JPH08503252A - 瀝青質組成物を形成させるためのゴムの処理 - Google Patents

瀝青質組成物を形成させるためのゴムの処理

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Abstract

(57)【要約】 ゴム、特にタイヤの再使用からの粉砕ゴムを加工してゴム加硫物架橋構造の部分的な、又は高水準の解離をもたらし、それにより中でも、その処理されたゴム、カーボンブラック及び放出された他の添加材が安定に分散れた瀝青質組成物を形成させる。瀝青質、炭化水素油及び液態ゴムがゴム粒子の浸透、膨潤及び相容性付与のために用いられ、それに続いてゴム粒子の加硫された構造の破壊及び少なくとも部分的に解離されたゴム加硫物架橋構造の形成を開始させるために熱的エネルギー及び機械的エネルギーが適用される。この処理されたゴムは更に反応させて安定化されたポリマー改質瀝青質組成物の製造に用いるために組み合わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 瀝青質組成物を形成させるための ゴムの処理 発明の分野 本発明は加硫ゴム、中でも自動車タイヤその他の起源からのスクラップゴムを 処理してゴム加硫物の架橋構造の部分的な、又は高水準の解離を生じさせること 及びそのように処理されたゴムを安定な瀝青質組成物に組み入れることに関する 。 発明の背景 原動機付き乗り物のタイヤは重大な廃棄問題をもたらし、そして多くの試みが それらの再使用のために、例えばそれらのタイヤから作られた再使用粉砕ゴムを 道路舗装用のアスファルト組成物を含む種々の成品の中に取り入れること等によ りなされている。このような粉砕されたゴムはしばしば「ゴム粉末」の語で呼ば れるがこの表現をここで採用する。 このようなゴム粉末は一般に、スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム及びその 合成的類似物(cis-ポリイソプレン)、cis-ポリブタジエン、ブチルゴム及びE PDMゴムを含む種々のゴム状ポリマーを含む。このような再使用ゴム粉末はし ばしば主としてスチレン−ブタジエンゴムよりなる。 米国特許及び商標局の従属機関における従来技術の調査は自動車タイヤを含む 加硫ゴムの廃物からゴムを回収することに関する下記の各米国特許を検索した: 第 1,168,230 号 第 1,133,952 号 第 1,181,811 号 第 2,645,817 号 第 3,880,807 号 第 3,896,059 号 第 4,161,464 号 第 4,146,508 号 第 4,469,817 号 第 5,095,040 号 これらの特許は種々の機械的、化学的及び機械化学混合的方法に関する。 ゴム粉末は一般に機械的剪断や磨砕により粉末形態又は粒状形態に粉砕された 再使用ゴムである。粉砕された廃棄ゴムから材料を回収するために種々の方法が 用いられており、その最も一般的なものの1つは粉砕したゴムを水酸化ナトリウ ム水溶液の中で高められた温度において処理するものである。他の回収方法は、 新しいタイヤの製造に使用できるか又は燃料油として直接使用できる液状物質を 製造する目的で粉砕ゴムを高温度と過剰の剪断力との種々の組み合わせを用いて 処理用油の中で処理することを含む。 加えて、スクラップ粉砕ゴムをアスファルト舗装材料に添加することが提案さ れている。一般に、粉砕ゴムは1つ又は2つの方式、すなわち湿式法又は乾式法 によってアスファルト舗装材料の中に組み入れること ができる。 湿式法においては粉砕ゴムは粉砕ゴムとアスファルトとの混合バッチを製造に 際して混合するバッチ混合法により、連続的製造系での連続的混合により、又は 最終混合によってアスファルトセメントの中に混合される。粉砕ゴムで改質され たアスファルトセメントバインダはアスファルトゴムと呼ばれる。乾式法におい てはゴム粉末はアスファルトセメントではなくて、加熱された骨材に加えられる か、混合物の製造の間に熱間混合アスファルト混合物に加えられる。 そのような湿式法の1つにおいて熱いアスファルト(約190ないし220℃ )を約25ないし30重量%のゴム粉末と混合し、そしてこの混合物を次にケロ シンで希釈する。この方法の変形態様の1つは約22重量%のゴム粉末を用い、 そして希釈は希釈油を用いて行なう。粉砕ゴム及びアスファルトを高められた温 度において混合することは各成分の限定された化学的結合を促進するであろうと 考えられている。しかしながらこれらの組成物は短期間の安定性しか示さず、従 って形成させた後で短期間のうちに使用しなければならない。 湿式法の最近の変法の1つが米国特許第4,992,492号公報に含まれている。こ の方法はアスファルト又は硫黄処理したアスファルト(81ないし86%)、粉 砕ゴム(8ないし10%)、希釈油(4ないし6%)及び高分子量(>100, 000)のオレフィン性不飽和の合成ゴム(2ないし3%)の混合物を含み、こ れを175ないし180℃において約2時間一緒に混合する。 この方法は特許請求されているように、いくつかの点において本発明と異なっ てる。この参照される方法においては粉砕したゴムを瀝青の中に分散させるけれ どもこの加硫物の架橋構造は、もしあったとしても僅かしか化学的な解離を受け ない。そのような粉砕ゴム組成物は、その特許請求されている高い分子量(≧1 00,000)のオレフィン性不飽和の合成ゴムの採用なしには不安定であろう 。この高い分子量の自由分解合成ゴム連鎖は「160ないし165℃において撹 拌することなく密封容器」の中で10日間の期間にわたり粘度及び軟化点の変化 を最小限にする作用を有するもののようである。 最近公開された国際特許WO93/17076においては、粉砕されたゴム粒 子を、中でもそれら粒子の表面において高温度(220ないし260℃)で圧力 のもとに注入された空気により、屋根葺き材等級のアスファルト用の酸化された 、又はいわゆる「吹き込まれた」アスファルトを製造するのに通常的に用いられ るものと類似の方法で強く酸化させている。微細なゴ ム粒子のその場でのそのような処理は所望のゴムの分散性及び相容性を改善する けれども、またそのアスファルト母材に望ましくない脆さをも与える。 リサイクルされた自動車タイヤ又は他のタイヤからの粉砕ゴムを瀝青質又はア スファルトの中に添加することは、それによって得られる組成物の強く改善され た諸性質及びそれにより達成される廃棄ゴムのリサイクルの観点から望ましいも のである。 発明の要約 本発明によれば、粉砕ゴムの架橋構造、中でもリサイクルされた自動車タイヤ 又は他の廃棄ゴム源からの粉砕ゴムの部分的、又は高水準の解離がもたらされ、 そしてそのように処理されたゴムの種々の生成物を瀝青質の中に取り入れて、以 下において更に詳細に記述するような種々の用途において有用な安定な瀝青質材 料を作り出し、それによってもとの廃棄ゴムを有用生成物に変える。中でも粒状 ゴム材料は、特にリサイクルされた自動車タイヤからの粉砕ゴムによって提供さ れる分散した安定粒状ゴム相の分離に抵抗性を示す態様で瀝青質の中に分散させ ることができる。 本発明のアスペクトの1つによれば、瀝青質組成物を形成させる方法が提供さ れ、これはゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してそれらゴム粒子の軟化と膨潤 とをもたらし、この軟化して膨潤した粒子に熱的エネ ルギー及び機械的エネルギーを適用してその加硫物架橋構造の少なくとも部分的 な解離をもたらし、この少なくとも部分的に液状化されたゴム粒子を瀝青質の中 に分散させて少なくとも1つの相容性付与剤をこの瀝青質の中に与え、そしてそ の少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物からの処理されたゴムを上記瀝青質 の中に取り入れ、そして必要の場合、その相容性付与剤と、瀝青質とを、そして いかなる残留したゴム粒子を含む処理されたゴムをも架橋化させてそれら残留ゴ ム粒子を沈降による上記瀝青質からの分離に対して安定化させる。 本発明はまた、そのもう1つのアスペクトにおいて瀝青質組成物をも提供する ものであり、これは瀝青質の連続相と解離されたゴム加硫物架橋化構造を含む分 散相とよりなる。この組成物は次に、ここに記述するように、部分的に解離され ていてもよいゴム粒子又は粒状ポリオレフィン類を含む分散相の含まれた瀝青質 組成物をもたらすためのビヒクルを提供することができ、そしてこの場合にはそ れら粒状物は架橋化によって瀝青質からの分離に対して安定化される。 