JPH08510938A - 患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡 - Google Patents

患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡

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JPH08510938A JP7501266A JP50126695A JPH08510938A JP H08510938 A JPH08510938 A JP H08510938A JP 7501266 A JP7501266 A JP 7501266A JP 50126695 A JP50126695 A JP 50126695A JP H08510938 A JPH08510938 A JP H08510938A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、舌圧子並びに該舌圧子に結合されたハンドグリップ又は類似の操作柄を有する形式の患者の咽喉域を露出させるための処置器具(喉頭鏡)に関する。処置器具を僅かな労力でかつ患者の切歯を毀損させることなく操作できるようにするために、舌圧子(11)に口蓋へら(9)が配設されており、前記の舌圧子(11)並びに口蓋へら(9)は拡開運動を行なうために互いに相対的に旋回自在に保持されていると共に、前記拡開運動のための駆動部材と結合されている。該駆動部材は手動式駆動装置として構成することができ、該手動式駆動装置の駆動レバー(7,10)は、前記の口蓋へら(9)と舌圧子(11)の延長部として構成されている。本発明の喉頭鏡では、患者の切歯毀損の危険はほぼ完全に排除されている。

Description

【発明の詳細な説明】 患者の咽喉域を露出させるための処置器具(喉頭鏡) [技術分野] 本発明は、舌圧子並びに該舌圧子に結合されたハンドグリップ又は類似の操作 柄を有する形式の患者の咽喉域を露出させるための処置器具(喉頭鏡)に関する ものである。 [背景技術] 冒頭で述べた形式の処置器具は医学関係では主として麻酔分野で使用され、か つ喉頭鏡とも呼ばれる。該処置器具は大抵は咽喉域の視診のため、かつ規則的に 麻酔の施される患者の気管内へ呼吸挿管を導入して人工呼吸を施すために使用さ れる。 米国特許第3638644号明細書に基づいて公知になっている処置器具は事 実上、L字形に構成され、かつ、ハンドグリップ並びに、該ハンドグリップにほ ぼ直角に結合された舌圧子を有している。患者の開かれた口腔内へ舌圧子を挿入 したのち患者の舌は圧下されて喉頭入口が露出される。この露出のために処置医 又は類似の医局処置要員は、ハンドグリップを患者の胴体の方に向かって自分か ら離反する方向へ引張らねばならない。 しかしながら、ハンドグリップに加えられるこの引 張り力は時として相当の労力を必要とする。この引張り力は、比較的体力のない 処置医によっては往々にして充分な強さで実施することができないので、喉頭入 口の覗き見は不可能でありかつ処置医は呼吸挿管の挿入に失敗する。他面におい て梃子作用を活用するために患者の切歯を舌圧子のための対応受けとして使用す る場合は、歯の毀損を惹起させることがある。 ソビエト連邦共和国特許第1676590号明細書に基づいてすでに公知にな っている喉頭鏡の舌圧子は、ガイドワイヤを通すために長手方向スロットを有し ている。ほぼU字形のガイドワイヤの一方の自由端域に手動操作部材として指操 作リングが設けられているのに対して、該ガイドワイヤの円弧状の他端部には、 気管内挿管カテーテルを固定することが可能である。喉頭鏡の舌圧子に形成され た長手方向スロットを貫通するガイドワイヤは、施術者が、前記指操作リングに 係合する指によって、ガイドワイヤの他端部に保持された気管内挿管カテーテル を、意のままに動かすことによって、当該カテーテルの正確な位置決めを容易に する。とは云え、喉頭入口そのものの露出は当該公知の喉頭鏡を用いても更に容 易になることはない。 患者寄りの末端域に、互いに相対運動可能な2つのへらを有する喉頭鏡が、ド イツ連邦共和国特許出願公開第2850613号明細書に基づいてすでに公知に なっている。前記の両へらが相対的に動かされると、 公知の喉頭鏡はほぼ閉じた口内へ挿入されはするものの、この口は例えば顎域の 病的変化に基づいて、それ以上開くことができない。喉頭鏡の挿入後に、光学系 を有する管状の喉頭鏡を通して両へら間で挿入管を挿管できるようにするために 、両方のへらは咽喉域において相互離間運動させられる。この公知の喉頭鏡は、 顎に対して力を作用することを許されないような顎域の病的変化という特殊症例 でしか使用されないので(ドイツ連邦共和国特許出願公開第2850613号明 細書第4頁第2節参照)、へらは特別に舌圧子として又は口蓋へらとしては構成 されていない。 フランス国特許第2272632号明細書に記載されている喉頭鏡は2本の平 バーを有し、各平バーの末端部は円弧状に構成されておりかつ初期位置では互い に接触している。両平バー相互の相対的な摺動運動によって、平バーの円弧状端 部は相互離間運動させられかつ患者の咽喉域が、該咽喉域の検査を容易にするよ うに拡張される。その場合外側の平バーには偏向鏡を設けて当該咽喉域を間接的 に視診することも可能である。フランス国特許第2272632号明細書に記載 された公知の喉頭鏡は患者の咽喉域の検査を容易にはするものの、気管内挿管カ テーテルの挿入及び位置決めのためには適していず、またこのために設けられて いる訳でもない。 [発明の開示] そこで本発明の課題は、冒頭で述べた形式の処置器具を改良して、比較的体力 のない処置医でも僅かな労力で患者の咽喉域を開いて例えば気管内挿管カテーテ ルを挿入することができると共に、該処置器具の使用時に患者の歯を損傷するこ とがないようにすることである。 