JPH08505225A - 内部ライナー付きジルコニウム被覆管の製法 - Google Patents

内部ライナー付きジルコニウム被覆管の製法

Info

Publication number
JPH08505225A
JPH08505225A JP6515076A JP51507694A JPH08505225A JP H08505225 A JPH08505225 A JP H08505225A JP 6515076 A JP6515076 A JP 6515076A JP 51507694 A JP51507694 A JP 51507694A JP H08505225 A JPH08505225 A JP H08505225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zirconium
manufacturing
heat treatment
cladding
nuclear fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6515076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3031714B2 (ja
Inventor
ダールバック,マッツ
Original Assignee
エービービー アトム アクチボラグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エービービー アトム アクチボラグ filed Critical エービービー アトム アクチボラグ
Publication of JPH08505225A publication Critical patent/JPH08505225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3031714B2 publication Critical patent/JP3031714B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C21/00Apparatus or processes specially adapted to the manufacture of reactors or parts thereof
    • G21C21/02Manufacture of fuel elements or breeder elements contained in non-active casings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22FCHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
    • C22F1/00Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
    • C22F1/16Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of other metals or alloys based thereon
    • C22F1/18High-melting or refractory metals or alloys based thereon
    • C22F1/186High-melting or refractory metals or alloys based thereon of zirconium or alloys based thereon
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/04Constructional details
    • G21C3/16Details of the construction within the casing
    • G21C3/20Details of the construction within the casing with coating on fuel or on inside of casing; with non-active interlayer between casing and active material with multiple casings or multiple active layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Extrusion Of Metal (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 原子燃料要素において耐PCI性を得るために、内部ライナー層を有した被覆管を備えた燃料棒からなる原子燃料要素の製造方法には、内部要素のインゴットの機械加工から、内部要素の熱処理のパラメータを慎重に選ぶことまでが含まれる。耐PCI性のある被覆管における内部層として適当なジルコニウムあるいはジルコニウム合金でできた内部層は、内部要素を構成するインゴットの製造から、被覆管の完成まで、鍛造、圧延、押出し加工、熱処理および最終熱処理の工程において製造されるが、内部要素の温度は、ベータ相への初期変態が生じる時の温度を決して越えてはならない。

Description

