JPH08508351A - マルチモード干渉結合器における強度特性及び位相特性の変化方法 - Google Patents

マルチモード干渉結合器における強度特性及び位相特性の変化方法

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JPH08508351A JP7512937A JP51293795A JPH08508351A JP H08508351 A JPH08508351 A JP H08508351A JP 7512937 A JP7512937 A JP 7512937A JP 51293795 A JP51293795 A JP 51293795A JP H08508351 A JPH08508351 A JP H08508351A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は集積光学と通信技術の分野に関する。ここでは集積化された小型ビームスプリッタとコンバイナが非常に重要である。この光学的な機能はいわゆるマルチモード干渉形結合器で実行し得る。この場合所定の数の入力側が全ての出力側に亘って均等に分割される。この構成素子は大きな製造偏差を有し、良好な近似において偏光に依存する。並列なエッジを有する従来のMMI結合器においては出力側における強度分布と位相分布は固定的である。しかしながら多くの適用例においてはこれらの分布をコントロールして制御し得る手段が必要とされる。本発明はMMI結合器の出力側における強度特性と位相特性の変化をコントロールする方法を提供するものである。この場合、従来のMMI結合器がまず複数のセクションに分割される。これらの各セクションは別個に変換され、それによって自己結像特性は保持され続ける。端部においてこれらのセクションは再び直列に配列される。変換の適当な選択によっては種々のコントロールされたビームスプリッタとコンバイナが得られる。特性の変化は簡単な幾何学的パラメータの許容され得るコントロールによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチモード干渉結合器における強度特性及び位相特性の変化方法 従来の技術 光学系(すなわち従来の三次元光学系、プレーナ光学系及び光導波路等)にお いては光ビームが処理されている。この場合の重要な機能は光ビームの分割と合 成である。従来の光学系ではそれに対してプリズムやダイヤフラム形スプリッタ 等が用いられる。今日では光学的構成要素の寸法を非常に小さくすることが試み られている。一方の側では光ビームの処理を干渉現象(ホログラフィ)を用いて 実現することが三次元的に試みられている(フリースペースオプティク)。別の 側では集積光学系が急速に開発されている。この場合には薄いフィルム膜か又は 二次元導波路が用いられる。集積光学系の目的は従来の光学系の構成要素の機能 性を新たに集積可能な光学素子によって実現することである。この研究分野では 通信技術への重要な適用が見出されている。 光ファイバ通信では、データ伝送がガラス系ファイバを通る光信号によって行 われる。この光信号の処理は集積化された光学チップ上で行われる。この光学チ ップはファイバー間に配置される。このチップの作成 に対しては大抵の場合薄いフィルム膜が支持体(例えばガラス、Si,Inp, GaAsからなる基板)上に配設されて構造化される。 光導波路[1]では光が媒質(いわゆる導波路コア)中を伝送される。それ故 にこの伝送は導波路コアが反射性の移行によって制限される状態を引き起こす。 誘電性導波路においては比較的小さな屈折率の周辺媒質(導波路外套部)におけ る全反射が用いられる。光導波路ではマクスウエルの方程式を充たすモードのみ が伝搬され得る。これらの導波路はそれぞれ、何も伝送しないのか、各偏光の1 つのモードのみを伝送するのか、又はマルチモードの伝送をするのかに応じて、 カットオフ型/単一モード型/マルチモード型−導波路と称されている。 導波路においては光が長軸方向(z軸方向)に伝搬される。x軸方向は導波路 膜に対して平行な水平又は横方向として定められる。同様にy軸方向は導波路層 に対して垂直な縦方向又は横断方向として定められる。チップ上の透過光の計算 は、数値的計算方式、例えばビーム伝搬(BPM)方式[2]又はモード解析( MA)方式[3]等によって行われる。いくつかの場合では実効インデックス方 式(EIM)[4]等の解析的計算方式も用いられる。しばしばマクスウエルの 方程式がスカラ近似において解かれる。これはプレーナオプティクを正確に表わ す[1]。この場合2つの偏 光の間で次のような区別がなされる。すなわちTE−偏光はx軸方向のE−ベク トルを有し、TM−偏光はx軸方向のHベクトルを有す。集積光学系における慣 用の二次元伝搬誘電導波路ではスカラ近似によって“擬似TE”モード、“擬似 TM”モードとされる。そのような導波路ではモード方式と実効インデックス偏 光は依存し合う。多くの場合偏光に依存しない構成要素を作成することは非常に 強く望まれてはいるがその実行は困難である。いわゆる“単一モード”導波路で はしばしば偏光毎に1つのモードが含まれていることはわかっている。すなわち 全部で2つのモードが頻繁に伝搬される。これらは通常のガラス系ファイバに含 まれているモードである。 集積光学系における重要な構成素子はビームスプリッタとコンバイナである。 一般にはN~×N−スプリッタと称される。N~とNは入力側と出力側の数である 。これらのスプリッタの理想としては以下のような特性が求められる。 −小型であること(比較的小さな寸法) −偏光に依存しないこと −製造偏差にほぼ不感であること −製造が容易であること さらに分割又は合成特性が寸法の幾何学的変化によって簡単に種々の使用に適 合できることである。種々異なるビームスプリッタとコンバイナは既に実現され ている。