JPH08511729A - 溶融金属取扱容器の改良 - Google Patents

溶融金属取扱容器の改良

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JPH08511729A
JPH08511729A JP6507583A JP50758394A JPH08511729A JP H08511729 A JPH08511729 A JP H08511729A JP 6507583 A JP6507583 A JP 6507583A JP 50758394 A JP50758394 A JP 50758394A JP H08511729 A JPH08511729 A JP H08511729A
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Application number
JP6507583A
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English (en)
Inventor
ブロムズ・グンナー
ソデルベルグ・トレ
クック・ケビン
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アイエフエー、インスティトウテト、フォー、プロダクションズ、アンド、アルベツプラツトベックリング、エービー
フォセコ、インターナショナル、リミテッド
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Publication date
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、ガスを出口へ導入して障害物を取り除く手段を提供するものである。従って、この発明は、溶融金属取扱容器の出口を開閉する装置を提供するものであり、その容器は出口(5a)に連通し、相対的に移動できるバルブ部材(7、8)を持ったバルブ(6)を含んでおり、バルブ部材は開口(10、12)を持っており、その開口は互いに異なった位置に置かれてバルブを閉じ、従って出口(5a)を閉じており、また互いに連通して出口(5a)とも連通して出口を開き、それによって溶融金属が容器から流れ出るという容器であって、ガスを通過させることのできる破砕され易いチューブ(13)が備えられ、そのチューブ(13)は、バルブ部材(7、8)を貫通して容器の出口(5a)内へ延びるに充分な長さを持っており、それによってガスが出口へ通され、その後バルブ部材(7、8)の相対的移動によってバルブの開口がチューブ(13)を破壊し、その結果、チューブが開口を妨害しないことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】 溶融金属取扱容器の改良 この発明は、溶融金属取扱容器に関するものであり、とくに溶融金属取扱容器 例えば取鍋の底の開口を改良するための方法と装置とに関するものである。容器 の出湯口通路の下にはバルブが付設されているが、そのバルブは流路を持った移 動可能なバルブ部材から成り、その流路はバルブの閉じた状態では互いに異なっ た位置にあり、バルブの開いた状態では本質的に互いに一直線上にあり、従って 溶湯がその流路を通って容器から流出することができる。 このタイプのバルブとその周辺装置は、スライディングゲートシステムと呼ば れ数種の異なった形に設計されて用いられており、バルブ部材が垂直に直線状に 相対移動するものと、バルブ部材が相対的に回転移動をするものとを含んでいる 。このタイプのバルブの例はとりわけWO/37/07306に記載されている 。 取鍋を例に取って、以下でこの発明をさらに詳しく説明する。 取鍋の底には出湯口があって、その出湯口はスライディングゲートバルブシス テムに通じている。溶湯がバルブに流下し、その結果として出湯口の通路で凝固 し出湯口を塞ぐのを防止するために、出湯口には通常砂が充填されている。