JPH0850569A - ジョブ実行制御システム - Google Patents
ジョブ実行制御システムInfo
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- JPH0850569A JPH0850569A JP6183175A JP18317594A JPH0850569A JP H0850569 A JPH0850569 A JP H0850569A JP 6183175 A JP6183175 A JP 6183175A JP 18317594 A JP18317594 A JP 18317594A JP H0850569 A JPH0850569 A JP H0850569A
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- computer
- job
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的なジョブ実行制御システムを提供する
こと。 【構成】 ジョブの実行が可能な第1のコンピュータ
(ホストコンピュータ101)とそのジョブを実行する
のに必要な付帯作業の実行が可能な第2のコンピュータ
(パソコン102)とを接続し、前記第1のコンピュー
タ(101)と前記第2のコンピュータ(102)との
間にそれぞれのコンピュータ間でデータ交換を行うため
のデータ交換手段(ゲートウエイ装置103)を設け、
該データ交換手段(103)によって、第1のコンピュ
ータ(101)と第2のコンピュータ(102)との間
で処理の起動の同期をとるためのメッセージを交換する
とともに第1のコンピュータ(101)と第2のコンピ
ュータ(102)との間でファイル転送を行うようにし
ている。
こと。 【構成】 ジョブの実行が可能な第1のコンピュータ
(ホストコンピュータ101)とそのジョブを実行する
のに必要な付帯作業の実行が可能な第2のコンピュータ
(パソコン102)とを接続し、前記第1のコンピュー
タ(101)と前記第2のコンピュータ(102)との
間にそれぞれのコンピュータ間でデータ交換を行うため
のデータ交換手段(ゲートウエイ装置103)を設け、
該データ交換手段(103)によって、第1のコンピュ
ータ(101)と第2のコンピュータ(102)との間
で処理の起動の同期をとるためのメッセージを交換する
とともに第1のコンピュータ(101)と第2のコンピ
ュータ(102)との間でファイル転送を行うようにし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模なアプリケーシ
ョンプログラムをバッチ処理形態で実行する場合に特に
有効なジョブ実行制御システムに関し、特に、アプリケ
ーションプログラムの実行単位であるジョブを実行する
場合、ジョブ本体の実行と、そのジョブ本体の実行のた
めの準備処理およびジョブ本体の実行後の後処理とを連
携して行うようにしたジョブ実行制御システムに関す
る。
ョンプログラムをバッチ処理形態で実行する場合に特に
有効なジョブ実行制御システムに関し、特に、アプリケ
ーションプログラムの実行単位であるジョブを実行する
場合、ジョブ本体の実行と、そのジョブ本体の実行のた
めの準備処理およびジョブ本体の実行後の後処理とを連
携して行うようにしたジョブ実行制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステム上において、アプ
リケーションプログラムはジョブを単位にして実行され
る。ジョブを実行する場合、その実行を効率的に行うた
めにジョブの実行起動を自動化することが考えられる
が、その方式として、従来、次のような方式があった。 1)特定の時刻到達後、ジョブを自動起動するもの。 2)予め、複数のジョブの実行順序を定義しておき、そ
の順序通りに順次自動的に起動するもの。 3)特定のイベント発生時、そのイベントを処理するジ
ョブを自動起動するもの。 4)特定のメッセージ発生時、ジョブを自動起動するも
の。 これらの方式は、いずれも、ホストコンピュータやサー
バコンピュータなどジョブ実行用コンピュータに搭載さ
れており、通常、ジョブの実行の効率化や信頼性向上を
目的で使用されている。なお、この種の技術に関して
は、例えば、特開昭59−117642号公報に記載さ
れたものがある。この公報に記載されたものは、処理要
求(ジョブ)ごとに各資源(中央処理装置、主記憶装
置、各種記憶装置、入出力装置など)の使用量が異なる
点、および、資源間の使用率の不均衡を少なくすること
で処理効率が向上する点に注目し、投入可能な処理要求
群の中から、資源間の使用率を均衡させるような処理要
求ないしはこの組み合わせを決定する投入処理要求の決
定装置を設け、この順に処理要求を投入させるようにし
ている。
リケーションプログラムはジョブを単位にして実行され
