JPH08506682A - ビデオカセットレコーダの予約録画方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 録画チャンネル、録画テープ速度、録画開始時間及び録画終了時間の一連の予約情報を初期化し、その初期化済みの予約情報を更新するビデオカセットレコーダの予約録画装置に関するもので、該録画終了時間は、予め定められた録画時間を初期化済みの録画開始時間に加算することによって初期化される。この初期化済みの録画開始時間は望む放送プログラムの実際の放送開始時間に合わせて更新でき、同時に、その初期化済みの録画終了時間は予め定められた録画時間を更新された録画開始時間に加算することによって自動的に更新される。更に、本予約録画装置は、給電停止時に時間情報とメモリに格納された予約情報とを保持するための再充電可能バッテリーを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオカセットレコーダの予約録画方法及び装置産業上の利用分野 本発明は、停電などの発生時に、格納された予約情報を保存させる再充電可能 バッテリーを有し、かつ予約録画を効率的かつ、より簡単に実行できるビデオカ セットレコーダ（以下、ＶＣＲ）に関する。背景技術 ＶＣＲは、タイマーの制御によって、録画すべき放送プログラムを指定した時 間から所定の時間継続して録画する機能を有している。望む放送プログラムを録 画するために、多様な放送プログラム情報を次のような一連の動作、即ち、望む 放送プログラムを録画しようとする時間を指定する時間データを月、日、年の順 に入力して、録画開始時間と終了時間とをセットし、「ＳＰ」、「ＬＰ」及び「 ＥＰ」のテープ速度の何れか１つを選択して、望む放送プログラムを受信するチ ャンネルを選択した後、ＶＣＲまたはリモコン上の「録画キー」を押す動作を通 じてＶＣＲに予め予約しておくのである。 上述した動作のうちの何れか１つでも誤って実行されれば、望む放送プログラ ムは正しく録画できないので、このような一連の複雑な動作で行われる従来の予 約録画方法は使用者にとって不便である点が問題であった。 従って、予約録画を簡素化し、かつ正確に実行するため に、本技術分野で様々な方法が提案されており、その１つは１９８９年１２月１ ６日付で出願されたＰＣＴ／ＵＳ８９／０５８０６号に記載の方法で、Ｇコード と称する７つの符号化された情報によって予約作業を簡単にしている。この予約 方法は、ＴＶプログラム案内書に記載されたＧコードを捜して、このＧコードを ＣＤＴＬ（チャンネル（channel）、日付（date）、時間（time）及びプログラ ム放送時間（length））データの代わりに入力させることによって予約するもの である。Ｇコードが入力されれば、このＧコードは、ＶＣＲ内のＧコードデコー ダによってＣＤＴＬに変換される。 このようなＧコード方式はプログラム予約手続きを簡略化させるが、全体に印 刷媒体の情報を利用せさるを得ず、かつその情報の正確さ依存しなければならな いので柔軟性に欠ける。更に、プログラム時間を変更する場合にはＧコードは使 用できないことになる。 一方、ＶＣＲのような家電機器には、不意の停電または使用者が誤って電源プ ラグを脱去する場合のような給電停止の事態が起こり得る。このような事態に備 えて予約録画機能を有するＶＣＲには、タイマーの機能と共に、停電時に消去さ れるおそれのあるメモリに格納された情報を保持させる手段、例えば、キャパシ タ（capacitor）などを有するものが多い。しかし、キャパシタによる情報の保 持時間は１，２時間程度の短時間に過ぎないので、それより長時 間の給電停止によって格納された情報が失われることがある。発明の開示 本発明の目的は、給電停止の際にＶＣＲ内に格納された予約情報を保持させる バックアップ（back-up）バッテリーを有する改善されたＶＣＲを提供すること にある。 