本発明の更にもう1つの具体例においては、その少なくとも部分的に解離させ たゴム加硫物架橋化構造が立体的安定化剤として用いられて分散されたポリオレ フィンが熱い液状アスファルトから相分離するのを防 止する。 発明の一般的な記述 ここで用いる「瀝青質」の語はこのものの通常的な技術的意味を有し、そして 1群の黒色又は暗色の「固体、半固体又は粘稠な」セメント的な、主として高分 子量炭化水素よりなる天然又は合成の物質を意味するが、これらの中ではアスフ ァルト、タール、ピッチ及びアスファライト(asphalite)が典型的である。こ こで用いる「アスファルト」の語は通常の技術的意味を有し、そして黒色の、暗 色の褐色ないし黒色の、セメント的な、固体又は半固体の性状の物質を意味し、 その際その主要な構成物は天然においてそのまま産出する瀝青、あるいは石油精 製において残渣として得られるものである。ここで用いられる瀝青質物質は真空 タワーウォッシュオイル(tower wash oil)、パラフイン留出物及び芳香族系及 びナフテン系の油を含むストレート残渣及び真空残渣、真空残渣と種々の希釈油 との混合物を含めて種々の起源からのものであることができる。他のアスファル ト質物質、例えばロックアスファルト、天然のアスファルト及びコールタールピ ッチも使用することができる。 本発明の方法はいかなるゴム状の生成物にも、それが合成のものであろうと天 然のものであろうと、或いは加硫されてるものであろうと非加硫のものであろう と、適用することができ、そして単一成分ゴム材にも又は2種以上のゴムの混合 物にも適用することができる。本発明は特に、経済的理由から、自動車タイヤで あろうとトラックタイヤであろうと、全タイヤ、タイヤトレッド、タイヤバッフ ィン(baffin)を含む種々の起源からのリサイクルされた自動車タイヤ、並びに 他の工業的又は商業的ゴム廃棄物からの粉砕ゴムについて記述する。 ここで処理される粉砕ゴムの粒度は広い範囲を有することができ、例えば約1/ 4インチから約200メッシュまでである。廃棄自動車のタイヤ粉末は好都合に は本発明の方法において使用するために約10メッシュから約80メッシュまで の粒度であることができる。好ましくは本発明において用いる粉砕ゴムはリサイ クルされた自動車タイヤから導かれるものであり、従って重大な量の加硫された 合成スチレン−ブタジジエンゴムを含むことができる。 この粉砕ゴムは膨潤材として炭化水素油及び相容性付与剤として合成液態ゴム を含むアスファルトと混合される。本発明の3つの異なった、但し関連する具体 例が提供される。そのような具体例のそれぞれは2つの別な方法により、すなわ ち一方が他方よりも好ましい方法によって実施することができる。そのより好ま しい方の方法においてこれは全体的に瀝青質の中で行 なわれ、一方そのより好ましくはない方の方法ではその粉砕ゴムは瀝青質と別に 処理されてそのような処理の生成物が処理の後でのみ瀝青質に加えられる。 粉砕ゴムの処理を瀝青質中で実施する方法においては、その瀝青質自身が追加 的な炭化水素油を添加する必要がないほどに充分な量の炭化水素油成分を含んで いて軟化及び膨潤を達成できるようになっていてもよい。一般に、本願において 使用される炭化水素油はその解離の生成物と相容性のある石油タール又はコール タールから導かれたものである。用いることのできる炭化水素油はその油の主構 造に依存してナフテン系、芳香族系又はパラフィン系として種々に記述されるも のであることができる。好ましくは用いる炭化水素油は高い芳香族性を有するの がよく、と言うのはそのような特性がその油の粉砕ゴム粒子の表面中への浸透及 びその構造の軟化や膨潤を促進させるからである。ここで使用することのできる 特別な芳香族系の油は”SUNTEX”790及び780T、及び”FYDROLENE”80T、90及び1 25の商品名で入手できるものを含む。 その粉砕ゴムはその炭化水素油の含まれた瀝青質の中に広い範囲の濃度にわた り、一般には約5重量%から約75重量%の範囲で添加されるが、この添加は一 度に、又はその粉砕ゴムの処理の間に増分的に実施することができる。一般に、 粉砕ゴムを高められた温度 において瀝青質と炭化水素油との混合物の中に分散させる場合には油の若干は粉 砕ゴムの中への油の浸透が起こったときに粉砕ゴムにより取り込まれる。最初に 油と混合することのできる粉砕ゴムの量はその最初の混合の後で油の連続相が残 存しているように行なわなければならない。その炭化水素油/瀝青質の混合物の 中の炭化水素油の量は、例えば瀝青質の中に存在する油の水準、所望の性能特性 及び処理される粉砕ゴムの添加量等のいくつかの因子によって変化することがで きる。 次にその粉砕ゴム粒子は熱的及び機械的エネルギーにさらされて硫黄−硫黄結 合及びポリマー分子の間の架橋の裂断によりその加硫されたゴムの粒子の分裂が 開始される。この過程はその少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造の 瀝青質相の中への溶解度及び相容性を高め、そして相容性付与剤として加えられ た溶解した遊離の液態ゴムの連鎖がその場でその少なくとも部分的に解離したゴ ム加硫物架橋構造と化学的に結合するのを促進する。その加硫されたゴム粒子の 解離のために用いられる条件は、以下に記述するような多くの因子によって左右 される。中でも温度は約100℃から約300℃までの範囲にわたることができ 、その際機械的エネルギーは他の処理パラメータに依存して大きく変化すること のできる剪断速度におけ る剪断によって加えられる。例えば、その粉砕ゴムを比較的低い温度において処 理するには比較的高い剪断速度が必要であろうし、一方比較的低い剪断速度はよ り高められた温度において可能であろう。それら熱的及び機械的なエネルギーは 、例えば用いた各成分、処理の種々のパラメータ及び所望の生成物の性質に依存 して約15分から約8時間又はそれ以上であることができるような、広く変化す ることのできる時間間隔にわたり適用される。 一般に、粉砕ゴム加硫物架橋構造の少なくとも部分的な解離を達成するための 本発明に従う方法は、炭化水素油の種類、瀝青質の中の油の初期濃度、例えば装 置の型、剪断速度、温度及び剪断速度と温度との相互関係のような処理条件、追 加的な脱加硫剤の使用、粉砕ゴムの添加の時期、下に述べるような架橋化剤の粒 度や添加速度、量及び添加の時期、及び液態ゴムの分子量や型、並びにもし使用 する場合にそのゴムの官能度を含む多くの可変の因子によって制御される。これ らのパラメータのこのような組み合わせを用いることにより、粉砕ゴムの解離の 度合いは以下に記述するような種々の生成物を製造するために制御することがで きる。 本発明において使用される液態ゴム成分は典型的な処理条件、一般には約10 0ないし300℃、好まし くは約150ないし約220℃において液態瀝青質組成物に高度に溶解性がある か又はこれと高度に相容性化されている。このような液態ゴムは粉砕ゴムを瀝青 質と相容性にするのに役立ち、そして油で膨潤した粉砕ゴムに浸透する傾向をも 有してそれをアスファルトに混合するのを促進させ、それによりその液態ゴムが その少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造とフリーラジカル連鎖交換 反応によってその場で化学的に結合するのを促進させる。 このような液態ゴムは官能性化されていても、又は官能性化されていなくても よく、そして好ましくは約300から約60,000までの範囲の分子量を有し て好ましくはその少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造の瀝青質の中 への物理的及び/又は化学的な組み込みを促進させるためにその廃棄ゴムと類似 の分子構造を有するのがよい(すなわちポリブタジエンやポリイソプレン又はそ れらから導かれるスチレン性共重合物)。 官能性化させた液態ゴムを使用する場合にはその官能性基はアミン、ジオール 、無水マレイン酸基、シアニド、カルボン酸又はスルホネートであることができ る。そのような官能性基の中ではアミンが好ましく、と言うのはこの有機基はそ の塩基性の性質のために触媒としてその解離過程を促進し、かつまた例えばポリ オレフィン類、好ましくはポリエチレンのような他の分散されたポリマー粒子を 、もしそのような粒子が瀝青質組成物の中に存在している場合に結合させるのに 必要なカプリング反応をも助けるからである。 