それ にも拘わらず、溶融鋼で満たされた取鍋の出湯口バルブを開いて鋼をインゴット ケース又はタンディッシュ中へ流下させようとする時は、鋼の製造工程における 重要な瞬間である。この場合、或る割合で起こることは、バルブが開いている時 にバルブ内又は出湯口に関連するところで、或る形の 閉塞のために鋼が流れ出ないということである。 バルブが開いている時に溶融金属が自然に流出しないことは、一連の経済的又 は作業環境的に関連した問題を生じる。通常溶湯は取鍋から保護管を通って流出 するが、その保護管は空気が溶融鋼に接触するに至るのを防いでいる。出湯口通 路の閉塞が起こると、この保護管を取り除くことが必要となり、酸素燃焼装置を 持って近づき、この障害物を取り除かなければならない。その場合には、酸素供 給管に接続されたパイプランスを出湯口通路内へ手作業で押し込んで、閉塞物を 焼き尽くすようにする。 この作業の間、溶融鋼とスラグとは出湯口の周りに飛び散り、障害物が取り除 かれると、溶融鋼は激しい流れとなって作業者に近いタンディッシュへ流れ込む 。この作業に伴う危険は全く明白である。酸素ランスと酸素の費用は別にしても 、この作業は出湯口を構成している耐火材料の消耗の増大を招く。さらに、閉塞 された取鍋を開くには時間が掛かるので、これはタンディッシュから鋳型への最 適な鋳造速度が達成されない結果となり、このことは言い換えれば低品質の鋼を 生じることになる。さらに悪い場合には、鋳造を中止して改めて鋳造を開始し、 取鍋内の鋼を再加熱するためのその後の準備をしなければならない。 スライディングゲートを開く直前に出湯口の流路内にアルゴンガスを吹き込む という試みがなされたが、この試みによると流路が加圧され、高温で焼結された 砂の殻、又は恐らく出湯口の孔の周りを覆っている凝固した鋼が取り除かれる。 これらの試みの際には、アルゴンガスがバルブの閉鎖状態にある出湯口の流路下 端に導入されており、従って大きな抵抗の下に砂の全支柱中を上昇して上部に到 達する。 或る試みの間に、砂が吹き飛ばされて鋼が出湯口の流路内へ流れ出し、バルブ が開かれる前に固化する時がある。密封することに伴う問題でさえも、重大なこ とであった。 従って、多くの理由により取鍋のバルブの開口に関連して、円滑な出湯を改良 したいという希望があったので、この発明はこれを達成するための方法と装置と を提供することを目的とするものである。 よって、この発明は、出湯口の流路内で比較的高いところへガスを導入する手 段により、ガス好ましくはアルゴンガスを使用することを基礎とするものである 。この発明によると、この操作の間に、比較的破砕し易い材料で作られたチュー ブか出湯口の通路内へ差し込まれ、そこではチューブはバルブの閉じた状態でバ ルブの両部材中を貫通している。その後、ガスがチューブ内に吹き込まれ、その 上でバルブが開かれ、その開く間にチューブが切断される。チューブの切断端の 流出は、その後、出湯の間溶融鋼の流れが起きる前に、砂の流出に続いて起こる 。 従って、この発明は一面では、溶融金属取扱容器における出口を開閉するため の装置を提供するものであるが、その装置は、出口に通じていて相対的に移動可 能なバルブ部材を持ったバルブを含んでおり、そのバルブ部材はそれぞれ開口を 持ち、その開口は互いに異なった位置にあってバルブ従って出口を閉じており、 またその開口は互いに連通し従って出口と連通して出口を開き、その場合に溶融 金属が容器から流出するという容器において、ガスを通すことのできる破砕し易 いチューブが提供されており、そのチューブはバルブ部材を貫通して容器の出口 に達するに充分な長さを持っており、そ れによってガスを出口へ通し、その後バルブ部材の相対的移動によってバルブの 開口がチューブを破壊し、その結果チューブが開口を妨害しないことを特徴とす るものである。 