JPH08506473A - ディジタル通信システム及び斯種のシステムに使用する受信機 - Google Patents
ディジタル通信システム及び斯種のシステムに使用する受信機Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/32—Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
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-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L65/00—Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
ディジタル通信システム(1)におけるQPSK変調信号に対する位相回復法は既知である。斯様な位相回復法を回転不変の信号座標によって表わすことのできるマルチ−分解能QAM信号にまで広げることを提案する。このために、各受信記号(ri)で、高優先順位ビット(HPビット)座標に対する基準位相(φi)を求め、且つこの基準位相(φi)に対して、低優先順位ビット(LPビット)用のサブ座標(CLx)を構成し、このサブ座標(CLx)を回転不変とする。サブ座標(CLx)を信号座標の原点に移動させ、次いで、回転且つ移動させたサブ座標に対する前記回転且つ移動させた受信信号(bi′)の最小二乗ユークリッド距離(Ed)を求めることにより低優先順位ビット(LPビット)を求める。斯くして、2R(2,2)−QAM信号座標に対する簡単な検波方法が得られる。この方法は適応型とすることができ、又64−QAM信号座標の如きもっと複雑な信号座標用に巡回型とすることもできる。
Description
【発明の詳細な説明】
ディジタル通信システム及び斯種のシステムに使用する受信機
本発明は少なくとも1つの搬送波上で変調され、予定した回転角度にわたって
回転不変である信号座標にて記号ベクトルとして表わすことのできる記号を表わ
すディジタルメッセージを伝送するための送信機と、伝送チャネルと、このチャ
ネルを経て伝送される記号を受信し、前記チャネルのチャネル状態に対する推定
値を用いて、受信記号を受信メッセージに復調する復調器を含む受信機とを具え
ているディジタル通信システムに関するものである。斯種のシステムは、ディジ
タル信号をディジタルTV受信機に放送するディジタルテレビジョン放送システ
ムとするか、又は他の任意のディジタル通信システムとすることができる。
本発明は斯種のシステムに使用する受信機にも関するものである。
斯種のシステムは国際特許出願WO92/05646から既知である。斯種の
システムでは送信機によりOFDM(直交周波数分割多重)信号を伝送チャネル
を経て受信機へと伝送する。この多重搬送波システムの各搬送波上で、伝送すべ
き記号はQPSK(直角位相シフトキーイング)変調される。OFDM信号はQ
PSK記号流を逆離散フーリエ変換器に供給することにより得られる。QPSK
信号は搬送波上の記号を表わす2ビットの2進情報と見なすことができる。こう
した記号は所定の角度にわたって回転しても変化しない信号座標(constellatio
n)にて記号ベクトルとして表わすことができる。例えば、信号配列は2ビット
の2進メッセージ“00”,“01”,“11”及び“10”を表わす4つの座
標点で構成される。差分符号化の場合には、最初の記号状態から出発して、メッ
セージを2つの連続する記号間の位相差として符号化する。この場合、受信機で
は必ずしも正確な位相を知る必要はなく、最初に検波した記号から出発して、後
続する記号をそれらの相対位相から検波する。伝送される記号は雑音及びチャネ
ルひずみを受ける。従って、受信される記号は振幅及び位相シフト変調されたQ
PSK信号となる。複素平面内では、受信記号が4点信号座標の4つの点のまわ
りに散在し、さもなければ多数の記号が受信される場合に、これらの記号は複素
平
面にて受信記号ベクトルの末尾点の4つのクラウド(cloud)としてプロットす
ることができる。適当な復調をする前に、信号クラウドの中心に対して対称であ
る2つの概念的な垂直軸の位置を見つける必要がある。このために、従来の受信
機では、受信したOFDM信号の各副搬送波を別々に位相回復させる方法を採っ
