JPH08511389A - オーディオ信号を接続及び調節する方法及び装置 - Google Patents

オーディオ信号を接続及び調節する方法及び装置

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JPH08511389A JP7501998A JP50199895A JPH08511389A JP H08511389 A JPH08511389 A JP H08511389A JP 7501998 A JP7501998 A JP 7501998A JP 50199895 A JP50199895 A JP 50199895A JP H08511389 A JPH08511389 A JP H08511389A
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Abstract

(57)【要約】 オーディオ信号接続、及び調節回路要素は、両方の入力線上にコモンモード電圧を生成するために、信号供給源に対する接地入力を横切る、抵抗降下を使用する。差動増幅器が、供給入力線上のコモンモード電圧から、接地線上に生成されたコモンモード電圧を減算して、出力として供給電圧のみが残される。差動増幅器出力は、浮遊接地の代わりに、正の安定な電圧基準に対して生成される。

Description

【発明の詳細な説明】 オーディオ信号を接続及び調節する方法及び装置 1.関連特許出願に対するクロス・リファレンス 本発明は、出願番号08/062,422の、1993年5月13日に出願され、Apple Compute r,Inc.に譲渡された、David Franklin Wilson及びLawrence Frederick Heylによ る、「Audio Peripheral Mixer Circuitand Method for Noise Reduction」と題 される特許出願に関連し、その開示を参照として本明細書に取り込む。 2.発明の分野 本発明は、電子的な増幅器システムに関する。特に、本発明は、コンピュータ システムにオーディオ信号源を接続することに関する。 3.発明の背景 パーソナル・コンピュータが、各種のマルチメディア装置及び技術を通して、 ユーザと相互作用するという、高度性が増大しつつある。特に、デスクトップ・ コンピュータが、マイクロフォン、テープ及びCDプレーヤ、ビデオ入力、及び 電話装置を含む、各種の音源からの信号を取り込み始めている。これらの供給源 は、コンピュータアプリケーションにより使用するための、音響及び音声情報を 与える。例えば、サンプリングプログラムアプリケーションは、音声及び音楽情 報を捕捉、格納、及び修正することができる。他の例として、会話認識及び合成 プログラムは、人の会話を分析して、認識された人の音声に基づいて、プログラ ム命令を実行する。音響入力に対する新しい用途は、絶えずコンピュータ性能を 拡大する。 あいにく、幾つかの要因が、デスクトップ・コンピュータにおけるこれら音声 入力の利用を妨げる。デジタル目的に対して設計された、デスクトップ・コンピ ュータは、オーディオ周波数の電子操作に対して、幾分冷淡な環境を呈示する。 デスクトップ・コンピュータは、オーディオ領域における不要な電磁周波数成分 を有する、デジタル信号を連続的に発生し、それによりコモンモード雑音が生み 出される。更に、回路基板、コネクタ、及びケーブル内の直列インダクタンス、 及び直列抵抗降下(IR降下)が、このコモンモード雑音を募らせる。電力基本 周波数、及びそれらの基本高調波も又、このコモンモード雑音に加わる。 コモンモード雑音は、2つのアナログ装置を互いに接続する(音声入力、及び デスクトップ・コンピュータに搭載の前置増幅器のような)のを困難にする。素 直な手法は、2つの装置の接地信号を互いに接続して、次に、外部の信号源を適 切な入力点に接続する。しかし、コモンモード雑音のために、接地は、めったに 真の「接地」とはならない。結合されたコモンモード雑音により生じる、浮遊接 地は、音声及び音響信号と干渉して、それらを劣化させる可能性がある。この干 渉にさらされると、プログラムアプリケーションは、異常な及び時折間違ったふ るまいを提示する。特に、会話認識アプリケーションは、音響データの流れから 認識可能な言葉を抽出するために、かなり高いS/N比を必要とする。