JPH08507836A - 湿潤強力紙のリパルピング用過硫酸塩混合物 - Google Patents
湿潤強力紙のリパルピング用過硫酸塩混合物Info
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Abstract
(57)【要約】
過硫酸塩、及び炭酸塩、重炭酸塩又はセスキ炭酸塩を含む組成物であり、該組成物は湿潤強力紙に於いて使用される湿潤強化レジン処理損紙を酸化するに適宜な組成物である。この組み合わせ混合物は、そのような紙類からの損紙を効果的にリパルピングするに必要な時間を短縮する。さらに、該組み合わせは、湿潤強化レジンを分解しそして更なる化学的な処理を加えないでpHを予め設定した値に調節又は維持することが出来る単一の製品である。
Description
【発明の詳細な説明】
湿潤強力紙のリパルピング用過硫酸塩混合物
技術分野
本発明は、紙の再生処理に関する。特に、湿潤強力損紙のリパルピングに関す
る。
背景技術
損紙とは再生されるべき故紙又は規格外の紙である。一般に、単に故紙として
損紙を廃棄してしまうより、そうした損紙は所謂リパルピング処理によりリサイ
クルされる事が一層好ましい。このリパルピング処理に於いて、損紙を構成して
いるセルロース繊維は、損紙から製紙用に使用可能なよう十分に分離される。湿
潤強力損紙のリパルピングは困難である。と言うのは、そうした損紙は湿潤強化
レジン(ポリアミド−エピクロルヒドリンレジン)が製紙工程で加えられ、その
ような紙が湿潤条件下で剥離しないよう紙の強度を高められているからである。
湿潤強化レジンは、セルローズ繊維と共に結合して耐水コートを形成するが、こ
れがリパルピング処理の目的であるセルローズ繊維の分離を妨害する。ペーパー
タオル、ティッシュ、食品包装紙、及びその他の紙製品は、湿潤条件下で用いた
時の欠点を防ぐ為に通常湿潤強化レジンで処理されている。通常湿潤強化レジン
処理紙は、湿潤時にもその乾燥時強度の少なくとも15%を保つものであろう。
一般に湿潤強化レジン処理をしない紙では、湿潤時強度は乾燥時の僅か2−7%
を保に過ぎない。
酸化は湿潤強化レジンの分解を容易にし、セルロース繊維を解きほぐす。これ
まては次亜塩素酸塩、とりわけ次亜塩素酸ナトリウムは湿潤強力損紙をリパルピ
ングする工程で湿潤強化レジンを酸化して繊維の分離を容易にする為にペーパー
・ミルに使用されてきた。そのような用法に於いて次亜塩素酸は、注意深く保た
れた狭い範囲内のpHで、また約122゜F(50℃)から150.8゜F(6
6℃)の温度範囲内で湿潤強化レジンを酸化する。損紙を首尾よくリパルピング
した後、アンチ・クロール剤が加えられ残留塩素を中和する。
リパルピング用の次亜塩素酸の使用に関して環境問題が起きている。これらの
問題は、パルプに吸着される有機ハロゲン化物の形成、クロロホルムの発生、そ
して廃液中に有毒な塩化炭化水素が加わる問題に関することである。これらの理
由により、過硫酸塩のようなハロゲンを含まない化合物がリパルピング処理工程
で、湿潤強化レジンを酸化する為に使用されてきた。
発明の開示
過硫酸塩は、炭酸塩、重炭酸塩、又はセスキ炭酸塩と共に用いると、損紙から
のセルロース繊維の分離を容易にすることにより、湿潤損紙リパルピング能を増
大することが確かめられた。更に、我々は、貯蔵容器中で分離せず、又過硫酸塩
単独よりも取扱上の安全性が増強された過硫酸塩及び炭酸塩、重炭酸塩又はセス
キ炭酸塩の比較的均質な乾燥混合物が製造出来ることを発見した。更に我々は、
塩基に対する過硫酸塩の比率が、湿潤強化レジンを酸化するリパルピング処理の
間、pHを中性、酸性、塩基性に調節出来ることを発見した。混合した製品中の
塩基に対する過硫酸塩の比率の調整によるそのようなpH管理は、pH調整の為
に処理工程を追加する必要がなく、リパルピング用化学処理剤の単一包装ができ