【発明の詳細な説明】 内部ライナー付きジルコニウム被覆管の製法 技術分野 本発明は燃料棒からなる原子燃料要素の製法に係り、その被覆管にはジルコニ ウムあるいはジルコニウム合金でできた内部ライナーが設けられている。 背景技術 原子燃料要素は燃料ペレットを充填された被覆管を有した燃料棒からなってい る。被覆管にジルコニウムあるいはジルコニウム合金でできた内部ライナーを設 けて、急速な出力上昇の時に燃料要素をペレットと被覆管との相互作用即ちPC Iによる破損から保護することが知られている。 SE7810262は耐PCI性(ペレットと被覆管との相互作用に対する耐 性)に関する特性を改良した原子燃料要素を記載しており、これはジルコニウム 合金でできた外側部分と、前記外側部分に接され、不純物濃度が約1000から 5000ppmまでのジルコニウムでできた内側部分とからなる複合的な被覆管容 器を有している。 この複合的な被覆管は、内側部分として用いられるようになったスポンジ状ジ ルコニウムのスリーブを、外側部分として構成されるジルコニウム合金でできた 中間のビレットの中へ挿入することによって製造され、この場合、前記ユニット においてはスリーブがビレットに爆着させられる。その後、前記複合製品は、約 538から750度Cまでの温度で、従来通りの押出し法を用いて押出し加工さ れる。その後で、押出し加工された複合製品は、被覆管の所望の寸法が得られる まで、従来通りの管製造が行われる。スリーブのビレットに対する接合はまた、 750度Cで8時間加熱し、拡散接合を達成することによっても行われる。この 複合製品の製造はまた、内部スリーブと外部シェルとからなるユニットを、従来 通りの技術を用いて押出し加工することによっても行われる。 EP194797は被覆管をPCI破損(ペレットと被覆管との相互作用によ って生ずる破損)から保護するための外部要素と内部要素とを有した被覆管を記 載している。前記内部要素は、水が燃料棒の中へ侵入してきた時にも良好な腐食 特性を与えるために、0.4から0.6%までの錫と、0.5から1.4%まで の鉄と、100から700ppmまでの酸素とを有する特定組成のジルコニウムか らなっている。 前記被覆管は、内部要素を外部要素に接合する前に、内部要素のインゴットを 、ベータ焼入れを含むジルコニウム合金の従来通りの製法によって処理すること によって、製造される。内部要素と外部要素とを接合した後に、被覆管は、外表 面をベータ焼入れすることによる最終的な冷間圧延加工の前か、あるいは内部要 素と外部要素との両方からなる被覆管の全表面をベータ焼入れすることによる最 後から2番目の圧延加工の前に、付加的にベータ焼入れすることができる。 EP155603もまた、ペレットが熱膨張した時に、被覆管にクラックが生 じるのを防ぐために、ジルコニウムの内部ライナー付きの複合被覆管を有した原 子燃料要素を記載している。この特許明細書によると、不純物の全量を5000 ppm未満に制限し、かつ鉄の含有率に対する酸素の含有率の比を1以上に維持す ることによって、ジルコニウムライナーのクラックに対する鋭敏度を減少させる ことが知られている。ジルコニウムのライナー付きの被覆管の製造は、ジルコニ ウムをインゴットに溶融し、それを次に鍛造して、中空のビレットに形づくるこ とによって実行される。この中空のビレットはジルコニウム合金でできた他の中 空ビレットの中へ挿入される。この複合的なビレットは加熱押出し加工されて、 管素材(tube billet)にされる。前記管素材は、従来通りの管製造に関する冷間 圧延操作と、熱処理とを繰り返される。相変態温度に近い800度Cあるいは8 60度Cにおいて溶解処理を行うことを含めた熱処理工程により、材料内の第2 相を溶解させ、その後で低温、例えば550度Cで2時間に亙って応力除去用の 熱処理をして室温まで急速冷却させるが、この処理は鍛造の後、あるいは熱間押 出し加工の後、あるいは最終製品の管の最終工程として実施され、これによって 熱処理を最終工程として実施するのが特に有効であることが考えられる。前記明 細書によると、処理中の全ての他の工程において溶体化熱処理が行われると、最 良の結果が得られる。 SE8903595−0はジルコニウム合金でできた被覆管の製法を記載して おり、その外部表面は沸騰水型原子炉の運転中における結節状腐食(nodular cor rosion)に対する改良された抵抗性を得ることができる。前記被覆管はジルコニ ウムベースの合金から製造され、好ましくは押出し加工の前にベータ焼入れされ る。最終的な冷間圧延工程の前に、被覆管の外面がベータ焼入れされる。従って 、押出し加工の後は被覆管の外部だけがベータ焼入れされ、この部分に対して改 良された耐腐食性を与える。そのような被覆管にはまたPCIからの保護のため に内部要素を設けることができる。押出し加工の後は、そのような場合における 内部要素は、最終的な圧延工程より前に、ベータ焼入れによって影響を受けるこ とはないであろう。 SE8301770−7は、0.1%錫を含有したスポンジ状ジルコニウム合 金でできた内部層を有した複合被覆管からなる燃料棒を記載している。この燃料 棒は高温状態での水及び水蒸気の腐食影響に対する増大した抵抗性を示す。前記 被覆管は、内部要素を構成するジルコニウム合金の管を、ジルコニウム合金の粗 管の中に配置することによって製造され、2つの管の端面が一緒にして溶接され る。その後で、複合的な管が加熱しない状態で押出し加工される。押出し加工さ れた製品は、次に幾つかの工程において冷間圧延され、約650度Cの温度にお いて中間的な再結晶焼きなましされ、最終的な冷間圧延の後には約525度Cに おいて最終焼きなましが行われる。 被覆管の内側は、損傷が被覆管において発生して、その結果、水が被覆管内に 侵入した場合に、水と水蒸気の腐食影響を受けることがある。この水は、次によ り高温の燃料ペレットと接触して蒸発するであろう。この結果、被覆管の内側は 高温の水/水蒸気の腐食影響を受けることになる。ジルコニウムやジルコニウム 合金が腐食すると、水素が形成され、これはある程度まで被覆管に吸収される。 水素は、水素濃度がジルコニウムの飽和濃度より小さい場合には、水素化ジルコ ニウムの形で析出される。この水素化ジルコニウムは脆性を有し、被覆管の健全 性に関しては負の影響を有している。従って、水の侵入を含む損傷が拡大して、 大量の水が被覆管の中へ侵入して、二酸化ウランと放射性核分裂生成物とが侵出 するような危険のないようにするために、腐食とその腐食によって生じる水素吸 収とは、できるだけわずかであることが重要である。被覆管に対する損傷は幾つ かの理由から生じるが、例えば、摩耗あるいは溶接欠陥のために生じる。 燃料棒の外側は常に水、水蒸気と接触していて、熱処理がジルコニウムに影響 し、高温の水、水蒸気における腐食に対するジルコニウム合金の抵抗性に影響す ることが知れている。