JPH08504441A - アザノルアダマンタン - Google Patents

アザノルアダマンタン

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JPH08504441A
JPH08504441A JP6514195A JP51419594A JPH08504441A JP H08504441 A JPH08504441 A JP H08504441A JP 6514195 A JP6514195 A JP 6514195A JP 51419594 A JP51419594 A JP 51419594A JP H08504441 A JPH08504441 A JP H08504441A
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amino
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pyrrolidin
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Application number
JP6514195A
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フリン,ダニエル,リー
ムーアマン,アラン,エドワード
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ジー.ディー.サール アンド カンパニー
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D471/18Bridged systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/10Laxatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I) (式中,Zは からなる群より選ばれ,R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり,R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン,CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノスルホン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され,nは0,1または2であり,mは1または2であり,XはOまたはNR7であり,R7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである)の化合物またはそれらの医薬的に許容される塩に関し,これらの化合物は啼乳類動物において5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニストおよび/または5−HT3アンタゴニストとして作動する.

Description

【発明の詳細な説明】 アザノルアダマンタン 発明の背景 本発明は,哺乳類動物において5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニスト および/または5−HT3アンタゴニストとして作動する薬剤(化合物)に関す る.これらの化合物はセロトニン5−HT4アゴニストとしては反射性食道炎, 軽症胃アトニー,非潰瘍性消化不良症,腸閉塞症,便秘,および過敏性腸症候群 (便秘型)のようなヒトの胃腸(GI)の運動減弱性障害の処置に有用な胃腸の 向運動性(prokinetic)薬剤である.セロトニン5−HT4アンタゴニストとし ては,これらの化合物は,下痢および過敏性腸症候群(下痢型)のような胃腸管 の運動亢進性障害の処置に有用である.セロトニン5−HT3アンタゴニストと してはこれらの化合物は結腸における通過を遅延させるのに有用であり,したが って,下痢支配型の過敏性腸症候群の処置に有用である.セロトニン5−HT4 アゴニストもしくはアンタゴニスト,および/またはセロトニン5−HT3アン タゴニストはまた,セロトニン5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニストお よび/またはセロトニン5−HT3アンタゴニストによる処置が適用症とされる 嘔吐,不安症,内臓痛,薬物濫用(依存または禁断症状の両者)認知障害および 他のCNS障害の処置に有用である. セロトニン(5−ヒドロキシトリプタミン;5−HT)は,哺乳類動物の中枢 神経系(CNS)および末梢において神経伝達物質として機能する.セロトニン は同定された受容体サブタイプの数では,モノアミン神経伝達物質中で傑出して いる.現在までに,サブタイプの数は,主要なサブタイプである5−HT1A, 1B,1C,1D,1E,2A,2B,3(おそらくサブタイプ),1P,セロ トニントランスポーター等を含めて十数種に及んでいる.セロトニン受容体サブ タイプの多様性のため,どのセロトニン受容体サブタイプが様々な生理学的/薬 理学的活性のどれに関与しているかの同定は錯綜している. セロトニンは何年か前から,各種動物モデルで胃腸管の蠕動を促進することが 明らかにされている.1980年代半ばに,5−HT3受容体サブタイプに対す る特異的アンタゴニスト数種が別個の研究室で同定された.これらの5−HT3 アンタゴニストは様々な囓歯類モデルで向運動性であることが明らかにされた. 以来,5−HT3アンタゴニストが胃腸管の向運動性薬剤として多様なヒト運動 性減弱状態,すなわち反射性食道炎,非潰瘍性消化不良,軽症胃アトニー,腸閉 塞症,過敏性腸症候群の処置に有用とする多くの論文や特許が発表されている. Gunning & Naylor(J.Pharm.Pharmacol.1985,37,78)は,メト クロプラミド(5−HT3仲介ベツォルト・ヤリッシュ反射を遮断する5−HT3 アンタゴニスト)がモルモットの胃切片において電場剌激による収縮を増強する ことを報告した.同時に,Buchheitら(J.Phram.Pharmacol.1985,37 ,664)は,3種類の5−HT3アンタゴニスト(メトクロプラミド,ICS −205930,およびMDL72222)が,いずれも,インビトロでモルモ ットの胃筋肉切片の収縮を増強し,またインビボで胃内容排出速度の上昇を引き 起こすことを報告している.H.Kimuraら(Jpn.J.Pharmacol.,49(補遺) 3月25〜28日,1989,196頁)は,選択的5−HT3アンタゴニスト であるSN−307がマウスにおいて炭末飼料の通過を促進することを独立に報 告している.J.S.Giddaら(Gastroenterology 1988,95,A867)は ,数種類の5−HT3アンタゴニスト[ICS−205930,GR38032 ,およびザコプリド]が胃内容排出を増進することを報告した.