る。
本明細書に用いられている用語「約」は特に付記しない限り範囲、用量、重量
%、又は他の数字表現を述べた場合の推断である。
用語「過硫酸塩」は、特に付記しない限り過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム
、及び過硫酸アンモニウムを含む全ての過硫酸塩を包含する。
用語「炭酸塩」、「セスキ炭酸塩」、及び「重炭酸塩」は、炭酸、セスキ炭酸
、又は重炭酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、及びアンモニウム塩を包
含する。
本明細書に使用されている用語「塩基」は、炭酸塩、セスキ炭酸塩、又は重炭
酸塩を意味する。
用語「乾燥」は、触れても湿気が感じられない組成物又は物質を示唆する。乾
燥組成物は水和物としての水を持っていてもよい。
全てのパーセントは、特に付記しない限り重量パーセントである。
用語「owf」は、用量に関する用語であって「繊維の乾燥重量に対して」の
意味である。組成物
本発明の組成物は、湿潤強力損紙のリパルピング用に設計されており、過硫酸
塩及び炭酸塩、重炭酸塩、又はセスキ炭酸塩のような塩基を包含する。塩基に対
する過硫酸塩の有効な比率が使用されるべきである。過硫酸塩:塩基の比率は、
10:90から90:10が有効である。この範囲外の比率である組成物も、p
H、酸化される材料と量、及び温度などの使用条件により有効である場合もある
。より好ましい過硫酸塩:塩基比率は60:40から90:10であり、最も好
ましい比率は70:30から80:20である。
過硫酸塩対塩基の比率は、特に付記しない限り過硫酸塩及び塩基のナトリウム
塩の重量に基づいている。
塩基として含まれている特定の化合物の例としては、炭酸ナトリウム、重炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、炭酸カルシウム、セスキ炭酸ナト
リウム、セスキ炭酸カリウムなどが含まれる。処理方法
本発明の組成物は損紙のリパルピングに用いられる。リパルピング処理工程は
広義には次のようである:水と損紙を容器に入れて振盪する。振盪操作は、当該
工業分野で広く使用されている様な混合/剪断機を用いて損紙を粉砕すると共に
リパルピング操作として損紙と水と化学薬剤を混合することよりなる。混合/剪
断機、又は混合機、及び剪断機を使用することは、リパルピングでは等価な操作
てある。過硫酸塩と塩基は、この振盪操作の前に、又はその間に加えることが出
来る。
異なった形式の添加方法を用いてもよい。過硫酸塩と塩基は、乾燥形態でその
場で混合され、乾燥混合物として供給しても良い。過硫酸塩と塩基は、乾燥粉末
、スラリー、溶液、又は本明細書に記載した情報に基づく実施方法によるもので
はないが、当該分野に於いては通常の技術であるその他の形態でリパルピングす
る混合物に同時に加えてもよい。別法として、塩基を最初に加え、続いて過硫酸
塩を加えてもよい。
リパルピングされた損紙は、別の操作を加えることなくスラリーとして直接製
紙工程に供してもよい。スラリーからセルロース繊維を分離し、該繊維を自動製
紙機に導入することによってリパルピングされた損紙から紙を製造することが出
来る。温度
過硫酸塩/塩基の組み合わせ混合物は、反応系の温度が122゜F(50℃)
以上の場合に最も有効である。122゜F(50℃)から167゜F(75℃)
の温度範囲は、リパルピングの間の酸化を活性化し、保持するのに一般に十分で
ある。より高い温度も用いることが出来るが、一般的には必要とはされない。時間
損紙を脱繊維化して満足なパルプを製造するのに十分な時間、得られた混合物
を振盪すると効率が向上する。時間は、過硫酸塩と塩基の濃度、酸化される材料
の量、pH、及び温度などの要因に応じて変化させてもよい。過硫酸塩/塩基組
