JPH08507873A - 光遮断透明画アセンブリ - Google Patents

光遮断透明画アセンブリ

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JPH08507873A
JPH08507873A JP6516132A JP51613294A JPH08507873A JP H08507873 A JPH08507873 A JP H08507873A JP 6516132 A JP6516132 A JP 6516132A JP 51613294 A JP51613294 A JP 51613294A JP H08507873 A JPH08507873 A JP H08507873A
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flap
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meth
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JP6516132A
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ハーバート、アラン・ジェイ
エバンス、ドゥワイト・エル
ラッセル、テランス・ジェイ
Original Assignee
ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニー
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S353/00Optics: image projectors
    • Y10S353/03Transparent

Abstract

(57)【要約】 折り返し可能な様式で取り付けられた少なくとも1個、好ましくは2個の不透明なフラップ(20、22)を有する、オーバーヘッドプロジェクターに用いる画像形成フィルムのシート(12、14)が提供された。このフラップ(20、22)は広げられた場合は透明画の端縁を通過して光る望ましくない光を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 光遮断透明画アセンブリ 発明の技術分野 本発明は、オーバーヘッドプロジェクターに用いられる、画像(透明画)を有 するフィルムに関する。 発明の背景 透明画は、透明または着色した透明または半透明のフィルムでありテキスト形 式またはグラフのデータが含まれている。透明画のデータは、オーバーヘッドプ ロジェクターによって通常拡大された形態で、離れた面もしくはスクリーンに投 影されるので、多数の人が同時に見ることができる。典型的なオーバーヘッドプ ロジェクターは透明画を配置するステージを備え、そしてプロジェクター内の光 源からの光は該ステージと透明画を通過してレンズ系に向けられ、そのレンズ系 はその光と透明画に含まれているデータの画像とを、離れた視聴面に集束する。 透明画は一般に標準の便箋の大きさであるが、ステージは各種の異なる大きさ の透明画を収納するため比較的大きい。そのため、通常透明画の端縁を越えた光 が、透明画に含まれているデータとともにスクリーンに投影される。この状態は 、透明画が透明の場合は大きな問題ではないが、透明画が着色しているかまたは 半透明の場合は、透明画の端縁を越えた領域から投影される白色光は著しい散乱 を起こす。 米国特許第4,402,585号には、二つの対向する端縁に取付けられた折 畳み式のフラップを有する長方形の封筒(envelope)が記載されている。使用時 、透明画は封筒の中に入れ、そのフラップが延出して、そうでなければ透明画の 端縁を通過して照射する光を遮断する。この方式の場合、離れた視聴面への光の 伝送は透明画を通過する光に限定される。これらの封筒は、非常に好都合である ことが証明されているが、封筒を構成する2層と透明画像とを含む3層のフィル ムを光が通過しなければならないという欠点があり、そのため投影された画像の 明るさと透明性に影響を与える。その上、この封筒/透明画の組合わせはいくぶ ん 嵩ばったパッケージになる。 透明画自体は、コーティングを有し、かつ複写機またはレーザープリンターで 画像を作ることができる1枚のポリマーフィルムを使用することによって、現在 最も便利に製造されている。コーティングを使用する場合、コーティングは電子 写真またはゼログラフィで使用されるトナー粒子のフィルムへの固定を強化する よう設計される。そのコーティングとフィルムは、トナー粒子を透明画のシート に融着させるのに必要な温度に耐えるように選択される。 米国特許第4,480,003号には、普通紙静電式複写機に用いる透明画フ ィルムが開示されている。その透明画フィルムのベースは可撓性で透明な耐熱性 ポリマーフィルムである。受像層、すなわち好ましくは、分散されたシリカ粒子 を含有する、トナー受容性で熱可塑性かつ透明のポリメタクリル酸メチルポリマ ーが、ポリマーフィルムの第一主表面にコートされる。フィルムベースの第二主 表面には非移動性(non-migratory)の導電性物質の層、好ましくはピリジン及 び2−アミノピリジンを、部分的にクロロメチル化されたポリスチレンと反応さ せて得られるポリマーの層がコートされる。上記のコーティングをフィルムベー スに適切に接着させるため、ポリマーフィルムベースと導電性物質層の間にプラ イマーコーティングを挿入することが好ましい。