: −対称形Y分岐[5]は強度特性が50%/50%の1×2分波器に対する簡単 な解決手段である。しかしながら別の強度特性を有する非対称形Y分岐[6]は 、2つの出力側の間の結合作用のためにしばしば偏光に依存する。Y分岐の製造 に対しては高い分解能(解くに先端間隙において)が望まれる。このY分岐は製 造精度に非常に敏感である。 −2つの並列な導波路を備えた方向性結合器[1]は狭幅な間隙によって分離さ れ、2×2スプリッタとして作用する。しかしながら結合器波長は製造パラメー タ、特に間隙の幅と深さに非常に敏感である。結合波長は偏光にも強く依存する [7]。間隙を持たない“2モード”干渉(TMI)結合器[8]は2×2スプ リッタとしても作用する。しかしながら強度特性はY分岐の入力側と出力側の結 合に大きく依存する。そのためこれは製造条件にも非常に敏感でもある。 −集積形全反射ミラー[9]は1×2スプリッタに対する小型の解決手段である 。しかしながらこれには製造技術上において特別な要求が求められる。さらに分 光特性のコントロールが難しく幾何学的寸法の精度にも大きく依存する。 −“フリースペース”スターカプラ[10]はN~の入力側が導波されていない セクションにて回折により均一にN個の出力側へ分割される。そのような素子は N~とNの数値が大きくなった場合にも良好に適する。しかしながらそれは1× 2,2×2,1×3スプリッタに対しては全く適さない。なぜなら強度分布の均 質化の実現には常に困難が伴うからである。 近年ではマルチモード干渉(MMI)結合器[11][12][3]が多く用 いられている。この構成素子は複数のモードを伝搬する導波路セクションに分け られる。これらは例えば通常の導波路構造を十分なモードが伝搬されるまで拡張 する形式で製造される。この場合まれに例えば横方向の伝搬が高められる。この 自己結像特性の恩恵によってこの結合器は2次元[12]又は3次元[11]の オーダーでのN~×Nスプリッタとして作用する。この通常のMMI結合器は並 列なエッジ[3]を有する素子である。但しこのMMI結合器は狭幅なエッジを 有していてもよい。なぜなら本発明はちようどこの点に関しても係っているので ここでは“通常の”MMI結合器の特性を詳細に述べることが重要である。 MMI結合器について: 並列なエッジを有するMMI結合器の一般的な形態は図1aに示されている[ 3][13]。通常の“完全干渉形N×N−MMI結合器”は、コンポーネント 長さLによって特徴付けられ以下の式で表わされる。 当該結合器の種類に対してはA=1である。この場合β0とβ1はMMI結合器 の最初の2つのモードの伝搬定数である。WはMMI結合器の幅であり、nはM MIセクションのインデックスである。λは真空における波長である。Nは像の 数、すなわち入力側と出力側の数である。Mは整数である。NとMはスプリッタ との関連性がない。像は全て同じ強度を有している。パラメータbは任意に選択 可能である。実数における有理数(M/N)は密であるので、各長さLは、セル フイメージングの生ぜしめられる個所の長さとして任意に良好な近似において表 わすことができる。しかしながらこの場合像は重畳され、出力側における全ての 像パターンは像全体の干渉の総和である。 パラメータbが0か又はW/Nである場合には、セルフイメージングは対毎に コヒーレントに重畳する。これは像の数の低減と、種々の出力側における不均一 な強度特性につながる。このようなケースは通常の“重畳形干渉”MMI結合器 の場合である。これは不均一な強度特性を有し得るが、制御はできない。この特 性は当該素子の種別毎に固定的に規定される。 通常の“重畳形干渉”MMI結合器における2つの特殊な場合が文献において 研究されている。この2つ のケースでは像の重畳により像の対の消失(破壊的重畳)と、同じ強度の像の対 が生じる。それにより残留する像には均等な強度が得られる。通常の“対称形干 渉”1×N−MMI結合器(図1b)では対称モードのみが励振される[13] [14]。長さ=Lは(M/N)×(3Lc/4)である。この場合Lcは前記式 1に規定されている。Aの値はこの種の結合器に対しては4である。対称モード は入力側にて用いられるべきである。 通常の“不完全干渉”2×N−MMI結合器では、モード2,5,8……は励 振されない[3][13]。これは2つの入力側がW/3と2W/3に配置され ることによって達成される(図1c)。ここにおける長さL=(M/N)×Lc である。入力モードは対称であり、Nは直線である。Aの値はこの種の結合器の 場合3となる。 同じよう論議は“狭幅エッジ形”MMI結合器に対しても行うことができる。 これはマルチモード導波路セクションである。ここではエッジが並列ではなく半 径方向のラインに置かれる。マルチモードセクションでは幅は線形的に縮小され るか拡大される。この構成部分は半径方向又は円柱座標で(半径r,角度α)示 される。新たな座標では光は半径方向に伝搬し、MMI結合器のエッジは一定の 角度座標によって規定される。新たな座標系においては“狭幅エッジ”を有する MMI結合器は、通常の並列エッジを有するMMI結合器と同じような式によっ て表わされる。同じ物は一致する結像によっても得られる[15]。以下では次 のようなことがわかる。: まず第1は入力側と出力側が“狭幅エッジ形”MMI結合器の場合では直線で はなく円弧(一定の半径を有するライン)上におかれる。 第2は長さLがここでは以下のようになる。 この場合R0,R1は入力側及び出力側円弧の半径座標である。角度Δαは“狭 幅エッジ”間の角度である。(R0・Δα)と(R1・Δα)は“入力及び出力領 域”として解釈可能である。前記式1では幅Wが“入力及び出力領域”の幾何学 的平均値によって置き換えられている。パラメータAは並列エッジに対するよう に規定される。 MMI結合器は三次元形でも実施可能である[11]。この説明も前述のよう に行うが、この場合は幅のみではなく、幅(x軸方向)と厚さ(y軸方向)が考 慮される。