JPH08506737A - 安定な顆粒甘味料組成物 - Google Patents

安定な顆粒甘味料組成物

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JPH08506737A
JPH08506737A JP7517451A JP51745194A JPH08506737A JP H08506737 A JPH08506737 A JP H08506737A JP 7517451 A JP7517451 A JP 7517451A JP 51745194 A JP51745194 A JP 51745194A JP H08506737 A JPH08506737 A JP H08506737A
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ツァウ,ジョセフ
デサイ,ニティン
ジー. ブレイ,ロナルド
アカシェ,アーメッド
エイ. メイヤー.フレデリック
ジョンソン,フランクリン
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ザ ヌトラスウィート カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 乾燥食品および粉末飲料適用に特に有用である安定化カプセル化甘味料はすぐれた流動および分散特性を有する。安定化ジペプチド甘味料は水性サスペンジョンとして製造し、食品級ポリマー、ハイドロコロイドおよびガムを含む少量の水溶性流動剤と混合してサスペンジョンを形成する。次にサスペンジョンはマルトデキストリン、アラビアガム、澱粉およびその混合物を含む可溶化カプセル化剤と混合する。この混合物は乾燥顆粒粉末としてマルトデキストリンまたはガムがアスパルテーム/流動剤組成物を被覆し、カプセル化するように乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】 安定な顆粒甘味料組成物 関連出願情報 本出願は1993年12月7日提出のU.S.S.N.08/163,163 号の一部継続出願である。発明の背景 本発明は乾燥食品および粉末飲料適用に使用する安定化顆粒強力甘味料の製造 に関する。特に、本発明は食品および飲料産業で使用する安定性、自由流動性粒 子として処方する安定なジペプチドをベースとする甘味料組成物に関する。 アスパルテーム(APM)はNutraSweet Company,Dec rfield,Illinoisが製造し、NutraSweet Brand 甘味料として市販する周知のジペプチド甘味料である。さらに、アスパルテーム の外国製造者がいくつかある。本明細書で使用する「アスパルテーム」または「 APM」とはα−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、そ の塩Schlatterの米国特許第3,492,131号および第3,714 ,139号明細書に教示の金属錯体を意味する。APMの塩および金属錯体はT sanらの米国特許第4,448,716号および第4,439,460号明細 書、Bergらの第4,029,701号および第4,031,258号明細書 にも開示される。 アスパルテームの主な適用は食品および飲料産業における低カロリー甘味料と してである。アスパルテーム粉末は各種食品および飲料製造者にバルクで販売さ れ、彼らは甘味料を直接最終製品(食品および乾燥適用)に添加し、または甘味 料を再包装し、各種ボトラーに分配し、その後液体飲料組成物に混合しなければ ならない。バルクのアスパルテームは粉末および顆粒の双方で市販品として入手 できる。アスパルテーム粉末は本質的に低嵩密度および良好な溶解性を有する。 さらに、その低嵩密度および小粒度の性質そのものにより粉末は容易に空中に浮 遊し、しばしば粉塵および流動問題を有しうる。顆粒はより高い嵩密度を有し、 良好な流動性を有するが、常に即座に溶解するとは限らない。