また上記の導電性物質層は、添 加剤を含有する保護コーティングでオーバーコートして、耐摩耗性、あらさ及び 滑り特性を制御することが好ましい。そのシートは、スタックから円滑に供給す ることができかつ透明なバックグランド領域を生成すると開示されている。 米国特許第4,869,955号には、普通紙静電式複写機を利用する透明画 を作製するのに適切なエレメントが開示されている。そのエレメントは、ポリエ チレンテレフタレートの支持体(ポリエステル);この支持体にコートされた少 なくとも一つの下塗り層;ならびにその下塗り層にコートされたトナー受容層す なわちアクリレートの結合剤、カルボン酸基を有する高分子静電防止剤、架橋剤 、ブチルメタクリレートで修飾したポリメタクリレートのビーズ及び1ミクロン 未満のポリエチレンビーズの混合物を含有する層で構成されている。これらのエ レ メントは優れた透明画を生成する。 米国特許第4,956,225号には、トナー受容コーティングをその一面に 有するポリマー基板を有する、電子写真及びゼログラフィで画像を作るのに適し た他の透明画が開示されている。このトナー受容コーティングは、下記のポリマ ーを含有する。ポリ(エチレンオキシド)及びカルボキシメチルセルロース;ポ リ(エチレンオキシド)、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシプロピル セルロース;ポリ(エチレンオキシド)及びフッ化ビニリデン/ヘキサフルオロ プロピレンコポリマー;ポリ(クロロブレン)及びポリ(α−メチルスチレン) ;ポリ(カプロラクトン)及びポリ(α−メチルスチレン);ポリ(ビニルイソ ブチルエーテル)及びポリ(α−メチルスチレン);ポリ(カプロラクトン)及 びポリ(α−メチルスチレン);塩素化ポリ(プロピレン)及びポリ(α−メチ ルスチレン);塩素化ポリ(エチレン)及びポリ(α−メチルスチレ);及び塩 素化ゴム及びポリ(α−メチルスチレン)からなる群から選択されるブレンド物 。第1及び第2コーティング層を有する透明画も開示されている。 ヨーロッパ特許願第0349,227号には、二つの透明樹脂層を有する、フ ルカラーの画像を生成する透明積層フィルムが開示されている。第一樹脂層は耐 熱性であり、そして第二樹脂層はカラー画像を形成するのに使われるトナーを構 成する結合樹脂と相溶性でなければならない。第二樹脂層は、トナーの固定温度 において、弾性がトナーの結合樹脂より大きい。第二樹脂は、貯蔵弾性が異なっ ている限り、トナー結合剤と同じ「種類」すなわちタイプ例えばスチレンタイプ もしくはポリエステルタイプでもよい。 ヨーロッパ特許第408197A2号は、幅方向の熱膨張率が150℃で0.01〜 1%で長さ方向の熱収縮率が150℃で0.4〜2.0%の熱可塑性ポリマーフィルム基 板からなる画像形成可能な複写フィルムを開示している。この基板は、その少な くとも一面上に、皮膜形成樹脂、例えば10個までの炭素原子を有するアルキル例 えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、 tert-ブチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、ヘプチル及びn−オクチルのエ ステル由来のポリマーで構成されるアクリル樹脂及び/またはメタクリル樹脂か らなる受容層を有する。アルキルメタクリレートとともにエチルアクリレートま たはブチルブクリレートを使用することが好ましい。他の適切なモノマーとして は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ハロ置換のアクリロニトリル及び (メタ)アクリロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、n−メチロー ルアクリルアミド及びn−メチロールメタクリルアミド、n−エタノールアクリ ルアミド及びn−エタノールメタクリルアミド、n−プロパノールアクリルアミ ド及びn−プロパノールメタクリルアミド、t−ブチルアクリルアミド、ヒドロ キシルエチルアクリルアミド、アクリル酸グリシジル及びメタクリル酸グリシジ ル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、無水イタコン酸、及びイタコン酸のハ ーフエステル(half ester)がある。ビニルモノマー例えば酢酸ビニル、クロロ 酢酸ビニル、ビニルベンゼン、ビニルピリジン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、 マレイン酸、無水マレイン酸、スチレン及び置換スチレンなどを任意に含有して いてもよい。 ヨーロッパ特許第442567A2号には、チューコン硬度(Tukon hardness )が約0.5〜5.0でガラス転移温度が約5〜45℃のポリマーコーティングでコート されたポリマー基板からなり、電子写真による印刷と複写に用いられる媒体が開 示されている。そのコーティングは、静摩擦係数が0.20〜0.80で動摩擦係数が0. 10〜0.40である少なくとも一つの顔料を含有している。この媒体は画質とトナー の接着が改善されている。この媒体はレーザー電子写真印刷法に特に有用である 。そのコーティングに用いられるポリマーは、熱硬化性もしくは熱可塑性の樹脂 を含有していてもよく、Rohm and Haas社が市販しているRhoplexTM樹脂のような アクリル水性エマルジョンが好ましい。 