る。ジョブを実行する場合、その実行を効率的に行うた
めにジョブの実行起動を自動化することが考えられる
が、その方式として、従来、次のような方式があった。 1)特定の時刻到達後、ジョブを自動起動するもの。 2)予め、複数のジョブの実行順序を定義しておき、そ
の順序通りに順次自動的に起動するもの。 3)特定のイベント発生時、そのイベントを処理するジ
ョブを自動起動するもの。 4)特定のメッセージ発生時、ジョブを自動起動するも
の。 これらの方式は、いずれも、ホストコンピュータやサー
バコンピュータなどジョブ実行用コンピュータに搭載さ
れており、通常、ジョブの実行の効率化や信頼性向上を
目的で使用されている。なお、この種の技術に関して
は、例えば、特開昭59−117642号公報に記載さ
れたものがある。この公報に記載されたものは、処理要
求(ジョブ)ごとに各資源(中央処理装置、主記憶装
置、各種記憶装置、入出力装置など)の使用量が異なる
点、および、資源間の使用率の不均衡を少なくすること
で処理効率が向上する点に注目し、投入可能な処理要求
群の中から、資源間の使用率を均衡させるような処理要
求ないしはこの組み合わせを決定する投入処理要求の決
定装置を設け、この順に処理要求を投入させるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式は、ジ
ョブの実行起動を自動的に行なう手段としては有効であ
る。特に、上記公報に記載されたものでは、資源間の使
用率を均衡させるような処理要求やその組み合わせを決
定することにより、複数のジョブを効率的に実行するこ
とができる。しかし、ジョブを実行するには、ジョブ本
体の処理の他に、ジョブ本体の実行前に行う入力データ
の作成やジョブ制御言語作成などの準備処理と、ジョブ
本体の実行後に行う処理結果のデータの確認や加工など
の後処理が必要である。これらの準備処理と後処理は、
非定型的であるため自動化が難しく、ジョブ本体を実行
するコンピュータと別個に設けられたパーソナルコンピ
ュータ(以下、単にパソコンという)などの非定型的情
報処理用コンピュータを用いて、人間が対話処理形態で
行うのが普通であった。このように、従来方式では、ジ
ョブ本体の実行処理とその準備処理や後処理との間で直
接(自動的に)開始時期の同期をとる手段がなく、ジョ
ブの準備処理、ジョブ本体の実行処理、後処理の間で、
人手による操作が必要であり、コンピュータを扱ってい
るのにもかかわらず自動化できる範囲が狭いという問題
があった。本発明の目的は、ジョブ本体の実行処理とそ
の準備処理、後処理との間で、開始時期の同期をとる手
段を提供することにより、自動化適用範囲を広げ、一層
の効率化を図れるジョブ実行制御システムを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、ジョブの実行で使用す
るジョブ制御言語などのジョブ実行用データや後処理で
使用するジョブの結果確認用データをジョブ実行用ホス
トコンピュータやサーバコンピュータなどの定型的情報
処理向けコンピュータと準備処理や後処理を行うパソコ
ンなどの非定型的情報処理向けコンピュータ間で、前記
開始時期の同期と同期して送受信可能な手段を提供する
ことにより、効率的なジョブ実行制御システムを提供す
ることにある。
ョブの実行起動を自動的に行なう手段としては有効であ
る。特に、上記公報に記載されたものでは、資源間の使
用率を均衡させるような処理要求やその組み合わせを決
定することにより、複数のジョブを効率的に実行するこ
とができる。しかし、ジョブを実行するには、ジョブ本
体の処理の他に、ジョブ本体の実行前に行う入力データ
の作成やジョブ制御言語作成などの準備処理と、ジョブ
本体の実行後に行う処理結果のデータの確認や加工など
の後処理が必要である。これらの準備処理と後処理は、
非定型的であるため自動化が難しく、ジョブ本体を実行
するコンピュータと別個に設けられたパーソナルコンピ
ュータ(以下、単にパソコンという)などの非定型的情
報処理用コンピュータを用いて、人間が対話処理形態で
行うのが普通であった。このように、従来方式では、ジ
ョブ本体の実行処理とその準備処理や後処理との間で直
接(自動的に)開始時期の同期をとる手段がなく、ジョ
ブの準備処理、ジョブ本体の実行処理、後処理の間で、
人手による操作が必要であり、コンピュータを扱ってい
るのにもかかわらず自動化できる範囲が狭いという問題
があった。本発明の目的は、ジョブ本体の実行処理とそ
の準備処理、後処理との間で、開始時期の同期をとる手
段を提供することにより、自動化適用範囲を広げ、一層
の効率化を図れるジョブ実行制御システムを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、ジョブの実行で使用す
るジョブ制御言語などのジョブ実行用データや後処理で
