JPH08508289A - 抗精神病ベンゾイミダゾール誘導体 - Google Patents

抗精神病ベンゾイミダゾール誘導体

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JPH08508289A JP6521795A JP52179594A JPH08508289A JP H08508289 A JPH08508289 A JP H08508289A JP 6521795 A JP6521795 A JP 6521795A JP 52179594 A JP52179594 A JP 52179594A JP H08508289 A JPH08508289 A JP H08508289A
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クラゴウスキー,ジヨナス・ジヨゼフ
リースン,ポール・デイビツド
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メルク シヤープ エンド ドーム リミテツド
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    • C07D235/06Benzimidazoles; Hydrogenated benzimidazoles with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached in position 2
    • C07D235/14Radicals substituted by nitrogen atoms

Abstract

(57)【要約】 2位が置換ピペラジニルメチル又はピペラジニルエチル部分で置換されたタイプのベンゾイミダゾール誘導体は、脳内でドーパミンレセプターサブタイプのアンタゴニストとなり、他のドーパミンレセプターサブタイプよりもドーパミンD4レセプターサブタイプに対して選択的親和性を示し、従って、発生する副作用が従来の神経弛緩薬と関連する副作用よりも少なく、精神分裂病のような精神病の治療及び/又は予防に有益である。

Description

【発明の詳細な説明】 抗精神病ベンゾイミダゾール誘導体 本発明は、特定種のヘテロ芳香族化合物の使用に関する。本発明は特に、脳内 でドーパミンレセプターサブタイプのアンタゴニストとなり、従って精神分裂病 のような精神病の治療及び/又は予防に有益である置換ベンゾイミダゾール誘導 体の使用に関する。 精神分裂病の“ドーパミン仮説”は、この疾病でドーパミン神経伝達活性が増 加すると予測している。この仮説は、ドーパミンアゴニスト、即ちドーパミン放 出特性を有するアンフェタミンのような薬剤が、急性妄想性精神分裂病とは区別 できない精神病を誘発し得るという初期の観察によって立証されている。 精神分裂病は、通常、神経弛緩薬として知られている薬剤で治療が行われる疾 病である。大半の症例では、精神分裂病の症状をハロペリドールのようないわゆ る“従来の”神経弛緩薬でうまく治療することができる。従来の神経弛緩薬は一 般にドーパミンD2レセプターのアンタゴニストである。かくして、従来の神経 弛緩薬が脳のドーパミンレセプターに作用するという事実により、精神分裂病の “ドーパミン仮説”の信頼性が高まる。 分子生物学技術により、数種のサブタイプのドーパミンレセプターの存在が明 らかになった。ドーパミンD1レセプターサブタイプは少なくとも2種の別個の 形態で生じることが分かっている。2形態のD2レセプターサブタイプ、及び少 なくとも1形態のD3レセプターサブタイプも発見された。更に最近では、D4( Van Tol等,Nature(London),1991,350,610 )及びD5(Sunahara等,Nature(London),1991,350 ,614)レセプターサブタイプが発表されている。 ハロペリドールのような従来の神経弛緩薬は有益な抗精神病作用を有するにも かかわらず、しばしば急性錐体外路症状や神経内分泌疾患を誘発する。従来の神 経弛緩薬の臨床学的有利性を明らかに減殺するこれらの副作用は、脳の線条体領 域のD2レセプターの阻害によるものと考えられる。ドーパミンD4レセプターサ ブタイプと選択的に作用し得るが、D2サブタイプにはそれほど顕著な作用を示 さない化合物は、従来の神経弛緩薬に関連する副作用がないか又は多少とも副作 用の傾向が少ないと同時に、有効レベルの抗精神病活性を維持すると考えられる (Van To l等、上掲)。 従って、脳内でドーパミンレセプターサブタイプのアンタゴニストとなる本発 明で使用される化合物は、精神分裂病のような精神病の治療及び/又は予防に有 益である。更には、本発明で使用する化合物は、他のドーパミンレセプターサブ タイプ(特にD2サブタイプ)よりもドーパミンD4レセプターサブタイプに対し て選択的親和性を示し、従って、発生する副作用は従来の神経弛緩薬と関連する 副作用よりも少ないと予想され得る。 米国特許第3362956号及び第3472854号は、ヘテロシクリル部分 が中でもベンゾイミダゾール基を示すある種の1−[(ヘテロシクリル)低級ア ルキル]−4−置換ピペラジンを記載している。前記明細書では、これらの化合 物は自律神経系、心血管系及び骨格筋系に対して一連の抑制作用(例えば精神運 動抑制活性、鎮静活性、抗アドレナリン活性、直腸内温度低下活性、抗けいれん 活性、血圧低下活性及び心力増加活性)を有すると記載されており、従って精神 安定剤、鎮静剤、抗アドレナリン剤、低体温剤、抗けいれん剤、低血圧剤及び心 血管剤として有用であると記載されている。 更には、米国特許第3658822号は、心臓刺激活性、鎮痛活性、鎮静活性 及び鎮痙活性を示すある種の[ベンゾイミダゾリル−2−メチル]ピペラジン誘 導体を記載している。 更には、Bull.Haffkine Inst.,1978,6,62には 、一連の置換ピペラジノメチルベンゾイミダゾールの製造及びin vivo殺 虫活性試験が記載されている。 