米国特許第5,104,731号は、優れたトナー親和性、帯電防止性、耐エ ンボシング性、及び電子写真の複写機と印刷機による優れたフィーダビリティ( feedability)を有する乾燥トナー画像形成フィルム媒体を開示している。この 媒体は適切なポリマー基板で構成されその上に帯電防止マトリックス層がコート さ れている。このマトリックス層は、78℃で30分経過後でも耐ブロッキング性を有 し、その表面抵抗は20℃にて50%相対湿度下で約1×108〜約1×1014オーム/ スクエアである。そのマトリックスは、Tgが5℃〜75℃の一つ以上の熱可塑性 ポリマー及びホットロールフューザーのエンボシング(hot roll fuser embossi ng)に耐性の少なくとも一つの架橋ポリマーを含有し、これらポリマーのうち少 なくとも一つは導電性である。 1992年9月18日付けでアリらが出願し、本発明の譲受人に譲渡された米国特許 願第947,252号には、標準の複写機またはレーザープリンターで透明画を 作製するのに有用な他のフィルムとコーティングが開示されている。この特許願 の主題については以下に詳細に述べる。この特許願と米国特許第4,402,5 85号及び複写機またはレーザープリンターによる透明画の製造に関連する上記 の特許と特許願は本願に援用するものである。 発明の要約 本発明は、米国特許第4,402,585号に記載されている透明画の封筒及 び電子写真式画像形成透明画フィルムに関連する文書の教示の利点を兼ね備えて おり、電子写真式もしくはゼログラフィ式の画像形成プロセスを利用する機械、 またはインクジェットプリンター、熱マス転写プリンター(thermal mass trans fer printer)もしくは他の画像形成手段を利用するプロッターのような装置に よって画像を直接形成できる一枚の長方形の透明画フィルムシート、ならびに折 畳み式で該フィルムに取り付けられた少なくとも一つの不透明なフラップを備え 、そのフラップは折り畳まれた状態では該シートに取り付けられたその端縁から 該シートの大きい方の部分に延出し、そしてフラップとフィルムは、実質的に損 傷することなく、電子写真式、ゼログラフィ式もしくは他の画像形成手段を通過 することができる光遮断透明画アセンブリを提供するものである。 図面の簡単な説明 添付図を参照して、本発明をより詳細に説明する。なおいくつかの図中の同じ 番号は同じ部品を意味する。 図1は本発明の光遮断透明画アセンブリの立面図である。 図2は図1の透明画アセンブリの平面図である。 図3は図1の透明画アセンブリの斜視図である。 好ましい実施態様の説明 図1は番号10で表す光遮断透明画アセンブリを示し、このアセンブリは、好ま しくは以下に述べるコポリマーとポリマーの微粒子を含有する画像形成コーティ ング14で少なくとも一面をコートされたフィルム基板12を有している(図には両 面がコートされた基板が示されている)。光を遮断するフラップ20と22が、ヒン ジ16と18によって基板12に取付けられている。 1992年9月18日付けでアリらが出願した米国特許願第947,252号では、 好ましい画像形成コーティング14は、二環式アルキル(メタ)アクリレート、約 1〜約12個の炭素原子を有する脂肪族アルキル(メタ)アクリレート、及び芳香 族(メタ)アクリレートからなる群から選択される少なくとも一つのモノマーを 約80〜99量部含有する画像形成コポリマーを約65〜約99.5量部含有している。 少なくとも一つの二環式アルキル(メタ)アクリレートを含有するコポリマー は、受像コーティングに対するトナーの接着を改善するので、大部分の市販複写 機で使用するのに好ましい。有用な二環式(メタ)アクリレートとしては、限定 されないが、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ノルボルニル(メタ) アクリレート、5−ノルボレン−2−メタノール、及びイソボルニル(メタ)ア クリレートがある。好ましい二環式モノマーとしては、ジシクロペンテンチル( メタ)アクリレート及びイソボルニル(メタ)アクリレートがある。有用な脂肪 族アルキル(メタ)アクリレートとしては、限定されないが、メチルアクリレー ト、エチルアクリレート、メチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)ア クリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ レートなどが挙げられる。好ましい脂肪族モノマーとしてはメチル(メタ)アク リレート、エチル(メタ)アクリレート及びイソデシル(メタ)アクリレートが ある。 乳化重合される画像形成ポリマーの場合、二環式アルキル(メタ)アクリレー ト は好ましくは約10量部〜約80量部、より好ましくは20量部〜約60量部を構成して いる。溶液ポリマーの場合は、好ましい最少量は低く、すなわち約5量部、より 好ましくは約10量部である。 大部分の複写機はスチレンベースのトナー系をもっている。したがってスチレ ン及び置換スチレンのモノマーを添加すると、このような機械に対して非常に優 れたトナー接着性を有する画像形成シートが得られる。 また上記コポリマーは、下記式: (式中、Rは水素またはメチルであり、R1とR2は水素、約8個までの炭素原子 好ましくは約2個までの炭素原子を有する同一もしくは異なるアルキル基からな る群から選択され、N−基はそのカチオン塩を含有していてもよい)で表される 極性モノマーを約1〜約20量部含有していなければはらない。 