これらの報告か らセロトニン5−HT3アンタゴニストは蠕動の回復と輸送の増進を適用とする ヒト胃腸運動障害の治療的処置に有用な薬剤であると結論された. さらに最近になって数報の臨床報告が5−HT3アンタゴニストはヒトでは胃 腸の通過を加速しないことを指示している.Talleyら(Digestive Diseases and Sciences 1989,34,1511)は選択的5−HT3アンタゴニスト,G R38032が小腸内走行時間または口−盲腸走行時間を変化させなかったこと を報告している.結論は,GR38032がヒトの胃腸内輸送に大きな作用を示 さないということであった.S.Goreらによる別の臨床報告(Aliment.Pharmaco l.Therap.1990,4,139)では,GR38032はヒトにおいて胃腸 内通過を加速しないのみでなく,実際には結腸内走行を減速することが 証明されている.したがって,5−HT3アンタゴニストは囓歯類種(モルモッ ト,マウス,ラット)においては胃腸走行を加速するものの,ヒトにおいては小 腸走行に影響せず,結腸走行を増進よりもむしろ減退させる. 胃腸内走行のイヌのモデルは,ヒトでの結果をもっと正確に反映するものと思 われる.J.M.Van Nuentenら(British J.Pharmacology,1989,96,3 31頁)は最近,シサプリド(既報の5−HT3アンタゴニスト)はイヌの十二 指腸洞運動を増強したが,他の強力な5−HT3アンタゴニスト,ICS−20 5930には増強は認められなかったことを報告している.しかも,ICS−2 05930は,シサプリドと共投与した場合にも,シサプリドの反応には影響し なかった.Nemeth & Gullikson(European J.Pharmacology,1989,166 ,387)はBRL−24924およびシサプリドが腰筋ニューロンを脱分極す る能力はそれらの5−HT3アンタゴニズム作用とは無関係であったことを報告 した.シサプリド,BRL−24924,メトクロプラミドおよびその他のセロ トニン作動性薬剤を向運動性にする受容体機構は5−HT3アンタゴニストの性 質とは無関係である.それらの向運動性活性の原因となる受容体機構はセロトニ ン作動性ではあるが,現在では5−HT4と呼ばれるセロトニン受容体サブタイ プにおける機構である(M.ToniniらPharmacological Research,1991,2 4,5). この解明は最初に,A.Dumuis,M.Sebben & J.Bockaertの研究室で行われた (Naunyn-Schmiedeberg’s Arch.Pharmacol 1989,340,403).シ サプリドおよびBRL−24924を含む各種ベンズアミドの向運動性活性は, マウス胚小丘ニューロンで同定された新規な5−HT4受容体サブタイプにおけ るアゴニスト活性と関連することが見出されたのである.その直後,D.Craig & D.Clarkeが5−HT4受容体をモルモット回腸の腰筋神経に同定した(J.Phar macol.Exp.Ther.,1990,252,1378).ごく最近,Craig & Clark eはセロトニンおよびベンズアミドBRL−24924(レンザプリド)によっ て誘発される蠕動反応が5−HT4受容体でのアゴニズムにより仲介されること も明らかにした. アザノルアダマンタン核を含有する天然産物アリストフル−ティコシンについ ては,TetraLett.,1988,29,3355およびHelv.Chem.Acta,199 1,74,110で論じられている. ニトリルまたはカルボキシル基で置換されたアザノルアダマンタン核がHetroc ycles ,1979,12,343)に報告されている. セロトニン調節の領域には幅広い臨床的有用性をもつ薬剤の要求がある.セロ トニンは生理的重要性が認められた新しい神経伝達物質の一つであり,5−HT 受容体と相互作用する薬剤は現在,多くの研究の焦点とされている.P.Bonate ,Clinical Neuropharmacology,Vol.14,No.1,pp.1−16(1991 )参照. したがって,本発明の目的は,哺乳類動物において5−HT4セロトニンアゴ ニストもしくはアンタゴニストおよび/または5−HT3セロトニンアンタゴニ スト活性を示す薬剤として使用するための化合物を製造することにある.本発明 の化合物は,これらの化合物の治療有効量の投与により,哺乳類動物において, 5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニストおよび/または5−HT3アンタゴ ニストによって影響される状態の治療に幅広い臨床的有用性を有する薬剤への要 求に合致するものである. 発明の概要 本発明は,式I の化合物またはその医薬的に許容される塩に関する.式中,Zは (式中,R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン, CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素 原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1〜2個 で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6個の炭 素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノスルホ ン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され, nは0,1または2であり, mは1または2であり, XはOまたはNR7であり, R7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである)からなる群よ り選択される. 本発明はまた,治療有効量の式Iの化合物を医薬的に許容される担体と配合し てなる医薬組成物,および5−HT4セロトニンアゴニストもしくはアンタゴニ ストおよび/または5−HT3セロトニンアンタゴニスト組成物に応答する状態 の処置方法を提供するものである. 発明の詳細な説明 本発明は上述の式Iの化合物を包含する. 