この方法を低い炭化水素油含有量の瀝青質の中で実施する場合には、その液態 ゴムは瀝青質/ゴム粒子の組成物の処理のいかなる好都合な段階において添加し てもよいけれども、これをこの方法の出発時にその瀝青質の中に溶解させるのが 好ましい。この方法を炭化水素油の中で実施し、そして次にその少なくとも部分 的に解離したゴム加硫物架橋構造体を瀝青質に加える場合には、その液態ゴムも 通常はその瀝青質に同時に加える。一般に、使用する液態ゴムの量は瀝青質の約 0.01ないし約10重量%、好ましくは約0.1ないし約3重量%である。 その分散された膨潤した粉砕ゴム粒子に対する瀝青質の中での熱的及び機械的 なエネルギーの適用はそのゴム加硫物架橋構造の解離及びゴム加硫物粒子の粒度 の連続的低下をもたらし、その際その粒度低下の度合いは、上に述べた他の種々 の方法パラメータの他に、熱的及び機械的なエネルギーがその組成物に加えられ る時間の長さに依存する。このような処理を充分な時間にわたって実施した場合 には全てのゴム粒子は解離され、従ってその組成物の中には認め得るゴム粒子は 残留しなくなる。 しかしながら、そのような処理を充分な時間にわたり、そしてゴム加硫物の架 橋構造が高度に解離されるのに充分な制御を行なうことなく実施した場合には、 油状の液化物質が作り出され、このものは舗装や屋根葺きに関連する用途に用い るには望ましくないであろう。このような油状の液化した物質はアスファルト基 材及び非アスファルト基材の塗装や密封剤における希釈剤として使用するのによ く適しているであろう。 自動車タイヤからの粉砕ゴムは一般に重大な割合のカーボンブラックを含んで いる。ここで用いる解離方法はカーボンブラック粒子の放出をもたらす傾向を有 する。典型的にはこのようなカーボンブラック粒子は沈降によりその瀝青質連続 相から分離するであろう。 本発明においてはこの放出されたカーボンブラックの安定性がその液態ゴムと その少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造との、これらの粒子の上へ のフリーラジカル連鎖移動反応の間の表面グラフト反応によって改善される。 一般に、その高度に解離した物質は瀝青質の中に分散することができ、そして その液態ゴムの成分の使用によって単独で液態相の中に留まることができる。し かしながら解離の開始と分散された分解したゴム粒子が分したままに留まってい る高度に解離した物質との 間の中間段階においてそのような分解したゴム粒子の瀝青質の中の安定な分散を もたらすためには、液態ゴムの架橋を生ずる化学反応が行なわれてそれら分解し たゴム粒子をこれらが瀝青質から沈降することに対して安定化することが必要が ある。 本発明の重要なアスペクトの1つはゴムゴム加硫物架橋構造の解離の程度又は 水準を制御できることである。或る解離水準の種々の物質を独立に又は有利には 互いに組み合わされた形で使用することができる。 その瀝青質の中で可溶化又は相容性化されてしまった高度に解離したゴム加硫 物架橋構造は従って一般的に用いられる架橋化剤の使用によってその場で再加硫 させることができる。この再加硫して改質された瀝青質は非可逆的化学結合によ るその瀝青質への相分離の危険を伴うことなく改善された弾性及びスティフネス を示す。 このような架橋化及び/又はグラフト化は硫黄、硫黄放出性化合物(促進用添 加物とともに又はこれを用いることなく)、及び例えば過酸化水素のような他の フリーラジカル開始剤を包含するいかなる通常的な架橋化剤をも用いて実施する ことができる。一般に、用いる架橋化剤の量は瀝青質の約0.05ないし約5重 量%、好ましくは約0.2ないし約3重量%である。この架橋化剤は処理のいか なる好都合な段階において 添加してもよい。 本発明のもう1つの具体例においては架橋化された粉砕ゴム粒子は上に記述し た高度に解離されたゴム添加アスファルト組成物の中に添加して組み入れること ができる。このような組成物の中でその少なくとも部分的に解離したゴム架橋構 造はゴム加硫物粒子の表面に化学的に結合することができ、それにより安定な組 成物が作り出される。 自動車タイヤからの分解されたゴム粉末の残留物やゴム粉末から脱加硫によっ て放出されたカーボンブラックのなんらの相分離も高められた温度、一般的には 約100℃ないし約300℃の範囲の温度において起こらない安定な瀝青質組成 物が作られる。 粉砕ゴム粒子の増分的な添加はその生成瀝青質組成物の中の分散され、安定化 されたゴムの非常に高い、一般的には約25ないし約80重量%の範囲内の添加 量をもたらすために用いることができる。このような濃厚化された物質又はマス ターバッチは瀝青質で希釈して所望の濃度、一般には約3ないし約40重量%の 範囲の濃度の安定化された粉砕ゴムを含む、全ての型の舗装、予備整形された舗 装用レンガ、屋根葺き材、こけら板、種々の耐水性膜、密封剤、填隙材、鉢植え 用樹脂及び保護用上塗り材を含む種々のアスファルト用途のための組成物を形成 するために瀝青質で希釈す ることができる。これと異なって、そのようなマスターバッチは種々の充填材及 び/又はポリマー物質と混合することができ、そしてその混合された組成物はペ レット化してその後でそのような用途のための種々のアスファルト組成物の中に 取り入れるためのペレット化組成物を作ることができる。 本出願人の公開された国際特許出願WO 93/07219(1992年4月16日に出願された USSN 896,734号に対応、その開示はここに参考文献として採用する)には、ポリ エチレンの粒子が立体的安定化によって分散相として維持されている安定なアス ファルト組成物を提供することが記述されている。それに記述されているように 、その瀝青質はそのポリマーで改質された瀝青質組成物の主要な連続相を含み、 そしてそのポリマーはその瀝青質の中にそのポリマー相に錨着した第1成分及び その第1成分に結合されてその瀝青質の中に可溶性の第2の成分によって達成さ れる立体的安定化によりその瀝青質の中に分散されている。 加えて、Polyphalt Inc.,の名において1993年3月29日に出願された現在共出 願中のUK特許出願第9306517.5号に記述されているように、スチレン性共重合 物、オレフィン性共重合物及びE−Pゴムを含む追加的なホモポリマー又はコポ リマー成分を、粒子分散物、ストランド状分散物、溶液及び、その追加的ホ モポリマー及びコポリマーの各成分が分離に対して安定化されている種々の組み 合わせの形で、瀝青質組成物の中に加えることができる。 上に記述したように作られたその少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋 構造はそのまま、又は瀝青質の中に安定に分散させてこれらの瀝青質組成物の中 に加えることができ、それによってそれら残存する粉砕ゴム粒子はその安定な分 散相の1部を形成してエチレン又は他のポリマー粒子の補充、或いは部分的置換 を提供することができる。液態ゴムの各不飽和成分及びそのような少なくとも部 分的に解離したゴム加硫物架橋構造はポリブタジエン基材の安定化剤を全体とし て、又は部分的に立体的安定化剤として置き換えるために使用することができる 。その少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造体を作り出すのに用いら れる不飽和ゴムが官能性化されているならば、この不飽和ゴムは上に記述したよ うに、その第1成分に結合してその分散されたポリマーに錨着する第2成分と置 き換えるために用いることができる。 ここで用いられる方法による、瀝青質の中の粉砕ゴムの安定な分散液の形成は 上に記述したように、分散されたポリエチレンや他のオレフィン性のポリマー類 及びコポリマー類の安定化と組み合わせてそれらの特性を改善することができる 。舗装材料は一般に、破砕 した岩石小塊、砂等の骨材を瀝青質組成物とともに含む。同様にその瀝青組成物 への他の添加物をその瀝青質組成物の最終的用途に依存して使用することができ る。例えば屋根葺き材は適当な充填材、例えばアスベスト、炭酸塩類、シリカ、 木材繊維、雲母、硫酸塩、粘土類、顔料及び/又は例えば塩素化ワックスのよう な難燃剤等の適当な充填材の添加によって得ることができる。亀裂充填用の用途 には酸化物を有利に加えることができる。 実施例 例1 : この例は粉砕ゴムを処理して解離したゴム加硫物架橋構造にし、そしてそのよ うな処理されたゴムをアスファルト組成物の中に組み入れることを説明する。 20メッシュの粒度の自動車タイヤ粉砕ゴムを芳香族系油”SUNTEX”790と混 合した。