有用な例としては、エマルジョンポリマーの場合、N,N−ジアルキルモノア ルキルアミノエチル(メタ)アクリレート及びN,N−ジアルキルモノアルキル アミノメチル(メタ)アクリレート、N−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレ ートなどがあり、溶液ポリマーの場合、その第四級アンモニウム塩がある。好ま しいモノマーとしては、エマルジョンポリマーの場合、N,N’−ジメチルアミ ノエチル(メタ)アクリレート及びN,N’−ジメチルアミノエチル(メタ)ア クリレートがあり、溶液ポリマーの場合、N,N’−ジメチルアミノエチル(メ タ)アクリレート及びN,N’−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートの ブロモエタノール塩がある。これらの極性モノマーが存在すると、トナー受容画 像形成コーティング14の透明フィルム基板もしくはバッキングに対する接着性が 改善される。 好ましいコポリマーは、脂肪族アルキル(メタ)アクリレートモノマー及び二 環 式アルキル(メタ)アクリレートから選択される少なくとも二つのモノマーを含 有している。 画像形成コーティング14は、画像記録シートにコートすると減摩特性を与える 、ジオールジ(メタ)アクリレートのホモポリマー製の少なくとも1種の新規な ポリマー微小球を約0.1〜15量部と組み合わせて上記のコポリマーを含有してい る。これらのジオールジ(メタ)アクリレートは、(メタ)アクリル酸の長鎖脂 肪アルコールエステルと反応させることができる。 具体的に述べると、この微小球は、下記式: CH2=CR2COOCnH2nOOCCR2=CH2 (式中、R2は水素またはメチル基であり、及びnは約4〜約18の整数である) で表されるジオールジ(メタ)アクリレートの重合体を少なくとも約20重量%含 有している。このようなモノマーの例は、1,4−ブタンジオージ(メタ)アク リレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,8−オクタ ンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリ レート、1,12−ドデカンジオールジ(メタ)アクリレート、1,14−テトラデ カンジオールジ(メタ)アクリレート、及びその混合物からなる群から選択され るモノマーである。 好ましいモノマーとしては、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート 、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,12−ドデカンジオー ルジ(メタ)アクリレート及び1,14−テトラデカンジオールジ(メタ)アクリ レートからなる群から選択されるモノマーがある。 上記の微小球は、下記式: CH2=CR2COOCmH2m+1 (式中、R2は水素またはメチル基であり及びmは約12〜約40の整数である)で 表 されるビニルモノマーのコポリマーの少なくとも1種を約80重量%まで含有して いる。 有用な長鎖のモノマーとしては限定されないが、ラウリル(メタ)アクリレー ト、オクタデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート及び その混合物があり、好ましいのはステアリル(メタ)アクリレートである。 微小球は、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル及びピバル酸ビニルのようなビニ ルエステル類;メタクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ベンジルアクリ レート、イソボルニルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート及びグリシ ジルアクリレートのようなアクリル酸エステル;メチルメタクリレート、ブチル メタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、γ −メタクリルオキシプロピルトリメトキンシラン及びグリシジルメタクリレート のようなメタクリル酸エステル;スチレン;ビニルトルエン;α−メチルスチレ ン及びその混合物からなる群から選択されるエチレン系不飽和モノマーの共重合 体の少なくとも1種を約30重量%まで任意に含有している。最も好ましいビーズ は、50/50ポリ(ヘキサンジオール−ジアクリレート/ステアリルメタクリレー ト)と50/50ポリ(ブタンジオール−ジアクリレート)/ラウリル(メタ)アク リレート、80/20ポリ(ヘキサンジオール−ジアクリレート)/ステアリル(メ タ)アクリレート、50/50ポリメチルメタクリレート/1,6−ヘキサンジオー ルジアクリレート、C14ジオールジアクリレート及びC12ジオール(メタ)アク リレートを含有している。 上記のものに加えて、本発明のビーズは、エチレン系不飽和性ではないが、減 摩性ビーズとともに基板上にコート可能で、反応性基を含有する物質と反応しう る官能基を含有する添加剤を任意に含有していてもよい。このような添加剤は、 ビーズと画像形成ポリマーとの間の相互作用度または結合度を改変するのに有用 である。適切な例としては、1〜約8個の炭素原子を有するアルキル基を含有す るオルガノシランのカップリング剤、例えばγ−グリシドキシプロピルトリメト キシシランのごときグリシドキシトリメトキシラン類、及び3−(2−アミノエ チルアミノ)プロピルトリメトキシシランのような(アミノアルキルアミノ)ア ルキルトリメトキシシラン類が挙げられる。 