JPH08510770A - 泡沫表面洗浄剤 - Google Patents

泡沫表面洗浄剤

Info

Publication number
JPH08510770A
JPH08510770A JP7500598A JP50059895A JPH08510770A JP H08510770 A JPH08510770 A JP H08510770A JP 7500598 A JP7500598 A JP 7500598A JP 50059895 A JP50059895 A JP 50059895A JP H08510770 A JPH08510770 A JP H08510770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
foam
acrylate
alkaline
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7500598A
Other languages
English (en)
Inventor
マイケル ベッセ,
ティモシー ガッツマン,
ロジャー ケッパーズ,
リチャード ルー,
Original Assignee
エコラブ, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エコラブ, インコーポレイテッド filed Critical エコラブ, インコーポレイテッド
Publication of JPH08510770A publication Critical patent/JPH08510770A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0094High foaming compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0026Low foaming or foam regulating compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3749Polyolefins; Halogenated polyolefins; Natural or synthetic rubber; Polyarylolefins or halogenated polyarylolefins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3753Polyvinylalcohol; Ethers or esters thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3757(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions
    • C11D3/3765(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions in liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D7/00Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
    • C11D7/02Inorganic compounds
    • C11D7/04Water-soluble compounds
    • C11D7/06Hydroxides

Abstract

(57)【要約】 本発明は、アルカリ性洗剤製品と結合させ、泡沫を発生させて用いる泡沫安定化組成物である。この泡沫は、長時間に亙って崩壊したり、乾燥したりすることなく垂直表面に付着することができ、さらに、水で容易に完全に洗い流すことができる。一般に、この泡沫組成物はアルカリ度源およびビニルポリマーを含む。本発明はまた、この開示した組成物を用いて硬質表面を洗浄する方法を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 泡沫表面洗浄剤 発明の分野 本発明は、一般にアルカリ性の表面洗浄組成物に関する。より具体的には、本 発明は、垂直または水平表面に長時間に亙って残存し、さらに水で容易に洗い流 せる安定化泡沫を提供することによってアルカリ性洗剤を改善するための組成物 およびその方法に関する。 発明の背景 一般に、どのような環境下でも表面洗浄は、表面に残存する残渣を除去するこ とにより衛生状態を維持するために実施される。洗浄によって、材料、物品およ び器具の汚染が、他の生物体または無生物体(例えば該表面と接触する可能性が ある食べ物)の汚染とともに防止される。ある種の残渣は単に炭水化物残滓を含 むだけであるが、一方この残滓は、しばしば、細菌、微生物または他の夾雑物の 増殖のための宿主もしくは出発点を提供することになるだろう。 さらに、その耐久性および作動時の機械的一体性を維持するためにもまた、表 面は洗浄されねばならない。どのような工業的または商業的セッティングでも、 例えば壁、床、カウンターの他、レンジ、グリル、オーブン、混合用タンク、貯 蔵棚などの表面は全て、洗浄および消毒が困難な表面であろう。そのような表面 は、時に洗浄が困難な広範囲の残留汚染を有する表面を含む。さらに、当該装置 が長時間の使用に付される場合は、反復洗浄は現時点での問題である。しかしな がら、一般にそのような頻繁な洗浄は、時間と労力という形での人材の消耗を最 小限にできる高度な効率を必要とする。 例えば、オーブンに有用な洗浄剤は、しばしば長時間、目的の表面に用いるこ とによって作用する。泡沫適用形としてデザインされている現在の工業用洗剤は 、大量の泡沫を発生させることができる。しかしながら、例えば汚れた垂直表面 またはなめらかな垂直表面に用いた場合は、この泡沫は、適用後数分以内に減弱 し崩壊し、床の方に移動し始める。泡沫の接触時間が限られているために、汚れ の除去はしばしば不完全である。結果として、洗浄剤を繰り返し使用することが しばしば必要となる。現在の泡沫性洗剤に付随する別の問題は、すすぎの前に表 面の泡沫が乾燥することである。洗浄終了前の乾燥によって、残存洗剤残渣を可 溶化して清浄で液の流れた痕のない表面にするために、さらに洗剤を適用するこ とが必要とされるであろう。 工業用、施設用表面に用いる多数の洗浄剤が開発されてきた。ゲル組成物は、 泡沫洗浄剤と結合した汚れと洗剤との限られた接触時間を解決するために開発さ れた。これらの製品は、汚れ除去の改善を目的として、汚れとの接触時間を高め るために濃厚化剤を利用している。しかしながら、ゲル洗浄剤は、溶液の乾燥、 すすぎの困難さ、および一旦塗布した製品の透過度の低さを含む、泡沫洗浄剤と 同様のいくつかの制限を有する。 洗浄組成物におけるこれまでの試みは以下のものを含む:ベルブーム(Verboo m)の米国特許第4477365号は、アルカリ金属水酸化物、ベタイン、アル ファオレフィンスルホン酸塩およびハイドロトロピック剤を含む組成物の使用を 開示する;ションホルツ(Schoenholz)の米国特許第3808051号は、25 0−550°Fの温度で用いられる、弱い有機酸のアルカリ金属塩および多価ア ルコールを含む洗浄組成物を開示する;アイゼン(Eisen)の米国特許第377 9933号は、陰イオン性界面活性剤を含む窒素含有アルカリ金属水酸化物、濃 厚化剤、および場合によって泡沫形成剤を含む組成物を開示する;リンク(Rink )の米国特許第4135947号は、10未満のpHを有し、二酸化炭素中和ア ミン、水溶性溶媒および濃厚化剤を含む水を基剤とする組成物を開示する;ヘイ ル(Heile)の米国特許第4512908号は、合成ヘクトロライト濃厚化剤( シックナー)とともに塩素源を含むアルカリ性洗剤組成物を開示する。 一般に、これら従来の組成物は、例えばオーブンのようなものに使用するため の、ゲル化または泡沫状状態のアルカリ性洗浄構成物の使用を教示する。 しかしながら、今日までこれらの組成物は、すすぎ易さの欠如、反復適用の必 要性および全体的な有効性を含む問題を克服することができなかった。結果とし て、多数の表面に適用できる全体的な安定性と洗浄要件を提供する、硬質表面洗 浄用アルカリ性安定化泡沫に対する必要性は依然存在する。 発明の要旨 本発明の第一の特徴によれば、付着性アルカリ泡沫を用いるアルカリ性洗浄組 成物を安定化させる方法が提供される。この付着性アルカリ泡沫は、アルカリ性 洗浄組成物と組み合わされるとき、洗浄有効性、すすぎ易さおよび表面への付着 性を提供する付着性泡沫を発生させるが、この場合、泡沫は、付着性の泡沫を提 供することができる乳化ビニルポリマーと水を含む。 本発明の別の特徴によれば、本発明の付着性泡沫安定化添加物をアルカリ性洗 浄剤(例えば苛性ソーダ洗浄剤、アルカリ性ハロゲン洗浄剤または溶媒付加ハロ ゲン洗浄剤)と組み合わせて含む、付着性泡沫洗浄剤が提供される。 本発明のまた別の特徴によれば、泡沫発生洗浄組成物を目的の表面に塗る(適 用する)工程を含む、表面を洗浄する方法が提供される。本発明の別の特徴によ れば、本発明の組成物の使用の結果、清浄な表面が提供される。 本発明の組成物は、アルカリ耐性乳化ビニルポリマー、場合によっては種々の 他のアジュバントとともに界面活性剤系、およびアルカリ性洗浄剤と組み合わせ た場合にはアルカリ度源を含む。この組成物は、例えば流動性のような物理的特 性を示し、これは、非水平表面に対して付着性を有する持続性泡沫をもたらす。 この持続性泡沫は、この洗浄剤のアルカリ度源が長時間に亙って汚れと接触する のを可能にし、結果として汚れの除去を促進させることができる。この泡沫は、 汚れ除去に十分な時間が経ってから容易に洗い流される。この泡沫組成物は、垂 直表面の徹底洗浄を可能にするために十分な時間この組成物の付着を許容する。 