前記課題を解決するための本発明の構成手段は特に、舌圧子に口蓋へらが配設 されており、前記の舌圧子並びに口蓋へらが拡開運動を行なうために互いに相対 的に旋回自在に保持されていると共に、前記拡開運動のための駆動部材と結合さ れている点にある。 本発明の処置器具は、硬質の口蓋を対応受けとして活用する口蓋へらを有して いる。該口蓋へらは舌圧子と旋回自在に連結されている。駆動力を介して前記の 両へら部分つまり口蓋へらと舌圧子相互は簡便に拡開することができるので、患 者の口腔は開放状態に保たれ、患者の舌は圧下され、かつ喉頭蓋を起したままの 状態で喉頭入口は露出される。 この場合、本発明の特に単純にして操作の簡便な実施形態では、舌圧子と口蓋 へらは拡開運動のための駆動部材として夫々1つの外位延長部を有し、該外位延 長部は殊に有利にはハンドグリップ、指操作レバー又は類似の操作柄として構成 されている。本実施形態による本発明の処置器具は手動駆動力を介して操作する ことができ。このために両方のへら部分は夫々、駆動 レバーとして役立つ外位延長部を有している。該駆動レバーはハンドグリップ、 指操作レバー又は類似の操作柄として構成することができる。両方のへら部分を 駆動レバーによって相互に拡開できる斯かる実施形態では、拡開のために付加的 なモータ式駆動装置の必要はない。 処置器具を鋏状に構成して舌圧子と口蓋へらとを、殊に有利には戻し機構の戻 し力に抗して相対的に接近移動できるようにすることも可能である。しかし本発 明の有利な構成では、処置器具が拡開鉗子状に構成されており、かつ舌圧子はそ の延長部と共に殊に有利には実質的に旋回軸の一方の側に配置され、また口蓋へ ら並びにその延長部は実質的に舌圧子に対向して前記旋回軸の他方の側に配置さ れている。このように拡開鉗子状に構成することは、本発明の処置器具の簡便な 操作を助成する。この場合処置医によって駆動レバーにかけられる力の荷重量を 良好に加減することが可能になる。両駆動レバーが舌圧子並びに口蓋へらの延長 部として構成されているので、本発明の処置器具はその梃子作用に基づいて、比 較的体力のない処置医によっても容易に操作することができる。 口蓋へらの延長部をハンドグリップとして、また舌圧子の延長部を指操作レバ ーとして構成した場合には本発明の処置器具の簡便な操作が更に助成される。 本発明の処置器具の舌圧子を口蓋へらから解離して、 患者の解剖学的な事情に適合した別の舌圧子と交換できるようにするためには、 舌圧子と口蓋へらとを、共通の旋回軸において着脱可能に互いに連結しておくの が有利である。その場合本発明の有利な実施形態では、一方のへら部分、殊に有 利には舌圧子が軸受ソケット又は類似の支承部を有し、該支承部は、他方のへら 部分に保持された旋回軸を少なくとも部分外周範囲にわたって包囲しており、か つ前記支承部は、前記旋回軸を導入しかつ取出すために特にへら端部の方へ向か って部分的に開いて構成されている。 本発明の有利な構成では、舌圧子及び/又は口蓋へらと結合されたハンドグリ ップ又は類似の操作柄が同じく舌圧子及び/又は口蓋へらとして構成されており 、かつ該へら部分には、舌圧子と口蓋へらとの間の支承部が偏心的に配置されて いる。本発明の喉頭鏡の該実施形態では、少なくとも一方のへら部分の両自由端 域が舌圧子として及び/又は口蓋へらとして構成されている。従ってこのへら部 分の両自由端域は互換されて舌圧子又は口蓋へらとして使用することができる。 その場合へら部分には、舌圧子と口蓋へらとの間の支承部が偏心的に配置されて いる場合には、必要に応じて両自由端域の長さを異にするように選ぶことができ る。本発明の斯かる実施形態では特に、両へら部分間に設けられた支承部の旋回 軸がへら部分に配置されており、該へら部分の両端域が舌圧子又は口蓋へらとし て構成 されているのが有利である。 本発明の有利な実施形態では、一方のへら部分は、相互間隔をおいて配置され た少なくとも2つの支承部を有し、かつ/又は他方のへら部分は、相互間隔をお いて配置された少なくとも2本の旋回軸を有している。この実施形態によって、 本発明の処置器具の両へら部分のための複数の懸着可能性が得られ、従って異な った長さの複数のへらを前以て保管しておくことが避けられ、かつ例えば2種の 舌圧子及び/又は口蓋へらに、つまり成人用へらと小児用へらとに制限すること が可能になる。また斯かる実施形態によって、異なった解剖学的な事情に良好に 適合することが可能になる。 本発明の喉頭鏡を使用した後の殺菌消毒範囲を、患者の口腔内へ挿入された口 蓋へらの自由端域に制限できるようにするため、かつ例えばエネルギ源に接続さ れた口蓋へらのハンドグリップを同じく消毒する必要がないようにするために、 口蓋へらは、へら自由端域を交換するために連結部位を有しているのが有利であ る。このような連結部位は、前記へら自由端域を前記連結部位において、異なっ たへら長さを有するへら自由端域と交換できるようにするのが有利である。この ようにすれば、両へら部分の旋回軸と口蓋へらのへら自由端部との間の距離を、 各患者の解剖学的個体差に適合させることが可能になる。 喉頭入口を露出させた後に咽喉域を充分覗き見るこ とができるようにするために、口蓋へらはへら自由端域に照明装置を有し、かつ 該照明装置に配設された蓄電池、電池又は類似の給電装置が、ハンドグリップと して構成された口蓋へらの延長部内に配置されているのが有利である。 その場合、口蓋へらの自由端部は舌圧子の方へ向かって湾曲されており、かつ 前記口蓋へらは殊に有利にはスプーン状に構成されているのが有利である。舌圧 子の方へ向かって湾曲された口蓋へらの自由端部に設けられた照明装置は咽喉域 を特に良好に照明することができる。特に口蓋へらをスプーン状に構成したこと によって、該口蓋へらは各患者の硬質の口蓋の解剖学的な状態に特に良好に適合 する。また患者の切歯に対する負荷も本発明の処置器具によって、特に簡単に避 けられる。 