優れたフィーダビリティーを得るには、平均粒径は約0.25μm〜約15μmの範囲 が好ましい。0.25μmより小さい粒子は有効な摩擦係数を得るにはより多くの粒 子を使用する必要があろう。そうするとより多くのヘイズ(haze)が生じがちで ある。15μmより大きい粒子を使用すると、粒子をコーティング内にしっかりと 固定するためコーティングを厚くすることが必要になるであろう。そうするとへ イズ及びコーティングの費用が増大する。優れた性能を得るためには、粒子は粒 径分布の範囲が狭くすなわち標準偏差が平均粒径の20%までが好ましい。これら の範囲は、好ましくは、0.1〜0.7μm、1〜6μm、3〜6μm、4〜8μm、6〜 10μm、8〜12μm、10〜15μmである。より好ましい粒子は二段階の粒径分布を 有する粒子である。このような粒子は、二つの異なる粒径分布を有する粒子、例 えば1〜4μmの粒径分布を有する粒子と6〜10μmの粒径分布を有する粒子を混 合することによって製造される。二段階の分布を有する粒子を使用する場合、両 方の粒子は上記の好ましい新規のポリマー製ビーズから選択してもよく、または 一方の粒子を上記の好ましいビーズから選択し、一方の粒子はPMMやポリエチ レン製のビーズのような他のビーズから選択してもよい。しかしこの第二のタイ プのビーズも粒径分布は狭い方が好ましい。 二段階の分布を有する粒子は、両方の粒子群が、ヘキサンジオールジアクリレ ートとステアリルメタクリレートのコポリマー製で、粒径分布が約1〜約4μm と約6〜約10μm、または約2〜約6μmと約8〜約12μm、または約0.20〜0.5μ mと約1〜6μmのビーズから選択することが最も好ましい。 複写装置に有用な透明画フィルムアセンブリ10に用いるコーティング14は、厚 みが一般に100nm〜1500nmであり、好ましくは200nm〜500nmである。大粒子を用 いると、上記コーティングの厚みは、その粒子を透明基板中に固定するのに充分 なコーティング材料が存在していることを保証するために大きくしなければなら ないが、小さい粒子の場合は対応してコーティングの厚みを小さくすることがで きる。したがって上記の選択された最も好ましい粒径分布は、他の大きい粒径の フィーディング特性よりコーティングの厚みの方を考慮しており、その逆の場合 もある。 微小球は、通常の遊離ラジカル重合法、例えば、米国特許第4,952,65 0号及び同第4,912,009号に記載の懸濁重合法(これらの特許は本願に 援用するものである)または懸濁剤として界面活性剤を用いる懸濁重合法によっ て重合され、そしてアクリレートモノマーの遊離ラジカル開始反応を起こすのに 通常適切な開始剤を使用する。これらの開始剤としては、2,2−アゾビス、2 −メチルブチロニトリル及び2,2−アゾビス(イソブチロニトリル)のような アゾ化合物;及び過酸化ベンゾイル及び過酸化ラウロイルのような有機過酸化物 が挙げられる。1ミクロン未満のビーズの場合は、懸濁剤として界面活性剤を使 用する懸濁重合法を利用する。 また静電防止剤も、画像形成コーティング14層中に含有させてもよい。有用な 薬剤は、非イオン性静電防止剤、カチオン性静電防止剤、アニオン性静電防止剤 及びフッ化物の静電防止剤からなる群から選択される。有用な静電防止剤として は、例えば商品名アムター(AMTER)TMで入手できるアムターTM110、1002、1003 、1006など;3M社が市販しているFX8とFX10によるJeffamineTMED−40 00、900、2000の誘導体;マーゼル化学社(Mazer Chemical Co.)が市販してい るラボスタット(Lavostat)TM60Aとマーカスタット(Markastat)TMAL−14 が挙げられ、好ましい静電防止剤は、アメリカン・シアナミド社から市販されて いる商品名シアスタット(Cyastat)TMSNのステラミドプロピルジメチル−β −ヒドロキシ−エチルアンモニウムナイトレート及び商品名シアスタットTM609 のN,N’−ビス(2−ヒドロキシエチル)−N−(3’−ドデシルオキシ−2 ,2’−ヒドロキシルプロピル)メチルアンモニウムメチルサルフェートである 。静電防止剤を用いる場合、20%(固体/固体)までの量を使用できる。好まし い量はコーティングの重量によって変化する。比較的高いコーティング重量を使 用する場合は1〜10%が好ましく、比較的低いコーティング重量を用いる場合は 5〜15%が好ましい。 画像ポリマー層を乳化重合することが望ましい場合は乳化剤も含有させねばなら ない。これら乳化剤としては非イオン乳化剤またアニオン乳化剤及びその混合物 があるが非イオン乳化剤が好ましい。適切な乳化剤としては、HLBが少なくと も約10、好ましくは約12〜約18の乳化剤が挙げられる。有用な非イオン乳化剤と してはC11〜C18ポリエチレンオキシドエタノールがあり、例えばユニオン・カ ーバイド社から特に「S」シリーズと命名され市販されているタージトール(Te rgitol)TM、ならびにローム・アンド・ハース社からトリトン(Triton)TMとい う商品名で及びICIアメリカ社からツウィーン(Tween)TMシリーズで市販さ れているものが挙げられる。有用なアニオン乳化剤としては、アルキルサルフェ ート、アルキルスルホネート、アルキルエーテルサルフェート、オレエートサル フェート、アルキルアリールエーテルサルフェート、アルキルアリールポリエー テルサルフェートなどのナトリウム塩がある。市販されている例としては、例え ばアルコラク社(Alcolac Inc.)