また、本発明の他の目的は、タイマーによるプログラム予約を簡単に実行でき るＶＣＲを提供することにある。 本発明によれば、再充電可能なバッテリーを有し、望む放送プログラムを簡単 に録画できるビデオカセットレコーダが提供される。特に、予約録画装置は、望 む放送プログラムを録画するために必要な録画チャンネル、録画テープ速度、録 画開始時間及び録画終了時間を表す一連の予約情報を、まず初期化する形で設定 する。つまり、前記録画チャンネルは放送プログラムが受信される現チャンネル に設定され、録画開始時間はタイマー上の現在時刻に設定され、また前記録画終 了時間は予め定められた録画時間を前記初期化済みの録画開始時間に加算するこ とによって設定されるのである。 前記初期化済みの録画開始時間は、望む放送プログラムの実際の開始時間に合 うように更新することができ、同時に、前記初期化済みの録画終了時間は、前記 予め定められた録画時間を前記更新された録画開始時間に加算することによって 自動更新される。更に、前記初期化済みの録画チ ャンネル、録画テープ速度及び録画終了時間も同様に更新される。また、前記バ ックアップバッテリーによって、給電停止時に時間情報とメモリに格納された前 記予約情報とを維持させることができる。図面の簡単な説明 本発明の目的、他の目的及び特徴は、以下の添付図面を参照しつつ好的な実施 例に於いて詳細に説明される。 第１図は、本発明によってプログラム予約録画を実行するＶＣＲの概略的なブ ロック図である。 第２図は、第１図に示されたシステム制御器への動作制御信号を発生するリモ コンの平面図である。 第３図、第４図、第５図及び第６図は、第１図に示されたシステム制御器の動 作を図解したフローチャートである。 第７Ａ図、第７Ｂ図及び第７Ｃ図は、録画予約中にテレビモニターに発生する ディスプレーパターンを示す図である。実施例 以下、本発明のビデオカセットレコーダの予約録画方法及びその装置について 、図面を参照しながらより詳しく説明する。 第１図は、本発明によってプログラム予約録画を実行するのに必要なＶＣＲの 基本構成を示す。この基本構成は、システム制御器１０、タイマー１５、チュー ナ２０、録画／再生回路２５、ＯＳＤ（on screen display）発生器３５、 キーマトリックス５５及び受信機６０を含む。 システム制御器１０はマイクロコンピュータによって実現でき、マイクロプロ セッサ１１、本発明を実現するプログラムが格納されたリード・オンリ・メモリ （ＲＯＭ）１２、マイクロプロセッサ１１の動作中に変更または更新され得るデ ータ及び予約情報を格納するランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）１３及び入 ／出力装置（図示せず）を含む。 タイマー１５は、通常ＶＣＲ内に取り付けて時間及び日付のデータを与えるリ アルタイムクロックを有する。チューナ２０は、通常の、ＴＶ放送プログラムを 受信するために必要な回路を有する。チューナ２０によって受信される放送プロ グラムは、システム制御器１０の制御によって予約することができる。 システム制御器１０に連結された録画／再生装置２５は、ＶＣＲの各種機械的 機能を実行する機構である。この機械的機能は、ビデオテープのローディング及 びアンローディング（loading and unloading）、ビデオテープ上にビデオ信号 の録画、ビデオテープに録画された信号の再生が含まれる。 ＯＳＤ発生器３５は、ディスプレーアルゴリズムによって、使用者にリモコン ５０またはキーマトリックス５５上の操作キーを通じて予約データを入力させる 際に、通常ＶＣＲに連結されるテレビモニター（図示せず）上に予約情 報をディスプレーするディスプレーパターンを発生する。 ＶＣＲに取り付けられたキーマトリックス５５は、以下詳細に説明されるリモ コン５０と同一の構成の複数のキーを有する。 