本発明は、現存のアルカリ性洗剤と組み合わせて用いて、1時間を越える長時 間乾燥すること無く垂直および水平表面に付着し、さらに水で完全に洗い流すこ とができる泡沫を発生させることができる。本発明は、接触時間の延長(垂直表 面で3時間まで)、高度に透過性の安定な泡沫を提供するだけでなく、さらに非 乾燥性/すすぎの容易な洗剤を提供することによって、洗剤系の短所を克服する 。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、空気を含有する粘性のアルカリ性洗浄泡沫を用いる、アルカリ性洗 浄剤を安定化させる方法である。この泡沫は、一般に、ビニルポリマーまたはコ ポリマーの他に、場合によって他のアジュバント(界面活性剤、腐食防止剤、抗 菌剤、ビルダーなどを含む)を含む。ひとたび洗浄組成物に混合されれば、本発 明にはまた、泡沫安定洗浄組成物並びに、この組成物を用いた方法およびその結 果得られる洗浄表面が含まれる。 ポリマー泡沫 本発明の付着性泡沫は、乳化ポリマーまたはコポリマーマトリックスを含む。 このポリマーマトリックスは、一般に、一旦中和されると濃厚な複合体または系 となるネット様構造を形成する。この濃厚組成物は、本発明の泡沫に付着性を与 え、さらに該組成物の流動性を低下させる。結果として、濃厚泡沫は、非水平表 面上を流れないで付着することが可能になる。さらに、このポリマーマトリック スは、本発明の泡沫内に空気を包含するのを助ける。この包含空気は、本発明の 組成物に付着性を与えるのに役立つ。さらにまた、この包含空気は、除去を望む 場合には泡沫の崩壊に役立つ。 本発明に従えば、多数のビニル化合物またはビニルモノマーを用いて、本発明 で使用されるポリマーマトリックスまたはコポリマーマトリックスを調製できる 。一般に、本発明で有用なビニルポリマーには、ビニルアセタル、酢酸ビニル、 ビニルアルコール、塩化ビニル、ビニルエーテルモノマーおよびポリマー、n− ビニルモノマーおよびポリマー、フッ化ビニルなどに由来するポリマーが含まれ る。 特に、有用なものは、アクリル酸およびその誘導体から調製されるビニルポリ マーである。アクリル酸(CH2=CHCO2H)は中等度の強さのカルボン酸で 、酸性臭をもつ無色の液体である。一般に、アクリレートはアクリル酸とメタク リル酸の両方の誘導体である。本発明の組成物で用いることができるアクリルポ リマーおよびコポリマーは、アルキルアクリレートを含むが、それは、例えばメ タクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアク リレート、およびブチルアクリレート、セスキブチルアクリレート、イソブチル アクリレート、第三ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘプチルアク リレート、2−ヘプチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2 −エチルブチルアクリレート、ドデシルアクリレート、ヘキサデシルアクリレー ト、2−エトキシエチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、およびそ の混合物である。 その他の使用可能なビニルポリマーには以下が含まれる。ビニルアシルエチル ポリマー;n−ビニルアミドポリマー;ビニルベンゼンポリマーを含むスチレン ポリマー;ビニルアセチルポリマーを含むビニルブチリルポリマー;ビニルカル バゾルポリマー;酢酸ビニルポリマーを含むビニルエステルポリマー、その他ノ ルマル飽和脂肪酸(ギ酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸などを含む )のビニルエステル;芳香族酸(安息香酸、クロル安息香酸、ニトロ安息香酸、 シアノ安息香酸、ナフトエ酸を含む)のビニルエステル;並びにビニルエーテル ポリマー。 親水性モノマーもまた、本発明のビニルポリマーを調製するために用いること ができるが、これには、アルファ、ベーター不飽和カルボン酸(例えばメタクリ ル酸、アクリル酸、イタコン酸、アコニット酸、クロトン酸、メサコン酸、カル ボキシエチルアクリル酸、マレイン酸、フマル酸など)の酸および酸−エステル が含まれる。 一般に、本発明の泡沫剤として有用な前述のモノマーの多くを重合させて得ら れる合成ポリマーには、とりわけポリビニルアルコール(加水分解の程度は様々 )、エチレン/アクリル酸コポリマー、エチレン/無水マレイン酸コポリマー、 およびスチレン/無水マレイン酸コポリマーが含まれる。 天然誘導ポリマーまたは天然に存在するポリマーもまた本発明の泡沫発生ポリ マーとして有用であるが、これらには、カゼイン組成物、天然ゴム組成物(カラ ヤゴムおよびグアーゴムを含む)、セルロースおよびエーテルセルロース組成物 、澱粉、蛋白組成物、並びに澱粉グラフト共重合体が含まれる。当業者には、前 述の化合物およびポリマーは、本発明の組成物の泡沫安定化剤として有用な化合 物およびポリマーの単なる具体例であり、この一覧に限られるものではないこと は理解されよう。 好ましくは、ビニルポリマーは、ポリアクリレート/ポリメタクリレートコポ リマーロームアンドハース(Rohm&Haas)(アキュゾル(Accusol)820ま たはアルコガム(Alcogum)−SL70としてアルコケミカルから市販)を含む 。本発明の組成物で用いられる泡沫発生ポリマーの濃度は、一般に、生成泡沫に 付与される性状にしたがって、約0.15から10重量%、好ましくは約0.2 から8重量%、最も好ましくは約0.5から6重量%の範囲である。 界面活性剤系 本発明の組成物はまた界面活性剤系を含む。この界面活性剤系は、この組成物 の洗浄有効性を高め、さらに該組成物に湿潤性を付加するための浸透剤として機 能し、組成物の溶解および可溶化を容易にさせる。さらに、この界面活性剤系は また、脂肪性の汚れの可溶化を促進し、表面張力を低下させ、したがって、該組 成物に表面活性を付加する。 特に、得られた組成物の表面張力を変化させる界面活性剤機能は、シーティン グ作用(粘性形成補助作用)を提供し、汚れを乳化させ、その後のすすぎ洗いに よる除去を可能にすることによって、汚れの除去と懸濁化を助ける。多数の界面 活性剤を用いることができるが、これらには、例えば陰イオン性界面活性剤、ツ ビッターもしくは両性イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤および非イオ ン性界面活性剤のような有機界面活性剤が含まれる。 陰イオン性界面活性剤は油汚れの除去に有用である。陰イオン性界面活性剤に は、アルキルカルボキシレート(例えばナトリウムおよびカリウムカルボキシレ ート)、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン 酸塩、アルキルスルホン酸塩、スルホン酸付加脂肪酸エステルなどが含まれる。 両性もしくはツビッターイオン界面活性剤はまた、洗浄性、乳化性、湿潤性、 およびコンディショニング特性を付与するために有用である。代表的な両性界面 活性剤には、N−ココ−3−アミノプロピオン酸および酸性塩、N−獣脂−3− イミノジプロピオン酸塩が含まれる。同様に、N−ラウリル−3−イミノジプロ プリオネートニナトリウム塩、N−カルボキシメチル−N−ココアルキル−N− ジメチルアンモニウムヒドロキシド、N−カルボキシメチル−N−ジメチル−N −(9−オクタデセニル)アンモニウムヒドロキシド、(1−カルボキシヘプタ デシル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド、(1−カルボキシウンデシル) トリメチルアンモニウムヒドロキシド、N−ココアミドエチル−N−ヒドロキシ エチルグリシンナトリウム塩、N−ヒドロキシエチル−N−ステアルアミノグリ シンナトリウム塩、N−ヒドロキシエチル−N−ラウルアミド−β−アラニンナ トリウム塩、N−ココアミノ−N−ヒドロキシエチル−β−アラニンナトリウム 塩、同様に混合脂環式アミン並びにそのエトキシル化および硫酸付加ナトリウム 塩、2−アルキル−1−カルボキシメチル−1−ヒドロキシエチル−2−イミダ ゾリニウムヒドロキシドナトリウム塩またはそのアルキル基がノニル、ウンデシ ルもしくはヘプタデシルである遊離酸が含まれる。また有用なものは、1,1− ビス(カルボキシメチル)−2−ウンデシル−2−イミダゾリニウムヒドロキシ ドニナトリウム塩およびオレイン酸−エチレンジアミン縮合物、プロポキシル化 および硫酸付加ナトリウム塩である。アミンオキシド両性界面活性剤もまた有用 である。この一覧は他を排除または限定するためのものではない。 陽イオン性界面活性剤もまた用いられ、第四アンモニウム化合物、例えばN− アルキル(C12-18)ジメチルベンジルアンモニウムクロリド、N−テトラデシ ルジメチルベンジルアンモニウムクロリド一水塩、N−アルキル(C12-14)ジ メチル1−ナフチルメチルアンモニウムクロリドを含み、ステパンケミカルカン パニー(Stepan Chemical Company)のような製造業者から市販されている。 好ましくは、それが存在する場合は、本発明で用いられる該界面活性剤は、1 つまたは2つ以上の界面活性剤を含む。本発明で有用な非イオン性界面活性剤は 以下を含む。