JPH08503622A - 携帯用空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 担持構造を備えた個人用の携帯可能な空調または空気浄化装置であり、これは首紐（１１）を含み、調節すなわち浄化した空気を使用者の頭部／顔面面積部分に導く。この装置は調節すなわち浄化した空気の集中流れを使用者の口および鼻へ向けて方向決めするように配置されたフィルター／ファンユニット（８，２）を含んで構成される。このフィルター／ファンユニットは担持構造に含まれる下側ベルト（第４図）により、または例えば有効位置に配置されたブレースまたは緊密な嵌め込みポケットを使用して所定位置に保持され得る。フィルター／ファンユニットはまた装置の任意部品として含まれた空気制御のための１つないし数個の付随補機のための迅速緊締構造、例えばヴェルクロアタッチメント（２０）を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 携帯用空調装置 本発明は空気の質に原因する健康上の問題を抱える人のための携帯用の空調ま たは空気浄化ユニットに関する。これらの健康上の問題には頭痛、疲労、鬱病な ど、および恐らくはある種のアレルギー性および喘息性の反応も同様に含まれる 。 空気の質を改善するために多くの装置が利用できる。しかしなから殆どの装置 は、使用者の頭部／顔面および呼吸箇所に近い空気の十分な浄化および改善を常 に保証することなく、ほんの周辺だけしか浄化できないという共通した欠点かあ る。 高価な静置型の空調浄化設備を使用した場合ですら、例えばタバコの煙りが使 用者と空気浄化ユニットとの間に流れてくると、使用者はその汚染された有毒な 空気を吸い込むことになり得る。 空気の汚染による幾つかの健康問題を抱えているため、発明者は１９７７年以 来実験をかさねて、静置型およひ携帯用の両方の空気浄化装置を作ってきた。彼 は自身の呼吸器官の近くで空気浄化装置を使用するときが最も有利であるという 結論に達した。それ故に、彼は空気浄化装置を小型化して携帯できるようにした 。何故なら、市販されている他の浄化装置は静置型であり、したかって上述した 健康上の問題を解決しないからである。 ドイツ国公報ＤＥ２７３３７２９Ｂ２には、イオン化装置およびファンを組み 付けた静置型空気浄化装置が早くから提示されている。この浄化装置は、静置型 であるので上述した問題を解決しない。 発明者は、携帯用で首紐を使用した小型の空気浄化装置を幾つか設計した。彼 はまた他人によって後に特許されたこの種の形式のものにある程度類似した特徴 を有する携帯用のイオン化装置を設計したのであり、ノルウェー国公開公報第１ ６７２４６号および国際公開公報ＷＯ９２／１６２５１を参照されたい。発明者 の経験によれば、これらのイオン化装置は何れも頭痛、疲労、および他の空気汚 染に係る不快感のような健康上の問題に対する満足な解答を与えていない。こ の無効性は、この点に関する調査を行った医師によって確認されたと思われる。 イオン化装置の他の欠点は、それらの装置が高電圧ユニットを内蔵して電界に取 り囲まれており、この電界がある種の人に不快感を与え得るということである。 イオン化装置の短期使用は健康を司る専門家にかなり受入れられているが、長期 間の有効性に関しては疑問とされている。経験によれば、身体の近くで携帯用イ オン化装置を長期間使用することは、罹患者に不快感を生じさせ得ることが示さ れている。発明者は、イオン化装置を主装置（第１図）の外部に配置して、上述 した携帯用イオン化装置の場合に較べて電界に身体に少ししか曝さないようにす ることで、この問題を解決した。また、発明者はイオン化装置の付随機器（任意 ）、特に個別の必要性に合致させるためにイオン化量を使用者に調整できるよう にするポットメータ、を設計した。その上更に、発明者は自身のイオン化装置に 調整可能な電界レギュレータを備え、これにより個人的な必要性に対しての格段 に優れた適用性を実現することができる。また、下側ベルトアタッチメントも含 まれており、これはイオン化装置を安定化させて、歩行時および運動時に従来の イオン化装置で生じる振り子揺動を防止する。 空気の質が変り易く劣悪である区域においては、イオン化装置は作動限界が限 られているために、空気は一般に簡単な携帯用または静置型イオン化装置によっ て浄化することが可能とされるよりもはるかに多い有害ガスおよび汚染物質を含 んで構成されている。