しかしながら、米国特許第3362956号、第3472854号、第365 8822号及びBull.Haffkine Inst.1978,,62の いずれにも、そこに記載の化合物が精神分裂病のような精神病の治療及び/又は 予防に有益であるとは示唆されていないし、まして前記化合物の副作用が従来の 神経弛緩薬により発生する副作用よりも少ないと予想され得るとは示唆されてい ない。 従って、本発明は、精神分裂病のような精神病の治療薬及び/又は予防薬の製 造のための、式I: (式中、 Eは−CH2−又は−CH2CH2−を示し; Rは水素又はC1-6アルキルを示し; R1は水素、又は任意に置換されたC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C2-6アル ケニル、C2-6アルキニル、アリール、アリール(C1-6)アルキル、アリール( C1-6)アルコキシ、アリール(C2-6)アルケニル、アリール(C2-6)アルキ ニル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-6)アルキル、ヘテロアリール( C2-6)アルケニルもしくはヘテロアリール(C2-6)アルキニル基を示し; R2は、任意に置換されたC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C2-6アルケニル、 C2-6アルキニル、アリール、アリ ール(C1-6)アルキル、アリール(C1-6)アルコキシ、アリール(C2-6)ア ルケニル、アリール(C2-6)アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロアリール( C1-6)アルキル、ヘテロアリール(C2-6)アルケニル又はヘテロアリール(C2-6 )アルキニル基を示し; R3、R4及びR5は独立して水素、炭化水素、複素環式基、ハロゲン、シアノ、 トリフルオロメチル、ニトロ、−ORa、−SRa、−SORa、−SO2a、− SO2NRab、−NRab、−NRaCORb、−NRaCO2b、−CORa、 −CO2a又は−CONRabを示し; Ra及びRbは独立して水素、炭化水素又は複素環式基を示す) で表される化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくはプロドラッグの使用を 提供する。 医薬品で使用する場合、式Iの化合物の塩は医薬的に許容可能な塩である。し かしながら、本発明で使用する化合物又はその医薬的に許容可能な塩の製造では 他の塩も有用であり得る。本発明で使用する化合物の適切な医薬的に許容可能な 塩には、例えば本発明で使用する化合物の溶液を、医薬的に許容可能な酸(例え ば塩酸、硫酸、フマル酸、マ レイン酸、琥珀酸、酢酸、安息香酸、蓚酸、クエン酸、酒石酸、炭酸又はリン酸 )の溶液と混合して生成され得る酸付加塩が含まれる。更には、本発明で使用す る化合物が酸性部分を有する場合、その適切な医薬的に許容可能な塩には、アル カリ金属塩(例えばナトリウム塩又はカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例え ばカルシウム塩又はマグネシウム塩)、及び適切な有機リガンドで生成される塩 (例えば第四級アンモニウム塩)が含まれ得る。 本明細書で使用する“炭化水素”という用語は、18個以下の炭素原子、適切 には15個以下の炭素原子、好都合には12個以下の炭素原子を含む直鎖、分枝 鎖及び環式基を包含する。適切な炭化水素基にはC1-6アルキル、C2-6アルケニ ル、C2-6アルキニル、C3-7シクロアルキル、C3-7シクロアルキル(C1-6)ア ルキル、アリール、アリール(C1-6)アルキル、アリール(C2-6)アルケニル 及びアリール(C2-6)アルキニルが含まれる。 本明細書で使用する“複素環式基”という用語は、18個以下の炭素原子と、 好ましくは酸素、窒素及び硫黄の中から選択される少なくとも1個のヘテロ原子 とを含む環式基を包含する。複素環式基は適切には15個以下の炭素原 子、好都合には12個以下の炭素原子を含み、炭素を介して結合していることが 好ましい。適切な複素環式基の例には、C3-7ヘテロシクロアルキル、C3-7ヘテ ロシクロアルキル(C1-6)アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-6 )アルキル、ヘテロアリール(C2-6)アルケニル及びヘテロアリール(C2-6) アルキニル基が含まれる。 “炭化水素”の用語の範囲内にあって、置換基R、R1及びR2の定義に包含さ れる適切なアルキル基には、1〜6個の炭素原子を含む直鎖及び分枝鎖アルキル 基が含まれる。典型例としては、メチル及びエチル基、並びに直鎖又は分枝鎖の プロピル及びブチル基が挙げられる。特定のアルキル基はメチル、エチル、n− プロピル、イソプロピル及びt−ブチルである。 “炭化水素”の用語の範囲内にあって、置換基R1及びR2の定義に包含される 適切なアルケニル基には、2〜6個の炭素原子を含む直鎖及び分枝鎖アルケニル 基が含まれる。典型例としては、ビニル及びアリル基が挙げられる。 “炭化水素”の用語の範囲内にあって、置換基R1及びR2の定義に包含される 適切なアルキニル基には、2〜6個の炭素原子を含む直鎖及び分枝鎖アルキニル 基が含まれ る。典型例としては、エチニル及びプロパルギル基が挙げられる。 適切なシクロアルキル基には、3〜7個の炭素原子を含む基が含まれる。特定 のシクロアルキル基は、シクロプロピル及びシクロヘキシルである。 “炭化水素”の用語の範囲内にあって、置換基R1及びR2の定義に包含される 特定のアリール基には、フェニル及びナフチルが含まれる。 “炭化水素”の用語の範囲内にあって、置換基R1びR2の定義に包含される特 定のアリール(C1-6)アルキル基には、ベンジル、ナフチルメチル、フェネチ ル及びフェニルプロピルが含まれる。 