この油は下記の第1及び第2表に示した物理的及び化学的性質により特 徴付けられる。 その油にゴム粉末15重量%を最初に添加し(すなわち15重量%のゴム粉末 と85重量%の油との混合物)、引続いてこの混合物を45Hミキシングヘッド を備えたBrinkman Polytron high Shearミキサを用いて高い剪断条件のもとに約 180℃に加熱した。最初はその組成物の粘度は上昇し、そして次に約20分後 にその油で膨潤したゴム架橋構造の解離が開始されたときに低下し始めた。この 点において更に10重量%のゴムをその液状の混合物に加え、そして熱及び剪断 力の適用を続けた。混合の間に摩擦力の結果としてその組成物の温度は約200 ℃から250℃の範囲に上昇した。熱及び剪断力の適用は約3時間にわたり継続 し、このしせかんの最後にそのゴム加硫物は強く解離されて油の中に溶解されて いた。更に10重量%のゴムを添加し、そしてその操作を繰り返した。更に約0 .5時間の経過時間の最後に35重量%の液化粉砕ゴムと65重量%の芳香族系 油とよりなる高度に解離した混合物がもたらされた。 この操作を高剪断を用いて継続したが、これは65重量%のゴム粉末分までま すます増分的に加えられた粉砕ゴムをもたらし、このものは約6時間の間に芳香 族系油の溶液に解離された。 この65重量%の溶解した粉砕ゴムと35重量%の芳香族系油とよりなる、処 理されたゴムにポリブタジ エンゴム(Colorado Chemical Specialities Inc.MicrostructureのRicon134、 trans-及びcis-1,480%、1,2-ビニル20%、分子量=12,000)をその処理された ゴム粉末の量の3ないし5重量%を加え、そして硫黄をその処理されたゴム粉末 の量の約1重量%の量でその油に加えてその得られた混合物を上記の温度におい て約1時間加熱し、架橋化された物質を形成させた。 得られた架橋化物質を液状アスファルト(Petro-Canada Bow River、針入度85 /100、性質については下記第3表参照)と混合物の20ないし40重量%の量で 混合して相容性の組成物をもたらした。 このアスファルト/架橋化物質の混合物を160℃の高められた温度において 4重量%の分散した立体的に安定化されたポリエチレンと2重量%のポリブタジ エンとを含むアスファルト(Cold Lake、針入度300ないし400)に基づく、WO 93 /07219及びUSSN863,734に記述されている安定化されたアスファルト組成物と混 合した。このアスファルト/架橋化物質の混合物をその架橋化された物質の中に その処理された粉砕ゴムの2.5重量%に相当する量で加えてアスファルト組成 物の7.5重量%の合計ポリマー含有量にした。 得られたアスファルト組成物を調べたときにそのポ リエチレン粒子の粒度が減少しており、そしてそのポリエチレン粒子の分散物が アスファルト/架橋化物質混合物の添加の前の組成物中のものよりも粒度におい てより均一になっていることが観測された。加えて、そのアスファルト組成物の 弾性的諸性質が高められていた。例2 : この例は湿式法による通常的工程を用いた比較例を与える。 1リットルの混合容器の中で85部のアスファルト(Petro-Canada Bow River 、針入度85/100、性質については下記第3表参照)を180℃に加熱した。10 重量%の粉砕ゴム(Baker Rubber Inc.、20メッシュ)及び6部の芳香族系油 (Suntex 790、性質については上記第1及び第2表参照)をそのアスファルトに 加え、そして高剪断のもとに180ないし240℃において2時間分散(Brinkm an Polytron Mixerにより)させた。 この混合物を高められた温度(140℃)においてオーブンの中で拡販するこ となく48時間貯蔵した。この時間の最後におけるその混合物の検査はアスファ ルトの中に分散されてしまっていた粉砕ゴムの殆ど全てが容器の底の部分に沈降 していたことが示された。この容器の底部のアスファルトの粘度は上部のそれよ りも大いに高かった。このような急速な槽分離(又は粉砕ゴムの沈降)は下記の 第4表の貯蔵安定性試験データから見られる。例3 : 10部の20メッシュ粉砕ゴムを10部の40メッシュ粉砕ゴムと置き換えた ことを除いて例2の操作を繰り返した。用いた微細に粉砕されたタイヤゴムはな お分離し、又は沈降して容器の底部の粉砕ゴムの層を生ずる傾向を有した。結果 を第4表に示す。例4 : この例は本発明に従う安定瀝青質/粉砕ゴム組成物の形成を示す。 6部の芳香族系油(Suntex 790)を4部のアスファルト(Bow River 85/100) と150℃において混合した。このアスファルトに10部の粉砕ゴム(20メッ シュ)と0.8部のポリブタジエンゴム(Colorado Chemical Specialities Inc .MicrostructureのRicon 131、trans-及びcis-1,4 80%、1,2-ビニル20%、分 子量5,500)とを順に加え、そして高剪断のもとに180℃と240℃との間の 温度で2時間にわたり混合(Brinkman Polytron Mixerで)した。この撹拌され ている混合物に80部の追加的なアスファルト(Bow River 85/100)を加え、そ して得られた混合物を更に180℃において0.5時間にわたり混合して安定な 粉砕タイヤゴム混合アスファルト組成物を形成させた。140℃において2日間 貯蔵した後にそのバインダの粘度は貯蔵前のバインダと比べて著しい変化を示さ ず、そして容器の上部と底部との間に本質的な差異はなく、このことはその液状 化したゴムが瀝青質の中に分散したままに留まっていたことを示している。試験 データを第4表に示す。例5 : 6部の粉砕ゴムをその芳香族系油及びポリブタジエ ンと一緒に瀝青質に最初に加え、そして2時間にわたり混合した後に4部の追加 的粉砕ゴム及び0.2部の元素状硫黄をその混合物に加えたことを除いて例4を 繰り返した。その混合物の粘度が明らかに上昇したときに、その加えた粉砕ゴム を分散させた後で、その高剪断で撹拌されている混合物に80部の追加的アスフ ァルトを15ないし20分間にわたり加えた。粉砕ゴム粒子の若干はアスファル トの中に分散して残存し、そしてその得られたアスファルト組成物は140℃で の2日間の貯蔵の後で安定であった(第4表参照)。例6 : 例3において用いたと同じ粉砕ゴムを2時間混合した後に1部の硫黄を加えて 180℃において1時間混合し、それによりなお容易に分散されかつそのアスフ ァルトと相容性のあるゲル状物質を形成させたことを除いて例4の操作を繰り返 し、例4におけると同じ組成を有する安定なゴムアスファルトバインダーを作っ た。得られたアスファルトゴムは高められた温度においてまったく安定であった (第4表参照)。例7 : れい4において作った混合物を約180℃の高められた温度において1時間に わたり1部の硫黄を用いて処理したことを除いて例4の操作を繰り返した。その アスファルト組成物の中の可溶化又は脱加硫されたゴ ムは架橋化反応によってその場で再加硫されて相分離することなく一様なアスフ ァルト組成物を形成した。得られた組成物は優れた安定性を有していた(第4表 参照)。例8 : この例は安定なアスファルト/粉砕ゴム組成物の中にポリエチレンを加えるこ とを示す。 0.8部の液状ポリブタジエンを、0.8部の末端アミノ化したポリ(ブタジ エン−共−アクリロニトリル)(BP Goodrichの液状のもの、10%アクリロニ トリル、アミン当量=879g/mol)で置き換えたことを除いて例4を繰り返した。 その得られた混合物に、無水マレイン酸をグラフトしたポリエチレン(DuPont F usabond D-110、25℃における密度0.920g/mol、メルトインデックス=40)1 部及び硫黄0.8部を順に加えてPolytron高剪断ミキサの中で180℃において 1時間混合した。次に4部のリサイクルポリエチレン(低密度ポレエチレン、メ ルトインデックス=5)をその撹拌されている混合物に180℃において30分 間分散させ、それにより均質なアスファルト組成物が形成された。このリサイク ルポリエチレンはその粉砕ゴム混合アスファルトバインダーの中で高められた温 度において安定化されており、その分散されたポリエチレン粒子や粉砕ゴム相の 瀝青質からの相分離 は観測されず、これは140℃において48時間貯蔵した後の試料について顕微 鏡観察によって明らかにされた。