セルフイメージング作用により入力側の二次元アレイは出力側の二次 元アレイへイメージングされる。狭幅エッジを有する三次元MMI結合器は球座 標変換によって並列エッジを有する三次元MMI結合器 の場合に低減され得る。それにより入出力側は球面となる。 MMI結合器は大きな利点を有している。すなわちこの結合器(通常の二次元 ないし三次元MMI結合器も“狭幅エッジ形”の二次元ないし三次元MMI結合 器も含めて)は小型であり[16][17]、非常に良好な偏光に対する非依存 性を持ち(横方向モード伝搬が強いため)、製造偏差にも不感であり、さらに製 造も容易である。MMI結合器はN~とNの値が小さいN~×N−スプリッタとし ても特に良好に適している。この結合器の欠点は通常のMMI結合器の実施形態 においても“狭幅エッジ形”のMMI結合器の実施形態においても強度分布と位 相分布が、異なる出力側において変化させられないことである。本発明はまさに この点に主眼を置いている。 発明の課題 本発明の課題は、二次元又は三次元のMMI結合器の出力側における強度特性 と位相特性を制御し変化できるようにすることである。幾何学的パラメータの変 更によってはこの特性は連続的に変化する。特に興味深いことは1×2連続可変 形スプリッタと、2つの同じ出力側と1つの連続的に可変の出力側とを有する1 ×3スプリッタである。それらに対してはMMI結合器に対する新たな幾何学構 造が開発される。 前記課題は請求の範囲第1項〜10項に記載の本発 明の方法によって解決される。 可変の強度特性と位相特性を有する二次元又は3次元の新たなMMI結合器に 対する新たな幾何学構成は一般的に通常の並列なエッジを有するMMI結合器に おける以下の変更からなる。 −通常のMMI結合器を伝搬方向に沿って2つ又は3つの部分(セクション)に 分割する。それにより各セクション自体がMMI結合器(場合によっては重畳さ れた像を有する)となる。 −各セクションを別個に変換する。それによりこの結合器の特徴付けられるセル フイメージング作用は維持され続けるか又は第1近似において維持され続ける。 特に二次元ないし三次元変換器として適しているのは幅及び長さの変更、横方向 エッジの傾斜位置、横方向シフト及び入力側導波路と出力側導波路の傾斜位置、 入力側と出力側の寸法の変更である。 −変換部分を直接的に、セクション間に接続導波路を用いることなく直列にセッ トする。なぜなら各セクションが変換されるので像の数とその相対的な位相は次 のセクションの入力側にて変化するからである。これにより全素子の端部におけ る干渉結果は変化する。各セクションにて用いられた変換特性に応じて、存在す る出力側における強度特性が変化し、新たなセルフイメージングと任意に生ぜし めらる輻射が出現する。 −新たな出力側導波路は、新たに現れるセルフイメー ジングを導き任意に生ぜしめられる輻射を集束するために形成される。 二次元又は三次元のマルチモード干渉型(MMI)結合器の出力側における位 相特性のみを変化させるためには、第1と第3のステップを省くことが可能であ る。この位相特性の変化のための新たな手法は以下のステップで表わされる。 −通常のMMI結合器を変換する。それによりこの結合器の特性的なセルフイメ ージング作用が維持され続ける。変換後は入力位置と出力位置が曲線又は曲面上 におかれる。この線又は面は入力側フロント及び出力側フロントとして表わされ る。特に2次元又は三次元変換器として適していることは、幅及び長さの変更、 横方向エッジの傾斜位置、横方向シフト及び入力側導波路と出力側導波路の傾斜 位置、入力側と出力側寸法の変更である。 −入力側及び出力側導波路は、入力側及び出力側フロントとして別の線上又は面 上、例えば直線上又は平面上に位置される。 この方法は次のように作用する。すなわち変換の選択に応じて入力側及び出力 側フロントがシフトし、その湾曲部が同時に変化する。入出力側の位置と入出力 側フロントの位置との間の違いは構成要素端部における位相特性の変化を生ぜし める。それ故にこの特性は変換の適当な選択によってコントロールできる。 これらの2つの一般的な方法からは例えば以下のような非常に興味深い特別な 方法が可能である。 第1の方法においては入力光光度の一部がMMI結合器の分割作用を阻害する ことなく分岐される。この方法は以下のステップで表わされる。 −通常のMMI結合器を2つのセクションに分割する(z=z0の個所における 分割)。z0の選択によっては、分岐された光のパーセント成分がコントロール される。 −第1のMMI結合器セクションを一方又は両方の側で拡張する。それによって 光の一部が第2のMMI結合器セクションには到達せず、輻射成分として一方又 は両方の側で生じる。この任意に生ぜしめられる輻射は新たに挿入される導波路 によって収集される。 −光の残留成分を第2のMMI結合器セクション内で伝搬させ、当該結合器セク ションの出力側にて干渉させる。第1のMMI結合器セクションの拡張による干 渉像の障害成分は、位置と、幅及び入出力導波路への入射角度並びに第2のMM I結合器セクションの長さの簡単な変更によって補償される。 第2の特別な方法は第1の一般的な方法(請求の範囲第1項)に続いて以下の ような特徴を有する。 −横方向エッジの傾斜位置(及びそれに結合される長さ及び入出力導波路の位置 及び方向)が二次元又は三次元変換器として用いられる。この変換と所要の整合 は、座標変更(円筒状又は球状変換)によって簡単に解析し得る。変換の後では 各セクションの入出力フロントは円又は球面上にある。これらのフロントの不一 致のためにMMI結合器セクション間の位相シフトが生じる(この作用は次の第 3の特別な方法に基づいて説明される)。それにより全構成部材の出力側におけ る干渉像と強度特性が変化する。 第3の特別な方法は第2の特別な方法の変化例であり、それは通常のMMI結 合器の中心部のみを分割させることによって特徴付けられる(図2)。