従って、多数の文献が、ジルコニウム合金の耐腐食性を改 良しようとする熱処理について記述している。EP71193は、従来通りの製 造において、どのようにしてジルコニウム合金のインゴットをまずベータ相範囲 において鍛造するか、またその後で、急速焼入れに続いて、ベータ相範囲におい てどのように熱処理するかを記述している。次に、ビレットは、従来方法による 冷間加工段階を含む管製造と中間焼入れとに続いて、アルファ相範囲の中で鍛造 され、押出し加工される。被覆管の耐腐食性を改良するために、熱処理温度から の急速焼入れに続いてのベータ相範囲あるいはアルファ相とベータ相範囲におけ る有効な溶体化熱処理を、ビレットの高温押出し加工の後の、プロセス後段にお いても実行すべきであることがわかっていた。 発明の要約 本発明によると、内部のライナー層を設けた燃料棒の中に水が侵入するという 損傷の場合に、被覆管の製造中に、内部要素のインゴットを機械加工する段階か ら内部要素の熱処理のパラメータを注意深く選択することにより、原子燃料要素 が水と水蒸気の影響に対する改良された抵抗力を示すことができることが証明さ れている。 驚いたことに、内部要素が一緒に押出し加工しようとする外部要素に接合され る前に行われる熱処理であって、内部要素を加工して複合被覆管とする加工を行 っている間の熱処理も、被覆管が損傷して水が被覆管の中へ侵入してくるような 時に、水と水蒸気の腐食影響に対する抵抗力に対し改良された燃料要素を得て、 腐食過程の間の有害な水素吸収を減少させるために極めて重要であることが証明 されている。 また本発明によると、ライナー層の最適な構成を選択することにより、全ての 熱処理に関する熱処理パラメータを選択すると、製造の効果も更に改良すること ができることが証明されている。 本発明によると、内部層を設けた被覆管を含む燃料要素は、ジルコニウムある いはジルコニウム合金、例えば、耐PCI性のある被覆管における内部層として 適当なジルコニウム−錫のインゴットを製造することにより、製作する事ができ る。前記インゴットは鍛造、及びできるだけ圧延と押出によって機械加工され、 外部要素へ接合されるように適当な寸法にされる。内部要素の最適な特性を得る ために、この要素は、インゴットの製造後の全ての処理工程、例えば、鍛造、熱 処理、圧延、押出し、中間焼入れ、及び最終焼入れの段階において、内部要素内 にベータ相の形成が開始される温度よりも低い温度に維持されるようになってい る。 アルファ相のベータ相への初期変態は、普通は耐PCI被覆管の内部要素とし て用いられる低酸素含有のジルコニウムに関しては800度Cで生じる。これも また内部要素として用いられるジルコニウム−錫合金に関していうと、錫はアル ファ相を安定化させ、変態温度は丁度862度Cを越える温度になる。ベータ相 の変態の際に、母材中の第2次相や、不純物、析出粒子が徐々に溶解されていく 。 本発明によると、内部要素はベータ相が形成される温度において熱処理されて はならず、第2次相や不純物が母材の中で溶解するのを防いでいる。このことは また、予熱や、予備鍛造、および最終鍛造のような製造段階の初期段階に対して も適用される。 本発明による原子燃料要素の製造に関していうと、インゴットが内部要素から 製作される。ジルコニウムのインゴットは700から800度Cまでアルファ相 範囲で熱処理され、ジルコニウム−錫合金のインゴットは鍛造の前に700から 860度Cまでアルファ相範囲で熱処理される。その後で、アルファ相範囲での 同一の温度間隔内への予熱をしながら、鍛造を繰返すことができる。従って、イ ンゴットの予備鍛造もまた、ベータ相への初期変態が生じる温度未満の温度で行 われることが重要である。ジルコニウム−錫合金の利点は、これらが相変態が生 じる前により高温にまで加熱することができるという点にあり、インゴットの機 械加工が容易になる。内部要素を外部要素に接合するために適当な寸法にするた め、内部要素の付加的な機械加工が熱間圧延と押出し加工とによって行われる。 内部要素の温度はこれらの処理段階の間は710度Cを越えてはならない。 内部要素の耐腐食性の更なる改良は、内部要素が外部要素に接合される前に、 鍛造、圧延、及び(あるいは)押出し加工と関連して行われる熱処理に加えて、 内部要素のビレットの付加的な熱処理を導入することによって得ることができる 。600度から860度Cまで行われ、好ましくはビレットの組成には無関係に 650度から750度Cまでの範囲内で行われる。この付加的な熱処理は、内部 要素が外部要素に接合される前の最終段階として、あるいは、例えば内部要素が 押出し加工される前の処理工程の早期段階において行うことができる。 内部要素が適当な寸法にまで機械加工されると、内部要素の管を外部要素の粗 間の中へ従来通りの方法で通過させることによって、内部要素を外部要素に接合 することができる。 前記外部要素は複合被覆管の支持部分を構成するように意図されているジルコ ニウム合金、例えばZr2.5Nbあるいはジルカロイ2及びジルカロイ4から なっており、ジルカロイ2とジルカロイ4の合金材料の組成は、1.2から1. 7%までの錫と、0.07から0.24%までの鉄と、0.05から0.15% までのクロム、及び0から0.08%までのニッケルの範囲以内になっており、 残部はジルコニウムと通常の不純物となっている。外部要素はアルファ相範囲内 での鍛造に続いて、ベータ相あるいはアルファ相とベータ相との範囲内での鍛造 によって従来方法で機械加工され、更に鍛造と押出し加工(もし行われるならば )される。外部要素が内部要素に接合される前に、ビレットはベータ相範囲、例 えば1050度Cまで加熱して、その後で急速冷却することによってベータ焼入 れされる。 内部要素と外部要素とからなる複合ビレットは710度未満の温度において押 出し加工される。 押出し加工の後は、管素材は(tube blank)、多数の冷間圧延工程と、中間熱処 理と、最終熱処理とがおこなわれ、従来方法で機械加工される。