から商品名シポネート(Siponate)TM及びシポ ニック(Siponic)TMで市販されているものがある。乳化剤は、使用時、ポリマ ーに対して約1%〜約7%のレバルで存在し、約2%〜約5%が好ましい。 コーティング性(coatability)を改善するため、HLB値が7〜10の追加の 湿潤剤を乳濁液に添加してもよい。これらの追加の界面活性剤は、重合が完了し た後、ポリマーの基板にコートする前に添加する。好ましい追加の湿潤剤として は、例えば下記式: (式中、nは約6〜約15であり、そしてRは水素またはメチルである)で表され るフルオロケミカルの界面活性剤がある。その有用な例としては3M社が市販し ているFC−170CとFC171がある。他の有用な湿潤剤はユニオン・カーバイド 社が市販しているトリトンTMX−100である。 合体剤(coalescing agent)を添加することも乳濁液ベースの画像コーティン グ層14にとって好ましく、コートされた物質が合体して連続した一体の層を形成 して、複写及び固定の条件下、通常の複写機内で薄片になってはがれることがな いよう保証される。相溶性の合体剤としては、ユニオン・カーバイド社からCarv itolTMシリーズとして市販されているプロピルカルビトール、ならびにやはりユ ニオン・カーバイド社から市販されているセロソルブTMシリーズ、プロパソルブTM シリーズ及びエクタソルブTMシリーズの合体剤がある。その外の有用な合体剤 としては、イーストマン化学社から入手できるアセテートシリーズ;ダウ化学社 から入手できるダワノール(Dowanol)TMEシリーズ、ダワノールTMEアセテート シリーズ、ダワノールTMPMシリーズ及びダワノールTMPMアセテートシリーズ;G AF社から入手できるN−メチル−2−ピロリドン;及びイーストマン化学社か らテキサノール(Texanol)TMの商品名で入手できる3−ヒドロキシ−2,2, 4−トリメチルペンチルイソブチレートが挙げられる。これらの合体剤は、単独 でまたは混合物として使用できる。 コーティング性または他の特性を改善するために、他の任意の成分を画像形成 コーティングポリマー14に含有させてもよい。有用な添加剤としては、例えば架 橋剤、触媒、増粘剤、定着剤(adhesion promoter)、グリコール類、消泡剤な どがある。 本発明の乳化重合される実施態様の一つの好ましい任意の成分は、基板に対す る比較的厚いコーティングの耐久性を強化する追加の定着剤である。有用な定着 剤としては、下記式: (式中、R1、R2及びR3は、少なくとも一つのアルコキシ基が存在する条件下 で アルコキシ基とアルキル基からなる群から選択され、nは0〜4の整数であり、 及びYはクロロ、メタクリルオキシ、アミノ、グリシドキシ及びメルカプトから なる群から選択される有機官能基である)で表される有機官能性シランが挙げら れる。有用なシランカップリング剤としては、例えばγ−アミノプロピルトリメ トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキ シ)−シラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルト リメトキシシラン、γ−(β−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラ ンなどがある。定着剤は、樹脂全体の約0.5〜約15%のレベルで存在させてもよ く、約4〜約10%が好ましい。 本発明の透明画アセンブリ10は、迅速な乾燥を保証するため、ポリビニルアル コールのようなインキ透過性保護層を備えていてもよい。 アリらが1992年9月18日付けで出願した米国特許第947,252号による好 ましい構造にしたがって、フィルム基板12は自立シートを形成できるいずれのポ リマーからでも製造することができる。このようなフィルムとしては、例えば三 酢酸セルロースもしくは二酢酸セルロースのようなセルロースエステル類、ポリ スチレン、ポリアミド類、塩化ビニルのポリマー類とコポリマー類、ポリオレフ ィン及びポリアロマーのポリマーとコポリマー、ポリスルホン類、ポリカーボネ ート類、ポリエステル類ならびにその混合物のフィルムがある。適切なフィルム 12は、1種以上のジカルボン酸またはそのアルキル基が約6個までの炭素原子を 有するジカルボン酸のアルキルジエステル、例えばテレフタル酸、イソフタル酸 、フタル酸、2,5−、2,6−及び2,7−ナフタレンジカルボン酸、コハク 酸、セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸と、1種以上のグリコール類、例え ばエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールな どを縮合させることによって得られるポリエステルで製造することができる。 好ましいフィルム基板12は、三酢酸セルロースもしくは二酢酸セルロース、ポ リエステル類特にポリエチレンテレフタレート及びポリスチレンのフィルムであ る。ポリエチレンテレフタレートが最も好ましい。フィルム基板12は約50μm〜 約150μmの範囲の厚さをもっていることが好ましい。厚さが約50μm未満のフィ ルム基板12は、描画材料のための通常の方法を用いて扱うことが困難である。厚 さが150μmを超えるフィルム基板12は非常に硬いのである種の市販複写機への供 給が困難である。 ポリエステルフィルムの基板12を用いる場合、これらの基板は二軸延伸を行っ て分子を配向させてから画像形成層14を該基板上にコートし、次いでヒートセッ トを行い、画像が支持体に融合する間、寸法が安定しているようにしてもよい。 