式Iで定義された化合物のクラス中には,式II によって表される好ましい化合物またはそれらの医薬的に許容される塩のサブク ラスがある. 上記式中,R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン, CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素 原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1〜2個 で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6個の炭 素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノスルホ ン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され, nは0,1または2であり, XはNHである. 式IIの好ましいサブクラスの化合物には, 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1R,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド, 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1S,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド, 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1β−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド,および 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド,が包含 される. 式I〜IIに含まれるクラスおよびサブクラスの化合物には,それらの化合物の 医薬的に許容される塩が包含される. 本明細書に示した構造中,環内の結合と交差して引かれた結合は,その結合が 環構造の利用可能な任意の原子に対するものであることを指示する. 本明細書で用いられる「医薬的に許容される塩」の語は,本技術分野における 通常の熟練者にはよく知られている方法によって製造される因襲的に受け入れら れている医薬用の塩を意味する[たとえば,S.M.Bergeら,”Pharmaceutical Salts,”J.Pharm.Sci.,66:1−19(1977)参照]. 本明細書で用いられる「組成物」の語は,2種類以上の要素または成分の混合 または配合によって得られる生成物を意味する. 本明細書で用いられる「医薬的に許容される担体」の語は,液体もしくは固体 の充填剤,希釈液,賦形剤,溶媒またはカプセル化材料のような,化学物質の運 搬,製剤化または移送に関与する医薬的に許容される材料,組成物,またはビヒ クルを意味する. 本明細書で用いられる「治療有効量」の語は,研究者または臨床医によって探 究される,組織,系または動物(哺乳類)の生物学的または医学的反応を誘発す る薬物または医薬の量を意味する. 本明細書で用いられる「アルキル」の語は,1−12個さらに好ましくは1〜 6個の炭素原子を有し,直鎖状または分岐状の飽和炭化水素から1個の水素原子 を除去して誘導された1価の炭化水素基を意味する.それらの基の代表としては メチル,エチル,n−プロピル,イソプロピル,n−ブチル,sec−ブチル, イソブチル,tert−ブチル,n−オクチル,2,4−ジメチルペンチル等を 挙げることができる. 本明細書で用いられる「アルコキシ」の語は,上に定義したアルキル基に1個 または2個以上の酸素原子が結合した基を意味する.代表的なアルコキシ基には メトキシ,エトキシ,プロポキシ,tert−ブトキシ等が含まれる. 本明細書で用いられる「ハロゲン」の語は,フルオロ,クロロ,ブロモ,また はヨード基を意味する. 本明細書で用いられる「アミノ」の語は,基−NR89(式中,R8およびR9 は独立に水素または前述のアルキル基である)によって表される. 本明細書で用いられる「アシルアミノ」の語は,基R10−C(=O)−NH− (式中,R10は前述のアルキル基である)によって表される. 本明細書で用いられる「アミノスルホン」の語は,基R11−SO2−NH(式 中,R11は上に定義したアルキル基である)によって表される. 本明細書で用いられる「アミノカルボニル」の語は,基NH2−C(=O)− によって表される. 本発明の化合物は,5−HT4アゴニズムもしくはアンタゴニズムおよび/ま たは5−HT3アンタゴニズムを示す.本発明の化合物の有する5−HT3活性は 本明細書に記載する放射性リガンド受容体結合アッセイにより測定された.5− HT4アゴニスト活性は本明細書に記載のインビトロラット筋層粘膜(TMM) アッセイによって測定した(Baxterら,Naunyn Schmied Arch.Pharmacol,19 91,343,439).同様に,ラットのTMMアッセイは,セロトニンの活 性を遮断する5−HT4アンタゴニストの同定にも用いられる.本技術分野にお ける技術者であれば,本明細書に記載したこれらのアッセイ方法を用いることに より煩雑な実験をすることなく本発明の化合物の活性を測定することが可能であ ろう. X=NHである本発明の化合物およびフタルイミジンは分子の平面的コンフォ メーションと関連して5−HT4アンタゴニスト活性を示す.ベンズアミド化合 物は分子内水素結合を介して平面的コンフォメーションが強制される.本発明の 他の化合物は,連続体ではアンタゴニスト活性または混合もしくは部分アゴニス ト/アンタゴニスト活性となり得る5−HT4活性を示す. 5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニストおよび/または5−HT3アンタ ゴニストとしてのそれらの活性により,式IおよびIIの化合物は胃腸運動障害, 嘔吐,不安,認知障害および他のCNS障害のような状態の処置に有用である. 本明細書において用いられる5−HT4アゴニスト処置に応答する胃腸運動障害 には反射性食道炎,非潰瘍性消化不良,軽症胃アトニー,腸閉塞症,過敏性腸症 候群(便秘型),便秘等が包含される.本明細書において用いられる5−HT4 アンタゴニスト処置に応答する胃腸運動障害には,下痢,過敏性腸症候群(下痢 型)等が包含される.本明細書において用いられる5−HT3アンタゴニストに 応答する疾患には癌の化学療法または術後のいずれかによる嘔吐,不安症,認知 障害,薬物濫用(依存症または禁断症状の両者),過敏性腸症候群(下痢型)等 が包含される.