ポリオキシアルキレン非イオン性洗剤、例えばC8-22ノルマル脂肪 アルコール−エチレンオキシドまたはプロピレンオキシド縮合物(すなわち、8 から22個の炭素原子を含む脂肪アルコール1モルと2から20モルのエチレン オキシドもしくはプロピレンオキシドとの縮合生成物);HO(C24O)x( C36O)yHの化学式をもつポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合 物(ここで、(C24O)xは少なくともこのポリマーの15%に等しく、(C3 6O)yは化合物の全重量の20−90%に等しい);RO−(C36O)x( C24O)yHの式を有するアルキルポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレ ン縮合物(ここでRはC1-15アルキル基でxおよびyはそれぞれ2から98の整 数を表す);ポリオキシアルキレングリコール;R(OC24y(OC49x OHの式をもち末端にブチレンオキシドを有するアルコールエトキシレート(こ こで、 RはC8-18アルキル基で、yは約3.5から10でxは約0.5から1.5の整 数である);R(C64)(OC24xOCH265の式を有する、ポリオキ シエチレンとアルキルフェノールの縮合物とのベンジルエーテル(ここでRはC6-20 アルキル基で、xは5から40の整数);R(C64)(OC24xOH の式を有するアルキルフェノキシポリオキシエチレンエタノール(ここで、Rは C8-20アルキル基で、xは3から20の整数である)。 好ましくは、ノニルフェノールエトキシレートおよび直鎖状アルコールエトキ シレートのような非イオン性物質を本発明で用いることができる。界面活性剤は 、約0.00005重量%から1重量%、好ましくは約0.0001重量%から 1重量%、最も好ましくは約0.0002重量%から0.5重量%の範囲の濃度 で用いることができる アジュバント 本発明の泡沫組成物はまた、多数の他のアジュバント、例えばアルカリ度源腐 食防止剤、殺菌剤、ビルダーなどを含むことができる。 腐食防止剤は、本発明の組成物を適用しようとしている表面を該組成物が腐食 するのを防止するために用いることができる。典型的な腐食防止剤には、メタ珪 酸ナトリウムおよびメタ珪酸カリウムのようなケイ酸塩と同様にチアゾール、例 えばベンゾトリアゾール、トリトリアゾールおよびメルカプトベンゾチアゾール が含まれる。一般に、腐食防止剤の濃度は、約0.01から5重量%、好ましく は約0.1から3重量%、最も好ましくは約0.5から2重量%の範囲であろう 。 沈殿物や他の塩の形成を防止するために、本発明の泡沫洗浄組成物は、一般に ビルダー並びにキレート剤もしくは封鎖剤、例えばリン酸塩、ホスホン酸塩、ア クリルポリマーおよびEDTAやその誘導体のような化合物を含むことができる 。 一般に、封鎖剤は、水道水に通常見出される金属イオンを統合することができ 、それによって組成物の洗浄成分の作用と金属イオンが干渉するのを防ぐことが できる分子である。個々の硬度イオンに対して封鎖剤によって形成される共有結 合の数は、封鎖剤を二座(2)、三座(3)、四座(4)などとして表記するこ とによって表される。本発明にしたがって、多数の封鎖剤を用いることができる 。とりわけ代表的な封鎖剤には、アミノカルボン酸塩、ホスホン酸塩、水溶性ア クリルポリマーが含まれる。 適切なアミノカルボン酸キレート剤には、n−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸 、ニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ヒドロキ シエチル−エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、およびジエチレントリアミ ン五酢酸(DTPA)が含まれる。使用に際して、これらアミノカルボン酸は、 一般に、約1重量%から25重量%、好ましくは約5重量%から20重量%、最 も好ましくは約10重量%から15重量%の範囲の濃度で存在する。 他の適切な封鎖剤は、最終使用条件下で洗浄溶液の条件を整えるために水溶性 アクリルポリマーを含む。そのようなポリマーには、ポリアクリル酸、ポリメタ クリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解ポリアクリルアミド 、加水分解メタクリルアミド、加水分解アクリルアミド−メタクリルアミドコポ リマー、加水分解ポリアクリロニトリル、加水分解ポリメタクリロニトリル、加 水分解アクリロニトリルメタクリロニトリルコポリマー、またはその混合物が含 まれる。これらポリマーの水溶性塩または部分塩、例えばこれらのそれぞれ対応 するアルカリ金属(例えばナトリウムもしくはカリウム)塩またはアンモニウム 塩もまた用いることができる。 これらポリマーの重量平均分子量は、約4000から約12000である。好 ましいポリマーには、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸の部分ナトリウム塩、ま たはポリアクリル酸ナトリウムが含まれ、平均分子量は4000から8000の 範囲内である。これらのアクリルポリマーは、一般に、約0.5重量%から20 重量%、好ましくは約1重量%から10重量%、最も好ましくは約1重量%から 5重量%の範囲の濃度で有用である。 封鎖剤として有用なものはまた、リン酸およびホスホン酸塩である。水のコン ディショニングに加え、有機ホスホン酸およびホスホン酸塩は、グリース分散特 性を有する。そのような有用なホスホン酸には、モノ、ジ、トリおよびテトラホ スホン酸が含まれるが、これらは、アルカリ性の条件下で陰イオンを形成するこ とができる基(例えばカルボキシ、ヒドロキシ、チオなど)をまた含むことがで きる。R1N〔C2PO322またはR2C(PO322OHなる式をもつホス ホン酸が格別であるが、式中、R1は−〔(低級)アルキレン〕N〔CH2PO322または第三の(CH2PO32)部分で、R2はC1−C6アルキルから成る 群から選ばれる。 このホスホン酸はまた、低分子量のホスホノポリカルボン酸、例えば約2−4 個のカルボン酸部分および約1−3個のホスホン酸基を有するものを含むことが できる。そのような酸には、1−ホスホノ−1−メチルコハク酸、ホスホノコハ ク酸および2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸が含まれる。 本発明で封鎖剤として使用する場合は、ホスホン酸またはその塩は、約0.2 5重量%から15重量%、好ましくは約1重量%から10重量%、最も好ましく は約1重量%から5重量%の範囲の濃度で存在する。 微生物有効性をもつ多数の化学薬剤を本発明で用いることができる。抗微生物 剤として本発明で用いることができる代表的な組成物には、普通に入手できるア ルデヒド(例えばホルムアルデヒドおよびグルタルアルデヒド);ヨードホア( 例えばヨウ素−非イオン性界面活性剤複合体、ヨウ素−ポリビニルピロリドン複 合体、ヨウ素−第四アンモニウム塩化物複合体および両性ヨウ素−アミンオキシ ド複合体など);有機塩素遊離剤(例えばシアヌル酸塩、シアヌル酸、およびジ クロロシアヌリック二水和物(これはFMCおよびモンサントからそのCDBお よびACL製品ラインとして市販されている);脂肪酸(例えばドデシルベンゼ ンスルホン酸および1−オクタンスルホン酸ナトリウム);フェノール(例えば オルト−フェニルフェノール,2,4,5−トリクロロフェノールおよび2,3 ,4,6−テトラクロロフェノール(例えばダウケミカルカンパニーおよびモー ベイ(Mobay)ケミカルカンパニーから市販))が含まれる。 本発明の抗微生物剤としてまた有用なものは、第四アンモニウム塩化物の界面 活性剤を含む陽イオン界面活性剤であるが、これらは例えば、N−アルキル(C12-18 )ジメチルベンジルアンモニウムクロリド、N−アルキル(C14-18)ジメ チルベンジルアンモニウムクロリド、N−テトラデシルジメチルベンジルアンモ ニウムクロリド一水和物、N−アルキル(C12-14)ジメチル1−ナフチルメチ ルアンモニウムクロリド(例えばステパンケミカルカンパニーのような製造業 者から市販)である。 抗微生物剤が存在する場合は、それは所望の作用に必要とされる濃度でなけれ ばならない。一般には、抗微生物剤の濃度は、約0.005から0.2重量%、 好ましくは約0.005から0.15重量%、最も好ましくは約0.01から0 .1重量%の範囲であろう。好ましくは、抗微生物剤は、泡沫安定化組成物中に それぞれ約0.05重量%および15重量%の濃度でソルビン酸および安息香酸 の混合物を構成する。 泡沫製剤 調製する場合には、ビニルポリマー乳化物とアルカリ度源(例えば水酸化物、 炭酸塩、リン酸塩、アミンまたはその混合物)とが混合される。アルカリ度源の 目的は、しばしば酸性であるビニルポリマーを中和し、後で泡沫と一体化される アルカリ洗浄剤から排除されるアルカリ度源の量を減少させることである。泡沫 は以下に開示するものを含む多数のアルカリ度源で中和され、約4から6、好ま しくは約4から5.5、最も好ましくは約4.5から5.5のpHを達成できる 。 一旦中和されると、泡沫中または洗浄剤中で使用することが所望される他のア ジュバントとともに防腐剤系を組成物中に導入することができる。泡沫用の濃度 の要約を下記の表1に示す。 洗浄組成物 泡沫安定化添加物は、多数の洗浄組成物、とりわけ例えばアルカリ性もしくは 苛性ソーダ洗浄剤、ハロゲン付加アルカリ性洗浄剤および溶媒付加アルカリ性洗 浄剤と組み合わせ用いることができる。アルカリ性もしくは苛性ソーダ洗浄剤は 多数のアルカリまたはアルカリ土類金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム(苛 性ソーダ)を基剤とすることができる。 アルカリ性pHを達成するために、一般に洗浄組成物はアルカリ度源を必要と する。この高いpHによって、この化学組成物が使用されるとき、汚れ除去と沈 殿物分解の有効性が高められ、汚れの迅速な分散が促進される。アルカリ度源は また、本発明の形態のpHを高めるように機能する。このpH増加の作用によっ て、水性の希薄な複合体から、空気を含有し水平および垂直表面に付着すること ができる泡沫へと組成物を濃厚化することができる。 