使用するジョブの結果確認用データをジョブ実行用ホス
トコンピュータやサーバコンピュータなどの定型的情報
処理向けコンピュータと準備処理や後処理を行うパソコ
ンなどの非定型的情報処理向けコンピュータ間で、前記
開始時期の同期と同期して送受信可能な手段を提供する
ことにより、効率的なジョブ実行制御システムを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のジョブ実行制御システムは、ジョブの実行
が可能な第1のコンピュータ(ホストコンピュータ10
1)とそのジョブを実行するのに必要な付帯作業の実行
が可能な第2のコンピュータ(パソコン102)とを接
続し、前記第1のコンピュータ(101)と前記第2の
コンピュータ(102)との間にそれぞれのコンピュー
タ間でデータ交換を行うためのデータ交換手段(10
3)を設けたことを特徴としている。また、前記データ
交換手段(103)が、前記第1のコンピュータ(10
1)と前記第2のコンピュータ(102)との間で処理
の起動の同期をとるためのメッセージを交換するメッセ
ージ交換手段、および、前記第1のコンピュータ(10
1)と前記第2のコンピュータ(102)との間でファ
イル転送を行うファイル転送手段を有することを特徴と
している。さらに、前記第2のコンピュータ(102)
は、前記第1のコンピュータ(101)で行うジョブの
実行に必要なジョブ実行用データを作成して前記ファイ
ル転送手段を介して前記第1のコンピュータに転送する
とともに前記メッセージ交換手段を介して該当ジョブの
実行を促すメッセージを前記メッセージ交換手段を介し
て前記第1のコンピュータに送信し、かつ前記第1のコ
ンピュータで実行された実行結果データのうち後処理で
使用する後処理用実行結果データを前記ファイル転送手
段を介して受信するとともに該後処理用実行結果データ
が全て転送されたのを確認した後、後処理用情報処理プ
ログラムを起動するようにしたことを特徴としている。
に、本発明のジョブ実行制御システムは、ジョブの実行
が可能な第1のコンピュータ(ホストコンピュータ10
1)とそのジョブを実行するのに必要な付帯作業の実行
が可能な第2のコンピュータ(パソコン102)とを接
続し、前記第1のコンピュータ(101)と前記第2の
コンピュータ(102)との間にそれぞれのコンピュー
タ間でデータ交換を行うためのデータ交換手段(10
3)を設けたことを特徴としている。また、前記データ
交換手段(103)が、前記第1のコンピュータ(10
1)と前記第2のコンピュータ(102)との間で処理
の起動の同期をとるためのメッセージを交換するメッセ
ージ交換手段、および、前記第1のコンピュータ(10
1)と前記第2のコンピュータ(102)との間でファ
イル転送を行うファイル転送手段を有することを特徴と
している。さらに、前記第2のコンピュータ(102)
は、前記第1のコンピュータ(101)で行うジョブの
実行に必要なジョブ実行用データを作成して前記ファイ
ル転送手段を介して前記第1のコンピュータに転送する
とともに前記メッセージ交換手段を介して該当ジョブの
実行を促すメッセージを前記メッセージ交換手段を介し
て前記第1のコンピュータに送信し、かつ前記第1のコ
ンピュータで実行された実行結果データのうち後処理で
使用する後処理用実行結果データを前記ファイル転送手
段を介して受信するとともに該後処理用実行結果データ
が全て転送されたのを確認した後、後処理用情報処理プ
ログラムを起動するようにしたことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明は、上記手段を有することによって、第
2のコンピュータ(102;付帯作業を行う付帯作業実
行用コンピュータ)におけるジョブの実行準備処理終了
後、第2のコンピュータ(102)から第1のコンピュ
ータ(101;ジョブ実行用コンピュータ)にジョブ制
御言語、入力データ、ランタイムパラメータなど実行に
必要なデータを送信し、その後、第1のコンピュータ
(102)に対して、準備完了通知を行うことによりジ
ョブの起動を自動化できる。さらに、第1のコンピュー
タ(101)におけるジョブの実行終了後、実行結果デ
ータを第2のコンピュータ(102)に送信し、その
後、第1のコンピュータ(101)から第2のコンピュ
ータ(102)に対して、ジョブ実行終了を通知するこ
とで、第2のコンピュータ(102)における後処理の
開始を自動化できる。
2のコンピュータ(102;付帯作業を行う付帯作業実
行用コンピュータ)におけるジョブの実行準備処理終了
後、第2のコンピュータ(102)から第1のコンピュ
ータ(101;ジョブ実行用コンピュータ)にジョブ制
御言語、入力データ、ランタイムパラメータなど実行に
必要なデータを送信し、その後、第1のコンピュータ
(102)に対して、準備完了通知を行うことによりジ