これらの性質は製 品の損失および計量問題、高価な包装要求および船積みおよび取扱い全般の不利 を生じうる。 本発明は船積みおよび貯蔵中アスパルテームの全般的安定性および流動性を改 良する。化合物のジペプチド性はそのぺプチド結合の加水分解により熱および他 の化学薬品により非常に分解されやすくなる。APMの長期貯蔵または高温地域 における貯蔵は、これらの條件が分子をジケトピペラジン誘導体に環化しがちで あるのでその甘味の多くを失なうことになる。さらに粉末自体は取扱いが困難で 、しばしばいくらかは「粉塵」として環境に失われるようになる。飲料産業では いくらかのバルクアスパルテーム粉末は製造中飲料溶液に溶解する前の取扱いお よび船積み中空中に粉塵として失われる。アスパルテームを年間トン量で取扱う 場合、これらは未チェックのままである場合かなりの損失となりうるものであり 、減少する場合主要なコスト低減を生ずるであろう。本発明はこの問題を排除す る。 最後に本発明の安定化APM組成物の別の利点は未加工アスパルテーム粉末と 比較して甘味料が溶液に溶解および分散することである。例えば飲料製造中、ア スパルテーム粉末をソフトドリンク液と混合する場合、液体の表面に浮遊し、混 合容器の側面に付着しがちである。非酸性化液では、粉末および顆粒の双方は粘 着性塊りになりがちで、容易に分散および溶解しない。今日の高工業技術の製造 設備は製造飲料の液体成分の正確な計量が必要であるので、このような塊化は全 く許容しえない。これは粉末を液体に混合するには追加の加工工程および製造コ ストになる攪拌要素の使用が必要となる。 フレーバ付与乾燥ミックス、例えばフレーバ付与茶、コーヒー、粉末ソフト飲 料では、バニラ、柑橘および他の同様のフレーバのようなフレーバはアスパルテ ームと相互反応して貯蔵中フレーバおよび甘味を失なう。アスパルテームは物理 的障壁により保護して接触、従ってフレーバとの相互作用を防止しなければなら ない。 乾燥アスパルテーム粉末の安定性および流動性は、アスパルテームを最初に水 に添加して懸濁させ、少量の安定化流動剤と合せて水性サスペンジョンを形成し 、 次に被覆剤水溶液と混合し、混合物は被覆剤がアスパルテーム/流動剤混合物を カプセル化するために次に乾燥する場合、非常に増強されることが意外なことに 分かった。好ましくはサスペンジョンは、アスパルテームが乾燥食品および粉末 飲料製品の他のフレーバおよび化学成分と反応するのを防止し、甘味料流動性お よび他の物理特性を増強する微細、顆粒カプセル化製品を形成するために噴霧乾 燥する。 オザワらの米国特許第4,722,844号明細書は化学的および物理的の双 方で安定であると明言するAPM水性サスペンジョンの製造を教示する。水には 、大部分の結晶物質と同様にAPM粒子は沈降する。これはAPMの比重が水の 比重よりかなり大きいからである。物理的に安定なAPMサスペンジョンを得る ために、この特許明細書は食用ガムおよび多糖類のような粘度または比重増加成 分の添加を教示する。明細書は異性化糖のような糖シラップおよびソルビトール シラップ中の物理的に安定な2〜5%APMサスペンジョンを開示する。オザワ らの特許明細書では高量、すなわち50%以上の糖、多糖類または食用ガム顔料 および低アスパルテーム顔料の水性ビヒクルを使用する。しかしこのような製品 は大部分の食品用途に使用することは許容されないであろう。 Glicksmanらの米国特許第4,007,288号明細書は食品および 飲料に使用する易溶性甘味組成物を開示する。この組成物は、アスパルテームを デキストリンまたは他の加水分解澱粉材料のような増量剤と一緒に先づ可溶化し 、次に溶液は甘味料と増量剤の複合粉末に真空乾燥する。 Colliopoulosらの米国特許第4,631,195号明細書はアスパ ルテームをポリグルコースまたはポリマルトースと共乾燥して調理およびベーキ ング用にアスパルテームを安定化する別の試みを開示する。