内部要素の中間 熱処理は525から700度Cまでの範囲内で行われ、最終熱処理は400から 700度Cまでの範囲内で行われる。 ジルコニウムの内部層を備えた被覆管からなる燃料要素を製造するために、内 部要素を外部要素に接合した後に、管素材の付加的な熱処理が行われる。この熱 処理はアルファ相の範囲において、600から800度Cまでにおいて適切に行 われる。熱処理中に内部要素と外部要素との間に生じる合金材料の限定的な拡散 は、前記層の耐PCI性にとって有害なものではない。この種の熱処理が外部要 素の腐食特性に対して不利な影響を確実に与えないようにするために、付加的な 熱処理が行われた後に、管の外側をベータ焼入れすることができる。このベータ 焼入れの間は、管の外側はベータ相の範囲の温度、例えば1050度Cまで加熱 され、次に急速に冷却される。 前記内部要素は純粋のジルコニウムでできていても、あるいは、0.1ないし 1%の錫を含んだジルコニウム−錫合金、例えば0.1から0.5%までの錫と 、550ppm以下の鉄と、600ppm以下好ましくは200から450ppmまでの 酸素とを含むジルコニウム合金でできていてもよい。ジルコニウムやジルコニウ ム−錫合金における不純物は、原子炉級のジルコニウムに適用される制限値以下 でなければならず、それは即ち、アルミニウム 75ppm、ボロン 0.5ppm、 炭素 100ppm、カルシウム 30ppm、カドミウム 0.5ppm、塩素 20p pm、コバルト 20ppm、銅 50ppm、水素 25ppm、ハフニウム 100ppm 、マグネシウム 20ppm、マンガン 50ppm、モリブデン 50ppm、窒素 65ppm、ナトリウム 20ppm、ニオブ 100ppm、ニッケル 70ppm、リン 30ppm、鉛 100ppm、珪素 100ppm、タンタル 200ppm、チタン 50ppm、ウラン 3.5ppm、バナジウム 50ppm、タングステン 100ppm 、クロム 200ppmである。 前記内部要素はまた他のジルコニウム合金でできていてもよい。 本発明について、被覆管の製造用の流れ図を示す添付図面を参照しながら、そ の実施例を説明することによってより詳細に説明する。 内部要素のインゴットが製造1される。前記内部要素は0.25%の錫と、3 10ppmの鉄と、430ppmの酸素と、原子炉級のジルコニウムに通常発生する不 純物の量を含んだジルコニウムからなっている。その後で、前記インゴットは予 熱2され、鍛造3される。これらの工程はインゴットを予備鍛造と最終鍛造する ことによって繰り返される。前記インゴットは820度Cの温度にまで8時間 予熱2され、鍛造3され、800度Cまでの付加的な加熱2と、最終鍛造3が行 われる。鍛造の後は、ビレットが圧延4され、約675度Cで押出し加工5され る。その後、前記ビレットは650度Cで5時間焼入れ6される。 外部要素は鍛造によって従来通りに製造され、押出し加工の前にベータ焼入れ (7、8、9、10、11)される。 内部要素は従来通りの方法によって外部要素に接合され、その複合体が約67 0度Cで押出し加工12される。その後、管素材が3つの工程において圧延され 、最終寸法にされ、570度Cで1時間中間焼入れ13、14される。最終圧延 の後で、管は570度Cで1.5時間、最終焼鈍15される。 この被覆管には燃料ペレットが充填され、被覆管が密封され、それらは組み立 てられて、燃料集合体となり、軽水炉用の原子燃料要素が形成される。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年5月16日 【補正内容】 請求の範囲 〔1994年5月16日国際事務局によって受け入れられた。出願当初の請求項 1〜14は訂正された請求項1−14(3頁)におきかえられる。〕 1.耐PCI性のある複合被覆管における内部要素として適当な、ジルコニウ ムあるいはジルコニウム合金でできた内部要素と、複合被覆管の支持部分を構成 しようとするジルコニウム合金、例えば、ジルカロイ2、ジルカロイ4、あるい はジルコニウム2.5ニオブのようなジルコニウム合金でできた外部要素とを有 した複合被覆管からなる原子燃料要素を製造する方法であって、前記被覆管が、 内部要素の組成になったインゴットと外部要素の組成になったインゴットとをそ れぞれ製造する工程と、それらを個別機械加工して適当な寸法のビレットにする 工程と、それらを接合する工程と、押し出し加工して管素材にする工程と、さら に、それを冷間圧延と中間熱処理とを行い、最終寸法において最終熱処理を行う ことによって機械加工する工程とによって製造される、該原子燃料要素製造方法 において、前記ジルコニウムあるいはジルコニウム合金でできた前記内部要素が 、インゴットの製造から被覆管の完成までに至る、鍛造、圧延、押出し、熱処理 、及び最終熱処理からなる製造工程中において、初期のベータ相変態が生じる時 の温度未満の、アルファ相範囲における温度において熱影響を受けるのみである ことを特徴とする原子燃料要素の製造方法。 2.請求の範囲第1項記載の方法において、前記内部要素がアルファ相範囲の 温度において、鍛造の前に予備熱処理される原子燃料要素の製造方法。 3.請求の範囲第2項記載の方法において、前記内部要素が2つの工程におい て鍛造され、前記工程より前に予備熱処理がアルファ相範囲における温度におい て実行される原子燃料要素の製造方法。 4.請求の範囲第1、2あるいは3項記載の方法において、前記内部要素が、 0.1から1%までの錫を有したジルコニウム−錫合金、好ましくは0.1から 0.5%までの錫と、600ppm未満の鉄、好ましくは200ないし450ppmの 鉄と、600ppm未満の酸素と普通に原子炉級のジルコニウムに適用される限度 以下の不純物組成とを有したジルコニウム−錫合金から製造される原子燃料要 素の製造方法。 5.請求の範囲第4項記載の方法において、前記内部要素を構成しようとする 材料のインゴットが、インゴット鍛造前に700から860度Cまでの温度にお いて予熱される原子燃料要素の製造方法。 6.