別の面では、この発明は溶融金属取扱容器における出口の開閉方法を提供する ものであり、その方法は、バルブが出口に連通して付設され、そのバルブは相対 的に移動可能なバルブ部材を持っており、各バルブ部材は開口を持ち、その開口 は互いに位置を異にしてバルブを閉じ、従って出口を閉じ、またその開口は互い に連通するところに位置し、また出口とも連通して出口を開き、これによって溶 融金属が容器から流出するという方法において、バルブが閉じた状態にある間に 、破砕し易いチューブをバルブ部材から出口内へ挿入し、チューブから出口内へ ガスを注入して、障害物を出口へ移動させ、バルブを開き、それによって出口内 のチューブの長さを切断することを特徴とするものである。 比較的破砕し易いチューブは、移動可能なバルブ部材内を流路の近くで貫通し 、固定されたバルブ部材中の流路を通って上昇していてもよい。 添付図面を参照して、実施例によってこの発明をさらに説明する。 図1は、取鍋の底部分の断面を示し、その底部分はこの発明によって付設され たスライディングゲートシステムの応用物を備えている。 図2、3及び4は、バルブを開いた時のその後の段階を示す同様な断面図であ る。 図5は、ガスチューブの適当な設計例の拡大平面図である。 図6は、スライディングゲート組立物にガスチューブを接続する に適した設計例を、同様に幾分拡大して示している。 これらの図面において、1は取鍋の底を示し、2は取鍋の内張り煉瓦を示し、 3は取鍋底の穴を示している。ウエルブロック4は穴3内に付設され、セラミッ クチューブ5(これは内側ノズルと云われている)で内張りされており、セラミ ックチューブ5は取鍋の出湯口通路5aの外郭を構成している。 スライディングゲートバルブシステム6が取鍋の底1に固定され、バルブシス テム6は上方ハウジング部材7と、これと同様な移動可能の下方ハウジング部材 8とから成り立っている。スライディングゲートシステム6は、取鍋に付設する ことができまたその後に取り外せるユニットである。それは上方ハウジング部材 7と下方ハウジング部材8とから成るが、そのうちの上方ハウジング部材7は耐 火材製のバルブ板9とそれを貫通している流路開口10とを含んでおり、下方ハ ウジング部材8は出口通路12を持った耐火材製のバルブ板11を含んでいる。 スライディングゲートシステム7の上部は、図に示された状態では取鍋に対して 移動不可能となっており、そこでは流路開口10が内側ノズル5によって構成さ れた開口の下方に同軸で付設されており、すなわち流路開口10は出湯口通路5 aと同軸となっている。図1では、スライディングゲートシステムが閉じた状態 で示されているが、下方の移動可能なバルブ部材8が左側に位置し、その結果バ ルブ板11中の出口通路12がバルブ板9中の流路開口10の側方へ片寄ってお り、バルブ板11の表面が出湯口通路5aと交差する位置にあって、出湯口通路 5aを閉じている。スライディングゲートシステムは、上述のように、公知の同 様なシステムのものに対応している。 この発明によると、ガスチューブ13が下方ハウジング部材8と、バルブ板1 1の一部とを貫通しているが、そのバルブ板11の一部は出湯口通路5aを閉じ ている。ガスチューブ13の上端は通路5aの上部に延びており、その下端は下 方ハウジング部材の下面に当接している密封接続片14内に位置している。図示 されていないガス源が接続片14を介してガスチューブに接続される。ガスチュ ーブ13は、比較的破砕され易いもの、即ち比較的脆い耐火物で作られている。 その代わりに、そのチューブの長さの一部だけが破砕され易いもので作られてい ることが必要であって、その余の部分は例えば金属で作られていてもよい。 必要ならば、ガスチューブ13がバルブ板11内に設けられた穴の中に予め付 設されているように、ガスチューブ13を備えた接続片14からなるユニットを 工業的スケールで予め作っておいてもよい。接続片14は、図示していない取付 具によってこれを適所に保持することができる。図6を参照して、取付具を備え たガスチューブの1つの変形物を後に説明するが、この発明の範囲と精神とから 逸脱することなく、適当な接続具を用いることができることは云うまでもない。 