JPH08502843A - コンピュータ用モニターの電源制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 パルス発生器、電源制御回路及び時間調節回路から構成されたコンピュータ用モニターの電源制御装置が開示される。電源制御回路はパルス発生器からの電源供給制御信号によって電源供給を制御し、それによって用いられないコンピュータによる電力消耗を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ用モニターの電源制御装置 発明の分野 本発明はコンピュータ用のモニターの電源制御装置に関するものであって、特 にコンピュータのキーボードが一定時間用いられない場合、自動にモニターの電 源が遮断されるようにしたコンピュータ用モニターの電源制御装置に関するもの である。 発明の背景 一般に、パーソナルコンピュータ（”PC"）の使用者はPCを一回点けて作業に 入れば作業が完全に終了される前にはPCを消そうとしない。その理由はPCを再び 点けて作業環境を作るのにたくさんの時間が掛かるためである。すなわち、今の 時間にも数多くの事務所、学校、役所などで用いられないPCがずっと点けられた 状態のままで放置されている。これらのPCのうち、最も大きい電力を消費するの は正にカラーモニターであって、カラーモニターは約６０Ｗ〜８０Ｗの電力を消 費する。 結局モニターを点けた状態のまま放置すればカラーテレビより高い電力が消費 れていると見なすことができるのである。これは個人としても国家としても大き い電力消費であるといわざるを得ない。 したがって、本発明はキーボードからのクロック信号が中断されたのち、一定 時間が経過すればモニターの電源が自動に遮断されるようにした装置を提供する ことにその目的がある。 キーボードがクロック信号を再び生成すればモニターからの電源供給が再開さ れる。 前記機能は本発明の多様で有用な特徴のうち、一つに過ぎない。 本発明の範囲内では色々な手段の付加または改良によって他の特徴が成し遂げ られる。下記の本発明の要約と詳細な説明は請求項の範囲内で本発明の良好な実 施例を説明する。 発明の要約 本発明は請求項と本明細書に添えられた図面に示された特定実施例によって規 定されたようなコンピュータ用モニターの電源制御装置である。 コンピュータ用モニターの電源制御装置は下記のような構成を有する。 第１、第２、第３及び第４連結ポートはコンピュータのボディー、A.C電圧源 、キーボード及びモニターに連結される。パルス発生器はキーボードからのクロ ック信号によって電源供給制御信号を生成するために第１連結ポート及び第３連 結ポートの間の接続点Ａに連結される。時間調節回路はパルス発生器からの電源 供給制御信号の周期を調節するためにパルス発生器の接続点ＢとVCC端子間に接 続される。電源制御回路は第２連結ポート及び第４連結ポートの間に接続される ものの、パルス発生器からの電源供給制御信号によってA.C電圧源からモニター へ供給される電源がスイッチされる。 本発明の電源制御回路は抵抗R9を通じてパルス発生器に接続され、ダイオード D1及びトライアックQ1から構成されたフォトトライアックドライバーPTと、フォ トトライアックドライバーPTと第２連結ポートの間に接続される電流制限用抵抗 R1及びR3と、第２連結ポートと第４連結ポートの間に接続され、A.C電圧源から モニターへ供給される電源をスイッチするためのトライアックQ2から構成される 。また、手動スイッチSW6は第２連結ポート及び第４連結ポートの間で接続され る。 本発明の適切で重要な特徴は本発明の理解を図るため上述のように要約される 。その後説明された本発明の付加的な特徴は本発明の請求範囲をもっと詳細に説 明する。本発明の概念及び特定な実施例を基礎として本発明と同一な目的を達成 するための構造の設計または変更の基礎を当分野の通常の技術者が容易に行うこ とができる。さらに、当分野の通常の技術者であれば請求項に記載された本発明 の範囲と技術思想から外れない範囲内で均等な構成を実現することができる。 図面の簡単な説明 本発明の目的と特徴の理解のために添えられた図面を詳細に説明すれば下記の 通りである。 図１は本発明の概念を説明するためのダイアグラムである。 図２は本発明によるコンピュータ用モニターの電源制御装置の詳細回路図であ る。 図３Ａ及び図３Ｂは図２の詳細回路図の電気的な動作を説明するための波形図 である。 発明の詳細な説明 図１は本発明の概念を説明するためのダイアグラムである。電源供給制御装置 ３の第１連結ポートJP1はコンピュータのボディー１のキーボードポート２に接 続され、前記装置３の第２連結ポートJP2はA.C電圧源に接続される。また、前記 装置３の第３連結ポートはキーボード４に接続され、前記装置３の第４連結ポー トJP2はモニター５に接続される。 使用者がキーボード４のいずれかのキーを押した時、キーボード４のクロック 信号発生器（図示しない）で生成されたクロック信号は前記装置３へ伝送され、 そのためA.C電圧源７からの電源は前記装置３によってモニター５へ供給される 。 しかしながら、キーボード４のクロック信号発生器が設定された時間内にクロ ック信号の発生を止めた時、A.C電圧源７からモニター５へ供給される電源は前 記装置３によって遮断される。 図２は本発明によるコンピュータ用モニターの電源制御装置の詳細回路図であ る。回路の電気的な動作は図3A及び図3Bを参照とし、説明される。