テープの速度を制御するキャプスタンモーター（図示せず）を有するテープ速 度選択器６０はシステム制御器１０の制御によってＳＰ、ＬＰ及びＥＰのような テープ速度モードの１つを選択する機能を有する。 システム制御器１０に連結された受信器６０は、リモコン５０から伝送された 命令信号を受け取ってシステム制御器１０に入力する電気信号に変換する。 本発明によれば、ＶＣＲ内に於いて主電源（簡略のため第１図に於いては図示 省略）に連結され、停電などの電源中断を補償するのに使用される補助電源４０ は、ＶＣＲへの交流（ＡＣ）入力を整流する整流器４２、整流器４２に接続され た逆電流遮断ダイオードＤ１、再充電可能バッテリー４６及び再充電可能バッテ リー４６の過充電防止抵抗Ｒ１を含む。再充電バッテリー４６はニッケルカドミ ウム（ＮｉＣｄ）バッテリーより成り、交流入力が停電またはプラグ脱去により 中断された際、作動して時間データ及びＲＡＭ１３に格納された予約情報を維持 させる。 第２図に明示するように、リモコン５０は予約キー５２、チャンネル選択キー ５４、テープ速度選択キー５６、録画開始時間増分（＋）キー６２及び減分（− ）キー６４、録 画終了時間増分（＋）キー６６及び減分キー６８のような更新キーとともに複数 の数字キー７２及び動作選択キー７４を有する。 予約キー５２は、このキーが押された時、リモコンが録画開始及び終了を表す 信号を発信するものである。この録画開始信号に応じて、システム制御器１０は 録画チャンネル、テープ速度、録画開始時間、録画終了時間を含む予約情報を次 のように設定または初期化させる。録画チャンネルを現チューナによって受信さ れる放送プログラムのチャンネルに設定するとともに、テープ速度をＳＰ、ＬＰ 及びＥＰモード中の１つの予め定められたモードに設定して、かつ録画開始時間 をタイマー１５に指示される現在時刻に設定する。そして、録画終了時間を前記 初期化済みの録画開始時間に予め定められた録画時間を加算した時間として設定 する。 予約キー５２を押すことによって予約情報の初期化が実行されるが、一方で初 期録画開始時間及び初期録画終了時間を録画すべき放送プログラムの実際の放送 スケジュールに合わせて個別に調整する作業が必要となる。このために、初期録 画開始及び終了時間を、録画開始時間増分（＋）キー６２及び減分（−）キー６ ４と録画終了時間増分（＋）６６及び減分（−）キー６８を用いて各々更新また は調整する。開始時間増分（＋）キー６２、はこのキーが押される度に予め定め られた時間間隔Ｔ２ずつ段階的に増加する ことによって、初期録画開始時間を定められた現在時刻から遅延させるのに用い られ、開始時間減分（−）キー６４はこのキーが押される度に予め定められた時 間間隔Ｔ２ずつ段階的に減少することによって遅延された録画開始時間を反対に 減らすのに用いられる。即ち、開始時間減分キー６４は、開始時間増分キー６２ によって誤まって遅延され過ぎた開始時間を校正または逆方向に調整するのに用 いられる。予め定められた時間間隔Ｔ２及びＴ３は速やかな調整のため数分、例 えば、３乃至５分が望ましい。この際、初期録画終了時間は、更新された録画開 始時間に予め定められた録画時間Ｔ１が加算された新たな終了時間に自動的に調 整または更新される。 同様に、録画終了時間増分（＋）キー６６及び減分（−）キー６８のような終 了時間調整キーは、初期録画終了時間を望む放送プログラムの実際の終了時間に 調整または更新するのに用いられる。 また、本発明によれば、初期録画チャンネル及び初期テープ速度をチャンネル 選択キー５４及びテープ速度選択キー５６によって従来の方式で各々更新させる こともできる。 初期録画開始時間、録画終了時間、チャンネル及びテープ速度を更新した後、 予約キー５２をもう１度押すことによって録画予約手続きを完了する。 上述した簡便化された録画予約手続きを第３図乃至第６図を参照しながらより 詳細に説明する。 第３図に示されたように、本発明の簡便な録画方法は、予約キー５２を押すこ とによって開始される（ステップＳ１）。