上述の取鍋では、内張り煉瓦2、ウエルブロック4、及び内側ノズル5の上に (図示されていない)溶湯が存在し、既に知られているように、ノズル5によっ て取り囲まれた出湯口の通路5aは、(図示されていない)適当量の砂で満たさ れ、その砂は溶湯と接触する部分では焼結されてドーム状の殻となっている。 取鍋から出湯が行われようとする時には、ガス好ましくはアルゴンガスを接続 片14から吹き込み、出湯口の通路、すなわち焼結さ れた砂の殻15内の障害物を破壊するが、砂の殻15は図2では破壊された状態 で示されている。出湯口の通路5a内へ相当の距離延びているガスチューブのた めに、(下端から測ってノズルの高さの約4分の3が良い結果を与えることが明 らかとなっている)、除くべき障害物の真下に圧縮ガスが導入される。さらに、 砂の大部分はノズル内に残り、その結果、溶湯がノズルを押し下げて出湯通路で 凝固して閉塞する、という随伴する危険を防いている。また、残っている砂が下 方への背圧を与え、その結果湯漏れの危険を少なくしている。ガス圧システムは 、バルブ開口のために、例えば水圧ピストンとシリンダーとからなるユニットの ような駆動ユニット(図示されていない)を必要としないので、移動可能な下方 ハウジング部材8は、図1のように右へ動いてノズル穴ユニットを開く。これに 関連して、ガスチューブ13は内側ノズル5の内壁と出会って、内壁の下端で切 断される。この状態が図3に示されている。しかし、実際には、ガスチューブは 、その挿入された部分が内側ノズル5内の砂によって固定されているために、も っと早い時期に破壊する。そうしている間に、バルブ板11より上にあるガスチ ューブ13の挿入された部分は、図3に示されている状態に押しやられる。引き 続く開口の移動によって出湯口通路全体が開口し、その結果溶湯が内側ノズル5 、流路開口10、及びその後に下方バルブ板出口通路12を経て流出する。この 場合、ガスチューブ13の切断された部分が一緒に流出する。ガスチューブ13 の下方ハウジング部材8内に残っている部分は、出湯が完了したあとで、接続片 14を下方ハウジング部材8に保持している(図示されていない)取付具を取り はずすことによって取り除くことができる。 図5では、ガスチューブ13として好ましい構造を持った例を示している。そ のガスチューブは、鋼の溶融温度に等しい温度に耐えることができ、さらにバル ブが開くときに容易に切断されるようなセラミック材で作られているものが適し ている。そのチューブはその長さ全体にわたって軸方向に貫通する数箇の穴、図 に示した例では4箇の穴又は通路を備えている。上述のように、バルブが開くと ガスチューブが破壊し、ガスチューブの一部が移動可能なバルブ板8内に残され る。かりに、出湯が進行している間にスライディングゲートユニットを閉じなけ ればならないときには、ガスチューブの残っている部分が栓となり、従って残存 している流出の許される面積はガスチューブ内の穴によって構成された部分であ る。従って、1箇の比較的大きな穴の代わりに数箇の比較的小さな穴を持ち、そ の穴はガスを自由に通すが溶湯を凝固により、従って通路の閉塞によって通過さ せないものとすることは有利なことである。 スライディングゲートユニットへのガスチューブ13の接続は、図6に詳細に 示されている。下方バルブ部材8の孔16と同軸に並べられる中心孔15を持っ た環状コネクター14′が、下方バルブ部材8の下側に溶接されるか又はその他 の方法によって付設されている。コネクター14′はこれから垂下する下方環状 部分14bを持ち、環状部分14bは外側にネジが付設され、中心孔17は孔1 5及び16と同軸であるがより大きい内径を持っている。従って、コネクター1 4′の内部孔には肩18が設けられている。孔15と16とはチューブ13の外 径よりも大きな内径を持ち、従ってチューブ13はこれら2箇の孔から自在に挿 入することができ、またバルブ板11内のさらに正確に適合する孔へ上昇させる ことができ、すな わち板11の孔はチューブの周りに一層よく適合している。その後に、チューブ 13は(図6では示されていない)上方バルブ板9の流路開口10内を通る。