請求の範囲第4および5項記載の方法において、前記ブランクが、鍛造、 圧延、および(あるいは)押出し加工と関連して行われる熱処理操作に加えて、 600から860度Cまで、好ましくは650から750度Cまでの温度におい て熱処理される原子燃料要素の製造方法。 7.請求の範囲第1項記載の方法において、前記内部要素が、普通に原子炉級 のジルコニウムに適用される含有量以下の不純物含有量を有したジルコニウムか ら製造される原子燃料要素の製造方法。 8.請求の範囲第7項記載の方法において、前記内部要素を構成しようとする 材料のインゴットが、インゴットの鍛造前に700から800度Cまでで予熱さ れる原子燃料要素の製造方法。 9.請求の範囲第7および8項記載の方法において、前記ビレットが、鍛造、 圧延、および(あるいは)押出し加工と関連して行われる熱処理操作に加えて、 600から800度Cまで、好ましくは650から750度Cまでの温度におい て熱処理される原子燃料要素の製造方法。 10. 請求の範囲第1から9の1項あるいはそれ以上の項記載の方法において 、前記押出し加工が710度C未満の温度において行われる原子燃料要素の製造 方法。 11. 内部要素のビレットが710℃未満の温度で圧延され及び/又は押出さ れる請求の範囲第1から10までのいずれか1項記載の方法。 12. 請求の範囲第1から11の1項あるいはそれ以上の項記載の方法におい て、前記押出し加工された管素材が、525から700度Cまでにおける中間熱 処理操作と、400から700度Cまでにおける最終熱処理操作とを行いながら 、多数の工程において冷間圧延される原子燃料要素の製造方法。 13. 押出し後に、600−800度Cの温度で熱処理がおこなわれる、請求 の範囲第1から12の1項あるいはそれ以上の項記載の方法。 14. 被覆管素材の外方部分は、請求の範囲第13項による熱処理後にβ急冷 をされる請求の範囲第13項記載の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年5月27日 【補正内容】 工程の前に、被覆管の外面がベータ焼入れされる。従って、押出し加工の後は被 覆管の外部だけがベータ焼入れされ、この部分に対して改良された耐腐食性を与 える。そのような被覆管にはまたPCI保護のために内部要素を設けることがで きる。押出し加工の後は、そのような場合における内部要素は、最終的な圧延工 程より前に、ベータ焼入れによって影響を受けることはないであろう。 SE8301770−7は、0.1%錫を含有したスポンジ状ジルコニウム合 金でできた内部層を有した複合被覆管からなる燃料棒を記載している。この燃料 棒は高温状態での水及び水蒸気の腐食影響に対する増大した抵抗性を示す。前記 被覆管は、内部要素を構成するジルコニウム合金の管を、ジルコニウム合金の粗 管の中に配置することによって製造され、2つの管の端面が一緒にして溶接され る。その後で、複合的な管が加熱しない状態で押出し加工される。押出し加工さ れた製品は、次に幾つかの工程において冷間圧延され、約650度Cの温度にお いて中間的な再結晶焼きなましされ、最終的な冷間圧延の後には約525度Cに おいて最終焼きなましが行われる。 被覆管の内側は、損傷が被覆管において発生して、その結果、水が被覆管内に 侵入した場合に、水と水蒸気の腐食影響を受けることがある。この水は、次によ り高温の燃料ペレットと接触して蒸発するであろう。この結果、被覆管の内側は 高温の水/水蒸気の腐食影響を受けることになる。ジルコニウムやジルコニウム 合金が腐食すると、水素が形成され、これはある程度まで被覆管に吸収される。 水素は、水素化ジルコニウムの形で析出する。この水素化ジルコニウムはこわれ 易く、被覆管の健全性に関しては負の影響を有している。従って、水の侵入を含 む損傷が拡大して、大量の水が被覆管の中へ侵入して、二酸化ウランと放射性核 分裂生成物とが侵出するような危険のないようにするために、腐食とその腐食に よって生じる水素吸収とは、できるだけわずかであることが重要である。被覆管 に対する損傷は幾つかの理由から生じるが、例えば、摩耗あるいは溶接欠陥のた めに生じる。 燃料棒の外側は常に水、水蒸気と接触していて、熱処理がジルコニウムに影響 し、高温の水、水蒸気における腐食に対するジルコニウム合金の抵抗性に影響す ることが知れている。従って、多数の文献が、ジルコニウム合金の耐腐食性を改
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI G21C 3/06 3/07

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.耐PCI性のある複合被覆管における内部要素として適当な、ジルコニウ ムあるいはジルコニウム合金でできた内部要素と、複合被覆管の支持部分を構成 するジルコニウム合金、例えば、ジルカロイ2、ジルカロイ4、あるいはジルコ ニウム2.5ニオブのようなジルコニウム合金でできた外部要素とを有した複合 被覆管からなる原子燃料要素を製造する方法であって、前記被覆管が、内部要素 の組成になったインゴットと外部要素の組成になったインゴットとをそれぞれ製 造する工程と、それらを個別に機械加工して適当な寸法のビレットにする工程と 、それらを接合する工程と、押し出し加工して管素材にする工程と、さらに、管 素材に冷間圧延と中間熱処理とを行い、最終寸法において最終熱処理を行うこと によって管素材を機械加工する工程とによって製造される、該原子燃料要素製造 方法において、前記ジルコニウムあるいはジルコニウム合金でできた前記内部要 素が、インゴットの製造から被覆管の完成までに至る、鍛造、圧延、押出し、熱 処理、及び最終熱処理からなる製造工程中において、初期のベータ相変態が生じ る時の温度以下の、アルファ相範囲における温度において熱影響を受けるのみで あることを特徴とする原子燃料要素の製造方法。 2.請求の範囲第1項記載の方法において、前記内部要素がアルファ相範囲の 温度において、鍛造の前に予備熱処理される原子燃料要素の製造方法。 3.請求の範囲第2項記載の方法において、前記内部要素が2つの工程におい て鍛造され、前記工程より前に予備熱処理がアルファ相範囲における温度におい て実行される原子燃料要素の製造方法。 