アルカリ度源の一般的性状は、より大きな溶解性をもつこれら化学組成物に対 してのみ制限される。すなわち、アルカリ度源は、沈殿物や塩の薄層の形成を促 進する金属イオンに寄与してはならない。典型的なアルカリ度源には、ケイ酸塩 、水酸化物、リン酸塩、アミンおよび炭酸塩が含まれる。本発明で有用なアミン には、モノエタノール、ジエタノールおよびトリエタノールが含まれる。一般に 、アルカリ度源としてアミン化合物が用いられる場合、そのアミンの濃度は、約 0.10重量%から5重量%、好ましくは約0.10重量%から4.5重量%、 最も好ましくは約0.25重量%から3重量%の範囲であろう。 本発明で有用なケイ酸塩には、アルカリ金属のオルト、メタ−、ジ−、トリ− およびテトラケイ酸塩、例えばオルト圭酸ナトリウム、セスキ圭酸ナトリウム、 セスキ圭酸ナトリウム五水和物、メタ圭酸ナトリウム、メタ圭酸ナトリウム五水 和物、メタ圭酸ナトリウム六水和物、メタ圭酸ナトリウム八水和物、メタ圭酸ナ トリウム九水和物、二圭酸ナトリウム、三圭酸ナトリウム、四圭酸ナトリウム、 メタ圭酸カリウム、メタ圭酸カリウム半水和物、圭酸カリウム一水和物、二圭酸 カリウム、二圭酸カリウム一水和物、四圭酸カリウム、四圭酸カリウム一水和物 、またはその混合物が含まれる。 一般に、本発明でアルカリ度源として圭酸化合物が用いられる場合は、該圭酸 化合物の濃度は、約0.5重量%から8重量%、好ましくは約0.5重量%から 5重量%、最も好ましくは約0.5重量%から3重量%の範囲であろう。 アルカリ金属水酸化物もまた、本発明のアルカリ度源として有用であることが 分かった。アルカリ金属水酸化物は一般に、例えばカリウム、ナトリウムおよび リチウムの水酸化物塩のような物質種、および同様に他のアルカリ水酸化物塩に よって例示される。これらの物質種の混合物もまた用いることができる。アルカ リ性水酸化物が存在する場合は、その濃度は一般に、約0.25重量%から10 重量%、好ましくは約0.5重量%から8重量%、最も好ましくは約1重量%か ら5重量%の範囲である。 炭酸塩がまた別のアルカリ度源に含まれる。本発明で用いることができるアル カリ金属炭酸塩には、とりわけ炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウ ムもしくはカリウム、またはセスキ炭酸塩が含まれる。好ましい炭酸塩には、炭 酸ナトリウムまたはカリウムが含まれる。炭酸塩が用いられる場合には、これら の薬剤の濃度は、一般に約0.5重量%から12重量%、好ましくは約1重量% から10重量%、最も好ましくは約1.5重量%から8.5重量%の範囲である 。 本発明にしたがってアルカリ度源として用いられるリン酸塩には、環式リン酸 塩(例えばオルトリン酸ナトリウムまたはカリウム)、アルカリ性縮重リン酸塩 (例えばピロリン酸ナトリウムもしくはカリウム、トリポリリン酸ナトリウム、 ヘキサメタリン酸ナトリウム)などが含まれる。リン酸塩を用いる場合には、そ の濃度は、一般に約1重量%から20重量%、好ましくは約1重量%から10重 量%、最も好ましくは約2重量%から8重量%の範囲であろう。これらアルカリ 度源を組み合わせたものもまた用いることができる。使用液ではこの組成物のp Hは、約6.5から14、好ましくは約7から14、最も好ましくは約7.5か ら14の範囲である。 ハロゲン付加アルカリ性洗浄剤は、本発明の付着性泡沫とともに有効であるよ うな多数のアルカリ度源を含むことができる。洗浄有効性を提供するだけでなく 、ハロゲンは殺菌、消毒のために、または洗浄組成物を適用する表面の抗微生物 特性の強化のために用いることができる。さらに、とりわけ塩素、臭素、ヨウ素 またはフッ素のようなハロゲンソースもまた提供できる。 本発明の泡沫をそれとともに用いることができる別の洗浄組成物は、有機的特 性をもつ溶媒付加(有機)洗浄剤である。一般に、有機溶媒は、洗浄剤によって 除去しようとする物質の溶解、分散またはそれらの物理的特性を変化させる機能 を有する。有機溶媒の代表的な種類には、とりわけ、アミン、オレフィン化合物 、短鎖および長鎖カルボン酸並びに、モノ−、ジ−、トリ−官能基アルコールを 含むアルコールが含まれる。さらにまた、前述のアルカリ度源のいずれも本発明 について用いることができる。これらの組成物で好ましく用いられる有機補助溶 媒には、モノ−、ジ−および多官能基アルコールが含まれる。洗浄剤における濃 度の要約は表3に示す。 製剤化された組成物は、当業者に既知の多数の手段、例えば単一槽および複数 槽泡沫アプリケーター(例えばエコラブ社(Ecolab Inc.)から市販されている クレンゼードモデル(Klenzade Model)Kおよび2S泡沫発生器)によって適用 できる。 実施例 本発明は、さらに以下の詳細な実施例を参考に説明される。 泡沫安定化組成物 以下の成分および濃度を有する泡沫安定化組成物が製剤化された。 製剤1 原料 重量% 蒸留水 49.50 NaOH(50% w/v) 0.20 ソルビン酸 0.05 安息香酸 0.15 ヒダシッドピラニン(Hidacid Pyranine)染料(CI #59040) 0.10 アクリルコポリマー乳化物* 50.0 *(アキュゾル820−ロームアンドハース社、またはゴムSL−70アルコケミカ ル社) 続いて、洗剤組成物AからEで示したように、種々の洗剤組成物を製剤化した 。 洗剤組成物A パーセント(重量%) 原料 32.30 軟水 0.10 EDTA 31.20 水酸化ナトリウム50%(w/v) 6.40 有機キレート剤 30.00 次亜塩素酸ナトリウム 洗剤組成物B パーセント(重量%) 原料 89.20 水酸化ナトリウム(50%w/v) 4.35 軟水 0.75 非イオン性界面活性剤 0.10 有機キレート剤 5.60 40%グルコン酸ナトリウム 洗剤組成物C パーセント(重量%) 原料 51.70 脱イオン水 1.40 有機キレート剤 40.00 水酸化ナトリウム50% 1.00 非イオン性界面活性剤 2.00 アミンオキシド 4.00 両性界面活性剤 洗剤組成物D パーセント(重量%) 原料 69.9 軟水 1 バーセン(Versene)100(EDTA) 7.5 TKPP、60%(w/v) 1.6 NaOH、50%(w/v) 1 メタ圭酸ナトリウム無水物 3 陰イオン性界面活性剤 5 非イオン性界面活性剤 3 リン酸エステル 8 グリコールエーテル 洗剤組成物E 原料 重量% 50% NaOH 96.45 50%グルコン酸 2.50 軟水 1.00 非イオン性界面活性剤 0.05 続いて、泡沫安定化組成物を種々の洗剤組成物(AからE)と混合してテスト した。 実施例1 洗剤組成物Aを含む泡沫安定化組成物 15ガロンの泡沫適用加圧容器で、1136gの製剤1と17059gの軟水 とを混合した。攪拌しながら、NaOHを10%以上および次亜塩素酸ナトリウ ムを3%以上含む730.0gの洗剤組成物Aをこの混合物に加えた。容器を6 3psiまで加圧し、空気−1を1/4開放側に回し、液体を1/2開放側に回 して空気−液体制御を調節した。生じた空気−溶液混合物を、最終濃厚度が0. 5−0.25インチの濃厚な泡沫として、垂直なステンレススチール壁に塗布し た。この泡沫は壁から流れ去ることはなく、適用された状態のまま崩れないで1 0分間維持された。40分後、泡沫は、かすかに崩れてはいたが依然として適用 領域を100%被覆していた。この時点で、泡沫を低圧の冷水で洗い流したとこ ろ、容易にかつ完全に泡沫を洗い流せることが分かった。 実施例2 洗剤組成物Bを含む泡沫安定化組成物 15ガロンの泡沫適用加圧容器で、1510gの製剤1と15900gの軟水 とを混合した。攪拌しながら、40%以上のNaOH、さらに非イオン性界面活 性剤およびキレート剤を含む1510gの洗剤組成物Bをこの混合物に加えた。 容器を63psiまで空気で加圧し、液体を1プラス1/2回転開放し、空気を 1/4回転開放して空気−液体制御を調節した。生じた空気−溶液混合物を、最 終濃厚度が1.0−1.5インチの乾燥泡沫として、垂直なステンレススチール 壁に用いた。 この泡沫は壁から流れ去ることはなく、適用された状態のまま崩れることなく 10分間維持され、この時点では適用領域を100%被覆していた。適用後15 分で、1.5インチの厚さの泡沫で覆われた領域はわずかに沈下したが、壁は泡 沫で100%覆われていた。適用後20分で泡沫は顕著に沈下して、ステンレス スチール壁の泡沫の10%が消えたが、残りの壁は依然として覆われたままであ った。この泡沫を低圧の冷水で洗い流したところ、この時点で容易にかつ完全に 洗い流せることが分かった。 実施例3 洗剤組成物Cを含む泡沫安定化組成物 二吸込み口付き壁据え付け泡沫装置(エコラブ社製モデルK低圧/標準圧)を 用いて、製剤1と、両性界面活性剤および15%を越えるNaOHの混合物を含 む強アルカリ性自家泡沫発生洗剤との組み合わせを、機械攪拌および安定なアル カリ性泡沫発生についてテストした。ベンチュリー管を通る水に濃縮生成物を吸 引させ、それを水流中に、続いてその混合物中に送り込ませる機能をもつこの装 置は、加圧下で液流中に空気を注入する。水の流速と濃縮物の吸引速度によって 決定された洗剤組成物Cの7.5%と1.6%に当たる製剤1の濃度を用いて、 モデルKLP/SPユニットは、非常に濃厚で付着性の泡沫を垂直なステンレス スチール壁に形成したが、この泡沫は適用に際して壁から流れ落ちることはなか った。75分後、この泡沫は、依然としてその80%は泡沫として存在し、20 %は崩れはしたが適用領域の100%を覆っているのが認められた。この泡沫は 、低圧の温水(130°F)による洗浄によって容易に洗い流された。 実施例4 洗剤組成物Dを含む泡沫安定化組成物 15ガロンの泡沫適用加圧容器で、570gの製剤1と17700gの軟水を 混合した。攪拌しながら、水溶性溶媒、陰イオン性および非イオン性界面活性剤 を含む洗剤組成物Dの630gをこの混合物に加えた。