ョブの起動を自動化できる。さらに、第1のコンピュー
タ(101)におけるジョブの実行終了後、実行結果デ
ータを第2のコンピュータ(102)に送信し、その
後、第1のコンピュータ(101)から第2のコンピュ
ータ(102)に対して、ジョブ実行終了を通知するこ
とで、第2のコンピュータ(102)における後処理の
開始を自動化できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明のジョブの実行制御システ
ムの実施例を示す図である。同図において、101はジ
ョブ実行用コンピュータであり(本実施例ではホストコ
ンピュータ)、102はジョブの準備用の情報処理を行
うコンピュータであり(本実施例ではパソコン)、10
3はホストコンピュータ101とパソコン102間で、
データ交換やメッセージ交換を行うためのデータ交換装
置(プロトコル変換装置、ゲートウエイ装置)、104
はホストコンピュータ(101)とパソコン(102)
を接続するネットワーク装置(LAN)である。
に説明する。図1は、本発明のジョブの実行制御システ
ムの実施例を示す図である。同図において、101はジ
ョブ実行用コンピュータであり(本実施例ではホストコ
ンピュータ)、102はジョブの準備用の情報処理を行
うコンピュータであり(本実施例ではパソコン)、10
3はホストコンピュータ101とパソコン102間で、
データ交換やメッセージ交換を行うためのデータ交換装
置(プロトコル変換装置、ゲートウエイ装置)、104
はホストコンピュータ(101)とパソコン(102)
を接続するネットワーク装置(LAN)である。
【0007】図2は、パソコン102内に格納される管
理テーブルの例である。管理テーブルには、準備処理で
作成した実行用データに関する情報(ジョブ制御言語、
入力データ、パラメータ)と後処理で使用する実行結果
データに関する情報(メッセージ、出力レコード)が登
録される。同図において、200は実行予定のジョブの
名称欄、201は当該ジョブの準備処理で作成する実行
用データ(ジョブ制御言語、入力データ、パラメータ)
を格納する必要があるか否かを示す要・不要欄、202
は当該ジョブの準備処理で作成する実行用データのパソ
コン102における格納先欄、203は格納先欄202
で示されるデータをホストコンピュータ101にファイ
ル転送が完了したか否かを示すファイル転送済み欄(フ
ラグ)、204は当該ジョブの実行結果データ(メッセ
ージ、出力レコード)のパソコン102における転送先
欄である。
理テーブルの例である。管理テーブルには、準備処理で
作成した実行用データに関する情報(ジョブ制御言語、
入力データ、パラメータ)と後処理で使用する実行結果
データに関する情報(メッセージ、出力レコード)が登
録される。同図において、200は実行予定のジョブの
名称欄、201は当該ジョブの準備処理で作成する実行
用データ(ジョブ制御言語、入力データ、パラメータ)
を格納する必要があるか否かを示す要・不要欄、202
は当該ジョブの準備処理で作成する実行用データのパソ
コン102における格納先欄、203は格納先欄202
で示されるデータをホストコンピュータ101にファイ
ル転送が完了したか否かを示すファイル転送済み欄(フ
ラグ)、204は当該ジョブの実行結果データ(メッセ
ージ、出力レコード)のパソコン102における転送先
欄である。
【0008】図3は、本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。同図において、301はパソコン102で
行うジョブの実行準備処理ステップ、302は実行準備
処理ステップ301で作成した実行用データを格納先欄
202(図2)で指定された格納先に登録する処理ステ
ップ、303はパソコン102で行うジョブの実行準備
処理の完了判定ステップ、304はパソコン102か
ら、ホストコンピュータ101に実行準備処理ステップ
301で作成した実行用データをファイル転送する処理
ステップ、305は実行用データのファイル転送が全て
完了したかを判定するステップ、306は判定ステップ
305で、実行用データのファイル転送が完了した場
合、パソコン102からホストコンピュータ101に対
して該当ジョブの起動を促すメッセージを送信する処理
ステップ、307はステップ306で送信されたメッセ
ージに基づき、ホストコンピュータ101で該当するジ
ョブを実行する処理ステップ、308はステップ307
によって実行されたジョブの実行結果を判定する処理ス
テップ、309はホストコンピュータ101からパソコ
ン102にステップ307によって実行されたジョブの
実行結果データのうち、後処理で使用するものをファイ
ル転送する処理ステップ、310はステップ309のフ
ァイル転送でパソコン102が受信し、該パソコン10
2の中に格納した実行結果データについて、格納先欄2