発明者は長年にわたって携帯用空気浄化装置を作って試験 を行い、イオン化だけでは一般に十分でないということを認識するに至った。満 足のゆく結果を得るためには、より一層多目的な空気浄化装置か必要である。明 らかなように、速度レギュレータを使用して、多層フィルター処理された空気の 流れを近接箇所から呼吸器官へ向けて直接的に集中させる必要性かある。経験に よれば、これは健康上の最良の結果を与えることが示される。何故ならこのよう な携帯用浄化装置の使用者は何処に居ようとも空気の質が改善される健康上の利 点を一般に得るからである。したかって、様々な使用者の体形および健康上の問 題に対する多目的且つ調整可能な装置、すなわち特定の使用者に対して個別に適 用することができるようになされた装置が明らかに要望されるのである。 空気の汚染に敏感な人に係る上述した問題を解決するために、イオン化だけの 簡単な原理よりも優れた且つ広い機能を示すこのような携帯用装置の明確な必要 性が結果的に生じた。この必要性は請求の範囲に正確に定義した形式の装置を利 用可能にすることで達成される。 本発明による装置はその代表的な実施例および添付図面を参照してここで詳細 に説明される。添付図面は、 第１図は装置の中央主部を構成するファンおよびフィルターユニットを示す。 第２図は装置の冷却および給湿ユニットを示し、このユニットは成る気象およ び温度条件下でのみ用いられる任意設備と見做されなければならない。 第３図も特定の空気条件の下でのみ用いられる付随的機器、すなわちイオン化 装置を示す。 第４図は使用者が動いているときに主装置（第１図）を安定な所定位置に固定 するためにまさに欠くことのできない下側ベルトを示す。 第５図は甚だしく汚染された区域において、または風か主装置からの空気流れ を偏向させてしまうときに有利に使用されるいわゆるスワンネック、すなわちマ ウスピースを示す。 第６図は空気の流れ方向の調整可能な方向決めフィンを示す。 第７図は第２図のユニットよりも軽く、運動するときに使用するのに一層適し た冷却および給湿ユニットを示す。 第８図はフィルターに流入する空気をイオン化するのに一層適当な小型イオン 化装置を示す。 第９図は身体における主装置の最も一般的な使用位置を示す。 第１０図は空気流を使用者の呼吸器官へ向けて自動的に集中させるために装置 の頂部に電子式自動制御ユニットを備えた装置の実施例を示す。 第１１図は更に一層ひどく汚染された区域で使用するための厚いフィルターを 任意で備える装置の実施例を示す。 第１２図は有害空気を呼吸器官から離しておくためにマスクか必要である、甚 だしく汚染された状態における装置の使用を示す。 第１３図は視力を損なう危険性のある甚だしく汚染された空気中での空気浄化 装置の使用を示す。 第１４図はプロペラ式ファンを有する装置の実施例を示す。 第１図はファン２およびフィルターユニット８で構成されたユニットを示す。 フィルターユニットは活性炭フィルターの前フィルター６５およひ後フィルター ６６で構成され得る。ファンは後部ハッチ１３によりフィルター８，６５，６６ を通して空気を吸入する。空気は次ぎにファン２を通過し、その後使用者の呼吸 器官へ向けて放たれる。フィルターは簡単迅速連結装置、例えば磁石アタッチメ ントまたはねじ連結部１４Ａにより後部ハッチ１３を開口して容易に交換できる 。後部ハッチ１３の完全な連結解除は、下側ベルトアタッチメント２２の下側の 舌部状突起を外方へ余分に曲げることで簡単に行われる。フィルターユニット８ およびフィルターカセット６７を引き出すことにより、ＮｉＣｄ電池３およびフ ァン２に容易にアクセス可能にする。ファン中央のねじを緩めることで、モータ ー１が潤滑および保守のためにアクセスできるようになる。電池はこれに代えて 、発明者のプロトタイプのうちの１つに於けるように、外部スライドハッチによ って手を届かせることができる。他の代替例では、電池の充電、モーターの駆動 、電子装置の冷却などのために外部プラグが取付けられ得る。風の方向決めフィ ン１０は遠心ファンからの回転する空気を捕捉して前進させるためにまさに必要 である。速度レギュレータ４は装置からの適当速度の空気流れを得るためにまさ に必要である。下側ベルトアタッチメント２２は装置（第１図）に進入する小さ なプラグおよび下側ベルト（第４図）のフープすなわちリング６８を取付けるた めの他の突出プラグを有する。リング６８の間に弾性の中間ストラップがあり、 これがフープを下側ベルトアタッチメント２２上に完全に留めることができるよ うにする。