番組は必ず記録される。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係るFM多重受信装置の実施
例を図面に基づいて説明する。図1は実施例に係るFM
多重受信装置を概略的に示したブロック図である。図1
において10はFM受信機を示しており、FM受信機1
0は電源スイッチ39を介して電源VB に接続されてい
る。FM受信機10はRFアンプ11、同調部12、I
F部13、FM復調部15及びバンドパスフィルタ14
等を含んで構成されている。RFアンプ11の入力側に
はアンテナ9が接続され、出力側は同調部12に接続さ
れ、同調部12はIF部13に接続され、IF部13は
FM復調部15を介してバンドパスフィルタ14に接続
され、バンドパスフィルタ14は復号部31を介してバ
ス38に接続されている。
【0018】20は表示装置を示しており、表示装置2
0は描画IC21、VRAM22、パレット23、ビデ
オインタ−フェ−ス24及びディスプレイ25等を含ん
で構成されている。VRAM22は描画IC21に接続
され、描画IC21はパレット23に接続され、パレッ
ト23はビデオインタ−フェ−ス24を介してディスプ
レイ25に接続されている。また描画IC21はバス3
8に接続されている。
【0019】バス38にはバックアップ機能を備えたR
AM37、時計・タイマ33、CPU34、ROM3
5、パラレルポ−ト32及びスイッチ入力制御用のパラ
レルIC36が接続されている。パラレルポ−ト32は
電源スイッチ39に接続され、CPU34により電源ス
イッチ39のオンオフが制御されるようになっている。
またパラレルIC36には、記録スイッチ41、予約ス
イッチ42、再生スイッチ43及び数字キ−44を備え
たスイッチマトリクス40が接続されている。
【0020】上記のように構成されたFM多重受信装置
の動作を図2〜図5に基づいて説明する。図2〜図5は
いずれもCPU34の動作を示したフロ−チャ−トであ
る。
【0021】まず、図2に示したフロ−チャ−トに基づ
いて実施例に係るFM多重受信装置における番組の設定
に関する動作を説明する。ステップ1では記録スイッチ
41がオンされたかどうかが判断される。記録スイッチ
41がオンされた場合はステップ2に進み、記録スイッ
チ41がオンされなかった場合はステップ10に移る。
ステップ2では記録モ−ドがオンされ、次いでステップ
3において時刻の入力をうながすメッセ−ジがディスプ
レイ25上に出力される。次にステップ4において記録
開始時刻が入力されたかどうかが判断される。記録開始
時刻が入力された場合はステップ6に進み、入力されな
かった場合はステップ5で入力催促処理を行ない(記録
開始時刻の入力をうながすメッセ−ジ画面をディスプレ
イ25上に表示する等の処理を行い)、記録開始時刻が
入力されるまで待機する。ステップ6では記録終了時刻
が入力されたかどうかが判断される。記録終了時刻が入
力された場合はステップ8に進み、入力されなかった場
合はステップ7で入力催促処理を行い(記録終了時刻の
入力をうながすメッセ−ジ画面をディスプレイ25上に
表示する等の処理を行い)、記録終了時刻が入力される
まで待機する。ステップ8では記録の時間間隔が入力さ
れたかどうかが判断される。記録の時間間隔が入力され
た場合はステップ15に進み、入力されなかった場合は
ステップ9で入力催促処理を行い(記録の時間間隔の入
力をうながすメッセ−ジ画面をディスプレイ25上に表
示する等の処理を行い)、記録の時間間隔が入力される
まで待機する。
【0022】ステップ10では予約スイッチ42がオン
されたかどうかが判断される。予約スイッチ42がオン
されなかった場合、本処理は行われない。予約スイッチ
42がオンされた場合、ステップ11に進んで予約モ−
ドがオンされる。次に、ステップ12において時刻の入
力をうながすメッセ−ジがディスプレイ25上に出力さ
れる。次いでステップ13において、予約記録の時刻が
入力されたかどうかが判断され、入力された場合はステ
ップ15に進み、入力されなかった場合はステップ14
で入力催促処理を行い(予約の時刻の入力をうながすメ
ッセ−ジ画面をディスプレイ25上に表示する等の処理
を行い)、予約の時刻が入力されるまで待機する。
【0023】ステップ15では記録する番組内容を選択
するための内容選択メッセ−ジが出力される。該内容選
択メッセ−ジは実施例の場合、以下のようになってい