適切なヘテロシクロアルキル基にはアゼチジニル、ピロリジル、ピペリジル、 ピペラジニル及びモルホリニル基が含まれる。 “複素環式基”の用語の範囲内にあって、置換基R1及びR2の定義に包含され る適切なヘテロアリール基には、ピリジル、キノリル、イソキノリル、ピリダジ ニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラニル、フリル、ベンゾフリル、ジベンゾ フリル、チエニル、ベンゾチエニル、インドリル、 インダゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、オキサジアゾリル及びチア ジアゾリル基が含まれる。 “複素環式基”の用語の範囲内にあって、置換基R1及びR2の定義に包含され る特定のヘテロアリール(C1-6)アルキル基には、チエニルメチル、ピリジル メチル、ピリミジニルメチル及びピラジニルメチルが含まれる。 炭化水素や複素環式基、並びに置換基R1及びR2が任意に、C1-6アルキル、 アダマンチル、フェニル、アリール(C1-6)アルキル、ハロゲン、C1-6ハロア ルキル、C1-6アミノアルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1-6アルコ キシ、アリールオキシ、ケト、C1-3アルキレンジオキシ、ニトロ、シアノ、カ ルボキシ、C2-6アルコキシカルボニル、C2-6アルコキシカルボニル(C1-6) アルキル、C2-6アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、C2-6 アルキルカルボニル、アリールカルボニル、C1-6アルキルチオ、C1-6アルキル スルフィニル、C1-6アルキルスルホニル、アリールスルホニル、−NRvw、 −NRvCORw、−NRvCO2w、−NRvSO2w、−CH2NRvSO2w、 −NHCONRvw、−CONRvw、−SO2NRvw及び−CH2SO2NRv w (式中、Rv及びRwは独立して水素、C1-6アルキル、アリール又はアリール( C1-6)アルキルを示す)の中から選択される1個以上の基で置換されてもよい 。 本明細書で使用する“ハロゲン”という用語は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ 素、特に塩素を意味する。 前記式Iの化合物のプロドラッグの使用も本発明の範囲に包含される。一般に 、このようなプロドラッグは、必要とする式Iの化合物に容易にin vivo 変換し得る式Iの化合物の機能的誘導体である。適切なプロドラッグ誘導体の従 来の選択/製造手順は例えば、“Design of Prodrugs”(H .Bundgaard編、Elsevier、1985)に記載されている。 本発明で使用する化合物が少なくとも1個の不斉中心を有する場合、これらの 化合物はエナンチオマーとして存在し得る。本発明で使用する化合物が2個以上 の不斉中心を有する場合、これらの化合物は更にジアステレオ異性体として存在 し得る。このような全ての異性体やその混合物は本発明の範囲に包含されると理 解すべきである。 置換基Rが水素又はメチル、特に水素を示すことが適切である。 置換基R1が水素を示すことが適切である。 置換基R2の適切な例には、C1-6アルキル、アリール、アリール(C1-6)ア ルキル及びヘテロアリールが含まれる。これらの基はいずれも任意に置換されて もよい。基R2の任意の置換基の例には、C1-6アルキル、ハロゲン、トリフルオ ロメチル、C1-6アルコキシ、ニトロ、C1-6アルキルアミノ及びジ(C1-6)ア ルキルアミノが含まれる。 R2の特定例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、フェニル 、クロロフェニル、エチルフェニル、メトキシフェニル、ニトロフェニル、ベン ジル、クロロベンジル、フェネチル、フェニルプロピル及びベンゾチエニルが含 まれる。 置換基R3、R4及びR5の適切な例としては、水素、ハロゲン、シアノ、ニト ロ、トリフルオロメチル、アミノ、C1-6アルキルアミノ、ジ(C1-6)アルキル アミノ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、アリール(C1-6)アルコキシ及び C2-6アルキルカルボニルが含まれる。特定例としては水素、フルオロ、クロロ 、メチル、エチル、メトキシ及びベンジルオキシが含まれる。 本発明で使用する特定種の化合物は、式IIA: (式中、 Eは前記式Iに関して定義した通りであり; nは、0、1、2又は3であり; R13及びR17は独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル 、アミノ、C1-6アルキルアミノ、ジ(C1-6)アルキルアミノ、C1-6アルキル 、C1-6アルコキシ、アリール(C1-6)アルコキシ又はC2-6アルキルカルボニ ルを示す) の化合物並びにその医薬的に許容可能な塩及びプロドラッグで表される。 R13の特定例には水素、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、メトキシ及びベ ンジルオキシが含まれる。 R17の特定例には水素、クロロ、メトキシ及びニトロが 含まれる。 本発明で使用する他の種の化合物は、式IIB: [式中、 Eは前記式Iに関して定義した通りであり; n及びR13は前記式IIAに関して定義した通りであり; Tは式(i)、(ii)、(iii)又は(iv): (式中、 Vは窒素又はCHを示し; R17は前記式IIAに関して定義した通りであり; R18は水素又はメチルを示し; R27はC1-6アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1-6アルコキシ、シア ノ、ニトロ、アミノ、C1-6アルキルアミノ又はジ(C1-6)アルキルアミノを示 す)の基を示す] の化合物並びにその医薬的に許容可能な塩及びプロドラッグで表される。 