04(図2)に登録する処理ステップ、311は、後処
理用実行結果データを101から102に全てファイル
転送完了したかを判定する処理ステップ、312は、1
02で後処理用情報処理プログラムを起動する処理ステ
ップである。
ートである。同図において、301はパソコン102で
行うジョブの実行準備処理ステップ、302は実行準備
処理ステップ301で作成した実行用データを格納先欄
202(図2)で指定された格納先に登録する処理ステ
ップ、303はパソコン102で行うジョブの実行準備
処理の完了判定ステップ、304はパソコン102か
ら、ホストコンピュータ101に実行準備処理ステップ
301で作成した実行用データをファイル転送する処理
ステップ、305は実行用データのファイル転送が全て
完了したかを判定するステップ、306は判定ステップ
305で、実行用データのファイル転送が完了した場
合、パソコン102からホストコンピュータ101に対
して該当ジョブの起動を促すメッセージを送信する処理
ステップ、307はステップ306で送信されたメッセ
ージに基づき、ホストコンピュータ101で該当するジ
ョブを実行する処理ステップ、308はステップ307
によって実行されたジョブの実行結果を判定する処理ス
テップ、309はホストコンピュータ101からパソコ
ン102にステップ307によって実行されたジョブの
実行結果データのうち、後処理で使用するものをファイ
ル転送する処理ステップ、310はステップ309のフ
ァイル転送でパソコン102が受信し、該パソコン10
2の中に格納した実行結果データについて、格納先欄2
04(図2)に登録する処理ステップ、311は、後処
理用実行結果データを101から102に全てファイル
転送完了したかを判定する処理ステップ、312は、1
02で後処理用情報処理プログラムを起動する処理ステ
ップである。
【0009】次に、図3のフローチャートに従って本実
施例の動作を詳細に説明する。最初のステップ301で
は、パソコン102においてジョブを実行するための準
備処理を行なう。具体的には、ジョブ制御言語の作成、
入力データの作成、パラメータの作成などの作業を行
い、作成したジョブ実行用データは、パソコン102内
のテキストファイル、文書ファイル、スプレッドシート
ファイルなどに格納される。ステップ302において、
格納先欄202に予め設定済みのジョブごとの必要な実
行用データの該当箇所に前記実行用データの格納先を設
定する。ステップ303において、当該ジョブについ
て、準備処理で作成すべき実行用データが全てパソコン
102内に格納されたかを判定し、格納済みの場合は、
ステップ304において、その実行用データをパソコン
102からホストコンピュータ101へファイル転送
し、ファイル転送が完了した実行用データは、管理テー
ブルのファイル転送済み欄203のフラグを完了として
セットする。ここで、ファイル転送は、例えば、IFI
TなどのTSS(Time Shareing Systemの略)イン
タフェースで実行可能である。ステップ305におい
て、実行用データ(ジョブ制御言語、入力データ、パラ
メータ)のファイル転送が完了したかをファイル転送済
み欄203を参照して判定する。完了した場合は、ステ
ップ306において、パソコン102からホストコンピ
ュータ101に当該ジョブの起動要求メッセージを送信
する。メッセージ送信は、例えば、ソケットインタフェ
ースやコンソールインタフェースを利用して実現でき
る。
施例の動作を詳細に説明する。最初のステップ301で
は、パソコン102においてジョブを実行するための準
備処理を行なう。具体的には、ジョブ制御言語の作成、
入力データの作成、パラメータの作成などの作業を行
い、作成したジョブ実行用データは、パソコン102内
のテキストファイル、文書ファイル、スプレッドシート
ファイルなどに格納される。ステップ302において、
格納先欄202に予め設定済みのジョブごとの必要な実
行用データの該当箇所に前記実行用データの格納先を設
定する。ステップ303において、当該ジョブについ
て、準備処理で作成すべき実行用データが全てパソコン
102内に格納されたかを判定し、格納済みの場合は、
ステップ304において、その実行用データをパソコン
102からホストコンピュータ101へファイル転送
し、ファイル転送が完了した実行用データは、管理テー
ブルのファイル転送済み欄203のフラグを完了として
セットする。ここで、ファイル転送は、例えば、IFI
TなどのTSS(Time Shareing Systemの略)イン
タフェースで実行可能である。ステップ305におい
て、実行用データ(ジョブ制御言語、入力データ、パラ
メータ)のファイル転送が完了したかをファイル転送済
み欄203を参照して判定する。完了した場合は、ステ
ップ306において、パソコン102からホストコンピ
ュータ101に当該ジョブの起動要求メッセージを送信