通常技術を有する医師または獣医師によれば,対象の呈している 状態が5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニストまたは5−HT3アンタゴニ ストのいずれによって処置可能かは容易に決定することができる. 本発明の化合物は経口投与用の剤形,たとえば,錠剤,カプセル剤,ソフトゲ ル,丸剤,散財,顆粒剤,エリキシールまたはシロップとして投与することがで きる.本発明の化合物はまた,製薬学の分野で知られている剤形を用いて,血管 内,腹腔内,皮下,筋肉内または局所的に投与することができる.一般的には, 好ましい投与形態は経口投与である. 本発明の経口投与による医薬組成物および方法では,前述の活性成分が通常適 当な医薬用希釈剤,賦形薬または担体(以下一括して「担体」材料という)と混 合して投与される.このような担体材料は意図される投与形態に関連して,また 慣用の医薬実務に適合させて適宜選択される. たとえば,錠剤またはカプセルの形態での経口投与用には,本発明の化合物1 種もしくは2種以上の治療有効量を,経口投与用医薬に許容される任意の不活性 担体,たとえばラクトース,デンプン,スクロース,セルロース,ステアリン酸 マグネシウム,硫酸カルシウム等またはそれらの各種混合物と混合することがで きる.液体形態,たとえばソフトゲル,エリキシール,シロップ等での経口投与 用には,治療有効量の活性薬剤成分を,経口投与用医薬に許容される任意の不活 性担体,たとえば水,エタノール,ポリエチレングリコール,植物油,プロピレ ングリコール,ベンジルアルコール等またはそれらの各種組合せと混合すること ができる. 所望によりまたは必要に応じて,適当な結合剤,滑沢剤,崩壊剤,防腐剤,お よび着色剤または香味剤を混合物に添加することもできる.適当な結合剤には, デンプン,ゼラチン,天然の糖,コーンスイートナー,天然および合成のゴム, ならびにワックス等,またはそれらの混合物が包含される.滑沢剤にはホウ酸, 安息香酸ナトリウム,酢酸ナトリウム,食塩等,またはそれらの混合物が包含さ れる.崩壊剤としては,それらに限定されるものではないが,デンプン,メチル セルロース,寒天,ベントナイト,グアールゴム等,またはそれらの混合物が包 含される. 血管内,腹腔内,皮下または筋肉内投与用には,本発明の化合物1種または2 種以上を適当な担体たとえば水,食塩水,デキストロース水溶液等と混合するこ とができる.局所投与用には,本発明の化合物1種もしくは2種以上の治療有効 量を医薬的に許容されるクリーム,油脂,ワックス,ゲル等と混合することがで きる. 選択された投与経路にかかわらず,本発明の化合物の治療有効量は,本技術分 野における熟練者には既知の慣用方法によって,医薬的に許容される剤形に製剤 化される.本発明の化合物の5−HT4アゴニストもしくはアンタゴニストおよ び/または5−HT3アンタゴニストによって仲介される,症状の予防または治 療のための投与量は,患者の種類,年齢,体重,性別,医学的状態,および状態 の重篤度,投与経路,ならびに処置に選択された特定の化合物を含む多様な因子 により決定される.通常の技術を有する医師および獣医師は,状態の予防または 進行の停止に必要な薬剤の有効量を容易に決定し処方することができる.この場 合,医師または獣医師は,最初は比較的低用量を用い,ついで最高の応答が得ら れるまで用量を増大させていくことができる.本発明の化合物の1日用量は,通 常約1−1000mgの範囲であるが,約10〜500mgの範囲がさらに好ま しい. 本発明の化合物は通常,下記の反応式I−Vに従い調製される. 反応式 I 反応式 II 反応式 III 反応式 IV MX=HR7N (化合物4,5,8,9,16または17の場合) MX=HOまたは金属化アルコキシド (化合物2,3,12,13,18または19の場合) 反応式 V (化合物4,5,8,9,16または17の場合) 化学的製造法 既知の3−アザノルアダマンタン−6−オン(T.R.Bok & W.N.Speckamp ,Heterocycles 1979,12,343)は反応式Iに示すように,をメタ ノール中にて水素化ホウ素ナトリウムによりまたはテトラヒドロフラン中水素化 アルミニウムリチウムにより還元して,エキソ−3−アザノルアダマンタン−6 −オールおよびエンド−3−アザノルアダマンタン−6−オールを調製する ために用いられる.他の方法として,ナトリウム/アルコール混合物で還元する と,異なった割合のアルコールおよびが得られる.およびの混合物はシ リカゲルクロマトグラフィーで分割することができる. ケトンは同様,そのオキシム誘導体に変換し,ついで水素化アルミニウムリ チウムで還元して一級アミン(R7=H)を得ることによって,エキソ−3−ア ザノルアダマンタン−6−アミンおよびエンド−3−アザノルアダマンタン− 6−アミンを調製するために用いられる.他の方法として,還元アミノ化の条 件下に一級アミンをケトン1と反応させると,R7がアルキルである二級アミン およびが得られる. nが1の場合(式II参照),塩基(カリウムt−ブトキシドが望ましい)の存 在下にケトンをトシルメチルイソシアニドと反応させると,分離可能なニトリ ルおよびが得られる.反応式II参照.これらのニトリルをテトラヒドロフラ ン中で水素化リチウムアルミニウムにより別個に還元すると,エキソ−3−アザ ノルアダマンタン−6−メチルアミンおよびエンド−3−アザノルアダマンタ ン−6−メチルアミンがそれぞれ得られる.別法として,ニトリルおよび をそれぞれそのメチルエステル10および11(メタノール,塩酸)に変換し, エーテル性溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン)中で水素化アルミニウムリチ ウムにより還元すると,エキソ−3−アザノルアダマンタン−6−メチルカルビ ノール12およびエンド−3−アザノルアダマンタン−6−メチルカルビノール13 がそれぞれ得られる. 反応式IIIは,式中nが2である置換3−アザノルアダマンタン(式II参照) の製造を例示する.メチルカルビノール12および13は別個にアルコール官能 基を離脱基とした中間体(たとえばトシレート)に変換する.これらのトシレー ト を極性の非プロトン性溶媒(ジメチルホルムアミド)中でシアン化ナトリウムと 反応させると,エキソ−およびエンド−シアノメチル置換化合物14および15 がそれぞれ得られる.14および15をそれぞれエーテル性溶媒中,水素化アル ミニウムリチウムで処理すると,所望のエキソ−3−アザノルアダマンタン−6 −(β−アミノ)エタン16,およびエンド−3−アザノルアダマンタン−6− (β−アミノ)エタン17が生成する.