これらのフィルム12は通常の押出法で製造できる。 いくつかの実施態様では、ポリエステルフィルムは押出されるかまたは流延さ れ次いで機械の方向に一軸延伸される。次に画像形成層14がその上にコートされ る。次にその複合体をさらに横断方向に延伸して最終製品を製造することができ る。この方法を使用すると、そのコートされた層は、光学顕微鏡で調べるとこの ような延伸がなされた証拠を示すが、驚くべきことには、そのコーティングは透 明のままであり、そのポリマーは、乳化重合もしくは溶液重合であるにかかわら ず、ボイドなしで連続してコートされた層で存在するので、コートされた層は高 い一体性と凝集性を示す。 コーティング層14のフィルム基板12への接着を促進するために、フィルム基板 12の表面を1種以上のプライマーを用いて処理して単一層もしくは多重層をつく ることが好ましい。有用なプライマーとしては、基板12のポリマーに対して膨潤 作用を有していることが知られているプライマーが挙げられる。その例としては 、」有機溶媒に溶解したハロゲン化フェノール類がある。あるいは、フィルム基 板12の表面をコロナ処理またはプラズマ処理のような処理を行って改変してもよ い。 フライマー層は、使用時、比較的薄くすべきであり好ましくは2μm未満であ り、最も好ましくは1μm未満である。そしてプライマー層は通常のコーティン グ法でコートすることができる。 実質的に長方形で細長い不透明な二つのフラップ20と22を、折畳み可能な方式 で、基板12の外側の縦方向の端縁に隣接して取付ける。「不透明な」という用語 は本願で用いる場合、フラップ20と22が、光を遮断し、光を反射しまたは光を散 乱する光学特性を有することを意味する。またフラップ20、22は、例えば表示を 識別もしくは整えるため、または審美的な理由から所望により着色してもよい。 フラップ20、22は基板12に対して及び互いに類似しているかまたは異なった色で 着色してもよい。これらの色は、基板12について記載したように導入してもよく 、さらにロゴ(logos)またはインディシア(indicia)のような説明文(Iegend )を加えてもよい。フラップ20または22全体は、白色であるか着色しているかに かかわらず不透明でもよく、または接続端縁に近いフラップ20または22の部分は 不透明でもよく、すなわち、大部分の光の透過を防止し、一方、残りの部分はそ の部分に入ってくる光の大部分を透過しすなわち透明もしくは半透明でもよい。 このようなフラップ20または22は開いたとき、端縁にそった周縁の照明をカバー もしくはマスクすることができかつ下側に位置する基板12の通孔をカバーし、一 方、フラップ20または22と閉じて、画像を見えるようにしてコピーを作製するこ とができる。 フラップ20、22は、通常の筆記用具で書かれた原稿に適応する材料で製造する ことが好ましい。好ましい材料はポリ塩化ビニルフィルム、ポリエステル(PET )フィルム、紙または厚紙である。フラップ20、22はヒンジ16、18によって基板 12に取り付けられ、これらヒンジは織布もしくは不織布またはポリマーのような 材料で製造された可撓性接着テープであり、接着剤好ましくは感圧接着剤がコー トされている。ヒンジの材料が適切なポリマーであれば、ヒンジ16と18は、ヒー トシール、音波溶着、溶媒溶着または熱溶着のような手段によって、フラップ20 、22及び基板12に取付けることができる。当然のことであるが、フラップ20、22 は、ヒンジ作用が生じる場合には他の方法で基板に接続することができる。 フラップ20、22は基板12の最もはしの縁に取り付けることができるが、フラッ プ20、22は基板12の端縁の内側に取り付けることが好ましい。フラップ20、22の 目的は、遮断されないと、視聴スクリーンに投影される透明画の端縁を通過して 照らす、プロジェクターが発する光を遮断することである。透明画が、無着色で 透明であるために透明である場合、その端縁を通過して照らす光は支障にならな い。しかし透明画が着色されているかまたは完全に透明ではなくいくぶん不透明 な場合、その端縁を通過して照らす光は、非常に散乱した明るい白い境界を生じ させる。フラップ20、22は、図3に示すように用いられ、透明画の縦方向の端縁 を通過して照らす光を遮断するように設計される。 フラップ20、22は基板12の端縁から内側に取り付けられ、光が基板12の端縁を 超えて漏れないよう保証される。特に、透明画アセンブリ10をバインダーなどに 保管するのに用いる通孔24を基板12が備えている場合、通孔24に隣接して取り付 けられたフラップ20もしくは22の位置が重要である。図面から明かなように、パ ンチ通孔24を備えた、基板12の縦方向の側縁に位置するフラップ20は、フラップ 20、22が折り畳まれた状態で通孔24が暴露されて透明画アセンブリ10をバインダ ーまたはファイルなどに保管できるように、基板12の縦方向側縁から間隔をおい て取り付けねばならない。通孔24に隣接しているフラップ20は、折り畳まれてい ない(広げられた)状態では、これらの通孔24を覆い、これら通孔は説明時にス クリーンに投影されることはない。 この広げられた状態では、基板12とフラップ20、22は、表面積がオーバーヘッ ドプロジェクターのステージの表面積より大きいので、そのステージは広がった 透明画アセンブリ10によって完全に覆われている。