本発明によるその他の構成手段は、特許請求の範囲の記載と相俟って、以下に 説明する本発明の図示の実施例から明らかである。なお個々の構成手段は、本発 明を実施するに当って夫々単独に或いは若干ずつ纏めて実施することができる。 [図面の簡単な説明] 図1は口蓋へらと舌圧子とを有しかつ両者を旋回可能かつ着脱可能に互いに連 結した形式の、患者の咽喉域を露出させるための処置器具の斜視図である。 図2は図1の処置器具を患者の口腔内の初期位置に おいて示した概略図である。 図3は図1及び図2の処置器具を拡開位置で示した概略図である。 図4はハンドグリップ並びに該ハンドグリップにほぼ直角に結合された舌圧子 を有する事実上L字形に形成された公知の処置器具の概略図である。 図5はハンドグリップと夫々結合された2個の口蓋へらが夫々2本の相互間隔 をおいて配置された旋回軸を有しかつ前記口蓋へらがへら自由端域を交換するた めに連結部位を有している本発明の処置器具の斜視図である。 図6は指操作レバーと結合された舌圧子が、口蓋へらの旋回軸を受容するため の、相互間隔をおいて配置された2つの軸受ソケットを有している本発明の処置 器具の斜視図である。 図7は図4に示した処置器具のハンドグリップの斜視図である。 図8は図4図及び図7に示した処置器具の舌圧子の斜視図である。 図9は柄として役立つ舌圧子の延長部のために図7に示したハンドグリップを 使用する、図1乃至図3に類似した口腔内への挿入によって患者の咽喉域を露出 させるための処置器具の概略図である。 図10は拡開状態で示した図9の処置器具の概略図である。 図11は図9及び図10の処置器具のうちの舌圧子の斜視図である。 図12は図9乃至図11に示した処置器具のうちの口蓋へらの斜視図である。 図13は図7のハンドグリップを口蓋へらの延長部として設けた、図9乃至図 12に類似した処置器具を口腔内へ挿入した状態で示した概略図である。 図14は図13の処置器具を拡開状態で示した概略図である。 図15は図13及び図14に示した処置器具において図7のハンドグリップと 併用できる口蓋へらの斜視図である。 図16は図13乃至図15に示した処置器具の舌圧子の斜視図である。 [発明を実施するための最良の形態] 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。 図1乃至図3に示した患者の咽喉域を露出させるための処置器具は、本明細書 では喉頭鏡とも呼ばれる。図1乃至図3に示した喉頭鏡はほぼ拡開鉗子状に構成 されており、かつ舌圧子11と、該舌圧子11に配設された口蓋へら9とを有し ている。口蓋へら9と舌圧子11とは、互いに相対的に拡開運動を行なうために 旋回自在に保持されていると共に、前記拡開運動のための駆動部材と結合されて いる。 図1乃至図3に示した喉頭鏡は手動によって操作す ることができる。この手動操作のために舌圧子11と口蓋へら9とは夫々外位の 延長部7,10を有し、該延長部は駆動レバーとして使用される。その場合口蓋 へら9の延長部はハンドグリップ7として構成されているのに対して、舌圧子1 1は指操作レバー10を形成する延長部と一体に結合されている。 図2及び図3から明確に判るように舌圧子11並びにその延長部10は、実質 的に旋回軸8aの一方の側に配置され、また口蓋へら9並びにその延長部7は、 実質的に前記旋回軸8aの他方の対向側に配置されている。 舌圧子11と口蓋へら9とは、共通の旋回軸8aにおいて着脱可能に互いに連 結されている。この連結のために舌圧子11は、そのへら端部の方へ向かって開 いたほぼ半円形状の軸受ソケット8bを有しており、前記口蓋へら9に保持され た旋回軸8aが該軸受ソケット内に挿入又は嵌装される。この場合旋回軸8aは 軸受ソケット8bと相俟って連結部位を形成する。口蓋へら9と舌圧子11とを 着脱自在に連結したことによって、各患者の解剖学的状熊に喉頭鏡を適合させる ために舌圧子11を迅速かつ簡便に別の舌圧子11と交換することが可能になる 。 図1乃至図3から判るように口蓋へら9は側面図で見ればほぼS字状に構成さ れている。こうして口蓋へら9はその使用位置において、患者の切歯6の周辺に 沿って間隔をおいて導かれる。口蓋へら9をスプーン状に構成したことによって 口蓋へらは解剖学的状態に良好に適合される。図3に示した拡開位置において喉 頭鏡は患者の口腔を拡開し、患者の舌3を圧下して喉頭入口5を露出させる。 この拡開位置では患者の咽喉域を充分覗き込みながら呼吸管を挿入することが 可能である。このために、図1乃至図3に示した喉頭鏡は口蓋へら9と舌圧子1 1とを閉じたままで患者の開いた口内へ導入され、しかも口蓋へら9を硬い口蓋 12の円蓋内に接触させるまで挿入される。この位置でハンドグリップ7と指操 作レバー10とは事実上最大限に離隔された状態にあるのに対して、口蓋へら9 と舌圧子11とはほぼ初期位置にある。 処置医の手の筋力によって次いでハンドグリップ7と指操作レバー10とは相 互に接近移動させられるので、連結部位8a,8bによって旋回自在に互いに連 結された口蓋へら9と舌圧子11とは、患者の口腔内で拡開運動を行なう。その 場合硬い口蓋12は、口蓋へら9の対応受けとして働く。患者の舌3は、拡開姿 勢の度合に応じてかつ手の負荷力に応じて、喉頭入口5を自由に覗き見れるまで 押し退けられる。 次いで処置医は、空いた方の手で呼吸挿管を右手の口角又は左手の口角を介し て気管14内へ挿入することができる。 両駆動レバーが、口蓋へら9と舌圧子11の外位延長部7,10として共に構 成されているので、両延長部の梃子作用に基づいて、処置医の手による生理的な 力の発生の結果として、より大きな力に発展させることが可能になる。この力は 、口蓋へら9によって負荷されかつ対応受けとして働く口蓋12を介して一層良 好に大きな力に変換され、従って患者の舌3の押し退けを容易にする。図1乃至 図3に示した喉頭鏡では、切歯に損傷及ぼす危険はほぼ完全に排除される。 