Tが式(iv)の基を示すことが適切である。 R27がC1-6アルキル又はハロゲン、特にメチル又はクロロであることが適切 である。 本発明で使用する特定化合物には、 2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾール; 2−[4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミダ ゾール; 2−(4−ベンジルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾール; 2−[2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル]ベンゾイミダゾール ; 並びにその医薬的に許容可能な塩及びプロドラッグ が含まれる。 前記式Iの定義に含まれるある種の化合物は新規である。 本発明の特定種の新規化合物には、先に定義した式IIBの化合物、並びにそれら の塩及びプロドラッグが含まれる。 本発明は更に、以下の化合物: 2−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミ ダゾール; 2−[4−(2−フェニルエチル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミダ ゾール; 6−クロロ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾ ール; 6−メトキシ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダ ゾール; 2−[4−(ベンゾチオフェン−2−イル)ピペラジン−1−イルメチル]ベン ゾイミダゾール; 並びにこれらの塩及びプロドラッグ の中から選択される新規化合物を提供する。 本発明は更に、本発明の1種以上の新規化合物と医薬的に許容可能な担体とを 含んでなる医薬組成物を提供する。これらの組成物が、経口、非経口、経鼻、舌 下もしくは直腸内投与されるか又は吸入もしくは吹入により投与される錠剤、丸 剤、カプセル剤、粉剤、顆粒剤、滅菌非経口溶液又は懸濁液、計量エアゾール又 は液体スプレー、滴剤、アンプル、自動注入装置又は坐剤のような剤形単位であ ることが好ましい。あるいは、組成物は週1回又は月1回の投与に適した剤形で あってもよく、例えばデカン酸塩のような活性化合物の不溶性塩を適応して、筋 肉内注射用デポ剤を調製してもよい。錠剤のような固体組成物を調製する場合、 活性主成分を医薬担体(例えばトウモロコシデンプン、ラクトース、スクロース 、ソルビトール、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二 カルシウム又はガムのような従来の錠剤調製成分、及び例えば水のような他の医 薬希釈剤)と混合して、本発明の化合物又はその医薬的に許容可能な塩の均質混 合物を含んだ固体予備処方組成物を生成する。これらの予備処方組成物が均質で あるとは、活性成分が組成物全体に均一に分散していて、組成物を、錠剤、丸剤 及びカプセル剤のような効力の等しい 剤形単位に容易に分割できることを意味する。次いで、この固体予備処方組成物 を、本発明の活性成分を0.1〜約500mg含んだ前述した種類の剤形単位に 分割する。新規組成物の錠剤又は丸剤をコーティング又は成形して、長時間作用 の利点を備えた製剤を提供することができる。例えば、錠剤又は丸剤は内側成分 と外側成分とからなり、後者は前者を覆う被膜の形態にする。胃内での崩壊阻止 に役立ち、また内側成分を完全な状態で十二指腸に通過させるか又は放出を遅延 させることができる腸溶性層により2種の成分を分離させることができる。この ような腸溶性層又はコーティングで様々な材料(例えば多数のポリマー酸、ポリ マー酸とセラック、セチルアルコール及び酢酸セルロースのような材料との混合 物)を使用することができる。 本発明の新規化合物が経口投与として又は注射により取り込まれ得る液体剤形 には、水溶液、適切には着香シロップ、水性又は油性懸濁液、食用油(例えば綿 実油、ゴマ油、ヤシ油又はピーナツ油)を含む着香乳濁液、エリキシル、及び同 様の医薬ベヒクルが含まれる。水性懸濁液の適切な分散剤又は懸濁剤には、トラ ガカント、アカシアのような合成及び天然ゴム、アルギネート、デキストラン、 ナトリ ウムカルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン又 はゼラチンが含まれる。 精神分裂病の治療では、適切な用量は約0.01〜250mg/kg/日、好 ましくは約0.05〜100mg/kg/日、特に約0.05〜5mg/kg/ 日である。化合物は日に1〜4回投与され得る。 本発明の新規化合物を含む前記式Iの化合物は、式IIIの化合物を、式IV: (式中、E、R、R1、R2、R3、R4及びR5は先に定義した通りであり、Lは 適切な離脱基を示す)の化合物と反応させることからなる方法により製造するこ とができる。 離脱基Lは適切にはハロゲン原子、例えば塩素である。 適切な溶媒中の塩基性条件(例えばN,N−ジメチルホルムアミド中炭酸カリ ウム又はテトラヒドロフランもしく はアセトニトリル中トリエチルアミン)下で反応体を撹拌して反応させることが 好都合である。 代替の手順では、本発明の新規化合物を含む前記式Iの化合物は、式V: (式中、R、R1、R2、R3、R4及びR5は先に定義した通りであり、E1は結合 又はメチレン基を示す)の化合物を還元することからなる方法により製造するこ とができる。 化合物Vを、適切な溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、水素化リチウムア ルミニウムのような還元剤で処理して反応させることが好都合である。 前述の式Vの中間体は、先に定義した式IVの化合物を、式VI: (式中、R、R3、R4、R5及びE1は先に定義した通りであり、Wは反応性カル ボキシレート部分を示す)の化合物と反応させることにより適切に製造され得る 。 