例9 : 例4に記述した混合過程の間に可溶化又は脱加硫された粉砕ゴム10重量%を 省略したことを除いて例8の方法を繰り返した。得られた組成物は例8に記述し たと同じ顕微鏡観察によって明らかにされたように、そのアスファルトからの高 められた温度におけるポリエチレンの合体に対して不安定であった。 開示の要約 この開示を要約すれば、本発明は自動車タイヤを含む粉砕ゴム加硫物架橋構造 の少なくとも部分的な解離のため、及びこの処理されたゴムを安定な瀝青質組成 物の中に組み入れるための新規な方法を提供する。その少なくとも部分的に解離 したゴム加硫物架橋構造体は独立に瀝青質の改質剤として使用することができる か、又は瀝青質の中の粉砕加硫ゴム分散物のための安定化剤として、或いはポリ オレフィン類の瀝青質中の分散物における立体的安定化剤として使用することが できる。その少なくとも部分化的に解離したゴム加硫物架橋構造物質は瀝青質の 中でその場で作られるか、又は別に作られて引き続いて瀝青質の中に組み入れら れ、そしてその瀝青質組成物は種々の用途のための有用な物質である。種々の変 形態様が本発明の範囲内で可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年12月14日 【補正内容】 補正された請求の範囲 1.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネルギー及び機械的エネルギー を適用して上記ゴム加硫物の架橋構造の少なくとも部分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、そして 上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子の沈降の不存在により測定してそ れらゴム粒子の認め得る分散相が存在しない限度にそれらゴム粒子が解離されて しまうまで実施すること よりなる方法。 2.上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造体の瀝青質中への分散 を、瀝青質中で上記混合及びエネルギー適用の各段階を実施することにより行な う、請求の範囲1の方法。 3.上記炭化水素油が、上記瀝青質の中、及び/又は上記解離されたゴム加硫物 の中にもとから存在する各 成分により提供される、請求の範囲2の方法。 4.上記炭化水素油が、上記混合段階に先立って上記瀝青質に加えられた炭化水 素油により提供される、請求の範囲2の方法。 5.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒子である、請求の範囲4の方 法。 6.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲5の方法。 7.上記相容性付与剤が、上記瀝青質及び上記解離段階の約100℃から300 ℃までの瀝青質加工条件における液態生成物との相容性を付与することのできる 液態ゴムである、請求の範囲6の方法。 8.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有する、請求の範 囲7の方法。 9.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリブタジエン基材の共重合物である、 請求の範囲8の方法。 10.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲7の方法。 11.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲10 の方法。 12.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたポリブタジエンである、請 求の範囲9の方法。 13.上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び解離させたゴム粒子とを架橋化させ ることを含む、請求の範囲 1の方法。 14.上記方法から得られた組成物に更にゴム加硫物粒子を加え、そして必要の 場合は架橋化を、上記追加的なゴム加硫物粒子が上記組成物の中でそれらの部分 的な解離とともに、又は解離を伴なうことなく、瀝青質からの分離に対して安定 化されるように実施する、請求の範囲1の方法。 15.ポリオレフィンを上記方法から得られた瀝青質組成物の中に分散させ、そ して上記分散されたポリオレフィン粒子を上記解離されたゴム加硫物架橋構造に よる立体的安定化によって合体の進行に伴なう分離に対して安定化させる、請求 の範囲1の方法。 16.上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子から放出されたいかなるカー ボンブラック粒子も分散して沈降に対して抵抗性を示すままに留まっていること をもたらすような時間にわたって実施する、請求の範囲1の方法。 17.上記エネルギー適用段階をその追加的なゴム加硫物の部分的な解離がもた らされるように実施し、そして上記架橋化段階を、その解離された追加的なゴム 加硫物粒子が上記瀝青質からの分離に対して安定化されるように実施する、請求 の範囲7の方法。 18.上記架橋化剤が硫黄、硫黄放出性化合物又は硫黄及び促進剤である、請求 の範囲17の方法。 19.上記架橋化剤を約0.05ないし約0.5重量%の量で用いる、請求の範 囲18の方法。 20.上記架橋化剤を約0.2ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲19 の方法。 21.種々のアスファルト用途に用いるための瀝青質組成物を形成させるように 更に追加される量の瀝青質により希釈するためのマスターバッチとして、約25 ないし約60重量%の、安定化して分散されたゴムの含まれる瀝青質組成物が形 成されるように実施する、請求の範囲17の方法。 22.上記マスターバッチを他の種々の繊維類及びポリマー類を含む瀝青質組成 物の各成分と混合し、そしてこの混合された組成物をペレット化して引き続き種 々の瀝青質組成物の中に組み入れるためのペット化組成物を作り出す、請求の範 囲21の方法。 23.多くのアスファルト用途に使用されるのと同様な用途のための瀝青質組成 物を形成させるように実施される、請求の範囲17の方法。 24.官能性化されたモノマーをその瀝青質組成物の中に組み入れる、請求の範 囲17の方法。 25.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネル ギー及び機械的エネルギーを適用して上記ゴム加硫物の架橋構造の少なくとも部 分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、 上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物に追加的な1回以上の増分的ゴム 粒子添加を行ない、そして上記エネルギー適用段階をそのようなゴム粒子の各追 加的な増分的添加に対して実施してこのもののゴム加硫物架橋構造の少なくとも 部分的な解離をもたらすようにし、そして必要の場合は 上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び何らかの残留粒子を含む処理されたゴム とを架橋化させて上記残留ゴム粒子を沈降による上記瀝青質からの分離に対して 安定化させること よりなる方法。 26.上記ゴム粒子の1回以上の追加的な増分的添加を、約25ないし約80% の、処理されたゴムの添加量がもたらされるように行なう、請求の範囲25の方 法。 27.上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架 橋構造体の瀝青質中への分散を、瀝青質中で上記混合及びエネルギー適用の各段 階を実施することにより行なう、請求の範囲25の方法。 28.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒子である、請求の範囲27 の方法。 29.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲27の方 法。 30.上記相容性付与剤が、上記瀝青質及び上記解離段階の約100℃から30 0℃までの瀝青質加工条件における液態生成物との相容性を付与することのでき る液態ゴムである、請求の範囲29の方法。 31.