容器を62psiまで加 圧し、液体について1プラス1/2回転開放し、空気を1/8回転開放して空気 −液体制御を調節した。得られた空気−液体混合物を、ステンレススチール壁に 非常に湿潤な泡沫として適用した。この泡沫は、平らな1/8インチの厚さの泡 沫被覆となったが、壁から流れおちることはなかった。泡沫適用後10分では、 ステンレススチール壁の表面を100%覆ったまま、泡沫の外観に変化は認めら れなかった。泡沫適用後30分で、泡沫の厚さがわずかに薄くなったのが認めら れたが、ステンレススチール壁の表面は、依然として泡沫によって100%被覆 されていた。この時点で、泡沫は低圧の冷水で洗浄され、容易に洗い流された。 実施例5 洗剤組成物Eを含む泡沫安定化組成物 15ガロンの泡沫適用加圧容器で、1140gの製剤1と15830gの軟水 を混合した。攪拌しながら、45%を越える濃度のNaOHを含む、1960g の洗剤組成物Eをこの混合物に加えた。容器を63psiまで加圧し、空気を1 /4回転開放、液体を2回転開放にして空気−液体制御を調節した。生じた空気 −溶液組み合わせを、1−2インチの仕上がりの厚さで垂直なステンレススチー ル壁に適用した。適用後15分では、泡沫の外観に変化はなく100%が被覆さ れていた。泡沫適用後25分では、床に滑り落ちずに残った泡沫で95%の領域 が覆われていた。この泡沫は低圧の冷水で容易に洗浄された。 比較実施例1 15ガロンの泡沫適用加圧容器で、1890gの洗剤組成物Cと17030g の軟水を混合し、溶液を混和するまで攪拌した。この容器を空気で63psiま で加圧し、液体は1プラス1/2回転開放し、空気は1/8回転開放して空気− 液体制御を調節した。得られた空気−溶液混合を垂直なステンレススチール壁に 適用した。生成された泡沫は厚く湿潤で、適用直後に下方に流れ始めた。壁に泡 沫を適用した後10分で、壁の95%に泡沫被覆が無く、残りの領域は泡沫の薄 い被覆を有していた。10分では薄い泡沫被覆で覆われていたこの5%の壁面は 、15分では、泡沫の特性を失った薄膜で被覆されていた。 上記の考察、実施例およびデータによって本発明を詳述したが、多くの変型が 、本発明の範囲を逸脱することなく実施できる。本発明は、以下に添付される請 求の範囲に完全に包含されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,UA,UZ,VN (72)発明者 ケッパーズ, ロジャー アメリカ合衆国 ミネソタ州 55107 セ ント. ポール, エリザベス ストリー ト 42 (72)発明者 ルー, リチャード アメリカ合衆国 ミネソタ州 55313 バ ッファロー, ボックス 139, ルート 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 付着性泡沫組成物を用いてアルカリ性洗浄組成物を安定化させる方法で あって、前記泡沫組成物が、アルカリ度源、付着性泡沫を提供するためのビニル ポリマー乳化物及び残余に水を含み、前記方法が、前記泡沫組成物を前記アルカ リ性洗浄剤に添加する工程を含む、前記付着性泡沫組成物を用いたアルカリ性洗 浄組成物の安定化方法。 2. 前記アルカリ度源がアルカリまたはアルカリ土類水酸化物を含む、請求 の範囲第1項の方法。 3. 前記アルカリ度源が、ケイ酸塩、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩、アミン およびその混合物から成る群から選ばれる、請求の範囲第1項の方法。 4. 前記アルカリ度源が、約0.10重量%から12重量%の範囲の濃度で 存在する、請求の範囲第1項の方法。 5. 製剤後、前記泡沫洗浄組成物が約6.5またはそれより高いpHを有す る、請求の範囲第1項の方法。 6. 前記ビニルポリマー乳化物が1つまたは2つ以上のアクリルモノマーを 含む、請求の範囲第1項の方法。 7. 前記ビニルポリマー乳化物が、ビニルアセタルモノマー、酢酸ビニルモ ノマー、ビニルアルコールモノマー、塩化ビニルモノマー、ビニルエーテルモノ マー、n−ビニルモノマー、フッ化ビニルモノマーおよびその混合物から成る群 から1つあるいはそれ以上のモノマーが選ばれる、請求の範囲第1項の方法。 8. 前記アクリルモノマーが、アクリレート、メチルアクリレート、エチル アクリレート、プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ブチルアク リレート、セスキブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、tert−ブ チルアクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘプチルアクリレート、2−ヘプチ ルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルブチルアクリレ ート、ドデシルアクリレート、ヘキサデシルアクリレート、2−エトキシエチル アクリレートおよびその混合物から成る群から選ばれる、請求の範囲第6項の方 法。 9. 前記ビニルポリマーが、アルファ、ベーター不飽和カルボン酸のエステ ルを含む、請求の範囲第1項の方法。 10. 前記アルファ、ベータ不飽和カルボン酸エステルが、メタクリル酸エ ステル、アクリル酸エステル、イタコン酸エステル、アコニット酸エステル、ク ロトン酸エステル、メサコン酸エステル、カルボキシエチルアクリル酸エステル 、マレイン酸エステル、フマル酸エステルおよびその混合物から成る群から選ば れる、請求の範囲第9項の方法。 11. 前記ビニルポリマー乳化物が、約0.15重量%から10重量%の範 囲の濃度で存在する、請求の範囲第1項の方法。 12. 前記泡沫組成物が界面活性剤を含む、請求の範囲第1項の方法。 13. 前記界面活性剤が、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、 両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤およびその混合物の群から選ばれる、請 求の範囲第12項の方法。 14. 前記界面活性剤が、約0.00005重量%から1.0重量%の範囲 の濃度で存在する、請求の範囲第12項の方法。 15. 前記界面活性剤が、約0.00005重量%から1.0重量%の範囲 の濃度で存在する非イオン性界面活性剤を含む、請求の範囲第13項の方法。 16. 付着性泡沫組成物を用いてアルカリ性洗浄組成物を安定化させる方法 であって、前記泡沫組成物が、約0.01重量%から0.5重量%のアルカリ度 源、約12重量%から22重量%のビニルアクリルポリマー、約0.25重量% から2重量%の非イオン性界面活性剤および残りの水を含み、該組成物のpHが 約4.5で、前記方法が、前記付着性泡沫をアルカリ性洗浄組成物に添加する工 程を含む、前記付着性泡沫組成物を用いたアルカリ性洗浄組成物の安定化方法。 17. 前記アルカリ度源が、アルカリまたはアルカリ土類金属水酸化物を含 む、請求の範囲第16項の方法。 18. 前記アルカリ度源が、水酸化物、リン酸塩、炭酸塩、アミンおよびそ の混合物から成る群から選ばれる、請求の範囲第16項の方法。 19. 製剤後、前記泡沫洗浄組成物が約6.5またはそれより高いpHを有 する、請求の範囲第16項の方法。 20. 前記ビニルアクリルポリマーが、メチルアクリレート、エチルアクリ レート、プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ブチルアクリレー ト、セスキブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、tert−ブチルア クリレート、ヘキシルアクリレート、ヘプチルアクリレート、2−ヘプチルアク リレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルブチルアクリレート、 ドデシルアクリレート、ヘキサデシルアクリレート、2−エトキシエチルアクリ レートおよびその混合物から成る群から選ばれる1つまたは2つ以上のアクリル モノマーを含む、請求の範囲第16項の方法。 21. 前記ビニルアクリルポリマーが、アルファ、ベーター不飽和カルボン 酸のエステルを含む、請求の範囲第16項の方法。 22. 前記アルファ、ベータ不飽和カルボン酸エステルが、メタクリル酸エ ステル、アクリル酸エステル、イタコン酸エステル、アコニット酸エステル、ク ロトン酸エステル、メサコン酸エステル、カルボキシエチルアクリル酸エステル 、マレイン酸エステル、フマル酸エステルおよびその混合物から成る群から選ば れる、請求の範囲第21項の方法。 23. さらに、前記組成物が、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、 両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤およびその混合物の群から選ばれる界面 活性剤を含む、請求の範囲第16項の方法。 24. (a)汚れの除去に有効な量のアルカリ性洗浄剤;(b)付着性でア ルカリ性の泡沫組成物;および(c)残りの水を含む付着性泡沫洗浄組成物であ って、(b)の泡沫組成物が、(i)この泡沫洗浄組成物のpHを約6.5また はそれより大きいpHに高めるために有効な量のアルカリ度源;および(ii) 付着性泡沫を提供するために有効な量のビニルポリマー乳化物を含む、前記付着 性泡沫洗浄組成物。 25. 前記アルカリ性洗浄剤が、アルカリ性溶媒付加洗剤、アルカリ性ハロ ゲン付加洗剤、アルカリ性洗剤およびその混合物から成る群から選ばれる、請求 の範囲第24項の組成物。 26. 前記組成物が約0.50から20.0重量%のアルカリ性洗浄剤を含 む、請求の範囲第24項の組成物。 