する。メッセージ送信は、例えば、ソケットインタフェ
ースやコンソールインタフェースを利用して実現でき
る。
【0010】ステップ307において、ホストコンピュ
ータ101でパソコン102からのメッセージ受信後、
当該ジョブを内部リーダを用いて実行指示を行い、ジョ
ブを実行する。ステップ308において、当該ジョブ実
行の終了状態を判定し、正常の場合には、ステップ30
9において、後処理用の実行結果データ(出力メッセー
ジ一覧、出力データなど)を送信する。ここで、ジョブ
実行の終了状態は、オペレーションシステムがジョブか
ら受け取るリターンコードで判定可能であり、ファイル
転送は、ステップ304と同様の手段で可能である。そ
して、ステップ310において、パソコン102内の管
理テーブル中の転送先欄204に実行結果データのパソ
コン102内の格納先を設定し、ステップ311におい
て、転送先欄204を参照し、予め設定済みの実行結果
データが全てパソコン102内に格納されたかを判定
し、全て格納された場合は、出力データをスプレッドシ
ートに展開し、結果の確認計算処理を行なうなどの後処
理用情報処理プログラムを起動する。以上説明したよう
に、本実施例によれば、情報本体の実行処理するコンピ
ュータとジョブの準備処理、後処理をするコンピュータ
とを各々別個にし、それらをデータ交換装置で接続する
ことによって各処理の連動を可能にしているため、ジョ
ブの実行作業を大幅に効率化することができる。
ータ101でパソコン102からのメッセージ受信後、
当該ジョブを内部リーダを用いて実行指示を行い、ジョ
ブを実行する。ステップ308において、当該ジョブ実
行の終了状態を判定し、正常の場合には、ステップ30
9において、後処理用の実行結果データ(出力メッセー
ジ一覧、出力データなど)を送信する。ここで、ジョブ
実行の終了状態は、オペレーションシステムがジョブか
ら受け取るリターンコードで判定可能であり、ファイル
転送は、ステップ304と同様の手段で可能である。そ
して、ステップ310において、パソコン102内の管
理テーブル中の転送先欄204に実行結果データのパソ
コン102内の格納先を設定し、ステップ311におい
て、転送先欄204を参照し、予め設定済みの実行結果
データが全てパソコン102内に格納されたかを判定
し、全て格納された場合は、出力データをスプレッドシ
ートに展開し、結果の確認計算処理を行なうなどの後処
理用情報処理プログラムを起動する。以上説明したよう
に、本実施例によれば、情報本体の実行処理するコンピ
ュータとジョブの準備処理、後処理をするコンピュータ
とを各々別個にし、それらをデータ交換装置で接続する
ことによって各処理の連動を可能にしているため、ジョ
ブの実行作業を大幅に効率化することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のジョブの
実行制御システムによれば、ジョブの実行準備処理や後
処理などの付帯作業をパソコンのような非定型情報処理
向けコンピュータを活用し、ホストコンピュータのよう
なジョブ本体を実行する定型情報処理向けコンピュータ
でのジョブの実行を支援することが可能になり、ジョブ
の実行とそれに必要な準備処理、後処理(付帯作業)を
効率化できる効果がある。さらに、準備処理や実行処
理、後処理といった各処理の移り変わりにおいて、人手
作業の介入を最小化できるため、信頼性を向上できると
いった効果がある。
実行制御システムによれば、ジョブの実行準備処理や後
処理などの付帯作業をパソコンのような非定型情報処理
向けコンピュータを活用し、ホストコンピュータのよう
なジョブ本体を実行する定型情報処理向けコンピュータ
でのジョブの実行を支援することが可能になり、ジョブ
の実行とそれに必要な準備処理、後処理(付帯作業)を
効率化できる効果がある。さらに、準備処理や実行処
理、後処理といった各処理の移り変わりにおいて、人手
作業の介入を最小化できるため、信頼性を向上できると
いった効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例におけるパソコン内の管理テ
ーブルのフォーマットを示す図である。
ーブルのフォーマットを示す図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
である。
101…ホストコンピュータ(第1のコンピュータ)、
102…パーソナルコンピュータ(パソコン)、103
…ゲートウエイ装置(データ交換装置)、104…ネッ
トワーク装置、201…ジョブ名フィールド、202…
実行用データ登録フィールド、203…ファイル転送完
了フラグ、204…後処理用実行結果データ登録フィー
ルド、301…準備処理ステップ、302…管理テーブ
ル更新処理ステップ、303…管理テーブル更新処理完
了判定ステップ、304…実行用データファイル転送処
