JP2506967Y2 - 着信ベル光表示装置 - Google Patents

着信ベル光表示装置

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JP2506967Y2
JP2506967Y2 JP1992016525U JP1652592U JP2506967Y2 JP 2506967 Y2 JP2506967 Y2 JP 2506967Y2 JP 1992016525 U JP1992016525 U JP 1992016525U JP 1652592 U JP1652592 U JP 1652592U JP 2506967 Y2 JP2506967 Y2 JP 2506967Y2
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JP
Japan
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voltage
diode bridge
capacitor
light display
bell signal
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JP1992016525U
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JPH0568154U (ja
Inventor
真児 中嶋
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ナカ電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話回線に接続され、
電話機待機時に電力を蓄え、その電力を利用して着信ベ
ル信号発生時に光表示する光表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、着信ベル
信号で直接光表示部を駆動するものがあった。また、光
表示部にネオンランプ、ランプ、キセノン管等を用いた
ものもあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例のように、
直接着信ベル信号で光表示部を駆動すると、光表示部に
供給される電力が限られているため、充分な光量を得る
ことができないという課題があった。
【0004】また、この種の装置において充分な光量を
得るには、通常電池等の外部電源を使用しなければなら
ず、その収納場所を設ける必要性から装置が大型化した
り、電池交換等取り扱いが煩雑になるという課題があっ
た。
【0005】本考案は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、外部電源からの電力供給を受けること
なく、高輝度で発光する着信ベル光表示装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の着信ベル光表示
装置は、電話回線端末に接続され直流電圧に重畳された
ベル信号の交流電圧の極性をそろえて出力するダイオー
ドブリッジDBと、該ダイオードブリッジDBの出力側
に接続され電話機待機時に充電される蓄電用のコンデン
サC1と、前記ダイオードブリッジDBの出力及びコン
デンサC1より電力供給される光表示部LDと、前記ダ
イオードブリッジDB及びコンデンサC1と前記光表示
部LDとの間に設けられた電子スイッチと、前記ダイオ
ードブリッジに接続され前記直流電圧に重畳されたベル
信号を前記直流電圧に加算された電圧の範囲内で検出
し、前記ベル信号の検出・非検出に応じて前記電子スイ
ッチをオン・オフして前記光表示部LDを点滅制御する
検出回路と、からなるものである。
【0007】
【作用】本考案の着信ベル光表示装置においては、電話
機待機時に充電されているコンデンサC1からの電力供
給により、着信ベル信号発生時に光表示部LDに供給さ
れる電力を得ている。特に、この装置においては、コン
デンサC1の電力を利用することにより、最も効率的な
デューティ比で光表示部LDを高輝度で点滅させること
が可能となり、このためその効率的なデューティ比で電
子スイッチQをオン・オフさせて光表示部の点滅を制御
している。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係る着信ベル光表
示装置の回路構成を示す回路図である。L1、L2は電
話回線の端末であり、通常電話機待機時には48ボルト
の直流電圧が供給されており、着信ベル信号が発生する
と待機時の電圧に75ボルトの交流が重畳される。
【0009】DBは端末L1、L2に入力端1、2が接
続され、その極性をそろえて出力端3、4から出力する
ダイオードブリッジである。この出力端3、4に電話機
を接続すると、着信ベル信号が発生しても電話機内のベ
ルは作動しない。
【0010】R1はダイオードブリッジDBの出力端3
に一端が接続された電流制限用の抵抗である。R2は抵
抗R1の他端に一端が接続された電流調整用の抵抗であ
る。
【0011】LDは抵抗R2の他端に一端が接続された
光表示部である。本実施例における光表示部LDは、複
数の発光ダイオードを互いに直列又は並列に接続したも
のを使用している。
【0012】Qはトランジスタからなる電子スイッチで
あり、本実施例においてはそのコレクタに光表示部LD
の他端が接続され、エミッタがダイオードブリッジDB