27. 約0.15重量%から10.0重量%の付着性泡沫を含む、請求の範 囲第24項の組成物。 28. 前記付着性アルカリ性泡沫のアルカリ度源が、アルカリまたはアルカ リ土類水酸化物を含む、請求の範囲第27項の組成物。 29. 前記付着性アルカリ性泡沫のアルカリ度源が、ケイ酸塩、水酸化物、 リン酸塩、炭酸塩、アミンおよびその混合物から成る群から選ばれる、請求の範 囲第24項の組成物。 30. 前記付着性アルカリ性泡沫のアルカリ度源が、約0.1重量%から1 2.0重量%の範囲の濃度で存在する、請求の範囲第29項の組成物。 31. 前記付着性泡沫のアルカリ度源が約6.5またはそれより高いpHを 有する、請求の範囲第30項の組成物。 32. 前記付着性泡沫のビニルポリマー乳化物が、1つまたは2つ以上のア クリルモノマーを含む、請求の範囲第24項の組成物。 33. 前記ビニルポリマー乳化物がポリアクリレート−ポリメタクリレート コポリマーの乳化物を含む、請求の範囲第32項の組成物。 34. 前記付着性ビニルポリマー乳化物が、約0.15重量%から10.0 重量%の範囲の濃度で存在する、請求の範囲第24項の組成物。 35. 界面活性剤を含む請求の範囲第24項の組成物。 36. 前記界面活性剤が、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性 界面活性剤、非イオン性界面活性剤およびその混合物の群から選ばれる、請求の 範囲第35項の組成物。 37. 前記界面活性剤が、約0.00005重量%から1.0重量%の範囲 の濃度で存在する、請求の範囲第35項の組成物。 38. 前記界面活性剤が、約0.00005重量%から1.0重量%の範囲 の濃度で存在する非イオン性界面活性剤を含む、請求の範囲第35項の組成物。 39. 硬質表面を洗浄する方法であって、前記方法が、アルカリ性洗浄剤お よび付着性泡沫安定化組成物を含む泡沫発生アルカリ性洗浄組成物を適用する工 程を含み、前記付着性泡沫安定化組成物が、(a)前記組成物のpHを約6.5 またはそれより高くするために有効な量のアルカリ度源;(b)付着性泡沫を提 供するために有効な量のビニルポリマー乳化物;および(c)残りの水を含む、 前記硬質表面の洗浄方法。 40. 前記付着性泡沫のアルカリ度源が、アルカリまたはアルカリ土類水酸 化物を含む、請求の範囲第39項の方法。 41. 前記アルカリ性洗浄組成物が、アルカリ性洗浄剤、アルカリ性ハロゲ ン付加洗浄剤、溶媒付加アルカリ性洗浄剤およびその混合物から成る群から選ば れる、請求の範囲第39項の方法。 42. 前記付着性泡沫がポリアクリレート−ポリメタクリレートビニルポリ マー乳化物を含む、請求の範囲第39項の方法。 43. 前記泡沫発生アルカリ性洗浄組成物が、約0.15重量%から10. 0重量%の付着性泡沫安定化組成物を含む、請求の範囲第39項の方法。 44. (a)請求の範囲第39項の泡沫発生アルカリ性洗浄組成物を調製し 、(b)前記組成物を表面に適用し、(c)長時間経過後に前記組成物を除去す るという工程をさらに含む、請求の範囲第39項の方法。 45. 請求の範囲第39項の方法によって得られた洗浄表面。
JP7500598A 1993-06-01 1994-03-03 泡沫表面洗浄剤 Pending JPH08510770A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US6960193A 1993-06-01 1993-06-01
US08/069,601 1993-06-01
PCT/US1994/002294 WO1994028101A1 (en) 1993-06-01 1994-03-03 Foam surface cleaner

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08510770A true JPH08510770A (ja) 1996-11-12

Family

ID=22090046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7500598A Pending JPH08510770A (ja) 1993-06-01 1994-03-03 泡沫表面洗浄剤

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5597793A (ja)
EP (1) EP0701599B1 (ja)
JP (1) JPH08510770A (ja)
AU (1) AU677658B2 (ja)
CA (1) CA2163892A1 (ja)
DE (1) DE69405563T2 (ja)
HK (1) HK1002832A1 (ja)
NZ (1) NZ266050A (ja)
WO (1) WO1994028101A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002509183A (ja) * 1998-01-19 2002-03-26 ロディア・シミ 不飽和酸又はその誘導体を基材とした共重合体の泡保護剤としての使用
JP2012153569A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Chubu Kiresuto Kk 次亜塩素酸ナトリウム安定化剤、およびこれを含有する次亜塩素酸ナトリウム水溶液

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5705467A (en) * 1991-10-22 1998-01-06 Choy; Clement K. Thickened aqueous cleaning compositions and methods of use
US5770548B1 (en) * 1996-05-14 1999-06-29 Johnson & Son Inc S C Rinseable hard surface cleaner comprising silicate and hydrophobic acrylic polymer
US6274539B1 (en) 1997-06-30 2001-08-14 The Procter & Gamble Company Light-duty liquid or gel dishwashing detergent compositions having controlled pH and desirable food soil removal, rheological and sudsing characteristics
EP1051469A1 (en) 1998-01-30 2000-11-15 Rhodia Inc. Low foaming surfactant compositions useful in highly alkaline caustic cleaners
US6010729A (en) 1998-08-20 2000-01-04 Ecolab Inc. Treatment of animal carcasses
US5998358A (en) * 1999-03-23 1999-12-07 Ecolab Inc. Antimicrobial acid cleaner for use on organic or food soil
WO2001021749A1 (fr) * 1999-09-20 2001-03-29 Denenchofu Roman Co., Ltd. Detachant liquide et detachant en feuilles
GB2355014A (en) * 1999-10-05 2001-04-11 Procter & Gamble Foams and compositions containing these foams
GB2355008A (en) * 1999-10-05 2001-04-11 Procter & Gamble Foam matrix coating material
GB2366798A (en) * 2000-09-13 2002-03-20 Procter & Gamble Elastic article
GB2366796A (en) * 2000-09-13 2002-03-20 Procter & Gamble Foam component
US6369122B1 (en) 2000-06-14 2002-04-09 Rhodia Inc. Agricultural foam marker compositions and use thereof
US6376566B1 (en) 2000-06-14 2002-04-23 Rhodia Inc. Agricultural foam marker compositions and use thereof
US6663902B1 (en) 2000-09-19 2003-12-16 Ecolab Inc. Method and composition for the generation of chlorine dioxide using Iodo-Compounds, and methods of use
EP1497404A4 (en) * 2002-04-01 2005-04-20 Fiber Engineering Inc ELIMINATION OF COLORING TENACE OF MOLD
US7071155B2 (en) * 2002-10-02 2006-07-04 Eoclab, Inc. Non-polymer thickening agent and cleaning composition
US6900167B2 (en) 2002-10-09 2005-05-31 Ecolab, Inc. Solid composition with rheology modifier