成物を乾燥混合物として使用することは、過硫酸塩単独、又は塩基単独での使用
よりも有意に時間的に好都合である。それは20%以上、あるものは50%以上
、又あるものは100%以上の時間削減が経験された。時間は、本明細書に開示
さ
れている情報に基づいて当業者によって最適なものに変えることが出来る。pH
時間と同様pHも制御することが出来る。広範囲のpHが使用出来るが、リパ
ルピングの時間は反応系の最終pHに影響される。製造設備と相容れることが出
来る最終のpHが好ましい。リパルピング処理を最適化するpH範囲を選択する
ことが望ましい。しかしながらしばしばpH制御はまた、製紙の他の工程と相容
れることが出来る最終のpHにしたいと言う要求を反映している。例えば、満足
なパルプが製造される時は、処理水は典型的には、酸性、中性、又は塩基性のp
Hであるかも知れない他の源からの処理パルプと混合される。又はそうした他の
処理からの水が、損紙リパルピング処理用の仕上げ水として使用されるかも知れ
ないのである。
pH調整の為に各処理の移行時に化学薬剤添加を避ける為に測定が行われる。
これは本発明の組成物を使用することによって次のようにして達成される:
過硫酸塩と塩基の比率は中性pH効果を与えるように選択することが出来る。
即ち、リパルピング処理の間に過硫酸塩が消費されるに従い硫酸水素塩が生成す
る。中性pH効果は、リパルピングの間に酸の生成によるpHの低下を相殺する
為に、使用する塩基の量を調整することにより達成される。通常は、過硫酸塩か
ら生成する硫酸水素塩は全く考慮の必要のない酸である。しかしながら繊維又は
レジンの分解物から他の酸が多量生成する場合はそれらの酸を考慮する必要があ
る。別法としては、一つの工程のpH、例えば製紙処理のpHが湿潤強力損紙リ
パルピング処理のpHと異なる場合には、そのリパルピング処理の為に過硫酸塩
:塩基比率を変えることによってpHの調整をすることが出来、その後のpHの
調整の必要がない。この様にして酸性、中性、又は塩基性での製紙処理が、追加
のpH調整の必要がなく達成することが出来る。これらの調整は、次の指針に基
づいて、当業者によって実施されることが出来るものである。調整されなけれ
ばならないこの反応系の実際のpH及びアルカリ度、さらに又調整された過硫酸
塩/塩基混合物添加によって生成する酸及びアルカリ度に対して考慮がなされる
であろう。用量
組成物の効果的な用量がまた所望される。0.5%owf(owfは、乾燥し
た繊維又は損紙の乾燥重量を基本にしてを意味する)以上の用量が一般に有効で
ある。有効量は反応系の濃度に依存する。そして本明細書に開示されている情報
に基づいて当業者によって決定されることが出来る。好ましくは用量は1%から
15%owfである。より好ましくは2%から12%owfである。本明細書で
特定した用量よりもより高い、或いはより低い用量である場合も反応系のパラメ
ーターの変化によって有効である場合もある。
前述したパラメーターは湿潤強力損紙のリパルピングに有用である。これを成
就する標準的手順を以下に示す。湿潤強力損紙リパルピングの手順
湿潤強力損紙に使用されたレジンの分解を、湿潤強力損紙リパルピング用のT
APPI法T−205−om81により多少変更して次の様に実施し、測定した
。
70℃(156゜F)の水を1500mL、2リットルの耐熱性ガラスビーカ
ーに注いだ。pHを調整し、所望のリパルピングする組成物を加えた。得られた
スラリーを温度を65℃(149゜F)に維持するように調節した予熱した分解
容器に加えた。20gの1インチ平方にカットした損紙をこれに加えた。継続し
て試料を加えながら分解機を2800rpmで回転始動し混合した。5分毎に温
度を読み、10mLを採取した。それぞれの10mLを水道水で200mLに希
釈し、段階1から段階6(後述)で標準試料と比較した。サンプリングは段階6