ている。この方法では、復調する場合に、時間と共に変化するチャネル状態を推
定する。特に、チャネル移相を巡回的に推定し、即ち記号クラウドに対する概念
的な軸の位置を各受信記号で更新させる。最初に受信した信号に等しく設定され
る位相基準信号と、この位相基準信号の偏角に等しく設定される基準位相と、信
号ベクトルに対して45°及び135°の概念的な軸とから出発して、次に受信
される記号を、それが基準位相の両側における45゜の扇形内に入るように90
゜の倍数角度回転させる。即ち、記号を検波する場合には、最小二乗ユークリッ
ド距離を求める。90゜の回転回数から伝送2進メッセージを検波することがで
きる。位相基準信号は受信した回転ベクトル、従って基準位相で更新される。こ
の方法はたいていの実践的な場合に最大尤度を呈する。ディジタル通信システム
では、他の信号座標によって表わすことのできる記号も伝送される。例えば、デ
ィジタルビデオ放送の場合には、所謂2R(2,2)−QAM座標を用いること
ができる。このような座標は2分解能配図、即ち記号を表わす座標であり、これ
らの記号を符号化するための2ビットの第1群は信号座標の各象限における座標
点を表わし、又前記記号を符号化するための2ビットの第2群は、それぞれの象
限内の座標点を表わす。第1ビット群は所謂高優先順位ビットであり、第2ビッ
ト群は所謂低優先順位ビットである。ビデオ信号を表わす記号を斯様な2R(2
,2)−QAM信号座標を用いて伝送する場合、受信側では信号対雑音比に応じ
て、高優先順位ビットを検波するだけでビデオ信号を低分解能で検波することが
できると共に、低優先順位ビットも検波することによりビデオ信号を高分解能で
検波することができる。2R(2,2)−QAM座標は、各象限内の座標点のク
ラスターを90゜の倍数にわたり回転させる限り、回転的に不変である。こうし
た意味合いで、マルチ分解可能か、又は不可能な他の信号座標も64−QAM座
標のように回転的に不変である。このような信号座標については、1990年に
クルワー アカデミック出版社から出版されたイー・エー・リー(E.A.Lee
)外
1名によるハンドブック“Digital Communication”の第198〜206頁の第
6.5節における“Signal Set Design”に詳述されている。このハンドブック
には斯様な座標からの記号を伝送し、且つ受信する送信機及び受信機が記載され
ている。
本発明の目的は回転不変の信号座標によって表わすことができる受信記号を容
易に検波することができるディジタル通信システムを提供することにある。
このために、本発明によるディジタル通信システムは、前記信号座標が信号座
標点のクラスターに区画され、これらの座標点は、少なくとも一度予定した回転
角度にわたって回転させても一致し、前記クラスターが前記メッセージにおける
第1ビット群を表わし、前記クラスター内の座標点が前記メッセージにおける少
なくとも第2ビット群を表わし、且つ受信記号が前記チャネル状態に対する推定
値を包含している信号座標の1つの区画内に位置付けられるように、前記受信信
号を包含しているクラスターを前記予定した回転角度の整数倍にわたり回転させ
ると共にこの回転から前記第1ビット群を求めることにより前記第1ビット群を
復調し、回転させたクラスターを信号座標の原点に移動させると共にこの移動さ
せたクラスターから第2ビット群を求めることにより前記第2ビット群を復調し
、前記推定値を各受信記号で更新することを特徴とする。受信記号を含んでいる
クラスターを、チャネル状態の推定値を含んでいる区画に対して回転させ、且つ
チャネル状態の推定値を各受信記号で更新することにより、第1ビット群につい
ての情報が得られる。チャネル状態の推定値は、WO92/05646に開示さ
れている方法によるか、又は360゜/M回転不変座標(Mは2よりも大きい正
の整数)にとって本来既知のように、受信信号をM次の冪ループにあてはめるこ
とによって決定することができる。第2ビット群についての情報は、回転させた
クラスターを信号座標の原点に移動させることにより得られる。原点への移動後
にWO92/05646に開示されている方法を用いて、第2ビット群について
の情報を得ることができる。チャネル状態に対する推定値は、斯くして再生され
る記号の振幅及び位相情報を用いて微調整することができる。従って、極めて簡
単な検波機構が得られる。