この解決策はまたベルトアタッチメントおよびフープ６８の間にカバ ークロスが入るのを使用者が受入れるならば下側ベルトを見えない状態で使用可 能にする。調整ねじ１４Ａを回転して調整することで、使用者が鼻や口に直接向 けて適当な空気流を受けられるように装置を容易に調整できる。下側ベルト（第 ４図）および首紐１１の長さは後側のバックル、例えばいわゆるファステックス （Ｆａｓｔｅｘ）形式のものによって調整できる。 殆どの人は肋骨の形状による窪みを胸の中央に有する。装置の後部ハッチ１３ の中央はこの肋骨の窪みに合った凸形を有する。下側ベルト（第４図）はこの窪 みに装置を引き寄せてその位置に安定化させる。この解決策はフィルターユニッ ト８のための空間、並びに運動時の装置の振り子動作に対抗する作用を与える。 冷却および給湿ユニット（第２図および第７図）は、空気が装置の頂部上のダ クト２６を通過するときに冷却して給湿するための格子および（または）パイブ 装置を有し得る。直列に配置されたフィルター８は活性炭、静電気フィルター、 および有害ガスおよび粒子を除去して呼吸に適するように空気を改善する他の形 式のフィルターの両方を含んで構成され得る。 電子式自動制御ユニット５０〜５８は特に、使用者か頭部を側方へ回すときに 空気流を側方へ向けるための電気モーター５０、空気流を前後方向へ向ける電気 モーター５１、検出器５２，５３、電子制御装置５５、ベベル歯車制御装置５７ 、側方フィン５６、磁石スイッチ６８を含んで構成される。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９３年１１月１日 【補正内容】 補正された請求の範囲 ［１９９３年１１月１日（０１．１１．９３）付けで国際事務局により受理され た。原請求項１が補正された。新しい請求項２および請求項３が追加された。他 の請求項は請求項４〜請求項１３として番号を変更された以外に変更なし。（２ 頁）］ １． 清浄空気を使用者の頭部／顔面面積部分へ送るための、首紐（１１） を含む担持構造を備えた個人用の携帯用空気浄化装置であって、 浄化すなわち調節済み空気の集中流れを使用者の口および鼻へ導くようになさ れたフィルター／ファンユニット（８，２）を含むことを特徴とする携帯用空気 浄化装置。 ２． 請求項１に記載の装置であって、前記フィルター／ファンユニットか 担持構造に含まれる下側ベルト（第４図）、または例えば適当位置のストラップ または緊密な嵌め込みポケットまたはポーチによって安定した固定位置に保持さ れることを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ３． 請求項１または請求項２に記載の装置であって、前記フィルター／フ ァンユニットが迅速緊締構造、例えばヴェルクロ（Ｖｅｌｃｒｏ）アタッチメン ト（２０）を備え、１つないしそれ以上の空気に作用する更に他のユニットが装 置の任意部品として含まれるようになされることを特徴とする携帯用空気浄化装 置。 ４． 請求項３に記載の装置であって、 前記空気に作用する更に他のユニットがイオン化ユニット（第３図および第８ 図）、冷却／給湿ユニット（第２図および第７図）および空気流操作装置（１４ Ａ，１４Ｂ，５０〜５８，第５図，第６図，６４）を含む携帯用空気浄化装置。 ５． 請求項４に記載の装置てあって、 前記空気流操作装置か、使用者の頭部の動きを検出する検出器（５２，５３） および空気のファン流出方向を変化させるために出口オリフィス内またはその付 近に制御可能装置（５１，５６，５７，５８）を有する電子制御手段（５０〜５ ８）を含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ６． 請求項４に記載の装置であって、 空気流操作装置が所望箇所に向けて空気流を導くための手動調整可能な仕掛け 、例えば手動調整可能な方向決めフィン（第６図，６４）または可撓性のスワン ネック（第５図）を含み、これらの何れもヴェルクロアタッチメント（２０）、 磁石アタッチメントまたは他の迅速緊締構造によって装置の頂部に取り付け可能 なベースを有していることを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ７． 