患者の咽喉域を充分に覗き込んで視診できるようにするために、図1乃至図3 に示した喉頭鏡はその口蓋へらの自由端域に光源を有し、該光源の給電装置はハ ンドグリップ7内に収容されている。この場合の給電装置としては充電可能な蓄 電池又は慣用の電池を採用することが可能である。殊に有利にはハンドグリップ 7に設けられたオン・オフ切換スイッチ機構の操作によって、照明装置又は類似 の光源13は口蓋9の自由端域で動作される。スプーン状の口蓋へら9の自由端 部が舌圧子11の方へ向かって湾曲されているので、患者の咽喉域が特に良好に 照明される。 図5及び図6には本発明による喉頭鏡を構成する2個の口蓋へら(図5)並び に1個の舌圧子(図6)が図示されており、該喉頭鏡は主たる構成手段の点では 図1乃至図3に示した喉頭鏡に合致している。しかしながら図5に示した口蓋へ らは、長手方向で相互間隔 をおいて配置された2本の旋回軸8aを有し、従って両旋回軸は患者の解剖学的 状態に適合させるべく、舌圧子1を掛け込むための異なった懸着可能性を提供す る。該舌圧子は、図1の場合とほぼ同様に構成されていてもよい。しかし図6か ら判るように、舌圧子1と口蓋へら9とを旋回自在に連結する際に可能なバリエ ーションを提供するために、該舌圧子は、長手方向で相互間隔をおいて配置され た2つの鉤状の軸受ソケット8bを有している。図5及び図6に示した舌圧子1 と口蓋へら9の多様な懸着可能性によって、異なった長さの多数のへらを予備的 に保管しておく必要が避けられる。例えば成人用と小児用として夫々2種の舌圧 子1又は口蓋へら9を設けておけばよい。 図5に示した各口蓋へら9は1つの連結部位15を有し、該連結部位は、口蓋 へら9のスプーン状に形成されたへら自由端域と旋回軸8aとの間に配置されて いる。この連結部位15は、へら自由端域を取外すため又は交換するために役立 ち、従って該へら自由端域は、照明用の光源13のためのエネルギ源を収容した ハンドグリップ7なしに、それだけ単独に消毒することができる。この場合は図 5から判るように、口蓋へら9を各患者の解剖学的事情に簡単に適合させ得るよ うにするために、異なったへら長さを有する複数のへら自由端域が設けられてい る。図5に示した口蓋へら9の連結部位15は例えば螺合継手又は差込み継手と して構成することができ、場合によっては該連結部位には、照明用の光源13の ための光結合部も設けられていなければならない。 図4には公知の喉頭鏡が図示されている。ほぼL字形に構成された当該公知の 喉頭鏡はハンドグリップ2を有し、該ハンドグリップは舌圧子1とほぼ直角に結 合されている。患者の開いた口腔内へ舌圧子1を挿入して患者の舌は圧下されか つ喉頭入口5が露出される。このために処置医又は医局処置員は、図4に示した 喉頭鏡のハンドグリップ2を、患者の胴体の方へ自分から離れる方向に引張らね ばならない。その際に、ハンドグリップ2を把持している処置医の手が、引張り 力の作用によってハンドグリップ2の自由端域から滑落する危険がある。またハ ンドグリップに加えられる引張り力は往々にして、体力の比較的弱い処置医によ っては充分な力で実施できないほど大きな労力を必要とする。患者の切歯6が、 梃子作用を利用するために舌圧子1の対応受けとして使用される場合は歯の毀損 が生じることがある。 これに対して、図1乃至図3に示した本発明による喉頭鏡は、比較的体力のな い処置医でも容易にかつ僅かな労力で操作することができ、しかも患者の切歯を 毀損する虞れも殆ど排除されている。 図4に示した喉頭鏡については、図7及び図8において改めて詳細図が図示さ れている。図7のハンドグ リップを本発明の喉頭鏡でも使用できるようにするために、この慣用のハンドグ リップ2には、図8に示した舌圧子1の代りに、図9に示した舌圧子11が公知 の方式で連結される。使用位置においてほぼL字形に屈曲された図8に示した慣 用の舌圧子1とは異なって、図9に示した舌圧子11は、ハンドグリップ2に懸 着結合された状態ではほぼ該ハンドグリップ2の延長方向に延びるように構成さ れている。ハンドグリップ2と舌圧子11との間に設けられた継手の近くに、口 蓋へら9の連結を可能にする別の継手が設けられており、前記口蓋へら9は口腔 の外部では、駆動レバーとしての指操作レバー7へ移行して突出している。舌圧 子11と口蓋へら9とを連結するために、図9及び図10に示した喉頭鏡の舌圧 子11(図11参照)は長手方向スロット20を有し、該長手方向スロットの、 ハンドグリップ2寄り上部域には、口蓋へら9に設けた軸受ソケット8b(図1 2参照)と協働する旋回軸8aが配置されている。該旋回軸8aを前記軸受ソケ ット8b内へ掛け込むことによって、図9乃至図12に示した喉頭鏡の舌圧子1 1と口蓋へら9とを連結することが可能である。この喉頭鏡の場合も、従来慣用 のへらの場合のように、舌圧子11の先端近傍に位置していてハンドグリップ2 内に収容されたエネルギ源を介して給電される光源13を介して口腔の照明が行 なわれる。 図13乃至図16には比肩可能な喉頭鏡が図示されている。図13乃至図16 に示した喉頭鏡の場合も、慣用の喉頭鏡のハンドグリップ2が使用される。しか し図13乃至図16に示した実施形態の場合には、慣用の喉頭鏡のハンドグリッ プ2に、ほぼS字形に成形されていて嵌合連結部を有する口蓋へら9が懸着され る。従ってハンドグリップ2は口蓋へら9の延長部として設けられている。図9 乃至図12に示した喉頭鏡の場合とほぼ同様に、口蓋へら9とハンドグリップ2 との間に設けられた継手の近傍に、舌圧子11を連結するための別の連結手段が 設けられている。この連結のために口蓋へら9と舌圧子11との間では、口蓋へ ら9に設けられた長手方向スロット20の、ハンドグリップ2寄り上部域に、や はり旋回軸8aが配置されている。図13乃至図16に示した実施形態の場合も 、長手方向スロット20並びに口蓋へら9の長手延在方向に対して直角な横方向 に配置された前記旋回軸8aは、舌圧子11に設けられた軸受ソケット8bと協 働する。