ステップＳ２に於いては、システム制 御器１０は録画チャンネル、テープ速度及び録画開始時間を含む予約情報を初期 化する。初期録画チャンネルは、チューナ２０を通じて放送プログラムが受信さ れている現チャンネルに設定され、初期テープ速度は予め定められた１つのテー プ速度、例えば、ＬＰモードに設定され、初期録画開始時間はタイマー１５から 読み取られる現在時刻に設定される。 次に、ステップＳ３に進み、システム制御器１０は予め定められた録画時間Ｔ １を初期録画時間に加算することによって初期録画終了時間を設定する。この予 め定められた録画時間Ｔ１は、プログラムの長さに対応する時間、例えば、２時 間が望ましい。 上述したように、本発明の予約情報の初期化は、予約キー５２を押すことによ って自動的に行われる。このような手続きによって、他の形態のＶＣＲシステム で行われる四つの以上の予約情報を入力する手間が掛からずに済む。 未来に放送される録画すべきプログラムを、現在時刻を初期録画開始時間に設 定して録画することはできないので、初期予約情報を次のような手続きによって 更新する。ステップＳ４に於いて、開始時間増分（＋）キー６２が押されたかが 判別される。押された場合に次のステップＳ５へ進む。ステップＳ５に於いては 、開始時間増分（＋）キー６ ２を録画すべき放送プログラムの開始時間に到達するまで押し続けることによっ て初期開始時間をステップ的に予め定められた時間間隔Ｔ２だけ進める。 このように進められた録画開始時間が録画すべきプログラムの放送時間を過ぎ た場合は、録画開始時間に合わせるために逆に調整する必要がある。 ステップＳ５に於いて開始時間を調整した後、プロセスはステップＳ３へリタ ーンして、更新された終了時間が予め定められた録画時間Ｔ１に更新された開始 時間を加算することによって決定される。 ステップＳ４に於いて、開始時間増分（＋）キー６２が押されなかったと判別 されると、プロセスはステップＳ６へ進む。このステップＳ６に於いて、システ ム制御器１０は予約キー５２が押されたか否かを判別する。押された場合はステ ップＳ７へ進み、そうでなければ、タップＡを通じてステップＳ８へ進む。 ステップＳ７に於いて、予約キー５２の作動１２より発信されたプログラミン グ完了信号に応じて、システム制御器１０はＲＡＭ１３内に更新された開始時間 、更新された終了時間、チャンネル及びテープ速度を備えるプログラミング情報 を格納する。このようにして、本発明による予約録画手続きは、ただ予約キー５ ２、録画開始増分（＋）キー６２及び再び予約キー５２を、この順番に押すこと によって、即ち、この３つのステップ動作によって効率的に実 施される。 上述したように、開始時間は開始時間増分（＋）キー６２の動作によって更新 される。しかしながら、更新された開始時間が望む放送プログラムの録画時間を 過ぎてしまった場合、この開始時間を再び調整する必要がある。 第４図に於いて、進め過ぎてしまった録画開始時間を戻す手続きを例示するフ ローチャートを示す。 ステップＳ８に於いては、システム制御器１０は、開始時間減分（−）キー６ ４が押されたか否か判別される。このキー６４が押されなければ、タップＣを通 じて第５図のステップＳ１２へ進む。しかし、このキー６４が押されれば、ステ ップＳ９へ進み、このステップに於いては、キー６４が押される度、前記録画開 始時間を予め定められた時間間隔Ｔ３だけ減少させることによって時間を戻す。 しかし、ステップＳ１０に於いては、ステップＳ９で戻された録画開始時間が タイマー１５の現在時刻より早ければ、予約録画は成り立たない。従って、戻さ れた録画開始時間はタイマー１５から読み取られた現在時刻に、またはそれより 後に定められるべきである。 従って、ステップＳ１０に於いては、戻された録画開始時間が現在時刻より早 いか否かが判別される。早くないと判別されれば、タップＢを通じて第３図のス テップＳ３へ復帰する。