中心まで 幅をリニアに縮小(拡大)し、中心から再びリニアに初期の値まで拡大(縮小) する。各セクションの長さは前記式(2)に従って整合される。変換される構成 部材はこれにより“バタフライ(反転バタフライ)”形MMI結合器として表わ される。MMI結合器のセルフイメージング特性の獲得は以下のような場合に最 良に保証される。 a)全伝搬に沿って強くマルチモードに保持するために横方向インデックスガイ ダンスが十分に強い場合、 b)横方向エッジ間の角度Δαが小さく維持され、それにより並列な近似が依然 として有効である場合 Δαが小さい場合には前記式(2)の値(R0・Δα)と(R1・Δα)は、非 常に良好に横方向のディメンションW0及び(W0+dW1+dW2)によって近似 され得る。この場合前記dW1とdW2は“バタフラ イ”型MMI結合器に対しては負で、“反転バタフライ”型に対しては正である 。入力側は第1のMMI結合器によって出力側フロント(円弧A0)上にセルフ イメージングされる。しかしながら第2のMMI結合器における入力フロントは 円弧E1である。2つの円弧A0とE1の間の領域(図2斜線部分)は位相差を引 き起こす。これはセルフイメージングの横方向位置に依存する。この位相差はd W1とdW2の選択によって連続的に変化され、構成部材(干渉プロセッサ)の出 力側における強度特性と位相特性を制御する。第2の一般的方法によれば入出力 側も円弧E0及びA1上の代わりに例えば直線上に位置させることが可能である。 それにより強度特性ではなく位相特性のみが変化される。 前述した方法は、1×1−,1×2−,1×3−スプリッタを製造するために 特殊な方法によって補足される。幾何学的パラメータの連続的な変化によっては 当該のスプリッタにおいて強度特性がコントロールされ得る。そのような特殊な 方法は図3〜図5に基づき説明される。図3では1×1−又は1×2−スプリッ タを製造するための特殊な方法が説明される。光度の制御可能な成分はコレクタ 導波路によって収集され、この光の残りの成分は出力側(図3a)において又は 第2の出力側(図3b)において均等に分布される。コレクタ導波路は例えばフ ォトダイオードに接続され る。このフォトダイオードはコントロールモニターとして使用される。このフォ トダイオードは例えば図3a,bの斜線で示された領域に直接配置することもで き、吸収領域として作用されることも可能である。図4a,bには1×2−スプ リッタを連続的に制御可能な出力側強度特性を用いて実現するための特殊な方法 が示されている。図5aでは、同じ強度の2つの出力側を有する1×3−スプリ ッタを実現するための特殊な方法が説明される。第3の出力側と、同じ強度の2 つの出力側との間の比は連続的に制御可能である。図5b,cでは1×3−スプ リッタを実現するための特殊な方法が説明される。3つの出力側の間の強度特性 は可変である。 これらの発明の利点は以下の通りである。 −通常のMMI結合器の全ての利点は当該の新たなMMI結合器にもそのまま受 け継がれる。但し新たな方法の適用によって新たに強度特性と位相特性の変化が 可能となる。通常のMMI結合器のように当該の新たな構成部材も小型であり、 偏光に対する非依存性も良好である(横方向モード伝搬が強いため)。さらに製 造偏差にもより一層不感でありまた製造も容易である。設計仕様パラメータの簡 単な幾何学的変更によっては当該の新たな方法において、異なる出力側における 強度特性と位相特性が変化する。この新たな方法により、その特性を種々異なる 使用要求に適合させることがで きるようになる。例えばMMI結合器のスプリッタ機能を阻害することなく、光 度の比較的小さい選択可能な成分をコントロールモニター上にもたらすことが可 能である(図3a,b)。さらなる例として制御不能な不均一な出力強度を有す る1×2,1×3スプリッタも偏光に依存しないようにそして許容製造偏差内で 簡単にかつ小型に製造可能である。“フリースペース形”スターカプラと比較し て当該の新たなMMI結合器はNとNの値が小さいN~×N−スプリッタとして 特に良好である。当該の新たなMMI結合器は“フリースペース形”スターカプ ラやY分岐におけるような出力側の間の“先端”間隙による問題も有していない 。 図面の説明 図1aは並列なエッジを有するMMI結合器[3][13]の一般的な形態を 示した図である。通常の“完全干渉型N×N−MMI結合器”は、 L=(M/N)×3Lc, {この場合Lcは前記式1によって与えられる(A=1)} によって与えられる構成長さLによって特徴付けられる。 図1bは、対称モードのみの励振による通常の“対称干渉型”1×N−MMI 結合器である[13][14]。長さはA=4の場合以下の通りである。 L=(M/N)×(3Lc/4) 図1cは通常の“不完全干渉形”2×N−MMI結合器である。この場合モー ド2,5,8……は励振されない[3][13]。長さはここではA=3の場合 以下の通りである。 L=(M/N)×Lc 入力モードは対称でNは直線である。 図2aは、“バタフライ”形MMI結合器である。この結合器では中心までは 幅がリニアに縮小され、そこからは再びリニアに初期の値まで拡大されている。 各セクションの長さは前記式2に従って適合される。 図2bは、“反転バタフライ”形MMI結合器である。この結合器では中心ま では幅がリニアに拡大され、そこからは再びリニアに初期値まで縮小される。各 セクションの長さは前記式2に従って適合される。 図3は1×1又は1×2スプリッタをコレクタ導波路の構成挿入でもって製造 するための特殊な方法を表わした図である。この場合図3aはコレクタ導波路を 有する1×1スプリッタを示し、図3bはコレクタ導波路を有する1×2スプリ ッタを示している。 図4は、出力強度特性が制御される1×2スプリッタとしての“バタフライ形 ”及び“反転バタフライ形”MMI結合器を示した図である。この場合図4aに は、1×2スプリッタとしての“(反転)バタフライ3dB”MMI結合器が示 されている。