Andersonら の米国特許第4,619,833号明細書は速溶性乾燥飲料ミックスを教示し、 この飲料はアスパルテームを食用酸、流動性コンディショナーおよびマルトデキ ストリンの分散体と乾燥混合する。 最後に、Glicksmanらの米国特許第4,001,456号明細書はア スパルテームを有機酸、加水分解澱粉材料および糖を含む増量剤水溶液に混合し 、次に溶液は噴霧乾燥して微細、顆粒化APM/増量剤粉末を形成する甘味組成 物 を教示する。しかし先行技術はいずれも取扱いおよび使用が容易で広範囲の乾燥 食品および飲料適用に有用な高流動性顆粒粉末である高APM含量の物理的に安 定なアスパルテーム組成物を教示しない。発明の要約 本発明は強力甘味料組成物およびその製造方法に関する。特に、本発明は水性 サスペンジョンとして製造し、サスペンジョンを形成するために食品級ポリマー 、ハイドロコロイドおよびガムを含む少量の水溶性流動剤と混合する安定化ジペ プチド甘味料を含む。次にサスペンジョンはマルトデキストリン、アラビアガム 、澱粉などを含む可溶化カプセル化剤と混合し、次に混合物はマルトデキストリ ンまたはガムがアスパルテーム/流動剤組成物を乾燥顆粒化粉末として被覆し、 カプセル化するように乾燥する。甘味料組成物はすぐれた流動および貯蔵安定性 を示し、特に乾燥食品および粉末飲料適用に有用である。発明の詳細な記載 本発明方法の出発点として働くアスパルテームサスペンジョンの製造に使用す る成分およびパラメータは特におよび十分に継続出願U.S.S.N.08/1 63,163号明細書に示す。これに記載のアスパルテーム液体サスペンジョン は、長期および反対の貯蔵條件下で物理的に安定であり、およびバルクアスパル テーム結晶粉末より取扱いが一層容易である、約10〜70重量%のAPM濃度 を有する比較的純粋な水性アスパルテームサスペンジョンである。高アスパルテ ーム濃度、すなわち、>20%の大部分のAPMサスペンジョンに関する問題は 、これらが高粘性、粘着性となり、大部分の食品および飲料適用に対し十分な流 動性がないことで、特にこれらが乾燥状態の顆粒甘味料を必要とする。そこに記 載のAPMサスペンジョンは粘性が少なく、自由流動性で、特に乾燥、粉末飲料 産業における使用に適する。 本開示の目的に対し、サスペンジョンとは非常に小さい粒子(固体、半固体ま たは液体)が異る液体またはガス媒体に各々均一に分散する系を意味する。粒子 が濾過膜を通過する十分な大きさである場合、系はコロイドである。粒子がこれ より大きい場合、これらは周囲の溶液より重いので沈降しがちである。しかしこ れらが溶液より軽い場合当然これらは凝集し、表面に上昇する。 本発明甘味料組成物の製造に対し出発点として働くサスペンジョンは最初に少 量の水溶性流動剤、例えば食品級ポリマー、ハイドロコロイドまたはガムをアス パルテーム水溶液に添加することにより製造する。適当な流動剤は限定されない が、カルボキシメチルセルロースナトリムス、アルギン、アラビアガム、カラギ ナン、キサンタンガム、グアガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HP MC)、メチルセルロース、ぺクチン、ロカストビーンガム、アルギン酸ナトリ ウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カラメルおよびその混合物を 含む。微量の乳化剤または湿潤剤、例えばポリソルベ一ト(ポリオキシエチレン 脂肪酸エステル)またはレシチンは添加してサスペンジョンの溶解および安定特 性を改良することもできる。 水溶性食品級ポリマー、ハイドロコロイド、ガムおよびその混合物はサスペン ジョン総重量の約0.001〜約0.5重量%の量でアスパルテーム水性サスぺ ンジョンに添加される。0.5%を超える量はサスペンジョンの粘度を継続減少 させるが、これは本発明の実施には重要ではなく、粘度はより少量の場合より効 果は低いが低下する。 サスペンジョンに安定化流動剤を混合する場合、サスペンジョン総重量の約1 0〜約70重量%のアスパルテーム量が得られる。