該舌圧子11は軸受ソケット8bの上位には、患者の口腔外部に配置さ れて駆動レバー10としての延長部を有している。図9乃至図12に示した喉頭 鏡の場合と同様に、図13乃至図16に示した喉頭鏡の場合も口腔開放機構は、 図1乃至図3について説明した口腔開放機構に匹敵している。図13乃至図16 に記載の喉頭鏡では、スプーン状の口蓋へら9に設けら れていて、しかもハンドグリップ2内に収容されているエネルギ源を介して給電 される光源13によって口腔の照明が行なわれる。 図1乃至図3、図5及び図6並びに図9乃至図16に示した喉頭鏡は、口腔内 へ気管内挿管カテーテルを挿入するために比較的体力のない処置医によっても容 易にかつ僅かな労力で操作することができ、しかも該喉頭鏡を適用する場合に患 者の歯に毀損を及ぼすこともない。その場合患者の口腔内における口蓋へら9又 は舌圧子11の挿入範囲は、口蓋へら9と舌圧子11との間に設けられた支承部 8と、患者寄りのへら末端部との距離にほぼ等しいか又は該距離よりも短い。従 って口蓋へら9と舌圧子11の支承部8が患者の口腔外に配置されているので、 本発明による喉頭鏡では、比較的僅かな労力で最大限に可能な力発生と梃子作用 とが得られる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月26日 【補正内容】 明細書 患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡 [技術分野] 本発明は、舌圧子並びに口蓋へらを備え、前記の舌圧子と口蓋へらとが、拡開 運動を行なわせるために互いに相対的に旋回自在に保持されておりかつハンドグ リップ又は類似の操作柄として構成された外位延長部を前記拡開運動のための駆 動部材として夫々有し、全体として拡開鉗子状に構成された形式の、患者の咽喉 域を露出させるための喉頭鏡に関するものである。 [背景技術] 喉頭鏡は医学関係では主として麻酔分野で使用される。該喉頭鏡は大抵は咽喉 域の視診のため、かつ規則的に麻酔の施される患者の気管内へ呼吸挿管を導入し て人工呼吸を施すために使用される。 米国特許第3638644号明細書に基づいて公知になっている喉頭鏡は事実 上、L字形に構成され、かつ、ハンドグリップ並びに、該ハンドグリップにほぼ 直角に結合された舌圧子を有している。患者の開かれた口腔内へ舌圧子を挿入し たのち患者の舌は圧下されて喉頭入口が露出される。この露出のために処置医又 は類似の医局処置要員は、ハンドグリップを患者の胴体の方に向かって自分から 離反する方向へ引張らねば ならない。 しかしながら、ハンドグリップに加えられるこの引張り力は時として相当の労 力を必要とする。この引張り力は、比較的体力のない処置医によっては往々にし て充分な強さで実施することができないので、喉頭入口を覗き見ることは不可能 でありかつ処置医は呼吸挿管の挿入に失敗する。他面において梃子作用を活用す るために患者の切歯を舌圧子のための対応受けとして使用する場合は、歯の毀損 を惹起させることがある。 ソビエト連邦共和国特許第1676590号明細書に基づいてすでに公知にな っている喉頭鏡の舌圧子は、ガイドワイヤを通すために長手方向スロットを有し ている。ほぼU字形のガイドワイヤの一方の自由終端域に手動操作部材として指 操作リングが設けられているのに対して、該ガイドワイヤの円弧状の他端部には 、気管内挿管カテーテルを固定することが可能である。喉頭鏡の舌圧子に形成さ れた長手方向スロットを貫通するガイドワイヤは、施術者が、前記指操作リング に係合する指によって、ガイドワイヤの他端部に保持された気管内挿管カテーテ ルを、意のままに動かすことによって、当該カテーテルの正確な位置決めを容易 にする。とは云え、、喉頭入口そのものの露出は当該公知の喉頭鏡を用いても更 に容易になることはない。 患者寄りの末端域に、互いに相対運動可能な2つのへらを有する喉頭鏡が、ド イツ連邦共和国特許出願公 開第2850613号明細書に基づいてすでに公知になっている。前記の両へら が相対的に動かされると、公知の喉頭鏡はほぼ閉じた口内へ挿入されはするもの の、この口は例えば顎域の病的変化に基づいて、それ以上開くことができない。 喉頭鏡の挿入後に、光学系を有する管状の喉頭鏡を通して両へら間で挿管を挿入 できるようにするために、両方のへらは咽喉域において相互離間運動させられる 。この公知の喉頭鏡は、顎に対して力を作用することを許されないような顎域の 病的変化という特殊症例でしか使用されないので(ドイツ連邦共和国特許出願公 開第2850613号明細書第4頁第2節参照)、へらは特別に舌圧子として又 は口蓋へらとしては構成されていない。 フランス国特許第2272632号明細書に記載されている喉頭鏡は2本の平 バーを有し、各平バーの末端部は円弧状に構成されておりかつ初期位置では互い に接触している。両平バー相互の相対的なシフト運動によって、平バーの円弧状 端部は相互離間運動させられかつ患者の咽喉域が、該咽喉域の検査を容易にする ように拡張される。その場合外側の平バーには偏向鏡を設けて当該咽喉域を間接 的に視診することも可能である。フランス国特許第2272632号明細書に記 載された公知の喉頭鏡は患者の咽喉域の検査を容易にはするものの、気管内挿管 カテーテルの挿入及び位置決めのためには適していず、またこのために設けられ ている訳でもない。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3217476号明細書に基づいてすでに公 知になっている、冒頭で述べた形式の喉頭鏡は、上部へら状部分並びに下部へら 状部分とから成る長手方向で2部構成の円形挿管を有し、両へら状部分は上部の 回転軸線を中心として互いに旋回自在である。拡開運動を行なわせるために上部 へら部分はハンドレバーと結合されている。