2つの出力側の間の強度特性は、幅dWの縮小係数又は拡大係数に よっ て制御される(式3)。図4bには1×2スプリッタとしての“(反転)バタフ ライ3dB”MMI結合器が示されている。2つの出力側の間の強度特性は、幅 dWの縮小係数又は拡大係数によって制御される(式4)。 図5は、出力強度特性が制御される1×3スプリッタとしての“バタフライ形 ”及び“反転バタフライ形”MMI結合器を示した図である。この場合図5aに は、1×3スプリッタとしての“(反転)バタフライ対称干渉型1×2”MMI 結合器が示されている。外側の出力側と内側の出力側との間の強度特性は、幅d Wの縮小係数又は拡大係数によって制御される(式5)。図5bには1×3スプ リッタとしての“(反転)バタフライ”MMI結合器の第1の形式が示されてい る。この場合強度特性は幅dWの縮小係数又は拡大係数によって制御される。 図5cは1×3スプリッタとしての“(反転)バタフライ”MMI結合器の第2 の形式が示されている。この場合強度特性は幅dWの縮小係数又は拡大係数によ って制御される。 第1図 第1図のa)には、平行な側面を有するMMI結合器の一般的な形状が示され ている[3][13]。通常の”完全干渉NxN−MMI結合器”は、L=(M /N)*3Lcにより定められるコンポーネントの長さLにより特徴づけられてい る。この場合、Lcは式1により定められている(A=1)。ここでβ0とβ1は 、MMI結合器の最初の2つのモードの伝搬定数である。WはMMI結合器の幅 であり、nはMMIセクションにおけるインデックスである。λは真空中の波長 である。Nは像の個数であり、つまりは入/出力側の個数でもある。Mは整数で ある。NとMとは約数が異なる。各像はすべて同じ強度を有する。パラメータb は任意に選定してよい。有理数(M/N)は実数において密であるので、各長さ Lはセルフイメージングないし自己結像(Selbstabbildung)において現れる長 さとして任意の良好な近似で表せる。しかしながらこの場合、各像自体がオーバ ーラップしている可能性があり、出力側における全体の像パターンはこれらの像 すべてのコヒーレントな和である。 パラメータbが0またはW/Nに等しければ、自己結像は対になってコヒーレ ントにオーバラップする。このことにより像の個数が減少することになり、それ ぞれ異なる出力側に不均一な強度特性が生じるように なる。この場合には、通常の”オーバラップ干渉”MMI結合器を用いる。これ は不均一な強度特性を有する可能性があるが、これは制御不可能である。この特 性は、それらのコンポーネントの各々の種類ごとに固定的に規定されている。 通常の”オーバラップ干渉”MMI結合器の2つの特別な事例は、文献中で特 に研究されている。これら2つの事例の場合、像のオーバラップにより、消失す る像の対(破壊的なオーバラップ)および同じ強度の像の対とが生じる。このこ とにより、残った像については均一な強度が得られる。通常の”対称干渉”1x N−MMI結合器(第1図のb)の場合には、対称モードだけが励振される[1 3][14]。長さはL=(M/N)*(3Lc/4)であり、ここにおいてLc は式1で定義されている(A=4)。対称モードは入力側で用いられることにな る。通常の”不完全干渉”2xN−MMI結合器の場合、モード2,5,8.. .は励振されない[3][13]。このことは、2つの入力側がW3および2W /3に配置されることにより達成される(第1図のc)。この場合、長さはL= (M/N)*cであり、この場合、A=3である。入力モードは対称であり、N は偶数である。 第2図 特別な方法は以下のことにより特徴づけられている。すなわち、左右の側面の 傾斜設定(およびこれに伴う長さならびに入/出力導波体の位置と方向の整合) は、2次元または3次元の変換として用いられる。この変換ならびに必要な整合 は、単に座標変換(円柱座標変換または球面座標変換)により解析できる。変換 後、各セクションの入/出力フロントは円形平面または球面上にある。これらの フロントの不一致から、各MMIセクション間で位相差が生じる。このことによ り、コンポーネント全体の出力端における干渉像ならびに強度特性が変化する。 第2図には、この方法の変形実施例が示されており、この場合、通常のMMI結 合器が中央で分けられているだけである。第2図のa)は”バタフライ形”MM I結合器である。幅は中央部まで直線的に小さくなり、中央部からは元の値にな るまで再び直線的に大きくなる。各セクションの長さは式2にしたがって整合さ れる。 第2図のb)は”逆バタフライ形”MMI結合器である。中央部まで幅は直線 的に大きくなり、中央部からは元の値になるまで再び直線的に小さくなる。各セ クションの長さは式2にしたがって整合される。 MMI結合器の自己結像特性の保持は、以下の場合に最良に保証される。すな わち、1)伝搬全体に沿って強くマルチモードで保つのに側面のインデックス設 定が著しく十分である場合、および2)各側面間の角 度Δαが小さく保たれており、したがって近軸の近似が常に十分である場合であ る。Δαが小さいとき、式2において値(R0.Δα)および(R1.Δα)は横 寸法W0と(W0+dW1+dW2)に著しく良好に近似することができる。この場 合、dW1およびdW2は、”バタフライ形”MMI結合器については負である( ”逆バタフライ形”MMI結合器については正である)。 各入力側は、第1のMMIセクションを通して出力フロント(円弧A0)上で セルフイメージングないし自己結像される。しかし、第2のMMIセクションに おける入力フロントは円弧E1である。これら両方の円弧A0とE1との間の領域 (第2図の斜線部分)により、自己結像の横(方向)位置に依存する位相差が引 き起こされる。これらの位相差は、dW1とdW2の選定により連続的に変化させ ることができ、このコンポーネントの出力側における強度特性ならびに位相特性 を制御することができる(干渉プロセス)。