好ましくは、アスパルテーム は全サスペンジョンの約20〜約55重量%、もっとも好ましくは約20〜約3 5重量%の量で添加される。 アスパルテーム粉末は単独で水に微溶性であるが、30%までのサスペンジョ ンは製造できる。しかし、この純粋アスパルテーム/水サスペンジョンは非常に 粘稠な泡沫またはペーストで、大部分の食品および飲料の加工操作で役立たない 。アスパルテーム水性サスペンジョンにポリマー、ハイドロコロイドまたはガム を添加することにより、意外なことにサスペンジョンの流動特性を一層流体状に 変え、溶解性および安定性が増強された擬似塑性流動挙動を示す。 伝統的に、ハイドロコロイドは流体の粘度増加に使用されてきた。しかし、こ の場合、ハイドロコロイドの添加により泡沫が流体に転換し、粘度は低下し、A PMサスペンジョンは流動性を増し、それにより一層取扱いやすくなる。顕微鏡 データからAPM結晶が泡沫の気泡を囲み、結晶は液体サスペンジョンに浮遊し 、または自由に移動することが分かる。どんな理論にも束縛されずに、この現象 はAPMがその構造に疎水基を有するジペプチドであることにより説明できる。 水に溶解する場合、水は組織化されるようになり、さらにAPM結晶の添加は安 定化アスパルテームにより泡沫を造る。カラギナンまたはカルボキシメチルセル ロースナトリウム(ナトリウムCMC)のような少量の親水性の強いポリマーを 添加すると水を遊離し、系に添加するAPM量を多くできる。 次にアスパルテーム/流動剤サスペンジョンはカプセル化剤水溶液と合せる。 適当なカプセル化剤はデキストリン、アラビアガムおよび澱粉のような炭水化物 である。特に、約5.0〜約25.0の低デキストロース当量(DE)値を有す るマルトデキストリンは好ましく、約10.0〜約15.0のDE値を有するマ ルトデキストリンはもっとも好ましい。本発明の実施に適する商品として入手し うるマルトデキストリンはマルトデキストリンのMaltrin(商標)シリー ズ(Grain Processing Corp.,Muscatine,I owa)を含む。 アラビアガムおよび任意数の食品級澱粉は適当なカプセル化官能価を供する。 天然澱粉は噴霧乾燥フレーバおよび甘味料に対しほとんど乳化性を示さないが、 澱粉は置換環状ジカルボン酸無水物によりエステル化して化工する場合非常に改 良される。商品として入手しうる化工澱粉はN−LokおよびCapsul、2 種の化エワキシーメイズ澱粉(National Starch,Bridge water,N.J.)およびAmylogum CLS,化工馬鈴薯澱粉を含 む。 加水分解澱粉もカプセル化剤として十分に機能する。適当な商品として入手し うる加水分解澱粉は2種の親油性化エワキシーコーン澱粉、Sta−Mist5 15およびMira−Cap(Staley Inc.,Decatur,Il l.)を含む。これらの剤の混合物も使用でき、ARSとして既知の商品として 入手しうる混合物(デキストリン、カラギナンおよびデキストロースの混合物) は利用できる。別のすぐれた混合物はデキストリンおよび加水分解澱粉の組 み合せであるNational 46(Grain Processing C orp.,Muscatine,Iowa)である。例えば、ガムと加水分解澱 粉との併用は、混合物が一層大きい乳化性を示すので多数の適用において加水分 解澱粉単独よりすぐれた製品を供する。要約すれば、どのカプセル化剤が選択さ れるとしても、カプセル化するフレーバまたは甘味料に一部よる。顆粒アスパル テーム甘味料の場合、マルトデキストリンがもっとも好ましい。 水性アスパルテーム/流動剤サスペンジョンは好ましくは50%アスパルテー ム濃度を含み、乾燥前にカプセル化剤溶液と完全に混合する。溶液に溶解し、ア スパルテーム/流動剤サスペンジョンと混合するカプセル化剤量も使用剤の型お よび完成カプセル化顆粒製品を使用する適用による。一般に、各カプセル化剤に 対し包装または表示に記載の規格はこの範囲の付加的案内を供するであろう。