コモンモ ード雑音劣化は、特に、非常に低レベルの信号を供給する音源からの、これら人 の音声及び音響アプリケーションの適切な作動を制約し、妨害さえ もする可能性がある。 2つの慣用的な方法が、デスクトップ・コンピュータにオーディオ信号を接続 するために試行可能である。1つの単純な方法は、シングルエンド接続を利用し 、それにより接地を互いに接続して、接地における差異が重要でなくなることが 、単純に期待される。他の方法は、複雑で高価な完全差動入力を使用して、コモ ンモード雑音が最小化される。あいにく、コンピュータ産業は、コストを低減し て、信頼性及び製造歩留まりを増大するために、重大な競争圧力に直面している 。コモンモード雑音を処理するための、高価な及び信頼性のない技法は、たいて いのデスクトップ・コンピュータ応用に対して、単純には実行可能でない。 アナログ構成要素を互いに接続するための現行の装置、及び方法は、デスクト ップ・コンピュータに音響入力を接続すると同時に、浮遊接地、及び雑音劣化を 最小化するための単純で高価でない手法を提供しない。これらの慣用的な手法は 、高い歩留まり、及び信頼できる性能を備えた、製造するのに容易である、高性 能な音響接続、及び調節回路を提供しない。必要とされるのは、コンピュータア プリケーションに対して、オーディオ信号を接続、及び調節するための改善され た方法、及び装置である。オーディオ信号を接続、及び調節するための改善され た装置、及び方法は、音響及び人の音声信号の入力に対して、単純で高価でなく 信頼できる手法を提供すべきである。改善された装置、及び方法は、任意の個別 のデスクトップ・コンピュータ環境に容易に適応して、高価でなく、すぐにも入 手 可能な部品を備えたコンピュータ回路要素に取り込み可能である、柔軟性のある 手法を提供すべきである。 4.発明の摘要 本発明によれば、オーディオ信号に対する接続、及び調節システムは、オーデ ィオ信号に対する入力、該入力に接続される1つ以上の抵抗降下、及び入力を横 切って接続される差動増幅器からなり、該差動増幅器は、安定な、静かな基準電 圧を参照して、調節されたオーディオ信号出力を与える。 入力の1つの線からの第1の抵抗降下は、入力の両方の線を横切る、コモンモ ード電圧、すなわちVCMを生成する。入力の両方の線を横切る第2の抵抗降下は 、実際の入力信号電圧降下、すなわちVSを生成する。差動増幅器は、おそらく 雑音悪化された接地の代わりに、安定な基準電圧Vrefを参照して、両方の入力 線からコモンモード電圧信号VCMを抽出して、VSだけを残すように働く。 在庫品がすぐ入手可能な数個の能動構成要素しか用いずに、本発明の接続、及 び調節システムの独自の設計は、デスクトップ・コンピュータ、又は低コスト、 及び高性能のオーディオ信号接続、及び調節を必要とする、他の任意の電子応用 に、音響信号を接続するための高価でない方法、及び装置を提供する。本発明は 、2つのオーディオ構成要素を接続し、かかる電子装置、及び結合部に付随する 、コモンモード雑音を大幅に低減して、デスクトップ・コンピュータに対して、 有益なオーディオ接続を提供する。本発明の出力信号は、コモンモード電圧雑音 がほとんどない、清浄な信号電圧である。本 発明のこれら及び他の特徴、及び利点は、添付図面を参照して、以下の説明から 明らかとなろう。 5.図面の簡単な説明 図1は、本発明による、オーディオ信号の接続、及び調節回路の概略図である 。 6.好適な実施例の説明 本発明に従って、オーディオ信号の接続、及び調節回路10が図1に示される 。該回路には、信号源12、1つ以上の抵抗負荷14、及び差動増幅器ブロック 16が含まれる。信号源12は、供給信号18(VS)、及び供給抵抗20(RS )からなる。信号源の出力は、入力線21a及び21bに連結する。 慣用的なオーディオ信号入力において、各種の供給源が寄与して、VCM、すな わち雑音源22aにより示される、入力線を横切る最終のコモンモード電圧雑音 源が発生される。コモンモード雑音の供給源には、50又は60Hzでの電力基 本周波数、電力基本周波数のまずあまり重要でない高調波(すなわち、100、 150、200、250Hz、又は120、180、240、300Hz)、デ ジタル信号の高調波により作り出される雑音、電源雑音、及び入力信号源VSに 付随した任意の他の雑音が含まれる。