の出力端4に接続されている。また、この電子スイッチ
Qのベースは、コンデンサC2と抵抗R3を介してダイ
オードブリッジDBの出力端3に接続されており、さら
にこのベースは抵抗R4を介してエミッタに接続されて
いる。
【0013】C1はコンデンサであり、光表示部LD等
に並列になるように、抵抗R1を介してダイオードブリ
ッジDBの出力端3、4間に接続されている。
【0014】次に上記構成からなる着信ベル光表示装置
の動作を説明する。電話機待機状態のときには、電子ス
イッチQはオフ状態であり、光表示部LDは消灯してい
る。このときにコンデンサC1は、ダイオードブリッジ
DBを介して供給される端末L1、L2間の電圧により
充分充電される。
【0015】ここで着信ベル信号が発生すると、電子ス
イッチQは、端末L1、L2から取り出した着信ベル信
号によるコンデンサC2の充放電に応じてオン・オフを
繰り返す。これにより、光表示部LDはダイオードブリ
ッジDB及びコンデンサC1に断続的に接続されること
になり、これらから電力供給されて点滅する。
【0016】この光表示部LDの点灯時間のデューティ
比は、抵抗R3、R4で電子スイッチQの動作を調整す
ることにより変更することができる。従って、コンデン
サC1の電力を有効に利用するため、人の目の残像等を
考慮して最も効率的なデューティ比を設定することが望
ましい。
【0017】着信ベル信号による呼び出し回数が増加す
ると、これに対応してコンデンサC1の電圧は除々に下
降する。しかしながら、通常の回線電圧に重畳された着
信ベル信号はダイオードブリッジDBにて整流され、通
常の回線電圧に着信ベル信号の波高値が加えられること
になるので、着信ベル信号発生時には待機時の電圧より
も高い電圧がダイオードブリッジDBの出力端3、4に
発生し、これによりコンデンサC1が補充充電されるこ
とになる。従って、呼び出し回数が増加しても、光表示
部LDを高輝度で点灯させるのに充分な電圧を長時間維
持することが可能となる。
【0018】その後、着信ベル信号が停止して、通話状
態又は待機状態になると、電子スイッチQはオフ状態に
なり光表示部LDは消灯する。そして、再びコンデンサ
C1はダイオードブリッジDBの出力電圧により充分に
充電される。
【0019】尚、上記実施例における光表示部LDに
は、複数の発光ダイオードを使用しているが、同一の発
光ダイオードだけでなく、高輝度のものと超高輝度のも
の等を組み合わせて配設しても良い。また、発光ダイオ
ードの数も、使用状況に応じて増減しても良い。
【0020】図2は図1に示す着信ベル光表示装置の一
部変更例を示す回路図である。この装置においては、図
1に示す端末L1と抵抗R3との間に接続されているコ
ンデンサC2の代わりに、ダイオードブリッジDBの出
力端3と抵抗R3との間に接続されたツェナーダイオー
ドZDを用いている。このツェナーダイオードZDの敷
居値は、電話待機時の電圧より高い値に設定されてい
る。従って、着信ベル信号の発生によりダイオードブリ
ッジDBの出力端3、4の電圧が電話待機時より上昇す
ると、このツェナーダイオードZDは導通する。このよ
うにツェナーダイオードZDが導通すると、電子スイッ
チQはオン状態になり、図1に示す装置と同様に、光表
示部LDが点灯することになる。
【0021】
【考案の効果】本考案によれば、電話機待機時に充電さ
れるコンデンサC1の電力を使用することにより、長時
間にわたって充分な電圧を光表示部に供給することがで
きるので、外部電源を用いることなく高輝度で発光する
着信ベル光表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る着信ベル光表示装置の
回路構成を示す回路図である。
【図2】図1に示す着信ベル光表示装置の一部変更例を
示す回路図である。
【符号の説明】
L1、L2 電話回線の端末 DB ダイオードブリッジ R1、R2、R3、R4 抵抗 LD 光表示部 Q 電子スイッチ C1、C2 コンデンサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線端末に接続され直流電圧に重畳
    されたベル信号の交流電圧の極性をそろえて出力するダ
    イオードブリッジDBと、 該ダイオードブリッジDBの出力側に接続され電話機待
    機時に充電される蓄電用のコンデンサC1と、 前記ダイオードブリッジDBの出力及びコンデンサC1
    より電力供給される光表示部LDと、 前記ダイオードブリッジDB及びコンデンサC1と前記
    光表示部LDとの間に設けられた電子スイッチと、 前記ダイオードブリッジに接続され前記直流電圧に重畳
    されたベル信号を前記直流電圧に加算された電圧の範囲
    内で検出し、前記ベル信号の検出・非検出に応じて前記
    電子スイッチをオン・オフして前記光表示部LDを点滅
    制御する検出回路と、 からなる ことを特徴とする着信ベル光表示装置。
JP1992016525U 1992-02-20 1992-02-20 着信ベル光表示装置 Expired - Lifetime JP2506967Y2 (ja)

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JPH0568154U JPH0568154U (ja) 1993-09-10
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