2番目の一般的な方法によれば、入 /出力側を、円弧E0とA1上ではなく直線上に配置することもできる。これによ り位相特性だけが変えられ、強度特性は変えられない。 第3図 これは、コレクタ導波体を採用した1x1または1x2−スプリッタを製造す るための特別な方法である。 このコレクタ導波体はたとえばフォトダイオードへ案内することができ、これは コントロールモニタとして用いられる。 a)これはコレクタ導波体を備えた1x1−スプリッタである。通常の”対称干 渉”1x1−MMI結合器(この場合N=1,M=1,A=4,式1によるL) は、位置z=z0において2つに分岐される。第1のセクションは一方の側にお いて値dWだけ広げられる。この側において、コレクタ導波体により光の放射が 収集される。入力導波体の僅かなずれdxにより、元の自己結像特性を再び形成 することができる。つまりただ1つの像が出力側に現れる。z0の選定により、 コレクタ導波体における強度を選ぶことができる。この方法は、z0の値が小さ いときに殊に良好に適している。z0,dW,dxの精確な値はシミュレーショ ンプログラム(たとえばBPM[2]またはMA[3])により算出できる。 変形実施例として、光吸収性材料をMMIセクションの拡開された領域(斜線 の施された領域)に挿入することができる。この場合、光吸収性材料の入力側に はいかなる反射も生じないようになる。導波体により収集されることなく、放射 がそのまま吸収される。 b)これはコレクタ導波体を備えた1x2スプリッタである。通常の”対称干渉 ”1x2−MMI結合器(この場合N=2,M=1,A=1,式1によるL) は、位置z=z0において2つに分けられる。第1のセクションは一方の側で値 dWだけ広げられる。この側において、コレクタ導波体により光の放射が収集さ れる。入力導波体のわずかなずれdxにより、元の自己結像特性を再び形成する ことができる。つまり2つの像が2つの出力側において等しい強度で現れる。z0 の選定により、コレクタ導波体における強度を選ぶことができる。この方法は 、z0の値が小さいときに殊に良好に適している。z0,dW,dxの精確な値は 、シミュレーションプログラム(たとえばBPM[2]またはMA[3])によ り算出できる。 変形実施例として、光吸収性材料をMMIセクションの拡開された領域(斜線 の施された領域)に挿入することができる。この場合、光吸収性材料の入力側に はいかなる反射も生じないことになる。導波体により収集されることなく、放射 がそのまま吸収される。 第4図 ここでは”バタフライ形”および”逆バタフライ形”MMI結合器が、制御さ れる出力強度特性を有する1x2スプリッタとして構成されている。出力強度は 、単に形態的特性パラメータを変えることで選定できる(破線は”逆バラフライ ”MMI結合器であるとみなす)。 a)これは1x2−スプリッタとしての”(逆)バタフライ形3dB”−MMI 結合器である。通常の”不完全干渉3dB−MMI結合器(第1図のcによる2 x2−MMI結合器、この場合M=1,N=2,およびA=3とする式1による 長さ)は、中央部分で分けられて(第2図のa、bのような)”バタフライ形” または”逆バタフライ形”MMI結合器に変換される。幅の低減(”バタフライ 形”)または拡大(”逆バタフライ形”)は対称に(両側で均等に)行われ、つ まりdW1=dW2=dW/2である(第2図のa,b)長さは整合される。半分 のMMIセクションに対し、M=1,N=4,A=3とする式2により長さLが 定められる。Δαが小さいとき、式2において値(R0.Δα)および(R1.Δ α)を横寸法W0および(W0+dW)にきわめて良好に近似させることができる 。この場合、dWは、”バタフライ形”MMI結合器については負である(”逆 バタフライ形MMI結合器については正である)。入力強度Pinが1に正規化さ れていれば、”クロス”強度Pcは次式により与えられる: Pc=1/2・(1-sin((π/2)・(dW/W0))) (式3) ”バー”強度Pbは理想的にはPb=1−Pcのときに得られる。 b)これは1x2スプリッタとしての”(逆)バタフライ形クロス”−MMI結 合器である。通常の”不完全干渉クロス−MMI結合器”(第1図のcによる2 x1−MMI結合器、この場合M=1,N=1,およびA=3とする式1による 長さ)が、中央部で分けられて(第2図のa,bのような)”バタフライ形”ま たは”逆バタフライ形”MMI結合器に変換される。この場合、幅の低減(”バ タフライ形”)または拡大(”逆バタフライ形”)は一方の側においてしか行わ れず、つまりdW1=dWでありdW2=0である(第2図のa,b)。長さは整 合される。半分のMMIセクションについては、M=1,N=2、A=3のとき の式2による長さLにより定められる。Δαが小さいとき、式2において値(R0 .Δα)および(R1.Δα)を横寸法W0および(W0+dW)にきわめて良好 に近似させることができる。この場合、dWは、”バタフライ形”MMI結合器 については負である(”逆バタフライ形”MMI結合器については正である)。 入力強度Pinが1に正規化されていれば、”クロス”強度Pcは次式により定 められる: Pc=cos2((π/2)・(dW/W0)) (式4) ”バー”強度Pbは理想的にはPb=1−Pcにより得られる。 この場合、このコンポーネント(第4図のa,b)は1x2−ビームスプリッ タとしてはたらき、その際、両方の出力側間の強度特性は、幅の低減係数または 拡大係数dWにより制御される。 なお、入/出力側は(第2図のように)円弧上にではなく直線上に配置されて いることに注意されたい。このように第2の一般的な方法によれば、出力側では 位相特性だけが変えられ、強度特性は変えられない。 第5図 ここでは”バタフライ形”および”逆バタフライ形”MMI結合器が、制御さ れる出力強度特性を有する1x3スプリッタとして構成されている。