る。 サ−ビス識別・・・・・レベル1(文字表示) ・レベル2(文字表示+絵(地図)表示) ・レベル3(交通情報専用表示) ・選択なし 情報内容・・・・・・・ニュ−ス ・天気予報 ・交通情報 ・ ・ ・選択なし 交通情報 (1)地域(都道府県コ−ド)・・・・・東京都 ・神奈川県 ・千葉県 ・ ・ ・選択なし (2)内容種別・・・・・・・・・・・・渋滞情報 ・事故・規制情報 ・旅行時間情報 ・ ・ ・選択なし ステップ16では上記サ−ビス識別及び情報内容に
関する選択入力が行われたかどうかが判断される。該選
択入力が行われた場合はステップ18に進み、前記選択
入力が行われなかった場合はステップ17で入力催促処
理を行い(前記選択入力をうながすメッセ−ジ画面をデ
ィスプレイ25上に表示する等の処理を行い)、前記選
択入力が行われるまで待機する。ステップ18ではステ
ップ16での内容選択において交通情報が選択されたか
どうかが判断される。交通情報以外の内容が選択された
場合は本処理を終了し、交通情報が選択された場合は、
ステップ19に進む。ステップ19では上記した(1)
地域(都道府県コ−ド)及び(2)内容種別の詳細内容
が選択されて入力されたかどうかが判断される。該詳細
内容が選択されなかった場合はステップ20で入力催促
処理を行い(前記詳細内容の選択をうながすメッセ−ジ
画面をディスプレイ25上に表示する等の処理を行
い)、前記詳細内容が選択されて入力されるまで待機す
る。そして前記詳細内容が入力された時点で本処理を終
了させる。
【0024】なお、上記内容選択において「選択なし」
が選択された場合は、当該項目のすべての内容(情報)
が記録される。また、ステップ4、ステップ6、ステッ
プ8及びステップ13では時刻(時間)が入力されるま
で待機するとしているが、必ずしも時刻(時間)が入力
されなければならないというわけではない。時刻(時
間)の指定はなくてもよい。例えば、予約・記録開始時
刻が指定されない場合は、現時点より予約あるいは記録
を開始、記録終了時刻が指定されない場合は、連続記録
とし、記録時間間隔が指定されない場合は、番組が更新
されるごとに記録するというようにすれば良い。
【0025】次に、図3に示したフロ−チャ−トに基づ
いて実施例に係るFM多重受信装置における番組内容の
記録動作を説明する。まずステップ31において記録モ
−ドであるかどうかが判断される。すなわち、番組の設
定時において記録スイッチ41がオンされて記録モ−ド
がオンされているかどうかが判断される(図2に示した
フロ−チャ−トのステップ2参照)。記録モ−ドがオン
されていなければ本処理は行われない。記録モ−ドがオ
ンされている場合は、ステップ32において記録を開始
する時刻になったかどうかがどうかが判断される。すな
わち、番組の設定時において記録を開始させる時刻とし
て入力された時刻になったかどうかが判断される(図2
に示したフロ−チャ−トのステップ4参照)。記録を開
始する時刻になると、電源スイッチ39がオンされ、F
M受信機10がオンされる(ステップ33)。
【0026】ステップ34では番組の受信処理が行われ
る。アンテナ9で受信されたFM放送波はRFアンプ1
1及び同調部12で増幅かつ同調された後、IF部13
で中間周波数に変換されかつ増幅される。次いでFM復
調部15で復調された後バンドパスフィルタ14に入力
され、バンドパスフィルタ14においてFM放送波に重
畳されていたデジタル信号(番組)が取り出される。該
デジタル信号は復号部31に入力されて0/1のデジタ
ル信号に復号され、RAM37に格納される。そしてス
テップ35において、RAM37から前記デジタル信号
(番組)が読み出されて該番組のヘッダ情報が、番組の
設定時に選択された情報(図2のフロ−チャ−トのステ
ップ16、18、19参照)と一致しているかどうかが
判断される。一致していればRAM37に格納された番
組が記録すべき対象番組であると判断されてステップ3
6に進み、一致していなければ、ステップ34に戻る。
【0027】ステップ36では受信した番組の内容デ−
タが更新されているかどうかが判断される。該更新の判
断は、番組のヘッダ情報に含まれる更新ビットによって
もよいし、又は所定時間ごとに提供デ−タが更新される
番組の場合は該番組の提供時刻によって判断してもよ
い。デ−タが更新されていない場合はステップ34に戻
り、デ−タが更新されている場合はステップ37に進ん
で受信した番組を記録するのに必要な記憶容量がチェッ
クされる。ステップ38ではRAM37に受信した番組
を記憶するのに必要な空容量があるかどうかが判断され
る。すなわち、RAM37の記憶容量>記録した番組デ
−タの総記憶容量+受信した番組の記憶容量の関係にあ
るかどうかが判断される。前記空容量がある場合は受信