本発明は、第2ビット群を検波する場合に、クラスターを信号座標の原点に移
動させても、チャネル状態に対する推定値における位相状態が維持されるという
識見に基いて成したものである。
本発明によるディジタル通信システムの好適例では、前記クラスター内の座標
点が、前記第2ビット群内の第3ビット群を表わし、前記第2ビット群がクラス
ター内の回転不変の他のクラスターに対するものを表わし、且つ前記第3ビット
群を前記第2ビット群に従って復調する。第3ビット群を信号座標の原点に2工
程で、即ち先ずは回転不変のクラスターを、次いでそのクラスター内の他のクラ
スターを移動させることによって、第1ビット群及び第2ビット群と同じように
簡単に記号を再生することができる。クラスター内の他のクラスターは、原点へ
の移動後も回転不変である。もっと複雑な信号形状に対しても同じような検波機
構を適用することができる。信号座標は2分解能以上とすることができる。信号
対雑音比に応じて、受信機は記号をどこまで検波するのかを決めることができる
。例えば、或る特定の分解能に対する受信機にて、あまりに高過ぎるBER(ビ
ット誤り率)が観測される場合には、受信機は記号を低い分解能で検波し得るだ
けである。
本発明によるディジタル通信システムの好適例では、位相基準信号を前記回転
させた受信信号から巡回的に求め、この位相基準信号を、受信した記号の個数で
割ることにより回転クラスターの中心を推定し、当面の回転させて受信した記号
と推定中心を有するクラスターの座標点とのベクトル減算により回転クラスター
を移動させるようにする。こうすることにより、移動ベクトルが各受信ベクトル
で更新されて、各受信記号で正確な移動が行われることになる。
本発明によるディジタル通信システムの他の好適例では、前記回転、且つ移動
させた受信記号と、回転且つ移動させたクラスターの座標点との間の最小二乗ユ
ークリッド距離を求めることにより前記回転且つ移動させたクラスターから第2
ビット群を求めるようにする。こうすることにより、第2ビット群を検波する簡
単な判定基準が得られる。(2,2)−QAM系、即ち16個の座標点を有する
信号座標に対する最小ユークリッド距離は、回転且つ移動させた記号が、求めた
基準位相と45°の角度を成す2つの概念的な軸線の扇形部分内に位置するかど
うかを求めることにより得られる。
本発明のさらに他の好適例では、前記求めた第2ビット群に対応するベクトル
を受信記号から差引くことにより前記位相基準信号を各受信記号で更新する。こ
れにより、チャネル状態に対する推定値は受信記号の位相と振幅情報との双方で
更新される。この優れた位相兼振幅再生で正確な基準位相が得られる。
他の本発明の好適例は従属請求項に記載してある通りである。第1ビット群を
非差分的に符号化してある場合には、受信した予めわかっている基準記号から最
初の復号値を取出す。第1ビット群を差分的に符号化してある場合には、最初に
受信した記号(これは必ずしも前もってはわからない)を基準記号とて用いて、
これに続く記号を検波する。
図面の簡単な説明
図1は本発明によるディジタル通信システムを示す図である。
図2は2R(2,2)−QAM信号座標を示す図である。
図3は本発明によるシステムにおける受信機での受信記号の検波の様子を示す
図である。
図4は本発明による復調器の一例を示す図である。
図面中、同一部分を示すものには同一参照番号を付して示してある。
図1は複素記号Siを表わすディジタルメッセージを伝送チャネル4を経て受
信機3に伝送する送信機を具えている本発明によるディジタル通信システムを示
す。ディジタルメッセージは2進メッセージとすることができるが、これは例え
ば3進及び4進ロジックのような他のロジックとすることもできる。記号Siは
搬送波上で変調される。この変調記号は直交変調2R(2,2)−QAM信号で
あり、即ち複素数値アルファベットからの記号は信号座標(signal constellati
on)にて記号ベクトルとして表わすことができる。2分解能検波を可能とする場
合には、信号座標における座標点(constellation point)を不均一に離間させ
る。信号座標の4つの象限の各象限内では、4つの信号座標点が互いに比較的接
近して離間されるが、斯くして形成される座標点のクラスターは互いに離れて離
間される。なお、信号座標については前記Lee外1名のハンドブックの第6.