本発明は、入力21a及び21bを横切る 、如何なるかかるコモンモード雑音をも大幅に低減する。 まず、本発明は、抵抗降下24を使用することにより、入力線21bを横切る 第2のVCMを生成する。好適な実施例における抵抗2 4は、49.9オームである。入力線21a及び21bを横切る第2の抵抗降下 26は、10キロオームである。通常の回路基板の実施上競合する戻り経路より も大きくなるように、抵抗24を選定することにより、VCMが抵抗26の両側に 生成され、一方VSが入力線21a上にのみ生成される。以下で更に説明する、 差動増幅器は、次いで線21a上の信号(すなわち、VS+VCM)を受け取り、 線21b上にここで見出された信号(VCMのみ)を減算して、純粋なオーディオ 信号VSが生じる。 差動増幅器16は、入力線21a及び21b上の生成信号を減算する。差動増 幅器16のコアは、LMC660C又はMC34074、あるいは類似の素子と することが可能な、演算増幅器32である。入力線21a及び21bは、容量と 抵抗の2対、28aと30a、及び28bと30bにより、演算増幅器32の入 力に結合される。容量28a及び28b(1.0μF)は、基準電圧VRef(差 動増幅器ブロック16の一方の入力42b)を阻止し、それにより回路10に対 して1のDC利得を与える。抵抗30a及び30bは、通常の外部供給源インピ ーダンスRS(抵抗20)よりもずっと大きくなるように選定される。RSの最大 値が1000オーム(通常は、RSは100オーム未満となるが)であると仮定 すると、抵抗30a及び30bに対する44キロオームの値は、信号入力12の 無視し得る負荷と、回路10への低雑音寄与との間の良好な妥協を示す。抵抗3 0aと30b、及び容量28aと28bは又、増幅器に対して、より低い遮断周 波数を確立する。好適な実施例において、 この遮断周波数は、コモンモード雑音除去が、オーディオ帯域にわたって、しか し特に50Hz及び60Hzの電力線周波数において、適用するように、全く低 い3.6Hzとなるように選定された。遮断周波数をより低く設定することによ り、かなり自由度のある公差の部品を製造に使用することが可能になり、製造歩 留まりが増大される。 抵抗36a及び36b(22キロオーム)と関連して、抵抗30a及び30b は、差動増幅器段のAC利得を設定し、以下のように簡単に規定される。 AC利得=R36a/R30a=R36b/R30b =22/44=0.5 従って、好適な実施例の値を与えると、回路10は、−0.5のAC利得、及び 1.0のDC利得を有する。差動増幅器16の出力38aは、VSを生成し、一 方入力38bには、不安定な浮遊接地の代わりに、安定で静かな+2.5V基準 が与えられる。 更に、抵抗30a、30b、36a、及び36bは、部品の経済性と組み合っ た回路動作の安定性のために、抵抗ネットワークとして構成される。また、抵抗 26は、抵抗20(RS)か、又は抵抗24よりもずっと大きいので、抵抗24 及び26は、回路10のAC利得に関して無視し得る影響しか及ぼさない。RS が0オームの方向に向かう場合、回路10は、コモンモード雑音除去比を最大5 4dBにまで達成することになる。RSが100オームである場合、コモンモー ド除去比は、40dBに低下する。容量34a及び34 bは、演算増幅器32の高周波数応答を減衰させて、その結果27kHzで−3 dBのコモンモード除去比の場合、回路10のコモンモード除去比は、20Hz から20kHzにおいて±2dB内で比較的平坦にとどまる。 好適な実施例を参照して、本発明を説明したが、当業者には、各種の修正を与 えることも可能であることが認識されよう。本発明を実施するために、多数の等 価な装置も使用可能である。例えば、演算増幅器、容量、及び抵抗を、任意の数 の構成要素で置き換えることも可能である。これら及び他の、記載の実施例に基 づく変形、及び記載の実施例に対する修正は、本発明により提供され、本発明の 範囲は、請求の範囲によってのみ限定される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月22日 【補正内容】 請求の範囲 1.