反応性カルボキシレート部分Wの適切な例には、エステル(例えばC1-4アル キルエステル);酸無水物(例えばC1-4アルカン酸の混合無水物);酸ハロゲ ン化物(例えば酸塩化物);及びアシルイミダゾールが含まれる。 例えば、前述の式VI(式中、Wは酸塩化物部分である)の中間体は、対応する カルボン酸誘導体をトルエン中にて塩化チオニルで処理することにより製造され 得る。同様に、式VI(式中、Wはアシルイミダゾール部分である)の中間体は、 対応するカルボン酸誘導体を1,1’−カルボニルジイミダゾールで処理するこ とにより製造され得る。ある いは、反応性カルボキシレート部分Wは、場合によってはトリエチルアミンの存 在下で、対応化合物(式中、Wはカルボキシである)を1−(3−ジメチルアミ ノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩及び1−ヒドロキシベンゾトリ アゾール水和物で処理することにより得られ得る。次いで、得られた活性化カル ボキシレート中間体をその場で必要とされる式IVの化合物と反応させることが適 切であり得る。 式III、IV及びVIの出発材料が市販されていない場合、以下の実施例に記載す る手順と同様の手順で、又は当業界でよく知られた常法により製造することがで きる。 前述の方法のいずれかにより最初に得られた式Iの任意の化合物を、適当とあ ればその後当業界で公知の技術を用いて処理し、式Iで表される別の望ましい化 合物を生成してもよいことは自明であろう。例えば、最初に得られた式I(式中 、Rは水素である)の化合物を、標準的なアルキル化技術により、例えば通常塩 基性条件(例えばジメチルホルムアミド中水素化ナトリウム又はアセトニトリル 中トリエチルアミン)下にて、ヨウ化アルキル(例えばヨウ化メチル)で処理す ることにより、式I(式中、RはC1-6 アルキルを示す)の化合物に変換してもよい。 前述した本発明で使用する化合物の製造方法で立体異性体混合物が得られる場 合、これらの異性体は、分取クロマトグラフィーのような従来技術により分離す ることができる。化合物をラセミ形態で製造してもよいし、個々のエナンチオマ ーをエナンチオ特異合成又は分割により製造してもよい。化合物は例えば、標準 的な技術により、例えば分取HPLCにより、又は(−)−ジ−p−トルオイル −d−酒石酸及び/又は(+)−ジ−p−トルオイル−1−酒石酸のような光学 活性な酸との塩を生成してジアステレオマー対を生成し、次いで分別結晶し、遊 離塩基を再生することにより成分エナンチオマーに分割することができる。ジア ステレオマーエステル又はアミドを生成し、次いでクロマトグラフィーで分離し 、キラル助剤を除去して化合物を分割してもよい。 前述の合成手順のいずれの段階においても、問題となる任意の分子上の感受性 又は反応性基を保護することが必要でありかつ/又は所望され得る。これは、 rotective Groups in Organic Chemistr ,J.F.W.McOmie編,Plenum Press,1973;及びT.W.Greene & P.G.M.Wut s,Protective Groups in Organic Synth esis ,John Wiley & Sons,1991に記載されているよ うな従来の保護基を用いて達成され得る。保護基は、当業界で公知の方法を用い てその後の好都合な段階で除去され得る。 以下の実施例で本発明の化合物の製造を例示する。 本発明で有用な化合物は、クローン細胞系で発現されるヒトドーパミンD4レ セプターサブタイプへの[3H]−スピペロン結合を効果的に阻害する。3H]−スピペロン結合の研究 ヒトドーパミンD4レセプターサブタイプを発現するクローン細胞系をPBS 中に採取し、次いで氷上で20分間、5mM MgSO4を含む10mM トリ ス−HCl pH7.4緩衝液に溶解した。膜を50,000g、4℃で15分 間遠心分離にかけ、得られたペレットを20mg/mlの湿量でアッセイ緩衝液 (5mM EDTA)1.5mM CaCl2、5mM MgCl2、5mM K Cl、120mM NaCl及び0.1%アスコルビン酸を含む 50mM トリス−HCl pH7.4)に再度懸濁させた。0.05−2nM [3H]−スピペロン、又は置換研究においては0.2nMの存在下、室温(2 2℃)で60分間インキュベーションを実施した。20〜100μgのタンパク 質を添加して最終アッセイ容量を0.5mlとして反応を開始した。0.3%P EIに予め浸したGF/Bフィルター上で急速濾過してインキュベーションを終 了し、10mlの氷冷50mM トリス−HCl,pH7.4で洗浄した。特異 結合を10μMのアポモルフィンで決定し、放射能をLKBβカウンターによる 計数で決定した。結合パラメーターを非線形最小二乗回帰分析により決定した。 この分析により、各試験化合物について、阻害定数Kiを計算することができた 。 以下の実施例の化合物を前記アッセイで試験したところ、全ての場合で、ヒト ドーパミンD4レセプターサブタイプに由来する[3H]−スピペロンの置換値Ki が1.5μM未満であることが判明した。 実施例1 2−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミ ダゾール 炭酸カリウム(2.76g,20mmol)及び2−(クロロメチル)ベンゾ イミダゾール(1.70g,10mmol)を窒素雰囲気下にて、1−(4−メ トキシフェニル)ピペラジン(1.92g,10mmol)のDMF(20ml )溶液に添加し、この混合物を一晩撹拌した。混合物を水(200ml)で希釈 し、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた有機層を水(100m l)及びブライン(100ml)で洗浄し、脱水し(MgSO4)、真空蒸発さ せて固体を得た。