5節に詳細に説明されている。ソースビット流Bkを変調するには、先ずこれを
コーダ5によって符号化し、本例では2ビットの第1群、即ち所謂HP(高優先
順位)
ビットを差分的に符号化し、且つ2ビットの第2群、即ち所謂LP(低優先順位
)ビットを非差分的に符号化する。図2から明らかなように、各象限内のHPビ
ットは“00”,“01”,“11”及び“10”であり、ビット“00”は第
1象限内にあり、LPビット“00”,“01”,“11”及び“10”は4象
限に関しては回転不変である。信号座標には座標点のクラスターの離間距離db
及びクラスターCL内の座標点間の離間距離dgを示してある。コーダ5は2つ
の記号列Re{Si}及びIm{Si}を各送信フィルタ6及び7に供給し、これら
のフィルタの出力はマルチプライヤ8及び9に供給され、これらのマルチプライ
ヤはフィルタ6及び7の各出力信号に直角位相搬送波 cos(ωct)及びsin(ωc
t)を逓倍し、ここにωcは搬送波周波数であり、tは時間である。斯種の送信機
2は従来周知である。これについては、例えば前記Lee外1名のハンドブック
の第167〜172頁を参照することができる。記号は前記特許出願WO92/
05646に記載されているように、所謂OFDM信号(直交周波数分割多重信
号)として多重搬送波上で変調することもできる。この場合には、搬送波上で変
調する前にコーダ5の出力をN点逆離散フーリエ変換し、ここにNは整数とする
。受信機側では本発明をOFDM信号の各副搬送に適用する。位相変調された搬
送波及び直角位相信号は加算器10にて合成されてから、伝送チャネル4を経て
受信機3へと伝送される。受信機3は伝送チャネル4によりひずまされた信号を
受信し、即ち受信信号は伝送信号の位相及び振幅変調されたものとなり、さらに
は雑音による妨害も受ける。この雑音はAWGN(付加的なホワイトガウス雑音
)であるものとする。受信機3では先ず、各受信フィルタ13及び14が後続す
る各マルチプライヤ11及び12で受信信号の搬送波を復調する。受信フィルタ
13及び14の出力端子には、複素搬送波復調信号riが実信号部Re{ri}及
び虚信号部Im{ri}の形態にて得られる。従って、信号riは信号座標にて信
号ベクトルとして表わすことができる。このような受信機フロントエンドは周知
であり、斯種の受信機については前記Lee外1名によるハンドブックの第18
4〜186頁に詳細に説明されている。各信号部Re{ri}及びIm{ri}は各
アナログ−ディジタル変換器15及び16によりサンプルされ、これらの変換器
のディジタル出力信号は信号処理装置18を具えている復調器17に供給される
。実
際の復調は信号処理装置18によって行われ、この信号処理装置は本発明を実行
すべくプログラムされており、これは本発明を実行するためのプログラム格納用
の不揮発性メモリ及びプログラム変数格納用の揮発性メモリを具えている。ディ
ジタル信号処理装置18の出力端子にはHPビットとLPビットとを含むビット
流が得られる。
図3は本発明によるシステム1における受信機3にて受信される記号riの、
ディジタル信号処理装置18による検波を示し、記号riは図2による2R(2
,2)−QAM信号座標にて表わすことができる伝送記号Siに源を発している
。HPビットを検波する場合には、チャネル状態をWO92/05646に開示
されているような方法を用いるか、或いは360゜/M回転不変座標にとって本
来既知のM次の冪ループ(power loop)で推定することができ、ここにMは2よ
りも大きな正の整数値とする。例えば4次の冪ループを適用する場合、π/2の
倍数である位相不確定分は先ず受信した記号の偏角に4を乗じ、次いでこの逓倍
した偏角からモジュロ2π位相を消去した後に、前記4を乗じた結果を4で割る
ことにより消去される。HPビットを検波する場合には、信号座標点のクラスタ
ーを単一座標点と見なす。この場合、2R(2,2)−QAM座標は4点信号座
標に相当するQPSK座標と見なされる。時間瞬時iには複素4ビットの符号化