4.請求の範囲第1項記載の方法において、前記内部要素が、普通に原子炉級 のジルコニウムに適用される限度以下の不純物組成のみならず、0.1から1% までの錫を有したジルコニウム、好ましくは0.1から0.5%までの錫を有し たジルコニウムと、600ppm未満の鉄、好ましくは200から450ppmまでの 鉄と、600ppm未満の酸素をも有したジルコニウム−錫合金から製造される原 子燃料要素の製造方法。 5.請求の範囲第1および2項記載の方法において、前記内部要素を構成する 材料のインゴットが、インゴット鍛造前に700から860度Cまでにおいて予 熱される原子燃料要素の製造方法。 6.請求の範囲第1、2および3項記載の方法において、前記ビレットが71 0度C未満の温度において、圧延、および(あるいは)押出し加工される原子燃 料要素の製造方法。 7.請求の範囲第1、2、3および4項記載の方法において、前記ビレットが 、鍛造、圧延、および(あるいは)押出し加工と関連して行われる熱処理操作に 加えて、600から860度Cまで、好ましくは650から750度Cまでの温 度において熱処理される原子燃料要素の製造方法。 8.請求の範囲第1項記載の方法において、前記内部要素が、普通に原子炉級 のジルコニウムに適用される組成以下の不純物組成を有したジルコニウムから製 造される原子燃料要素の製造方法。 9.請求の範囲第1および6項記載の方法において、前記内部要素を構成しよ うとする材料のインゴットが、インゴットの鍛造前に700から800度Cまで で予熱される原子燃料要素の製造方法。 10. 請求の範囲第1、6および7項記載の方法において、前記ビレットが7 10度C未満の温度において、圧延、および(あるいは)押出し加工される原子 燃料要素の製造方法。 11. 請求の範囲第1、6、7および8項記載の方法において、前記ビレット が、鍛造、圧延、および(あるいは)押出し加工と関連して行われる熱処理操作 に加えて、600から800度Cまで、好ましくは650から750度Cまでの 温度において熱処理される原子燃料要素の製造方法。 12. 請求の範囲第1から11の1項あるいはそれ以上の項記載の方法におい て、前記押出し加工が710度C未満の温度において行われる原子燃料要素の製 造方法。 13. 請求の範囲第1から12の1項あるいはそれ以上の項記載の方法におい て、前記押出し加工された管素材が、525から700度Cまでにおける中間熱 処理操作と、400から700度Cまでにおける最終熱処理操作とを行いながら 、多数の工程において冷間圧延される原子燃料要素の製造方法。 14. 請求の範囲第1から13までのいずれか1項に記載の方法において、押 出し加工の後で、600から800度Cまでの温度において熱処理が行われ、こ の熱処理の後で、被覆管の外部部分のベータ焼き入れが行われる原子燃料要素の 製造方法。
JP06515076A 1992-12-18 1993-12-15 内部ライナー付きジルコニウム被覆管の製法 Expired - Lifetime JP3031714B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9203871A SE506174C2 (sv) 1992-12-18 1992-12-18 Metod att framställa kärnbränsleelement
SE9203871-0 1992-12-18
PCT/SE1993/001070 WO1994015343A1 (en) 1992-12-18 1993-12-15 Manufacture of zirconium cladding tube with internal liner

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08505225A true JPH08505225A (ja) 1996-06-04
JP3031714B2 JP3031714B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=20388216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06515076A Expired - Lifetime JP3031714B2 (ja) 1992-12-18 1993-12-15 内部ライナー付きジルコニウム被覆管の製法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5620536A (ja)
EP (1) EP0674800B1 (ja)
JP (1) JP3031714B2 (ja)
DE (1) DE69309305T2 (ja)
ES (1) ES2102810T3 (ja)
FI (1) FI112888B (ja)
SE (1) SE506174C2 (ja)
WO (1) WO1994015343A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898260B2 (en) 1999-03-29 2005-05-24 Framatome Anp Gmbh Fuel element for a pressurized water reactor and method for producing cladding tubes

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2717717B1 (fr) * 1994-03-24 1996-05-15 Cezus Co Europ Zirconium Procédé de fabrication d'une ébauche tubulaire en zircaloy 2 plaquée intérieurement en zirconium et apte au contrôle ultrasonore de l'épaisseur de zirconium.