理ステップ、305…ファイル転送完了判定ステップ、
306…ジョブ実行要求メッセージ送信処理ステップ、
307…ジョブ処理実行ステップ、308…ジョブ終了
結果判定ステップ、309…後処理データファイル転送
処理ステップ、310…管理テーブル更新処理ステッ
プ、311…ファイル転送完了判定ステップ、312…
後処理用情報処理プログラム起動処理ステップ
102…パーソナルコンピュータ(パソコン)、103
…ゲートウエイ装置(データ交換装置)、104…ネッ
トワーク装置、201…ジョブ名フィールド、202…
実行用データ登録フィールド、203…ファイル転送完
了フラグ、204…後処理用実行結果データ登録フィー
ルド、301…準備処理ステップ、302…管理テーブ
ル更新処理ステップ、303…管理テーブル更新処理完
了判定ステップ、304…実行用データファイル転送処
理ステップ、305…ファイル転送完了判定ステップ、
306…ジョブ実行要求メッセージ送信処理ステップ、
307…ジョブ処理実行ステップ、308…ジョブ終了
結果判定ステップ、309…後処理データファイル転送
処理ステップ、310…管理テーブル更新処理ステッ
プ、311…ファイル転送完了判定ステップ、312…
後処理用情報処理プログラム起動処理ステップ
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともジョブの実行が可能な第1の
コンピュータと少なくともそのジョブを実行するのに必
要な付帯作業の実行が可能な第2のコンピュータとを接
続してジョブを実行するジョブ実行制御システムであっ
て、前記第1のコンピュータと前記第2のコンピュータ
との間にそれぞれのコンピュータ間でデータ交換を行う
ためのデータ交換手段を設けたことを特徴とするジョブ
実行制御システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のジョブ実行制御システム
において、前記データ交換手段は、前記第1のコンピュ
ータと前記第2のコンピュータとの間で処理の起動の同
期をとるためのメッセージを交換するメッセージ交換手
段、および、前記第1のコンピュータと前記第2のコン
ピュータとの間でファイル転送を行うファイル転送手段
を有することを特徴とするジョブ実行制御システム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のジョブ実行制御
システムにおいて、前記第2のコンピュータは、前記第
1のコンピュータで行うジョブの実行に必要なジョブ実
行用データを作成して前記ファイル転送手段を介して前
記第1のコンピュータに転送するとともに前記メッセー
ジ交換手段を介して該当ジョブの実行を促すメッセージ
を前記第1のコンピュータに送信し、かつ前記第1のコ
ンピュータで実行された実行結果データのうち後処理で
使用する後処理用実行結果データを前記ファイル転送手
段を介して受信するとともに該後処理用実行結果データ
が全て転送されたのを確認した後、後処理用情報処理プ
ログラムを起動するようにしたことを特徴とするジョブ
実行制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183175A JPH0850569A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | ジョブ実行制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183175A JPH0850569A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | ジョブ実行制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0850569A true JPH0850569A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16131095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6183175A Pending JPH0850569A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | ジョブ実行制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0850569A (ja) |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP6183175A patent/JPH0850569A/ja active Pending
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