した番組をRAM37に格納し(ステップ39)、前記
空容量がない場合はRAM37に空容量がないことを示
すフラグをオンさせる(ステップ40)。
【0028】次にステップ41では、番組の設定時に設
定された記録時間間隔(図2のフロ−チャ−トのステッ
プ8参照)が時計・タイマ33にセットされる。そして
ステップ42において時計・タイマ33がディクリメン
トされ、ステップ43で前記記録時間間隔が経過して時
計・タイマ33がゼロになったかどうかが判断される。
前記記録時間間隔が経過した場合はステップ34に戻
り、前記記録時間間隔が経過していない場合は、ステッ
プ44に移って番組の設定時に設定された記録の終了時
刻(図2のフロ−チャ−トのステップ6参照)になった
かどうかが判断される。前記記録の終了時刻になってい
ない場合はステップ42に戻り、前記記録の終了時刻に
なった場合はステップ45に移ってRAM37に空容量
がないことを示すフラグがオンされているかどうか(ス
テップ40参照)が判断される。該フラグがオンされて
いない場合はステップ47に移ってFM受信機10をオ
フして本処理を終了させる。一方、前記フラグがオンさ
れている場合には、ステップ46、ステップ47を処理
した後、本処理を終了させる。ステップ46ではRAM
37の記憶領域の最後に記録されている番組が削除さ
れ、一番最後に受信した番組(記録終了時刻の直前に受
信された番組、又は本記録処理が行われている途中で再
生スイッチ43がオンされた場合、再生スイッチ43が
オンされる直前に受信された番組)が前記最後の記憶領
域に記憶される。
【0029】上記処理過程から分かるように実施例に係
るFM多重受信装置における記録動作にあっては、更新
された番組が所定の記録時間間隔ごとにRAM37に全
て記録される。また、このことにより番組を記憶するの
に必要な記憶容量がRAM37の記憶容量を超えた場
合、最新の番組は必ず記録するという方針のもとで、R
AM37の番組記録用の記憶領域の最後の部分に前記一
番最後に受信した番組が記録される。
【0030】次に、図4に示したフロ−チャ−トに基づ
いて実施例に係るFM多重受信装置における番組の予約
動作について説明する。まずステップ51で予約モ−ド
であるかどうかが判断される。すなわち、予約スイッチ
42がオンされて予約モ−ドとなっているかどうか(図
2のフロ−チャ−トのステップ10及びステップ11参
照)が判断される。予約モ−ドでなければ本処理は行わ
れない。予約モ−ドである場合、ステップ52に進んで
予約時刻になったかどうか(図2のフロ−チャ−トのス
テップ13参照)が判断される。予約時刻になるとステ
ップ53に進んで電源スイッチ39がオンされてFM受
信機10がオンされる。
【0031】ステップ54では記録動作を示した図3の
フロ−チャ−トのステップ34で示した受信処理と同様
の処理が行われ、次いでステップ55でもステップ35
と同様に受信した番組のヘッダ情報と番組の設定時に設
定された内容とが一致しており、前記受信した番組が対
象番組であるかどうかが判断される。前記受信した番組
が対象番組でない場合は、ステップ54に戻って再度受
信処理を行い、前記受信した番組が対象番組である場合
は、ステップ56に進んで前記受信した番組の内容デ−
タが更新されているかどうかが判断される。そして前記
受信した番組の内容デ−タが更新されている場合は、該
番組をRAM37に格納し(ステップ57)、前記受信
した番組の内容デ−タが更新されていない場合は、ステ
ップ54に戻る。予約動作の場合、ステップ57におけ
る番組のRAM37への格納方法は、更新された番組の
み(最新の番組デ−タのみ)が格納される。すなわち、
番組が更新されるごとに更新された番組がRAM37の
所定の記憶領域に上書きされる。
【0032】ステップ58では再生スイッチ43がオン
されたかどうかが判断される。再生スイッチ43がオン
されなかった場合は、ステップ54に戻る。一方、再生
スイッチ43がオンされた場合は、ステップ59におい
てRAM37に格納されている最新の番組デ−タが読み
出されてディスプレイ25上に出力され、本予約動作が
終了する。
【0033】次に、図5に示したフロ−チャ−トに基づ
いて実施例に係るFM多重受信装置における再生動作
(記録動作で記録された番組デ−タを再生する再生動
作)を簡単に説明する。まずステップ60において再生
スイッチ43がオンされたかどうかが判断される。再生
スイッチ43がオンされなかった場合、本処理は行われ
ない。再生スイッチ43がオンされた場合は、ステップ
61に進む。ステップ61では番組の設定時に選択・設