他の方法としては,ニトリル14および15 を上述のようにそれぞれメチルエステルに変換し,ついでエーテル性溶媒中 で水素化アルミニウムリチウムで還元すると,エキソ−3−アザノルアダマンタ ン−6−(β−ヒドロキシ)エタン18およびエンド−3−アザノルアダマンタ ン−6−(β−ヒドロキシ)エタン19が得られる. 反応式IVには置換安息香酸Cと適当なアミンまたはアルコールのカップリング によって式IIの化合物を得る方法例示する.一般的な酸活性化試薬(酸クロライ ド,DCC,ECDI,CDI等)がこのカップリングに適当である.好ましく は,CDI(カルボニルジイミダゾール)を酸活性化試薬として用いて,カップ リング反応はジメチルホルムアミドもしくはテトラヒドロフランまたは類似の極 性非プロトン性溶剤中で行われる.アルコール121318または19 のアルコールが関与するカップリングにおいては,アルコールを炭酸ナトリ ウム,カリウムもしくはセシウムのような無機塩基または水素化ナトリウムまた はカリウムで金属化アルコキシドに変換することが好ましい. 反応式Vには式IIIの化合物を得るのに用いられる方法を例示する.反応式V において,Q1およびQ2は,独立に離脱基(たとえばクロライド)であるかま たは両者で酸素を表し,mは1または2であり,R4およびR5は上述の通りで ある.式Dの化合物をトルエン,テトラヒドロフランまたはジメチルホルムアミ ドのような不活性溶媒中,所望により炭酸カリウムまたは炭酸セシウムのような 塩基の存在下に,アミン16または17のアミンと反応させて ,所望の化合物IIIを得る. 例A (±)ヘキサヒドロ−2,6−メタノ−1H−ピロリジン−1−オン 上記化合物は,Theo Reints Bok & Nico Speckamp[Heterocycles12巻,3 号,343−347頁(1989)]の方法を用いて合成した. 例B 例B−1 2S−ヘキサヒドロ−2,6−メタノ−1H−ピロリジン−オン 例B−2 2R−ヘキサヒドロ−2,6−メタノ−1H−ピロリジン−オン ラセミのエクアトリアルなアルコール[N.Speckampら,Heterocycles 12巻 ,3号,343−347頁(1979)](30.0g;0.078モル)およ びR−(−)−α−メトキシフェニル酢酸(13.8g;0.083モル)を1 .0Lのトルエン中で100mgのp−トルエンスルホン酸と,tlc(40% EtOAc/トルエン)に変化が認められなくなるまで還流を行った.反応混合 物を濃縮して,残留物をWater prep500上において2個のカートリ ッジを用い,5%EtOAc/CH2Cl2で溶出してクロマトグラフィーに付し た.最初に溶出する化合物は,初めの3個の500ml分画に収集された.濃縮 すると15.9gの生成物が得られた. HPLC分析: アキラルカラム:Zorbax−RX−C−B;移動相:10/90〜70/ 30(30分)MeCN/TEAP 保持時間=13.46分;純度99.34% キラルカラム:Chiral OD−R;移動相:60/40MeCN/H2 O 保持時間=49.40分;純度99+% 最初の成分をMeOH(500ml)および水20m1中のKOH5.0gに 溶解し,混合物を1時間還流させた.T1c40%EtOAc/トルエンにより 反応の完了が指示された.反応混合物を濃縮し,残留物を水に懸濁し,濾過し, 水で洗浄し,吸引乾燥すると固体7.9gが生成した.旋光度(CHCl3): αD+3.0゜.この固体200mgをMeOHより結晶化させた.単結晶X線 に適当な結晶が得られた.絶対構造は以下の通りである. このアルコールは,Speckampの合成経路[Heterocycles 12巻,3 号,343−347頁(1979)]を利用して,純粋な鏡像異性体2S−ヘキ サヒドロ−2,6−メタノ−1H−ピロリジン−1オン(例B−1)の調製に用 いられた. 第2の成分は再度クロマトグラフィーに付して,極性がもっと低い化合物5% を分離した.精製した物質を上述のように処理すると2R−ヘキサヒドロ−2, 6−メタノ−1H−ピロリジン−1−オン(例B−2)が得られた. 例C (±)ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7aα−ピロリジン−1α −カルボニトリル(C−1)および(±)ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ− 1H,7aα−ピロリジン−1β−カルボニトリル(C−2) 3−アザノルアダマンタン−6−オン(320mg;0.00233モル), トシルメチルイソシアニド(593mg;0.00303モル)およびエタノー ル237μlをエチレングリコールジメチルエーテル(DME)10mlに溶解 した.この混合物をアセトン/ドライアイス浴中で−68℃に冷却した.カリウ ムtert−ブトキシド(623mg;0.0055モル)を反応混合物中に添 加し,ついで反応混合物を放置し室温まで加温した.2時間後,形成した固体を 濾過し,DMEで洗浄した.濾液を濃縮乾固した.残留物を2.0mlの水に溶 解し,生成物を15ml(7)Et。Oによって5回抽出した.Et。O層を合 わせてMgSO4上で乾燥し,ついで濃縮乾固した.得られた油状物をシリカゲ ルクロマトグラフィーにより,5%EtOH/CHCl3・0.5%NH4OHで 溶出して精製した.ニトリル(C−1)(124mg)が最初に溶出し,ついで ニトリル(C−2)(105mg)が溶出した. 例C−1:C9122,MW=148.20 NMR(CDCl31H(ppm):1.62(1H)三重項の2重線[J=13HzおよびJ= 2.5Hz]:1.82(1H)二重項の二重線[J=13Hz,およびJ=5 Hz];1.9〜2.05(2H)多重線;2.22(1H)単一線;2.5 (1H)単一線;2.87(1H)二重線[J=13Hz];2.42(1H) 単一線;3.06(1H)二重項2重線[J=11Hz,およびJ=3Hz]; 3.19(1H)二重項二重線[J=11HzおよびJ=3Hz];3.43( 1H)二重項の三重線[J=11HzおよびJ=1Hz];3.90(1H)二 重線[J=8]. CMR(CDCI313C(ppm);33.65;36.37;41.40;43.45;44. 38;65.41;65.61;67.35;121.42. 例C−2:C9122,MW=148.20 NMR(CDCl31(ppm):1.8〜2.0(3H)多重線;2.25(1H)単一線;2 .4〜2.5(2H)多重線;2.89〜3.17(5H)多重線;3.82( 1H)三重線[J=13Hz]; CMR(CDCl313C(ppm);30.37;36.08;38.46;40.39;40. 