し かし、ガスチューブ13と孔15及び16との間の環状の隙間は、非常に小さく して溶湯の侵入をできるだけ避けるようにしなければならない。上述したように 、接続片14′の孔15と同軸となっている孔17は、孔15よりも大きな直径 を持って配列されており、従ってそこには肩18が形成されている。この肩は円 形スリーブ19の座として働くが、スリーブ19はガスチューブ13の下端部分 13′のすぐ上方でチューブ13に接着されることが好ましい。或る与えられた 長さのチューブ13では、チューブ13が出湯口の通路5a内でどれだけ延びる ことになるかは、スリーブ19の長さによって決められる。 ガスチューブ13の下端部分13′の周りにはO−リング20が付設される。 (図示していない)ガスパイプのために接続ニップル21が付設されるが、その ニップルは内部を貫通するガス通路22と外方へ向くフランジ23を持っている 。ガス通路22は、フランジ23の領域で内径を拡大されて一層大きな孔24と なっている。孔24は、或る程度の遊びをもってガスチューブ13の下端部分1 3′を収容している。接続ニップル21の孔24から上端面へ移行するところに は、環状溝25が形成されているが、溝25はO−リングの厚みよりも小さい深 さを持ち、O−リングの外径に相当する内径を持っている。ガスチューブ13を 孔15及び16内に挿入してスリーブ19を肩18に接触させたあとで、ガスチ ューブの下端13′の周りにO−リングを付設し、その後接続ニップルの孔24 が下端13′を包囲するように接続ニップル21を嵌めると、O−リング が溝25内に座ることとなる。その後、クランプボルト26を接続片14のネジ 部14b上にネジ込む。ボルト26は内方フランジ27を持ち、内方フランジ2 7はフランジ23と接触し、フランジ23はO−リングを圧縮しながらスリーブ 19を肩18に向かって押している。バルブを開き、ガスチューブを切断したの ちに、クランプボルト26のネジをゆるめ、接続ニップル21を取り除くと、ガ スチューブの残留部分を容易に取り除くことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年1月13日 【補正内容】 訂正した請求の範囲 1.出口(5a)に通じていて相対的に移動可能なバルブ部材(7、8)を持 ったバルブ(6)を含んでおり、そのバルブ部材は開口(10、12)を持ち、 その開口は互いに異なった位置にあってバルブ従って出口(5a)を閉じており 、またその開口は互いに連通し、また出口(5a)とも連通して出口を開き、そ れによって溶融金属が容器から流出するという容器において、ガスを通すことの できる破砕し易いチューブ(13)が備えられており、そのチューブ(13)は バルブ部材(7、8)を貫通して容器の出口(5a)に達するに充分な長さを持 っており、チューブによりガスを出口へ通し、その後バルブ部材(7、8)の相 対的移動によってバルブ(6)の開口がチューブ(13)を破壊し、その結果チ ューブか開口を妨害しなくなることを特徴とする溶融金属取扱容器における出口 を開閉するための装置。 2.容器が取鍋であり、出口(5a)が取鍋の底(1)に設けられている、請 求項1に記載の装置。 3.バルブ(6)が静止部材(7)を容器の底(1)の下側に付設させていて 、移動部材(8)を静止部材(7)の真下に付設させている、請求項1又は2に 記載の装置。 4.チューブ(13)が移動部材(8)に付設され、その結果、移動部材(8 )が出口(5a)を閉じるところに位置するときは、チューブ(13)か静止部 材(7)内の開口(10)を貫通して出口(5a)へ延びている請求項3に記載 の装置。 5.チューブ(13)が充分な長さを持っていて、出口(5a)の長さの大部 分にわたって延びている、請求項1−4の何れか1つに記 載の装置。 6.チューブ(13)が、その一端近くで、移動部材(8)に固定可能な接続 ユニット(14)に固定されている、請求項3、4又は5の何れか1つに記載の 装置。 7.チューブ(13)がバルブの移動部材(8)内の孔(16)を貫通して孔 (16)にはまり込んでいる、請求項3、4、5又は6の何れか1つに記載の装 置。 