請求項４に記載の装置であって、 空気流操作装置が、例えばヴェルクロアタッチメント（２０）のような迅速緊 締構造によりフィルター／ファンユニット（第１図および６０）に取り付けられ た可撓性で弾性の空気ダクト（５９）と、鼻および口（第１２図）さらには任意 に目（第１３図）を覆うマスクとを含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ８． 請求項１から請求項７までの何れか１項に記載の装置であって、 例えば調整ねじ（１４Ａ）で使用者の胸郭角度および姿勢に適するように調整 可能な傾斜した後部ハッチ（第１３図）と、後部ハッチの角度を調整するために 装置の頂部または底部に配置されたノッチまたは歯付き縁部を持つ調整ピン（１ ４Ｂ）とを有するハウジングを含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ９． 請求項４から請求項８までの何れか１項に記載の装置であって、 イオン化ユニット（第３図）が装置を出る空気をイオン化し、またヴェルクロ アタッチメント（２０）、磁石アタッチメントまたは他の迅速緊締構造によって 装置の前部として容易に取付け可能であり、これによりイオン化ユニット（第３ 図）は、空気に作用し且つ装置の頂部として相応に取付けられるような小型のイ オン化ユニット（第８図）を有することによって、実際に可能なだけ任意に使用 者の身体から離して配置され、またイオン化ユニット（第３図およひ第８図）は イオン化量を、また任意に放出イオン（１８）の方向を調整可能（１７）である ことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 １０． 請求項４から請求項９までの何れか１項に記載の装置であって、 冷却／給湿ユニット（第２図および第７図）が熱電冷却ユニットであり、ヴェ ルクロアタッチメント（２０）、磁石アタッチメントまたは他の迅速緊締構造に よってフィルター／ファンユニットに緊締できることを特徴とする携帯用空気浄 化装置。 １１． 請求項４から請求項９までの何れか１項に記載の装置であって、 冷却／給湿ユニット（第２図および第７図）が例えばドライアイスなどの冷凍 材料を基にした冷却手段を含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 １２． 請求項１１に記載の装置であって、 冷却／給湿ユニット（第２図）が外部断熱カバーケース（６１）と、フィルタ ー／ファンユニットの外形に適合する形状を有する、または前記更に他の空気に 作用するユニットが取付けられているときには任意にフィルター／ファンユニッ トの外形に適合する形状を有するカバーケースの内部冷却シース（６２）とを含 むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 １３． 請求項４から請求項１２までの何れか１項に記載の装置であって、 前記フィルター／ファンユニット（第１図）が空気入口（６３）の近くで直列 に配置された各種形式の幾つかの部分フィルターで任意に構成されたフィルター （８）と、遠心またはプロペラ形式とされ得るファン（２）とを含むことを特徴 とする携帯用空気浄化装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＨＵ，Ｊ Ｐ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＵ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ ，ＮＬ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ， ＳＥ，ＳＫ，ＵＡ，ＵＳ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 清浄空気を使用者の頭部／顔面面積部分へ送るための、首紐（１１） を含む担持構造を備えた個人用の携帯用空気浄化装置であって、 浄化すなわち調節済み空気の集中流れを使用者の口および鼻へ導くようになさ れたフィルター／ファンユニット（８，２）であって、担持構造に含まれる下側 ベルト（第４図）、または例えば適当位置のストラップまたは緊密な嵌め込みポ ケットまたはポーチによって安定した固定位置に保持され、また迅速緊締構造、 例えばヴェルクロ（Ｖｅｌｃｒｏ）アタッチメント（２０）を備え、１つないし それ以上の空気に作用する更に他のユニットが装置の任意部品として含まれるよ うになされるフィルター／ファンユニット（８、２）を含むことを特徴とする携 帯用空気浄化装置。 ２． 請求項１に記載の装置であって、 前記空気に作用する更に他のユニットがイオン化ユニット（第３図および第８ 図）、冷却／給湿ユニット（第２図および第７図）および空気流操作装置（１４ Ａ，１４Ｂ，５０〜５８，第５図，第６図，６４）を含む携帯用空気浄化装置。 ３． 請求項２に記載の装置であって、 前記空気流操作装置が、使用者の頭部の動きを検出する検出器（５２，５３） および空気のファン流出方向を変化させるために出口オリフィス内またはその付 近に制御可能装置（５１，５６，５７，５８）を有する電子制御手段（５０〜５ ８）を含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ４． 請求項２に記載の装置であって、 空気流操作装置が所望箇所に向けて空気流を導くための手動調整可能な仕掛け 、例えば手動調整可能な方向決めフィン（第６図，６４）または可撓性のスワン ネック（第５図）を含み、これらの何れもヴェルクロアタッチメント（２０）、 磁石アタッチメントまたは他の迅速緊締構造によって装置の頂部に取付け可能な ベースを有していることを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ５． 請求項２に記載の装置であって、 空気流操作装置が、例えばヴェルクロアタッチメント（２０）のような迅速緊 締構造によりフィルター／ファンユニット（第１図および６０）に取り付けられ た可撓性で弾性の空気ダクト（５９）と、鼻および口（第１２図）さらには任意 に目（第１３図）を覆うマスクとを含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ６． 請求項１から請求項５までの何れか１項に記載の装置であって、 例えば調整ねじ（１４Ａ）で使用者の胸郭角度および姿勢に適するように調整 可能な傾斜した後部ハッチ（第１３図）と、後部ハッチの角度を調整するために 装置の頂部または底部に配置されたノッチまたは歯付き縁部を持つ調整ピン（１ ４Ｂ）とを有するハウジングを含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ７． 請求項２から請求項６までの何れか１項に記載の装置であって、 イオン化ユニット（第３図）が装置を出る空気をイオン化し、またヴェルクロ アタッチメント（２０）、磁石アタッチメントまたは他の迅速緊締構造によって 装置の前部として容易に取付け可能であり、これによりイオン化ユニット（第３ 図）は、空気に作用し且つ装置の頂部として相応に取付けられるような小型のイ オン化ユニット（第８図）を有することによって、実際に可能なだけ任意に使用 者の身体から離して配置され、またイオン化ユニット（第３図およぴ第８図）は イオン化量を、また任意に放出イオン（１８）の方向を調整可能（１７）である ことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 ８． 請求項２から請求項７までの何れか１項に記載の装置であって、 冷却／給湿ユニット（第２図および第７図）が熱電冷却ユニットであり、ヴェ ルクロアタッチメント（２０）、磁石アタッチメントまたは他の迅速緊締構造に よってフィルター／ファンユニットに緊締できることを特徴とする携帯用空気浄 化装置。 ９． 請求項２から請求項７までの何れか１項に記載の装置であって、 冷却／給湿ユニット（第２図および第７図）が例えばドライアイスなどの冷凍 材料を基にした冷却手段を含むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 １０． 請求項９に記載の装置であって、 冷却／給湿ユニット（第２図）が外部断熱カバーケース（６１）と、フィルタ ー／ファンユニットの外形に適合する形状を有する、または前記更に他の空気に 作用するユニットが取付けられているときには任意にフィルター／ファンユニッ トの外形に適合する形状を有するカバーケースの内部冷却シース（６２）とを含 むことを特徴とする携帯用空気浄化装置。 １１． 請求項２から請求項１０までの何れか１項に記載の装置であって、 前記フィルター／ファンユニット（第１図）が空気入口（６３）の近くで直列 に配置された各種形式の幾つかの部分フィルターで任意に構成されたフィルター （８）と、遠心またはプロペラ形式とされ得るファン（２）とを含むことを特徴 とする携帯用空気浄化装置。