上部へら部分に作用する調整ねじに よつて、上部へら部分と下部へら部分との間に必要な旋回位置を持続的に確定す ることが可能である。その場合公知の喉頭鏡は、互いに旋回自在に連結された両 へら部分によって、患者の上顎又は下顎の前歯列に支持される。前掲のドイツ連 邦共和国特許出願公開第3217476号明細書に基づいて公知になっている喉 頭鏡は、手術中に患者の咽喉域を開放状態に保つための手術器具として使用され る。しかし該喉頭鏡も、気管内挿管カテーテルを挿入して位置決めするためには 適していず、またこのために設けられている訳でもない。 [発明の開示] そこで本発明の課題は、冒頭で述べた形式の喉頭鏡を改良して、比較的体力の ない処置医でも僅かな労力で患者の咽喉域を開いて例えば気管内挿管カテーテル を挿入することができると共に、該喉頭鏡の使用時に患者の歯に損傷を与えるこ とがないようにすることで ある。 前記課題を解決するための本発明の構成手段は特に、口蓋へらが側面図で見て ほぼS字状に成形されており、かつ該へらの自由端域ではスプーン状に構成され ている点にある。 本発明の喉頭鏡は、硬質の口蓋を対応受けとして活用する口蓋へらを有してい る。スプーン状に構成したことによって該口蓋へらは、各患者の硬質の口蓋の解 剖学的な事情に特に良好に適合される。またまた患者の切歯に対する負荷も本発 明の喉頭鏡によって、特に簡単に避けられる。該口蓋へらは舌圧子と旋回自在に 連結されている。舌圧子と口蓋へらは拡開運動のための駆動部材として夫々1つ の外位延長部を有しており、従って簡便に相互に拡開することができるので、患 者の口腔は開放状態に保たれ、患者の舌は圧下され、かつ喉頭蓋を起した状態で 喉頭入口が露出される。各外位延長部はハンドグリップ、指操作レバー又は類似 の操作柄として構成されかつ駆動レバーとして使用されるので、本発明の喉頭鏡 は手動駆動部材を介して操作可能である。両方のへら部分つまり口蓋へらと舌圧 子とを駆動レバーによって相互に拡開できるようになっている本発明の喉頭鏡で は、拡開運動のために付加的なモータ式駆動装置は設けられていない。 本発明の喉頭鏡は拡開鉗子状に構成されており、しかも舌圧子はその延長部と 共に実質的に旋回軸の一方 の側に配置され、また口蓋へら並びにその延長部は実質的に舌圧子に対向して前 記旋回軸の他方の側に配置されている。このように拡開鉗子状に構成することは 、本発明の喉頭鏡の操作簡便性を助成することになる。拡開鉗子状の場合、処置 医によって駆動レバーにかけられる力の荷重量を良好に加減することが可能にな る。両駆動レバーが舌圧子並びに口蓋へらの延長部として構成されているので、 本発明の喉頭鏡はその梃子作用に基づいて、比較的体力のない処置医によっても 容易に操作することができる。 口蓋へらの延長部をハンドグリップとして、また舌圧子の延長部を指操作レバ ーとして構成した場合には本発明の喉頭鏡の操作簡便性は更に助成される。 本発明の喉頭鏡の舌圧子を口蓋へらから解離して、患者の解剖学的な事情に適 合した別の舌圧子と交換できるようにするためには、舌圧子と口蓋へらとを、共 通の旋回軸において着脱可能に互いに連結しておくのが有利である。その場合本 発明の有利な実施形態では、一方のへら部分、殊に有利には舌圧子が軸受ソケッ ト又は類似の支承部を有し、該支承部は、他方のへら部分に保持された旋回軸を 少なくとも部分外周範囲にわたって包囲しており、かつ前記支承部は、前記旋回 軸を導入しかつ取出すために特にへら端部の方へ向かって部分的に開いて構成さ れている。 本発明の有利な構成では、舌圧子及び/又は口蓋へ らと結合されたハンドグリップ又は類似の操作柄が同じく舌圧子及び/又は口蓋 へらとして構成されており、かつ該へら部分には、舌圧子と口蓋へらとの間の支 承部が偏心的に配置されている。本発明の喉頭鏡の該実施形態では、少なくとも 一方のへら部分の両自由端域が舌圧子として及び/又は口蓋へらとして構成され ている。従ってこのへら部分の両自由端域は互換可能であって舌圧子又は口蓋へ らとして使用することができる。その場合、舌圧子と口蓋へらとの間の支承部が へら部分に偏心的に配置されている場合には、必要に応じて両自由端域の長さを 異にするように選ぶことができる。本発明の斯かる実施形態では特に、両へら部 分間に設けられた支承部の旋回軸は、両端域が舌圧子又は口蓋へらとして構成さ れたへら部分に配置されているのが有利である。 本発明の有利な実施形態では、一方のへら部分は、相互間隔をおいて配置され た少なくとも2つの支承部を有し、かつ/又は他方のへら部分は、相互間隔をお いて配置された少なくとも2本の旋回軸を有している。この実施形態によって、 本発明の喉頭鏡の両へら部分のための複数の懸着可能性が得られ、従って異なっ た長さの複数のへらを前以て保管しておく必要が避けられ、かつ保管を例えば2 種の舌圧子及び/又は口蓋へらに、つまり成人用へらと小児用へらとに制限する ことが可能になる。また斯かる実施形態によって、異な った解剖学的な事情に良好に適合することが可能になる。 本発明の喉頭鏡を使用した後の殺菌消毒範囲を、患者の口腔内へ挿入された口 蓋へらの自由端域に制限できるようにするため、かつ、例えばエネルギ源に接続 された口蓋へらのハンドグリップを同じく消毒する必要がないようにするために 、口蓋へらは、へら自由端域を交換するために連結部位を有しているのが有利で ある。このような連結部位は、前記へら自由端域を前記連結部位において、異な ったへら長さを有するへら自由端域と互換できるようにするのが有利である。こ のようにすれば、両へら部分の旋回軸と口蓋へらのへら自由端部との間の距離を 、各患者の解剖学的個体差に適合させることが可能になる。 喉頭入口を露出させた後に咽喉域を充分覗き見ることができるようにするため に、口蓋へらはへら自由端域に照明装置を有し、かつ該照明装置に配設された蓄 電池、電池又は類似の給電装置が、ハンドグリップとして構成された口蓋へらの 延長部内に配置されているのが有利である。 