67;61.85;66.25;67.14;123.42. 同様に,鏡像異性体として純粋な3−アザノルアダマンタ−6−オン異性体を トシルメチルイソシアニドと反応させ鏡像異性体として純粋なニトリルを得た. 例C−3:例B−1から調製.ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7 aα−ピロリジン−1S,1αカルボニトリル 例C−4:例B−2から調製.ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7 aa−ピロリジン−1R,1αカルボニトリル 例D (±)ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7aα−ピロリジン−1α −メタンアミン 例C−1のニトリル(124mg;0.00083モル)を,1MのLAH/ THF(テトラヒドロフラン中水素化アルミニウムリチウム)1.0mlおよび THF1.0mlの混合物に室温で添加した.この混合物を還流下に1時間加熱 した.反応混合物を冷却し,1.0mlのTHF中水100μlの溶液を添加し て過剰のLAHを分解した.これに続いて,THF1.0ml中15%NaOH 100μlの溶液に添加した.得られた混合物を濾過し,固体をTHFで洗浄し た.濾液を濃縮すると標記化合物116mgが油状物として得られた. C9162,MW=152.22 NMR(CDCl31H(ppm):1.58(1H)三重項の二重線[J=13HzおよびJ= 2.5Hz];1.8〜2.0(2H)多重線;2.04(1H)三重線[J= 7.5Hz];2.15(1H)単一線:2.21(1H)単一線;2.55〜 2.72(3H)多重線;2.85〜3.07(3H);3.14(1H)三重 項の二重線[J=11HzおよびJ=1Hz];3.49二重線(IH)[J= 6]. CMR(CDCl313C(ppm);34.73;36.34;38.76;43.l1;44. 26;58.11;62.92;64.15;66.92. 例D−1(例C−3より調製) ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7aα−ピロリジン−1S,1α −メタンアミン 同様に,鏡像異性体として純粋な例C−3のニトリルを反応させると標記化合 物が得られた. 例D−2(例C−4より調製) ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7aα−ピロリジン−1R,1α −メタンアミン 同様に,鏡像異性体として純粋な例C−4のニトリルを反応させると標記化合 物が得られた. 例E (±)ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H,7aα−ピロリジン−1β −メタンアミン. 例C−2のニトリルを例Dにおけるニトリルと同様の方法でアミンに還元する . C9162,MW=152.22 NMR(CDCl31H(ppm):1.4〜1.7(4H)多重線;1.9〜2.0(2H)多 重線;2.05〜2.15(2H)多重線;2.45〜2.75(1H)多重線 ;2.8〜3.0(4H)多重線;3.61(1H)三重線[J=11Hz]; CMR(CDCl313C(ppm);28.44;33.43;35.95;36.95;41. 13;52.10;62.34;65.57;66.04. 例1 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド ジメチルホルムアミド(DMF)2.0ml中に,4−アミノ−5−クロロ− 2−メトキシ安息香酸(168mg;0.000836モル)および1,l’− カルボニルジイミダゾール(CDI)(154mg;0.00085モル)を溶 解させ,1時間撹拌した.例Dのアミン(116mg;0.00082モル)を DMF2.0mlに溶解し,上記溶液に添加した.この混合液を1時間撹拌し, ついで濃縮乾固した.残留物を1.0mlのCHCl3に溶解し,製造薄層クロ マトグラフィーのプレート上に置いて,30%MeOH/CHCl3・0.25 NH4OHで溶出させた.生成物をNH3で飽和したMeOHによりシリカを通し て洗浄し,濾液を濃縮した.残留物をCHCl3に溶解し,溶液をセライトを通 して濾過した.濾液を濃縮すると,145mgのアミドが生成した.遊離の塩基 を,MeOH中アセチルクロライドから調製したMeOH中HCl溶液に溶解し ,溶液を濃縮乾固した. C1722ClN32・1.6HCl・1.5H2O MW=421.19 計算値 分析値 C 48.48 48.55 H 6.37 6.02 N 9.98 9.91 C1 21.88 22.09 例2 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1β−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド 例1の操作に従い,例Eのアミンを用いて標記化合物を合成した. C1722ClN32・1.7HCl・2.0H2O・0.2MeOHMW=4 40.26 計算値 分析値 C 46.92 47.21 H 6.52 6.14 N 9.54 9.52 C1 21.74 21.77 例3 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1S,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド 例1の操作に従い例D−1で調製されたアミンを用い標記化合物を合成した. C1722ClN32・1HCl・2.0H2O MW=408.32 計算値 分析値 C 50.01 50.11 H 6.66 7.04 N 10.29 10.05 旋光度(CHCl3):αD+14.2゜±0.718゜. 例4 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1R,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド 例1の操作に従い例D−2で調製されたアミンを用い標記化合物を合成した. C1722ClN32・1.6HCl・1.4H2O MW=372.29 計算値 分析値 C 48.69 48.39 H 6.34 6.16 N 10.03 10.43 C1 22.98 22.02 A セロトニン5−HT4アゴニズムのインビトロ機能アッセイ:ラットTM M セロトニン5−HT4アゴニズムはBaxterら(Naunyn.Schmied.Arch.Pharma col.1991,343,439)の報告に従い,ラット食道のインビトロプレ パレーションにおいて測定した.