US5711826A (en) * 1996-04-12 1998-01-27 Crs Holdings, Inc. Functionally gradient cladding for nuclear fuel rods
KR100441562B1 (ko) * 2001-05-07 2004-07-23 한국수력원자력 주식회사 우수한 내식성과 기계적 특성을 갖는 지르코늄 합금핵연료 피복관 및 그 제조 방법
SE525455C2 (sv) * 2002-06-07 2005-02-22 Westinghouse Atom Ab Förfarande, användning och anordning beträffande kapslingsrör för kärnbränsle samt bränslepatron för en nukleär kokarvattenreaktor
SE525808C2 (sv) 2002-10-30 2005-05-03 Westinghouse Atom Ab Förfarande, användning och anordning avseende kapslingrör för kärnbränsle samt en bränslepatron för en nukleär tryckvattenreaktor
FR2849866B1 (fr) * 2003-01-13 2006-01-13 Cezus Co Europ Zirconium Procede de fabrication d'un demi-produit en alliage de zirconium pour l'elaboration d'un produit long et utilisation
US7194980B2 (en) * 2003-07-09 2007-03-27 John Stuart Greeson Automated carrier-based pest control system
US9284629B2 (en) 2004-03-23 2016-03-15 Westinghouse Electric Company Llc Zirconium alloys with improved corrosion/creep resistance due to final heat treatments
EP1730318A4 (en) * 2004-03-23 2010-08-18 Westinghouse Electric Corp ZIRCONIUM ALLOYS WITH IMPROVED CORROSION RESISTANCE AND METHOD FOR PRODUCING ZIRCONIUM ALLOYS WITH IMPROVED CORROSION RESISTANCE
US10221475B2 (en) 2004-03-23 2019-03-05 Westinghouse Electric Company Llc Zirconium alloys with improved corrosion/creep resistance
US7922065B2 (en) 2004-08-02 2011-04-12 Ati Properties, Inc. Corrosion resistant fluid conducting parts, methods of making corrosion resistant fluid conducting parts and equipment and parts replacement methods utilizing corrosion resistant fluid conducting parts
US9139895B2 (en) * 2004-09-08 2015-09-22 Global Nuclear Fuel—Americas, LLC Zirconium alloy fuel cladding for operation in aggressive water chemistry
US8043448B2 (en) * 2004-09-08 2011-10-25 Global Nuclear Fuel-Americas, Llc Non-heat treated zirconium alloy fuel cladding and a method of manufacturing the same
SE530673C2 (sv) * 2006-08-24 2008-08-05 Westinghouse Electric Sweden Vattenreaktorbränslekapslingsrör
CA2710432C (en) 2007-12-26 2016-04-26 Thorium Power, Inc. Nuclear reactor, fuel assembly consisting of driver-breeding modules for a nuclear reactor and a fuel cell for a fuel assembly
US8116423B2 (en) 2007-12-26 2012-02-14 Thorium Power, Inc. Nuclear reactor (alternatives), fuel assembly of seed-blanket subassemblies for nuclear reactor (alternatives), and fuel element for fuel assembly
US9355747B2 (en) 2008-12-25 2016-05-31 Thorium Power, Inc. Light-water reactor fuel assembly (alternatives), a light-water reactor, and a fuel element of fuel assembly
WO2011143172A1 (en) 2010-05-11 2011-11-17 Thorium Power, Inc. Fuel assembly with metal fuel alloy kernel and method of manufacturing thereof
US10192644B2 (en) 2010-05-11 2019-01-29 Lightbridge Corporation Fuel assembly
US10170207B2 (en) 2013-05-10 2019-01-01 Thorium Power, Inc. Fuel assembly
US9287012B2 (en) 2010-07-25 2016-03-15 Global Nuclear Fuel—Americas, LLC Optimized fuel assembly channels and methods of creating the same
US10118259B1 (en) 2012-12-11 2018-11-06 Ati Properties Llc Corrosion resistant bimetallic tube manufactured by a two-step process
US9694258B2 (en) * 2015-04-06 2017-07-04 RGP Innovations, LLC Golf-club head comprised of low-friction materials, and method of making same
US9422198B1 (en) * 2015-04-06 2016-08-23 RGPInnovations, LLC Oxidized-zirconium-alloy article and method therefor
CN105039886B (zh) * 2015-08-05 2017-02-01 西部超导材料科技股份有限公司 一种具有均匀细小组织相Zr‑2.5Nb合金棒材的制备方法
CN108188196B (zh) * 2017-12-04 2019-10-11 中国科学院金属研究所 一种FeCrAl/Zr双金属复合管及其制备方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4390497A (en) * 1979-06-04 1983-06-28 General Electric Company Thermal-mechanical treatment of composite nuclear fuel element cladding
US4576654A (en) * 1982-04-15 1986-03-18 General Electric Company Heat treated tube
US4770847A (en) * 1982-06-01 1988-09-13 General Electric Company Control of differential growth in nuclear reactor components by control of metallurgical conditions