の試料が得られるまで続けた。段階6の試料が得られない場合は60分後にサン
プリングを中止した。最終試料のpH、温度、及び残留酸化剤を測定し、記
録した。
上記のTAPPI記載のリパルピング法を実施している間にパルプの特性はレ
ジンでコーティングした紙の凝集塊(段階1)から分離したセルローズ繊維の比
較的均一な混合物(段階6)にまで変化した。これらの標準は以下に示す。段階1−段階6の標準試料
リパルピング段階は前記TAPPIリパルピング法に従って作成された既作成
標準品との直接比較によって決定された。これらの標準品は「段階」として特徴
付けられ、そして命名され、段階1から始まり段階6で終了する。これらの段階
は以下の様に定義づけられる:
段階1:主に多くの大きな繊維フレークを持つ損紙であることを特徴とする。
段階2:大きなフレークと小さなフレークを持つ損紙であることを特徴とする
。
段階3:主に多数の小さな繊維フレークを持つ損紙であることを特徴とする。
段階4:主に小さなフレークが殆どなく、多数の結合した繊維を持つ損紙であ
ることを特徴とする。
段階5:主に細かく分離した繊維と少数の結合した繊維を持つ損紙であること
を特徴とする。
段階6:細かく分離した繊維にリパルピングされた損紙であることを特徴とす
る。
以下の処理工程の概説によって上記に記述された段階を十分に理解できる。
初期の損紙は主に多数の大きな繊維フレークからなる刻まれた紙であり、段階
1として特徴づけられる。或いは初期損紙は、高剪断インペラーのような羽根刃
(ブレード)で剪断されて主に多数の大きなフレークからなる紙になっている故
紙のロールである。損紙がリパルピングされるに従い、通常一層小さくなって行
く。理想的にはリパルピングは完全に分離した繊維からなる段階6のパルプを生
成する。しかしながら実際には主に分離した繊維と共に少しの結合した繊維から
なる段階5の生成物が少数存在していてもよい。
リパルピング損紙から生成した損紙微細なものであり、繊維の分離がより完全
になる。一般に、繊維の分離が不完全であるほど完成した製品の凹凸の程度が大
きく、表面の不規則性が大きくなる。
以下の実施例は更に本発明を説明するものである。
実施例実施例 1
:1%調合損紙処理溶液のpH
本発明に従って製造された調合生成物の1%溶液のpHを測定し、表1に示し
た。
試験方法:調製生成物試料1gを99gの水に加えて測定した。5分間混合し
た後、反応系のpHを測定した。結果は以下の表1に要約されている。
表1は、本発明に従って75%過硫酸塩、及び25%塩基で調合された過硫酸
塩調合物を水溶液に加えると、そのpHが上昇することを示している。実施例 2
:湿潤強力損紙のリパルピング前、及び後のpHに対する調合過硫酸
ナトリウムの効果
リパルピング実験を水道水中で行った。これらの実験では上記TAPPI法に
従って用意したリパルピング混合物にリパルピング調合物を加えた。リパルピン
グ調合物は、75%過硫酸ナトリウム、及び表2に示すように25%セスキ炭酸
ナトリウム、又は炭酸ナトリウムのいずれかの乾燥混合物であった。
表2に示されている実験は75%過硫酸塩/25%塩基のリパルピング調合物
が使用した水道水に対して自己中和することを示している。通常は、過硫酸塩と
レジンが反応するとき、酸性の硫酸水素塩が形成する為にpHが低下することが
予想される。この自己中和現象は有用である。それはリパルピング混合物を比較
的アルカリ性に保ち、新しい紙製品の製造を容易にする。より高いpHは反応系
の元来のアルカリ度にセルロース繊維を膨潤させてリパルピング及び湿潤強化レ
ジンの酸化を容易にする。実施例 3
:調合された過硫酸ナトリウムのリパルピング効力対調合されていな
い過硫酸ナトリウムの効力
過硫酸塩、セスキ炭酸塩、炭酸塩、及びそれらの混合物の効力を上記TAPP
Iリパルピング法を用いて試験した。それぞれの事例に於いて新しいリパルピン