好 ましくは約3:7〜7:3のマルトデキストリン/APM重量比は使用でき、特 に2:3〜3:2比は最良結果を与える。しかし各1:99〜約5:95のマル トデキストリン/アスパルテーム比はアスパルテームを十分に安定化し、乾燥粉 末アイスティおよびソフトドリンク飲料組成物の混合技術で既知の甘味料組成物 の「球形化」または「ピリング」を防止する。アスパルテーム粉末を粉末コーヒ ー、茶などのような乾燥食品と「V」型混合機で温和に混合する場合、アスパル テームは凝離し、「ピル」または「球」を形成し、最終製品に十分に分配されな い。この現象は温和な混合操作で、さらに磨細が行なわれる場合のみ起こる。リ ボン混合機では、これは起こらない。APM液体サスペンジョンに約1.0〜5 .0%のマルトデキストリンを添加し、次に混合物を粉末に噴霧乾燥して温和な 混合操作でピルまたは球を形成しない流動性を有する製品を得る。さらに、各約 15:9:1比のアスパルテーム/マルトデキストリン/アラビアガム混合物か ら特にすぐれた流動性を示すカプセル化乾燥アスパルテーム粒子を得る。 カプセル化製品は皿乾燥、噴霧乾燥、球体粒子空気流乾燥などのような当業者 に既知の多数の乾燥方法論のうちの任意の1つにより製造できると想像される。 好ましくは、APMサスペンジョンおよび被覆溶液は一緒に混合し、Niro噴 霧乾燥機または回転噴霧装置を使用して噴霧乾燥する。 カプセル化剤を含むアスパルテーム流動剤サスペンジョンの噴霧乾燥前に、水 性サスペンジョンの粘度は1/100秒剪断速度で、Haake Viscom eter(Haake Buchler Instrument Inc.,S addlebrook,N.J.)を使用して約200〜1500mPa、好ま しくは200〜1000mPaの範囲であるべきである。完ぺきな噴霧乾燥結果 に対し、水性サスペンジョンおよびカプセル化剤は、固体が総混合物の約20〜 約60%を含む十分に混合された溶液に合せるべきである。この濃度範囲は噴霧 に対し最適粘度および有効なカプセル化を生ずる。混合物の温度も供給サスペン ジョンの粘度に直接効果を有するので重要である。好ましくは、供給溶液は約6 0〜約100゜F、理想的には約60〜80゜Fの温度に維持すべきである。 乾燥、安定、自由流動性アスパルテーム粒子は乾燥粉末として包装、販売され 、その後水に所定量を混合して水性飲料として製造する粉末飲料組成物に特に有 用である。粉末フレーバ付与コーヒー、茶、ココア、果実飲料および粉末ダイエ ット飲料処方はこの甘味料の使用により特に改良される。 次例は特に本発明の意図する数態様を記載し、示すために供する。これらは単 に例示目的のものであり、僅かな変化および変更は特に詳述せずに方法または使 用成分のパラメータに対し行なうことができると理解される。実質的に最終製品 を変更し、または影響を与えないような変更は次の請求範囲に列挙する本発明の 精神および範囲内にあると考えることは認められることである。例1 50%濃度のいくつかのアスパルテーム(APM)液体サスペンジョンはサス ペンジョン総重量の約0.2〜0.3重量%の量で次の食用ポリマー、ハイドロ コロイドおよびガムを含む本発明の安定化流動剤を使用して製造した。サスペン ジョンの流動カーブはMVIセンサーを使用し25℃でHaake Rotov iscometerモデルVT500により得た。54 1/S の粘度は下記する 。 ポリマー流動剤 粘度54(1/s) 剪断速度,25℃ カラギナン 32 アルギン酸ナトリウム 88 キサンタンガム 63 カルボキシメチルセルロースナトリウム 111 ロカストビーンガム 519 グアガム 193 ぺクチン 1512 アラビアガム 679 アルギン酸プロピレングリコールエステル 18 カラメルDS#400 166 ポリマー流動剤の組み合せも使用して下記の流体50%APM水サスペンジョ ンを製造することもできる。 