これをトルエンから再結晶化させると、表題化合物が淡黄色固 体として得られた(731mg,23%);融点214−216℃;(測定値: C,70.80;H,6.82;N,17.28.C19224OはC,70. 78;H,6.88;N,17.38%を必要とする);δH(DMSO−d6) 2.59−2.62(4H,m,2×ピペラジニル CH2),3.03−3. 05(4H,m,2×ピペラジニル CH2),3.67(3H,s,OC 3) ,3.77(2H,s,C 2N),6.79−6.82(2H,m,ArH) ,6.85−6.89(2H,m,ArH),7.10−7.17(2H,m, ArH),7.43(1H,d,J 6. 9Hz,ArH),7.55(1H,d,J 6.9Hz,ArH)及び12. 30(1H,brs,NH);m/z(CI+,NH3)323(M+1)+。 同様にして以下の化合物を製造した: 実施例2 2−[4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミダ ゾール 融点212−213℃(PhMe);(測定値:C,66.19;H,5.6 5;N,17.15.C18l9ClN4はC,66.15;H,5.86;N, 17.14%を必要とする);δH(DMSO−d6)2.60(4H,t,J 4.9Hz,2×ピペラジニル CH2),3.16(4H,t,J 4.9H z,2×ピペラジニル CH2),3.77(2H,s,C 2N),6.93( 2H,dd,J 7.0,2.2Hz,ArH),6.99−7.14(2H, m,ArH),7.20(2H,m,ArH),7.48(2H,brs,Ar H)及び12.31(1H,brs,NH);m/z(CI+,NH3)327( M+1)+実施例3 2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾール 融点>255℃(分解)(MeOH);(測定値:C,73.55;H,6. 88;N,19.11.C18204はC,73.94;H,6.90;N,1 9.16%を必要とする);δH(DMSO−d6)2.62(4H,t,J 5 .0Hz,2×ピペラジニル CH2),3.16(4H,t,J 5.0Hz ,2×ピペラジニル CH2),3.78(2H,s,C 2N),6.77(1 H,t,J 7.0Hz,4’−H),6.92(2H,d,J 8.0Hz, 2’−H,5’−H),7.16(4H,m,ArH),7.44(1H,d, J 7.0Hz,ArH),7.56(1H,d,J 7.0Hz,ArH)及 び12.33(1H,brs,NH);m/z(CI+,NH3)293(M+1 )+実施例4 2−(4−ベンジルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾール 融点197−199℃(PhMe);(測定値:C,73.81;H,7.2 1;N,17.94.C19224・ 0.2H2OはC,73.61;H,7.28;N,18.07%を必要とする );δH(DMSO−d6)2.47−2.51(8H,m,4×ピペラジニル CH2),3.46(2H,s,C 2N),3.69(2H,s,C 2N), 7.09−7.16(2H,m,ArH),7.21−7.33(5H,m,A rH),7.42(1H,d,J 7.3Hz,ArH),7.53(1H,d ,J 7.3Hz,ArH)及び12.23(1H,brs,NH);m/z( CI+,NH3)307(M+1)+実施例5 5−クロロ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾ ール 融点198−201℃(PhMe);(測定値:C,66.15;H,5.6 0;N,16.24%.C1819ClN4はC,66.15;H,5.86;N ,17.14%を必要とする);δH(CDCl3)2.78(4H,t,J 5 .0Hz,2×ピペラジニル CH2),3.27(4H,t,J 5.0Hz ,2×ピペラジニル,CH2),3.93(2H,s,NC 2Ar),6.87 −6.94(3H,m,ArH),7.18−7.30(5H, m,ArH)及び7.56(1H,brs,NH);m/z(CI+,NH3)3 27(M+1)+実施例6 5−メトキシ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダ ゾール 融点178−180℃(PhMe);(測定値:C,71.17;H,6.6 9;N,17.55%.C19224OはC,70.78;H,6.89;N, 17.38%を必要とする);δH(CDCl3)2.76(4H,t,J 5. 0Hz,2×ピペラジニル CH2),3.25(4H,t,J 5.0Hz, 2×ピペラジニル,CH2),3.85(3H,s,OC 3),3.89(2H ,s,NC 2Ar),6.86−6.94(4H,m,ArH),7.06( 1H,brs,NH),7.25−7.29(3H,m,ArH)及び7.49 (1H,brs,ArH);m/z(CI+,NH3)323(M+1)+実施例7 2−[4−(2−フェニルエチル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミダ ゾール 融点150−152℃(PhMe);(測定値:C,7 4.61;H,7.20;N,17.33.C20244はC,74.97;H ,7.55;N,17.48%を必要とする);δH(CDCl3)2.63−2 .67(10H,m,4×ピペラジニル CH2,1×CH2),2.82(2H ,t,J 7.0Hz,CH2),3.89(2H,s,NC 2Ar),7.1 9−7.31(9H,m,ArH)及び7.60(1H,brs,NH);m/ z(CI+,NH3)321(M+1)+実施例8 2−[2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル]ベンゾイミダゾール 工程1:2−ベンゾイミダゾリル酢酸 2−ベンゾイミダゾリルアセトニトリル(5.58g,35.5mmol)及 び4M水酸化ナトリウム溶液(25ml)のエタノール(100ml)混合物を 8時間還流加熱した。