グ混合物の初期pHを測定した。調合した添加物をリパルピング混合物に加え、
段階6となるのに必要な時間、同様に段階6になった時のpHを測定した。結果
を表3に示す。
表3は、塩基と共に調合された過硫酸塩を使用した時にリパルピングに推奨さ
れるpH、及び最大リパルピング効力が発揮されたことを示している。更に、こ
の表のデータはセスキ炭酸塩と共に調合された過硫酸塩は、炭酸塩と共に調合さ
れた過硫酸塩よりもリパルピングに対して一層効果的であることを示しており、
30%の改善が達成された。実施例 4
過硫酸ナトリウムは非常に反応性の高い酸化剤てあり、過硫酸が酸化によって
発火したり燃焼し始めたりするので米国運輸局によって規制されている。実施例
に示したように、過硫酸ナトリウムは炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸ナトリウム
と共に用いると、レジン処理した損紙をリパルピングする場合に非常に効果的で
ある。これらの活性な物質が安全に共に包装することが出来るかどうかを試験す
る為に米国運輸局(DOT)連邦規則法典49巻、173章、175.171項
、“酸化剤、定義”に従って燃焼試験を実施した。その結果は表4に示されてい
る。
表4のデータは、炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸ナトリウムのいずれかと混合
された過硫酸ナトリウムは発火を強く抑え、又燃焼が起こった場合でも自己消火
する傾向にあることを示している。米国運輸局(DOT)連邦規則法典49巻、
173章、175.171項、“酸化剤、定義”に従った試験は、これらの試験
を行った混合物は規制外の物質として分類することが出来る。混合物として処方
されていない過硫酸ナトリウムは酸化剤として分類され、これらの試験によって
規制される物質である。実施例 5
表4のデータは、炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸ナトリウムのいずれかと混合
した過硫酸ナトリウムは、過硫酸ナトリウム単独よりもより安全であることを示
している。しかしこの安全ファクターは、もし過硫酸ナトリウムを混合物から分
離すると失われてしまうであろう。
過硫酸ナトリウム75%及びセスキ炭酸ナトリウム25%、又は炭酸ナトリウ
ム25%について凝離する傾向を評価する実験を行った。45勾配と9分離チャ
ンバーをもつ凝離ラダーを使用した。以下に示した過硫酸ナトリウム75%、及
び炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸ナトリウムのいずれかの25%の均一混合物を
凝離ラダーに均等に加えた。9つのチャンバーのそれぞれについて過硫酸ナトリ
ウムが分析された。
この実験で使用した過硫酸ナトリウムは、1.25g/cm3の嵩高密度であ
った。この実験で使用したセスキ炭酸塩は、451b/ft3の嵩高密度であっ
た。炭酸塩の嵩高密度は481b/ft3であった。実験の結果は表5に示され
ている。
上記の表5は、過硫酸塩と炭酸塩、及びセスキ炭酸塩の均一混合物の達成度を
直接示しており、又塩基が重炭酸塩である場合が安定であることを間接的に表し
ている。このような混合物は安定であり、分離傾向はない。この安定性は、塩基
粒と過硫酸塩粒との間の構造上の相違という点からは予想出来るものではなく、
これは比較的球状の粒子及び針状様粒子を含んだ混合物に起因したものである。実施例 6:酸性粉砕水溶液組成法
酸性粉砕水溶液を用いた湿潤強力損紙をリパルピングする為の潜在的な過硫酸
ナトリウムを評定する実験を行った。それぞれの組成は又中性−アルカリ性ペー
パー粉砕水溶液を擬態した溶液中で試験した。中性−アルカリ性ペーパー粉砕溶
液中の最良の結果は、SP/セスキ炭酸塩=75:25組成で達成された。この