入力、及びコモンモード入力インピーダンスにより特徴付けられる、出力 、及び第1と第2の入力を有する差動増幅器(32)を使用して、浮遊信号源から オーディオ信号を接続、及び調節するための装置であって、 浮遊信号源(12)からオーディオ信号を受信するための、第1と第2の入 力線(21a,21b)を有する、オーディオ信号入力と、 オーディオ信号入力の第1の入力線と、接地基準との間の第1の入力抵抗 降下(24)と、 第1と第2の入力線間の第2の入力抵抗降下(26)と、 からなる装置において、 第1と第2の入力線は、差動増幅器の第1と第2の入力に結合され、第1 と第2の入力抵抗降下は、差動増幅器の入力、及びコモンモード入力インピーダ ンスよりも実質的に小さい、ことを特徴とする装置。 2.差動増幅器(32)の第1の入力に、オーディオ信号入力の第1の入力線( 21a)を結合するために、第1の容量(28a)と直列に接続された第1の抵抗(30 a)と、 差動増幅器(32)の第2の入力に、オーディオ信号入力の第2の入力線( 21b)を結合するために、第2の容量(28b)と直列に接続された第2の抵抗(30 b)と、 から更になる、請求項1に記載の装置。 3.差動増幅器(32)の第2の入力に、差動増幅器(32)の出力を結 合するために、第3の容量(34a)と並列に接続された第3の抵抗(36a)から更 になる、請求項2に記載の装置。 4.差動増幅器(32)の第1の入力に、安定電圧基準を結合するために、第4 の容量(34b)と並列に接続された第4の抵抗(36b)から更になる、請求項3に 記載の装置。 5.入力、及びコモンモード入力インピーダンスにより特徴付けられる、出力 、及び第1と第2の入力を有する差動増幅器を使用して、オーディオ信号を接続 、及び調節するための方法において、 第1と第2の入力線を横切って、オーディオ信号を結合するステップと、 オーディオ雑音を入力線上のコモンモード電圧に変換するために、第1の 入力線と接地基準間に、差動増幅器の入力、及びコモンモード入力インピーダン スよりも実質的に少ない、第1の入力抵抗降下を作り出すステップと、 第1と第2の入力線を横切って加えられるオーディオ信号から、第2の入 力線上の入力電圧信号を生成するために、第1と第2の入力線間に、差動増幅器 の入力、及びコモンモード入力インピーダンスよりも実質的に少ない、第2の入 力抵抗降下を作り出すステップと、 差動増幅器の第1と第2の入力に、第1と第2の入力線上のコモンモード 、及び入力電圧信号を結合するステップと、 差動増幅器の出力において、調節されたオーディオ信号を与 えるために、差動増幅器を使用して、入力電圧信号から、コモンモード電圧信号 を減算するステップと、 を含む方法。 6.コモンモード、及び入力電圧信号を結合するステップは、 第1の容量に直列に接続された第1の抵抗を使用して、差動増幅器の第1 の入力に、第1の入力線上のコモンモード電圧信号を結合するステップと、 第2の容量に直列に接続された第2の抵抗を使用して、差動増幅器の第2 の入力に、第2の入力線上のコモンモード、及び入力電圧信号を結合するステッ プと、 を含む、請求項5に記載の方法。 7.第3の容量と並列に接続された第3の抵抗を介して、差動増幅器の第2の 入力に、差動増幅器の出力における調節されたオーディオ信号を結合するステッ プを更に含む、請求項6に記載の方法。 8.第4の容量と並列に接続された第4の抵抗を使用して、差動増幅器の第1 の入力に、非接地電圧基準を結合するステップを更に含む、請求項7に記載の方 法。 9.第1の抵抗降下は、10オームと100オーム間の抵抗値を有する抵抗に よって作り出され、第2の抵抗降下は、5キロオームと50キロオーム間の抵抗 値を有する抵抗によって作り出される、請求項4に記載の装置。 10.第1の抵抗降下は、約50オームの抵抗値を有する抵抗によ って作り出され、第2の抵抗降下は、約10キロオームの抵抗値を有する抵抗に よって作り出される、請求項9に記載の装置。 11.第3と第4の抵抗は、それぞれ約44キロオームの抵抗値を有し、第3と 第4の容量は、それぞれ約1μFの容量値を有する、請求項10に記載の装置。 慣用的なオーディオ信号入力において、各種の供給源が寄与して、VCM、すな わち雑音源22aにより示される、入力線を横切る最終のコモンモード電圧雑音 源が発生される。コモンモード雑音の供給源には、50又は60Hzでの電力基 本周波数、電力基本周波数のまずあまり重要でない高調波(すなわち、100、 150、200、250Hz、又は120、180、240、300Hz)、デ ジタル信号の高調波により作り出される雑音、電源雑音、及び入力信号源VSに 付随した任意の他の雑音が含まれる。