出力強度は 、単に形態的特性パラメータを変えることで選定できる(破線は”逆バタフライ 形”MMI結合器であるとみなす)。 a)これは1x3スプリッタとしての”(逆)バタフライ形対称干渉1x2”− MMI結合器である。通常の”対称干渉1x2−MMI結合器”(第1図のb、 この場合M=1,N=2,およびA=4のときの式1による長さ)が中央部で分 けられて、”バタフライ形”または”逆バタフライ形”MMI結合器に変換され る。幅の低減(”バタフライ形”)または拡大(”逆バタフライ形”)は対称に (両側で均等に)行われ、つま りdW1=dW2=dW/2である(第2図のa,b)。長さは整合される。半分 のMMIセクションに対し、M=1,N=4,A=4のときの式2により長さL が定められる。Δαが小さいとき、式2において値(R0.Δα)および(R1. Δα)を横寸法W0および(W0+dW)にきわめて良好に近似させることができ る。この場合、dWは”バタフライ形”MMI結合器については負である(”逆 バタフライ形”MMI結合器については正である)。対称性の理由から、P1= P3である。この場合、入力強度Pinが1に正規化されていれば、強度P2は次式 により与えられる: P2=sin2((π/2・(dW/W0)) (式5) P1とP3は理想的にはP1=P3=(1−P2)/2のとき得られる。外側の出力 側と内側の出力側との間の強度特性は、幅の低減係数または拡大係数dWにより 制御される。 b)これは1x3スプリッタとしての”(逆)バタフライ形”MMI結合器であ る:第1の変形実施例。通常の”不完全干渉3dB−MMI結合器”(第1図の cによる2x2−MMI結合器、この場合M=1,N=2,およびA=3のとき の式1による長さ)が中央部で分けられ、(第2図のa,bのような)”バタフ ライ形”または”逆バタフライ形”MMI結合器に変 換される。幅の低減(”バタフライ形”)または拡大(”逆バタフライ形”)は 対称に(両側で均等に)行われ、つまりdW1=dW2=dW/2である(第2図 のa,b)。長さは整合される。半分のMMIセクションに対し、M=1,N= 4,A=3のときの式2により長さが定められる。Δαが小さいとき、式2にお いて値(R0.Δα)および(R1.Δα)を横寸法W0および(W0+dW)にき わめて良好に近似させることができる。この場合、dWは”バタフライ形”MM I結合器については負である(”逆バタフライ形”MMI結合器については正で ある)。入力導波体の位置は整合される。この入力導波体は(MMI周縁部から 測って)幅の6分の1のところに位置決めされる。このコンポーネントは1x3 −ビームスプリッタとしてはたらく。各出力側間の強度特性は、幅の低減係数ま たは拡大係数dWにより制御される。殊に値dW=0. 0.12*inである。 c)これは1x3−スプリッタとしての”(逆)バタフライ形”MMI結合器で ある:第2の変形実施例。通常の”対称干渉1x2−MMI結合器”(第1図の bによる1x2−MMI結合器、この場合、M=1,N=2,およびA=4のと きの式1による長さ)が中央部で分けられ、(第2図のa,bのような)”バタ フライ形”または”逆バタフライ形”MMI結合器に 変換される。幅の低減(バタフライ形”)または拡大(”逆バタフライ形”)は 対称に(両側で均等に)行われ、つまりdW1=dW2=dW/2である(第2図 のa,b)。長さは整合される。半分のMMIセクションについて、M=1,N =4,A=4のときの式2から長さLが定められる。Δαが小さいとき、式2に おいて値(R0.Δα)および(R1.Δα)を横寸法W0および(W0+dW)に きわめて良好に近似させることができる。この場合、dWは、”バタフライ形” MMI結合器については負である(”逆バタフライ形”MMI結合器については 正である)。入力導波体の位置は整合される。この入力導波体は(MMI周縁部 から測って)幅の4分の1のところに位置決めされる。このコンポーネントは1 x3−ビームスプリッタとしてはたらく。各出力側間の強度特性は幅の低減係数 または拡大係数dWにより制御される。殊に値dW=− なお、第5図のa,b,cの各コンポーネントについて、入/出力側は(第2 図のように)円弧上にではなく直線上に配置されていることに注意されたい。こ のように第2の一般的な方法によれば、出力側において位相特性だけが変えられ 、強度特性は変えられない。 参考文献
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 ントロールによって行われる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2次元または3次元のマルチモード干渉(MMI)結合器の出力側における 強度特性及び位相特性の変化方法において、 平行な側面を有する通常のMMI結合器に対し次の変換を施し、すなわち、 各セクション自体が(場合によってはオーバラップする像をもつ)1つのM MI結合器になるように、通常のMMI結合器を伝搬方向に沿って2つまたは複 数のセクションに分け、 当該結合器の特性的自己結像(セルフイメージング)効果が保持されるよう に、または1次近似が保持されるように、各セクションが別個に変換され、たと えば2次元または3次元の変換に適しており(幅および長さの変更、側面の傾斜 設定、入/出力導波体の側面でのずれおよび傾斜設定、入/出力導波体の寸法の 変更)、 変換されたこれらのセクションを、各セクション間で結合導波体を用いるこ となくそのまま直列に配置し、各セクションは変換されているので、像の個数お よび次のセクションの入力側におけるその相対的位相が変えられ、このことによ りコンポーネント全体の終端における干渉現象が変えられ、個々のセクションの 用いられる変換に応じて、形成される各 出力側における強度特性が変化し、新たな自己結像が生じ、意図的に生成された 放射が発生し、 新たに現れる自己結像を導くために、または意図的に生成される放射を収集 するために、新たな出力導波体を導入することを特徴とする、 2次元または3次元のマルチモード干渉(MMI)結合器の出力側における 強度特性および位相特性の変化方法。 