その場合、口蓋へらの自由端部は舌圧子の方へ向かって湾曲されているのが、 有利である。舌圧子の方へ向かって湾曲された口蓋へらの自由端部に設けられた 照明装置は、咽喉域を特に良好に照明することができる。 本発明によるその他の特徴とその他の構成手段は、特許請求の範囲の記載と相 俟って、以下に説明する本発明の図示の実施例から明らかである。なお個々の構 成手段は、本発明を実施するに当って夫々単独に或いは若干ずつ組合せて実施す ることができる。 [図面の簡単な説明] 図1は口蓋へらと舌圧子とを有しかつ両者を旋回可能か つ着脱可能に互いに連結した形式の、患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡の 斜視図である。 図2は図1の喉頭鏡を患者の口腔内の初期位置において示した概略図である。 図3は図1及び図2の喉頭鏡を拡開位置で示した概略図である。 図4はハンドグリップ並びに該ハンドグリップにほぼ直角に結合された舌圧子 を有する事実上L字形に形成された公知の喉頭鏡の概略図である。 図5はハンドグリップと夫々結合された2個の口蓋へらが夫々2本の相互間隔 をおいて配置された旋回軸を有しかつ前記口蓋へらがへら自由端域を交換するた めに連結部位を有している本発明の喉頭鏡の斜視図である。 図6は指操作レバーと結合された舌圧子が、口蓋へらの旋回軸を受容するため の、相互間隔をおいて配置された2つの軸受ソケットを有している本発明の喉頭 鏡の斜視図である。 図7は図4に示した喉頭鏡のハンドグリップの斜視図である。 図8は図4図及び図7に示した喉頭鏡の舌圧子の斜視図である。 図9は操作柄として役立つ舌圧子の延長部のために図7に示したハンドグリッ プを使用する、図1乃至図3に類似した口腔内への挿入によって患者の咽喉域を 露出させるための喉頭鏡の概略図である。 図10は拡開状態で示した図9の喉頭鏡の概略図である。 図11は図9及び図10の喉頭鏡のうちの舌圧子の斜視図である。 図12は図9乃至図11に示した喉頭鏡のうちの口蓋へらの斜視図である。 図13は図7のハンドグリップを口蓋へらの延長部として設けた、図9乃至図 12に類似した喉頭鏡を口腔内へ挿入した状態で示した概略図である。 図14は図13の喉頭鏡を拡開状態で示した概略図である。 図15は図13及び図14に示した喉頭鏡において図7のハンドグリップと併 用できる口蓋へらの斜視図である。 図16は図13乃至図15に示した喉頭鏡の舌圧子の斜視図である。 [発明を実施するための最良の形態] 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。 図1乃至図3には、患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡が図示されている 。図1乃至図3に示した喉頭鏡はほぼ拡開鉗子状に構成されており、かつ舌圧子 11と、該舌圧子11に配設された口蓋へら9とを有している。口蓋へら9と舌 圧子11とは、互いに相対的に拡開運動を行なわせるために旋回自在に保持され ていると共に、前記拡開運動のための駆動部材と結合されている。 図1乃至図3に示した喉頭鏡は手動式駆動部材によって操作することができる 。この手動操作のために舌圧子11と口蓋へら9とは夫々外位延長部7,10を 有し、該外位延長部は駆動レバーとして使用される。その場合口蓋へら9の延長 部はハンドグリップ7として構成されているのに対して、舌圧子11は指操作レ バー10を形成する延長部と一体に結合されている。 図2及び図3から明確に判るように舌圧子11並びにその延長部10は、実質 的に旋回軸8aの一方の側に配置され、また口蓋へら9並びにその延長部7は、 実質的に該口蓋へらに対向して前記旋回軸8aの他方の側に配置されている。 請求の範囲 1.舌圧子(11)並びに口蓋へら(9)を備え、前記の舌圧子(11)と口蓋 へら(9)とが、拡開運動を行なわせるために互いに相対的に旋回自在に保持さ れておりかつハンドグリップ又は類似の操作柄として構成された外位延長部を前 記拡開運動のための駆動部材として夫々有し、全体として拡開鉗子状に構成され た形式の、患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡において、口蓋へら(9)が 側面図で見てほぼS字状に成形されており、かつ該へらの自由端域ではスプーン 状に構成されていることを特徴とする、患者の咽喉域を露出させるための喉頭鏡 。 2.舌圧子(11)がその延長部と共に、実質的に旋回軸(8a)の一方の側に 配置され、また口蓋へら(9)並びにその延長部が、実質的に舌圧子に対向して 前記旋回軸(8a)の他方の側に配置されている、請求項1記載の喉頭鏡。 3.口蓋へら(9)の延長部がハンドグリップ(7)として、また舌圧子(11 )の延長部が指操作レバー(10)として構成されている、請求項1又は2記載 の喉頭鏡。、 4.舌圧子(11)と口蓋へら(9)とが、共通の旋回軸(8a)において着脱 可能に互いに連結されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の喉 頭鏡。 5.一方のへら部分、殊に有利には舌圧子(11)が軸受ソケット(8b)又は 類似の支承部を有し、該支承部が、他方のへら部分(9)に保持された旋回軸( 8a)を少なくとも部分外周範囲にわたって包囲しており、かつ前記支承部(8 b)が、前記旋回軸(8a)を導入しかつ取出すために特にへら端部の方へ向か って部分的に開いて構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の 喉頭鏡。 6.一方のへら部分が、相互間隔をおいて配置された少なくとも2つの支承部( 8b)を有し、かつ/又は他方のへら部分が、相互間隔をおいて配置された少な くとも2本の旋回軸(8a)を有している、請求項1から5までのいずれか1項 記載の喉頭鏡。 