本発明は、入力21a及び21bを横切る 、如何なるかかるコモンモード雑音をも大幅に低減する。 まず、本発明は、抵抗降下24を使用することにより、入力線21bを横切る 第2のVCMを生成する。好適な実施例における抵抗24は、49.9ォームであ る。入力線21a及び21bを横切る第2の抵抗降下26は、10キロオームで ある。通常の回路基板の実施上競合する戻り経路よりも大きくなるように、抵抗 24を選定することにより、VCMが抵抗26の両側に生成され、一方VSが入力 線21a上にのみ生成される。以下で更に説明する、差動増幅器は、次いで線2 1a上の信号(すなわち、VS+VCM)を受け取り、線21b上にここで見出さ れた信号(VCMのみ)を減算して、純粋なオーディオ信号VSが生じる。 差動増幅器16は、入力線21a及び21b上の生成信号を減算する。差動増 幅器16のコアは、LMC660C又はMC34074、あるいは類似の素子と することが可能な、演算増幅器32であ る。入力線21a及び21bは、容量と抵抗の2対、28aと30a、及び28 bと30bにより、演算増幅器32の入力に結合される。容量28a及び28b (1.0μF)は、基準電圧VRef(差動増幅器ブロック16の一方の入力38 b)を阻止し、それにより回路10に対して1のDC利得を与える。抵抗30a 及び30bは、通常の外部供給源インピーダンスRS(抵抗20)よりもずっと 大きくなるように選定される。RSの最大値が1000オーム(通常は、RSは1 00オーム未満となるが)てあると仮定すると、抵抗30a及び30bに対する 44キロオームの値は、信号入力12の無視し得る負荷と、回路10への低雑音 寄与との間の良好な妥協を示す。抵抗30aと30b、及び容量28aと28b は又、増幅器に対して、より低い遮断周波数を確立する。好適な実施例において 、この遮断周波数は、コモンモード雑音除去が、オーディオ帯域にわたって、し かし特に50Hz及び60Hzの電力線周波数において、適用するように、全く 低い3.6Hzとなるように選定された。遮断周波数をより低く設定することに より、かなり自由度のある公差の部品を製造に使用することが可能になり、製造 歩留まりが増大される。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.オーディオ信号を接続、及び調節するための装置において、 オーディオ信号に対するオーディオ信号入力と、 オーディオ信号入力の1つの線上の第1の入力抵抗降下と、 オーディオ信号入力を横切って結合され、出力、及び電圧基準入力を有す る差動増幅器と、 からなる装置。 2.オーディオ信号入力の2つの線を横切る、第2の入力抵抗降下から更にな る、請求項1に記載の装置。 3.差動増幅器の第1の入力に、オーディオ信号入力の第1の線を結合する、 第1の抵抗、及び第1の容量と、 差動増幅器の第2の入力に、オーディオ信号入力の第2の線を結合する、 第2の抵抗、及び第2の容量と、 から更になる、請求項1に記載の装置。 4.差動増幅器の第1の入力に、差動増幅器の出力を結合する、 第3の抵抗、及び第3の容量から更になる、請求項1に記載の装置。 5.差動増幅器の第2の入力に、差動増幅器の電圧基準入力を結合する、第4 の抵抗、及び第4の容量から更になる、請求項1に記載の装置。 6.オーディオ信号を接続、及び調節するための装置において、 オーディオ信号に対するオーディオ信号入力と、 オーディオ信号入力の1つの線上の入力抵抗降下と、 オーディオ信号入力を横切って結合され、出力、及び電圧基準入力を有す る差動増幅器と、 差動増幅器の第1の入力に、オーディオ信号入力の第1の線を結合する、 第1の抵抗、及び第1の容量と、 差動増幅器の第2の入力に、オーディオ信号入力の第2の線を結合する、 第2の抵抗、及び第2の容量と、 差動増幅器の第1の入力に、差動増幅器の出力を結合する、第3の抵抗、 及び第3の容量と、 差動増幅器の第2の入力に、差動増幅器の電圧基準入力を結合する、第4 の抵抗、及び第4の容量と、 からなる装置。 7.オーディオ信号を接続、及び調節するための装置において、 オーディオ信号を入力するためのオーディオ信号入力手段と、 オーディオ信号入力手段の1つの線上に、電圧降下を生成するための第1 の入力抵抗降下手段と、 オーディオ信号からコモンモード雑音を減算するために、オーディオ信号 入力手段を横切って結合され、出力、及び電圧基準入力を有する差動増幅器手段 と、 からなる装置。 