この回路は時 間調節回路８、パルス発生器９及び電源制御回路10から構成される。 パルス発生器９は第１連結ポート及び第３連結ポートJP3間の接続点Ａに接続 される；時間調節回路８はワンショットパルス発生器６のスレッショルド端子TH R及び放電端子DISの間の接続点Ｂに接続される；電源制御回路10は抵抗R9を通じ てワンショット発生器６の出力端子Ｑに接続される；そして電源制御回路10は第 ２連結ポートJP2及び第４連結ポートJP4の間に接続される。 キーボード４のキー動作によってクロック信号発生器（図示しない）から生成 された図3Aの信号波形のようなクロック信号が電流制限用抵抗R11を通じてワン ショットパルス発生器６のトリガ端子TRへ伝送される。ワンショットパルス発生 器６はクロック信号によって図3Bの信号波形のような電源供給制御信号を生成す る。電源供給制御信号はワンショットパルス発生器６の出力端子Ｑ及びR9を通じ てフォトトライアックドライバーPTで伝送される。この時、ワンショットパルス 発生器からの電源供給制御信号の時間ＴはスイッチSW1ないしSW5の動作によって 変化される。時間Ｔは抵抗R4、R5、R6、R7及びキャパシタC5から構成された時定 数決定回路によって決定される。クロック信号発生器からのクロック信号が中止 された時、ワンショットパルス発生器６の出力端子Ｑからの電源供給制御信号は すぐにローレベルへ遷移されるものではなく、図3Bに示されたように時間Ｔの間 ハイレベルで維持される。その後電源供給制御信号がローレベルへ遷移される。 クロック信号がワンショットパルス発生器へ供給される時、ワンショットパル ス発生器６の出力端子Ｑからの電源供給制御信号は抵抗R9及びR10を通じて発光 ダイオードD1へ供給され、発光ダイオードD1がターンオンされる。フォトトライ アックドライバーPTのダイオードD2が電源供給制御信号によってターンオンされ れば、フォトトライアックドライバーPTのトライアックQ1もまたターンオンされ る。第２連結ポートJP2に接続されたA.C電圧源７からの電源が抵抗R3、R1、そし てトライアックQ1を通じてトライアックQ2のゲート電極に供給されればトライア ックQ2はターンオンされる。したがって、A.C電圧源７からの電源はトライアッ クQ2を通じて第４連結ポートJP4として供給される。 しかしながら、クロック信号発生器からのクロック信号が設定された時間のう ち、遮断されれば、ポートトライアックドライバーPT及びトライアックQ2はター ンオフされ、結局A.C電圧源から第４連結ポートJP2に供給される電源は遮断され る。 図２をもっと詳細に説明すれば下記の通りである。キャパシタC2及びC3はワン ショットパルス発生器の動作条件を満足させるために用いられる；抵抗R12は接 続点Ａの電位をプルアップ（pull up）させるために用いられる；そしてバリス タRV1及びRV2と共にキャパシタC1はサージ（surge）を遮断するために用いられ る。 また、手動スイッチSW6はA.C電圧源７からの電源を手動で第４連結ポートJP4 へ供給するために用いられる。 前述のように、モニターへ供給される電源は自動的に制御されるため、モニタ ーはキーボードが用いられないうちは如何なる電力も消費しない。 本発明は特定な実施例を中心として説明したものの、本実施例はただ一つの一 例に過ぎず、当分野の通常の技術者であれば本発明の範囲及び技術思想を外れな い範囲内でその構成、結合及び配列を多様に変更することができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 パク ジュン ウ 大韓民国 158‐050 ソウル ヤンチュ ン‐ク モクドウアパート 1118‐702 (71)出願人 キム ドク ウ 大韓民国 150‐040 ソウル ヨンドン ポ‐ク ドンサン‐ドウ ユーワンアパー ト１‐３‐307 (72)発明者 キム ドク ウ 大韓民国 150‐040 ソウル ヨンドン ポ‐ク ドンサン‐ドウ ユーワンアパー ト１‐３‐307

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．コンピュータのボディー、A.C電圧源、キーボード及びモニターにそれぞ れ接続される第１、第２、第３及び第４連結ポートと、前記第１連結ポート及び 第３連結ポートの間の接続点Ａに接続され前記キーボードからのクロック信号に よって電源供給制御信号を発生するパルス発生器と、前記パルス発生器の接続点 ＢとVCC端子の間に接続され前記パルス発生器の電源供給制御信号の時間を制御 するための時間調節回路と、前記第２連結ポート及び第４連結ポートの間に接続 され前記パルス発生器の電源供給制御信号によって前記A.C電圧源から前記モニ ターへ供給される電源をスイッチするための電源制御回路から構成されるコンピ ュータ用モニターの電源制御装置。 ２．前記電源制御回路は、 抵抗R9を通じて前記パルス発生器に接続され、ダイオードD1及びトライアック Q1から構成されるフォトトライアックドライバーPTと、 前記フォトトライアックドライバーPTと前記第２連結ポートの間に接続される 電流制限用抵抗R1及びR3と、 前記第２連結ポート及び前記第４連結ポートJP4の間に接続され前記A.C電圧源 から前記モニターに供給される電源をスイッチするためのトライアックQ2と、 から構成される請求項１のコンピュータ用モニターの電源制御装置。 ３．前記第２連結ポート及び前記第４連結ポートの間に接続される手動スイッ チを含む請求項１のコンピュータ用モニターの電源制御装置。