記号ri、即ち2HPビット及び2LPビットが受信され、記号riはi番めに伝
送された記号Siに相当する。記号riの復調後には、繰返し求めた位相基準信号
fiの偏角である更新基準位相φi+1が求められる。最初の受信記号riで開始す
るに当り、これはHPビットが非差分的に符号化される場合には前もってわかっ
ている基準号であり、初期値はf1=r1であり、φ2=argr1であり、ここにarg
は偏角である。次いで、第2の受信記号r2、従ってその後の他の受信記号では
、受信記号riを包含するクラスターをki・π/2にわたり回転させる。kiは
HPビットについての情報を包含し、回転ベクトルkiがφiに対して45゜の扇
形内にあるようにする。所定の2R(2,2)−QAM配列におけるkiは集合
{0,1,2,3}の要素である。HPビットの差分符号化の場合には、これら
のHPビットを受信記号riとri-1との位相差Δψにより符号化し、例えば位相
差0がビット“00”に対応し、位相差π/2がビット“01”
に対応し、位相差πがビット“11”に対応し、位相差3π/2がビット“10
”に対応し、位相差Δψが{(2π−ki・π/2)−(2π−ki-1・π/2)
モジュロ2π}に対応するようにする。非差分符号化の場合には、前もってわか
っている基準記号、例えばr1によって信号座標における絶対復号化基準を決定
し、例えば基準記号“00”がK1=0に対応するようにして、他の3つの座標
点に関する復号化基準を決定する。斯くして例えばki=1に相当するπ/2だ
け回転させたクラスター及び回転受信記号biが2つのLPビットについての情
報を包含するようにする。本発明によれば、基準位相推定値φiに基づいて、次
の関係式を満足する中心点xcを有する4点クラスター又は座標CLxを作図する
。
x00= {(db+2dg)/√2}∠φ
(ここに∠は複素平面における角度である)
x01= {((db +(1+j)dg)/√2}∠φ,j=√−1
x10= {((db +(1-j)dg)/√2}∠φ,
x10= {db/√2}∠φ,及び
xc = {db/√2}∠φ
本発明によれば、クラスターCLx及び回転受信信号biをTRで示す複素平面
の原点0に移動させる。この移動TRはベクトル減算、即ちbi′=bi−xcを
求めることによって行われる。次いで、LPビットを復調するには、WO92/
05646に記載されているHPビット検波方法を、LPビットを包含している
回転且つ移動させたクラスターに適用し、即ちbi″=bi′∠ki′・π/2で
は、最もありがちな伝送記号xtがbiで最小二乗ユークリッド距離Edを有する
ようにki′を定める。ki′=0の場合にLPビット“00”が検波され、ki
′=1の場合にLPビット“10”が検波され、ki′=2の場合にLPビット
“11”が検波され、且つki′=3の場合にLPビット“01”が検波される
。クラスターbiが属する推定中心aiはxtを用いてai=bi+(xc−xt)と
して求められる。次いで、位相基準信号は循環関係fi=fi-1+aiで更新され
る。基準位相φiはφi+1=argfiとして更新される。QPSK信号だけ、又は仮
定したQPSK信号を復調する場合に用いられるようなbiに加
えてaiを用いることによりφi+1をもっと正確に推定することができる。
QAMシグナリグの場合には、受信信号riの平均振幅も推定される。この場
合、クラスターCLxの中心xcは位相基準信号fiからfi/iとして推定される
。fiの決定及びxcの推定には、f1=(1−α)・r1でi>1に対するfi=
α・fi-1+(1−α)・aiを交互に求めることによりφにおける僅かな時間変
量を組み込ませることができ、この場合のクラスターCLxの中心xcはfi/(
1−αi)として推定され、αは区間(0,1)内にある。α=0の場合には、
非コヒーレント受信が行われるが、αの値が1に近づく場合にはコヒーレントな
受信が行われる。斯様な適合化は、位相回復がマルチパスフェージング及び周波
数の不安定性又は受信機3での不正確な周波数調整の如きチャネル特性によって