また、早いと判別されれば、ステップ１１へ進み、この ステップにおけるシステム制御器１０はタイマー １５上の現在時刻を録画開始時間に定められた後、タップＢを通じて第３図のス テップＳ３へ復帰する。 必要に応じて、ステップＳ１１に於いて、録画開始時間をステップＳ５で更新 された録画開始時間に定められるようにしてもよい。 一方、ステップＳ３で述べたように、録画開始時間と録画終了時間との間には 常にＴ１との予め定められた録画時間が存在する。そして、予め定められた録画 時間Ｔ１が望む放送プログラムの放送時間と同一であれば、何の問題もない。し かし、予め定められた録画時間Ｔ１が録画すべき放送プログラムの放送時間と異 なる場合は、終了時間増分（＋）キー６６及び減分（−）キー６８を用いて初期 録画終了時間を録画すべき放送プログラムの実際終了時間に合わせて調整する。 初期録画終了時間の調整に関するフローチャートは第５図に示される。 第５図のステップＳ１２に於いて、システム制御器１０は、終了時間増分（＋ ）キー６６または減分（−）キー６８が押されたかを判別する。終了時間増分（ ＋）キー６６または減分（−）キー６８が押されれば、ステップＳ１３へ進み、 そうでなければ、タップＤを通じて第６図のステップＳ１４へ進む。ステップＳ １３に於いて、終了時間増分（＋）キー６６または減分（−）キー６８が押され ることによって録画終了時間は予め定められた時間間隔Ｔ４だけ進められ若しく は戻される。本発明の好ましい実施態様 の１つによれば、録画開始時間を調整するのに用いられた予め定められる時間間 隔Ｔ２またはＴ３は、録画終了時間を調整するのに用いられる予め定められた時 間間隔Ｔ４よりも細かい間隔でプログラムすることが望ましい。 第６図には、初期チャンネルと初期テープ速度とを更新するフローチャートが 示されている。同図のステップＳ１４に於いて、チャンネル選択キー５４が押さ れたか否かが判別される。キー５４が押されれば、ステップＳ１５に於ける場合 のように、システム制御器１０は、チューナ２０に於いて選択される初期録画チ ャンネルを他の録画チャンネルに選択し直す。また、この代わりに数字キー７２ を用いて初期録画チャンネルを他の録画チャンネルに直接選択し直すこともでき る。 ステップＳ１４に於いて、キー５４が押されなかったと判別されれば、次のス テップＳ１６へ進み、テープ速度選択キー５６が押されたかを判別する。ステッ プＳ１６に於いて、キー５６が押されたと判別されれは、ステップＳ１７へ進み システム制御器１０の制御によってテープ速度選択器６０の初期テープ速度を他 のテープ速度に変更する。もし、キー５６が押されなかったと判別されれば、タ ップＥを通じて第３図のステップＳ６へリターンした後、予約キー５２がもう１ 度押されることによって予約録画の全ての手続きが終了する。同時に、新たに調 整または更新された全ての予約情報は、ＲＡＭ１３に格納されて、録画が始 まるまで待機状態に置かれる。 第７Ａ図、第７Ｂ図及び第７Ｃ図は、ＯＳＤ発生器３５によってテレビモニタ ー上にディスプレーされるディスプレーパターンを示す。 第３図のステップＳ１で予約キー５２が押された場合、第７Ａ図のように画面 に示される、予約録画（TIMER RESERVATION）、チャンネル（CHANEL）、録画速 度（TAPE SPEED）、日付（DATE）、開始時間（START TIME）、終了時間（END TI ME）に対応するＯＳＤ信号が、システム制御器１０によって、ＯＳＤ発信器３５ から発信される。 第７Ｂ図に於いては、第３図のステップＳ４でのように開始時間増分（＋）キ ー６２が押され、日付（DATE）、開始時間（START TIME）、終了時間（END TIME ）が変更された場合の、典型的なディスプレーパターンを示す。 第７Ｃ図に於いては、第５図及び第６図のステップＳ１２、Ｓ１４及びＳ１６ でのようにキー６６、５４及び５６が各々押され、終了時間、チャンネル及びテ ープ速度が第７Ｂ図にディスプレーされた情報から各々変更された場合のディス プレーパターンを示す。 上記に於いて、本発明の特定の実施例について説明したが、請求項に記載の本 発明の精神及び範囲を逸脱することなく当業者は種々の改変をなし得るであろう 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェオン、バイオング・フー 大韓民国ソウル140―140・ヨングサン― ク・セオギョ―ドング 99―17