8.チューブ(13)にスリーブユニット(19)が付設され、ユニット(1 9)が(5a)内に挿入可能なチューブ(13)の長さを限定している、請求項 1−7の何れか1つに記載の装置。 9.チューブ(13)が長手方向に貫通するガス通路(13a)を複数箇含ん でいる、請求項1−8の何れか1つに記載の装置。 10.チューブ(13)の長さのほんの1部が破砕され易い材料で作られている 、請求項1−9の何れか1つに記載の装置。 11.チューブ(13)の破砕され易い材料製の1部以外の部分が金属で作られ ている、請求項10に記載の装置。 12.バルブ(6)が出口(5a)に連通する位置に付設され、バルブ(6)は 相対的に移動可能なバルブ部材(7、8)を持っており、そのバルブ部材は開口 (10、12)を持ち、その開口は互いに位置を異にしてバルブ(6)を閉じ、 従って出口(5a)を閉じ、またその開口は互いに連通するところに位置し、ま た出口(5a)とも連通して出口を開き、これによって溶融金属が容器から流出 するという方法において、バルブ(6)が閉じた状態にある間に、破砕し易いチ ューブ(13)をバルブ部材(7、8)から出口(5a)内へ挿入し、チューブ (13)から出口(5a)内へガスを注入し て障害物(15)を出口(5a)へ移動させ、バルブ(6)を開き、それによっ て出口(5a)内のチューブ(13)の長さを切断することを特徴とする、溶融 金属取扱容器における出口(5a)を開閉する方法。 13.容器が取鍋であり、出口(5a)が取鍋の底にある請求項12に記載の方 法。 14.バルブが、容器の底の下側に付設されている静止部材(7)と、静止部材 (7)の直下に付設されている移動部材(8)とを持っている、請求項12又は 13に記載の方法。 15.チューブ(13)が移動部材(8)に付設され、移動部材(8)が出口( 5a)を閉じるところに位置しているときには、チューブ(13)が静止部材( 7)中の開口(10)を貫通して出口(5a)内へ延びている、請求項14に記 載の方法。 16.チューブ(13)が、出口(5a)の長さの約4分の3までの距離にわた って出口(5a)中に挿入されている、請求項12−15の何れか1つに記載の 方法。 17.チューブ(13)から注入されたガスによって除かれた妨害物が、出口( 5a)内に堆積した砂の焼結された殻である、請求項12−16の何れか1つに 記載の方法。 18.ガスがアルゴンである、請求項12−17の何れか1つに記載の方法。 19.チューブ(13)のほんの1部か破砕され易い材料で作られている、請求 項12−18の何れか1つに記載の方法。 20.チューブ(13)の破砕され易い材料製の1部以外の部分が金属で作られ ている、請求項19に記載の方法。 21.長手方向に延びる少なくとも1箇のガス通路(13a)を持ち、ガス源に 接続可能な破砕し易いチューブ(13)であって、請求項1−16の何れか1つ の装置又は方法に使用されるチューブ(13)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブロムズ・グンナー スウェーデン国、ストックホルム、エス― 11640、ニトルゲト、8 (72)発明者 ソデルベルグ・トレ スウェーデン国、アルブスヨ、エス― 12534、ヨハンスキッテス ヴェーグ、284 (72)発明者 クック・ケビン イギリス国、ウエストミドランズ、ダブリ ュエス4、2ディ―エス、ウォールソー ル、リーロード、20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.出口(5a)に通じていて相対的に移動可能なバルブ部材(7、8)を持 ったバルブ(6)を含んでおり、そのバルブ部材は開口(10、12)を持ち、 その開口は互いに異なった位置にあってバルブ従って出口(5a)を閉じており 、またその開口は互いに連通し、また出口(5a)とも連通して出口を開き、そ れによって溶融金属が容器から流出するという容器において、ガスを通すことの できる破砕し易いチューブ(13)が備えられており、そのチューブ(13)は バルブ部材(7、8)を貫通して容器の出口(5a)に達するに充分な長さを持 っており、チューブによりガスを出口へ通し、その後バルブ部材(7、8)の相 対的移動によってバルブ(6)の開口がチューブ(13)を破壊し、その結果チ ューブが開口を妨害しなくなることを特徴とする、溶融金属取扱容器における出 口を開閉するための装置。 