7.口蓋へら(9)が、へら自由端域を交換するために連結部位(15)を有し 、かつ前記へら自由端域が前記連結部位(15)において、特に異なったへら長 さを有するへら自由端域と互換可能である、請求項1から6までのいずれか1項 記載の喉頭鏡。 8.口蓋へら(9)がへら自由端域に照明装置(13)を有し、該照明装置(1 3)に配設された蓄電池、電池又は類似の給電装置が、ハンドグリップ(7)と して構成された口蓋へら(9)の延長部内に配置されている、請求項1から7ま でのいずれか1項記載の喉頭鏡。 9.口蓋へら(9)の自由端部が舌圧子(11)の方へ向かって湾曲されている 、請求項1から8までのいずれか1項記載の喉頭鏡。 10.舌圧子(11)及び/又は口蓋へら(9)に結合されたハンドグリップ又は 類似の操作柄(7,10)が、同様に舌圧子及び/又は口蓋へらとして構成され ており、かつ該へら部分には、舌圧子(11)と口蓋へら(9)との間の支承部 (8a,8a)が他方の側で偏心的に配置されている、請求項1から9までのい ずれか1項記載の喉頭鏡。 11.口蓋へら(9)及び舌圧子(11)の挿入範囲が、口蓋へら(9)と舌圧子 (11)との間に設けられた支承部(8)と、患者寄りのへら末端部との距離に ほぼ等しいか又は該距離よりも短い、請求項1から10までのいずれか1項記載 の喉頭鏡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,LV,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO ,RU,SD,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.舌圧子並びに該舌圧子に結合されたハンドグリップ又は類似の操作柄を有す る形式の患者の咽喉域を露出させるための処置器具(喉頭鏡)において、舌圧子 (11)に口蓋へら(9)が配設されており、前記の舌圧子(11)並びに口蓋 へら(9)が拡開運動を行なわせるために互いに相対的に旋回自在に保持されて いると共に、前記拡開運動のための駆動部材と結合されていることを特徴とする 、患者の咽喉域を露出させるための処置器具(喉頭鏡)。 2.舌圧子(11)と口蓋へら(9)が拡開運動のための駆動部材として夫々1 つの外位延長部を有し、該外位延長部が殊に有利にはハンドグリップ、指操作レ バー又は類似の操作柄(7,10)として構成されている、請求項1記載の処置 器具。 3.処置器具が鋏状に構成されており、かつ舌圧子(11)と口蓋へら(9)と が、殊に有利には戻し装置の戻し力に抗して相対運動可能である、請求項1又は 2記載の処置器具。 4.処置器具が拡開鉗子状に構成されており、かつ舌圧子(11)がその延長部 と共に、殊に有利には実質的に旋回軸(8a)の一方の側に配置され、また口蓋 へら(9)並びにその延長部が実質的に舌圧子に対向して前記旋回軸(8a)の 他方の側に配置さ れている、請求項1又は2記載の処置器具。 5.口蓋へら(9)の延長部がハンドグリップ(7)として、また舌圧子(11 )の延長部が指操作レバー(10)として構成されている、請求項1から4まで のいずれか1項記載の処置器具。 6.舌圧子(11)と口蓋へら(9)とが、共通の旋回軸(8a)において着脱 可能に互いに連結されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の処置器 具。 7.一方のへら部分、殊に有利には舌圧子(11)が軸受ソケット(8b)又は 類似の支承部を有し、該支承部が、他方のへら部分(9)に保持された旋回軸( 8a)を少なくとも部分外周範囲にわたって包囲しており、かつ前記支承部(8 b)が、前記旋回軸(8a)を導入しかつ取出すために特にへら端部の方へ向か って部分的に開いて構成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の 処置器具。 8.一方のへら部分が、相互間隔をおいて配置された少なくとも2つの支承部を 有し、かつ/又は他方のへら部分が、相互間隔をおいて配置された少なくとも2 本の旋回軸(8a)を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の処 置器具。 9.口蓋へら(9)が、へら自由端域を交換するために連結部位(15)を有し 、かつ前記へら自由端域が前記連結部位(15)において、特に異なったへ ら長さを有するへら自由端域と互換可能である、請求項1から8までのいずれか 1項記載の処置器具。 10.口蓋へら(9)がへら自由端域に照明装置(13)を有し、該照明装置(1 3)に配設された蓄電池、電池又は類似の給電装置が、ハンドグリップ(7)と して構成された口蓋へら(9)の延長部内に配置されている、請求項1から9ま でのいずれか1項記載の処置器具。 11.口蓋へら(9)の自由端部が舌圧子(11)の方へ向かって湾曲されており 、かつ前記口蓋へら(9)が殊に有利にはスプーン状に構成されている、請求項 1から10までのいずれか1項記載の処置器具。 12.舌圧子(11)及び/又は口蓋へら(9)に結合されたハンドグリップ又は 類似の操作柄(7,10)が、同様に舌圧子及び/又は口蓋へらとして構成され ており、かつ該へら部分には、舌圧子(11)と口蓋へらとの間の支承部(8a ,8a)が他方の側で偏心的に配置されている、請求項1から11までのいずれ か1項記載の処置器具。 13.口蓋へら(9)及び舌圧子(11)の挿入範囲が、口蓋へら(9)と舌圧子 (11)との間に設けられた支承部(8)と、患者寄りのへら末端部との距離に ほぼ等しいか又は該距離よりも短い、請求項1から12までのいずれか1項記載 の処置器具。
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