妨げられる場合に必要である。この場合のφは時間で変化する関数であるも、φ
は記号Siの伝送期間中は一定であるものとする。パラメータαはφの適合化速
度を決定する。αが低下するにつれて適合化速度は増大するも、この場合にはB
ER(ビット誤り率)も増大する。
上述したような適合化は、計算中にfiレジスタでのオーバーフローをなくす
のにも有利である。位相基準信号fiは必ずしも巡回的に求める必要はなく、公
式fi=Σbj(Σは総和記号であり、この総和はj=i−n+1からj=iまで
行われ、j及びiは整数値である)に従って予め定めたbi又はaiのn個の多数
の値から求めることもできる。この場合にもφj=argfiであり、例えばn=1
0とする。以前の値はシフトレジスタ(図示せず)に格納され、最も古い値は常
に新しい値でシフトアウトされる。本発明はクラスターそのものが回転不変信号
座標を形成するような信号座標に対する複数のクラスター内の他のクラスターに
巡回的に適用することができる。本発明は各分解能に関して信号対雑音の差がは
っきりしているマルチ分解能信号座標に適用するのが好適であるが、本発明は単
一分解能システムにも使用することができる。例えば、ディジタルビデオ放送に
は2分解能信号座標を適用することができる。携帯受信機の場合には、HPビッ
トだけを検波することができ、固定受信機の場合には、LPビットも検波するこ
とができ、即ち、この場合には通常のビデオモード及びエンハンスドビデオモー
ドが得られる。
図4は信号処理装置18で実行される2R(2,2)−QAM信号座標に対す
る本発明による復調器17の一例を示す。計算ブロック40では、φiに対して
45°の扇形内にて求められる信号biと、kiとからHPビットを求める。ki
を求めるために、受信信号riをπ/2,π及び3π/2でそれぞれ回転させる
回転ブロック41,42及び43を設ける。計算ブロック44では、最も有りが
ちな伝送記号xtと一緒にLPビットを求める。LPビット及びxtに対する計算
ブロック44への入力は、所定の公式に従うx00x01,x10及びx11に対するそれ
ぞれの計算ブロック45,46,47及び48である。加算ブロック50にはxt
,bi及びxcを計算するための計算ブロック49の出力が供給され、この加算
ブロックでは変数aiを求める。fi、従ってφi+1を適合計算するために、逓倍
ブロック51及び52、加算ブロック53、fiの偏角を求めるためのブロック
54を設ける。xcを推定する場合には、fi/1を計算するための除算ブロック
を設け、又適合化の場合には、計算ブロック49の代りにfi/(1−αi)を計
算するブロックを設けるようにする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの搬送波上で変調され、予定した回転角度にわたって回転不 変である信号座標にて記号ベクトルとして表わすことのできる記号(Si)を表 わすディジタルメッセージを伝送するための送信機(2)と、伝送チャネル(4 )と、このチャネルを経て伝送される記号を受信し、前記チャネル(4)のチャ ネル状態に対する推定値を用いて、受信記号(r1)を受信メッセージ(HPビ ット,LPビット)に復調する復調器(17)を含む受信機(3)とを具えてい るディジタル通信システム(1)において、前記信号座標が信号座標点のクラス ター(CL)に区画され、これらの座標点は、少なくとも一度予定した回転角度 にわたって回転させても一致し、前記クラスターが前記メッセージにおける第1 ビット群(HPビット)を表わし、前記クラスター内の座標点が前記メッセージ における少なくとも第2ビット群(LPビット)を表わし、且つ受信記号(ri )が前記チャネル状態に対する推定値(φi)を包含している信号座標の1つの 区画内に位置付けられるように、前記受信信号(ri)を包含しているクラスタ ーを前記予定した回転角度の整数倍にわたり回転させると共にこの回転から前記 第1ビット群(HPビット)を求めることにより前記第1ビット群(HPビット )を復調し、回転させたクラスター(CLx)を信号座標の原点(0)に移動さ せると共にこの移動させたクラスターから第2ビット群(LPビット)を求める ことにより前記第2ビット群(LPビット)を復調し、前記推定値を各受信記号 (ri)で更新することを特徴とするディジタル通信システム。 