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有する、請求の 範囲30の方法。 32.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリブタジエン基材の共重合物である 、請求の範囲31の方法。 33.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲31の方法。 34.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲33 の方法。 35.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたポリブタジエンである、請 求の範囲32の方法。 36.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネルギー及び機械的エネルギー を適用して上記ゴム加硫物の架橋構造の少なくとも部分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、その際上記相容性付与剤は約300ないし約60,000の分子量を有 する液態ゴムであり、そして必要の場合は 上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び何らかの残留ゴム粒子を含む処理された ゴムとを架橋化させて上記残留ゴム粒子を沈降による上記瀝青質からの分離に対 して安定化させること よりなる方法。 37.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリブタジエン基材の共重合物である 、請求の範囲36の方法。 38.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲36の方法。 39.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲38 の方法。 40.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたボリブタジエンである、請 求の範囲37の方法。 41.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒子である、請求の範囲36 の方法。 42.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲41の方 法。 43.追加的な1回以上の増分的ゴム粒子添加をその少なくとも部分的に解離し たゴム加硫物に対して行ない、そして上記エネルギー適用段階をそのようなゴム 粒子の各追加的な増分的添加に対して実施してこのもののゴム加硫物架橋構造の 少なくとも部分的な解離をもたらすようにする、請求の範囲36の方法。 44.上記ゴム粒子の1回以上の追加的な増分的添加を、約25ないし約80% の、処理されたゴムの添加量がもたらされるように行なう、請求の範囲43の方 法。 45.上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子の沈降の不存在により測定し てそれらゴム粒子の認め得る分散相が存在しない限度まで、それらゴム粒子が解 離されてしまうまで実施する、請求の範囲25ないし44のいずれか1つの方法 。 46.上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子から放出されたいかなるカー ボンブラック粒子も分散して沈降に対して抵抗性を示すままに留まっていること をもたらすような時間にわたって実施する、請求の範囲45の方法。 47.瀝青質組成物において、 瀝青質相と、及び それらゴム粒子の沈降の不存在により測定してそれらゴム粒子の認め得る分散 相が存在しない限度まで解離したゴム加硫物架橋構造を含む分散相とよりなる組 成物。 48.更に、液態ゴム、及び上記瀝青質相の中に分散されて上記液態ゴムと、瀝 青質と、及び解離されたゴム加硫物架橋構造との間の架橋によって上記瀝青質相 からの沈降による分離に対して安定化されたゴム粒子を含む、請求の範囲47の 瀝青質組成物。 49.上記分散されたゴム粒子が、ゴム加硫物架橋構造へ少なくとも部分的に解 離される、請求の範囲48の瀝青質組成物。 50.更に、液態ゴム、及び上記瀝青質の中に分散されて上記液態ゴムと、瀝青 質と、及び解離されたゴム加硫物架橋構造との間の架橋化によって上記瀝青質相 からの合体の進行に伴なう分離に対して安定化されているポリオレフィン粒子を 含む、請求の範囲47の瀝青質組成物。 51.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有するポリブタ ジエンを含み、そして上記架橋化が硫黄を用いて実施される、請求の範囲47、 48、49又は50の瀝青質組成物。 52.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたポリブタジエンである、請 求の範囲51の方法。 【手続補正書】 【提出日】1995年8月22日 【補正内容】 (1)請求の範囲を別紙のとおり訂正する。 (2)明細書第1頁下から第10行に「成品」とあるを「製品」と訂正する。 (3)明細書第8頁第10行に「1/4」とあるを「1/2」と訂正する。 (4)明細書第9頁下から第7行に「FYDROLENE」とあるを「HYDROLENE」と訂正 する。 (5)明細書第14頁下から第2ないし1行に「分散された分解したゴム粒子が 分した」とあるを「分解したゴム粒子が分散された」と訂正する。 (6)明細書第16頁第2行に「架橋化」とあるを「加硫」と訂正する。 (7)明細書第16頁第13行に「組成物が作られる」とあるを「組成物が本発 明の好ましいアスペクトにおいて作られる」と訂正する。 (8)明細書第17頁第8行に「896,734」とあるを「863,734」と訂正する。 (9)明細書第17頁第15行の「その瀝青質の中に」を削除する。 (10)明細書第18頁第8行に「エチ」とあるを「ポリエチ」と訂正する。 (11)明細書第21頁第13行に「このしせかんの」とあるを「この経過時間の 」と訂正する。 (12)明細書第23頁第10行に「85部」とあるを「84部」と訂正する。 (13)明細書第24頁の第3表を次のとおり訂正する。 (14)明細書第24頁の表の下第2行に「拡販」とあるを「撹拌」と訂正する。 (15)明細書第24頁の表の下第7行に「槽分離」とあるを「相分離」と訂正す る。 (16)明細書第24頁下から第3ないし2行に「ゴムはなお分離」とあるを「ゴ ムは依然としてすみやかに分離」と訂正する。 (17)明細書第25頁第10行に「順に加え」とあるを「順に徐々に加え」と訂 正する。 (18)明細書第26頁下から第4行に「れい4」とあるを「例4」と訂正する。 (19)明細書第29頁の第4表の枠内を次のとおり訂正する。 請求の範囲 1.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化氷素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネルギー及び機械的エネルギー を適用して上記ゴム加硫物の架橋構造の少なくとも部分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、そして 上記エネルギー適用段階を、ゴム粒子の沈降の不存在により測定してゴム粒子 の認め得る分散相が存在しない程度にそれらゴム粒子が解離されてしまうまで実 施すること よりなる方法。 2.上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造体の瀝青質中への分散 を、瀝青質中で上記混合及びエネルギー適用の各段階を実施することにより行な う、請求の範囲1の方法。 3.上記炭化水素油が、上記瀝青質の中、及び/又は上記解離されたゴム加硫物 の中にもとから存在する各 成分により提供される、請求の範囲2の方法。 4.上記炭化水素油が、上記混合段階に先立って上記瀝青質に加えられた炭化水 素油により提供される、請求の範囲2の方法。 5.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒子である、請求の範囲4の方 法。 6.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲5の方法。 7.