この反応混合物を真空濃縮し、残留物を水(100ml) に溶解し、酢酸エチル(2×100ml)で抽出した。水性相を希塩酸でpH4 −5に酸性化し、沈殿した固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥すると、表題化合物 (5.97g,95%)が淡黄色固体として得られた;δH(D MSO−d6)2.47(2H,s,C 2CO2H),7.09(2H,m,A rH),7.39(1H,brs,ArH),7.48(1H,brs,ArH )及び12.13(1H,brs,NH)。工程2:1−(2−ベンゾイミダゾール−2−イル)アセチル−4−フェニルピ ペラジン 2−ベンゾイミダゾリル酢酸(1.91g,10.8mmol)、トリエチル アミン(3.8ml,27mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(8 0%;2.75g,16mmol)、1−フェニルピペラジン(2.5m1,1 6mmol)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイ ミド塩酸塩(3.11g,16.2mmol)のTHF(150ml)混合物を 室温で一晩撹拌した。反応混合物を0.5Mクエン酸(600ml)に注入し、 酢酸エチルで抽出した。クエン酸相を4M水酸化ナトリウムでpH5に塩基性化 し、沈殿した固体を収集した。濾液を更にpH13に塩基性化し、第2の固体産 物を収集した。沈殿した固体を合わせ、水で洗浄し、乾燥すると、表題化合物( 1.18g,34%)がベージュ色固体として得られた;δH(CDCl3)3. 17(4H, m,2×ピペラジニル CH2),3.82(4H,m,2×ピペラジニル C H2),4.22(2H,s,C 2CO),6.91(3H,m,ArH),7 .27(4H,m,ArH),7.58(2H,dd,J 6.0,3.2Hz ,ArH)及び8.95(1H,brs,NH)。工程3:2−[2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル]ベンゾイミ ダゾール 1−(2−ベンゾイミダゾール−2−イル)アセチル−4−フェニルピペラジ ン(0.56g,1.75mmol)のTHF(50ml)溶液に、水素化リチ ウムアルミニウムのTHF(1.0M,2.0ml,2.0mmol)溶液を添 加し、この混合物を室温で4時間撹拌した。第2の部分の水素化リチウムアルミ ニウム溶液(2.0ml,2.0mmol)を添加し、反応混合物を室温で更に 2時間撹拌し、次いで4時間還流撹拌した。反応混合物を冷却し、水(0.2m l)、4M水酸化ナトリウム(0.2ml)及び水(0.6ml)を添加した。 生成した固体をジクロロメタンで洗浄しながら濾去した。濾液を真空濃縮し、残 留物を、10%メタノール、30%ジクロロメタンの酢酸エチルで溶離するフラ ッシュクロマトグラフィーで精製す ると、表題化合物(0.24g,45%)が得られた。この物質を酢酸エチルか ら再結晶化させると、結晶質固体が得られた。融点201−203℃;(測定値 :C,73.99;H,7.32;N,18.05.C19224・0.1H2O はC,74.04;H,7.26;N,18.18%を必要とする);δH(D MSO−d6)2.60(4H,m,2×ピペラジニル CH2),2.83(2 H,t,J 7.5Hz,ArC 2CH2N),3.02(2H,t,J 7. 5Hz,ArCH2 2N),3.13(4H,m,2×ピペラジニル CH2 ),6.76(1H,t,J 7.2Hz,ArH),6.92(2H,m,A rH),7.11(2H,m,ArH),7.20(2H,dd,J 8.7, 7.2Hz,ArH),7.42(1H,m,ArH),7.50(1H,m, ArH)及び12.15(1H,brs,NH);m/z(CI+,NH3)30 7(M+H)+実施例9 2−[4−ベンゾチオフェン−2−イル)ピペラジン−1−イル]メチルベンゾ イミダゾール 工程1:1−ベンジル−4−(ベンゾチオフェン−2−イ ル)ピペラジン 窒素下の2−メルカプトベンゾチオフェン(1.8g,10.8mmol)の トルエン溶液にN−ベンジルピペラジン(1.88ml,10.8mmol)を 添加し、この混合物を1.5時間還流加熱した。冷却し、真空濃縮し、生成物を ジエチルエーテル−ヘキサンから再結晶化させると、表題化合物(1.55g) が得られた;融点160−161℃。工程2:1−(ベンゾチオフェン−2−イル)ピペラジン塩酸塩 窒素下、0℃の1−ベンジル−4−(ベンゾチオフェン−2−イル)ピペラジ ン(1.5g,4.9mmol)の無水ジクロロメタン(20ml)溶液に1− クロロエチルクロロホルメート(0.68ml,6.37mmol)を添加した 。この混合物を室温に暖め、1時間撹拌し、真空濃縮した。未精製残留物をメタ ノール(10ml)に溶解し、30分間還流加熱し、冷却し、濾過して表題化合 物を収集した(0.6g);融点240℃(分解)。 工程3:2−[4−ベンゾチオフェン−2−イル)ピペラジン−1−イル]メチ ルベンゾイミダゾール 実施例1と同様にして表題化合物を製造した。2−クロロメチルベンゾイミダ ゾール(0.36g,2.1mmol)及び2−(ベンゾチオフェン−2−イル )ピペラジン塩酸塩(0.5g,1.9mmol)を使用して表題化合物(26 5mg,40%)を得た;融点242℃(分解);(測定値:C,69.04; H,5.78;N,15.83.C20204SはC,68.94;H,5.7 9;N,16.08%を必要とする);δH(DMSO−d6)2.65(4H, t,J 5Hz,2×ピペラジニル CH2),3.26(4H,t,J 5H z,2×ピペラジニル CH2),3.80(2H,s,ArCH2N),6.3 0(1H,s,ベンゾチオフェン 3−H),7.02−7.23(4H,m, ArH),7.45(2H,d,J 8Hz,ArH),7.57(1H,d, J 8Hz,ArH),7.66(1H,d,J 8Hz,ArH)及び12. 30(1H,br s,NH);m/z(CI+,NH3)349(M+1)+