リパルピングに加えて、この組成は一般的に初期のpHは9−10である。表6
にはこの結果が記されている。
実施例 7
二つの湿潤強力損紙試料をリパルピングした。この両者は75%過硫酸ナトリ
ウム/25%炭酸ナトリウム溶液で処理した。試料1はペーパータオルである試
料2よりもより湿潤性の低い強化レジンを含むティッシュペーパーであった。結
果を表7に示す。
このデータは、リパルピングの時間は損紙が過硫酸塩/塩基の組成の用量レベ
ルの場合と同じように損紙が処理される場合のレジンレベルの一つの機能である
ことを示している。用量レベルが高ければ高い程レパルピングに要する時間はよ
り短い。目に対する刺激
目に対する刺激の試験を行った。これらの試験は、過硫酸ナトリウムとセスキ
炭酸ナトリウムか又は重炭酸ナトリウムのいずれかと75/25w/wの比率で
混合組成物とした場合安全であるが炭酸ナトリウムを塩基として用いた場合は目
に刺激を与える結果となった。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G
B,HU,JP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG
,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,
RU,SD,SE,SK,UA,UZ,VN
(72)発明者 ティーケルマン, ロバート フーゴ
アメリカ合衆国ニュージャージー州
08610 トレントン アナベル アベニュ
ー 48
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.過硫酸塩、及びアルカリ、アルカリ土類、又は炭酸アンモニウム、重炭酸塩 又はセスキ炭酸塩よりなる群から選ばれた塩基の乾燥混合物によって特徴づけら れる、湿潤強化レジン系損紙をリパルピングする為の組成物。 2.過硫酸塩、及び塩基が、過硫酸塩と塩基の比が90:10から10:90の 範囲内である乾燥混合物であり、またこの混合物が発火した場合に燃焼すること に抵抗しまた自己消火することが出来るような性質を与えることが出来るに十分 な均一性をもつ混合物であることを特徴とする請求項1記載の組成物。 3.塩基がセスキ炭酸塩であり、そして過硫酸塩とセスキ炭酸塩が、過硫酸塩の セスキ炭酸塩に対する重量比が60:40から90:10で存在することを特徴 とする請求項1記載の組成物。 4.塩基が重炭酸塩であり、そして過硫酸塩と重炭酸塩が、過硫酸塩の重炭酸塩 に対する重量比が60:40から90:10で存在することを特徴とする請求項 1記載の組成物。 5.塩基が炭酸塩であり、そして過硫酸塩と炭酸塩が、過硫酸塩の炭酸塩に対す る重量比が60:40から90:10で存在することを特徴とする請求項1記載 の組成物。 6.リパルピングの方法であって: 湿潤強力レジン処理損紙と水と組み合わせ;前記の湿潤強力レジン処理損紙 の組み合わせを混合/剪断機にかけてスラリーとし;効果を現すに十分な量の請 求項1記載の組成物を該レジンを分解する為に該水性スラリーに加え;そして該 水性スラリーを該レジンが酸化されるに効果的な温度で、製紙の為に望ましいパ ルプ製品を製造するに十分な時間加熱することを特徴とする水性の、湿潤強力レ ジン処理損紙をリパルピングする方法。 7.過硫酸塩の塩基に対する比率が、過硫酸塩でレジンを酸化したときに生じる 酸性を塩基が相殺する為に選ばれた比率であり、これによりリパルピングによっ て実質的にpHの変化が起こらない、少なくとも0.5%owfの請求項1記載 の組成物を加えることを特徴とする請求項6記載の方法。 8.過硫酸塩の塩基に対する比率が、リパルピングに対して予め設定した最終p Hになるように選ばれた比率であり、少なくとも0.5%owfの請求項1記載 の組成物を加えることを特徴とする請求項6記載の方法。 