2.2次元または3次元のマルチモード干渉(MMI)結合器の出力側における 位相特性の変化方法において、 当該方法は以下のステップを有しており、すなわち、 当該結合器の特性的自己結像効果が保持されるように、通常のMMI結合器 を変換し、変換後、入/出力側の位置は湾曲線または湾曲面上に位置し、該線ま たは面を入/出力フロントと称し、たとえば2次元または3次元の変換に適して おり(幅および長さの変更、側面の傾斜設定、入/出力導波体の側面でのずれお よび傾斜設定、入/出力導波体の寸法の変更)、 入/出力導波体を前記の入/出力フロントとは別の線または面上−たとえば 直線または平面上−に配置し、 変換の選定に応じて入力フロントと出力フロント がずれ、その湾曲が同時に変化し、入力側と出力側の位置ならびに入力フロント と出力フロントの個所の差により、当該コンポーネントの終端において位相特性 の変化が生じ、これにより該特性は変換の適切な選定により制御できることを特 徴とする、 2次元または3次元のマルチモード干渉(MMI)結合器の出力側における 位相特性の変化方法。 3.MMI結合器のスプリッタ機能を損なわずに入力光度の一部分を分岐させる ための方法において、 当該方法は請求項1と類似のステップを有しており、すなわち、 通常のMMI結合器を2つのセクションに分け(位置z=z0における分岐 )、z0の選定により、分岐される光の成分が制御され、 第1のMMIセクションの幅を広げ、これにより光の一部分は第2のMMI セクションではなく放射として片側または両側に生じ、意図的に生成された該放 射を新たに導入された導波体により収集し、 残りの光は第2のMMIセクションに伝搬し、該セクションの出力側におい て干渉し合い、第1のMMIセクションの拡開による干渉像の障害を、入/出力 導波体の位置、幅、および入射角度、ならびに第2のMMIセクションの長さに 対する僅かな補正により補償することを特徴とする、 MMI結合器のスプリッタ機能を損なわずに入力 光度の一部分を分岐させるための方法。 4.側面の傾斜設定(およびこれに伴う長さおよび入/出力導波体の位置および 方向の整合)を、2次元または3次元の変換として用い、該変換および必要な整 合は、単に座標変換(円柱座標変換または球面座標変換)により解析可能であり 、変換後、各セクションの入/出力フロントは円形平面または球面上に位置し、 これらのフロントの不一致から各MMIセクション間に位相差が生じ、これによ り当該コンポーネント全体の出力端における干渉像および強度特性が変化する、 請求項1記載の方法。 5.通常のMMI結合器を中央部でのみ分けて、該中央部まで幅を直線的に低減 し(拡大し)、該中央部から元の値になるまで再び直線的に拡大し(低減し)、 各セクションの長さを整合し、変換されたコンポーネントを”バタフライ形”( 逆バタフライ形”)MMI結合器と称する、請求項4記載の方法。 6.2つまたは3つの出力側だけを用い、通常の”対称干渉1x1−MMI結合 器”または通常の”対称干渉1x2−MMI結合器”を2つに分け、第1のセク ションの幅を一方の側だけ広げ、該側においてただ1つの新たな導波体により放 射を収集し、入力導波体の僅かなずれにより元の自己結像特性を再び形成可能で あり、つまりただ1つの像が”対称干渉1x1−MMI結合器”の出力側に生じ 、”対称干 渉1x2−MMI結合器”の2つの出力側において均等な強度分布が生じる、請 求項3記載の方法。 7.第1のMMIセクションの拡開領域に光吸収性材料を挿入し、該光吸収性材 料の入力側には反射が生じないようになり、該放射は導波体で収集されることな くそのまま吸収される、請求項3記載の方法。 8.通常の”不完全干渉3dB−MMI結合器”または通常の”不完全干渉クロ スMMI結合器”を中央部分で分け、請求項5にしたがって変換して”バタフラ イ形”または”逆バタフライ形”MMI結合器を形成し、幅の低減または拡大を 、通常の”不完全干渉3dB−MMI結合器”については対称に(両側で均等に )行い、通常の”不完全干渉クロス−MMI結合器”については非対称に(一方 の側だけで)行い、これにより当該コンポーネントは1x2−ビームスプリッタ としてはたらき、両方の出力側間の強度特性を、幅の低減係数または拡大係数に より制御する、請求項5記載の方法。 9.通常の”対称干渉1x2−MMI結合器”を中央部で分け、請求項5にした がって変換して”バタフライ形”または”逆バタフライ形”MMI結合器を形成 し、幅の低減または拡大を対称に両側で均等に行い、これにより当該コンポーネ ントは1x3−ビームスプリッタとしてはたらき、2つの外側の出力側は同じ強 度を有し、外側の出力側と中央の出力側 の間における強度特性を、幅の低減係数または拡大係数により制御する、請求項 5記載の方法。 10.通常の”不完全干渉3dB−MMI結合器”または”対称干渉1x2−MM I結合器”を中央部で分け、請求項5にしたがって変換して”バタフライ形”ま たは”逆バタフライ形”MMI結合器を形成し、通常の”不完全干渉3dB−M MI結合器”については入力導波体を(MMI周縁部から測って)幅の6分の1 のとろこに位置決めし、通常の”対称干渉1x2−MMI結合器”については( MMI周縁部から測って)幅の4分の1のところに位置決めし、幅の低減ないし 拡大を対称に両方の側で均等に行い、これにより当該コンポーネントは1x3− ビームスプリッタとしてはたらき、幅の低減係数または拡大係数により各出力側 間の強度特性を制御する、請求項5記載の方法。
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