ポリマー流動剤 粘度54(1/s) 剪断速度,25℃ 0.2%カラギナン+0.05%キサンタン 58 0.2%カラギナン+0.05%ロカストビーンガム 68 0.2%カラギナン+グアガム 43 0.2%カラギナン+0.05%カルボキシメチル セルロースナトリウム 64 上記サスペンジョンの試料(50ml)を試験管に入れ、50gで15分卓上遠 心分離機で回転した。この後、すべてのサスペンジョンは管内に2.0%未満の 沈澱を示した。例2 本発明の2種の安定、顆粒甘味料組成物を次のように製造した:試料A 4000g、液体APMサスペンジョン(50%濃度) 0.3%カルボキシメチルセルロース(流動剤として)試料B 6000g、液体APMサスペンジョン(50%濃度) 3.0%カルボキシメチルセルロース(流動剤として) 2個の別々の容器に、約15のDE値を有する2000および3000gのマ ルトデキストリン(Maltrin(商標)100)を各2000および300 0gの蒸留水に混合した。溶液は約38℃に加温し、マルトデキストリンが完全 に溶解するまで攪拌した。次に試料Aは2000gのマルトデキストリン溶液に 添加し、試料Bは3000gの溶液に添加し、双方共均一溶液を得るまで攪拌し た。次に混合物は回転噴霧器を設備したNiro噴霧乾燥機で乾燥した。入口温 度は約150〜約200℃で、出口温度は約90〜約110℃である。回転噴霧 器輪は約2000〜5000r.p.m.である。混合物は微小滴に噴霧し、乾 燥機で空気乾燥し、形成粉末はAPMがマルトデキストリンによりカプセル化さ れた球形粒子から成る。粉末は自由流動性で、水に容易に溶解する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,FI,JP,K R,NO (72)発明者 ブレイ,ロナルド ジー. アメリカ合衆国 60089 イリノイ州バッ ファロー グロウブ,ウィトニー レーン 1303 (72)発明者 アカシェ,アーメッド アメリカ合衆国 60056 イリノイ州マン デレイン,テンプルトン 1668 (72)発明者 メイヤー.フレデリック エイ. アメリカ合衆国 60004 イリノイ州アー リントン,ノース パットン 913 (72)発明者 ジョンソン,フランクリン アメリカ合衆国 60047 イリノイ州レイ ク チューリッヒ,ゴルフビュー 101

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 約3:7〜約7:3の被覆剤:核重量比でマルトデキストリン、澱粉、 アラビアガムおよびその混合物から成る群から選択した水溶性被覆剤によりカプ セル化した、核のジペプチド甘味料および約0.001〜約0.6%の量のカル ボキシメチルセルロースナトリウム、デキストラン、アルギン、アラビアガム、 カラギナン、キサンタンガム、グアガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース 、メチルセルロース、ぺクチン、ロカストビーンガム、アルギン酸ナトリウム、 アルギン酸プロピレングリコールエステル、カラメルおよびその混合物から成る 群から選択した安定化流動剤を含むことを特徴とする、貯蔵安定性顆粒甘味組成 物。 2. ジペプチド甘味料はα−L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチ ルエステル(アスパルテーム)である、請求項1記載の甘味組成物。 3. 核はジペプチド甘味料および安定化流動剤の乾燥水性サスペンジョンを 含む、請求項2記載の甘味組成物。 4. 澱粉は化工澱粉、加水分解澱粉およびその混合物から成る群から選択す る、請求項3記載の甘味組成物。 5. 澱粉は加水分解または化工コーン澱粉、加水分解または化工馬鈴薯澱粉 およびその混合物から成る群から選択する、請求項4記載の甘味組成物。 6. アスパルテームはサスペンジョン総重量の約20〜約55重量%の量で 含む、請求項5記載の貯蔵安定性甘味料組成物。 