アゴニスト活性はカルバ−コール収縮ラット筋 層粘膜の弛緩を用いて測定した.横隔膜に近接する胸内食道の2cmのセグメン トを体重約300gの雄ラットから摘出して,その外側筋肉層を除去した.内部 筋層粘膜を37℃の酸素飽和タイロード液を含む組織浴中に0.2〜0.3gの 張力下に搭載した.セロトニンの取り込みを防止するため酢酸コルチステロン( 30μM)およびフルオキセチン(1μM)を,またモノアミンオキシダーゼを 阻害するためにパルギリン(10μM)を緩衝液中に含有させた.30分間の平 衡期間を置いたのち,組織をカルバコール(3μM)で等尺性に収縮させて,強 直性収縮を起こさせた.安定したプラトーが得られて20分以内に試験化合物を 累積的に添加して筋肉切片を弛緩させた.5匹のラットからの組織で 各アゴニストについてEC50値を求めた.この5−HT4受容体におけるアゴニ ストのEC50値を表Iに示す. さらにラットTMMアッセイ(n=6)を例3および4の化合物について実施 した.例3の化合物については269nM±66.7nM,例4の化合物につい ては347.7nM±87.3nMのEC50が得られた. b.セロトニン(5−HT3) 操作:GR65630は5−HT3受容体に結合する.脳皮質は雄ラットから 採取し,膜分画は標準技術によって調製した.膜プレパレーション0.04mg を0.2nM[3H]−GR65630と22℃で66分間インキュベートした .非特異的結合は1uMのICS205−930の存在下において評価した.膜 を濾過し3回洗浄したのちフィルターをカウントして [3H]−RG6563 0特異的結合を測定した[Kilpatrick JG,Jones BJ & Tyers MB,Identificati on and Distribution of 5−HT3Receptors in Rat Brain Using Radioligand B inding Assay,Nature,330,746−748(1987)]. 結果:Kd=2.46,Bmax=154fmol/mgタンパク質,特異的結合 %:70 以上,本発明を特定の実施態様に関して説明したが,これらの実施態様の詳細 は限定を意図するものとして理解すべきではない.様々な均等,改変および修飾 が本発明の精神および範囲から逸脱することなく可能であり,このような均等な 実施態様は本発明の一部であることを理解すべきである.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ムーアマン,アラン,エドワード アメリカ合衆国 60077 イリノイ州スコ ーキー,ラトロウブ 9450 【要約の続き】 個の炭素原子を有するアルキルである)の化合物または それらの医薬的に許容される塩に関し,これらの化合物 は啼乳類動物において5−HT4アゴニストもしくはア ンタゴニストおよび/または5−HT3アンタゴニスト として作動する.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 (式中,Zは からなる群より選ばれ, R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン, CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素 原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしく は2個で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6 個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノ スルホン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され, nは0,1または2であり, mは1たは2であり, XはOまたはNR7であり, R7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである)の化合物また はそれらの医薬的に許容される塩 2.Zは である「請求項1」に記載の化合物 3.XはNHである「請求項2」に記載の化合物 4.式 の4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1R,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミドで ある「請求項3」に記載の化合物 5.式 の4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1S,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミドで ある「請求項3」に記載の化合物 6.式 の4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミドである「 請求項3」に記載の化合物 7.式 の4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1β−イルメチル)−2−メトキシベンズアミドである「 請求項3」に記載の化合物 8.式 (式中,Zは からなる群より選ばれ, R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン, CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素 原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1も しくは2個で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1 〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいア ミノスルホン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され , nは0,1または2であり, mは1または2であり, XはOまたはNR7であり, R7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである)の化合物また はそれらの医薬的に許容される塩の治療有効量と医薬的に許容される担体からな る医薬組成物 9.