上記相容性付与剤が、上記瀝青質及び上記解離段階の約100℃から300 ℃までの瀝青質加工条件における液態生成物との相容性を付与することのできる 液態ゴムである、請求の範囲6の方法。 8.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有する、請求の範 囲7の方法。 9.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリブタジエン基材の共重合物である、 請求の範囲8の方法。 10.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲7の方法。 11.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲10 の方法。 12.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたポリブタジエンである、請 求の範囲9の方法。 13.上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び解離させたゴム粒子とを架橋化させ ることを含む、請求の範囲 1の方法。 14.上記方法から得られた組成物に更にゴム加硫物粒子を加え、そして必要の 場合は架橋化を、上記追加的なゴム加硫物粒子が上記組成物の中でそれらの部分 的な解離とともに、又は解離を伴なうことなく、瀝青質からの分離に対して安定 化されるように実施する、請求の範囲1の方法。 15.ポリオレフィンを上記方法から得られた瀝青質組成物の中に分散させ、そ して上記分散されたポリオレフィン粒子を上記解離されたゴム加硫物架橋構造に よる立体的安定化によって合体の進行に伴なう分離に対して安定化させる、請求 の範囲1の方法。 16.上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子から放出されたいかなるカー ボンブラック粒子も分散して沈降に対して抵抗性を示すままに留まっていること をもたらすような時間にわたって実施する、請求の範囲1の方法。 17.上記エネルギー適用段階をその追加的なゴム加硫物粒子の部分的な解離が もたらされるように実施し、そして上記架橋化段階を、その解離された追加的な ゴム加硫物粒子が上記瀝青質からの分離に対して安定化されるように実施する、 請求の範囲14の方法。 18.上記架橋化剤が硫黄、硫黄放出性化合物又は硫黄及び促進剤である、請求 の範囲17の方法。 19.上記架橋化剤を約0.05ないし約5重量%の量で用いる、請求の範囲1 8の方法。 20.上記架橋化剤を約0.2ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲19 の方法。 21.種々のアスフアルト用途に用いるための瀝青質組成物を形成させるように 更に追加される量の瀝青質により希釈するためのマスターバッチとして使用する 、約25ないし約80重量%の、安定化して分散されたゴムの含まれる瀝青質組 成物が形成されるように実施する、請求の範囲17の方法。 22.上記マスターバッチを他の種々の充填材及びポリマー類を含む瀝青質組成 物の各成分と混合し、そしてこの混合された組成物をペレット化してペレット化 組成物を作り出す、請求の範囲21の方法。 23.多くのアスフアルト用途に使用されるような用途のための瀝青質組成物を 形成させるように実施される、請求の範囲17の方法。 24.官能性化されたモノマーをその瀝青質組成物の中に組み入れる、請求の範 囲17の方法。 25.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネルギー及び機械的エネルギー を適用して上記ゴム加硫物 の架橋構造の少なくとも部分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、 上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物に追加的な1回以上の増分的ゴム 粒子添加を行ない、そして上記エネルギー適用段階をそのようなゴム粒子の各追 加的な増分的添加に対して実施してこのもののゴム加硫物架橋構造の少なくとも 部分的な解離をもたらすようにし、そして必要の場合は 上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び何らかの残留粒子を含む処理されたゴム とを架橋化させて上記残留ゴム粒子を沈降による上記瀝青質からの分離に対して 安定化させること よりなる方法。 26.上記ゴム粒子の1回以上の追加的な増分的添加を、約25ないし約80重 量%の、処理されたゴムの添加がもたらされるように行なう、請求の範囲25の 方法。 27.上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造体の瀝青質中への分 散を、瀝青質中で上記混合 及びエネルギー適用の各段階を実施することにより行なう、請求の範囲25の方 法。 28.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒子である、請求の範囲27 の方法。 29.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲28の方 法。 30.上記相容性付与剤が、上記瀝青質及び上記解離段階の約100℃から30 0℃までの瀝青質加工条件における液態生成物との相容性を付与することのでき る液態ゴムである、請求の範囲29の方法。 31.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有する、請求の 範囲30の方法。 32.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリブタジエン基材の共重合物である 、請求の範囲31の方法。 33.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲31の方法。 34.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲33 の方法。 35.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたポリブタジエンである、請 求の範囲32の方法。 36.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネル ギー及び機械的エネルギーを適用して上記ゴム加硫物の架橋構造の少なくとも部 分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、その際上記相容性付与剤は約300ないし約60,000の分子量を有 する液態ゴムであり、そして必要の場合は 上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び何らかの残留ゴム粒子を含む処理された ゴムとを架橋化させて上記残留ゴム粒子を沈降による上記瀝青質からの分離に対 して安定化させること よりなる方法。 37.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリプタジエン基材の共重合物である 、請求の範囲36の方法。 38.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲36の方法。 39.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲38 の方法。 40.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化されたポリブタジエンである、請 求の範囲37の方法。 41.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒 子である、請求の範囲36の方法。 42.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲41の方 法。 43.追加的な1回以上の増分的ゴム粒子添加をその少なくとも部分的に解離し たゴム加硫物に対して行ない、そして上記エネルギー適用段階をそのようなゴム 粒子の各追加的な増分的添加に対して実施してこのもののゴム加硫物架橋構造の 少なくとも部分的な解離をもたらすようにする、請求の範囲36の方法。 44.