2.容器が取鍋であり、出口(5a)が取鍋の底(1)に設けられている、請 求項1に記載の装置。 3.バルブ(6)が静止部材(7)を容器の底(1)の下側に付設させていて 、移動部材(8)を静止部材(7)の真下に付設させている、請求項1又は2に 記載の装置。 4.チューブ(13)が移動部材(8)に付設され、その結果、移動部材(8 )が出口(5a)を閉じるところに位置するときは、チューブ(13)が静止部 材(7)内の開口(10)を貫通して出口(5a)へ延びている、請求項3に記 載の装置。 5.チューブ(13)が充分な長さを持っていて、出口(5a)の長さの大部 分にわたって延びている、請求項1−4の何れか1つに記 載の装置。 6.チューブ(13)が、その一端近くで、移動部材(8)に固定可能な接続 ユニット(14)に固定されている、請求項3、4又は5の何れか1つに記載の 装置。 7.チューブ(13)がバルブの移動部材(8)内の孔(16)を貫通して孔 (16)にはまり込んでいる、請求項3、4、5又は6の何れか1つに記載の装 置。 8.チューブ(13)にスリーブユニット(19)が付設され、ユニット(1 9)が(5a)内に挿入可能なチューブ(13)の長さを限定している、請求項 1−7の何れか1つに記載の装置。 9.チューブ(13)が長手方向に貫通するガス通路(13a)を複数箇含ん でいる、請求項1−8の何れか1つに記載の装置。 10.バルブ(6)が出口(5a)に連通する位置に付設され、バルブ(6)は 相対的に移動可能なバルブ部材(7、8)を持っており、そのバルブ部材は開口 (10、12)を持ち、その開口は互いに位置を異にしてバルブ(6)を閉じ、 従って出口(5a)を閉じ、またその開口は互いに連通するところに位置し、ま た出口(5a)とも連通して出口を開き、これによって溶融金属が容器から流出 するという方法において、バルブ(6)が閉じた状態にある間に、破砕し易いチ ューブ(13)をバルブ部材(7、8)から出口(5a)内へ挿入し、チューブ (13)から出口(5a)内へガスを注入して障害物(15)を出口(5a)へ 移動させ、バルブ(6)を開き、それによって出口(5a)内のチューブ(13 )の長さを切断することを特徴とする、溶融金属取扱容器における出口(5a) を開閉する方法。 11.容器が取鍋であり、出口(5a)が取鍋の底にある請求項10に記載の方 法。 12.バルブが、容器の底の下側に付設されている静止部材(7)と、静止部材 (7)の直下に付設されている移動部材(8)とを持っている、請求項10又は 11に記載の方法。 13.チューブ(13)が移動部材(8)に付設され、移動部材(8)が出口( 5a)を閉じるところに位置しているときには、チューブ(13)が静止部材( 7)中の開口(10)を貫通して出口(5a)内へ延びている、請求項12に記 載の方法。 14.チューブ(13)が、出口(5a)の長さの約4分の3までの距離にわた って出口(5a)中に挿入されている、請求項10−13の何れか1つに記載の 方法。 15.チューブ(13)から注入されたガスによって除かれた障害物が、出口( 5a)内に堆積した砂の焼結された殻である、請求項10−14の何れか1つに 記載の方法。 16.ガスがアルゴンである、請求項10−15の何れか1つに記載の方法。 17.長手方向に延びる少なくとも1箇のガス通路(13a)を持ち、ガス源に 接続可能な破砕し易いチューブ(13)であって、請求項1−16の何れか1つ の装置又は方法に使用されるチューブ(13)。
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