化合物は, 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1R,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド; 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1S,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド; 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド,および 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1β−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド からなる群より選ばれる「請求項8」に記載の医薬組成物 10.5−HT4アゴニストに応答する状態の処置方法において,このような処 置を必要とする哺乳類動物に,式 (式中,Zは からなる群より選ばれ, R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン, CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素 原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしく は2個で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6 個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノ スルホン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され, nは0,1または2であり, mは0または1であり, XはNHである)の化合物またはそれらの医薬的に許容される塩を投与する方 法 11.化合物は, 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1R,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド; 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1S,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド; 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド,および 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1β−イルメチル)−2−メトキシベンズアミドからなる 群より選ばれる「請求項10」に記載の方法 12.5−HT3アゴニストに応答する状態の処置方法において,このような処 置を必要とする哺乳類動物に,式 (式中,Zは からなる群より選ばれ, R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2,R3,R4およびR5は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン, CF3,ヒドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素 原子を有するアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしく は2個で置換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6 個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノ スルホン,C,〜C。アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され, nは0,1または2であり, mは1または2であり, XはOまたはNR7であり, R7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである)の化合物また はそれらの医薬的に許容される塩を投与する方法 13.化合物は, 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1R,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド; 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1S,1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド; 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1α−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド,および 4−アミノ−5−クロロ−N−(ヘキサヒドロ−2β,6β−メタノ−1H, 7aα−ピロリジン−1β−イルメチル)−2−メトキシベンズアミド からなる群より選ばれる「請求項12」に記載の方法 14.5−HT4アンタゴニストまたは混合5−HT4アゴニスト/アンタゴニス トに応答する状態の処置方法において,このような処置を必要とする哺乳類動物 に,式 (式中,Zは であり, R1は1〜6個の炭素原子を有するアルコキシであり, R2およびR3は互いに同種または異種であって,水素,ハロゲン,CF3,ヒ ドロキシ,1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ,2〜7個の炭素原子を有す るアシル,アミノ,1〜6個の炭素原子を有するアルキル基1もしくは2個で置 換されたアミノ,C2〜C7アシルアミノ,アミノカルボニル,1〜6個の炭素原 子を有するアルキル基1もしくは2個で置換されていてもよいアミノスルホ ン,C1〜C6アルキルスルホンおよびニトロからなる群より選択され, nは0,1または2であり, XはOまたはNR7であり, R7は水素または1〜6個の炭素原子を有するアルキルである)の化合物また はそれらの医薬的に許容される塩を投与する方法
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