上記ゴム粒子の1回以上の追加的な増分的添加を、約25ないし約80重 量%の、処理されたゴムの添加がもたらされるように行なう、請求の範囲43の 方法。 45.上記エネルギー適用段階を、ゴム粒子の沈降の不存在により測定してゴム 粒子の認め得る分散相が存在しない程度まで、それらゴム粒子が解離されてしま うまで実施する、請求の範囲25ないし44のいずれか1つの方法。 46.上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子から放出されたいかなるカー ボンブラック粒子も分散して沈降に対して抵抗性を示すままに留まっていること をもたらすような時間にわたって実施する、請求の範囲45の方法。 47.瀝青質組成物において、 瀝青質の連続相と、及び ゴム粒子の沈降の不存在により測定して認め得る分散したゴム粒子が存在しな い程度まで解離した解離されたゴム加硫物架橋構造を含む分散相と よりなる組成物。 48.更に、液態ゴム、及び上記瀝青質相の中に分散されて上記液態ゴムと、瀝 青質と、及び解離されたゴム加硫物架橋構造との間の架橋によって上記瀝青質相 からの沈降による分離に対して安定化されたゴム粒子を含む、請求の範囲47の 瀝青質組成物。 49.上記分散されたゴム粒子が、少なくとも部分的に解離されたゴム加硫物架 橋構造へ少なくとも部分的に解離される、請求の範囲48の瀝青質組成物。 50.更に、液態ゴム、及び上記瀝青質の中に分散されて上記液態ゴムと、瀝青 質と、及び解離されたゴム加硫物架橋構造との間の架橋化によって上記瀝青質相 からの合体の進行に伴なう分離に対して安定化されているポリオレフィン粒子を 含む、請求の範囲47の瀝青質組成物。 51.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有するポリブタ ジエンを含み、そして上記架橋化が硫黄を用いて実施される、請求の範囲47、 48、49又は50の瀝青質組成物。 52.上記ポリブタジエンがアミン−官能性化された ポリブタジエンである、請求の範囲51の瀝青質組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 リアング、ジー−ゾング カナダ国、エム6ジェイ 3エム2 オン タリオ州、トロント、マックレム アヴェ ニュー 22 (72)発明者 ウッドハムズ、レイモンド、ティー. カナダ国、エム6エス 2ダブリュ9 オ ンタリオ州、トロント、ザ パリセイズ 33

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.瀝青質組成物を形成させる方法において、 ゴム加硫物粒子を炭化水素油と混合してゴム粒子の軟化及び膨潤をもたらし、 上記軟化した、及び膨潤したゴム粒子に熱的エネルギー及び機械的エネルギー を適用して上記ゴム加硫物の架橋構造の少なくとも部分的な解離をもたらし、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物の架橋構造体を瀝青質の中に分 散させ、 上記少なくとも部分的に解離させたゴム加硫物から処理されたゴムを上記瀝青 質の中に取り込むのに充分な、少なくとも1つの相容性付与剤を上記瀝青質の中 に与え、そして必要の場合、 上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び何らかの残留粒子を含む処理されたゴム とを架橋化させて上記残留ゴム粒子を沈降による上記瀝青質からの分離に対して 安定化させること よりなる方法。 2.上記少なくとも部分的に解離したゴム加硫物架橋構造体の瀝青質中への分散 を、瀝青質中で上記混合及びエネルギー適用の各段階を実施することにより行な う、請求の範囲1の方法。 3.上記炭化水素油を上記瀝青質の中にもとから存在する各成分により行なう、 請求の範囲2の方法。 4.上記炭化水素油を、上記混合段階に先立って上記瀝青質に加えられた炭化水 素油により提供する、請求の範囲2の方法。 5.上記ゴム粒子が自動車タイヤからの粉砕ゴム粒子である、請求の範囲4の方 法。 6.上記炭化水素油が高い芳香族性を有するものである、請求の範囲5の方法。 7.上記相容性付与剤が、上記瀝青質及び上記解離段階の約100℃から300 ℃までの瀝青質加工条件における液態生成物との相容性を付与することのできる 液態ゴムである、請求の範囲6の方法。 8.上記液態ゴムが約300ないし約60,000の分子量を有する、請求の範 囲7の方法。 9.上記液態ゴムがポリブタジエン又はポリブタジエン基材の共重合物である、 請求の範囲8の方法。 10.上記液態ゴムを瀝青質の約0.01ないし約10重量%の量で用いる、請 求の範囲7の方法。 11.上記液態ゴムを約0.1ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲10 の方法。 12.上記エネルギー適用段階を、ゴム粒子の認め得るなんらの分散相も存在し ない限度までそれらゴム粒子が解離されてしまうまで実施する、請求の範囲1の 方法。 13.上記相容性付与剤と、瀝青質と、及び解離させ たゴム粒子とを架橋化させることを含む、請求の範囲12の方法。 14.上記方法から得られた組成物に更にゴム加硫物粒子を加え、そして上記架 橋化を、上記追加的なゴム加硫物粒子が上記組成物の中でそれらの部分的な解離 とともに、又は解離を伴なうことなく、瀝青質からの分離に対して安定化される ように実施する、請求の範囲12の方法。 15.ポリオレフィンを上記方法から得られた瀝青質組成物の中に分散させ、そ して上記分散されたポリオレフィン粒子を上記解離されたゴム加硫物架橋構造に よる立体的安定化によって合体の進行に伴なう分離に対して安定化させる、請求 の範囲12の方法。 16.上記エネルギー適用段階を、それらゴム粒子から放出されたいかなるカー ボンブラック粒子も分散して沈降に対して抵抗性を示すままに留まっていること をもたらすような時間にわたって実施する、請求の範囲12の方法。 17.上記エネルギー適用段階をゴム加硫物の部分的な解離がもたらされるよう に実施し、そして上記架橋化段階を、その解離されたゴム加硫物架橋構造が上記 瀝青質からの分離に対して安定化されるように実施する、請求の範囲7の方法。 18.上記架橋化剤が硫黄、硫黄放出性化合物又は硫 黄及び促進剤である、請求の範囲17の方法。 19.上記架橋化剤を約0.05ないし約0.5重量%の量で用いる、請求の範 囲18の方法。 20.上記架橋化剤を約0.2ないし約3重量%の量で用いる、請求の範囲19 の方法。 21.種々のアスファルト用途に用いるための瀝青質組成物を形成させるように 更に追加される量の瀝青質により希釈するためのマスターバッチとして、約25 ないし約80重量%の、安定化して分散されたゴムの含まれる瀝青質組成物が形 成されるように実施する、請求の範囲17の方法。 22.上記マスターバッチを他の種々の繊維類及びポリマー類を含む瀝青質組成 物の各成分と混合し、そしてこの混合された組成物をペレット化して引き続き種 々の瀝青質組成物の中に組み入れるためのペット化組成物を作り出す、請求の範 囲21の方法。 23.多くのアスファルト用途に使用されるのと同様な用途のための瀝青質組成 物を形成させるように実施される、請求の範囲17の方法。 24.官能性化されたモノマーをその瀝青質組成物の中に組み入れる、請求の範 囲17の方法。 25.下記、すなわち 瀝青質連続相と、及び 解離されたゴム加硫物架橋構造を含む分散相と を含む瀝青質組成物。 26.更に、液態ゴム、及び上記瀝青質相の中に分散されて上記液態ゴムと、瀝 青質と、及び解離されたゴム加硫物架橋構造との間の架橋によって上記瀝青質相 からの沈降による分離に対して安定化されたゴム粒子を含む、請求の範囲25の 瀝青質組成物。 27.上記分散されたゴム粒子が、ゴム加硫物架橋構造へ少なくとも部分的に解 離される、請求の範囲26の瀝青質組成物。 28.更に、液態ゴム、及び上記瀝青質の中に分散されて上記液態ゴムと、瀝青 質と、及び解離されたゴム加硫物架橋構造との間の架橋化によって上記瀝青質相 からの合体の進行に伴なう分離に対して安定化されているポリオレフィン粒子を 含む、請求の範囲25の瀝青質組成物。 29.上記液態ゴムが約300ないし約40,000の分子量を有するポリブタ ジエンを含み、そして上記架橋化が硫黄を用いて実施される、請求の範囲25、 26、27又は28の瀝青質組成物。
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