US6903062B2 (en) * 2002-12-19 2005-06-07 Ecolab, Inc. Rheology modifier concentrate
US7087190B2 (en) * 2003-03-20 2006-08-08 Ecolab Inc. Composition for the production of chlorine dioxide using non-iodo interhalides or polyhalides and methods of making and using the same
US20050043207A1 (en) * 2003-06-30 2005-02-24 Eric Aubay Cleaning composition and method for removal of polysilicate residue
KR101329837B1 (ko) * 2005-05-04 2013-11-14 디버세이, 인크 낮은 수준의 계면활성제를 함유하는 식기세척 시스템
US7618930B2 (en) * 2006-11-17 2009-11-17 Colgate-Palmolive Company Foaming hard surface cleaner comprising a TEA alkyl sulfate and amine oxide surfactant system
CN101265583A (zh) * 2007-03-16 2008-09-17 深圳富泰宏精密工业有限公司 清洗药品及使用该清洗药品清洗金属表面的方法
EP2014757A1 (en) 2007-07-05 2009-01-14 JohnsonDiversey, Inc. Rinse aid
US8993502B2 (en) 2008-02-21 2015-03-31 S. C. Johnson & Son, Inc. Cleaning composition having high self-adhesion to a vertical hard surface and providing residual benefits
US9410111B2 (en) 2008-02-21 2016-08-09 S.C. Johnson & Son, Inc. Cleaning composition that provides residual benefits
US8980813B2 (en) 2008-02-21 2015-03-17 S. C. Johnson & Son, Inc. Cleaning composition having high self-adhesion on a vertical hard surface and providing residual benefits
US9481854B2 (en) 2008-02-21 2016-11-01 S. C. Johnson & Son, Inc. Cleaning composition that provides residual benefits
KR101723248B1 (ko) * 2008-12-02 2017-04-04 디버세이, 인크 양이온성 전분을 포함하는 식기 세척 시스템
KR101621115B1 (ko) 2008-12-02 2016-05-13 디버세이, 인크 빌트-인 헹굼 보조제를 포함하는 조성물의 사용에 의한 조리 장치 또는 기기의 세정
US7998917B1 (en) * 2009-06-18 2011-08-16 Palmore Joel F Visually enhancing heavy duty degreaser-cleaning composition
WO2013142457A1 (en) * 2012-03-23 2013-09-26 Ecolab Usa Inc. A cleaning composition including a terpolymer containing maleic acid, vinyl acetate, and alkyl acrylate monomers for enhanced scale control
SG10201408339WA (en) 2014-12-12 2016-07-28 Hock Cheong Automec Pte Ltd A cleaning system and a method of cleaning a subject
US10000728B2 (en) 2015-07-17 2018-06-19 S. C. Johnson & Son, Inc. Cleaning composition with propellant
US11312927B2 (en) 2017-05-29 2022-04-26 Dow Global Technologies Llc Foaming hard surface cleaning composition with a pH color change

Family Cites Families (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3296147A (en) * 1964-06-24 1967-01-03 Dow Chemical Co Cleaner for food residues
ZA662524B (ja) * 1965-12-28
US3321408A (en) * 1966-02-28 1967-05-23 Purex Corp Ltd Stable opacified emulsion
DE1617043A1 (de) * 1966-12-13 1971-03-18 Akrongold Harold S Hydrophile Gele mit Waschmitteleigenschaften
US3625854A (en) * 1968-05-10 1971-12-07 Sinclair Research Inc Oven-cleaning composition
US3578499A (en) * 1968-08-02 1971-05-11 Grace W R & Co Gelling composition for general purpose cleaning and sanitizing
US3591416A (en) * 1969-03-27 1971-07-06 Nalco Chemical Co Method of cleaning ovens
US3671440A (en) * 1970-01-16 1972-06-20 Chemed Corp Process of cleaning
US3718609A (en) * 1971-04-05 1973-02-27 Continental Oil Co Liquid detergent compositions
US3808051A (en) * 1972-06-23 1974-04-30 Church & Dwight Co Inc Cleaning method and compositions
US3839234A (en) * 1973-01-26 1974-10-01 C Roscoe Multi-purpose cleaning concentrate
GB1444334A (en) * 1973-03-26 1976-07-28 Johnson & Son Inc S C Post-foaming gel
US4077896A (en) * 1975-01-15 1978-03-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Wax-stripping cleaning composition
US4255294A (en) * 1975-04-01 1981-03-10 Lever Brothers Fabric softening composition
AT345947B (de) * 1976-07-29 1978-10-10 Hendricks & Sommer Kunstharze Reinigungsmittel
LU76955A1 (ja) * 1977-03-15 1978-10-18
US4135947A (en) * 1977-04-22 1979-01-23 Union Carbide Corporation Method of cleaning surfaces with CO2 -neutralized amine compositions
US4415489A (en) * 1979-04-06 1983-11-15 Colgate Palmolive Company Process for making high solids content zeolite A-alkylbenzene sulfonate compositions suitable for use in making spray dried detergent compositions
US4228048A (en) * 1979-05-25 1980-10-14 Chemed Corporation Foam cleaner for food plants
US4329237A (en) * 1979-11-21 1982-05-11 Colgate-Palmolive Company Detergent softener compositions
CA1235427A (en) * 1981-08-07 1988-04-19 Thomas W. Hutton Oil soluble low temperature curing quaternary ammonium monomers