8.オーディオ信号入力手段の2つの線を横切って、電圧降下を生成するため の第2の入力抵抗降下手段から更になる、請求項7に記載の装置。 9.差動増幅器手段の第1の入力に、オーディオ信号入力手段の 第1の線を結合するための、第1の抵抗手段、及び第1の容量手段と、 差動増幅器手段の第2の入力に、オーディオ信号入力手段の第2の線を結 合するための、第2の抵抗手段、及び第2の容量手段と、 から更になる、請求項7に記載の装置。 10.差動増幅器手段の第1の入力に、差動増幅器手段の出力を結合するための 、第3の抵抗手段、及び第3の容量手段から更になる、請求項7に記載の装置。 11.差動増幅器手段の第2の入力に、差動増幅器手段の電圧基準入力を結合す るための、第4の抵抗手段、及び第4の容量手段から更になる、請求項7に記載 の装置。 12.オーディオ信号を接続、及び調節するための装置において、 オーディオ信号を入力するためのオーディオ信号入力手段と、 オーディオ信号入力手段の1つの線上に、電圧降下を生成するための入力 抵抗降下手段と、 オーディオ信号からコモンモード雑音を減算するために、オーディオ信号 入力手段を横切って結合され、出力、及び電圧基準を有する差動増幅器手段と、 差動増幅器手段の第1の入力に、オーディオ信号入力手段の第1の線を結 合する、第1の抵抗手段、及び第1の容量手段と、 差動増幅器手段の第2の入力に、オーディオ信号入力手段の第2の線を結 合する、第2の抵抗手段、及び第2の容量手段と、 差動増幅器手段の第1の入力に、差動増幅器手段の出力を結合する、第3 の抵抗手段、及び第3の容量手段と、 差動増幅器手段の第2の入力に、差動増幅器手段の電圧基準入力を結合す る、第4の抵抗手段、及び第4の容量手段と、 からなる装置。 13.オーディオ信号を接続、及び調節するための方法において、 オーディオ信号を入力するステップと、 入力されたオーディオ信号の1つの線上に、第1の入力抵抗降下を作り出 すステップと、 出力、及び電圧基準入力を有する、差動増幅器を使用することにより、オ ーディオ信号からコモンモード雑音を減算するステップと、 を含む方法。 14.入力されたオーディオ信号の2つの線を横切って、第2の入力抵抗降下を 作り出すステップを更に含む、請求項13に記載の方法。 15.第1の抵抗、及び第1の容量を使用する、差動増幅器の第1の入力に、入 力されたオーディオ信号の第1の線を結合するステップと、 第2の抵抗、及び第2の容量を使用する、差動増幅器の第2の入力に、入 力されたオーディオ信号の第2の線を結合するステップと、 を更に含む、請求項13に記載の方法。 16.第3の抵抗、及び第3の容量を使用する、差動増幅器の第1の入力に、差 動増幅器の出力を結合するステップを更に含む、請求項13に記載の方法。 17.第4の抵抗、及び第4の容量を使用する、差動増幅器の第2の入力に、差 動増幅器の電圧基準入力を結合するステップを更に含む、請求項13に記載の方 法。 18.オーディオ信号を接続、及び調節するための方法において、 オーディオ信号を入力するステップと、 入力されたオーディオ信号の1つの線上に、第1の入力抵抗降下を作り出 すステップと、 入力されたオーディオ信号の2つの線を横切って、第2の入力抵抗降下を 作り出すステップと、 差動増幅器が、出力、及び電圧基準を有し、第1の抵抗、及び第1の容量 を使用する、差動増幅器の第1の入力に、入力されたオーディオ信号の第1の線 を結合するステップと、 第2の抵抗、及び第2の容量を使用する、差動増幅器の第2の入力に、入 力されたオーディオ信号の第2の線を結合するステップと、 第3の抵抗、及び第3の容量を使用する、差動増幅器の第1の入力に、差 動増幅器の出力を結合するステップと、 第4の抵抗、及び第4の容量を使用する、差動増幅器の第2の入力に、差 動増幅器の電圧基準入力を結合するステップと、 を含む方法。
JP50199895A 1993-06-07 1994-06-02 オーディオ信号を接続及び調節する方法及び装置 Expired - Lifetime JP3529382B2 (ja)

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