7. アスパルテームはサスペンジョン総重量の約20〜約35重量%の量で 含む、請求項6記載の貯蔵安定性甘味料組成物。 8. 流動剤はそれぞれ約2:3〜約3:2の重量比でアスパルテームと一緒 に噴霧乾燥する、請求項7記載の甘味料組成物。 9. さらに乳化剤を含む、請求項8記載の貯蔵安定性甘味料組成物。 10. 乳化剤はポリソルベート、レシチンおよびその混合物から成る群から選 択する、請求項9記載の貯蔵安定性甘味料組成物。 11. 貯蔵安定性、顆粒甘味組成物の製造方法において、 a)強カジペプチド甘味料およびカルボキシメチルセルロースナトリウム、 デキストラン、アルギン、アラビアガム、カラギナン、キサンタンガム、グアガ ム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ぺクチン、ロカ ストビーンガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエス テル、カラメルおよびその混合物から成る群から選択した安定化流動剤を約0. 001〜約0.6%の量で水溶液に懸濁してサスペンジョンを形成し、 b)サスペンジョンをマルトデキストリン、澱粉、アラビアガムおよびその 混合物から成る群から選択した水溶性カプセル化剤水溶液と混合し、次いで c)混合物を乾燥して自由流動性カプセル化甘味料粒子を形成する、 ことを特徴とする、上記貯蔵安定性、顆粒甘味組成物の製造方法。 12. ジペプチド甘味料はα−L−アスパルチル-L−フェニルアラニンメチ ルエステル(アスパルテーム)である、請求項11記載の方法。 13. 澱粉は加水分解または化エコーン澱粉、加水分解または化工馬鈴薯澱粉 およびその混合物から成る群から選択する、請求項12記載の方法。 14. 混合物は噴霧乾燥、皿乾燥、熱風球体化および静置加熱により乾燥する 、請求項13記載の方法。 15. 乾燥前の混合物の粘度は約200〜約1000m.p.a.である、請 求項14記載の方法。 16. 混合物は噴霧乾燥する、請求項15記載の方法。 17. 安定化ポリマー流動剤はサスペンジョン総重量の約0.1〜約0.3重 量%の量で含む、請求項16記載の方法。 18. 被覆剤はそれぞれ約3:7〜7:3の重量比でサスペンジョンと一緒に 噴霧乾燥する、請求項17記載の方法。 19. 被覆剤はそれぞれ約2:3〜3:2の重量比でアスパルテームと一緒に 噴霧乾燥する、請求項18記載の方法。 20. さらに乳化剤を含む、請求項19記載の方法。 21. 乳化剤はポリソルベート、レシチンおよびこの混合物から成る群から選 択する、請求項20記載の方法。 22. 約3:7〜約7:3の被覆剤:核重量比でマルトデキストリン、デンプ ン、アラビアガムおよびその混合物から成る群から選択した水溶性被覆剤により カプセル化した、核のアスパルテームおよびカルボキシメチルセルロースナトリ ウム、デキストラン、アルギン、アラビアガム、カラギナン、キサンタンガム、 グアガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ぺクチン 、ロカストビーンガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコー ルエステル、カラメルおよびその混合物から成る群から選択した約0.001〜 約0.6%の量の食品級流動剤を含むことを特徴とする、顆粒甘味料組成物。 23. 澱粉は化工澱粉、加水分解澱粉およびその混合物から成る群から選択す る、請求項22記載の甘味料組成物。 24. 乾燥粉末飲料ミックスに有用である、請求項23記載のカプセル化顆粒 甘味組成物。 25. 飲料ミックスは粉末フレーバ付与コーヒー、茶、ココア、果実飲料、ダ イエット飲料処方などから成る群から選択する、請求項24記載のカプセル化顆 粒甘味組成物。 26. 乾燥食品適用に有用である、請求項25記載のカプセル化顆粒甘味組成 物。
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