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数の受信チャンネルを通じてテレビ放送プログラムを受信するチューナと 、時間情報を表すリアルタイムのクロックと、テープ速度を選択するテープ速度 選択器と、動作電源を供給する給電装置と、録画すべき放送プログラムを予約録 画する予約録画装置とを有するビデオカセットレコーダであって、 前記予約録画装置が、 予約録画開始と予約録画終了とを表す制御信号を発生する手段と、 前記予約録画開始信号に応じて、録画チャンネル、録画テープ速度、録画開始 時間及び録画終了時間を表す一連の予約情報を初期化させる手段であって、前記 録画終了時間は予め定められた録画時間を前記初期化済みの録画開始時間に加算 させることによって初期化されることを特徴とする、該手段と、 前記初期化済みの録画開始時間を録画すべき放送プログラムの実際の開始時間 に合わすべく調整する手段と、 録画すべき放送プログラムの放送時間が前記予め定められた録画時間と異なる 場合、前記初期化済みの録画終了時間を調整する手段と、 前記予約録画終了信号に応じて、前記初期化済みの予約情報を格納するととも に、予約録画のために前記ビデオカセットレコーダを待機状態に置く手段と、 前記給電装置に連結されて給電停止の事態時に前記リアルタイムのクロックと 前記予約録画装置とに給電する再充電可能バッテリーとを含むことを特徴とする ビデオカセットレコーダ。 ２．前記放送プログラム予約録画装置が、前記初期化済みの録画チャンネルを他 のチャンネルに変更する手段と、 前記初期化済みの録画テープ速度を他の録画テープ速度に変更する手段とを、 更に含むことを特徴とする請求項１に記載のビデオカセットレコーダ。 ３．複数の受信チャンネルを通じてテレビ放送プログラムを受信するチューナと 、時間情報を表すリアルタイムのクロックと、テープ速度を選択するテープ速度 選択器と、給電停止時に予約情報及び前記時間情報を保持させるのに用いられる 再充電可能バッテリーを有するビデオカセットレコーダに於ける放送プログラム 予約録画方法であって、 予約録画開始を表す制御信号を発生する過程と、 前記予約録画開始信号に応じて、録画チャンネル、録画テープ速度、録画開始 時間及び録画終了時間を表す一連の予約情報を初期化させる過程であって、前記 録画終了時間は予め定められた録画時間を前記初期化済みの録画開始時間に加算 することによって初期化されることを特徴とする、該過程と、 前記初期化済みの録画開始時間を録画すべき放送プログラムの実際の開始時間 に合わすべく調整する過程と、 録画すべき放送プログラムの放送時間が前記予め定められた録画時間と異なる 場合、前記初期化済みの録画終了時間を調整する過程と、 予約録画終了を表す信号を発生する過程と、 前記予約録画終了信号に応じて、前記初期化済みの予約情報を格納するととも に、予約録画のために前記ビデオカセットレコーダを待機状態に置く過程とを含 むことを特徴とする放送プログラム予約録画方法。 ４．前記放送プログラム予約録画方法が、前記初期化済みの録画チャンネルを他 の録画チャンネルに変更する過程を、更に含むことを特徴とする請求項３に記載 の放送プログラム予約録画方法。 ５．前記放送プログラム予約録画方法が、前記初期化済みの録画テープ速度を他 の録画テープ速度に変更する過程を、更に含むことを特徴とする請求項３に記載 の放送プログラム予約録画方法。