また、基板12とその画像が形 成されるコーティング14は、フラップ20、22のヒンジ端縁を越えて延出して、全 画像形成面積が、フラップ20、22が広げられて投影される画像の部分を露出する ときに露出される面積より大きいことが望ましい。このようにして、基板の画像 形成部分がスクリーンに投影されるときにその一方の側部または両側部に生ずる 照明のギャップが防止される。 これらフラップは折り畳まれた状態で、実質的に互いに当接しているように図 示されているが、折り畳まれたときフラップは基板12の一部だけを覆うことも可 能である。基板12が、普通紙複写機またはレーザープリンターのような電子写真 機またはゼロフラフィ機で画像が形成されるよう設計されかつ予定されている材 料の場合、これらフラップは実質的に隣接し、固体の連続面によって、基板12を 機械内を通過させることが望ましい。このような連続支持体によって画像の均一 性が改善される。透明画アセンブリ10は、複写機またはレーザープリンターで使 用される場合、これら機械を通過中、フラップ20、22を閉じた状態で保持するた め、複数の帯状接着テープを具備していることが望ましい。このテープは、これ を取り除くことによってフラップ20、22の表面を損傷しないように好ましくは接 着性の低いタイプのものにすべきである。 本発明について特に、普通紙複写機またはレーザープリンターのような電子写 真手段またはゼログラフィの手段から直接受像するよう設計されたフィルムにつ いて述べてきた。しかし、いずれのフィルムも、コートされているかまたはコー トされていないかにかかわらず、グラファイト、インキもしくはペイントでペン シル、筆記ペンなどの他の手段が作製したインディシアを受けるかまたは赤外放 射線を同様に用いることができる他の手段で画像を形成できると解すべきである 。具体例として、コートされていないポリエステルはトナー画像を受像するが、 トナーは上記のコートされたフィルムの実施態様のようには保持されない。また 本願に援用する米国特許第4,686,549号には熱マス転写印刷法に特に有 用なフィルムが記載され、そして本願に援用する米国特許第4,379,804 号には、インキを受けるのに特に有用なコートされたフィルムが記載されている 。 本発明の範囲内でさらに多くの変形が可能である。例えばフラップは多くの異 なった形態のものが可能である。しかし、基板12の一方の側部または両方の側部 に、マスクをしないと起こる照射ギャップをマスクすることが不可欠である。可 能な変形の他の実施例では、フラップ20、22は、図に示すように幅が異なってい るかまたは幅が等しい。基板12の通孔24が設けられている側部に隣接して一つの 大きなフラップ20だけを取り付けてもよい。この場合、フラップ20に対向する基 板の端縁はプロジェクターのステージの一方の側部の位置にまたはその側部に重 なって配置され、フラップ20は、基板12の他方の端縁とステージの端縁間のギャ ップを覆うのに使用される。この変形と他の変形は米国特許第4,402,58 5号に詳細に記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エバンス、ドゥワイト・エル アメリカ合衆国 55133―3427、ミネソタ 州、セント・ポール、ポスト・オフィス・ ボックス33427番(番地の表示なし) (72)発明者 ラッセル、テランス・ジェイ アメリカ合衆国 55133―3427、ミネソタ 州、セント・ポール、ポスト・オフィス・ ボックス33427番(番地の表示なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.二つの主面及び短い方の側部端縁で接続された二つの縦方向の端縁を有す る実質的に長方形の一枚の透明画フィルムのシート; 前記透明画フィルムの少なくとも一つの主面の実質的にすべてを覆って画像形 成領域を形成し、かつオーバーヘッドプロジェクターによって投影するのを目的 とする画像を受像できる画像形成コーティング;及び 前記フィルムの一方の縦方向の端縁に隣接して折り畳み可能な方式で取り付け られ、かつ折り畳まれた場合はそのフラップが前記シートに取り付けられた位置 から前記シートの一層大きい部分に延びる状態であって前記画像形成領域の実質 的にすべてを覆う、少なくとも一つの不透明なフラップ; を有するオーバーヘッドプロジェクターに使用する光遮断透明画アセンブリ。 2.前記フィルムが電子写真手段またはゼログラフィ手段で画像を形成するこ とができ、かつ前記フラップが前記電子写真手段またはゼログラフィ手段を通過 できる請求の範囲1記載の光遮断透明画アセンブリ。 3.前記フラップが前記フィルムの前記縦方向の端縁から間隔を置いて配置さ れ、その結果、広げられた状態でフラップが前記フィルムの前記縦方向の端縁を 覆いかつ折り畳まれた状態で前記フラップが前記端縁を露出させる請求の範囲2 記載の光遮断透明画アセンブリ。 4.二つのフラップを有し、その一方が前記シートの縦方向の各端縁に隣接し て取り付けられている請求の範囲1記載の光遮断透明画アセンブリ。 5.前記フラップが、折り畳まれた状態では互いに実質的に当接している請求 の範囲4記載の光遮断透明画アセンブリ。 6.前記フラップの少なくとも一方が、その連結している前記フィルムの縦方 向の端縁から間隔をおいて配置され、広げられた状態ではそのフラップが前記フ ィルムの前記縦方向の端縁を覆い、かつ折り畳まれた状態では前記フラップが前 記縦方向の端縁を露出させる請求の範囲5記載の光遮断透明画アセンブリ。
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