SE436078B (sv) * 1983-03-30 1984-11-05 Asea Atom Ab Brenslestav for kernreaktor brenslestav for kernreaktor
JPS60165580A (ja) * 1984-02-08 1985-08-28 株式会社日立製作所 原子炉燃料用被覆管の製造法
DE3571096D1 (en) * 1984-03-09 1989-07-20 Nippon Nuclear Fuel Dev Co Cladding tube for nuclear fuel and nuclear fuel element having this cladding tube
DE3428954A1 (de) * 1984-08-06 1986-02-13 Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim Huellrohr aus einer zirkoniumlegierung insbesondere fuer einen kernreaktorbrennstab und verfahren zum herstellen dieses huellrohres
CN86101123A (zh) * 1985-03-08 1987-01-21 西屋电气公司 水堆燃料包壳管
FR2579122B1 (fr) * 1985-03-19 1989-06-30 Cezus Co Europ Zirconium Procede de fabrication de tubes-gaines composites pour combustible nucleaire et produits obtenus
FR2629586B1 (fr) * 1988-03-30 1992-01-03 Cezus Co Europ Zirconium Procede de controle ultrasonore de l'epaisseur de placage d'un tube metallique, dispositif correspondant et application a des tubes en alliage de zr plaque
US5230758A (en) * 1989-08-28 1993-07-27 Westinghouse Electric Corp. Method of producing zirlo material for light water reactor applications
SE463790B (sv) * 1989-10-27 1991-01-21 Sandvik Ab Metod foer framstaellning av kapslingsroer foer braenslestavar i kaernreaktorer
US5223206A (en) * 1992-06-08 1993-06-29 General Electric Company Method for producing heat treated composite nuclear fuel containers
US5285485A (en) * 1993-02-01 1994-02-08 General Electric Company Composite nuclear fuel container and method for producing same
US5437747A (en) * 1993-04-23 1995-08-01 General Electric Company Method of fabricating zircalloy tubing having high resistance to crack propagation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6898260B2 (en) 1999-03-29 2005-05-24 Framatome Anp Gmbh Fuel element for a pressurized water reactor and method for producing cladding tubes
US7127024B2 (en) 1999-03-29 2006-10-24 Framatome Anp Gmbh Fuel element for a pressurized water reactor

Also Published As

Publication number Publication date
EP0674800B1 (en) 1997-03-26
ES2102810T3 (es) 1997-08-01
DE69309305T2 (de) 1997-10-23
FI952981A0 (fi) 1995-06-16
SE9203871D0 (sv) 1992-12-18
DE69309305D1 (de) 1997-04-30
WO1994015343A1 (en) 1994-07-07
EP0674800A1 (en) 1995-10-04
SE9203871L (ja) 1900-01-01
US5620536A (en) 1997-04-15
FI952981A (fi) 1995-06-16
SE506174C2 (sv) 1997-11-17
FI112888B (fi) 2004-01-30
JP3031714B2 (ja) 2000-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08505225A (ja) 内部ライナー付きジルコニウム被覆管の製法
US4689091A (en) Process for producing zirconium-based alloy
US20060225815A1 (en) Zirconium alloy and components for the core of light water-cooled nuclear reactors
JPH11194189A (ja) 耐食性およびクリープ特性にすぐれた原子炉燃料被覆管用Zr合金管の製造方法
JPH08239740A (ja) 核燃料集合体用の管の製造方法及びこれによって得られる管
JP3923557B2 (ja) 核燃料集合体用のジルコニウム基合金管およびその製造方法
JPS58224139A (ja) 高耐食性ジルコニウム合金
JPS6145699B2 (ja)
US6544361B1 (en) Process for manufacturing thin components made of zirconium-based alloy and straps thus produced
KR101630403B1 (ko) 다단 열간압연을 적용한 핵연료용 지르코늄 부품의 제조방법
KR910007917B1 (ko) 원자로 연료용 합성 피복관의 제조공정 및 그 생산물
US5735978A (en) Sheathing tube for a nuclear fuel rod
US5076488A (en) Silicon grain refinement of zirconium
JPH10513262A (ja) 原子炉燃料集合体用のジルコニウムを基材とする合金製の管およびそのような管の製造プロセス
JPS6358223B2 (ja)
CN113613807A (zh) 锆合金管状产品制造方法
JP3483804B2 (ja) 耐食性ジルコニウム基合金管の製造方法
KR20140118949A (ko) 가혹한 원자로 가동조건에서 내산화성이 우수한 핵연료피복관용 지르코늄 합금 조성물 및 이를 이용한 지르코늄 합금 핵연료 피복관의 제조방법
KR20130098621A (ko) 가혹한 원자로 가동조건에서 내산화성이 우수한 핵연료피복관용 지르코늄 합금 조성물 및 이를 이용한 지르코늄 합금 핵연료 피복관의 제조방법
KR20130098622A (ko) 고온 가압수 및 수증기 부식환경에서 우수한 내식성을 보유한 핵연료피복관용 지르코늄 합금 조성물 및 이를 이용한 지르코늄 합금 핵연료 피복관의 제조방법
RU2145739C1 (ru) Способ изготовления трубы и труба, служащая защитной оболочкой стержня ядерного топлива
JPS6026650A (ja) 原子炉燃料用被覆管
KR20140120290A (ko) 사고조건 하의 원자로 내에서 우수한 내산화성을 나타내는 핵연료 피복관용 지르코늄 합금 조성물, 이를 이용하여 제조한 지르코늄 합금 핵연료 피복관 및 이의 제조방법
JPH1081929A (ja) ジルコニウム合金および合金管とその製造方法
JPS6331543B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term