定された(複数の)番組のうちどの番組を再生するの
か、ディスプレイ25上に再生する番組の選択を促す画
面を出力する。次に、ステップ62で前記番組の選択が
行われたかどうかが判断される。前記番組の選択が行わ
れた場合は、ステップ64に進み、前記番組の選択が行
われなかった場合はステップ63で入力催促処理を行い
(前記番組の選択を促すメッセ−ジ画面をディスプレイ
25上に出力する等の処理を行い)、前記番組の選択が
行われるまで待機する。ステップ64では前記選択され
た番組の再生を行う場合の再生時間間隔(コマ送り時間
間隔)の入力画面が表示される。そしてステップ65に
おいて前記再生時間間隔が入力されたかどうかが判断さ
れる。前記再生時間間隔が入力された場合はステップ6
7に進み、前記再生時間間隔が入力されなかった場合は
ステップ66で入力催促処理を行い(前記再生時間間隔
の入力を促すメッセ−ジ画面をディスプレイ25上に出
力する等の処理を行い)、前記再生時間間隔が入力され
るまで待機する。
【0034】ステップ67ではRAM37に記録された
時刻の早い順に番組が再生される。次にステップ68で
は、時計・タイマ33に前記再生時間間隔がセットされ
る。そしてステップ69において、時計・タイマ33が
ゼロになったかどうかが判断される。時計・タイマ33
の値がゼロでない場合は、ステップ70で減算処理を施
した後再度ステップ69での判断が行われる。一方、前
記再生時間間隔が経過して時計・タイマ33がゼロにな
った場合、ステップ71に進んで再生する番組の全デ−
タが出力されたかどうかが判断される。全デ−タが出力
されると本処理は終了する。一方、まだ再生する番組の
デ−タが残っている場合は、ステップ72で読み出しア
ドレスを更新した後、ステップ67に戻る。
【0035】以上説明したように実施例に係るFM多重
受信装置にあっては、番組の設定時に選択・設定された
番組のみが受信されてRAM37に記録されるので、メ
ニュ−やサブメニュ−等の上階層番組を受信してそれら
の選択・指示に従って個別番組を受信するといった手間
を省くことができ、必要な時に前記番組の情報をいつで
も取り出して確認することができる。
【0036】また、予約・記録開始時刻、記録終了時
刻、記録時間間隔を設定することができるので、必要な
時間だけFM多重受信装置を作動させることができる。
これにより、実施例に係るFM多重受信装置が車載用等
に用いられる場合、バッテリ電源を節約することができ
る。
【0037】また、番組の記録が行われる場合、更新さ
れる毎に全ての番組がその提供時刻の早い順にRAM3
7に記録されるので、ユ−ザ−はRAM37に記録され
ている番組を再生することで受信した番組の履歴を確認
することができる。すなわち、今後の状況の変化を推測
するのに必要な判断材料をユ−ザ−に提供することがで
きる。また、更新される毎に全ての番組を記録する場
合、番組を記録するのに必要な記憶容量がRAM37の
記憶容量を超える時、RAM37の最後の部分に記録さ
れている番組が削除されて当該部分に一番最近受信した
番組が記録される。すなわち実施例に係るFM多重受信
装置では、いかなる場合にあっても最新の情報を有する
番組は必ず記録することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るFM多
重受信装置(1)の場合、いちいちメニュ−及びサブメ
ニュ−等の上階層番組を受信して内容選択を行う手間及
び時間を省くことができ、前記記録媒体に記録されてい
る番組を再生させるだけで見たい番組を見ることがで
き、知りたい番組の情報を確認することができる。
【0039】また本発明に係るFM多重受信装置(2)
の場合、必要な時だけFM多重受信装置を作動させるこ
とができ、車載用等に用いられた場合は、バッテリ電源
を節約することができる。
【0040】また本発明に係るFM多重受信装置(3)
の場合、最新の番組情報を見たい時に見ることができ、
知りたい時に確認することができる。
【0041】また本発明に係るFM多重受信装置(4)
の場合、受信した番組の履歴を残すことができる。
【0042】また本発明に係るFM多重受信装置(5)
の場合、前記再生手段により前記記録媒体に記録されて
いる番組を再生することで、ユ−ザ−が今後の状況の変
化を推測するのに必要な判断材料を提供することができ
る。
【0043】また本発明に係るFM多重受信装置(6)
の場合、いかなる場合にあっても最新の番組情報は必ず
記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るFM多重受信装置を概略