US4477365A (en) * 1983-01-06 1984-10-16 Miles Laboratories, Inc. Caustic based aqueous cleaning composition
JPS59138298A (ja) * 1983-01-27 1984-08-08 川研ファインケミカル株式会社 透明ゲル状洗浄剤組成物
LU84753A1 (fr) * 1983-04-15 1984-11-28 Oreal Composition lavante et moussante a base d'agents tensio-actifs non ioniques et de polymeres anioniques
US4512908A (en) * 1983-07-05 1985-04-23 Economics Laboratory, Inc. Highly alkaline liquid warewashing emulsion stabilized by clay thickener
US4599186A (en) * 1984-04-20 1986-07-08 The Clorox Company Thickened aqueous abrasive scouring cleanser
US4657692A (en) * 1984-04-20 1987-04-14 The Clorox Company Thickened aqueous abrasive scouring cleanser
AU575399B2 (en) * 1984-06-21 1988-07-28 S.C. Johnson & Son, Inc. Hard surface cleaning composition
US4692276A (en) * 1984-06-22 1987-09-08 Schramm Charles H Non-alkaline, foamable bathroom cleaner
DE3434985A1 (de) * 1984-09-24 1986-04-03 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf Abbeizschaum
US4800036A (en) * 1985-05-06 1989-01-24 The Dow Chemical Company Aqueous bleach compositions thickened with a viscoelastic surfactant
JPH0672239B2 (ja) * 1986-08-21 1994-09-14 タイホ−工業株式会社 艶出し洗浄方法
US5102573A (en) * 1987-04-10 1992-04-07 Colgate Palmolive Co. Detergent composition
DE3721461A1 (de) * 1987-06-30 1989-01-12 Hoechst Ag Formstabile und spezifisch leichte alkalische reinigungsmittel sowie ein verfahren zu ihrer herstellung
US4751009A (en) * 1987-08-05 1988-06-14 Akzo America Inc. Fabric softeners comprising stable single phase clear solutions of anionic and cationic surfactants
DE3800490A1 (de) * 1988-01-11 1989-07-20 Henkel Kgaa Verwendung ausgewaehlter endgruppenverschlossener fettalkoholethoxylate fuer schaumarme, kalt spritzbare reinigungsmittel
AU4702289A (en) * 1989-01-19 1990-07-26 Sterling Drug Inc. Hard surface cleaning composition
US5051401A (en) * 1989-04-07 1991-09-24 University Of South Alabama Inhibition of mineral deposition by phosphorylated and related polyanionic peptides
GB8909157D0 (en) * 1989-04-21 1989-06-07 Procter & Gamble Hard-surface cleaning compositions
US4992194A (en) * 1989-06-12 1991-02-12 Lever Brothers Company, Division Of Conopco Inc. Stably suspended organic peroxy bleach in a structured aqueous liquid
JPH03278876A (ja) * 1990-03-29 1991-12-10 Konica Corp 乳化槽の洗浄方法
US5234505A (en) * 1991-07-17 1993-08-10 Church & Dwight Co., Inc. Stabilization of silicate solutions
US5399285A (en) * 1992-10-30 1995-03-21 Diversey Corporation Non-chlorinated low alkalinity high retention cleaners

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002509183A (ja) * 1998-01-19 2002-03-26 ロディア・シミ 不飽和酸又はその誘導体を基材とした共重合体の泡保護剤としての使用
JP2012153569A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Chubu Kiresuto Kk 次亜塩素酸ナトリウム安定化剤、およびこれを含有する次亜塩素酸ナトリウム水溶液

Also Published As

Publication number Publication date
CA2163892A1 (en) 1994-12-08
EP0701599B1 (en) 1997-09-10
AU6663194A (en) 1994-12-20
HK1002832A1 (en) 1998-09-18
DE69405563D1 (de) 1997-10-16
NZ266050A (en) 1996-11-26
DE69405563T2 (de) 1998-01-22
EP0701599A1 (en) 1996-03-20
WO1994028101A1 (en) 1994-12-08
AU677658B2 (en) 1997-05-01
US5597793A (en) 1997-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08510770A (ja) 泡沫表面洗浄剤
AU668201B2 (en) Thickened acid microemulsion composition
JP5788880B2 (ja) タンパク質汚れの再堆積物を除去/防止する方法
US20070123447A1 (en) Detergent composition containing branched alcohol alkoxylate and compatibilizing surfactant, and method for using
JP6680700B2 (ja) 強化された食品汚れ除去及びアスファルト溶解のためのアルキルアミド
US9103038B2 (en) Acidic compositions including reducing agents for scale and decolorization of metal stains
AU721022B2 (en) Thickened acid composition
JP2013528679A (ja) 器物洗浄用の高濃縮苛性ブロック
NL8403429A (nl) Zure vloeibare detergentsamenstelling voor het reinigen van keramische tegels zonder de vulspecie te eroderen.
JP2013517924A (ja) タンパク質汚れの除去/再付着防止方法
JPS59162282A (ja) アルカリ性洗浄組成物
WO2019054260A1 (ja) 硬質表面用液体洗浄剤組成物
JP2019156929A (ja) 発泡洗浄剤組成物及び洗浄方法
CA3129654C (en) High foaming liquid alkaline cleaner concentrate composition
US8338353B2 (en) Hard surface cleaner containing polysulfonic acid
JP3161671B2 (ja) 硬質表面洗浄剤組成物
WO2021251484A1 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
WO2022215608A1 (ja) 酸性洗浄剤組成物
JPH05214390A (ja) 酸性硬質表面用洗浄剤組成物
US20100249012A1 (en) Hard surface cleaner containing polyfunctional sulfonic acid
JP2006143842A (ja) 硬質表面用洗浄剤