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07D 409/12 235 7602−4C C07D 409/12 235 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SI,SK,UA,US,U Z,VN (72)発明者 リースン,ポール・デイビツド イギリス国、シー・エム・20・2・キユ ー・アール、エセツクス、ハーロウ、イー ストウイツク・ロード、ターリングス・パ ーク(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.精神病の治療薬及び/又は予防薬の製造のための、式I: (式中、 Eは−CH2−又は−CH2CH2−を示し; Rは水素又はC1-6アルキルを示し; R1は水素、又は任意に置換されたC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C2-6アル ケニル、C2-6アルキニル、アリール、アリール(C1-6)アルキル、アリール( C1-6)アルコキシ、アリール(C2-6)アルケニル、アリール(C2-6)アルキ ニル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-6)アルキル、ヘテロアリール( C2-6)アルケニルもしくはヘテロアリール(C2-6)アルキニル基を示し; R2は、任意に置換されたC1-6アルキル、C1-6アルコキ シ、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、アリール、アリール(C1-6)アルキ ル、アリール(C1-6)アルコキシ、アリール(C2-6)アルケニル、アリール( C2-6)アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-6)アルキル、ヘテ ロアリール(C2-6)アルケニル又はヘテロアリール(C2-6)アルキニル基を示 し; R3、R4及びR5は独立して水素、炭化水素、複素環式基、ハロゲン、シアノ、 トリフルオロメチル、ニトロ、−ORa、−SRa、−SORa、−SO2a、− SO2NRab、−NRab、−NRaCORb、−NRaCO2b、−CORa、 −CO2a又は−CONRabを示し; Ra及びRbは独立して水素、炭化水素又は複素環式基を示す) で表される化合物又はその医薬的に許容可能な塩もしくはプロドラッグの使用。 2.式IIA: (式中、 Eは請求項1で定義した通りであり; nは、0、1、2又は3であり; R13及びR17は独立して水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル 、アミノ、C1-6アルキルアミノ、ジ(C1-6)アルキルアミノ、C1-6アルキル 、C1-6アルコキシ、アリール(C1-6)アルコキシ又はC2-6アルキルカルボニ ルを示す) で表される化合物並びにその医薬的に許容可能な塩及びプロドラッグの請求項1 に記載の使用。 3.2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾール; 2−[4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル メチル]ベンゾイミダゾール; 2−(4−ベンジルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾール; 2−[2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)エチル]ベンゾイミダゾール ; 並びにその医薬的に許容可能な塩及びプロドラッグ の中から選択される化合物の請求項1に記載の使用。 4.式IIB: [式中、 Eは請求項1で定義した通りであり; n及びR13は請求項2で定義した通りであり; Tは式(i)、(ii)、(iii)又は(iv): (式中、 Vは窒素又はCHを示し; R17は請求項2で定義した通りであり; R18は水素又はメチルを示し; R27はC1-6アルキル、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1-6アルコキシ、シア ノ、ニトロ、アミノ、C1-6アルキルアミノ又はジ(C1-6)アルキルアミノを示 す)の基を示す] で表される化合物又はその塩もしくはプロドラッグ。 5.2−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1 −イルメチル]ベンゾイミダゾール; 2−[4−(2−フェニルエチル)ピペラジン−1−イルメチル]ベンゾイミダ ゾール; 6−クロロ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダゾ ール; 6−メトキシ−2−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾイミダ ゾール; 2−[4−(ベンゾチオフェン−2−イル)ピペラジン−1−イルメチル]ベン ゾイミダゾール; 並びにこれらの塩及びプロドラッグ の中から選択される化合物。 6.請求項4又は5に記載の化合物と医薬的に許容可能な担体とを含んでなる医 薬組成物。 7.治療に使用される請求項4又は5に記載の化合物。 8.精神病の治療薬及び/又は予防薬の製造のための、請求項4又は5に記載の 化合物の使用。
JP6521795A 1993-03-30 1994-03-23 抗精神病ベンゾイミダゾール誘導体 Pending JPH08508289A (ja)

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