的に示したブロック図である。
【図2】番組の設定に関するCPUの動作を示したフロ
−チャ−トである。
【図3】番組の記録に関するCPUの動作を示したフロ
−チャ−トである。
【図4】番組の予約記録に関するCPUの動作を示した
フロ−チャ−トである。
【図5】記録動作に従って記録された番組の再生に関す
るCPUの動作を示したフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
10 FM受信機 20 表示装置 31 復号部 33 時計・タイマ 34 CPU 37 RAM 40 スイッチマトリクス 41 記録スイッチ 42 予約スイッチ 43 再生スイッチ 44 数字キ−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM放送波に重畳されたデジタル信号を
    受信し、復号解析、描画及び文字表示等を行うFM多重
    受信装置において、記録あるいは予約記録する番組を予
    め設定する番組設定手段と、該番組設定手段により設定
    された内容と番組のヘッダ情報とを比較し、前記内容と
    一致するヘッダ情報を有する番組のみを記録媒体に記録
    する番組記録手段とを備えていることを特徴とするFM
    多重受信装置。
  2. 【請求項2】 番組の記録を開始させる時刻及び記録を
    終了させる時刻を設定する時刻設定手段と、番組を記録
    する時間間隔を設定する時間間隔設定手段とを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載のFM多重受信装置。
  3. 【請求項3】 受信した番組が更新された場合、更新さ
    れた番組のみを記録媒体に記録する番組記録手段1を備
    えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のFM多重受信装置。
  4. 【請求項4】 受信した番組の内容が更新された場合、
    更新される前の番組が記録されている記憶領域の次の記
    憶領域に前記更新された番組を記録する番組記録手段2
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のFM多重受信装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記憶されている番組を記録時
    刻の早い順に再生する再生手段を備えていることを特徴
    とする請求項4記載のFM多重受信装置。
  6. 【請求項6】 受信している番組を記録するのに必要な
    記憶領域と既に記録されている番組の記憶領域とを加え
    合わせると記録媒体の記憶容量を超える場合、前記既に
    記録されている番組の記憶領域の最後に記録されている
    番組を削除して受信している番組を記録する番組記録手
    段3を備えていることを特徴とする請求項4記載のFM
    多重受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002021740A1 (fr) * 2000-09-01 2002-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Simulateur de terminal de reception, dispositif de conception d'un programme de diffusion, terminal de reception, systeme de transmission/reception de donnees ainsi realise

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002021740A1 (fr) * 2000-09-01 2002-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Simulateur de terminal de reception, dispositif de conception d'un programme de diffusion, terminal de reception, systeme de transmission/reception de donnees ainsi realise

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