9.リパルピングの方法であって: 湿潤強力レジン処理損紙と水を混合し;該湿潤強力レジン処理損紙の水溶液 を混合/剪断機にかけて水性スラリーとし;効果を現すに十分な量の請求項2記 載の組成物を該レジンを分解する為に該スラリーに加え;そして該水性スラリー を該レジンが酸化されるに効果的な温度で、製紙の為に望ましいパルプ製品を製 造するに十分な時間加熱することを特徴とする水性、湿潤強力レジン処理損紙を リパルピングする方法。 10.過硫酸塩の塩基に対する比率が、過硫酸塩でレジンを酸化したときに生じる 硫酸水素塩の酸性を塩基が相殺する為に選ばれた比率であり、これによりリパル ピングによって実質的にpHの変化が起こらない、少なくとも0.5%owfの 請求項2記載の組成物を加えることを特徴とする請求項9記載の方法。 11.過硫酸塩の塩基に対する比率が、リパルピングに対して予め設定した最終p Hになるように選ばれた比率であり、少なくとも0.5%owfの請求項2記載 の組成物を加えることを特徴とする請求項9記載の方法。 12.加えられる請求項2記載の組成物の量が0.5%から15%owfの範囲内 であり、そして少なくとも段階5のパルプを生成するに十分な時間混合すること を特徴とする請求項9記載の方法。 13.リパルピングの方法であって: 湿潤強力レジン処理損紙と水を組み合わせ;前記の湿潤強力レジン処理損紙 の組み合わせを混合/剪断機にかけてスラリーとし;損紙をリパルピングするに 効果的な量であり、そして水性の、湿潤強化レジン処理損紙のpHを予め設定し た値に調節するに効果的な、塩基に対する過硫酸塩の比率である過硫酸塩と塩基 の乾燥混合物よりなるただ一つの生成物を該水性スラリーに加え;該水性スラリ ーを該レジンが酸化されるに効果的な温度で加熱し;そして製紙の為に望ましい パルプ製品を製造するに十分な時間該混合物をかき混ぜることを特徴とする水性 の、湿潤強力レジン処理損紙をリパルピングする方法。 14.使用される生成物の量が0.5%から15%owfの範囲内であり、そして 少なくとも段階5のパルプを生成するに十分な時間攪拌混合することを特徴とす る請求項13記載の方法。 15.リパルピングする方法であって: 1)湿潤強力損紙を a)水; b)炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、及び重炭酸ナトリウ ムよりなる群より選ばれた塩基;そして c)過硫酸ナトリウム; と混合し; 2)該混合物を、過硫酸塩と湿潤強力損紙中の湿潤強化レジンとの反応を促 進する為に少なくとも122゜F(50℃)に加熱し; 3)湿潤強力損紙を剪断し;そして 4)製紙に望ましいパルプを生成する損紙のリパルピングの為に湿潤強化レ ジンを酸化するに十分な時間該混合物を機械的に攪拌混合する; ことを特徴とする湿潤強力損紙をリパルピングする方法。 16.過硫酸塩の塩基に対する比率が、過硫酸塩でレジンを酸化したときに生じる 硫酸水素塩の酸性を塩基が相殺する為に選ばれた比率であり、これによりリパ ルピングによって実質的にpHの変化が起こらない、少なくとも0.5%owf の請求項1記載の組成物を加えることを特徴とする請求項15記載の方法。 17.塩基に対する過硫酸塩の比率がさらなるpHの調節をすることなく製紙工程 にリパルピング生成物を導入することを可能にする為に選ばれたものであり、そ してその工程中、少なくとも0.5%owfの過硫酸塩に塩基が加わったものを 使用することを特徴とする請求項15記載の方法。 18.製紙に望ましいパルプが少なくとも段階5であることを特徴とする請求項1 5記載の方法。 19.製紙に望ましいパルプを製紙工程流に導入する段階を含むことをさらに特徴 とする請求項17記載の方法。
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