2.前記クラスター内の座標点が、前記第2ビット群内の第3ビット群を表わし 、前記第2ビット群がクラスター内の回転不変の他のクラスターに対するものを 表わし、且つ前記第3ビット群を前記第2ビット群に従って復調することを特徴 とする請求の範囲1に記載のディジタル通信システム。 3.位相基準信号(fi)を前記回転させた受信信号(bi)から巡回的に求め、 この位相基準信号(fi)を、受信した記号(i)の個数で割ることにより回転 クラスターの中心(xc)を推定し、当面の回転させて受信した記号(bi)と推 定中心(xc)を有するクラスターの座標点とのベクトル減算により回転クラス ターを移動させる(TR)ことを特徴とする請求の範囲1又は2に記載のディジ タル通信システム。 4.前記回転、且つ移動させた受信記号と、回転且つ移動させたクラスターの座 標点との間の最小二乗ユークリッド距離(Ed)を求めることにより前記回転且 つ移動させたクラスターから第2ビット群(LPビット)を求めることを特徴と する請求の範囲3に記載のディジタル通信システム。 5.前記求めた第2ビット群に対応するベクトル(ai)を受信記号(ri)から 差引くことにより前記位相基準信号(fi)を各受信記号(ri)で更新すること を特徴とする請求の範囲4に記載のディジタル通信システム。 6.前記第2ビット群を求めた後に、前記位相基準信号(fi)の偏角から前記 信号座標に対する基準位相(φi+1)を求めることを特徴とする請求の範囲3, 4又は5に記載のディジタル通信システム。 7.前記信号座標をマルチ−分解能座標(2R(2,2)−QAM)とすること を特徴とする請求の範囲1〜6のいずれかに記載のディジタル通信システム。 8.前記第1ビット群(HPビット)を差分的に符号化することを特徴とする請 求の範囲1〜7のいずれかに記載のディジタル通信システム。 9.前記第1ビット群(HPビット)を非差分的に符号化し、且つ前記伝送記号 (Si)を受信機にて前もってわかっている少なくとも1つの基準記号で構成す ることを特徴とする請求の範囲1〜7のいずれかに記載のディジタル通信システ ム。 10.少なくとも1つの搬送波上で変調され、予定した回転角度にわたって回転不 変である信号座標にて記号ベクトルとして表わすことのできる記号(Si)を表 わすディジタルメッセージを受信するための受信機(3)であって、前記記号を 伝送するチャネルのチャネル状態に対する推定値を用いて、受信記号(ri)を 受信メッセージ(HPビット,LPビット)に復調する復調器(17)を具えて いるディジタルメッセージ受信用受信機(3)において、前記信号座標が座標点 のクラスターに区画され、これらの座標点は、少なくとも一度予定した回転角度 の整数倍にわたって回転させても一致し、前記クラスターが前記メッセージにお ける第1ビット群(HPビット)を表わし、前記クラスター内の座標点が前記メ ッセージにおける少なくとも第2ビット群(LPビット)を表わし、且つ受信記 号(ri)が前記チャネル状態に対する推定値(φi)を包含している信号座標の 1つの区画内に位置付けられるように、前記受信信号(ri)を包含しているラ スターを予定した回転角度にわたり回転させると共にこの回転から前記第1ビッ ト群(HPビット)を求めることにより前記第1ビット群(HPビット)を復調 し、回転させたクラスターを信号座標の原点(0)に移動させると共にこの移動 させたクラスターから第2ビット群(LPビット)を求めることにより、前記第 2ビット群(LPビット)を復調し、前記推定値(φi+1)を各受信した記号( ri)で更新することを特徴とするディジタルメッセージ受信用受信機。
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